JP2002248479A - オベリア類の付着抑制方法 - Google Patents

オベリア類の付着抑制方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過酸化水素に耐性を有するオベリア類に対
し、少量の過酸化水素の添加で効率良くその付着を抑制
する方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 冷却用海水系に過酸化水素または過酸化
水素発生剤を過酸化水素として0.1〜2mg/lとな
るように添加して、冷却用海水系におけるオベリア類の
付着を抑制するにあたり、過酸化水素または過酸化水素
発生剤の添加を中断し、0〜3時間の間隔をおいて塩素
ガスまたは有効塩素発生剤を有効塩素として0.05〜
0.5mg/lとなるように1日当たり1〜5時間添加
することを特徴とするオベリア類の付着抑制方法によ
り、上記の課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】この発明は、オベリア類の
付着抑制方法に関する。さらに詳しくは、この発明は、
冷却用海水系におけるオベリア類の付着を効率的に抑制
するにあたり、過酸化水素または過酸化水素発生剤と塩
素ガスまたは有効塩素発生剤とを、特定濃度で特定時間
添加する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】冷却水として海水を使用する発電所、製
鉄所、石油化学プラントなどは、波浪などを避けるため
に、内海や湾内に面した所に多く建設されている。内海
や湾内において海水を取水すると、海水中に生息するム
ラサキイガイ、フジツボ、コケムシ、ヒドロムシなどの
海生生物が、海水取水路、配管や導水路、熱交換器や復
水器などの内壁に付着する。これらの付着した海生生物
は、成長して通水路を狭め、さらに内壁などの付着部か
ら脱落し、配管や熱交換器内の通水を阻害して冷却効率
を低下させたりする。また、局部的な乱流や酸素濃淡電
池を生じて金属の腐食障害などの様々な問題を引き起こ
す。
【0003】これらの付着生物は、自然界において付着
基盤を争奪しながら共生しており、ムラサキイガイやフ
ジツボはその繁殖力が強く、上記のような付着の問題を
起こし易い。そこで、これらの付着を抑制すると、これ
らに代わって別の付着生物が繁殖する。その代表的な付
着生物がヒドロムシ類であり、中でもクダウミヒドラ科
(腔腸動物無鞘類)のクダウミヒドラ類の付着障害が問
題になっている。
【0004】他方、近年の地球温暖化に伴い、熱帯や亜
熱帯を原産地とする二枚貝類のミドリイガイ、イガイダ
マシなどが、上記の気候帯以外にある工業地帯の沿岸域
にも繁殖、定住し、その被害が報告されている。同時
に、従来は日本近海の黒潮暖流の影響海域などにある養
殖場や定置網漁場などでしか見られなかったウミサカズ
キガヤ科(腔腸動物有鞘類)のオベリア類が工業地帯の
沿岸域にも発生し、前述のクダウミヒドラ類と共にその
付着障害が問題になっている。
【0005】一般に、腔腸動物有鞘類は触手を包む鞘を
もつことから,鞘を持たない腔腸動物無鞘類と比較して
従来の酸化剤や殺菌剤などの影響を受けにくく,過酸化
水素の通常的な使用方法では駆除することが困難であ
る。従来から、海生生物の付着を防止するための薬品と
しては、次亜塩素酸ナトリウム、二酸化塩素、塩素ガス
などの塩素発生剤などが採用されてきた。塩素発生剤に
よって海生生物の付着を防止するには、海水中の残留塩
素濃度を常に0.1〜0.3mg/lに保つ必要があ
る。そのために常にトリハロメタンや有機塩素化合物類
の生成が危惧され、環境上好ましくない。
【0006】そこで、安全性の高い薬剤として、過酸化
水素や過酸化水素発生剤(過酸化水素供給化合物)を使
用する海生生物の付着防止方法が提案され(特公昭61
−2439号公報、特開平6−347194号公報およ
び特開平8−24870号公報参照)、実用化されてい
る。過酸化水素はそれ自体毒性が低く、分解すると酸素
ガスと水になるので、残留毒や蓄積毒による環境汚染を
もたらす心配はない。
【0007】しかしながら、過酸化水素や過酸化水素発
生剤の海生生物に対する付着防止効果は緩和であるた
め、全ての付着生物による障害を防止するためには、有
効濃度の上限値で連続使用する必要がある。したがっ
て、海水使用量の多い冷却水系統においては薬剤の使用
量が多くなり、その経済的負担が大きくなるため、使用
量の低減が望まれていた。
【0008】また、過酸化水素単独では付着生物に対す
る選択性が現れ、特に過酸化水素に抵抗性を有する付着
生物に対しては、多量の過酸化水素を添加しないと対応
できない。このような事情を考慮し、この発明の発明者
らは、過酸化水素剤と塩素剤とを併用添加する海水付着
生物の付着抑制方法(特公昭61−2439号公報)、
さらに過酸化水素剤と塩素剤との併用によりトリハロメ
タン類が発生することなく海生生物の付着を防止または
成長を抑制する工業用海水冷却水の処理方法(特開平8
−24870号公報)を提案してきた。しかしながら、
より効率的な海水付着生物、特にオベリア類の付着抑制
方法が望まれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、過酸化水
素に耐性を有するオベリア類に対し、少量の過酸化水素
の添加で効率良くその付着を抑制する方法を提供するこ
とを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の発明者らは、
上記のような現状と認識に鑑み、オベリア類の付着を抑
制するための方法を検討した結果、過酸化水素または過
酸化水素発生剤と塩素ガスまたは有効塩素発生剤とを、
特定濃度で特定時間添加することにより、過酸化水素に
耐性を有するオベリア類の付着および成長の抑制を効率
的に行うことができることを見出し、この発明を完成す
るに到った。
【0011】かくしてこの発明によれば、冷却用海水系
に過酸化水素または過酸化水素発生剤を過酸化水素とし
て0.1〜2mg/lとなるように添加して、冷却用海
水系におけるオベリア類の付着を抑制するにあたり、過
酸化水素または過酸化水素発生剤の添加を中断し、0〜
3時間の間隔をおいて塩素ガスまたは有効塩素発生剤を
有効塩素として0.05〜0.5mg/lとなるように
1日当たり1〜5時間添加することを特徴とするオベリ
ア類の付着抑制方法が提供される。
【0012】この発明の効果は、従来の過酸化水素剤と
塩素剤との併用技術からは得られなかった意外な効果で
ある。すなわち、添加した薬剤がオベリア類の体内では
作用せずに、存在する過酸化水素に対して、酸化作用の
異なる塩素ガスまたは塩素発生剤を短時間で少量接触さ
せることで、オベリア類の体内の付着機能や成長機能の
働きが抑制され、器壁などへの付着ができなくなるもの
と考えられる。
【0013】海藻類の中には、アオサ類のように体内で
過酸化水素を生成し、体表に他の付着生物が付着するの
を防止しているという報告もあるが、刺胞動物のような
下等動物に対する研究は少なく、オベリア類に対する研
究は皆無であった。このような過酸化水素に耐性を有す
るオベリア類に対して、過酸化水素剤と、酸化作用の異
なる塩素発生剤とを、特定濃度と特定時間の組み合わせ
で添加することによりその付着が抑制できたことは、意
外な事実である。さらに、この発明の方法は、塩素ガス
もしくは有効塩素発生剤の使用量が少ないために、トリ
ハロメタンや有機塩素化合物類の生成が軽減され、環境
面でも好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明で使用する過酸化水素と
しては、通常、工業用として市販されている濃度3〜6
0%の過酸化水素水溶液を用いることができる。また、
過酸化水素発生剤(以下、「過酸化水素剤」と称する)
としては、過酸化水素を水中で放出しうる過ホウ酸、過
炭酸、ペルオキシ硫酸などの無機過酸、過酢酸のような
有機過酸およびこれらの塩類が挙げられる。これらを冷
却用海水系に添加するにあたっては、所望の濃度になる
ように過酸化水素および過酸化水素剤を海水や淡水で適
宜希釈または溶解して用いてもよい。
【0015】また、海水を含む用水中で発生させた過酸
化水素を用いることもできる。過酸化水素を用水中で発
生させる方法としては、水またはアルカリ溶液の電気化
学的分解、紫外線や放射線などの高エネルギー線を水に
照射する方法あるいは水生の生物[例えば、Poecillia
vellifere(メダカ目カダヤシ科)]による代謝などの
方法が挙げられる。
【0016】この発明で使用する塩素ガスとしては、通
常、工業用として市販されているものを用いることがで
きる。また、海水などの塩化ナトリウムを含む溶液の電
気分解によって得られた塩素ガスを用いることもでき
る。また、有効塩素発生剤としては、次亜塩素酸塩、ジ
クロロイソシアヌル酸塩などの海水中で有効塩素を発生
する化合物が挙げられ、中でも次亜塩素酸ナトリウムが
好ましい。有効塩素発生剤を冷却用海水系に添加するに
あたっては、所望の濃度になるように有効塩素発生剤を
海水や淡水で適宜希釈または溶解して用いてもよい。
【0017】この発明のオベリア類の付着抑制方法は、
冷却用海水系に過酸化水素または過酸化水素発生剤を過
酸化水素として0.1〜2mg/l(好ましくは、0.
2〜1.0mg/l)となるように添加して、冷却用海
水系におけるオベリア類の付着を抑制するにあたり、過
酸化水素または過酸化水素発生剤の添加を中断し、0〜
3時間の間隔をおいて塩素ガスまたは有効塩素発生剤を
有効塩素として0.05〜0.5mg/l(好ましく
は、0.1〜0.3mg/l)となるように1日当たり
1〜5時間添加することを特徴とする。
【0018】過酸化水素または過酸化水素剤の添加濃度
が過酸化水素として0.1mg/l未満の場合には、オ
ベリア類の付着および成長の抑制効果が不十分となるの
で好ましくない。また、過酸化水素または過酸化水素剤
の添加濃度が2mg/lを超える場合には、それに見合
うだけのオベリア類の付着および成長の抑制効果が得ら
れず、また経済的でないので好ましくない。
【0019】また、塩素ガスまたは有効塩素発生剤の添
加濃度が有効塩素として0.05mg/l未満の場合、
またその添加時間が1時間未満の場合には、オベリア類
の付着および成長の抑制効果が不十分となるので好まし
くない。塩素ガスまたは有効塩素発生剤の添加濃度が有
効塩素として0.5mg/lを超える場合、またその添
加時間が5時間を超える場合には、それに見合うだけの
オベリア類の付着および成長の抑制効果が得られず、ま
たトリハロメタンなどの有害生成物量が多くなるので好
ましくない。
【0020】過酸化水素または過酸化水素発生剤の添加
と、塩素ガスまたは有効塩素発生剤の添加との間隔を0
〜3時間とすることにより、オベリア類の付着および成
長の抑制効果を低下させることなしに、これらの薬剤の
使用量を削減できる。
【0021】上記の薬剤の添加に加えて、過酸化水素ま
たは過酸化水素剤の添加時に、脂肪族カチオン界面活性
剤を0.008〜0.08mg/lの濃度になるように
1日当たり15〜23時間添加すると、より顕著にオベ
リア類の付着および成長の抑制効果が発揮されるので好
ましい。
【0022】この発明の好ましい実施態様として、過酸
化水素または過酸化水素発生剤を過酸化水素として0.
1〜2mg/lとなるように1日当たり少なくとも13
時間連続的に添加する操作と、塩素ガスまたは有効塩素
発生剤を有効塩素として0.05〜0.5mg/lとな
るように1日当たり1〜5時間連続的に添加する操作と
を、各操作の間隔が0〜3時間となるように交互に繰り
返す方法が挙げられる。
【0023】この発明における過酸化水素または過酸化
水素剤および塩素ガスまたは有効塩素発生剤の添加場所
は、冷却用海水系における取水路、熱交換器または復水
器に付帯する配管中や導水路、熱交換器または復水器の
入口など、いずれであってもよく、中でも冷却用海水系
全体のオベリア類の付着および成長を抑制するために
は、取水路の先端が好ましい。
【0024】この発明によれば、過酸化水素または過酸
化水素剤の添加量が低く抑えられ、環境面でも優れた冷
却用海水系の処理方法が提供される。すなわち、この発
明によれば、オベリア類のみならず、ムラサキイガイ、
ミドリイガイなどの二枚貝類、クダウミヒドラなどのヒ
ドロムシ類、コケムシおよびカンザシゴカイ類など、海
生生物の冷却用海水系統の器壁への付着および成長を抑
制することができる。
【0025】
【実施例】この発明を試験例により具体的に説明する
が、この発明はこれらの試験例により限定されるもので
ない。
【0026】試験例1〔海生生物殺滅効果の確認試験〕 容量600mlの広口ポリエチレン瓶の側面下部に給水
口(内径13mm)を設け、瓶口部にNXX13ミュラ
ーガーゼを張って排出口としたものを試験容器とした。
有鞘類オベリアのヒドロ花(ヒドロ茎付)20個、無鞘
類クダウミヒドラのヒドロ花(ヒドロ茎付)20個およ
びムラサキイガイ幼生40個をそれぞれ収容した試験容
器を準備した。千葉県房総半島東沿岸より取水した海水
に、過酸化水素(35%水溶液)および次亜塩素酸ナト
リウム(有効塩素12%水溶液)を、表1に示す添加濃
度、添加時間および添加間隔で添加しながら、試験容器
の給水口から平均33ml/分で一過式に通水した。
【0027】通水開始から96時間後に、試験容器内の
ヒドロ花およびムラサキイガイ幼生の死亡数を計測し、
死亡率を求めた。得られた結果を表1に示す。なお、添
加濃度は有効成分濃度を示す。
【0028】
【表1】
【0029】試験例2〔海生生物付着抑制効果の確認試
験〕 東京湾内に面した某製鉄所の海水取水路より水中ポンプ
で揚水し、7系統に分岐したモデル水路に一過式に通水
して、各モデル水路に表2に示す添加濃度、添加時間お
よび添加間隔で過酸化水素と次亜塩素酸ナトリウムを添
加し、オベリア類を含む海生生物の付着抑制効果の確認
試験を行った。
【0030】すなわち、塩化ビニル製の付着生物調査用
カラム(内径62mm×長さ450mm×厚さ1.5m
m、表面積約880cm2)を、塩化ビニル製パイプ
(内径65mm×長さ1m)のモデル水路内に挿入し、
取水海水を1.5m3/時間で一過式に通水した。各モ
デル水路には、過酸化水素(35%水溶液)および次亜
塩素酸ナトリウム(有効塩素12%水溶液)を、タイマ
ー付き定量ポンプで添加し、約3ヶ月間の通水試験を行
った。
【0031】試験終了後に付着生物調査用カラムをモデ
ル水路から取り出し、付着生物種の同定と計数を行っ
た。すなわち、オベリア類およびクダウミヒドラ類につ
いては、被覆面積を求め、ムラサキイガイおよびフジツ
ボについては、個体の殻長および/または基底長径が2
mm以上のものを計数した。得られた結果を表2に示
す。なお、添加濃度は有効成分濃度を示す。
【0032】
【表2】
【0033】
【発明の効果】この発明によれば、過酸化水素に耐性を
有するオベリア類に対し、少量の過酸化水素の添加で効
率良くその付着および成長を抑制することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 540 C02F 1/50 540A 540B 550 550C 550L 1/00 ZAB 1/00 ZABU 1/72 1/72 Z 1/76 1/76 Z F28F 19/01 F28F 19/00 501B (72)発明者 伊藤 剛克 大阪府大阪市東淀川区東淡路2丁目10番15 号 株式会社片山化学工業研究所内 (72)発明者 梶原 庄一郎 東京都葛飾区新宿6丁目1番1号 三菱瓦 斯化学株式会社東京工場内 Fターム(参考) 4D050 AA06 AB06 BB04 BB05 BB09 BD03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却用海水系に過酸化水素または過酸化
    水素発生剤を過酸化水素として0.1〜2mg/lとな
    るように添加して、冷却用海水系におけるオベリア類の
    付着を抑制するにあたり、過酸化水素または過酸化水素
    発生剤の添加を中断し、0〜3時間の間隔をおいて塩素
    ガスまたは有効塩素発生剤を有効塩素として0.05〜
    0.5mg/lとなるように1日当たり1〜5時間添加
    することを特徴とするオベリア類の付着抑制方法。
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