JP2578478Y2 - 流体導管遮断用バッグ - Google Patents

流体導管遮断用バッグ

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JP2578478Y2
JP2578478Y2 JP1993004437U JP443793U JP2578478Y2 JP 2578478 Y2 JP2578478 Y2 JP 2578478Y2 JP 1993004437 U JP1993004437 U JP 1993004437U JP 443793 U JP443793 U JP 443793U JP 2578478 Y2 JP2578478 Y2 JP 2578478Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ガス管や水道管などの
主に既設の流体導管の途中部分を補修したり、その途中
部分に新しく分岐管を接続する際など内部流体を一時的
に遮断する必要がある各種の配管工事を行う際に用いら
れるもので、詳しくは、ゴム又は弾性合成樹脂から成る
バッグ本体が膨張状態で円筒形状となる第一状態と、前
記バッグ本体を、その全長にわたって周方向に多数の襞
を形成するように折り畳み、且つ横断面形状で前記多数
の襞を渦巻き状に巻き付けた状態に保持する第二状態と
に変形自在に前記襞の巻付け形状を維持する保形部を、
前記バッグ本体の両端それぞれに設け、前記保形部のう
ち先端側において前記バッグ本体を密封すると共に、後
端側において前記バッグ本体内部に流体を供給するため
の流体給排管を接続してある流体導管遮断用バッグに関
する。
【0002】このような流体導管遮断用バッグは、膨張
状態で円筒形状となるバッグ本体がゴム又は弾性合成樹
脂から成っていてもその全長に亘って周方向に折り畳ん
で形成した多数の襞を、横断面形状で渦巻状に巻付けた
状態に形成することによって、各襞がバッグ本体の長手
方向に沿った樋形状をなして、その長手方向に対する自
己保形性が生じ、しかも、襞の巻付け形状を維持する保
形部によって、結局、全体として長手方向のみならず、
径方向にも自己保形性のある棒状体が形成されて、流体
導管への挿入が簡単にでき、その結果、手間をかけずに
簡単に流体導管内の所定位置にバッグを挿入できて、全
体として流体導管遮断のための作業性を高く向上させる
ことができるという効果を奏するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、上記の流体導管遮断用バッグにお
いては、バッグ本体内には、流体給排管からの流体を受
け入れるための空間があるだけであった。そのために流
体給排管からの流体を受け入れて膨張したバッグ本体
は、バッグ本体内の流体を排出可能にすると、そのバッ
グ本体の収縮力によって収縮するようになっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、バッグ
本体が収縮する場合、バッグ本体の収縮力は一般的に弱
いために、上記従来の構成では、流体導管からこの流体
導管遮断バッグを引き抜く際、そこから引き抜くことが
できるような大きさにバッグ本体を収縮させるまでに長
時間を要し、作業性が悪いという欠点があった。この欠
点を解消するために、吸引用ポンプを用いてバッグ本体
内の流体を強制的に排出させる手段も考えられるが、吸
引用ポンプの取付けや運搬等に手間がかかるという問題
がある。本考案は上記従来の欠点を解消し、流体導管か
ら引き抜くことができるような大きさにまでバッグ本体
を収縮させる場合、吸引用ポンプ等を用いることなく迅
速にそのバッグ本体を収縮させることができる流体導管
遮断用バッグを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本考案の流体導管遮断用バッグは、バッグ本体内に
ゴム又は弾性合成樹脂から成る袋体を収納すると共に、
この袋体の開口部を流体給排管の前記バッグ本体側の開
口部に接続し、前記袋体に前記流体供給管から流体を供
給するに伴って、その袋体が前記バッグ本体を押し広げ
ながら膨張して前記バッグ本体を膨張状態にできるよう
に前記袋体の大きさを設定し、前記袋体内に紐状体の一
端部側を挿入して、前記袋体の開口部とは反対側の袋体
内の部位に前記紐状体の一端部を接続すると共に、前記
紐状体が前記流体給排管内を挿通する状態でその他端部
を外部に延出し、その延出部に、前記紐状体を引いて前
記袋体を反転させるための操作部を形成してあることを
特徴とし、その作用効果は次の通りである。
【0006】
【作用】つまり、バッグ本体内にゴム又は弾性合成樹脂
から成る袋体を収納すると共に、この袋体の開口部を流
体給排管の前記バッグ本体側の開口部に接続し、袋体の
大きさを上記のように設定してあるから、バッグ本体を
収縮状態で流体導管内に挿入しておき、流体給排管を通
して流体をバッグ本体側に供給すると、袋体は流体を受
け入れてバッグ本体を押し広げながら膨張し、バッグ本
体を膨張状態にして、そのバッグ本体を流体導管の内周
面に密着させる。この密着によって流体導管内の流体を
遮断することができる。そして、流体導管内の流体の遮
断を解除してバッグ全体を流体導管内から引き抜く場
合、流体給排管側の流体の出口を開放してバッグ本体の
収縮力によって袋体内の流体を排出させながら紐状体の
操作部を引き操作すると、袋体は紐状体によって袋体の
開口部側に反転しながら引き寄せられ、袋体内の流体
を、流体給排管を通して一挙に外部に押し出して収縮
し、その収縮に伴ってバッグ本体も収縮する。バッグ本
体が、流体導管から引き抜くことができるような大きさ
にまで収縮したら、バッグ全体を流体導管内から引き抜
くことができる。 このように、紐状体の操作部を操作
することで強制的に流体を外部に排出できるから、流体
導管内の流体の遮断を解除する場合において、流体導管
から引き抜くことができるような大きさにまでバッグ本
体を収縮させる場合、非常に短い時間でそのバッグ本体
を収縮させることができる。しかも、この場合、上記の
ように紐状体に形成した操作部を操作するだけでよく、
バッグ本体内の流体を排出するための前述した吸引用ポ
ンプ等が不要であるから、その吸引用ポンプ等の運搬や
取付けに手間をかける必要もない。
【0007】
【考案の効果】従って、流体導管内の流体の遮断を解除
する場合において、流体導管から引き抜くことができる
ような大きさにまでバッグ本体を収縮させる場合、非常
に短い時間でそのバッグ本体を収縮させることができ、
しかも、この場合、バッグ本体内の流体を排出するため
の吸引用ポンプ等が不要で、その吸引用ポンプ等の運搬
や取付けに手間をかける必要もないから、手間をかけず
に簡単に流体導管内の所定位置にバッグを挿入できて流
体導管を遮断する際の作業性を高く向上させることがで
きながらも、流体導管の遮断を解除する際の作業性をも
高く向上させることができ、全体として作業性に非常に
優れる流体導管遮断用バッグを提供することができた。
【0008】
【実施例】本考案の実施例を、図面に基づいて説明す
る。本考案の流体導管遮断用バッグ10は、図6に示す
ように、例えばガス導管などの流体導管7の途中部分を
或る長さ範囲に亘って補修したり、取り替えるなど補修
工事をする場合に、その工事区間A両端箇所近くの流体
導管7に、図6及び図7に示す穿孔、遮断、仮連絡をノ
ーブローで行うための穿孔装置25を取付けて、その穿
孔装置25に設けた斜管26を通して斜め方向から流体
導管7内に挿設して流体を気密遮断する場合に用いられ
るもので、図1に示すように、通常は収縮状態にあり、
流体給排用の硬質管2を通して空気など気体を内部に封
入することにより、図2で示すように膨張してその周面
が流体導管7の内面に弾性的に密着し、もって流体導管
7を気密、水密的に遮断するように構成されている。
【0009】そして、前記バッグ10を構成するに、図
1乃至図5に示すように、柔軟性を有するゴム引布から
成ると共に、膨張状態で円筒形の素材で形成されたバッ
グ本体1を設け、バッグ本体1を、その全長に亘って周
方向に多数の襞23を形成するように折り畳み、且つ横
断面形状で多数の襞23を渦巻状に巻付けた状態に形成
し、襞23の巻付け形状を維持する保形部30を、バッ
グ本体1の両端それぞれに設け、保形部30の一方にお
いてバッグ本体1を密封するとともに、他方においてバ
ッグ本体1内部に対する流体給排用の硬質管2とバッグ
本体1とを可撓性短管28を介して接続してある。
【0010】前記バッグ本体1内には、バッグ本体1と
同一材料から成り、バッグ本体1よりもやや小さい袋体
50を収納して、この袋体50の開口部を可撓性短管2
8の開口部に接続し(具体的には、後述の接続管3を介
して接続してある。)、袋体50に硬質管2から流体を
供給するに伴って、その袋体50がバッグ本体1を押し
広げながら膨張してバッグ本体1を膨張状態にできるよ
うに構成してある。そして、袋体50内に紐状体51の
一端部側を挿入して、袋体50の開口部とは反対側の袋
体内の部位50aに紐状体51の一端部を接続すると共
に、紐状体51が可撓性短管28、硬質管2内を挿通す
る状態でその他端部を外部に延出してある。
【0011】前記バッグ本体1の一端を密閉するに、硬
質の栓4及び第1金属筒部材5を設けてある。バッグ本
体1の他端部においては、この他端部に袋体50の開口
端部を一定の長さにわたって内嵌させた状態で、それら
バッグ本体1及び袋体50に可撓性短管28を接続する
ための接続管3を袋体50の開口部に挿入し、接続管3
との協働で前記他端部を気密的に密閉する第2金属筒部
材6を設けてある。すなわち、前記バッグ本体1、袋体
50と可撓性短管28との接続部分における構造を説明
すると、図2に示すように、バッグ本体1の端部に内嵌
した袋体50の開口端部内に金属筒から成る接続管3の
第1内筒部8を挿入するとともに、バッグ本体1の端部
外側にゴム筒9及び第2金属筒部材6を被せ、この第2
金属筒部材6を外側から力を加えて加締めることによ
り、第2金属筒部材6を前記接続管3の第1内筒部8側
へ変形させて、バッグ本体1の端部、袋体50の開口端
部及びゴム筒9を第2金属筒部材6及び第1内筒部8と
の間で弾性的に挟持し、ゴム筒9を第2金属筒部材6の
内面に、袋体50の開口端部を第1内筒部8の外面に、
夫々密接させて気密的に接続管3をバッグ本体1、袋体
50に接続してある。
【0012】この接続管3の第1内筒部8の外周面には
全周に亘って係止部11が突設され、前記第2金属筒部
材6の端部より内側へ折曲形成された鍔部13が、接続
管3の係止部11に係止されている。さらに、前記接続
管3において、バッグ本体1とは反対側には第2内筒部
17が延設され、前記と同様にしてこの第2内筒部17
をポリウレタン製の可撓性短管28内に挿入すると共
に、可撓性短管28の外側に第1加締め用筒部材18を
外嵌し、その後第1加締め用筒部材18を加締めること
により、可撓性短管28の端部を第2内筒部17と第1
加締め用筒部材18との間で挟持して可撓性短管28を
接続管3に気密性良く、且つ強固に接続してある。そし
て、前記可撓性短管28の他端は、鋼製の硬質管2に継
手部材12を用いて連結してある。つまり、硬質管2の
一端に継手部材12を螺着し、継手部材12の接続用筒
部12A内に、第2加締め用筒部材35を外嵌した短管
28の他端を挿入し、第2加締め用筒部材35を加締め
て短管28を継手部材12に連結してある。一方、バッ
グ本体1の他端部においても上記と同様な構造で、バッ
グ本体1の端部からバッグ本体1の内部に金属製の栓4
を挿入し、バッグ本体1にゴム筒27を被せると共に、
この外周部を囲繞する第1金属筒部材5を外嵌し、第1
金属筒部材5を加締めることにより密封されている。
【0013】次に、前記バッグ本体1の作製について説
明すると、図3に示すようにナイロン製の基布20にゴ
ムを引いて形成されるゴム引布21を円筒状に巻き、端
部同士を重ねて接着剤で接着させて筒体22を形成す
る。尚、基布20の縦糸は筒体22の長手方向に沿わ
せ、横糸は筒体22の周方向に沿うように配置し、更
に、縦糸は横糸よりも、伸びが少なく、且つ、引張強さ
が大きい繊維を使用して、バッグ本体1の耐圧強度を上
げてある。次いで、図4に示すように前記筒体22をそ
の全長に亘って周方向に多数の襞23を形成するように
折り畳み、次いで図5のように前記各襞23を横断面形
状で渦巻き状となるように一方向へ巻きつける。その
後、前記したようにこの折り畳んで縮径させた状態のバ
ッグ本体1の一端部内に栓4を挿入してゴム筒27を介
してバッグ本体1の端部を第1金属筒部材5で加締める
とともに、バッグ本体1の他端部内に前記接続管3を挿
入してゴム筒9を介してバッグ本体1の端部を第2金属
筒部材6で加締め、前記襞23の渦巻き状態を保形する
前記保形部30を形成するのである。このようにすれ
ば、流体を封入しない状態において、流体導管遮断用バ
ッグ10は多数の襞23と保形部30とによっては棒状
に保形されることになり、例えば流体導管遮断用バッグ
10の一方側端部を手で保持したとしても他方側端部は
自重で下方へ折れ曲がることがないものであり、また流
体を封入すると前記多数の襞23の折り畳みが開いて円
筒状となるものである。前記第1金属筒部材5及び第2
金属筒部材6はそれぞれ設定荷重で塑性変形可能なスチ
ール材で形成されており、前記ポリウレタン製の可撓性
短管28は、軟質のものを使用し、その可撓性短管28
内にナイロンチューブ40を内装して硬質管2を把持し
てバッグ本体1を斜管26から流体導管7内に押込む際
に、押込み力及び押込み方向が効率良く伝達されるよう
に構成してある。前記栓4の先端部には、穿孔装置25
によって流体導管7に穿孔した際に、流体導管7内に飛
散した鉄屑を吸着させて除去するための磁石を、エポキ
シ樹脂を介して接着してある。
【0014】前記紐状体51は、ナイロンチューブ40
内を挿通させて外部に延出させてあり、その延出部に
は、紐状体51を引いて袋体50を反転させるための操
作部としての握り部51aを形成してある。なお、硬質
管2の前記延出部側の端部には、硬質管2と紐状体51
との間からの流体の洩れを防止するシール部55を形成
してある。
【0015】次に、前記のようにして構成される流体導
管遮断用バッグ10を流体導管としてガス導管7内に挿
入してガス導管7をシールする場合について説明する
と、図6、図7に示すように、所要箇所近くのガス導管
7に前記穿孔装置25を取付けて一つの孔24を穿設
し、硬質管2を持って斜め方向の直線状に押込みながら
穿孔装置25に付設した斜管26及び前記孔24を通し
て収縮した棒状態にある流体導管遮断用バッグ10を、
ガス導管7内に向けて挿入し、バッグ本体1の先端に設
けた磁石に、ガス導管7内の鉄屑吸着させながら集め、
そしてガス導管7内面に接当させて摺動しながらガス導
管7の奥深い位置までバッグ10を誘導する。そして、
この時、前記可撓性短管28が硬質管2からの押込み力
を伝えながら撓んでバッグ本体1と硬質管2との相対姿
勢を変化させるためにバッグ本体1は、ガス導管7とほ
ぼ沿う姿勢になってガス導管7の奥深い位置にまで進入
しやすくなる。次いで硬質管2及び短管28を通じて流
体導管遮断用バッグ10内の袋体50内に空気等の気体
を封入することにより、袋体50を膨張させて前記襞2
3の部分を押し広げながらバッグ本体1を膨張させ、流
体導管遮断用バッグ10の外周面をガス導管7の内面に
密接させてガス導管7内のガス通過を遮断するのである
(図2)。そして、ガス導管7の遮断を解除して流体導
管遮断用バッグ10全体をガス導管7から引き抜く場
合、図8(イ)、(ロ)に示すように、硬質管2側のガ
スの出口を開放してバッグ本体1の収縮力によって袋体
50内の流体を排出させながら、紐状体51の操作部5
1aを引き操作すると、袋体50は紐状体51によって
袋体50の開口部側に反転しながら引き寄せられ、袋体
50内のガスを硬質管2を通して一挙に外部に押し出し
て収縮し、その収縮に伴ってバッグ本体1も収縮する。
バッグ本体1が、ガス導管7から引き抜くことができる
ような大きさにまで収縮したら、流体導管遮断用バッグ
10全体をガス導管7内から引き抜くことができる。
【0016】尚、図7の穿孔装置25において、32は
両穿孔装置25間をバイパスさせてガスを流通させるバ
イパス管で、33は、バイパス流路Rを遮断するシャッ
ター装置である。
【0017】〔別実施例〕 図9に示すように、袋体50の長手方向中間部に全周に
わたって薄肉の括れ部を形成してもよい。このように構
成すれば、操作部51aを引き操作した場合、括れ部で
袋体50を容易に友転させることができて前記の引き操
作の操作性をよくすることができる。
【0018】図10に示すように、両保形部30を互い
に離間させる方向に付勢する一対の板バネ53を両保形
部30間にわたって袋体50を囲むように設けてもよ
い。このように構成すれば、袋体50を収縮させる力と
して板バネの弾性力が加わって、袋体50及びバッグ本
体1をより迅速に収縮させることができる。しかも、例
えば紐状体51を引っ張るに伴ってバッグ本体1がその
引っ張り方向に袋体50に引きずられて座屈した状態に
なるといったことを防止できる。
【0019】前記バッグ本体1と袋体50は柔軟性と、
気体が封入された際の耐圧性とを持たせるためにゴム引
布21を使用したが、基布が埋設されていないゴム材のみ
で形成したものでも良く、また柔軟なポリウレタン、ポ
リエチレン等の弾性合成樹脂材をゴムの替わりに使用す
ることできる。さらに、基布20としてはナイロンの他に
綿或いはテトロン等他の合成繊維等を使用することもで
きる。また、前記バッグ本体1と袋体50とを異なる材
料で形成してもよい。前記バッグ本体1 には、気体を封
入する以外に液体を封入してもよい。
【0020】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図
【図2】膨張させた状態を示す一部破断側面図
【図3】バッグ本体の作製方法を示す斜視図
【図4】バッグ本体の作製方法を示す斜視図
【図5】バッグ本体の作製方法を示す斜視図
【図6】ガス導管に穿孔装置を取付けた状態の側面図
【図7】ガス導管に取付けた穿孔装置の一部破断側面図
【図8】(イ)引き抜き作業状態を示す説明図 (ロ)引き抜き作業状態を示す説明図
【図9】別実施例の断面図
【図10】(イ)別実施例の断面図 (ロ)別実施例の断面図
【符号の説明】
1 バッグ本体 23 襞 30 保形部 50 袋体 50a 袋体内の部位 51 紐状体 51a 操作部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−83995(JP,A) 特公 平3−1557(JP,B2) 特公 平3−1558(JP,B2) 実公 平4−53510(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 55/12

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム又は弾性合成樹脂から成るバッグ本
    体(1)が膨張状態で円筒形状となる第一状態と、前記
    バッグ本体(1)を、その全長にわたって周方向に多数
    の襞(23)を形成するように折り畳み、且つ横断面形
    状で前記多数の襞(23)を渦巻き状に巻き付けた状態
    に保持する第二状態とに変形自在に前記襞(23)の巻
    付け形状を維持する保形部(30)を、前記バッグ本体
    (1)の両端それぞれに設け、前記保形部(30)のう
    ち先端側において前記バッグ本体(1)を密封すると共
    に、後端側において前記バッグ本体(1)内部に流体を
    供給するための流体給排管を接続してある流体導管遮断
    用バッグであって、前記バッグ本体(1)内にゴム又は
    弾性合成樹脂から成る袋体(50)を収納すると共に、
    この袋体(50)の開口部を前記流体給排管の前記バッ
    グ本体(1)側の開口部に接続し、前記袋体(50)に
    前記流体供給管から流体を供給するに伴って、その袋体
    (50)が前記バッグ本体(1)を押し広げながら膨張
    して前記バッグ本体(1)を膨張状態にできるように前
    記袋体(50)の大きさを設定し、前記袋体(50)内
    に紐状体(51)の一端部側を挿入して、前記袋体(5
    0)の開口部とは反対側の袋体内の部位(50a)に前
    記紐状体(51)の一端部を接続すると共に、前記紐状
    体(51)が前記流体給排管内を挿通する状態でその他
    端部を外部に延出し、その延出部に、前記紐状体(5
    1)を引いて前記袋体(50)を反転させるための操作
    部(51a)を形成してある流体導管遮断用バッグ。
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