JP2002240969A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2002240969A
JP2002240969A JP2001042612A JP2001042612A JP2002240969A JP 2002240969 A JP2002240969 A JP 2002240969A JP 2001042612 A JP2001042612 A JP 2001042612A JP 2001042612 A JP2001042612 A JP 2001042612A JP 2002240969 A JP2002240969 A JP 2002240969A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙コロの交換が容易であって、安価な給紙
装置を提供する。 【解決手段】 軸3に対して嵌合部材10を着脱自在に
取り付け、この嵌合部材10に給紙コロ2を嵌合させ、
嵌合部材10に給紙コロ2を嵌合させることにより嵌合
部材10を軸3から取り外し不可能とする。これによ
り、給紙装置の構造が簡単になり、軸3への給紙コロ2
の取付時の作業工数が少なくなり、使用者による給紙コ
ロの交換性も容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等で使用される給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機、ファクシミリ、プリンタ
などの給紙装置では、使用者が容易に給紙コロの交換が
可能なようにする目的で、給紙トレイと一体に給紙コロ
が装置本体から挿抜可能なものが提案されていた。
【0003】このような給紙装置は、給紙トレイの全幅
に渡る軸を有し、その略中央に給紙コロを支持した構成
であるので、軸中央で給紙コロと軸とが一体に回転する
ように嵌合させることが必要であると共に、使用者が給
紙コロを容易に取り外せることが必須となる。
【0004】従来では、図6に示すように、軸51の中
央に小径の穴52を穿いてスプリングピン53を圧入
し、軸外径から突出したスプリングピン53に給紙コロ
54の凹部を嵌合させて回転方向の一体化を行ってい
た。また軸心方向の固定としては、軸51の溝55に給
紙コロ54自身に設けた爪56が引っ掛かることによっ
て行う方法や、軸51に設けた溝55に止め輪をセット
して行う方法などがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】軸51にスプリングピ
ン53の穴52を空けたり溝55を掘るには、工作機械
を換えたり、工作工程数、作業時間を増やす必要があ
り、部品コストを上昇させる原因となっていた。特にス
プリングピン53の圧入は手作業で行うため作業が繁雑
となり、部品コストを上昇させていた。
【0006】また、止め輪による固定では、使用者が給
紙コロを交換する際に止め輪を無くしてしまったりし、
作業が繁雑になると共に、予備の止め輪を用意するなど
の対策を行うことによって、不要なコストが生じるなど
の不具合があった。
【0007】本発明の目的は、給紙コロの交換が容易で
あり、安価な給紙装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
駆動される軸の軸中央に配される給紙コロを有し、給紙
コロと軸が一体に回転するため、給紙コロと軸が嵌合す
る手段を有する給紙装置において、その嵌合手段は、軸
および給紙コロとそれぞれに嵌合する嵌合部材であり、
嵌合部材は軸に対して着脱可能に構成され、給紙コロを
嵌合させたときには軸に対して取り外し不可能となる。
【0009】したがって、簡素な構成で軸への給紙コロ
の取付時の作業工数を少なくでき、また使用者による給
紙コロの交換性も容易な安価な給紙装置を提供すること
ができる。更に軸と給紙コロとの分解も容易となり省資
源、環境保護にも貢献できる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の給
紙装置において、嵌合部材は断面がC型のリング状に構
成され、内形はD型、外形は円周面より突出する一つ以
上の突起部を有する形状に構成され、軸には嵌合部材の
D型に相応するD型部を構成し、給紙コロには嵌合部材
の外形円周部に被さる円筒形状を構成し、かつ嵌合部材
の突起部と嵌合する凹部を設けた。
【0011】したがって、部品の構成を簡素にでき、給
紙装置のより一層の低価格化を達成できる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の給
紙装置において、嵌合部材は、軸のD型部の長さに相応
する幅寸法を有し、給紙コロには嵌合部材の端部外周に
引っ掛かる爪部を有することにより給紙コロの軸方向の
位置決めがなされる。
【0013】したがって、軸の構成が更に簡素になり、
給紙装置のより一層の低価格化を達成できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
ないし図3に基づいて説明する。図1に示すように、本
発明の給紙トレイ1は積載された用紙を繰り出すための
給紙コロ2が設けられており、給紙トレイ1のほぼ全幅
に渡る軸3のほぼ中央に軸支されている。軸3は端部に
設けられたカップリング4が、図示しない駆動部と連結
されることにより回転され、さらに軸3に支持された給
紙コロ2が回転することで置載された用紙を次工程へ搬
送する。軸3はその両端側を軸受6,7により軸支され
ている。
【0015】次に給紙コロ2と軸3の締結方法について
説明する。軸3の中央部には断面がD型となるようなフ
ライス面3aが形成されている。また、この部分に嵌合
するように嵌合部材であるジョイント10が設けられて
いる。ジョイント10は樹脂で成形され、そのリング状
の断面は円周の一部が途切れた形状をしている。また内
形には軸3のフライス面3aに対応する平面部10aを
有している。ジョイント10は弾性変形しながら軸3に
セットされ、軸3のフライス面3aにはまり込むことに
よって、回転方向および軸方向ともに規制される。フラ
イス面3aの幅寸法(軸3の軸心方向の長さ寸法)とジ
ョイント10の幅寸法は略同じに設定されている。
【0016】更にジョイント10の外周には突起部10
bが形成されている。給紙コロ2にはこれに対応する凹
部2aを有しており、軸端から挿入されジョイント10
と嵌合することで軸3と一体で回転することが可能とな
る。凹部2aは放射状に複数設けることで、突起部10
bを探る手間が減少し、セット性が向上する。また突起
部10bを複数個設ければ、回転方向の締結力を増すこ
ともできる。
【0017】給紙コロ2の軸方向の位置決めは、奥方向
ではジョイント10の突起部10bと給紙コロ2の凹部
2a、またはジョイント10の左端部と給紙コロ2の内
径の端部の突き当てによっている。抜き方向について
は、給紙コロ2に設けられた爪部2bが軸3に設けられ
た溝3bに掛かることにより位置決めされている。使用
者はこの爪部2bを半径方向外側へ撓ませることで、容
易に給紙コロ2をジョイント10及び軸3から抜くこと
が可能である。このような構成をするためには、給紙コ
ロ2のハブ部はジョイント10同様、弾性を有する樹脂
製であることが望ましい。
【0018】また、給紙コロ2の凹部2aの形状を従来
のスプリングピンと嵌合するように寸法を合わせること
により、互換性を保つことが可能であり、現流機とのコ
ンパチ性(両立性)を保つことで不要な旧部品の在庫管
理が不要となり、省資源化や低コスト化に繋げることも
可能となる。
【0019】ジョイント10は給紙コロ2が嵌合してい
るときは、その外径を給紙コロ2が覆っているため軸3
から取り外すことは不可能である。また、回転負荷によ
って広げられて軸3との締結が弱まることも、給紙コロ
2が外径を押さえることによって阻止されている。一
方、給紙コロ2を外せば、ジョイント10を軸3から外
すことは容易であり、分解破棄する際の作業が省力化さ
れる。とはいえ、ジョイント10は消耗品ではなく、使
用者が交換する必要はないため、軸3との嵌合力はある
程度以上の強さを有することが望ましい。
【0020】つぎに、本発明の第2の実施の形態を図4
及び図5に基づいて説明する。なお、図1ないし図3に
おいて説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明
も省略する。本実施の形態では、給紙コロ2の爪部2c
を第1の実施の形態の爪部2bとは反対側に設け、それ
をジョイント10の端部に掛かることによって位置決め
している。これによって軸3に溝を設ける必要が無くな
り、部品コストを安くすることが可能となる。使用者が
爪部2cを撓ませて給紙コロ2を外すことが出来るのは
第1の実施の形態と同じである。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、簡素な構
成として軸への給紙コロの取付時の作業工数を少なくで
き、また使用者による給紙コロの交換性も容易な安価な
給紙装置を提供することができ、さらに、軸と給紙コロ
との分解も容易となり省資源、環境保護にも貢献でき
る。
【0022】請求項2記載の発明によれば、部品の構成
を簡素にでき、給紙装置のより一層の低価格化を達成で
きる。
【0023】請求項3記載の発明によれば、軸の構成が
更に簡素になり、給紙装置のより一層の低価格化を達成
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の給紙装置を備えた
給紙トレイを示す斜視図である。
【図2】給紙装置を示す断面図である。
【図3】給紙装置を示す分解斜視図であり、(a)は
軸、(b)はジョイント、(c)は給紙ローラである。
【図4】本発明の第2の実施の形態の給紙装置を示す断
面図である。
【図5】給紙装置を示す分解斜視図であり、(a)は
軸、(b)はジョイント、(c)は給紙ローラである。
【図6】従来例の給紙装置を示す断面図である。
【符号の説明】
2 給紙コロ 2a 凹部 2c 爪部 3 軸 10 嵌合部材 10b 突起部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月22日(2001.2.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動される軸の軸中央に配される給紙コ
    ロを有し、給紙コロと軸が一体に回転するため、給紙コ
    ロと軸が嵌合する手段を有する給紙装置において、 その嵌合手段は、軸および給紙コロとそれぞれに嵌合す
    る嵌合部材であり、嵌合部材は軸に対して着脱可能に構
    成され、給紙コロを嵌合させたときには軸に対して取り
    外し不可能となることを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 嵌合部材は断面がC型のリング状に構成
    され、内形はD型、外形は円周面より突出する一つ以上
    の突起部を有する形状に構成され、 軸には嵌合部材のD型に相応するD型部を構成し、 給紙コロには嵌合部材の外形円周部に被さる円筒形状を
    構成し、かつ嵌合部材の突起部と嵌合する凹部を設けた
    ことを特徴とする請求項1の給紙装置。
  3. 【請求項3】 嵌合部材は、軸のD型部の長さに相応す
    る幅寸法を有し、 給紙コロには嵌合部材の端部外周に引っ掛かる爪部を有
    することにより給紙コロの軸方向の位置決めがなされる
    ことを特徴とする請求項2の給紙装置。
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