JP2002250496A - ノーブロー袋 - Google Patents
ノーブロー袋Info
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- JP2002250496A JP2002250496A JP2001044983A JP2001044983A JP2002250496A JP 2002250496 A JP2002250496 A JP 2002250496A JP 2001044983 A JP2001044983 A JP 2001044983A JP 2001044983 A JP2001044983 A JP 2001044983A JP 2002250496 A JP2002250496 A JP 2002250496A
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- Japan
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- opening
- bag
- pipe
- periphery
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型の装着部材でも袋本体に容易に出し入れ
でき、しかも、ガスが外部に漏れ出しにくいノーブロー
袋を提供する。 【解決手段】 開口部4を備えた袋本体3と、配管Bの
開口箇所の周囲と開口部とを気密に接続可能な接続部5
とを設けてあるノーブロー袋であって、開口部を、開口
箇所への装着部材C,Dを出し入れ可能な大きさで設
け、接続部を、開口部を開口箇所の周囲に沿って固縛可
能な固縛具11を設けて構成してある。
でき、しかも、ガスが外部に漏れ出しにくいノーブロー
袋を提供する。 【解決手段】 開口部4を備えた袋本体3と、配管Bの
開口箇所の周囲と開口部とを気密に接続可能な接続部5
とを設けてあるノーブロー袋であって、開口部を、開口
箇所への装着部材C,Dを出し入れ可能な大きさで設
け、接続部を、開口部を開口箇所の周囲に沿って固縛可
能な固縛具11を設けて構成してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開口部を備えた袋
本体と、配管の開口箇所の周囲と前記開口部とを気密に
接続可能な接続部とを設けてあるノーブロー袋に関す
る。
本体と、配管の開口箇所の周囲と前記開口部とを気密に
接続可能な接続部とを設けてあるノーブロー袋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、プラグや配管に固定してある穿
孔用のケーシング等の既設のガス配管の開口箇所を塞ぐ
ために装着してある装着部材(以下、塞ぎ部材という)
を、ガス配管内にガスが充満している活管状態で外し
て、その開口箇所に新設管接続用のバルブ付き継手等の
別の装着部材を装着するときは、開口箇所からのガスの
漏れ出しを防止しながら、塞ぎ部材を外して、その塞ぎ
部材に代えて、別の装着部材を接続する必要がある。上
記ノーブロー袋は、このような場合に、塞ぎ部材を開口
部を通して袋本体に収容した状態で、開口箇所の周囲と
開口部とを気密に接続して、開口箇所からのガスの外部
への漏れ出しを防止しながら、その袋本体の内側で塞ぎ
部材を配管の開口箇所から外して、その開口箇所に別の
装着部材を装着し、開口箇所に装着した別の装着部材を
開口部に通して、袋本体を別の装着部材から外せるよう
にしたものである。
孔用のケーシング等の既設のガス配管の開口箇所を塞ぐ
ために装着してある装着部材(以下、塞ぎ部材という)
を、ガス配管内にガスが充満している活管状態で外し
て、その開口箇所に新設管接続用のバルブ付き継手等の
別の装着部材を装着するときは、開口箇所からのガスの
漏れ出しを防止しながら、塞ぎ部材を外して、その塞ぎ
部材に代えて、別の装着部材を接続する必要がある。上
記ノーブロー袋は、このような場合に、塞ぎ部材を開口
部を通して袋本体に収容した状態で、開口箇所の周囲と
開口部とを気密に接続して、開口箇所からのガスの外部
への漏れ出しを防止しながら、その袋本体の内側で塞ぎ
部材を配管の開口箇所から外して、その開口箇所に別の
装着部材を装着し、開口箇所に装着した別の装着部材を
開口部に通して、袋本体を別の装着部材から外せるよう
にしたものである。
【0003】図11は従来のノーブロー袋Aを例示して
おり、筒状の袋本体3の一端側に、配管挿入用開口部4
を中央に形成してある配管挿入側生ゴム板30を気密に
接着するとともに、作業者の腕を気密に挿通自在な腕挿
入用開口9を中央に形成してある腕挿入側生ゴム板10
を他端側に気密に接着し、図11(イ) に示すように、
装着部材(バルブ付き継手) Dや塞ぎ部材C(プラグ1
及びそのソケット2)を袋本体3に出し入れするとき
は、配管挿入用開口部4が塞ぎ部材Cや装着部材Dを出
し入れできる大きさに拡がるように、配管挿入側生ゴム
板30を弾性変形させて、図11(ロ) に示すように、
塞ぎ部材Cと装着部材Dとを袋本体3に収容し、図11
(ハ) に示すように、塞ぎ部材Cと装着部材Dとを袋本
体3に収容した状態で、配管挿入側生ゴム板30の弾性
変形で拡げた配管挿入用開口部4を開口箇所の周囲に密
着させて、開口箇所の周囲と袋本体3の開口部4とを配
管挿入側生ゴム板30の弾性復元力で気密に接続可能な
接続部5を構成している。
おり、筒状の袋本体3の一端側に、配管挿入用開口部4
を中央に形成してある配管挿入側生ゴム板30を気密に
接着するとともに、作業者の腕を気密に挿通自在な腕挿
入用開口9を中央に形成してある腕挿入側生ゴム板10
を他端側に気密に接着し、図11(イ) に示すように、
装着部材(バルブ付き継手) Dや塞ぎ部材C(プラグ1
及びそのソケット2)を袋本体3に出し入れするとき
は、配管挿入用開口部4が塞ぎ部材Cや装着部材Dを出
し入れできる大きさに拡がるように、配管挿入側生ゴム
板30を弾性変形させて、図11(ロ) に示すように、
塞ぎ部材Cと装着部材Dとを袋本体3に収容し、図11
(ハ) に示すように、塞ぎ部材Cと装着部材Dとを袋本
体3に収容した状態で、配管挿入側生ゴム板30の弾性
変形で拡げた配管挿入用開口部4を開口箇所の周囲に密
着させて、開口箇所の周囲と袋本体3の開口部4とを配
管挿入側生ゴム板30の弾性復元力で気密に接続可能な
接続部5を構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、大型の装着
部材C,Dでも袋本体3に出し入れできるように、大き
な配管挿入用開口部4を配管挿入側生ゴム板30に形成
すると、配管挿入用開口部4を拡げて開口箇所の周囲に
密着させるに必要な配管挿入側生ゴム板30の弾性変形
量が少なくなるので、配管挿入用開口4を開口箇所の周
囲に密着させる密着力、つまり、配管挿入側生ゴム板3
0の弾性復元力が不足し、配管挿入用開口部4からガス
が外部に漏れ出し易くなる欠点がある。
部材C,Dでも袋本体3に出し入れできるように、大き
な配管挿入用開口部4を配管挿入側生ゴム板30に形成
すると、配管挿入用開口部4を拡げて開口箇所の周囲に
密着させるに必要な配管挿入側生ゴム板30の弾性変形
量が少なくなるので、配管挿入用開口4を開口箇所の周
囲に密着させる密着力、つまり、配管挿入側生ゴム板3
0の弾性復元力が不足し、配管挿入用開口部4からガス
が外部に漏れ出し易くなる欠点がある。
【0005】また、配管挿入用開口部4からガスが外部
に漏れ出しにくくなるように、小さな配管挿入用開口部
4を配管挿入側生ゴム板30に形成すると、配管挿入用
開口部4を大きく拡げるには配管挿入側生ゴム板30を
大きく弾性変形させる必要があるので、配管挿入側生ゴ
ム板30が破損し易くなり、袋本体3に出し入れできる
装着部材C,Dの大きさが小さくなる欠点がある。
に漏れ出しにくくなるように、小さな配管挿入用開口部
4を配管挿入側生ゴム板30に形成すると、配管挿入用
開口部4を大きく拡げるには配管挿入側生ゴム板30を
大きく弾性変形させる必要があるので、配管挿入側生ゴ
ム板30が破損し易くなり、袋本体3に出し入れできる
装着部材C,Dの大きさが小さくなる欠点がある。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、大型の装着部材でも袋本体に容易に出し入れで
き、しかも、ガスが外部に漏れ出しにくいノーブロー袋
を提供することを目的とする。
あって、大型の装着部材でも袋本体に容易に出し入れで
き、しかも、ガスが外部に漏れ出しにくいノーブロー袋
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の特
徴構成は、開口部を備えた袋本体と、配管の開口箇所の
周囲と前記開口部とを気密に接続可能な接続部とを設け
てあるノーブロー袋であって、前記開口部を、前記開口
箇所への装着部材を出し入れ可能な大きさで設け、前記
接続部を、前記開口部を前記開口箇所の周囲に沿って固
縛可能な固縛具を設けて構成してある点にある。
徴構成は、開口部を備えた袋本体と、配管の開口箇所の
周囲と前記開口部とを気密に接続可能な接続部とを設け
てあるノーブロー袋であって、前記開口部を、前記開口
箇所への装着部材を出し入れ可能な大きさで設け、前記
接続部を、前記開口部を前記開口箇所の周囲に沿って固
縛可能な固縛具を設けて構成してある点にある。
【0008】〔作用〕袋本体の開口部を、開口箇所への
装着部材を出し入れ可能な大きさで設けて、大型の装着
部材でも袋本体に出し入れできるようにし、開口箇所の
周囲と袋本体の開口部とを気密に接続可能な接続部を、
開口部を開口箇所の周囲に沿って固縛可能な固縛具を設
けて構成してあるので、開口部を固縛具で開口箇所の周
囲に沿って固縛することにより、大型の装着部材を出し
入れできる大きな開口部でも、その開口部と開口箇所の
周囲とを気密に接続することができる。
装着部材を出し入れ可能な大きさで設けて、大型の装着
部材でも袋本体に出し入れできるようにし、開口箇所の
周囲と袋本体の開口部とを気密に接続可能な接続部を、
開口部を開口箇所の周囲に沿って固縛可能な固縛具を設
けて構成してあるので、開口部を固縛具で開口箇所の周
囲に沿って固縛することにより、大型の装着部材を出し
入れできる大きな開口部でも、その開口部と開口箇所の
周囲とを気密に接続することができる。
【0009】〔効果〕大型の装着部材でも袋本体に容易
に出し入れでき、しかも、ガスが開口部から外部に漏れ
出しにくい。また、大きな開口部でも、その開口部と開
口箇所の周囲とを気密に接続することができるので、管
径が異なる配管が種々ある場合でも、それらの管径が異
なる配管に対して、同一仕様のノーブロー袋を使用する
ことが可能になる。
に出し入れでき、しかも、ガスが開口部から外部に漏れ
出しにくい。また、大きな開口部でも、その開口部と開
口箇所の周囲とを気密に接続することができるので、管
径が異なる配管が種々ある場合でも、それらの管径が異
なる配管に対して、同一仕様のノーブロー袋を使用する
ことが可能になる。
【0010】請求項2記載の発明の特徴構成は、前記開
口部とその開口部が固縛される開口箇所の周囲との間に
弾性シール材を挟み込むように構成してある点にある。
口部とその開口部が固縛される開口箇所の周囲との間に
弾性シール材を挟み込むように構成してある点にある。
【0011】〔作用〕大きな開口部を開口箇所の周囲に
沿って固縛すると袋本体に皺ができるが、隣り合う皺ど
うしの間に隙間ができて、開口部と開口箇所の周囲との
間の気密性を確保しにくいときには、開口部とその開口
部が固縛される開口箇所の周囲との間に挟み込んだ弾性
シール材で、隣り合う皺どうしの隙間を塞ぐことができ
る。
沿って固縛すると袋本体に皺ができるが、隣り合う皺ど
うしの間に隙間ができて、開口部と開口箇所の周囲との
間の気密性を確保しにくいときには、開口部とその開口
部が固縛される開口箇所の周囲との間に挟み込んだ弾性
シール材で、隣り合う皺どうしの隙間を塞ぐことができ
る。
【0012】〔効果〕袋本体にできた皺によって、開口
部と開口箇所の周囲との間の気密性を確保しにくいとき
でも、開口部と開口箇所の周囲とを気密に接続すること
ができる。
部と開口箇所の周囲との間の気密性を確保しにくいとき
でも、開口部と開口箇所の周囲とを気密に接続すること
ができる。
【0013】請求項3記載の発明の特徴構成は、前記開
口部を前記開口箇所の周囲に沿わせて折り畳み変形可能
な折り癖を、前記袋本体に設けてある点にある。
口部を前記開口箇所の周囲に沿わせて折り畳み変形可能
な折り癖を、前記袋本体に設けてある点にある。
【0014】〔作用〕開口部を折り癖に沿って折り畳む
ことにより、開口部を開口箇所の周囲に無理なく沿わせ
た状態で固縛することができる。
ことにより、開口部を開口箇所の周囲に無理なく沿わせ
た状態で固縛することができる。
【0015】〔効果〕気密性を損なう要因となる開口部
の皺ができにくく、熟練を要することなく、開口部と開
口箇所の周囲とを気密に接続し易い。
の皺ができにくく、熟練を要することなく、開口部と開
口箇所の周囲とを気密に接続し易い。
【0016】請求項4記載の発明の特徴構成は、開口部
を備えた袋本体と、配管の開口箇所の周囲と前記開口部
とを気密に接続可能な接続部とを設けてあるノーブロー
袋であって、前記開口部に連通するように開放して、前
記開口箇所への装着部材を出し入れ可能で、かつ、気密
に閉鎖可能な開閉部を、前記袋本体の袋壁に設けてある
点にある。
を備えた袋本体と、配管の開口箇所の周囲と前記開口部
とを気密に接続可能な接続部とを設けてあるノーブロー
袋であって、前記開口部に連通するように開放して、前
記開口箇所への装着部材を出し入れ可能で、かつ、気密
に閉鎖可能な開閉部を、前記袋本体の袋壁に設けてある
点にある。
【0017】〔作用〕装着部材を袋本体に出し入れする
ときは、袋壁に設けてある開閉部を袋本体の開口部に連
通するように開放して、開閉部と開口部とに亘って開放
した部分から装着部材を出し入れし、開口箇所の周囲と
袋本体の開口部とを気密に接続するときは、開閉部を気
密に閉鎖して、開閉部から外部へのガスの漏れ出しを防
止する。
ときは、袋壁に設けてある開閉部を袋本体の開口部に連
通するように開放して、開閉部と開口部とに亘って開放
した部分から装着部材を出し入れし、開口箇所の周囲と
袋本体の開口部とを気密に接続するときは、開閉部を気
密に閉鎖して、開閉部から外部へのガスの漏れ出しを防
止する。
【0018】〔効果〕袋本体の開口部に連通するように
開放可能な開閉部を設けて、開閉部と開口部とに亘って
開放した部分から装着部材を出し入れし、開口箇所の周
囲と袋本体の開口部とを気密に接続するときは、開閉部
を気密に閉鎖できるので、大型の装着部材でも袋本体に
容易に出し入れでき、しかも、ガスが開口部や開閉部か
ら外部に漏れ出しにくい。
開放可能な開閉部を設けて、開閉部と開口部とに亘って
開放した部分から装着部材を出し入れし、開口箇所の周
囲と袋本体の開口部とを気密に接続するときは、開閉部
を気密に閉鎖できるので、大型の装着部材でも袋本体に
容易に出し入れでき、しかも、ガスが開口部や開閉部か
ら外部に漏れ出しにくい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。 〔第1実施形態〕図1は、例えば、地中に埋設してある
都市ガス供給用の既設ガス配管Bに新設管を接続するた
めに、ガス配管B内にガスが充満している活管状態で、
管端開口部(開口箇所の一例) を塞ぐために装着してあ
る塞ぎ部材(装着部材の一例) Cとしてのプラグ1とそ
の取り付け用ソケット2とを外して、管端開口部に新設
管接続用の、いわゆるバルブチーといわれているバルブ
付き継手(装着部材の一例) Dを装着するために使用す
る折り畳み自在な本発明に係るノーブロー袋Aを示して
いる。
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。 〔第1実施形態〕図1は、例えば、地中に埋設してある
都市ガス供給用の既設ガス配管Bに新設管を接続するた
めに、ガス配管B内にガスが充満している活管状態で、
管端開口部(開口箇所の一例) を塞ぐために装着してあ
る塞ぎ部材(装着部材の一例) Cとしてのプラグ1とそ
の取り付け用ソケット2とを外して、管端開口部に新設
管接続用の、いわゆるバルブチーといわれているバルブ
付き継手(装着部材の一例) Dを装着するために使用す
る折り畳み自在な本発明に係るノーブロー袋Aを示して
いる。
【0020】前記ノーブロー袋Aは、プラグ1(C) 及
びソケット2(C) と、プラグ1及びソケット2に代え
てその管端開口部に装着するバルブ付き継手Dとを出し
入れ可能な開口部4を備えた袋本体3と、プラグ1及び
ソケット2とバルブ付き継手Dとを袋本体3に収容した
状態で、管端開口部の周囲と袋本体3の開口部4とを気
密に接続可能な接続部5とを設けてある。
びソケット2(C) と、プラグ1及びソケット2に代え
てその管端開口部に装着するバルブ付き継手Dとを出し
入れ可能な開口部4を備えた袋本体3と、プラグ1及び
ソケット2とバルブ付き継手Dとを袋本体3に収容した
状態で、管端開口部の周囲と袋本体3の開口部4とを気
密に接続可能な接続部5とを設けてある。
【0021】前記袋本体3は、軟質塩化ビニル製の透明
な第1円筒部6と、開口部4を設けてあるゴム引き特殊
ナイロン基布製の第2円筒部7とを同芯状に気密に接着
して構成してあり、第1円筒部6の端部周縁に沿って、
軟質塩化ビニル製の透明な円環状の鍔8を気密に接着す
るとともに、その鍔8に、作業用の腕を挿入する腕挿入
用開口9を中央に形成してある円環状の生ゴム板10を
同芯状に気密に接着してある。
な第1円筒部6と、開口部4を設けてあるゴム引き特殊
ナイロン基布製の第2円筒部7とを同芯状に気密に接着
して構成してあり、第1円筒部6の端部周縁に沿って、
軟質塩化ビニル製の透明な円環状の鍔8を気密に接着す
るとともに、その鍔8に、作業用の腕を挿入する腕挿入
用開口9を中央に形成してある円環状の生ゴム板10を
同芯状に気密に接着してある。
【0022】前記開口部4を、バルブ付き継手Dと、プ
ラグ1(C) 及びソケット2(C)とを出し入れ可能な
大きさで設け、接続部5を、開口部4を管端開口部の周
囲、つまり、ガス配管Bの周面に沿って気密に固縛可能
な固縛具11を設けて構成して、後述するように、開口
部4とその開口部4が固縛されるガス配管Bの周面との
間に弾性シール材12を挟み込むように構成してある。
ラグ1(C) 及びソケット2(C)とを出し入れ可能な
大きさで設け、接続部5を、開口部4を管端開口部の周
囲、つまり、ガス配管Bの周面に沿って気密に固縛可能
な固縛具11を設けて構成して、後述するように、開口
部4とその開口部4が固縛されるガス配管Bの周面との
間に弾性シール材12を挟み込むように構成してある。
【0023】前記固縛具11は、第2円筒部7の開口部
4側端部を折り返して、内側に中空部が環状に形成され
るように接着し、その中空部に挿通してループ状に結ん
である紐13を、開口部4がガス配管Bの周面に強く押
し付けられるように絞って、その紐13が緩まないよう
に、緩み止め用の留め具14で固定するようにしてあ
る。
4側端部を折り返して、内側に中空部が環状に形成され
るように接着し、その中空部に挿通してループ状に結ん
である紐13を、開口部4がガス配管Bの周面に強く押
し付けられるように絞って、その紐13が緩まないよう
に、緩み止め用の留め具14で固定するようにしてあ
る。
【0024】次に、上記ノーブロー袋Aを使用して、前
記活管状態で、管端開口部を塞いでいるプラグ1(C)
及びソケット2(C) を外して、その管端開口部にバル
ブ付き継手Dを装着する方法を説明する。
記活管状態で、管端開口部を塞いでいるプラグ1(C)
及びソケット2(C) を外して、その管端開口部にバル
ブ付き継手Dを装着する方法を説明する。
【0025】管端開口部に螺着してあるソケット2を手
で外せる程度に緩めておくとともに、幅広の弾性シール
材12をソケット2よりも上手側のガス配管Bの周面に
巻き付けておき、図1(イ) に示すように、閉じ状態に
切り換えてあるバルブ付き継手Dを開口部4を通して収
容してある袋本体3に、開口部4を通して、管端開口部
に螺着してあるソケット2(C) 及びプラグ1(C) を
入り込ませる。前記弾性シール材12は、ブチルゴムや
ポリエチレン,ポリビニルアルコールなどの独立気泡の
発泡体を幅広で、かつ、肉厚のテープ状に形成したもの
である。
で外せる程度に緩めておくとともに、幅広の弾性シール
材12をソケット2よりも上手側のガス配管Bの周面に
巻き付けておき、図1(イ) に示すように、閉じ状態に
切り換えてあるバルブ付き継手Dを開口部4を通して収
容してある袋本体3に、開口部4を通して、管端開口部
に螺着してあるソケット2(C) 及びプラグ1(C) を
入り込ませる。前記弾性シール材12は、ブチルゴムや
ポリエチレン,ポリビニルアルコールなどの独立気泡の
発泡体を幅広で、かつ、肉厚のテープ状に形成したもの
である。
【0026】次に、図1(ロ) に示すように、ガス配管
Bの周面と開口部4との間からガスが外部に漏れ出さな
いよう、開口部4が弾性シール材12を挟んでガス配管
Bの周面に強く押し付けられるように、紐13を強く絞
って、その紐13を留め具14で固定して緩み止めし、
生ゴム板10に形成してある腕挿入用開口9を弾性的に
拡げて作業者の腕を袋本体3の内側に気密に挿通する。
Bの周面と開口部4との間からガスが外部に漏れ出さな
いよう、開口部4が弾性シール材12を挟んでガス配管
Bの周面に強く押し付けられるように、紐13を強く絞
って、その紐13を留め具14で固定して緩み止めし、
生ゴム板10に形成してある腕挿入用開口9を弾性的に
拡げて作業者の腕を袋本体3の内側に気密に挿通する。
【0027】図2は、紐13を強く絞って、開口部4が
弾性シール材12を挟んでガス配管Bの周面に強く押し
付けられている状態を示し、開口部4をガス配管Bの周
面に沿って固縛したときにできた皺15どうしの間に弾
性シール材12が入り込むので、開口部4とガス配管B
の周面との間の気密性を確実に確保できる。
弾性シール材12を挟んでガス配管Bの周面に強く押し
付けられている状態を示し、開口部4をガス配管Bの周
面に沿って固縛したときにできた皺15どうしの間に弾
性シール材12が入り込むので、開口部4とガス配管B
の周面との間の気密性を確実に確保できる。
【0028】次に、図3(イ) ,(ロ) に示すように、
袋本体3に挿入した作業者の手16で、プラグ1(C)
をソケット2(C) ごと管端開口部から外して、バルブ
付き継手Dに設けてあるリング状の接続用部材28をガ
ス配管Bにねじ込むことで、バルブ付き継手Dをその管
端開口部に仮固定し、図3(ハ) に示すように、紐13
を緩めて大きく開いた開口部4を通して、仮固定したバ
ルブ付き継手Dを袋本体3の外に出し、そのバルブ付き
継手Dを接続用部材28で管端開口部に本締めして、バ
ルブ付き継手Dの装着が完了する。
袋本体3に挿入した作業者の手16で、プラグ1(C)
をソケット2(C) ごと管端開口部から外して、バルブ
付き継手Dに設けてあるリング状の接続用部材28をガ
ス配管Bにねじ込むことで、バルブ付き継手Dをその管
端開口部に仮固定し、図3(ハ) に示すように、紐13
を緩めて大きく開いた開口部4を通して、仮固定したバ
ルブ付き継手Dを袋本体3の外に出し、そのバルブ付き
継手Dを接続用部材28で管端開口部に本締めして、バ
ルブ付き継手Dの装着が完了する。
【0029】〔第2実施形態〕図4,図5は、ノーブロ
ー袋Aの別実施形態を示し、バルブ付き継手Dとプラグ
1(C) 及びソケット2(C) を出し入れ可能な大きさ
の開口部4をガス配管Bの周面に沿わせて折り畳み変形
可能な折り癖22を第2円筒部7に設け、管端開口部の
周囲と袋本体3の開口部4とを気密に接続可能な接続部
5を、図5に示すように、ガス配管Bの周面に沿わせ
て、かつ、折り癖22に沿って折り畳んだ開口部4の外
周側に管軸方向視でC形に形成した金属製リング板23
を嵌め込んで、ネジ24で締め付け固定する固縛具11
を設けて構成してある。その他の構成は第1実施形態と
同様である。
ー袋Aの別実施形態を示し、バルブ付き継手Dとプラグ
1(C) 及びソケット2(C) を出し入れ可能な大きさ
の開口部4をガス配管Bの周面に沿わせて折り畳み変形
可能な折り癖22を第2円筒部7に設け、管端開口部の
周囲と袋本体3の開口部4とを気密に接続可能な接続部
5を、図5に示すように、ガス配管Bの周面に沿わせ
て、かつ、折り癖22に沿って折り畳んだ開口部4の外
周側に管軸方向視でC形に形成した金属製リング板23
を嵌め込んで、ネジ24で締め付け固定する固縛具11
を設けて構成してある。その他の構成は第1実施形態と
同様である。
【0030】〔第3実施形態〕図6は、ノーブロー袋A
の別実施形態を示し、管端開口部の周囲と袋本体3の開
口部4とを気密に接続可能な接続部5を、バルブ付き継
手Dとプラグ1(C)及びソケット2(C) を出し入れ
可能な大きさの開口部4を略扁平に折り畳んで、ガス配
管Bの周面に沿って固縛可能な固縛具11を設けて構成
してある。
の別実施形態を示し、管端開口部の周囲と袋本体3の開
口部4とを気密に接続可能な接続部5を、バルブ付き継
手Dとプラグ1(C)及びソケット2(C) を出し入れ
可能な大きさの開口部4を略扁平に折り畳んで、ガス配
管Bの周面に沿って固縛可能な固縛具11を設けて構成
してある。
【0031】前記固縛具11は、二本のフレーム17を
遠近方向に互いに揺動自在に連結してある二つの密閉具
18と、各密閉具18のフレーム17に亘って揺動自在
に連結してある二つの締め付け用アーム19とを開口部
4に沿って袋本体3に気密に固定して構成してある。
遠近方向に互いに揺動自在に連結してある二つの密閉具
18と、各密閉具18のフレーム17に亘って揺動自在
に連結してある二つの締め付け用アーム19とを開口部
4に沿って袋本体3に気密に固定して構成してある。
【0032】そして、図6(イ) に示すように、各密閉
具18のフレーム17を離間方向に揺動させて、矩形状
に拡げた開口部4を通してバルブ付き継手Dや、プラグ
1(C) 及びソケット2(C) を袋本体3に出入りさ
せ、図6(ロ) に示すように、各密閉具18のフレーム
17を近接方向に揺動させて、各フレーム17の互いに
対向する箇所に沿って接着固定してある弾性シール材2
0が互いに密着するようにバックル21で固定すること
により、フレーム17どうしの間からのガスの漏れ出し
を防止するとともに、ガス配管Bの周面に嵌め込んであ
る弾性シール材12を締め付け用アーム19でガス配管
B側に締め付けて、開口部4とガス配管Bの周面との間
からのガスの漏れ出しを防止するようにしてある。その
他の構成は第1実施形態と同様である。
具18のフレーム17を離間方向に揺動させて、矩形状
に拡げた開口部4を通してバルブ付き継手Dや、プラグ
1(C) 及びソケット2(C) を袋本体3に出入りさ
せ、図6(ロ) に示すように、各密閉具18のフレーム
17を近接方向に揺動させて、各フレーム17の互いに
対向する箇所に沿って接着固定してある弾性シール材2
0が互いに密着するようにバックル21で固定すること
により、フレーム17どうしの間からのガスの漏れ出し
を防止するとともに、ガス配管Bの周面に嵌め込んであ
る弾性シール材12を締め付け用アーム19でガス配管
B側に締め付けて、開口部4とガス配管Bの周面との間
からのガスの漏れ出しを防止するようにしてある。その
他の構成は第1実施形態と同様である。
【0033】〔第4実施形態〕図7は、ノーブロー袋A
の別実施形態を示し、開口部4を一端側に形成してある
軟質塩化ビニル製の透明な袋本体3の他端側に、第1実
施形態と同様に、軟質塩化ビニル製の透明な円環状の鍔
8を気密に接着するとともに、その鍔8に、作業用の腕
挿入用開口9を中央に形成してある生ゴム板10を同芯
状に気密に接着してある。
の別実施形態を示し、開口部4を一端側に形成してある
軟質塩化ビニル製の透明な袋本体3の他端側に、第1実
施形態と同様に、軟質塩化ビニル製の透明な円環状の鍔
8を気密に接着するとともに、その鍔8に、作業用の腕
挿入用開口9を中央に形成してある生ゴム板10を同芯
状に気密に接着してある。
【0034】前記袋本体3にプラグ1(C) 及びソケッ
ト2(C) と、バルブ付き継手Dとを収容した状態で、
ガス配管Bの周面と袋本体3の開口部4とを気密に接続
可能な接続部5を、開口部4の周縁長さをガス配管Bの
外周長さと略同じ長さで設けて、ガス配管Bの周面に巻
き付けてある弾性シール材12を開口部4の周縁で締め
付けて、気密に接続可能に設け、袋本体3の袋壁に、気
密用スライドファスナー25を設けて、スライダー26
の操作で、開口部4に連通するように開放して、プラグ
1(C) 及びソケット2(C) と、バルブ付き継手Dと
を出し入れ可能で、かつ、気密に閉鎖可能な開閉部27
を設けてある。
ト2(C) と、バルブ付き継手Dとを収容した状態で、
ガス配管Bの周面と袋本体3の開口部4とを気密に接続
可能な接続部5を、開口部4の周縁長さをガス配管Bの
外周長さと略同じ長さで設けて、ガス配管Bの周面に巻
き付けてある弾性シール材12を開口部4の周縁で締め
付けて、気密に接続可能に設け、袋本体3の袋壁に、気
密用スライドファスナー25を設けて、スライダー26
の操作で、開口部4に連通するように開放して、プラグ
1(C) 及びソケット2(C) と、バルブ付き継手Dと
を出し入れ可能で、かつ、気密に閉鎖可能な開閉部27
を設けてある。
【0035】そして、プラグ1(C) 及びソケット2
(C) と、バルブ付き継手Dとを袋本体3に出し入れす
るときは、図7(イ) に示すように、開閉部27を開口
部4に連通するように開放して、開閉部27と開口部4
とに亘って開放した袋壁部分から出し入れし、プラグ1
(C) 及びソケット2(C) と、バルブ付き継手Dとを
袋本体3に収容した状態で、ガス配管Bの周面と袋本体
3の開口部4とを気密に接続するときは、図7(ロ) に
示すように、開閉部27を気密に閉鎖して、弾性シール
材12を開口部4の周縁で締め付けるとともに、スライ
ドファスナー25とガス配管Bの周面との隙間からのガ
スの漏れ出しを防止するために、スライドファスナー2
5の内側に弾性シール材12を入り込ませるようにして
ある。その他の構成は第1実施形態と同様である。
(C) と、バルブ付き継手Dとを袋本体3に出し入れす
るときは、図7(イ) に示すように、開閉部27を開口
部4に連通するように開放して、開閉部27と開口部4
とに亘って開放した袋壁部分から出し入れし、プラグ1
(C) 及びソケット2(C) と、バルブ付き継手Dとを
袋本体3に収容した状態で、ガス配管Bの周面と袋本体
3の開口部4とを気密に接続するときは、図7(ロ) に
示すように、開閉部27を気密に閉鎖して、弾性シール
材12を開口部4の周縁で締め付けるとともに、スライ
ドファスナー25とガス配管Bの周面との隙間からのガ
スの漏れ出しを防止するために、スライドファスナー2
5の内側に弾性シール材12を入り込ませるようにして
ある。その他の構成は第1実施形態と同様である。
【0036】〔第5実施形態〕図8,図9はノーブロー
袋Aの別実施形態を示し、図8(イ) に示すように、軟
質塩化ビニル製の透明な第1円筒部6の両端に、開口部
4(4a,4b) を設けてあるゴム引き特殊ナイロン基
布製の第2円筒部7(7a,7b) を同芯状に気密に接
着して袋本体3を構成し、各開口部4a,4bに、管端
開口部の周囲にも、バルブ付き継手Dの周囲にも気密に
接続可能な配管接続部5を設けて、プラグ1(C) 及び
ソケット2(C) と、バルブ付き継手Dとをいずれの開
口部4a,4bからでも袋本体3に出し入れできるよう
に構成してある。
袋Aの別実施形態を示し、図8(イ) に示すように、軟
質塩化ビニル製の透明な第1円筒部6の両端に、開口部
4(4a,4b) を設けてあるゴム引き特殊ナイロン基
布製の第2円筒部7(7a,7b) を同芯状に気密に接
着して袋本体3を構成し、各開口部4a,4bに、管端
開口部の周囲にも、バルブ付き継手Dの周囲にも気密に
接続可能な配管接続部5を設けて、プラグ1(C) 及び
ソケット2(C) と、バルブ付き継手Dとをいずれの開
口部4a,4bからでも袋本体3に出し入れできるよう
に構成してある。
【0037】前記第1円筒部6の袋壁に貫通孔29を形
成して、作業用腕31を挿通自在な作業用開口部32を
一端に備えたゴム引き特殊ナイロン基布製の腕挿通用筒
部33を、その貫通孔29に沿って気密に接着し、腕挿
通用筒部33を通して作業用腕31を袋本体3に出し入
れ自在に設けて、作業用開口部32に、作業用腕31を
気密に接続可能な腕接続部34を設けてある。
成して、作業用腕31を挿通自在な作業用開口部32を
一端に備えたゴム引き特殊ナイロン基布製の腕挿通用筒
部33を、その貫通孔29に沿って気密に接着し、腕挿
通用筒部33を通して作業用腕31を袋本体3に出し入
れ自在に設けて、作業用開口部32に、作業用腕31を
気密に接続可能な腕接続部34を設けてある。
【0038】尚、配管接続部5も腕接続部34も、第1
実施形態で示したと同様の固縛具11,35を設けて構
成してある。
実施形態で示したと同様の固縛具11,35を設けて構
成してある。
【0039】次に、上記ノーブロー袋Aを使用して、前
記活管状態で、管端開口部を塞いでいるプラグ1(C)
及びソケット2(C) を外して、その管端開口部にバル
ブ付き継手Dを装着する方法を説明する。
記活管状態で、管端開口部を塞いでいるプラグ1(C)
及びソケット2(C) を外して、その管端開口部にバル
ブ付き継手Dを装着する方法を説明する。
【0040】管端開口部に螺着してあるソケット2を手
で外せる程度に緩めておき、図8(ロ) に示すように、
弾性シール材12をソケット2よりも上手側のガス配管
Bの周面に巻き付けておくとともに、閉じ状態に切り換
えてあるバルブ付き継手Dの接続用部材28を一方の開
口部4bから袋本体3内に入り込ませて、バルブ付き継
手Dの周面と開口部4bとの間からガスが外部に漏れ出
さないよう、その開口部4bをバルブ付き継手Dの周囲
に、弾性シール材12を挟んで、固縛具11で気密に固
縛しておく。
で外せる程度に緩めておき、図8(ロ) に示すように、
弾性シール材12をソケット2よりも上手側のガス配管
Bの周面に巻き付けておくとともに、閉じ状態に切り換
えてあるバルブ付き継手Dの接続用部材28を一方の開
口部4bから袋本体3内に入り込ませて、バルブ付き継
手Dの周面と開口部4bとの間からガスが外部に漏れ出
さないよう、その開口部4bをバルブ付き継手Dの周囲
に、弾性シール材12を挟んで、固縛具11で気密に固
縛しておく。
【0041】次に、図9(ハ) に示すように、他方の開
口部4aを通して、管端開口部に螺着してあるソケット
2(C) 及びプラグ1(C) を袋本体3内に入り込ま
せ、ガス配管Bの周面と開口部4との間からガスが外部
に漏れ出さないよう、その開口部4aをガス配管Bの周
囲に、弾性シール材12を挟んで、固縛具11で気密に
固縛しておくとともに、作業用腕31を作業用開口部3
2から腕挿通用筒部33に通して袋本体3に入り込ま
せ、作業用腕31と作業用開口部32との間からガスが
外部に漏れ出さないよう、その作業用開口部32を作業
用腕31の周囲に、弾性シール材12を挟んで、腕用固
縛具35で気密に固縛しておく。
口部4aを通して、管端開口部に螺着してあるソケット
2(C) 及びプラグ1(C) を袋本体3内に入り込ま
せ、ガス配管Bの周面と開口部4との間からガスが外部
に漏れ出さないよう、その開口部4aをガス配管Bの周
囲に、弾性シール材12を挟んで、固縛具11で気密に
固縛しておくとともに、作業用腕31を作業用開口部3
2から腕挿通用筒部33に通して袋本体3に入り込ま
せ、作業用腕31と作業用開口部32との間からガスが
外部に漏れ出さないよう、その作業用開口部32を作業
用腕31の周囲に、弾性シール材12を挟んで、腕用固
縛具35で気密に固縛しておく。
【0042】次に、図9(ニ) に示すように、袋本体3
に挿入した作業者の手16で、プラグ1(C) をソケッ
ト2(C) ごと管端開口部から外して、管端開口部に引
き寄せたバルブ付き継手Dの接続用部材28をガス配管
Bにねじ込むことで、バルブ付き継手Dをその管端開口
部に仮固定し、図10(ホ) に示すように、紐13を緩
めて大きく開いた両開口部4a,4bを通して、仮固定
したバルブ付き継手Dを袋本体3の外に出し、そのバル
ブ付き継手Dを接続用部材28で管端開口部に本締めし
て、バルブ付き継手Dの装着が完了する。その他の構成
は第1実施形態と同様である。
に挿入した作業者の手16で、プラグ1(C) をソケッ
ト2(C) ごと管端開口部から外して、管端開口部に引
き寄せたバルブ付き継手Dの接続用部材28をガス配管
Bにねじ込むことで、バルブ付き継手Dをその管端開口
部に仮固定し、図10(ホ) に示すように、紐13を緩
めて大きく開いた両開口部4a,4bを通して、仮固定
したバルブ付き継手Dを袋本体3の外に出し、そのバル
ブ付き継手Dを接続用部材28で管端開口部に本締めし
て、バルブ付き継手Dの装着が完了する。その他の構成
は第1実施形態と同様である。
【0043】〔その他の実施形態〕 1.本発明によるノーブロー袋は、配管の管壁に形成し
た開口箇所に、活管状態で、分岐用継手やプラグを装着
するために使用するものであっても良い。 2.本発明によるノーブロー袋は、透明な軟質塩化ビニ
ルやゴム引き特殊ナイロン基布以外の、気密性と可撓性
とを備えた種々の材料で製作できるが、第1〜第3実施
形態や第5実施形態で示した袋本体3のうちの第1円筒
部6を透明なアクリル樹脂等の硬質樹脂で形成してあっ
ても良く、また、第4実施形態で示した袋本体3のうち
の腕挿入用開口9側の部分を透明なアクリル樹脂等の硬
質樹脂で構成し、気密性と可撓性とを備えた種々の材料
で構成した開口部4側の部分の袋壁に、気密用スライド
ファスナー25を設けて、スライダー26の操作で、開
口部4に連通するように開放して、開口箇所への装着部
材C,Dを出し入れ可能で、かつ、気密に閉鎖可能な開
閉部27を設けてあっても良い。 4.本発明による請求項1記載のノーブロー袋は、固縛
具としての粘着テープを設けて、開口部を開口箇所の周
囲に沿って固縛可能に構成してあっても良い。 5.本発明による請求項1記載のノーブロー袋は、袋本
体の開口部を形成している基材が、開口箇所の周囲に沿
って固縛した際にできる皺部分からのガスの漏れ出しを
防止できるに充分な可撓性と密着性を備えていれば、開
口部と開口箇所の周囲との間に挟み込む弾性シール材を
省略しても良い。 6.本発明による請求項2記載のノーブロー袋は、開口
部とその開口部が固縛される開口箇所の周囲との間に弾
性シール材が挟み込まれるように、弾性シール材を開口
部に沿って予め取り付けてあっても良い。 7.本発明による請求項4記載のノーブロー袋は、開閉
部を、袋本体の開口部と、作業者の腕を袋本体に挿入す
るために設けた腕挿入用開口とに亘って連通するように
開放して、開口箇所への装着部材を出し入れ可能で、か
つ、気密に閉鎖可能に設けてあっても良い。
た開口箇所に、活管状態で、分岐用継手やプラグを装着
するために使用するものであっても良い。 2.本発明によるノーブロー袋は、透明な軟質塩化ビニ
ルやゴム引き特殊ナイロン基布以外の、気密性と可撓性
とを備えた種々の材料で製作できるが、第1〜第3実施
形態や第5実施形態で示した袋本体3のうちの第1円筒
部6を透明なアクリル樹脂等の硬質樹脂で形成してあっ
ても良く、また、第4実施形態で示した袋本体3のうち
の腕挿入用開口9側の部分を透明なアクリル樹脂等の硬
質樹脂で構成し、気密性と可撓性とを備えた種々の材料
で構成した開口部4側の部分の袋壁に、気密用スライド
ファスナー25を設けて、スライダー26の操作で、開
口部4に連通するように開放して、開口箇所への装着部
材C,Dを出し入れ可能で、かつ、気密に閉鎖可能な開
閉部27を設けてあっても良い。 4.本発明による請求項1記載のノーブロー袋は、固縛
具としての粘着テープを設けて、開口部を開口箇所の周
囲に沿って固縛可能に構成してあっても良い。 5.本発明による請求項1記載のノーブロー袋は、袋本
体の開口部を形成している基材が、開口箇所の周囲に沿
って固縛した際にできる皺部分からのガスの漏れ出しを
防止できるに充分な可撓性と密着性を備えていれば、開
口部と開口箇所の周囲との間に挟み込む弾性シール材を
省略しても良い。 6.本発明による請求項2記載のノーブロー袋は、開口
部とその開口部が固縛される開口箇所の周囲との間に弾
性シール材が挟み込まれるように、弾性シール材を開口
部に沿って予め取り付けてあっても良い。 7.本発明による請求項4記載のノーブロー袋は、開閉
部を、袋本体の開口部と、作業者の腕を袋本体に挿入す
るために設けた腕挿入用開口とに亘って連通するように
開放して、開口箇所への装着部材を出し入れ可能で、か
つ、気密に閉鎖可能に設けてあっても良い。
【図1】ノーブロー袋の斜視図
【図2】ノーブロー袋を配管に取り付けた状態の正面図
【図3】ノーブロー袋の使用方法の説明図
【図4】第2実施形態のノーブロー袋の斜視図
【図5】第2実施形態のノーブロー袋の要部拡大図
【図6】第3実施形態のノーブロー袋の斜視図
【図7】第4実施形態のノーブロー袋の斜視図
【図8】第5実施形態のノーブロー袋とその使用方法を
説明する斜視図
説明する斜視図
【図9】第5実施形態のノーブロー袋とその使用方法を
説明する斜視図
説明する斜視図
【図10】第5実施形態のノーブロー袋とその使用方法
を説明する斜視図
を説明する斜視図
【図11】従来のノーブロー袋の説明図
B 配管 C 装着部材(塞ぎ部材) D 装着部材 3 袋本体 4 開口部 5 接続部 11 固縛具 12 弾性シール材 22 折り癖 27 開閉部
Claims (4)
- 【請求項1】 開口部を備えた袋本体と、配管の開口箇
所の周囲と前記開口部とを気密に接続可能な接続部とを
設けてあるノーブロー袋であって、 前記開口部を、前記開口箇所への装着部材を出し入れ可
能な大きさで設け、 前記接続部を、前記開口部を前記開口箇所の周囲に沿っ
て固縛可能な固縛具を設けて構成してあるノーブロー
袋。 - 【請求項2】 前記開口部とその開口部が固縛される開
口箇所の周囲との間に弾性シール材を挟み込むように構
成してある請求項1記載のノーブロー袋。 - 【請求項3】 前記開口部を前記開口箇所の周囲に沿わ
せて折り畳み変形可能な折り癖を、前記袋本体に設けて
ある請求項1又は2記載のノーブロー袋。 - 【請求項4】 開口部を備えた袋本体と、配管の開口箇
所の周囲と前記開口部とを気密に接続可能な接続部とを
設けてあるノーブロー袋であって、 前記開口部に連通するように開放して、前記開口箇所へ
の装着部材を出し入れ可能で、かつ、気密に閉鎖可能な
開閉部を、前記袋本体の袋壁に設けてあるノーブロー
袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001044983A JP2002250496A (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | ノーブロー袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001044983A JP2002250496A (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | ノーブロー袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002250496A true JP2002250496A (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=18906869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001044983A Pending JP2002250496A (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | ノーブロー袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002250496A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2006194349A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Osaka Gas Co Ltd | 蛇腹状ガス管の端部処理工法及び構造 |
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JP2008248946A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Mitsui Kagaku Sanshi Kk | ガス管工事における管端末の封止工法及びキャップ継手 |
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-
2001
- 2001-02-21 JP JP2001044983A patent/JP2002250496A/ja active Pending
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