JP2001056616A - 加熱定着方法及び装置 - Google Patents

加熱定着方法及び装置

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JP2001056616A
JP2001056616A JP11232969A JP23296999A JP2001056616A JP 2001056616 A JP2001056616 A JP 2001056616A JP 11232969 A JP11232969 A JP 11232969A JP 23296999 A JP23296999 A JP 23296999A JP 2001056616 A JP2001056616 A JP 2001056616A
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heater
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Fuyuhiko Matsumoto
冬彦 松本
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 未定着トナー像を記録媒体に省電力で、且つ
高速に定着でき、良質の画像が得られる加熱定着方法及
び装置を提供する。 【解決手段】 未定着トナー像Tを保持する記録媒体P
は定着ローラ10及び加圧ローラ20内に挿入される前
に第1の外部ヒータ30により温度T1 で加熱される。
温度T1 は未定着トナーがほぼ溶融軟化する温度であ
る。また、定着ローラ10内にはその表面温度をT1
りも低温のTR に加熱する内部ヒータ11が設けられて
いる。この温度TR は従来のローラよりもはるかに低温
である。以上により、ローラの温度立ち上がりが早く、
良質な画像の高速定着ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を利
用した普通紙複写機、普通紙ファクシミリ、プリンタ等
のトナー画像を記録媒体に定着させる加熱定着装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子写真法、又は静電記録法等に
より記録媒体上にトナー像を形成し、そのトナー像を及
び圧力によって記録媒体に定着する装置においては、最
近の環境、エネルギー等の問題から、特に低速分野では
立ち上がり時間(昇温時間)が短くなることの利点から
フィルム(サーフ)定着方式が普及しつつある。また、
低速から高速領域までの対応が可能な熱ローラ定着方式
では、薄肉芯金ローラを採用して昇温時間の短縮化を計
ると共に機械的強度を保つための方策が、特開昭61−
59381号公報,実開昭56−7949号公報,特開
平8−278715号公報,特開平8−286541号
公報,特開平8−314307号公報等で提案されてい
る。また、ベルト方式を用いた特開平6−318001
号公報,特開平8−286535号公報では、定着ロー
ラと加熱ローラ間に定着ベルトを張設し、該定着ベルト
を介して下方より定着ローラを押圧する加圧ローラを設
け該ベルトの熱を予熱源として定着するもの、また同様
にベルト方式を用いた特開平8−314303号公報で
は、消費電力が小さく、離型剤塗布を行わなくても高画
質な画像が得られ、更に記録媒体の種類によらず一定の
速度で定着が行える定着装置等が提案されている。ま
た、フィルム定着方式を用いた特開平7−334021
号公報では、記録材搬入側のフィルム加熱体部分を面取
りした傾斜部を記録材の前加熱領域に適用することによ
り、記録材中の水分放出による画像の飛び散りを防止す
ると共にニップ部の本加熱温度を下げても高速定着が可
能となる装置が提案されている。また、定着ローラと加
圧ローラの圧接部で構成されるニップ部の上流側に予備
加熱手段を設け、小サイズの記録紙がニップ部を通過す
るとき非通紙部の温度が高くなる、所謂端部温度上昇を
前記予備加熱手段により低減する技術が特開平9−28
1823号公報に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前記サーフ
定着又は前記熱ローラ方式では、昇温時間は短縮される
ものの、トナーを記録媒体上に溶融固着させるために
は、加熱ローラの表面温度を150〜190℃の高温に
保持し続ける必要があり、省エネルギー化の観点から
は、定着時の温度をより低下させ、低温定着が可能とな
る方法及びそれに対応するトナーが必要となる。また、
前記前二者の定着ベルト方式では、ベルトとトナーとの
離型性及びオイルレス性は向上するものの、加熱ローラ
の熱を一旦ベルトに伝達し、該ベルトの熱を記録媒体予
熱源として用いるため、予熱効果に注目した場合効率の
低下は否めず、高速定着時では更に予熱効果が低下し、
これを解決するためには加熱ローラ温度を上げざるを得
ず、その結果消費電力が増大することとなる。また、後
者のベルト定着方式では、加熱及び定着ローラ夫々に加
圧ローラが配置されると共に冷却部材がベルトと接触摺
動するように配置されているため装置全体の熱容量が増
加し、従って加熱時の電力消費がその分増加してしま
う。また、前記フィルム方式を用いた例では、前加熱領
域を形成したことによりニップ部の本加熱温度を下げ、
高速定着が可能となるものの装置及び構成が複雑となり
コストアップとなる。また、特開平9−281823号
公報の例では、端部温度上昇防止には予備加熱手段が寄
与するものの総合的に省電力化を計るには至っていな
い。従って更なる低温定着化を可能にするためにはより
効果的な方法が望まれるところであった。
【0004】本発明は、以上の事情に鑑みて発明された
ものであり、定着ローラの表面温度を従来のものに比較
して格段に低温化でき省電力化を可能にすると共に定着
ローラの温度立ち上がりが早く、始動ウォーミングアッ
プ時間が短く、プロセススピードも早く、高速定着がで
きる加熱定着方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、請求項1記載の発明は、未定着トナー像
が保持されて装置内に挿入された記録媒体を前記未定着
トナーがほぼ溶融軟化状態になる温度T1 で予め外部ヒ
ータにより加熱した後、内部ヒータによりその表面温度
を前記T1 よりも低温のTR に加熱されたローラを有す
る一対のローラにより前記記録媒体を加熱加圧して前記
未定着トナー像を前記記録媒体に定着する加熱定着方法
を特徴とする。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、未定着ト
ナー像が保持された記録媒体を挿通圧接する一対のロー
ラを有し、少なくとも一方のローラ内に内部ヒータを設
けると共に、前記一対のローラの上流側に設けられ前記
記録媒体を前記未定着トナーがほぼ溶融軟化状態になる
温度T1 で加熱する外部ヒータとを有する加熱定着装置
であって、前記外部ヒータを前記記録媒体の前記未定着
トナー像が保持された側に前記未定着トナー像とは所定
の間隙をもって配設し、前記内部ヒータを有するローラ
の表面温度TR を前記外部ヒータの設定温度T1 以下と
して前記内部ヒータと外部ヒータとを併用して前記未定
着トナー像を前記記録媒体に定着することを特徴とす
る。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、未定着ト
ナー像が保持された記録媒体を挿通圧接する一対のロー
ラを有し、少なくとも一方のローラ内に内部ヒータを設
けると共に、前記一対のローラの上流側に設けられ前記
記録媒体を前記未定着トナーがほぼ溶融軟化状態になる
温度で加熱する外部ヒータとを有する加熱定着装置であ
って、前記外部ヒータが、前記記録媒体の前記未定着ト
ナー像が保持された側で前記未定着トナー像とは所定の
間隙をもって配設された第1の外部ヒータと、前記記録
媒体のトナー非保持面と接触する前記記録媒体ガイド部
材として又はガイド部材の裏面に密接して配設された第
2の外部ヒータとから構成され、前記内部ヒータを有す
るローラの表面温度TR と前記第1及び第2の外部ヒー
タの設定温度T1 ,T2 の関係が、T2 <TR <T1
なるように設定して前記内部ヒータと外部ヒータとを併
用して前記未定着トナー像を前記記録媒体に定着するこ
とを特徴とする。
【0008】また、請求項4に記載の発明は、前記一対
のローラには耐熱弾性離型層が被覆され、前記記録媒体
上のトナー像と接触する側の弾性層の表面硬度が、他ロ
ーラの弾性層の表面硬度より小さく設定されていること
を特徴とする。
【0009】また、請求項5に記載の発明は、前記外部
ヒータが板状発熱体であり、さらには該板状発熱体が自
己発熱型セラミックス発熱体より形成されていることを
特徴とする。
【0010】また、請求項6に記載の発明は、前記第1
の外部ヒータが、前記記録媒体の搬送方向に対して直角
の方向に分割して形成された複数のヒータ部分からなる
ことを特徴とする。
【0011】また、請求項7に記載の発明は、前記第1
の外部ヒータが、記録媒体上に付着したトナー像と対向
する面を除き周囲を耐熱性の低熱伝導材料支持部材によ
り保持されていることを特徴とする。
【0012】また、請求項8に記載の発明は、前記記録
媒体と接触する前記記録媒体ガイド部材として、又はガ
イド部材の裏面に密接して配設された第2の外部ヒータ
の背面側に、低熱伝導性材料より成る支持部材を密着設
置したことを特徴とする。
【0013】また、請求項9に記載の発明は、前記記録
媒体ガイド部材を、回動可能な無端ベルトで構成したこ
とを特徴とする。
【0014】従って、請求項1によれば、記録媒体は加
圧ローラで圧着される前に外部ヒータにより加熱され未
定着トナーはほぼ溶融軟化状態で加圧ローラに導入され
る。そのため、加圧ローラは従来技術のように高温に加
熱する必要がなく、ニップ部の温度低下が可能となり、
全体として消費電力の低減ができる。
【0015】また、請求項2によれば、前記外部ヒータ
に通電して外部ヒータ表面温度を、外部ヒータ表面から
の輻射熱を直接うけて前記未定着トナーがほぼ溶融軟化
状態となる温度T1 (℃)に設定することができるた
め、一対のローラの圧接部で形成されるニップ部の温度
R (℃)は、従来の熱ローラ定着方式で一般的に用い
られている定着温度、例えば、150〜190℃という
ような高温にする必要がなく、用いるトナーの流出開始
温度近傍の温度が維持できる程度の、通常に比べ消費電
力を押さえた低い温度に設定することが可能となる。前
記のように温度設定することにより、まず、外部ヒータ
領域で記録媒体上のトナーが溶融軟化状態とされると共
に記録媒体自体も同時に加温されるため、記録媒体がニ
ップ領域を通過することによるニップ部の温度低下は小
さく、これによってもローラ内部ソータの消費電力を低
減できる。更に、上述したように外部ヒータからの輻射
熱により溶融軟化状態となった記録媒体上のトナー画像
は、解像度などの画像特性に影響を及ぼすほどには記録
媒体上で流動化することなく前記ニップ部に搬送され熱
及び圧力が加えられ記録媒体上に固定化される。このと
きニップ部の温度は、上述したようにトナーの流出開始
温度近傍の低い温度に設定されている。従って、ニップ
部に到来するときには既に外部ヒータにより軟化状態と
なったトナーは、その粘性力が増大することによって記
録媒体上への付着力が増加するため、トナーのローラ表
面側への付着が押さえられる。このためオフセットが発
生しにくくなる。
【0016】また、請求項3では、前記請求項1におけ
る第1の外部ヒータと、記録媒体のトナー非保持面と接
する記録媒体ガイド部材として配置した、又はAl,F
e、SUS,Cuなどの熱伝導部材により構成されたプ
レート状ガイド部材の裏面側に接触配置した第2の外部
ヒータとを用いて前記記録媒体上のトナー及び記録媒体
自体を加熱可能な構成としたことにより、装置立ち上げ
時にガイド部材や記録媒体の温度が低い場合でもプロセ
ス速度を遅くすることなく、従ってウォームアップ時間
を短縮でき定着装置の消費電力を低減できると共に良好
な定着画像を得ることが可能となる。前記第2の外部ヒ
ータは、上述したように装置立ち上げ時や高湿時など外
部の環境状況に応じて作動させることが可能で、その温
度制御範囲としては、記録媒体上のトナー溶融軟化条件
及びニップ部の定着条件に影響を及ぼさない温度、即
ち、T1 及びTR 以下に設定することが望ましい。前記
温度以上にした場合は、第1の外部ヒータ領域でのトナ
ー溶融状態及びニップ領域でのトナー定着状態に変動を
来し良好な定着画像を得ることが困難になる。
【0017】また、請求項4では、前記一対のローラ表
面に耐熱弾性離型層を被覆し、両ローラを圧接してニッ
プ部を形成することにより、従来のようなハードローラ
を用いた場合に比べニップ領域が広がる。従って、トナ
ーはこの領域内でより強固に記録媒体上に固定化され
る。また、記録媒体上のトナー像と接触する側のローラ
(定着ローラ)に被覆した弾性層の表面硬度を他方のロ
ーラ(加圧ローラ)の弾性層の表面硬度よりも小さくし
たため、記録媒体は加圧ローラの外周面に沿った状態と
なり、定着ベルトと離れる方向にニップ出口から排出さ
れる。その結果、記録媒体が定着ローラに巻き付くよう
な現像も防止でき、記録媒体はその移動と共に定着ベル
ト表面から円滑に剥離される。
【0018】また、請求項5では、記録媒体上のトナー
像を直接加熱する第1及び記録媒体又は記録媒体ガイド
部材と接触する第2の外部ヒータを固定型の板状発熱体
により構成し、しかも該板状発熱体が昇温時間の早い自
己発熱型のセラミックス発熱体により形成されているた
め、記録媒体上のトナーを非接触状態で軟化させること
が可能となり、従ってニップ領域の保持温度は従来の熱
ロール定着方式に比べ格段に低温化することが可能とな
る。更に、高速定着が要求される装置にあっては、前記
第1及び第2の発熱体とを併用することにより記録媒体
通過によるニップ部の温度低下が低減されるため、従来
の定着方式に比べより低温化と消費電力の低減化を計る
ことが可能となる。
【0019】また、請求項6では、前記第1の板状セラ
ミックス発熱体を記録媒体の搬送方向に対して直角の方
向に複数分割して設けたことにより、記録媒体のサイズ
に応じた加熱が可能となり、不必要な電力消費を防止す
ることが可能となる。
【0020】また、請求項7では、前記第1の板状発熱
体がトナー像と対向する面を除きその周囲を熱伝導性の
低い耐熱性材料により保持するように構成したことによ
り周囲への熱拡散を防止し、トナーへの熱吸収効率を高
めることが可能となる。
【0021】また、請求項8では、前記第2の板状発熱
体の背面側に、低熱伝導性材料よりなる支持部材を密着
配置したことにより、板状発熱体側からの放射熱を効率
よく記録媒体に伝え余熱することが可能となる。
【0022】また、請求項9では、記録媒体ガイド部材
を、回動可能な無端ベルトで構成したことにより、記録
媒体と前記ガイド部材間での摺擦がなく密着搬送される
ため、記録媒体の搬送がスムーズに行われ、ガイド部材
からの浮きなどによるトナー飛散や前記第1発熱体又は
前記第2発熱体からの熱伝導ムラ等による定着不良が発
生せず良好な定着画像を得ることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の加熱定着方法及び
装置の実施の形態を図面を参照して詳述する。本発明の
定着装置は特に、白黒画像を作成するレーザプリンター
や電子写真複写機等の画像記録装置に装備され、白黒画
像を低温にて良好に定着可能とするものであるが、本発
明はこれらに限定されるものではなく、フルカラー画像
を作成する装置の定着装置としても用いることができ
る。
【0024】図1は本発明の請求項2に対応した定着装
置の一実施例を示す要部断面の概略構成図である。図中
10は一対のローラーを構成する一方の定着ローラで、
内部に加熱源となるヒータ11を有し、アルミ又は鉄な
どにより構成された薄肉芯金ローラ12の表面に耐熱弾
性離型層13が設けられている。20は一対のローラを
構成する他方の加圧ローラで、前記定着ローラ10と同
様に薄肉芯金ローラ21の表面に耐熱弾性離型層22が
設けられ、両ローラの当接部でニップ領域Nが形成され
るように図示されないバネにより定着ローラ10側に圧
接されている。14はトナー画像Tを表面に坦持下記録
媒体Pを定着ローラ10の表面から効率よく分離するた
めの分離ズメ、S1は温度制御及び温度検知をおこなう
ためのサーミスタである。30は本発明の要部をなす第
1の外部ヒータで、板状発熱体31と耐熱性支持部材3
2より構成されている。また、耐熱性支持部材32の一
部には開口部が設けられ、開口部内には板状発熱体31
の温度制御を行うためのサーミスタS2が板状発熱体3
1に接触するように配置されている。制御部40はS1
及びS2から入力された測定温度に対応する検出データ
に基づいて前記定着ローラ10及び板状発熱体31の表
面温度を所定の温度にするための出力データを図示しな
い電圧供給電源に送り、前記電源より必要な電圧をハロ
ゲンランプなどにより構成された内部ヒータ11及び板
状発熱体31に供給する。50は記録媒体Pのガイド用
金属支持板、60はローラ部及び外部ヒータ部全体の熱
拡散防止用保護カバーである。前記のように構成された
装置では、所定の画像形成プロセスを経て記録媒体P表
面に形成された未定着トナー画像Tは、ガイド部材50
と外部ヒータ30とにより形成された微少間隙を有する
1次定着領域H1 で板状発熱体31からの放射熱を効率
よく吸収し溶融軟化状態となる。その後記録媒体Pは、
内部ヒータ11によりその表面が前記板状発熱体の表面
温度(T1 =130〜160℃)よりは低い所定の温度
(TR =90〜130℃)に設定された定着ローラ(駆
動ローラ)10と加圧ローラ(従動ローラ)20とによ
り形成された2次定着領域であるニップ部Nを通過後定
着ローラ10の表面から記録媒体Pが必要に応じて分離
ズメ14を用いて分離され定着画像が得られる構成とな
っている。
【0025】また、図2は、本発明の請求項3に対応し
た定着装置の一実施例を示す要部断面概略構成図であ
る。図2(a)は、記録媒体Pのガイド用金属支持板5
0の裏面側に第2の外部ヒータ70が密着配置された例
で、図2(b)は、第2の外部ヒータ70自体が記録媒
体Pのガイド部材を兼ねるように構成された例で、いず
れも外部ヒータ70(70′)は、図1に示した外部ヒ
ータ30の構成と同様に板状発熱体71(71′)と耐
熱性支持部材72(72′)により構成され、温度制御
用サーミスタS3が夫々配備されている。図2(a)の
構成では、金属支持板50全体に板状発熱体72からの
熱が伝導されるため、発熱体自体は小幅化が可能とな
る。また、図2(b)の構成では、構成がより簡単にで
きると共に温度立ち上がり性能が向上する。図2の構成
装置では、記録媒体P表面に形成された未定着トナー画
像Tは、1次定着領域H1 で板状発熱体31からの放射
熱を吸収し溶融軟化状態となると同時に、第2の外部ヒ
ータ70(70′)によって記録媒体自体が加熱される
ため環境による影響がなくなると共に、記録媒体P上の
トナー画像Tが溶融軟化状態となる時間が短縮化される
ため、ウォーミングアップ時間の短縮、プロセススピー
ドの増加、消費電力の低減が可能となる。ここで、前記
板状発熱体71(71′)の表面温度は、ローラ表面温
度(TR )よりも更に低い温度、即ち、使用されるトナ
ーのTg値近傍の温度(T2 =60〜90℃)に設定さ
れる。これ以上にすると外部ヒータ全体としての電力が
増加し小電力化に支障を来たすと共に、外部ヒータ30
のトナー溶融のためのコントロール性が低下する。
【0026】また、図1,図2の構成において用いられ
る請求項4に対応した実施例では、定着ローラ10及び
加圧ローラ20は共に鉄製の薄肉芯金の表面に耐熱弾性
層13又は22を設けて構成されている。前記耐熱弾性
層は、トナー画像Tの定着ローラ10からの離型性を高
めるために、定着ローラ10と加圧ローラ20の圧着部
に形成されるニップ形状が記録媒体P上のトナー画像T
の付着面に対して凸状となるように構成するため、定着
ローラ10に比べて加圧ローラ20の方が硬度の高い弾
性層を用いている。より具体的には、定着ローラ10に
は前記芯金表面に、厚さ3mm,ゴム硬度30°のシリ
コーン発砲体を設け、加圧ローラ20の芯金表面には、
厚さ1mm,ゴム硬度20〜30°のシリコーンゴム層
を設け、更に両ローラの最表層には厚さ30μmのPF
Aチューブを設けている。
【0027】また、図1,2,4の構成に置いて用いら
れる請求項5に対応した実施例では、第1及び第2の外
部ヒータの構成要素である板状発熱体31,71,7
1′,81は、Al2 3 ・SiO2 をベースとして粉
末絶縁材料中に導電材料として金属Siを分散させ高温
で焼成した自己発熱型セラミックス発熱体であり、ロー
ラ軸方向について電極取り付け部だけ両端側に長くした
厚さ2mm以下の板状に形成されている。また、第1の
外部ヒータに用いられる板状発熱体31は記録媒体Pの
走行方向に加熱距離50mm、第2の外部ヒータに用い
られる板状発熱体71及び81は加熱距離20mm、同
様に71′の加熱距離は30〜50mmの長さに設定さ
れる。ここで、特に板状発熱体71′は、記録媒体Pの
ガイド部材を兼ねる構成となっているため、記録媒体P
の搬送性を向上する目的で表面にPFAなどを薄層コー
トすることが好ましい。また、前記のように構成された
第1及び第2の外部ヒータは、通常20〜5mmの間隔
を持って夫々配置され、記録媒体P上のトナー画像Tを
効率よく加熱する。ここで、前記間隔が5mm以下とな
ると記録媒体Pに何らかの原因で先端折れなどが発生し
た場合、紙詰まりなどの原因になりやすく、また、20
mm以上になると加熱効率が低下し、この状態でトナー
画像Tを溶融状態まで加熱すると消費電力が増加してし
まい好ましくない。
【0028】また、図3は、本発明の請求項6に対応し
た第1の外部ヒータ30の一実施例を示す要部断面概略
構成図である。図3では、第1の外部ヒータを構成する
板状発熱体が対応する小サイズ紙としてA4,B5,は
がきサイズに対応した例を示す。図3において、31
a,31b,31cは、夫々記録媒体Pの搬送方向に対
して直角方向に分割形成された自己発熱型セラミックス
より成る板状発熱体を示し、33a〜33fは、夫々の
板状発熱体両端部に形成された図示されないリード線が
接続された電極部である。また、34a,34bは、絶
縁層を示す。前記のように構成された第1の外部ヒータ
30を用いて、まず、はがきサイズ紙を加熱するには、
33a,33bに通電する。次に、B5サイズ紙を加熱
するには、33a,33bと33c,33dに通電す
る。以下、順次サイズに対応した通電を行い発熱体を加
熱することができる。ここで、各電極間に存在する絶縁
層領域での熱分布低下の影響を除去するため、絶縁層の
厚みは50μm以下に形成することが望ましい。このよ
うに、一つの外部ヒータ30の中に、記録媒体Pの搬送
方向に対して直角の方向に複数種類(ここでは3種類)
の小サイズ紙に対応した発熱領域を持った加熱手段を並
列形成したことにより、非通紙部の電力消費を低減する
ことが可能となった。
【0029】また、図1〜4において用いられる請求項
7に対応した第1の外部ヒータの実施構成例では、板状
発熱体31は、記録媒体上のトナー像と対向する面を除
き、熱拡散を防止するためにPPF(ポリフェニレンサ
ルファイト)やPEEK(ポリエーテルエーテルケト
ン)等の耐熱性樹脂より成る支持部材32により保持さ
れ、支持部材32の一部にサーミスタS2が取り付けら
れ、サーミスタS2で検出された温度に応じて板状発熱
体31への通電量を制御することで温度制御を行う構成
となっている。
【0030】また、図2,4の構成において用いられる
請求項8に対応した第2の外部ヒータの実施構成例で
は、自己発熱型セラミックスより成る板状発熱体71,
71′又は81の背面に、前記発熱体からの放射熱を有
効に保持するためのPPFやPEEKなどの耐熱性樹脂
より成る支持部材71,71′又は81が密着配置さ
れ、前記支持部材一部にはサーミスタS3が取り付けら
れ、サーミスタS3で検出された温度に応じて前記板状
発熱体への通電量を制御することで温度制御を行うこと
ができる。前記構成としたことにより記録媒体Pの通過
時に記録媒体Pを裏面側から効率よく加熱できる。
【0031】また、図4は、本発明の請求項9に対応し
た記録媒体ガイド部材の一実施例を示す要部断面概略構
成図である。図中90,91は、ポリイミドフィルムな
どの耐熱性材料により構成された無端ベルト92を架張
し回動させるための駆動ローラ及び従動ローラである。
ここで、第2の外部ヒータ80の構成要素である板状発
熱体81は、駆動及び従動ローラ間で前記無端ベルト9
2の裏面側に密着位置され、前記無端ベルトを介して記
録媒体Pを加熱する構成となっている。図2及び図4の
構成における記録媒体Pの走行状態は、記録媒体P上の
トナー画像Tがニップ領域に挿入される以前に第1の外
部ヒータ30と共に第2の外部ヒータ70,70′又は
80の構成要素である温度立ち上がりの早い板状発熱体
71,71′又は81の放射熱又はガイド用金属支持板
50や無端ベルト92からの反射熱を効率よく受け一時
定着領域H1 で速やかに軟化状態又は溶融状態となるた
め、ニップ領域では低温加圧力を与えるだけで良好な定
着画像が得られ、前記板状発熱体と加熱ローラ10への
通電量を制御することにより、従来の定着方法に比べ高
速定着の場合も低消費電力化が可能となる。図1,2,
4の構成において、定着ローラ10の内部には、加熱ヒ
ータとして、400Wのヒータが設けられる。更に、補
助的に加圧ローラ20の内部に加熱ヒータを設けること
も可能である。表1には、実施例として、図1に示した
本発明の定着方式と図5に示した従来のローラ定着方式
での定着特性について比較した結果を示した。
【0032】
【表1】
【0033】ここで、図1の方式では、定着ローラ及び
加圧ローラ径25mm,定着ローラ10と加圧ローラ2
0との面圧を1.2kg/cm2 とした。その結果定着
ローラ10と加圧ローラ20により形成されるニップ幅
は約6.5mmとなる。また、従来のローラ定着方式で
は、定着ローラはAl芯金表面にPTFE(ポリテトラ
フルオロエチレン)をコートし、加圧ローラはAl芯金
上にシリコーンゴムを形成しその表面にPFAを被覆た
両者40mm径で、ニップ幅4.5mmとしたものを用
いた。また、両方式の定着性能を比較する上で、ニップ
時間を50msとした。このとき、ローラ方式のプロセ
ス速度は90mm/s,図1の方式では130mm/s
である。また、従来の定着方式における定着ローラ内部
加熱ヒータ供給電力は最大700W、図1の定着方式で
は、板状発熱体と定着ローラ内部加熱ヒータ供給電力は
トータルで最大550Wで、実験例では内部ヒータ40
0W、発熱体表面温度150℃、発熱体31と支持板5
0のギャップを10mmに設定した。また、トナーには
リコーPPCトナーTYPE8200を用い、両方式と
もオイル塗布は行っていない。
【0034】前記表1の結果から、本発明の加熱定着装
置では、プロセス速度を従来のローラ定着方式の約1.
5倍以上に上げても定着温度を約30℃以上下げること
が可能となった。更に、前記定着条件で、図2及び4に
示した第2の外部ヒータを組み合わせトータル供給電力
を600W、第2の外部ヒータの記録媒体と接する面の
温度を80℃とした場合、定着可能なプロセス速度は2
00mm/s以上が可能となり、従来法に比べ消費電力
が少なく、より低温域で高速定着が可能となった。
【0035】
【発明の効果】本発明の加熱定着装置は、一対の定着ロ
ーラと加圧ローラより成る定着部と前記一対のローラの
上流側に設けられた板状発熱体より成る外部ヒータ又は
/及び前記外部ヒータに対抗する面に所定間隔を持って
配置された第2の外部ヒータをもち、この外部ヒータに
より記録媒体上の未定着トナー画像が、前記一対のロー
ラの圧接により形成されるニップ部を通過する以前に短
時間に溶融軟化状態となるため、前記ニップ部の温度即
ち定着ローラの表面温度を従来のローラ定着装置に比較
して格段に低温下できる。更に、前記外部ヒータと定着
ローラに供給する全電力を低減することができるため省
電力が可能となる。更に、前記板状発熱体の温度立ち上
がりが早いため、始動時のウォーミングアップ時間を極
めて短くでき、プロセススピードも早い状態で良好な定
着画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項2に対応した加熱定着装置の概
略構成を示す断面図。
【図2】本発明の請求項3に対応した加熱定着装置の概
略構成を示す断面図。
【図3】本発明の請求項6に対応した板状発熱体の断面
図。
【図4】本発明の請求項9に対応した加熱定着装置の概
要構成を示す断面図。
【図5】従来の加熱定着装置の概要構成を示す断面図。
【符号の説明】
10 定着ローラ 11 内部ヒータ 12 薄肉芯金ローラ 13 耐熱弾性離型層 14 分離ズメ 20 加圧ローラ 21 薄肉芯金ローラ 22 耐熱弾性離型層 30 第1の外部ヒータ 31 板状発熱体 32 耐熱性支持部材 40 制御部 50 ガイド用金属支持板 60 保護カバー 70 第2の外部ヒータ 70′ 第2の外部ヒータ 71 板状発熱体 71′ 板状発熱体 72 耐熱性支持部材 72′ 耐熱性支持部材 80 第2の外部ヒータ 81 板状発熱体 82 耐熱性支持部材 90 駆動ローラ 91 従動ローラ 92 無端ベルト 101 Al芯金 102 Al芯金 103 耐熱離型層 104 耐熱離型層 105 Siゴム弾性層 T トナー画像 P 記録媒体 S1 サーミスタ S2 サーミスタ S3 サーミスタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未定着トナー像が保持されて装置内に挿
    入された記録媒体を前記未定着トナーがほぼ溶融軟化状
    態になる温度T1 で予め外部ヒータにより加熱した後、
    内部ヒータによりその表面温度を前記T1 よりも低温の
    R に加熱されたローラを有する一対のローラにより前
    記記録媒体を加熱加圧して前記未定着トナー像を前記記
    録媒体に定着することを特徴とする加熱定着方法。
  2. 【請求項2】 未定着トナー像が保持された記録媒体を
    挿通圧接する一対のローラを有し、少なくとも一方のロ
    ーラ内に内部ヒータを設けると共に、前記一対のローラ
    の上流側に設けられ前記記録媒体を前記未定着トナーが
    ほぼ溶融軟化状態になる温度T1で加熱する外部ヒータ
    とを有する加熱定着装置であって、前記外部ヒータを前
    記記録媒体の前記未定着トナー像が保持された側に前記
    未定着トナー像とは所定の間隙をもって配設し、前記内
    部ヒータを有するローラの表面温度TR を前記外部ヒー
    タの設定温度T1 以下として前記内部ヒータと外部ヒー
    タとを併用して前記未定着トナー像を前記記録媒体に定
    着することを特徴とする加熱定着装置。
  3. 【請求項3】 未定着トナー像が保持された記録媒体を
    挿通圧接する一対のローラを有し、少なくとも一方のロ
    ーラ内に内部ヒータを設けると共に、前記一対のローラ
    の上流側に設けられ前記記録媒体を前記未定着トナーが
    ほぼ溶融軟化状態になる温度で加熱する外部ヒータとを
    有する加熱定着装置であって、前記外部ヒータが、前記
    記録媒体の前記未定着トナー像が保持された側で前記未
    定着トナー像とは所定の間隙をもって配設された第1の
    外部ヒータと、前記記録媒体のトナー非保持面と接触す
    る前記記録媒体ガイド部材として又はガイド部材の裏面
    に密接して配設された第2の外部ヒータとから構成さ
    れ、前記内部ヒータを有するローラの表面温度TR と前
    記第1及び第2の外部ヒータの設定温度T1 ,T2の関
    係が、T2 <TR <T1 となるように設定して前記内部
    ヒータと外部ヒータとを併用して前記未定着トナー像を
    前記記録媒体に定着することを特徴とする加熱定着装
    置。
  4. 【請求項4】 前記一対のローラには耐熱弾性離型層が
    被覆され、前記記録媒体上のトナー像と接触する側の弾
    性層の表面硬度が、他ローラの弾性層の表面硬度より小
    さく設定されていることを特徴とする前記請求項2又は
    3に記載の加熱定着装置。
  5. 【請求項5】 前記外部ヒータが板状発熱体であり、さ
    らには該板状発熱体が自己発熱型セラミックス発熱体よ
    り形成されていることを特徴とする前記請求項2又は3
    に記載の加熱定着装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の外部ヒータが、前記記録媒体
    の搬送方向に対して直角の方向に分割して形成された複
    数のヒータ部分からなることを特徴とする前記請求項
    2,3,5のいずれかに記載の加熱定着装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の外部ヒータが、記録媒体上に
    付着したトナー像と対向する面を除き周囲を耐熱性の低
    熱伝導材料支持部材により保持されていることを特徴と
    する前記請求項2,3,5,6のいずれかに記載の加熱
    定着装置。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体と接触する前記記録媒体ガ
    イド部材として、又はガイド部材の裏面に密接して配設
    された第2の外部ヒータの背面側に、低熱伝導性材料よ
    り成る支持部材を密着設置したことを特徴とする前記請
    求項3又は5に記載の加熱定着装置。
  9. 【請求項9】 前記記録媒体ガイド部材を、回動可能な
    無端ベルトで構成したことを特徴とする前記請求項2,
    3,8のいずれかに記載の加熱定着装置。
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