JP3265097B2 - フォントデータ管理装置及び方法 - Google Patents

フォントデータ管理装置及び方法

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JP3265097B2
JP3265097B2 JP33201493A JP33201493A JP3265097B2 JP 3265097 B2 JP3265097 B2 JP 3265097B2 JP 33201493 A JP33201493 A JP 33201493A JP 33201493 A JP33201493 A JP 33201493A JP 3265097 B2 JP3265097 B2 JP 3265097B2
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばホストコンピュー
タ等の外部装置から入力したデータに従って用紙等に印
刷を行うための印刷装置などにおいてフォントデータを
管理するフォントデータ管理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置には、フォントを印刷装
置内に保有し、受信したコードに応じたフォントデータ
を用いて文字画像等を展開してそれを印刷するものがあ
り、その様な印刷装置では保有しているフォントデータ
を交換あるいは追加できる機能を備えているものもあっ
た。
【0003】ここで、フォントを追加するには、2つの
手段があり、1つはホスト側からフォントデータをダウ
ンロードする方法と、フォントが格納されたROMやハ
ードディスク等を物理的に装着する方法である。ダウン
ロードの場合には、入力されたフォントダウンロードデ
ータをフォントが格納されているメモリなどに追加格納
する事でフォントの追加を行う。フォントデータを物理
的に装着した場合には、例えば電源立ち上げ時等のタイ
ミングで装着されたROMやハードディスク等のメディ
アの内容を調べることで、フォントの追加を認識する。
【0004】図3は、従来の装置におけるフォントの管
理方法の例を示す図である。印刷装置はフォント管理テ
ーブルを持ち、ここに印刷装置内に何のフォントが存在
しているかを記録しており、同時にフォント実体部への
ポインタが入っている。
【0005】この例では、フォント管理テーブルに、フ
ォントA,B,C,D,Eが記録されており、その実体
部はそれぞれ、フォントA,Bが内蔵のROM内に、フ
ォントCがRAM内に、フォントDが追加されたROM
内に、フォントEがハードディスク内に存在することを
示している。
【0006】図4は、図3の状態に対してフォントをダ
ウンロードした場合の印刷装置による処理手順を示して
いる。
【0007】フォントがダウンロードされると、まずス
テップS41でダウンロードに必要なメモリがあるかど
うかを調べ、不足していた場合にはステップS42でダ
ウンロードをキャンセルしてしまう。
【0008】ダウンロードに必要なメモリがあった場合
には、ステップS43でダウンロードされたフォントの
名称をフォント管理テーブルに追加する。次にステップ
S44で、フォントデータそのものをフォント実体部に
格納する。最後に、ステップS45で、フォント管理テ
ーブル内のフォント実体部へのポインタとして、格納し
たフォントデータの先頭アドレスをセットする。
【0009】フォントDをダウンロードした場合、図5
に示すように、ダウンロードされたフォントDは、RA
M内に格納され、そのフォント管理テーブルにフォント
Dが追加される。従って、この状態ではフォント管理テ
ーブルにフォントDが2つ存在し、フォントDに対する
実体部がRAMと追加ROM内の2箇所に存在してしま
う。
【0010】図6は、図3の状態に対してフォントをR
OMで追加した場合の印刷装置による処理手順を示して
いる。
【0011】ROMが追加されると、まずステップS6
1で追加ROMに何のフォントが格納されているかを調
査する。次にステップS62で、ROM内にあったフォ
ントの名称をフォント管理テーブルに追加する。最後
に、ステップS63で、フォント管理テーブル内の追加
したフォントのフォント実体部へのポインタとして、追
加ROM内のデータの先頭アドレスをセットする。
【0012】フォントEを持つROMを追加した場合に
は、図7に示すようにフォント管理テーブルにフォント
Eが2つ存在し、フォントEに対する実体部が追加RO
Mとハードディスク内の2箇所に存在してしまうことに
なる。
【0013】さらに、フォントの実体部は、フォントの
書体やピッチといったフォント情報と、各文字のパター
ンというように大きく分けて2つの内容が格納される
が、従来の印刷装置においては、1つのフォントに対す
るこの2つの部分を切り離して管理することはできなか
った。そのためフォントをダウンロードする場合にも、
フォントの情報部分とパターン部分は切り離してダウン
ロードできないため、図4で説明したように、フォント
データ全てが格納できるだけのメモリが印刷装置内に無
い場合には、ダウンロードはできないことになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、フォントの追加時には、単にそのフォ
ントが追加されてしまい、もし同一のフォントが既に存
在していた場合には、重複してしまうことになり、メモ
リの有効利用という点で非効率的であるという欠点があ
った。
【0015】さらに、ダウンロードによりフォントを追
加する場合でも、印刷装置内のメモリが不足した場合に
は、そのフォントはダウンロード自体ができない、すな
わちそのフォントは全く使用できないという欠点があっ
た。
【0016】本発明は上記従来例に鑑みて成されたもの
で、フォントの重複を防いでメモリを有効利用するため
のフォントデータ管理装置及び方法に関する。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は次のような構成を備える。すなわち、フォン
トデータを記憶する記憶手段と、追加されるフォントデ
ータと前記記憶手段に記憶されているフォントデータと
が同一であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手
段により同一であると判別された場合、前記記憶手段に
記憶されている重複するフォントデータを削除可能であ
るか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により削
除可能であると判定された場合、前記記憶手段に記憶さ
れている重複するフォントデータを削除し、追加される
フォントデータのアドレスを管理テーブルにセットし、
前記判定手段により削除可能でないと判定された場合お
よび前記判別手段により同一でないと判別された場合に
は、追加されるフォントデータのフォント名称を管理テ
ーブルに追加し、追加されるフォントデータのアドレス
を管理テーブルにセットする手段とを有する。さらに好
ましくは、前記フォントデータに基づき印刷を行う印刷
手段を有する。さらに好ましくは、前記追加されるフォ
ントデータは、ROMで追加される。
【0018】また本発明の他の側面は次のような構成を
備える。すなわち、追加されるフォントデータと記憶手
段に記憶されているフォントデータとが同一であるか否
かを判別する判別ステップと、前記判別ステップにより
同一であると判別された場合、前記記憶手段に記憶され
ている重複するフォントデータを削除可能であるか否か
を判定する判定ステップと、前記判定ステップにより削
除可能であると判定された場合、前記記憶手段に記憶さ
れている重複するフォントデータを削除し、追加される
フォントデータのアドレスを管理テーブルにセットし、
前記判定ステップにより削除可能でないと判定された場
合および前記判別ステップにより同一でないと判別され
た場合には、追加されるフォントデータのフォント名称
を管理テーブルに追加し、追加されるフォントデータの
アドレスを管理テーブルにセットするステップとを有す
る。さらに好ましくは、前記フォントデータに基づき印
刷を行う印刷ステップを有する。さらに好ましくは、前
記追加されるフォントデータは、ROMで追加されるこ
とを特徴とする請求項4記載のフォントデータ管理方
法。
【0019】
【0020】
【0021】
【作用】かかる構成において、同一フォントが重複して
存在することを回避し、メモリの効率的利用が可能とな
る。
【0022】さらにダウンロードに関しては、フォント
データのうちフォント情報部のみをダウンロードし、パ
ターンについては、印刷装置内部の他のフォントのパタ
ーン使用することで、少ないメモリでもフォントをダウ
ンロードして使用することが可能となる。
【0023】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る実施例
を詳細に説明する。
【0024】図2は、本実施例の電子写真方式の印刷装
置(符号1で示されている)の構成概念を示す。図にお
いて、2はホストコンピュータ等の印刷データを出力し
てくる外部装置、3はデータを受信する受信部、4は受
信したデータを一時的に格納する受信バッファ、5は入
力したデータを解析する解析部、6は解析の結果を格納
するページバッファ、7はページバッファ6の内容に基
づいてビットマップメモリ等の出力イメージに展開する
展開部、8は展開した出力イメージを格納するフレーム
メモリであり、RAM(ランダムアクセスメモリ)で構
成されている。9はフレームメモリ8の内容に従って、
例えばレーザビーム等による出力機構10を制御する出
力部、11は用紙等の記録媒体である。出力機構10に
至るまでの処理は、主にソフトウェアに依って制御され
る。また、フォントを管理するために、フォントデータ
を格納するフォント格納部12とフォントの管理を行う
フォント管理部13とを持つ。
【0025】上記構成の印刷装置1においては、外部装
置2から出力された印刷データをデータ受信部3で受信
し、RAM上の受信バッファ4にその受信データを一旦
格納する。解析部5は受け取ったデータを解析し、その
結果として、展開部7に指示を与える形式のデータをペ
ージバッファ6上に作成する。この時フォント関係の情
報が必要であればフォント管理部13を通してフォント
格納部12にアクセスを行う。
【0026】ページバッファ6の内容に従って、展開部
7は、対応する出力イメージを例えば1ページ分の2値
画像としてフレームメモリ8上に展開する。フォントに
関しては、フォント格納部12からそのフォントの実パ
ターンを取り出して、フレームメモリ8上に格納する。
【0027】出力部9はフレームメモリ8に展開された
2値画像を、例えばレーザビームのON/OFF制御を
行うビデオ信号として公知のBD信号(ビームディテク
ト信号)に同期して出力機構10に出力する。そして出
力機構10は入力されてきたビデオ信号に基づき公知の
電子写真記録方式に従って記録媒体11上に画像を形成
する。
【0028】ここで、フォントを追加するには、2つの
手段があり、1つはホスト側からフォントデータをダウ
ンロードする方法と、フォントが格納されたROMやハ
ードディスク等を物理的に装着する方法である。ダウン
ロードの場合には、入力したフォントダウンロードデー
タを解析部5が解析し、フォント管理部13に渡し、更
にフォント管理部13が実際のデータをフォント格納部
12に追加格納する事でフォントの追加を行う。フォン
トデータを物理的に装着した場合には、フォント管理部
13が追加された情報を、例えば電源立ち上げ時等のタ
イミングでフォント格納部12の内容を調べることで、
フォントの追加を認識する。
【0029】図1は、実施例の印刷装置にフォントをダ
ウンロードした場合のフォント管理部13での処理手順
を示したものである。
【0030】フォントがダウンロードされたことが解析
部5から知らされると、まずステップS11でダウンロ
ードに必要なメモリがあるかどうかを調べ、不足してい
た場合にはステップS12でダウンロードをキャンセル
してしまう。
【0031】ダウンロードに必要なメモリがあった場合
には、ステップS13でダウンロードされたフォントと
同一のフォントが、フォント管理テーブルに既に存在す
るかどうかを調べる。ここで既に存在していればステッ
プS12へ進み、このダウンロード自体をキャンセルし
てしまう。同一名称が無い場合には、ステップS14で
フォントの名称をフォント管理テーブルに追加し、ステ
ップS15でフォントデータそのものをフォント格納部
12に格納し、最後にステップS16で、フォント管理
テーブル内のフォント実体部へのポインタとして、格納
したフォントデータの先頭アドレスをセットする。
【0032】例えば図3の状態についてフォントDをダ
ウンロードしてもその結果は図3の状態と変わらず、フ
ォントDはフォント管理テーブルにもフォント実体部に
も格納されることはないため、重複して存在することは
ない。なお、本実施例においては、フォント管理テーブ
ルはフォント管理部13に、フォント実体部はフォント
格納部12に設けられたメモリに割り当てられる。
【0033】図8は、フォントをROMで追加した場合
の、フォント管理部13での処理手順を示したものであ
る。
【0034】ROMが追加されると、まずステップS8
1で追加ROMに何のフォントが格納されているかを調
査する。次にステップS82で追加されたフォントの名
称と同一の名称が、フォント管理テーブルに存在するか
どうかを調べる。ここで同一名称が無い場合には、ステ
ップS83で、ROM内にあったフォントの名称をフォ
ント管理テーブルに追加し、ステップS84でフォント
管理テーブル内のフォント実体部へのポインタとして、
追加ROM内のデータの先頭アドレスをセットして終了
する。
【0035】ステップS82で既に同一のフォント名称
が存在していれば、ステップS85へ進み、重複してい
るフォントが削除可能かどうかを調べ、削除不可能な
(例えばROM内にある)場合には、ステップS83へ
進む。削除可能であれば、ステップS86でそのフォン
トを削除し、ステップS87でフォント管理テーブルの
実体部へのポインタに、追加ROM内のデータの先頭ア
ドレスをセットして終了する。
【0036】例えば図3の状態にフォントEを持つRO
Mを追加した結果は、図9に示すようにフォント管理テ
ーブル内のフォントEの実体部へのポインタが、追加フ
ォント格納部のROM内のフォントEのフォント実体部
を指すことになり、ハードディスク内のフォントEのフ
ォント実体部は存在しないため、フォントEに対する実
体部が2箇所に存在してしまうことはない。
【0037】フォントを格納したハードディスクを追加
してそのフォントが重複した場合には、ステップS85
で追加したハードディスク上のフォントも削除の対象と
して考慮することになる。
【0038】図1あるいは図8の手順にしたがっての処
理中、ステップS13あるいはステップS82において
は、フォントの名称が同じであった場合にそれらのフォ
ントは同一であると判断している。
【0039】さらに、図10に本発明を実施したフォン
ト実体部の構造を示す。フォント実体部は、フォント情
報と、フォントパターン部とに明確に分けて管理する。
つまりフォント情報部には、フォントの名称,書体,対
応グラフィックセットといった情報を持ち、フォントパ
ターン部には、各文字に対すパターンが格納される。こ
こでいうパターンとは、単なるビットマップパターンで
あってもいいし、アウトライン情報であってもよい。更
に各文字毎の情報、例えばピッチ等の情報が付加されて
いても良い。
【0040】フォント情報部では、更にフォントパター
ン部へのポインタを持ち、このような構造にすることに
よって、フォントの情報部とフォントのパターン部を分
離して格納し、これを結合して使用することが可能とな
る。
【0041】図11は、このフォント実体部の構造を実
施した場合の、フォントのダウンロードに対するフォン
ト管理部13の処理手順を示している。ホスト側ではダ
ウンロードの際に、フォント情報と、実パターンとして
使用するフォント名称を印刷装置に送る。ただし、フォ
ント情報部を格納するためのメモリは印刷装置内に十分
あるとする。
【0042】まず、ステップS111でダウンロードし
たフォントの名称を管理テーブルに追加する。次にステ
ップS112でフォント格納部12内にフォント情報部
のみを格納する。さらにステップS113でこのフォン
ト情報部からフォントパターン部へのポインタとして、
指定されたフォントのフォントパターンのアドレスをセ
ットする。最後にステップS114で、フォント管理テ
ーブル13のダウンロードフォントに対応するフォント
実体部へのポインタをセットする。これは即ち、ステッ
プS112で格納したフォント情報部を指すことにな
る。
【0043】これにより、フォントデータ全てを格納す
るだけのメモリが無い場合でも、フォント情報部だけを
ダウンロードして使用することが可能となる。
【0044】ここで、実施例の印刷装置の具体的構成を
図12に示す。
【0045】図中、100が実施例の印刷装置であり、
200が印刷情報を出力してくるホストコンピュータで
ある。101はホストコンピュータ200より印刷情報
を入力する入力インターフェースで、102は印刷装置
100全体の制御を司るCPU、103はCPU102
の動作処理手順(図1,図4,図5,図9,図12のフ
ローチャートに係るプログラム等)を記憶していると共
に、フォントデータ等を記憶しているROMである。1
04はCPU102のワークエリア、ホストコンピュー
タ200より受信した印刷データを格納するための受信
バッファや、受信した印刷情報から1ページ分の出力イ
メージを構築するためのページバッファ、ダウンロード
されたフォント等の格納に用いられるRAMである。1
05はフォントデータ等を格納するハードディスクであ
る。106は出力イメージを展開するフレームメモリで
あり、これもRAMで構成される。107は出力イメー
ジを、実際に印刷を行う出力部108に出力するための
出力インターフェースであり、109は使用者が指示を
与えるためのパネルインターフェースである。これら各
構成要素はシステムバス110に接続されている。
【0046】出力部108の構造の一例を図13に示
す。
【0047】図において、3000は走査のためのスイ
ッチ及びLED表示器などが配されている操作パネル
(先のパネルインターフェース109を介してバス11
0に接続されている)、1010は装置100全体の制
御及びホストコンピュータから供給される文字情報など
を解析するプリンタ制御ユニットである。このプリンタ
制御ユニット1010は、図12の出力部108を除く
構成に対応し、主に文字情報を対応する文字パターンの
ビデオ信号に変換してレーザドライバ1020に出力す
る処理を行う。
【0048】レーザドライバ1020は半導体レーザ1
030を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1030の駆動制御を行う。
半導体レーザ1030から発射されるレーザ光1040
は回転多面鏡1050で左右方向に振らされて静電ドラ
ム1060上を走査露光する。これにより、静電ドラム
1060上には文字パターンの静電潜像が形成されるこ
とになる。この潜像は静電ドラム1060周囲に配設さ
れた現像ユニット1070により現像された後、記録紙
に転写される。この記録紙にはカットシートを用い、カ
ットシート記録紙は印刷装置100に装着した用紙カセ
ット1080に収納され、給紙ローラ1090及び搬送
ローラ1100と1110により、装置内に取り込まれ
て、静電ドラム1060に供給される。
【0049】以上説明したように本実施例の印刷装置
は、同一フォントが重複して印刷装置内に存在すること
をできるだけ回避できるため、メモリを効率的に使用す
ることが可能となる。
【0050】さらにダウンロードに関しては、フォント
データのうちフォント情報部のみをダウンロードし、パ
ターンについては印刷装置内部の他のフォントパターン
使用することで、少ないメモリでもフォントをダウンロ
ードして使用することが可能となる。
【0051】
【他の実施例】上記実施例の図1,図8のフローチャー
トにおいて、フォントが同一であるかどうかの判断はフ
ォント名称でのみ判断を行ったが、もちろん一意に割り
当てられたフォント番号等があればそれを利用しても良
い。
【0052】ただしユーザとしては、同一名称で違う属
性のフォントを追加したという可能性もあるので、フォ
ント選択時に対象となるその他の書体,グラフィックセ
ット,ピッチ,線の太さといった属性情報までをチェッ
クして判断することも考えられる。
【0053】更にはパターン情報まで含む全情報をチェ
ックして判断することも考えられる。この場合には真に
同一のフォントが重複した場合にのみ重複を避けること
になる。
【0054】また、図8のステップS85において、重
複したフォントが存在していても、それがROM上にあ
って削除不可能な場合には、フォント管理テーブル上か
らのみ削除することが考えられる。この事で少なくとも
テーブル上での重複を回避することができる。
【0055】また、図11において、ホスト側でフォン
ト情報部のみをダウンロードするか、全てのフォントデ
ータをダウンロードするかを判断する必要があるが、メ
モリ状況に合わせてプリンタ側で自動的に判断すること
も考えられる。
【0056】この場合には、フォント管理部13で図1
4に示すような処理を行う。ホスト側ではダウンロード
の際に、フォント情報部と実パターンのフォントデータ
全ての、実パターンとして使用するフォント名称を印刷
装置に送る。
【0057】まず、ステップS141でフォントデータ
全体のダウンロードに必要なメモリがあるかどうかを調
べ、十分にある場合には以降は図1の処理と同等とな
る。
【0058】フォントデータ全体のダウンロードに必要
なメモリが無い場合には、ステップS142でフォント
情報部を格納するだけのメモリがあるかどうかを調べ
る。ここで必要なメモリが無い場合には、ステップS1
45でこのダウンロード自体をキャンセルしてしまう。
【0059】ステップS142でメモリがある場合に
は、ステップS143へ進む。ここでは、図11の処
理、つまりフォント情報部の格納を行い、次にステップ
S144で残りのフォントパターンのデータを破棄(読
み飛ばし)する。これにより、フォントのダウンロード
の方法、つまりフォントパターンをダウンロードするか
どうかをホスト側で意識することなくダウンロード可能
となる。またさらに、実パターンとして使用するフォン
トパターンを、印刷装置側で自動的に適当な類似のフォ
ントのフォントパターンを選択して使用することも考え
られる。この場合には、ホスト側では従来のダウンロー
ドと全く同様にダウンロードすることでフォント情報部
だけのダウンロードを実現できる。
【0060】また、図12における出力部108は、上
記実施例では電子写真方式としたが、フォントを内蔵
し、その保守が可能な印刷装置であればいかような方式
であっても良い。例えば、インクジェット方式や感熱方
式等が考えられるが、その一例として、図15に熱エネ
ルギによりインクを吐出させて印刷を行なうインクジェ
ット方式の構成を説明する。
【0061】図15は、本発明が適用できるインクジェ
ット記録装置IJRAの概観図である。同図において、
駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギ
ア5011,5009を介して回転するリードスクリュ
ー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッ
ジHCはピン(不図示)を有し、矢印a,b方向に往復
移動される。このキャリッジHCには、インクジェット
カートリッジIJCが搭載されている。5002は紙押
え板であり、キャリッジの移動方向に亙って紙をプラテ
ン5000に対して押圧する。5007,5008はフ
ォトカプラで、キャリッジのレバー5006のこの域で
の存在を確認して、モータ5013の回転方向切り換え
等を行うためのホームポジション検知手段である。50
16は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材5
022を支持する部材で、5015はこのキャップ内を
吸引する吸引手段で、キャップ内開口5023を介して
記録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニング
ブレードで、5019はこのブレードを前後方向に移動
可能にする部材であり、本体支持板5018にこれらが
支持されている。ブレードは、この形態でなく周知のク
リーニングブレードが本例に適用できることは言うまで
もない。又、5012は、吸引回復の吸引を開始するた
めのレバーで、キャリッジと係合するカム5020の移
動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ
切り換え等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0062】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0063】このように、構成される出力部を用いて
も、本発明を適用した印刷装置を実現することができ
る。
【0064】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るフォ
ントデータ管理装置及び方法によれば、メモリを効率的
に使用することができる。
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における、ダウンロード時のフォント管
理部での処理を示すフローチャートである。
【図2】実施例の印刷装置の概念構成図である。
【図3】従来例におけるフォント管理方法の例を示す図
である。
【図4】従来例におけるダウンロード時のフォント管理
部での処理を示すフローチャートである。
【図5】従来例におけるダウンロードの結果を示す図で
ある。
【図6】従来例におけるROM追加時のフォント管理部
でのフローチャートである。
【図7】従来例におけるROM追加の結果を示す図であ
る。
【図8】実施例におけるROM追加時のフォント管理部
での処理を示すフローチャートである。
【図9】実施例におけるROM追加の結果を示す図であ
る。
【図10】実施例におけるフォント実体部の構造を示す
図である。
【図11】図10を実施した場合のダウンロード時のフ
ォント管理部での処理を示すフローチャートである。
【図12】実施例の具体的構成を示す図である。
【図13】実施例における電子写真方式の印刷装置の構
成断面図である。
【図14】他の実施例におけるダウンロード時のフォン
ト管理部での処理を示すフローチャートである。
【図15】実施例におけるインクジェット方式の印刷装
置の斜視図である。
【符号の説明】
1 印刷装置 2 外部装置 3 受信部 4 受信バッファ 5 解析部 6 ページバッファ 7 展開部 8 フレームメモリ 9 出力部 10 出力機構 11 記録媒体 12 フォント格納部 13 フォント管理部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォントデータを記憶する記憶手段と、 追加されるフォントデータと前記記憶手段に記憶されて
    いるフォントデータとが同一であるか否かを判別する
    手段と、前記判別手段により同一であると判別された場合、前記
    記憶手段に記憶されている重複するフォントデータを削
    除可能であるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により削除可能であると判定された場合、
    前記記憶手段に記憶されている重複するフォントデータ
    を削除し、追加されるフォントデータのアドレスを管理
    テーブルにセットし、前記判定手段により削除可能でな
    いと判定された場合および前記判別手段により同一でな
    いと判別された場合には、追加されるフォントデータの
    フォント名称を管理テーブルに追加し、追加されるフォ
    ントデータのアドレスを管理テーブルにセットする手段
    有することを特徴とするフォントデータ管理装置。
  2. 【請求項2】 前記フォントデータに基づき印刷を行う
    印刷手段を有することを特徴とする請求項記載のフォ
    ントデータ管理装置。
  3. 【請求項3】 前記追加されるフォントデータは、RO
    Mで追加されることを特徴とする請求項1記載のフォン
    トデータ管理装置。
  4. 【請求項4】 追加されるフォントデータと記憶手段に
    記憶されているフォントデータとが同一であるか否かを
    判別する判別ステップと、前記判別ステップにより同一であると判別された場合、
    前記記憶手段に記憶されている重複するフォントデータ
    を削除可能であるか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより削除可能であると判定された場
    合、前記記憶手段に記憶されている重複するフォントデ
    ータを削除し、追加されるフォントデータのアドレスを
    管理テーブルにセットし、前記判定ステップにより削除
    可能でないと判定された場合および前記判別ステップに
    より同一でないと判別された場合には、追加されるフォ
    ントデータのフォント名称を管理テーブルに追加し、追
    加されるフォントデータのアドレスを管理テーブルにセ
    ットするステップと有することを特徴とするフォント
    データ管理方法。
  5. 【請求項5】 前記フォントデータに基づき印刷を行う
    印刷ステップを有することを特徴とする請求項4記載
    フォントデータ管理方法。
  6. 【請求項6】 前記追加されるフォントデータは、RO
    Mで追加されることを特徴とする請求項4記載 のフォン
    トデータ管理方法。
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