JP2002251095A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2002251095A JP2001048091A JP2001048091A JP2002251095A JP 2002251095 A JP2002251095 A JP 2002251095A JP 2001048091 A JP2001048091 A JP 2001048091A JP 2001048091 A JP2001048091 A JP 2001048091A JP 2002251095 A JP2002251095 A JP 2002251095A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着装置のニップ通過後の転写紙のベルトへ
の密着性を向上させ、オイルレス定着でのホットオフセ
ット、光沢ムラを防止する。 【解決手段】 分離ローラ9と定着ローラ6に駆動を与
える構成を有する。トルク検知手段38により、分離ロ
ーラ9の駆動手段39のトルクを検知する。分離ローラ
9と定着ベルト8が、スリップしない駆動手段39によ
る上限トルクを設定しておく。検知したトルクがその設
定値を超えた場合、駆動制御手段37により定着ローラ
6の駆動手段40を作動させ、定着ローラ6に駆動を与
える。それにより、分離ローラ9が定着ベルト8を駆動
するのに必要な力が小さくなるので、分離ローラ9と定
着ベルト8がスリップせず、安定走行できる。また、定
着ベルト8に大きな張力が掛らないので、定着ベルト8
が切れたり、定着ベルト8の寿命が縮まることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の画
像形成装置に用いる定着装置に関し、詳細には高温オフ
セットと光沢ムラの防止、及び立上げ時間の短縮、並び
に省エネルギー化を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
電子写真装置に用いる定着装置には、表面が非粘着性の
弾性体で内部に加熱源を有する加熱ローラと、弾性体で
被覆された加圧ローラを設け、適当な圧力を加えて回転
する両ローラ間にトナーを転写した記録紙を通過させて
定着させる熱ローラ定着方式が使用されている。
【0003】しかしながら、この熱ローラ定着方式で
は、加熱ローラの熱容量が大きいため、加熱ローラを定
着に必要な所定の温度に加熱するまでの時間が必要とな
り、装置のウォームアップのための待機時間を長くして
いる。また、加熱ローラの温度を維持するために多くの
消費電力を必要とし、装置全体の消費電力を大幅に増加
させている。
【0004】そこで、これらの問題を解決するため、定
着ベルト面で転写紙上のトナーを定着するベルト加熱定
着方式が開発されている。このベルト加熱定着方式は、
比較的小さな熱容量を有する定着ベルトを所定の温度に
加熱するだけで定着に必要な熱エネルギーが得られるの
で、待機時間を短くでき、また消費電力を低減すること
ができる。
【0005】また近年、カラー画像形成装置において
は、画像の色再現性や光沢性を確保するために、トナー
を十分溶融することが要求されおり、従って、低い融点
のトナーが使用されている。低い融点のトナーは、高温
オフセットを起こしやすく、そのため、離型剤として低
粘度のシリコンオイルを多量に塗布している。ところが
シリコンオイルを多量に使用すると、シリコンオイルの
こぼれや、転写紙への付着等の問題が発生する。
【0006】そこで、このような問題点を解決するため
に、シリコンオイルを全く使用しないか、あるいはわず
かな使用で、定着後の優れた色再現性と光沢性を得るた
めの定着装置が提案されている。例えば、特開平2−3
9057号、特開平4−273274号公報に開示の技
術では、加熱ローラと分離ローラとに掛け回した定着ベ
ルトを、定着ローラに対して下方から押圧する加圧ロー
ラを設け、トナーを定着した後の転写紙を定着ベルトに
密着したまま搬送する。その搬送過程での定着ベルト自
体の温度低下により、トナーは冷却されて粘度が大きく
なり、ガラス転移状態になる。ガラス転移状態になった
後に転写紙を定着ベルトから分離するので、シリコンオ
イル等の離型剤を使用することなく、オフセッットのな
い定着画像を得られるとしている。
【0007】ところが上記の公知技術においては、ニッ
プ通過後に定着ベルトがたるんだり、波打ちしたりし
て、そのためトナーを定着した後の転写紙が定着ベルト
に密着せず、ニップ通過後にすぐにベルトから離れてし
まう部分が生じる。その結果、トナーがガラス転移状態
になる前にベルトから離れてしまうので、オフセットが
発生してしまうという問題がある。また、オフセットが
発生しない場合でも、転写紙がベルトに密着している部
分と、密着していない部分で光沢ムラが発生してしまう
問題がある。
【0008】そこで本発明のうち請求項1に係るもの
は、ニップ通過後の転写紙のベルトへの密着性を向上さ
せ、オイルレス定着でのホットオフセット、光沢ムラを
防止することを目的とする。
【0009】同請求項2、3に係るものは、定着装置の
立上げ時間の短縮、省エネルギー化と、定着ベルト走行
の安定化を図ることを目的とする。
【0010】同請求項4に係るものは、定着ベルト走行
の安定化を図ることを目的とする。
【0011】同請求項5、7に係るものは、定着ベルト
走行の安定化と破断防止を図ることを目的とする。
【0012】同請求項6、8に係るものは、定着ベルト
走行の安定化、ホットオフセット防止及び光沢ムラ防止
を図ることを目的とする。
【0013】同請求項9に係るものは、定着ベルト走行
の安定化、破断防止、ホットオフセット防止、光沢ムラ
防止、及び定着ベルト走行安定駆動機構の低コスト化を
図ることを目的とする。
【0014】同請求項10に係るものは、定着ローラ回
転開始時の定着ベルト走行の安定化と定着ベルト破断防
止を図ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
定着装置は、上記目的を達成するために、転写紙上に形
成されたトナー画像を、分離ローラと定着ローラの周囲
に掛け渡されたエンドレス状の定着ベルトと重ね、該定
着ベルトを介して上記定着ローラの周囲で加圧、加熱
し、転写紙と上記定着ベルトを密着させて所定時間走行
させた後、上記分離ローラの部位あるは上記分離ローラ
近傍で上記転写紙と上記定着ベルトを剥離する定着装置
において、上記分離ローラを回転駆動する手段を有する
ことを特徴とする。
【0016】同請求項2に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項1の定着装置において、上記分離ロ
ーラは、芯金の周りに耐熱多孔質の弾性体層を設けてな
ることを特徴とする。
【0017】同請求項3に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項1の定着装置において、上記分離ロ
ーラは、芯金の周りに気孔を含む剛性を有する断熱樹脂
層を設けてなることを特徴とする。
【0018】同請求項4に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項3の定着装置において、上記断熱樹
脂層の表面に、摩擦係数の大きい表層を設けてなること
を特徴とする。
【0019】同請求項5に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項1ないし4のいずれかの定着装置に
おいて、上記分離ローラを回転駆動する手段は、上記分
離ローラの駆動トルクが設定値以上になったら、上記定
着ローラあるいは上記定着ベルトを介して上記定着ロー
ラと所定圧力で転接する加圧ローラに回転駆動を与える
ことを特徴とする。
【0020】同請求項6に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項5の定着装置において、上記分離ロ
ーラの駆動トルクが所定の設定値以下になったときに、
上記定着ローラあるは上記加圧ローラに与えている回転
駆動を止めることを特徴とする。
【0021】同請求項7に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項1ないし4のいずれかの定着装置に
おいて、上記定着ベルトの線速を検知する手段を有し、
該定着ベルト線速の検知値が所定の設定値以下になった
ときに、上記定着ローラあるいは上記定着ベルトを介し
て上記定着ローラと所定の圧力で転接する上記加圧ロー
ラに回転駆動を与えることを特徴とする。
【0022】同請求項8に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項7の定着装置において、上記定着ベ
ルトの線速を検知する手段を有し、上記定着ベルト線速
が所定の設定値以上になったときに、上記定着ローラあ
るは上記加圧ローラに与えている回転駆動を止めること
を特徴とする。
【0023】同請求項9に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項1ないし8のいずれかの定着装置に
おいて、上記分離ローラと上記定着ローラ、あるいは上
記分離ローラと上記加圧ローラの両側駆動とし、上記定
着ローラあるは上記加圧ローラに与える回転駆動を、上
記定着ローラあるいは上記加圧ローラの線速が上記分離
ローラの線速よりも遅い駆動としてなることを特徴とす
る。
【0024】同請求項10に係るものは、上記目的を達
成するために、請求項1ないし8のいずれかの定着装置
において、動作開始時は、上記分離ローラと上記定着ロ
ーラ、あるいは上記分離ローラと上記加圧ローラの両方
のローラに駆動力を与えることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態及び実施例】以下本発明の実施の形
態及び実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明
に係る定着装置を用いる画像形成装置の全体構成を示す
断面図である。図中1は感光体で、図中矢印方向に回転
する。この感光体1の周りには、帯電手段2、クリーニ
ング装置3、レーザ光学系によるレーザビームL、トナ
ーを供給して感光体1上の潜像を顕像化する現像ローラ
4aを含む現像装置4、及び転写手段5が配置されてい
る。現像装置4の近傍にはトナー補給部14が設けてあ
る。また、転写紙Pは下側に配置された着脱可能な給紙
カセット17内にセットされ、図示せぬスプリング力に
よって給紙ローラ19に押し付けられる。
【0026】図示せぬ制御部から指令が発せられて給紙
ローラ19が回転することにより、給紙カセット17内
の最上紙は、分離パッド等で重送を防止されながら下流
側のレジストローラ20まで搬送される。そして、感光
体1上の画像と同期するようにタイミングが取られ、さ
らに用紙は転写手段5に向かって送り出される。転写紙
手段5によって感光体1から画像を得た転写紙Pは、さ
らにベルト定着装置11に搬送され、未定着トナーの加
熱処理を受けてトナー像を定着させられる。その後、画
像形成済みの転写紙Pは、排紙ローラ21によって排紙
口22から排紙トレイ部105上に排出、載置される。
なお図中100は自動原稿給紙装置、101はスキャナ
部であり、102は上述した作像部を示す。
【0027】トナー画像転写後の感光体1上の転写残ト
ナーは、クリーニング装置3により回収される。回収さ
れたトナーは現像装置4に戻され、繰り返し画像形成に
用いられる。
【0028】図2は図1の画像形成装置に用いたベルト
定着装置11の概略断面図である。ベルト定着装置11
は、定着ローラ6と、分離ローラ9と、加圧ローラ45
を備え、定着ローラ6と分離ローラ9間にエンドレスの
定着ベルト8が張設されている。加圧ローラ45は、定
着ベルト8を介して、定着ローラ6と所定の圧力で転接
する。未定着トナー32を担持した転写紙Pは、定着ベ
ルト8を介して定着ローラ6と加圧ローラ45のニップ
部で加熱、加圧され、未定着トナー32を定着される。
本発明の実施例としては、例えば定着ベルト8は、外径
φ60mm、定着線速200mm/秒とする。
【0029】次に定着ベルト8の構成を説明する。定着
ベルト8の基体には、耐熱性樹脂や、金属から形成され
たエンドレスのベルト状基体が用いられている。耐熱性
樹脂の材質としては、ポリイミド、ポリアミドイド、ポ
リエーテルケトンPEEK等を使用し、金属ベルトの材
質としては、ニッケル、アルミニウム、鉄等を使用す
る。厚さは100μm以下の薄肉のものが望ましい。定
着ベルト8表面は、転写紙Pおよびトナー32と加圧接
触するため、離型性が必要であり、また、耐熱性、耐久
性に優れたものが好ましい。そのため、定着ベルト8表
層は耐熱離型層(フッ素系樹脂、高離型シリコンゴム等)
が被覆された構成になっている。フッ素樹脂は、吹きつ
け等により基体表面に塗装し、加熱融着させることによ
り表面離型層を形成する。本発明の実施例としては、例
えば高離型シリコンゴム層はゴム硬度25〜65度JI
SA硬度計、厚さ100〜300μmの範囲が良好な定
着姓及び熱応答性を得る条件として望ましい。また、定
着ベルト8の別の構成としては、ポリイミド等の耐熱性
樹脂の基体にシリコンゴム等の弾性体層を設け、さらに
その弾性体層の上にフッ素樹脂等の離型層を設けると、
OHP透明性や、より良好な定着画像を得ることができ
る。
【0030】次いで定着ローラ6の構成を説明する。定
着ローラ6は、アルミニウム、炭素鋼、ステンレス鋼等
の中空金属円筒の薄肉ローラである。本発明の実施例と
しては、例えば定着ローラ6の外径はφ30mm、肉厚
は0.6mmとする。さらに、定着ローラ6の中には、
加熱源のヒータ7を備えている。サーミスタ25が、定
着ベルト8幅の中央部に設置されて定着ベルト8の温度
を検知するようになっている。
【0031】図示せぬ温度制御回路が、サーミスタ25
の検知温度によりヒータ7をON/OFF制御し、定着
ベルト8を所定の温度に維持する。サーミスタ25は、
定着ベルト8と加圧ローラ45のニップ領域の中央部か
ら上流側に約90°の位置に取り付けた。また、本実施
形態では、加熱源のヒータ7にハロゲンヒータヒータを
用いている。
【0032】ついで加圧ローラ45の構成を説明する。
加圧ローラ45は図2に示すように、芯金42の周りに
弾性を有する断熱性の発泡層43を設け、発泡層43の
上に離型層44を設けてある。本発明の実施例として
は、例えば発泡層43に耐熱性の発泡シリコンゴム、離
型層44にPFAチューブを用い、外径をφ40mmと
する。また発泡シリコンゴムは、厚さ6mm、硬度はア
スカーCで35度とし、PFAチューブは、厚さ50μ
mのものを用い、定着ローラ6とのニップでの線圧は、
1.3Kgf/cmとする。
【0033】図3に、定着ローラ6を回転駆動した時
の、定着ベルト8の張り状態を示す。この場合、ゆるみ
側となるニップ後の定着ベルト8はたるみ、波打ってし
まう。そのため、トナーを定着した後の転写紙が定着ベ
ルト8に密着できず、ニップ通過後、すぐに定着ベルト
8から剥がれてしまったり、部分的な剥がれが生じる。
その結果、トナーがガラス転移状態になる前に定着ベル
ト8から離れてしまうので、オフセットが発生してしま
う。また、オフセットが発生しない場合でも、転写紙が
定着ベルト8に密着している部分と、密着していない部
分で光沢ムラが生じてしまう。加圧ローラ45に回転駆
動を与えた場合も同様である。
【0034】そこで、分離ローラ9に回転駆動を与え
る。この場合、図4に示すように定着ローラ6と加圧ロ
ーラ45のニップ後の定着ベルト8は張り側になるの
で、たるみや波打ちが発生せず、そのため、トナーを定
着した後の転写紙を定着ベルトに密着搬送できる。そし
て、その搬送過程での定着ベルト8自体の温度低下によ
り、トナーは冷却されて粘度が大きくなり、ガラス転移
状態になる。ガラス転移状態になった後に転写紙を定着
ベルト8から分離するので、シリコンオイル等の離型剤
を使用することなく、オフセッットのない定着画像を得
ることができる。また、均一に密着しているので、光沢
ムラも防止することができる。
【0035】図5に、分離ローラ9の構成を示す。この
分離ローラ9は、アルミニウム、ステンレスもしくは炭
素鋼等からなる芯金33の周りに、耐熱多孔質の弾性体
層34を設けている。本実施形態では耐熱多孔質の弾性
体層34を発泡シリコンとする。このように、耐熱多孔
質の弾性体層34を設けることにより、分離ローラ9を
断熱化できる。その結果、分離ローラ9に余分な熱をと
られないので、立上げ時間の短縮、及び省エネルギー化
を図ることができる。また、発泡シリコンは摩擦係数が
大きいので、分離ローラ9に回転駆動を与えた時、定着
ベルト8をスリップすることなく安定走行させることが
できる。本発明の実施例としては、分離ローラ9の外径
をφ20mm、発泡シリコンゴムの硬度は、軸上硬度で
アスカ−C50度とする。
【0036】図6に分離ローラ9の他の構成例を示す。
この分離ローラ9は、アルミニウム、ステンレスもしく
は炭素鋼等の芯金33の周りに、気孔を含む剛性を有し
た多孔質断熱樹脂層35を設けている。多孔質断熱性樹
脂層35は、バインダーを混入させた樹脂粒体を金型に
詰め、金型を加熱し、バインダーを焼失させることで気
孔を得る。樹脂材料としては、ポリエーテルイミド、ポ
リフェニレンサルファイド、フエノール樹脂等が用い得
る。本発明の実施例としては、多孔質断熱性樹脂層35
にポリエーテルイミドを用いる。
【0037】このような多孔質断熱樹脂層35を設ける
ことにより、分離ローラ9を断熱化できる。その結果、
分離ローラ9に余分な熱をとられないので、立上げ時間
の短縮、及び省エネルギー化を図ることができる。ま
た、ポリエーテルイミドの多孔質断熱性樹脂層35は、
熱膨張率が小さいので、加熱されても熱膨張せず、外径
が変化しない。そのため、分離ローラ9に回転駆動を与
えた時、定着ベルト8を速度変動させることなく、安定
走行させることができる。また多孔質断熱性樹脂層35
の上に、摩擦係数の大きい表層36を被覆すると、定着
ベルト8をスリップすることなく、より確実に安定走行
させることができる。本発明の実施例としては、表層3
6に厚さ0.6mmのシリコンゴムを用いる。
【0038】なお上述の実施形態、実施例のように、分
離ローラ9に駆動回転を与える場合、定着ローラ6と加
圧ローラ45の加圧力が大きいと、定着ベルト8を駆動
するのに大きな力が必要となり、分離ローラ9と定着ベ
ルト8がスリップしてしまい、定着ベルト8を安定走行
できない。また、定着ベルト8に大きな張力がかかるた
め、定着ベルト8が切れたり、定着ベルト8の寿命が縮
まってしまう。そこで、分離ローラ9の駆動トルクが、
ある設定値以上になったら、定着ローラ6、あるいは加
圧ローラ45に回転駆動を与える。
【0039】図7に、本発明に係る定着装置の一実施形
態を示す。本実施形態装置は、分離ローラ9と定着ロー
ラ6に駆動を与える構成を有する。本実施形態では、ト
ルク検知手段38により、分離ローラ9の駆動手段39
のトルクを検知する。分離ローラ9と定着ベルト8が、
スリップしない駆動手段39による上限トルクを設定し
ておき、検知したトルクがその設定値を超えた場合は、
駆動制御手段37により定着ローラ6の駆動手段40を
作動させ、定着ローラ6に駆動を与える。それにより、
分離ローラ9が定着ベルト8を駆動するのに必要な力が
小さくなるので、分離ローラ9と定着ベルト8がスリッ
プせず、安定走行できる。また、定着ベルト8に大きな
張力が掛からないので、定着ベルト8が切れたり、定着
ベルト8の寿命が縮まることがない。
【0040】また、駆動手段40による定着ローラ6の
線速が、分離ローラ9の線速より速くなった場合、ニッ
プ後の定着ベルト8がたるんでしまい、トナーを定着し
た後の転写紙が定着ベルト8に密着せず、前述したよう
に、オフセットや光沢ムラが発生してしまう。そこで本
発明の実施形態、実施例では、ニップ後の定着ベルト8
がたるまない駆動手段39の下限トルクを設定してお
き、トルク検知手段38により検知した駆動手段39の
トルクが、その下限トルクより小さくなった場合は、定
着ローラ6を駆動していた駆動手段40を止める。それ
により、ニップ後の定着ベルト8がたるまないので、駆
動手段40を設けても、トナーを定着した後の転写紙を
定着ベルト8に密着搬送でき、オフセットや光沢ムラを
防止することができる。
【0041】なお、定着ベルト8の線速を検知し、その
値がある設定値以下になったら、定着ローラ6、あるい
は加圧ローラ45に回転駆動を与えるようにしてもよ
い。図8に、本発明に係る定着装置の他の実施形態を示
す。本実施形態装置は、分離ローラ9と定着ローラ6に
駆動を与える他の構成を有する。本実施形態では、定着
ベルト8のベルト線速検知手段41により、定着ベルト
8の線速を検知する。分離ローラ9と定着ベルト8が、
スリップしない状態の定着ベルト8線速を設定してお
き、ベルト線速検知手段41により検知した線速が、そ
の設定値を下回った場合は、駆動制御手段42により駆
動手段40を作動させ、定着ローラ6に駆動を与える。
それにより、分離ローラ9が定着ベルト8を駆動するの
に必要な力が小さくなるので、分離ローラ9と定着ベル
ト8が、スリップせず安定走行できる。また、定着ベル
ト8に大きな張力がかからないので、定着ベルト8が切
れたり、定着ベルト8の寿命が縮まることがない。
【0042】また、分離ローラ9と定着ベルト8がスリ
ップせず安定走行している場合は、定着ローラ6に駆動
を与えると、かえってニップ後の定着ベルト8がたるん
でしまい、前述したようにオフセットや光沢ムラが発生
してしまうので、分離ローラ9と定着ベルト8が、スリ
ップせず安定走行している場合の定着ベルト8線速を設
定しておき、ベルト線速検知手段41により検知した線
速が、その設定値を下回っていない場合は、定着ローラ
6に与えていた駆動を止める。それにより、ニップ後の
定着ベルト8がたるまないので、駆動手段を設けても、
トナーを定着した後の転写紙を定着ベルトに密着搬送で
き、オフセットや光沢ムラを防止することができ、確実
な制御ができる。
【0043】さらに、分離ローラ9と定着ローラ6、あ
るいは分離ローラ9と加圧ローラ45の両側駆動とし、
定着ローラ6、あるいは加圧ローラ45に与える回転駆
動は、定着ローラ6、あるいは加圧ローラ45の線速
が、分離ローラ9の線速よりも遅い駆動とすることがで
きる。図9に、本発明に係る定着装置のさらに他の実施
形態を示す。本実施形態装置は、分離ローラ9と定着ロ
ーラ6の両側駆動とした構成を有する。紙面手前側の定
着ローラ6の軸に、ワンウェイクラッチ50を備えたギ
ヤ51を取り付ける。ワンウェイクラッチ50は、図示
のように反時計方向をロック方向とし、ギヤ51は、ギ
ヤ52と噛み合っている。ギヤ52には、定着ローラ6
の線速が、駆動手段39の駆動による分離ローラ9の線
速よりも若干遅い駆動を駆動手段40で与える。
【0044】そうすると、分離ローラ9と定着ベルト8
が、スリップせず安定走行をしている場合は、ワンウェ
イクラッチ50はロックしないので、駆動手段40は定
着ローラ6に伝達されない。一方、定着ベルト8の駆動
トルクが大きく、分離ローラ9と定着ベルト8がスリッ
プしている時は、ワンウェイクラッチ50がロックし、
駆動手段40が定着ローラ6に伝達される。それによ
り、分離ローラ9が定着ベルト8を駆動するのに必要な
力が小さくなるので、分離ローラ9と定着ベルト8がス
リップせず、安定走行できる。また、定着ベルト8に大
きな張力がかからないので、定着ベルト8が切れたり、
定着ベルト8の寿命が縮まることがない。
【0045】また、駆動手段40による定着ローラ6の
線速は、駆動手段39による分離ローラ9の線速よりも
若干遅いので、ニップ後の定着ベルト8がたるまず、ト
ナーを定着した後の転写紙を定着ベルト8に密着搬送で
きるので、オフセットや光沢ムラを防止することができ
る。さらにこの駆動機構は、センサや制御系を用いない
ので、低コストのベルト走行安定駆動機構とすることが
できる。
【0046】なお、上述の実施形態ではワンウェイクラ
ッチ50を用いているが、ワンウェイクラッチ50を用
いずに、定着ローラ6あるいは加圧ローラ45に、定着
ローラ6あるいは加圧ローラ45の線速が、分離ローラ
9の線速よりも遅い駆動となる回転駆動を与えてもよ
い。
【0047】ところで定着装置を駆動するのに最も大き
な力が必要なのは、定着ローラ6の回転開始時、すなわ
ち定着装置の作動開始時である。そこで本発明の実施形
態としては、定着装置回転開始時に分離ローラ9と定着
ローラ8、あるいは分離ローラ9と加圧ローラ45の両
方のローラに駆動を与えている。それにより、分離ロー
ラ9が定着ベルト8を駆動するのに必要な力が小さくな
るので、分離ローラ9と定着ベルト8がスリップせず、
定着装置回転開始時に確実に安定走行できる。また、定
着ベルト8に大きな張力が掛からないので、作動開始時
に定着ベルト8が切れたり、定着ベルト8の寿命を縮め
ることがない。
【0048】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る定着装置は、以
上説明してきたように、転写紙上に形成されたトナー画
像を、分離ローラと定着ローラの周囲にエンドレスに掛
け渡された定着ベルトと重ね、定着ベルトを介して定着
ローラ周囲で加圧、加熱し、そして転写紙と定着ベルト
を密着させて所定時間走行させた後、分離ローラ部、あ
るいは分離ローラ部付近で転写紙と定着ベルトを剥離す
る定着装置において、分離ローラが回転駆動されるの
で、ニップ通過後のベルトたるみの防止、オイルレスで
のホットオフセット防止、光沢ムラの防止が達成できる
という効果がある。
【0049】本発明の請求項2に係る定着装置は、以上
説明してきたように、分離ローラの芯金のまわりに、耐
熱多孔質の弾性体層を設けているので、定着装置として
の立上げ時間の短縮及び省エネルギー化が図れるととも
に、ベルトと分離ローラ間のスリップを防止しできると
いう効果がある。
【0050】本発明の請求項3に係る定着装置は、以上
説明してきたように、分離ローラの芯金のまわりに、気
孔を含む剛性を有した断熱樹脂層を設けているので、上
記共通の効果に加え、分離ローラの熱膨張によるベルト
線速変動を防止できるという効果がある。
【0051】本発明の請求項4に係る定着装置は、以上
説明してきたように、気孔を含む剛性を有する断熱樹脂
層の表面に、摩擦係数の大きい表層を設けたので、上記
共通の効果に加え、ベルトと分離ローラ間のスリップを
防止できるという効果がある。
【0052】本発明の請求項5に係る定着装置は、以上
説明してきたように、分離ローラの駆動トルクが、ある
設定値以上になったら、定着ローラ、あるいは定着ベル
トを介して定着ローラと所定の圧力で転接する加圧ロー
ラに回転駆動を与えるので、上記共通の効果に加え、定
着ベルトと分離ローラ間のスリップを防止できるととも
に、定着ベルトの破断を防止できるという効果がある。
【0053】本発明の請求項6に係る定着装置は、以上
説明してきたように、分離ローラの駆動トルクが、ある
設定値以下になったら、定着ローラ、あるいは加圧ロー
ラに与えている回転駆動を止めるので上記共通の効果に
加え、ニップ通過後のベルトのたるみを防止でき、また
オイルレスでのホットオフセット防止及び光沢ムラ発生
を防止できるという効果がある。
【0054】本発明の請求項7に係る定着装置は、以上
説明してきたように、ベルト線速を検知し、そのベルト
線速がある設定値以下になったら、定着ローラ、あるい
は定着ベルトを介して定着ローラと所定の圧力で転接す
る加圧ローラに回転駆動を与えるので、上記共通の効果
に加え、定着ベルトと分離ローラ間のスリップ、定着ベ
ルトの破断を確実に防止できるという効果がある。
【0055】本発明の請求項8に係る定着装置は、以上
説明してきたように、定着ベルトの線速を検知し、ベル
ト線速がある設定値以上になったら、定着ローラ、ある
いは加圧ローラに与えている回転駆動を止めるので、上
記共通の効果に加え、ニップ通過後のベルトのたるみを
防止でき、またオイルレスでのホットオフセット防止及
び光沢ムラ発生を防止できるという効果がある。
【0056】本発明の請求項9に係る定着装置は、以上
説明してきたように、分離ローラと定着ローラ、あるい
は分離ローラと加圧ローラの両側駆動とし、定着ロー
ラ、あるいは加圧ローラに与える回転駆動は、定着ロー
ラ、あるいは加圧ローラの線速が、分離ローラの線速よ
りも遅い駆動としたので、上記共通の効果に加え、定着
ベルト走行安定駆動機構を低コスト化できるという効果
がある。
【0057】請求項10に係る定着装置は、以上説明し
てきたように、装置の動作開始時は、分離ローラと定着
ローラ、あるいは分離ローラと加圧ローラの両方のロー
ラに駆動を与えるので、上記共通の効果に加え、装置作
動開始時の定着ベルトと分離ローラ間のスリップを防止
でき、また定着ベルトの破断を防止をできるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着装置を用いる画像形成装置の全体
構成図である。
【図2】図1の画像形成装置に用いる定着装置の構成を
示す断面図である。
【図3】図2の定着装置において、駆動による定着ベル
トの張り、たるみの一例を説明するための図である。
【図4】図2の定着装置において、駆動による定着ベル
トの張り、たるみの他の例を説明するための図である。
【図5】図2の定着装置において用いる分離ローラの構
成を示す図である。
【図6】図2の定着装置において用いる他の分離ローラ
の構成図である。
【図7】本発明に係る定着装置の一実施形態を示す図で
ある。
【図8】本発明に係る定着装置の他の実施形態を示す図
である。
【図9】本発明に係る定着装置のさらに他の実施形態を
示す図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電手段 3 クリーニング装置 4 現像装置 4a 現像ローラ 5 転写手段 6 定着ローラ 7 ヒータ 8 定着ベルト 9 分離ローラ 11 ベルト定着装置 14 トナー補給部 17 給紙カセット 19 給紙ローラ 20 レジストローラ 21 排紙ローラ 22 排紙口 25 サーミスタ 32 未定着トナー 33 芯金 34 弾性体層 35 多孔質断熱樹脂層 36 表層 37 駆動制御手段 38 トルク検知手段 39 駆動手段 40 駆動手段 41 線速検知手段 42 芯金 43 発泡層 44 離型層 45 加圧ローラ 51 ギヤ 52 ギヤ 50 ワンウェイクラッチ 100 自動原稿給紙装置 101 スキャナ部 102 作像部 105 排紙トレイ部 P 転写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 尚志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 大嶋 清 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H033 AA09 AA23 BA11 BA12 BA25 BB18 BB28 BB34 BB37 BB38 CA13 CA40 3J103 AA02 AA13 BA43 CA03 FA18 GA02 GA57 GA58 HA03 HA13 HA18 HA41

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写紙上に形成されたトナー画像を、分
    離ローラと定着ローラの周囲に掛け渡されたエンドレス
    状の定着ベルトと重ね、該定着ベルトを介して上記定着
    ローラの周囲で加圧、加熱し、転写紙と上記定着ベルト
    を密着させて所定時間走行させた後、上記分離ローラの
    部位あるは上記分離ローラ近傍で上記転写紙と上記定着
    ベルトを剥離する定着装置において、上記分離ローラを
    回転駆動する手段を有することを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の定着装置において、上記分離
    ローラは、芯金の周りに耐熱多孔質の弾性体層を設けて
    なることを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の定着装置において、上記分離
    ローラは、芯金の周りに気孔を含む剛性を有する断熱樹
    脂層を設けてなることを特徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の定着装置において、上記断熱
    樹脂層の表面に、摩擦係数の大きい表層を設けてなるこ
    とを特徴とする定着装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかの定着装置
    において、上記分離ローラを回転駆動する手段は、上記
    分離ローラの駆動トルクが設定値以上になったら、上記
    定着ローラあるいは上記定着ベルトを介して上記定着ロ
    ーラと所定圧力で転接する加圧ローラに回転駆動を与え
    ることを特徴とする定着装置。
  6. 【請求項6】 請求項5の定着装置において、上記分離
    ローラの駆動トルクが所定の設定値以下になったとき
    に、上記定着ローラあるは上記加圧ローラに与えている
    回転駆動を止めることを特徴とする定着装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし4のいずれかの定着装置
    において、上記定着ベルトの線速を検知する手段を有
    し、該定着ベルト線速の検知値が所定の設定値以下にな
    ったときに、上記定着ローラあるいは上記定着ベルトを
    介して上記定着ローラと所定の圧力で転接する上記加圧
    ローラに回転駆動を与えることを特徴とする定着装置。
  8. 【請求項8】 請求項7の定着装置において、上記定着
    ベルトの線速を検知する手段を有し、上記定着ベルト線
    速が所定の設定値以上になったときに、上記定着ローラ
    あるは上記加圧ローラに与えている回転駆動を止めるこ
    とを特徴とする定着装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかの定着装置
    において、上記分離ローラと上記定着ローラ、あるいは
    上記分離ローラと上記加圧ローラの両側駆動とし、上記
    定着ローラあるは上記加圧ローラに与える回転駆動を、
    上記定着ローラあるいは上記加圧ローラの線速が上記分
    離ローラの線速よりも遅い駆動としてなることを特徴と
    する定着装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし8のいずれかの定着装
    置において、動作開始時は、上記分離ローラと上記定着
    ローラ、あるいは上記分離ローラと上記加圧ローラの両
    方のローラに駆動力を与えることを特徴とする定着装
    置。
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