JP2007206477A - 定着装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複写機等の電子写真を用いた画像形成方法による定着装置、画像形成装置における、省エネルギー化と、画像の光沢ムラ防止を図る。
【解決手段】無端状の定着ベルト23と加圧ベルト25の間に記録紙28を挟んで搬送し、その表面のトナー像を加熱、放熱させた後に定着ベルトからトナー面を分離する。定着ベルト23からの分離時にトナー像は凝固しているため、100℃程度で溶融するトナーを用いても定着ベルト23側に低粘度トナーがオフセットすることが防止され、低温度定着が容易になる。このため良好な省エネルギー定着システムが得られることになる。このようなシステムにおいて懸架された一対のベルト23、25に一定の張力をかけ、記録紙28の挟持を密着状態に保つ。ベルト23、25の面のうねりは光反射型センサ31、32で検出し、テンション調整によりうねりを無くす。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機やファクシミリ、プリンター、印刷機等の画像形成装置に関し、詳細にはこれらに用いられている電子写真を用いた画像形成の定着装置における省エネルギー化と、画像の光沢ムラを防止するための技術に関する。
従来から地球環境の保全のために省資源及び省エネルギーの要求が高まっている。電子写真においても省エネルギーのために消費電力を押さえる動きが活発化しており、特に電力消費の激しい定着の分野で低温度定着化が研究されている。現状では200℃〜150℃程度の定着温度が一般的であり、定着装置の室温からの立ち上げ時間も1分〜5分程度かかっている。これを150℃以下、好ましくは100℃近辺で定着できることが省エネルギー化と定着立ち上げ時間低減のため望まれる。
このような温度での定着を実現するためには当然トナーの軟化点あるいは融点は100℃以下に下げざるをえないが、一般に同一種有機高分子物質は、融点が下がると溶融粘度の低下が避けられない。これは樹脂の融点が分子量に依存していることにあり、当然分子量が低ければ分子鎖のからみ合いが緩くなり、相互作用が弱くなることにより溶融粘度は下がると考えられる。従って超低融点トナーを使って定着を行った場合、融点以降急激な粘度の低下が起こる。このため有効なゴム域幅が狭く、紙上のトナーを定着加熱体側にオフセットしないようにすることが困難である。
このような問題を解決するために定着ベルトを用い、溶融したトナーを密着したまま放熱させて固化した後に、ベルトから分離させることでトナー像のオフセットを防止することが考えられる。
このように定着ベルトにトナー像を密着させて過熱、放熱を行う場合、搬送中にベルトのうねりによって密着状態が不均一になると、密着保温時間のバラツキが画像の光沢ムラとなって現れてしまうという問題がある。
特許文献1では、定着ローラーに掛けられた無端ベルトの表面にフレッシュエヤーを供給するダクトを連結した冷却ファンを設け、溶融状態にあるトナーが転写紙上に凝縮することで、オフセットを防止している。
特許文献2では、複数のローラーに掛けられた定着ベルトと、加熱手段と、記録紙の搬送路の先端、後端とその間に各ガイドローラーを備えて、紙を押さえて画像面を定着ベルトに密着させて搬送するようにしている。この場合ガイドローラーの当たっていない部分での紙の浮きや画像ブレが問題である。
特許文献3では、加熱ローラーと定着ローラーの間に架橋された無端状定着ベルトと、下方より圧接する加圧ローラーを備え、定着ローラーと加熱ローラーは該加圧ローラーに当接し、該当接部間でニップを形成するようにしている。この場合、定着ニップ内で高い曲率を持って記録紙を搬送することによる画像のブレが問題である。
特開平5−019646号公報 特開平10−221982号公報 特開平2000−89593号公報
本発明は、複写機等の電子写真を用いた画像形成方法による定着装置、画像形成装置における、省エネルギー化と、画像の光沢ムラ防止を図り、低融点のトナーを用いた加熱−密着搬送による省エネ定着システムであって、定着ベルトのうねりを検知して密着搬送を安定的に行い、光沢ムラを防止して、良好なカラープリントが得られる装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る定着装置は、一対の無端ベルトで記録媒体がベルト張力0.001〜5.4N/mmで挟持され、該記録媒体がベルトで挟持される時間が50〜1000ミリ秒であり、該一対のベルトの張力による挟持で記録媒体が前記一対のベルトの一方である定着ベルトに画像面が密着した状態で搬送されるものである時に、該定着ベルト面のうねりを検出してうねり除去の動作を行う手段を有することを特徴とする。
本発明の定着装置では、無端状の定着ベルトと加圧ベルトの間に記録媒体を挟んで搬送し、記録媒体表面のトナー像を定着ベルトに密着させて加熱、放熱させた後に定着ベルトからトナー面を分離するようにしている。このような構成を用いると定着ベルトからの分離時にトナー像は凝固しているため、100℃程度で溶融するトナーを用いても定着ベルト側に低粘度トナーがオフセットすることが防止され、低温度定着が容易になる。このため良好な省エネルギー定着システムが得られることになる。このようなシステムにおいて懸架された一対のベルトに一定の張力をかける必要は前記のように記録媒体を一対のベルトで挟持して密着状態を保つためであり、張力が弱すぎると密着面に浮き上がりが発生し易く、好ましくなく、逆に張力が強すぎるとベルトが伸びたり破断したりしやすくなるので好ましくない。好ましい張力はは0.01〜5N/mm、より好ましくは0.05〜4N/mm、更に好ましくは0.1〜2N/mmである。
また本発明において加熱ローラーと加圧ローラーによるニップ後一対のベルトで挟持された記録媒体は50〜1000ミリ秒密着状態を保つことによってトナーを保温しトナーに充分熱が伝わるようにしており、この挟持される時間が短いとトナーが必要な熱を受けず定着性能が下がってしまう。また挟持する時間が長すぎると全体のベルト表面積が増えるので放熱が多くなりこのましくない。好ましい挟持の時間は60〜800ミリ秒、より好ましくは80〜700ミリ秒、更に好ましくは100〜500ミリ秒、更にもっと好ましくは200〜400ミリ秒である。
また一対の密着搬送ベルトの、うねりの状態を検出し、うねりを除去すると、ベルトのうねりを検知することで、密着搬送が良好に行われているかどうかを常にモニタリングでき、良好な搬送状態を保つこと可能になる。すなわち低融点のトナーを用いた加熱−密着搬送による省エネ定着システムであり、うねり検知センサによって定着ベルトのうねりを検知して補正動作を行うので密着搬送を安定的に行い光沢ムラを防止して、良好なカラープリントが得られる。
同請求項2に係るものは、請求項1に記載の定着装置において、前記うねりの検出を光反射型センサで行い、該光反射型センサは前記定着ベルト面に対して所定の角度で光を当て、反射光の入射量を検出することで前記定着ベルト面のうねりを検出するものであることを特徴とする。
うねりを検知するセンサには、光反射型センサを用いることができる。所定の角度でベルト面に光を当て、反射光の入射量を検出することでベルト面のうねりを検出するようにしている。この光反射型センサの概略図を図3に示す。ベルト面が張られた状態では図3−Aのように反射光がほぼ100%入射光となって検出される。しかし加温によるベルト周長の伸長、冷却による収縮、経時的な伸び、寸法誤差等によってベルト面にうねりが発生すると図3−Bに示すように入射光が検出されず、ベルトがうねっていると判断される。このようにすると密着搬送が良好に行われているかどうかを常にモニタリングして良好な搬送状態を保つこと可能になる。
同請求項3に係るものは、請求項2に記載の定着装置であって、前記うねりを検出する光反射型センサを前記一対の無担ベルトの密着搬送部裏面に備えることを特徴とする。
うねりを検出するセンサは密着搬送部の裏面に備える。このようにすると画像面の密着搬送が良好に行われているかどうかを常にモニタリングして良好な搬送状態を保つこと可能になる。
同請求項4に係るものは、請求項2に記載の定着装置であって、前記うねりを検出する光反射型センサを前記定着ベルト面と、前記一対のベルトの他方である加圧ベルト面それぞれに備えることを特徴とする。
うねりを検知するセンサは、定着ベルト面の検出と、加圧ベルト面の検出を行う。このようにすると搬送紙の表裏より密着搬送が良好に行われているかどうかを常にモニタリングして良好な搬送状態を保つこと可能になる。
同請求項5に係るものは、請求項2から4のいずれかに記載の定着装置において、前記一対のベルトはそれぞれテンションローラーにより架張力が調節されるものであり、前記光反射型センサによるベルト面のうねりの情報によってテンションが調節されるものであることを特徴とする。
一対のベルトはテンションローラーによって架張力が調節されるものであり、光反射型センサのベルト面のうねり情報によってテンションが調節されるようにしている。この一対のベルトテンションは所定の張力に調整されているが、加温によるベルト周長の伸長、経時的な伸び、などでベルトの張力が不足した場合、ベルト面がうねり、しわが発生したことを光センサーによって検知する。するとテンションを強める方向にテンションローラーが移動することでしわを除去し、密着搬送を維持する。このようにして経時的に画像の光沢ムラの発生を除去した良好な省エネルギー定着装置の提供が可能になる。
同請求項6に係るものは、請求項2から5のいずれかに記載の定着装置において、前記光反射型センサをベルト幅方向に複数配置してあることを特徴とする。
うねりを検知する光反射型センサをベルト幅方向に複数配置すると、ベルトの端部および中央でのうねり量をそれぞれ検出し、幅方向全面にわたってうねりをモニタリングして良好な搬送状態を保つこと可能になる。
同請求項7に係るものは、請求項2から6のいずれかに記載の定着装置において、前記光反射型センサが前記ベルトの片側のうねりを検出すると、前記テンションローラーの片側のテンションを強めることを特徴とする。
うねりを検知するセンサが片側のうねりを検知すると、うねりを検知した片側テンションのみが強まるようにする。一のセンサがうねりを検知し、他のセンサが検知しなければ、テンションローラーの片側のみが移動して片側テンションが強まる。このようにしてベルトしわを除去して常に密着搬送を維持し、画像の光沢ムラの発生を除去した良好な省エネルギー定着装置の提供が可能になる。
同請求項8に係るものは、請求項2から7のいずれかに記載の定着装置において、前記ベルトの厚みが50μm〜500μmの範囲であることを特徴とする。
一対のベルト厚みは50μm〜500μmの範囲であるようにする。これはベルト厚みが50μm以下では強度が小さくなりテンションを強めてベルト張力を上昇させた時に破断する危険性が強まり、また500μm以上の厚みになると、ベルト熱容量が増大して所定の温度まで加熱するのに長時間必要になるためである。このため50μm〜500μmの範囲のベルト厚みであると、うねり除去の制御を行いながら常に密着搬送を維持し、画像の光沢ムラの発生を除去した良好な省エネルギー定着装置の提供が可能になる。
同請求項9に係るものは、請求項2から8のいずれかに記載の定着装置において、前記ベルトがポリイミド基体上に表面層として高離型樹脂層が形成されていることを特徴とする。
このようなベルトを採用すると、ポリイミド樹脂ベルトによってベルト耐久性が得られ、うねりが発生してベルトテンションを強めた際、用紙のベルト密着力が強まっても表面の離型樹脂層によって用紙を安定的に分離することが可能になる。このようにして画像の光沢ムラの発生を除去した良好な省エネルギー定着装置の提供が可能になる。
同請求項10に係るものは、請求項11記載の定着装置において、前記ベルト基体と前記表面層の間に弾性層が形成されていることを特徴とする。
ベルト基体と表面層の間に弾性層を形成すると、片側にうねりが発生して片側テンションを強くした場合にも弾性層によって幅方向の密着圧力がならされて加圧力が不均一になることが防止される。このようにして画像の光沢ムラの発生を除去した良好な省エネルギー定着装置の提供が可能になる
本発明の請求項11に係る画像形成装置は、請求項1から11のいずれかに記載の定着装置を用いてなることを特徴とする。
本発明は、低融点のトナーを用いた加熱−密着搬送による省エネ定着システムにおいて、うねりを検出することによってベルトのうねりを検知して補正動作を行うので、一対の無端ベルトによる密着搬送を安定的に行え、光沢ムラを防止して、良好なカラープリントが得られる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。
図1は本発明の一実施例に係る定着装置を備えた画像形成装置の概略構成図を示す。コピー機として動作する場合は、読み取り部1において原稿を読み取った後デジタルデータとして書き込み信号に変える。プリンターとして動作する場合はコンピューターからの画像信号を書き込み信号に変換する。書き込み信号はイエロー、マゼンタ、シアンの3原色に黒を加えたものになり、ポリゴンミラー3より各色の感光体ユニット4〜7に光書き込みが行われる。各色の感光体ユニットではそれぞれの色に応じて帯電、書き込み、現像のプロセスにより感光体上にトナー像を形成し、該トナー像は中間転写ベルト8上に重ね合わされ、2次転写ローラー11によって記録紙上に一括転写される。トナー像が乗った記録紙は搬送ベルト12によって定着装置13に搬送され、トナーを加熱、定着後、排紙部17に排出される。
図2は定着装置13の概略図を示す。加熱ローラー21、上張架ローラー22の間に無端状定着ベルト23が掛けられており、テンションローラー29によって上側にテンションを掛けて張られている。加熱ローラー21内にはヒーター24が入っており、定着ベルト23を所定の温度まで加熱する。加圧ベルト25は加圧ローラー26、下張架ローラー27の間に掛けられ、テンションローラー30によって下側にテンションを掛けて張られており、定着ベルト23と接触しながら駆動される。
また加熱ローラー21と加圧ローラー26は片側50Nのバネによって加圧されており、搬送されてきた記録紙28は用紙進入部で加圧されながら熱を受ける。そしてトナー像が溶融し、用紙が定着ベルトに密着しながら搬送される。そして密着搬送部においては上下のベルトに1N/mmの張力を与えて用紙を搬送し、トナー像を放熱、固化させる。この定着器の加熱ローラー21の制御温度は130℃、紙送りスピードは300mm/秒であり、上下ベルトのニップ幅は90mmであるので、記録媒体が挟持される時間は300ミリ秒である。
そしてこの定着装置の用紙密着搬送部裏面より、図3に示すように光反射型センサ(以下単にセンサという)によってベルトのうねりをモニタリングしている。センサ31は半導体レーザー32より光照射し、光検知部33で反射光を検知している。そして図3(B)のように反射光の入射が検出されないとベルト23のうねりが発生し、画像の密着搬送が不均一になっていると判断する。このベルト23のうねり部分34の下部の画像はツヤ消し状態であり、他の画像部分と光沢ムラが発生する。このためうねりを検出すると図2のテンションローラー30の端部支点が図示しないソレノイド機構により上方に引き上げられ、ベルトが張られ、うねりが除去される。
このような構成にしたところ、全面画像のA3サイズ用紙を連続通紙しても、うねりによる光沢ムラの発生が防止されて、全幅で高品質のカラープリントが得られた。
<実験例>
使用トナー:環化イソプレン 30wt%
ポリエステル 60wt%
カルナウバワックス 10wt%
カーボンブラック 10重量部
負帯電性の荷電制御剤 1重量部
このトナーの軟化点は80℃であり、定着下限温度は85℃である。
ベルト構成:ポリイミド基体 70μm
シリコンゴム弾性層 150μm
表面PFAチューブ層 30μm
実施例1と同様な装置を用いるが、図4に示すように定着ベルト23の幅方向の両端と中央部の3ヶ所にセンサを備えている。そして手前側のセンサ41のみがうねりを検知すると、テンションローラー29の手前側支点Aが図示しないソレノイド機構により上方に引き上げられて手前側のみテンションを強め、うねりを除去する。また奥側のセンサ43のみがうねりを検知すれば、奥側のみテンションを引き上げる。また両側支点A、Bが引き上げられた状態で手前側のうねりを検知すれば、奥側の支点Bを引き下げることで相対的に手前側のテンションを高め、それによってうねりを除去する。
このような制御を行ったところ、全面画像のA3サイズ用紙を連続通紙しても、うねりによる光沢ムラの発生が防止されて、常に全幅で高品質のカラープリントが得られた。
本発明の一実施例に係る定着装置を備えた画像形成装置の概略構成図 実施例1の定着装置の概略図 うねり検出に用いた光反射型センサの概略図(A)と、うねりの検出状態の概略図(B) 実施例2の定着装置の概略図
符号の説明
1:読み取り部
ポリゴンミラー3
感光体ユニット4〜7
中間転写ベルト8
2次転写ローラー11
搬送ベルト12
定着装置13
排紙部17
加熱ローラー21
上張架ローラー22
定着ベルト23
テンションローラー29
ヒーター24
加圧ベルト25
加圧ローラー26
下張架ローラー27
テンションローラー30
記録紙28
光反射型センサ(センサ)31
半導体レーザー32
光検知部33
ベルトのうねり部分34
センサ41〜43

Claims (11)

  1. 一対の無端ベルトで記録媒体がベルト張力0.001〜5.4N/mmで挟持され、該記録媒体がベルトで挟持される時間が50〜1000ミリ秒であり、該一対のベルトの張力による挟持で記録媒体が前記一対のベルトの一方である定着ベルトに画像面が密着した状態で搬送されるものである時に、該定着ベルト面のうねりを検出してうねり除去の動作を行う手段を有することを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1に記載の定着装置において、前記うねりの検出を光反射型センサで行い、該光反射型センサは前記定着ベルト面に対して所定の角度で光を当て、反射光の入射量を検出することで前記定着ベルト面のうねりを検出するものであることを特徴とする定着装置。
  3. 請求項2に記載の定着装置であって、前記うねりを検出する光反射型センサを前記一対の無担ベルトの密着搬送部裏面に備えることを特徴とする定着装置。
  4. 請求項2に記載の定着装置であって、前記うねりを検出する光反射型センサを前記定着ベルト面と、前記一対のベルトの他方である加圧ベルト面それぞれに備えることを特徴とする定着装置。
  5. 請求項2から4のいずれかに記載の定着装置において、前記一対のベルトはそれぞれテンションローラーにより架張力が調節されるものであり、前記光反射型センサによるベルト面のうねりの情報によってテンションが調節されるものであることを特徴とする定着装置。
  6. 請求項2から5のいずれかに記載の定着装置において、前記光反射型センサをベルト幅方向に複数配置してあることを特徴とする定着装置。
  7. 請求項2から6のいずれかに記載の定着装置において、前記光反射型センサが前記ベルトの片側のうねりを検出すると、前記テンションローラーの片側のテンションを強めることを特徴とする定着装置。
  8. 請求項2から7のいずれかに記載の定着装置において、前記ベルトの厚みが50μm〜500μmの範囲であることを特徴とする定着装置。
  9. 請求項2から8のいずれかに記載の定着装置において、前記ベルトがポリイミド基体上に表面層として高離型樹脂層が形成されていることを特徴とする定着装置。
  10. 請求項11記載の定着装置において、前記ベルト基体と前記表面層の間に弾性層が形成されていることを特徴とする定着装置。
  11. 請求項1から11のいずれかに記載の定着装置を用いてなることを特徴とする画像形成装置。
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