JP2001159430A - トルクリミッタ - Google Patents

トルクリミッタ

Info

Publication number
JP2001159430A
JP2001159430A JP2000088982A JP2000088982A JP2001159430A JP 2001159430 A JP2001159430 A JP 2001159430A JP 2000088982 A JP2000088982 A JP 2000088982A JP 2000088982 A JP2000088982 A JP 2000088982A JP 2001159430 A JP2001159430 A JP 2001159430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner ring
torque limiter
torque
elastic lever
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000088982A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Takada
声一 高田
Makiko Hasegawa
麻記子 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2000088982A priority Critical patent/JP2001159430A/ja
Publication of JP2001159430A publication Critical patent/JP2001159430A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部部材の内部に内輪を嵌合し、上記内輪と
外部部材との間にトルク伝達部材を介在し、上記内輪と
外部部材の相対回転時に該内輪と上記トルク伝達部材と
の間に所要のトルクを生じさせるようにしたトルクリミ
ッタにおいて、これを軸に組付ける際に、軸にピンが固
定されていると軸に対する部品の組込み方向の自由度が
無く、作業性が悪くなる問題がある。 【解決手段】 トルクリミッタの内輪1を内輪本体22
と内輪補助部材23との組合わせにより構成し、上記内
輪補助部材23に弾性レバー31を設け、該弾性レバー
31にストッパー32を設け、該ストッパー32により
上記内輪1と軸15との一体化をはかるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タ等の事務機における紙搬送部などに用いられるトルク
リミッタに関するもである。
【0002】
【従来の技術】上記のごとき事務機において、従来から
用いられているばね式トルクリミッタとして、図12
(a)から(c)に示すごときものが知られている(特
開平5−26256号公報参照)。このトルクリミッタ
は、内輪1の外径面に所要の緊縛力をもってコイルばね
2を装着し、そのコイルばね2の外側に嵌合される外部
部材3の一端部に端壁4を設け、他端部を開放してい
る。端壁4には軸挿通穴5が設けられ、その軸挿通穴5
の内側に嵌合凹所6が設けられる。
【0003】上記の嵌合凹所6に上記内輪1の一端部を
嵌合させると共に、該内輪1の他端部外径面と上記外部
部材3の開放側端部の内径面との間に環状の蓋7を嵌着
して、外部部材3の開放部分を閉塞している。また、内
輪1の他端部を蓋7の外部に突き出し、その突き出した
端部に切欠き部16を設けている。蓋7はその外径面に
設けられたリブ8を外部部材3の内径面の嵌合溝9に嵌
合され、周方向に所要の摩擦抵抗を持つように締付けら
れる。
【0004】上記のコイルばね2は、小径部2aと大径
部2bを有する。小径部2aが内輪1に対し所要の緊縛
力を持つことによりトルク発生部となる。大径部2bは
内輪1に接触することなく、上記小径部2aにねじり力
を伝達するトルク調整部となる。上記コイルばね2の両
端のフック11、12は、それぞれ該コイルばね2の中
心線と平行かつ外向きに屈曲形成され、小径部2a側の
フック11は外部部材3の端壁4の内面に設けられた係
合穴13に係合される。また、大径側のフック12は、
蓋7の内面に設けられた係合穴14に係合される。
【0005】上記のトルクリミッタは、内輪1が外部部
材3に対しコイルばね2の巻き方向(図示の場合左巻
き)に回転すると、コイルばね2が内輪1の回転方向に
引き連れられる、いわゆる連れ回りを生じ、これにより
小径部2aに拡径方向の力が作用する。そのため、小径
部2aの緊縛力に緩みが生じ、内輪1は小径部2aとの
摩擦により一定のトルクを発生しながら回転する。
【0006】これに対し内輪1がコイルばね2の巻き方
向と逆方向に回転すると、その方向にコイルばね2の連
れ回りが生じ、小径部2aに縮径方向の力が作用するた
め、緊縛力が増大し、内輪1をロックさせる。また、ト
ルク値の調整は蓋4を回転させ、大径部2bのねじり力
の変化を小径部2aに及ぼし、該小径部2aの緊縛力を
変化させることにより行う。
【0007】上記構成のトルクリミッタと軸15との組
付けは、上記の軸挿通穴5と内輪1の内径面に軸15を
挿通すると共に、内輪1の切欠き部16を通して軸15
のピン穴にピン17を圧入等により固定することにより
行われる(図12(b)参照)。
【0008】ピン17の軸15に対する固定作業を上記
の組付け工程と分離し、その固定作業が簡単にできるよ
うにするため、ピン17を予め軸15に固定しておき、
そのピン17を内輪1の切欠き部16に挿入する方法も
ある。但し、この場合はピン17の存在により軸15に
挿通される上記のトルクリミッタをはじめその他の部品
の組込み方向が一方向に限定される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のトルクリミッタ
と軸15の組付け方法において、前述のように、予め軸
15にピン17を固定しておくと、軸15に対する部品
の組込み方向の自由度が無く、作業性が悪くなる問題が
ある。更にピン17を軸15に固定すること自体、製造
工程が増え製品コストを高くする要因となっている。
【0010】また、上記の小径部2aの緊縛力は発生ト
ルクが大きい場合は十分大きいが、発生トルクが小さく
なるに従いその緊縛力も小さくなるので、軸15を軸挿
通穴5から内輪1の内部に挿入する際、図12(c)の
一点鎖線で示すように、軸15にわずかの傾きがあるな
どして内輪1に大きな抜け力が作用すると、上記の緊縛
力では支えきれず内輪1が抜け出すことがあり得る。
【0011】上記のような問題は、コイルばねをトルク
伝達部材とするばね式のトルクリミッタに限らず、トル
ク伝達部材として摩擦板を用いその摩擦力を利用した摩
擦板式、永久磁石と磁性体を用いそのヒステリシストル
クを利用したヒステリシス式、永久磁石と鉄粉を用いた
パウダー式等の各種のトルクリミッタにおいて生じる問
題である。
【0012】そこで、この発明の課題は、トルクリミッ
タにおける軸との組付けに際し、従来のような軸に固定
されたピンによることなく軸との組付けが可能なトルク
リミッタを提供すること、また軸から受ける力により内
輪が抜け出すことのないトルクリミッタを提供すること
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、外部部材の内部に内輪を嵌合し、上記
内輪と外部部材との間にトルク伝達部材を介在し、上記
内輪と外部部材の相対回転時に該内輪と上記トルク伝達
部材との間に所要のトルクを生じさせるようにしたトル
クリミッタにおいて、上記内輪に弾性レバーを設け、該
弾性レバーに上記内輪の内径より内側に突き出したスト
ッパーを設け、該ストッパーにより上記内輪と軸との一
体化をはかるようにしたものである。
【0014】上記内輪を内輪本体と内輪補助部材との組
合わせにより構成し、該内輪補助部材に上記の弾性レバ
ーを設けた構成をとることができる。
【0015】上記のトルク伝達部材をコイルばねにより
構成し、該コイルばねを上記内輪の外径面に所要の緊縛
力をもって装着すると共に、該コイルばねの一端部を上
記の外部部材に係合した構成をとることができる。
【0016】上記の外部部材の一端部に端壁を設けると
共に他端部を開放し、上記の端壁に設けた嵌合凹所に上
記内輪の一端部を嵌合させると共に、上記内輪の他端部
外径面と上記外部部材の開放側端部の内径面との間に蓋
を嵌着し、上記コイルばねの両端に設けた各フックをそ
れぞれ上記外部部材の係合穴と、蓋の係合穴に係合した
構成をとることができる。
【0017】上記の弾性レバーを上記内輪の周方向に沿
う円弧状に形成した構成、上記の弾性レバーを上記内輪
の中心軸と平行方向に形成した構成、上記内輪本体と内
輪補助部材を軸方向に連結し、該内輪補助部材に抜止め
用弾性レバーを設け、該抜止め用弾性レバーに上記外部
部材と係合して上記内輪の抜止めをはかる抜止め爪を設
けた構成、上記の外部部材の嵌合凹部の底壁の立上がり
基部に脆弱部を設けた構成をとることができる。
【0018】更に、上記の弾性レバーを、上記内輪の中
心対称の2ヵ所において該内輪の周方向に沿い、且つ片
持ち式となる円弧状に形成し、上記各弾性レバーの先端
にその外周面に対し鋭角をもって入り込む傾斜面を設け
た構成をとることができる。この構成によれば、上記の
傾斜面に分解治具を係合して該傾斜面を外方に押し上げ
ると、弾性レバーが持ち上げられ、ストッパーが軸から
外れる。この場合、弾性レバーの先端部に指掛け突起を
設ける構成をとると、治具を用いることなく、内輪補助
部材を軸から分離することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して説明する。図1及び図2に示した第1実施形
態のトルクリッミタは、基本的な構成は前述のばね式ト
ルクリミッタと同様であるので、同一部分には同一符号
をもって説明する。即ち、このトルクリミッタは、内輪
1の外径面に所要の緊縛力をもってコイルばね2を装着
し、そのコイルばね2の外側に嵌合される外部部材3の
一端部に端壁4を設け、他端部を開放している。端壁4
には軸挿通穴5が設けられ、その軸挿通穴5の内側に嵌
合凹所6が設けられる。
【0020】上記の嵌合凹所6に上記内輪1の一端部を
嵌合させ、該内輪1の他端部外径面と外部部材3の開放
側端部の内径面との間に環状の蓋7を嵌着し、更に内輪
1の他端部をその蓋7の内径面を貫通して外部に突き出
している。蓋7はその外径面に設けられたリブ8が外部
部材3の内径面の嵌合溝9に嵌合され、周方向に所要の
摩擦抵抗を持つように締付けられる。
【0021】上記のコイルばね2は、小径部2aと大径
部2bを有する。小径部2aが内輪1に対し所要の緊縛
力を持つことによりトルク発生部となり、大径部2bは
内輪1に接触することなく、上記小径部2aにねじり力
を伝達するトルク調整部となる。上記コイルばね2の両
端のフック11、12は、それぞれ該コイルばね2の中
心線と平行かつ外向きに屈曲形成され、小径部2a側の
フック11は外部部材3の内端面に設けられた係合穴1
3に係合される。また、大径部2b側のフック12は、
蓋7の内面に設けられた係合穴14に係合される。
【0022】上記の内輪1は、図1(a)(b)に示す
ように、焼結合金製の円筒状の内輪本体22と、合成樹
脂製又は金属製の内輪補助部材23の組合わせにより構
成される。内輪補助部材23は、内輪1の全長と同じ長
さをもった円筒体であり、外径面の中央部分に段差部2
4が設けられ、その段差部24により小外径部25と大
外径部26に区分されている。内輪本体22はその小外
径部25の外径に強制嵌合され、段差部24に突き当て
られて内輪補助部23と一体化される。内輪本体22の
外径と大外径部26の外径は一致する。
【0023】上記の内輪1は、その内輪本体22の端面
と小外径部25の端部が前記の嵌合凹所6に嵌合され、
小外径部25が嵌合凹所6の内底面に当たる。内輪本体
22とその内底面との間には若干の隙間があり、該内輪
本体22が直接当たることを防止している。
【0024】また、大外径部26が蓋7の内径面を貫通
し、その先端部が外部に突き出す。その突き出した端部
の中心対称の2ヵ所に切欠き部16、16を設けると共
に、一方の切欠き部16の近傍から他方の切欠き部16
に達する周方向の外径溝27を外径面に設けている。ま
た、大外径部23の端面に、一方の切欠き部16の近傍
から他方の切欠き部16に達する周方向の端面溝28を
設けている。
【0025】上記の各外径溝27と端面溝28とによ
り、一方の切欠き部16の近傍に基部29を有する片持
ち式の円弧状の弾性レバー31が、対称2ヵ所に形成さ
れる。
【0026】上記の各弾性レバー31の自由端の内面
に、中心方向に向いた突起状のストッパー32が設けら
れ、各ストッパー32は各切欠き部16に挿通される。
各ストッパー32の先端部は図示のように丸められる
か、又はテーパがつけられる。各トッパー32の長さ
は、図1(c)に示すように、先端が内輪補助部材23
の内径面より所定長さだけ内方に突き出す長さに設定さ
れる。
【0027】その他、図示の場合、小外径部25の外径
面の先端部分に浅いぬすみ部33を設け、またこれと対
向した内輪本体22の端面の内周縁にテーパ部34を設
けているが、これらは内輪本体22と内輪補助部材23
の嵌合時のガイドとなり、嵌合作業を容易にするために
設けられたものである。
【0028】上記のトルクリミッタと軸15との組付け
に際し、軸15の外径面によりストッパー32が持ち上
げられると共に、弾性レバー31が弾性変形し(図1
(c)の一点鎖線参照)、軸15に設けられた径方向の
穴35にストッパー32が落ち込んで元の状態に戻り、
軸15との組付けが行われる。
【0029】第1実施形態のトルクリミッタは以上のよ
うなものであり、内輪1が外部部材3に対しコイルばね
2の巻き方向に回転すると、従来の場合と同様に、コイ
ルばね2が内輪1の回転方向に連れ回りを生じ、これに
より小径部2aに拡径方向の力が作用する。そのため、
小径部2aの緊縛力に緩みが生じ、内輪本体22の部分
の摩擦により一定のトルクを発生しながら内輪補助部材
23と一体となって回転する。
【0030】これに対し内輪1がコイルばね2の巻き方
向と逆向きに回転すると、その方向にコイルばね2の連
れ回りが生じ、小径部2aに縮径方向の力が作用するた
め、緊縛力が増大し、内輪1をロックさせる。また、ト
ルク値の調整は蓋7を回転させ、大径部2bのねじり力
の変化を小径部2aに及ぼし、該小径部2aの緊縛力を
変化させることにより行う。
【0031】軸15から内輪1を経て外部部材3にトル
クの伝達を行う際は、図2に一点鎖線で示す状態から実
線で示す状態に軸15が内輪1を構成する内輪補助部材
23に対して若干相対回転すると共に、弾性レバー31
が一点鎖線の状態から実線の状態に撓んでストッパー3
2が切欠き部16の内面に当接しトルクを内輪1に伝達
する(図2の矢印a参照)。更に内輪1から前記のコイ
ルばね2を通じて外部部材3に伝達される。
【0032】上記の各弾性レバー31の基部29から自
由端側に至る周回方向は、図示の場合トルクの伝達方向
(図2の矢印a参照)と逆であり、従って、弾性レバー
31は外方に撓むことになるが、図示の場合とは反対
に、上記の弾性レバー31の周回方向をトルクの伝達方
向と同方向に設定してもよい。その場合は、弾性レバー
31は内方に撓むことになる。
【0033】なお、ストッパー32を有する弾性レバー
31は、切欠き部16の長さ方向の範囲内において周方
向に設けられるものであるから、内輪1の全長に影響を
もたらすことがない。
【0034】一方、上記のようなトルクリッミタは、廃
棄後の分別処理や材料のリサイクル使用のために、分解
処理時において軸15から容易に取り外せることが要請
される。その要請に応えるためには、前述のトルクリッ
ミタの内輪補助部材23に設けたストッパー32を容易
に軸15から分離できる構成であることが必要である。
【0035】図3はそのような要請に応えることのでき
る一例である。即ち、前述のトルクリッミタにおける各
弾性レバー31の先端部外周面を、前記のものより周方
向に若干長く形成し、その先端部に外周面に対して鋭角
θをもって入り込む傾斜面20を設けた構成とした。傾
斜面20の内端はストッパー32に達する。上記の傾斜
面20に対向した切欠き部16の基部29側の内面との
間に所要の間隔を設けるために、その内面にぬすみ部2
1を設ける。その他の構成は前述の場合と同様である。
【0036】上記の構成を備えたトルクリッミタを軸1
5から分離する際には、適当な分解治具を用いる。図4
は分解治具48の一例である。この分解治具48は、円
板49に軸15に嵌合しうる半径方向の凹所50を有
し、その円板49の片面に2本のピン51を立てたもの
である。ピン51の間隔は前記の両方の傾斜面20の先
端間の間隔に等しく形成され、また各ピン51の直径は
傾斜面20とぬすみ部21との間隔より若干小さく形成
される。
【0037】上記の分解治具48は、その凹所50を軸
15に嵌め、各ピン51を図3(a)に示すように両方
の傾斜面20とぬすみ部21との間隔に嵌める。次にそ
の分解治具48を図3(a)の一点鎖線の矢印で示す方
向に捻ると、ピン51が傾斜面20を押上げ、図3
(b)のように弾性レバー31を外方へ弾性変形させ
る。これにより、ストッパー32が穴35から抜け出す
ので、トルクリミッタ全体を軸15から抜き出すことが
できる。
【0038】図5に示した第2実施形態のトルクリミッ
タは、前記の第1実施形態の弾性レバー31における変
形例である。この場合の内輪補助部材23の大外径部2
6の端部には、前述のような切欠き部16は設けられて
おらず、一対の弾性レバー31が基部29から周方向に
片持ち式に延びて設けられ、各自由端の内面に突起状の
ストッパー32が内向きに設けられる。
【0039】上記の各弾性レバー31は、大外径部26
の肉厚より薄く形成され適宜な弾性が付与されている
が、それ自体でトルクの伝達が可能な強度を有す肉厚に
形成されている。この場合も、基部29から自由端側へ
の周回方向はトルクの伝達方向と逆であるが、前述の場
合と同様に同一方向となるように設けてもよい。
【0040】第2実施形態は以上のようなものであり、
ストッパー32による軸15との組付け構造、及びトル
クリミッタとしての作用は前述のものと同じであるが、
軸15からのトルクは、図5(c)に矢印aで示すよう
に、ストッパーピン32から弾性レバー31を経て内輪
1、コイルばね2、外輪部材3へと伝達される。
【0041】この場合も軸15からの分離を容易にする
ために、図5(c)に一点鎖線で示すように両方の弾性
レバー31の先端部に前述と同様の傾斜面20及びぬす
み部21を設け、前記の分解治具48で分解できるよう
にしてもよい。
【0042】次に、図6に示した第3実施形態のトルク
リッミタも、上記の第1実施形態の変形例である。この
場合の内輪補助部材23の大外径部26の端部には、中
心対称の2ヵ所に軸方向に比較的深い切欠き部16’、
16’が設けられ、各切欠き部16’の内側においてそ
の底から軸方向外向きに延び出した弾性レバー31が設
けられ、その先端部に内向きの突起状のストッパー32
が設けられる。
【0043】上記のストッパー32は、軸15に組付け
られる際には、図6(a)において一点鎖線で示すよう
に、弾性レバー31が弾性変形して持ち上げられ、同図
(c)示すように軸15の穴35に落ち込む。軸15か
ら内輪1へのトルクの伝達は、ストッパー32が切欠き
部16’の内面に当接することにより行われる。
【0044】上記の第3実施形態は、弾性レバー31を
弾性変形し易くするために、ある程度軸方向に長く形成
しなければならないので、内輪1の全長が長くなる傾向
がある。
【0045】次に、図7に示した第4実施形態のトルク
リミッタは、外部部材3の蓋7をコイルばね2の小径部
2a側に配置し、端壁4を大径部2b側に配置してい
る。上記の蓋7の内径面に嵌合凹所6を設け、その底壁
10の基部に脆弱部37を形成している。また、コイル
ばね2の小径部2a側のフック11が蓋7の係合穴13
に係合され、大径部2b側のフック12が端壁4の係合
穴14に係合される。
【0046】内輪1は内輪本体22と内輪補助部材23
との組合わせにより構成されるが、この場合の内輪本体
22と内輪補助部材23は、同一外径、同一内径をもっ
た筒状のものであり、長さ方向に芯を合わせて突合わさ
れる。両者の突合わせ端部において、内輪本体22には
長さ方向に切り込んだ係合凹部38が2ヵ所に設けら
れ、また内輪補助部材23にはこれと係合する係合凸部
39が2ヵ所に設けられる。
【0047】また、上記の内輪補助部材23の上記2ヵ
所の係合凸部39の間に2ヵ所の凹所41が設けられ、
各凹所41の一方の側縁に内輪補助部材23の外径と同
じ曲率をもって他方の側縁近くまで片持ち式に延びた抜
止め用弾性レバー42が一体に設けられる。この抜止め
用弾性レバー42は、内輪補助部材23の肉厚より薄い
肉厚に形成され、内輪補助部材23の内径側に突き出す
ことはなく、材料自体の弾性力で径方向に弾性変形する
性質を有する。また、その抜止め用弾性レバー42の自
由端側の外面に抜止め爪43が突設される。この抜止め
爪43は内輪補助部材23の外径面よりも外方に突き出
して設けられ、その内輪本体22側の面にテーパ44が
付けられる。
【0048】上記の内輪本体22と内輪補助部材23の
係合凹部38と係合凸部39を係合させ長さ方向に圧入
して、凹凸嵌合により一体化した状態で、内輪本体22
の外径面と内輪補助部材23の外径面は同一面内にあ
り、その内輪本体22の端面が前記の嵌合凹所6に嵌合
される。また内輪補助部材23が端壁4の軸挿通穴5を
貫通し、その先端部が外部に突き出す。
【0049】前記コイルばね2の小径部2aが内輪本体
22の外径面に緊縛され、また大径部2bが内輪本体2
2の一部から抜止め用弾性レバー42を含む内輪補助部
材23を被う。
【0050】内輪補助部材23の端部に周方向の一対の
弾性レバー31が設けられ、突起状のストッパー32が
各弾性レバー31の自由端に内向きに設けられる。この
弾性レバー31とストッパー32の構造は、図5に示し
た第2実施形態と同じであり、内輪1はストッパー32
により軸15と組付けられる。
【0051】上記の弾性レバー31とストッパー32の
構造は、図1に示した第1実施形態の構造、図6に示し
た第3実施形態の構造も採用することができる。
【0052】なお、図示を省略しているが、各弾性レバ
ー31の先端部に軸15からの分離を容易にするための
傾斜面を設けてもよいことは、前記の第1、第2実施形
態の場合と同様である。
【0053】第4実施形態のトルクリミッタは以上のよ
うなものであり、そのトルクリミッタとしての作用は前
述の各実施形態のものと同様である。前述のものと異な
る点は次の通りである。
【0054】軸15との組付けに際し、軸15から内輪
1に抜け出し方向の力が加えられたとしても、抜止め爪
43が端壁4の内面に係合するため、内輪1の抜け出し
が防止される。
【0055】また、上記のトルクリミッタを廃棄処分す
る場合の分解時には、図8に示すように、外部部材3の
端部と蓋7の外径面により構成された位置決め段部45
を治具受け台46上に載せ、内輪補助部材23側を上に
して、ポンチ状の治具47により内輪補助部材23の上
端に衝撃を加える。そうすると、嵌合凹所6の底壁10
が脆弱部37から破壊され、その破壊された環状の底壁
10を外部に排出させる。
【0056】これにより、内輪本体22と内輪補助部材
23とからなる内輪1を外部部材3から抜き出すことが
できる。この時、抜止め爪43はそのテーパ44の部分
が蓋7の内径面で押し下げられ、同時に抜止め用弾性レ
バー42が内方に撓むため、内輪1が外部に抜き出され
る。外部部材3内に残ったコイルばね2は、蓋7を適宜
な工具でこじ開けることにより外部に取り出される。
【0057】なお、上記の第4実施形態のように、嵌合
凹所6の底壁10に脆弱部37を設ける構成は、前述の
第1から第3実施形態においても採用することができ
る。
【0058】次に、図9から図11に示した第5実施形
態のトルクリミッタは、前記の第4実施形態の場合と同
様に、外部部材3の蓋7をコイルばね2の小径部2a側
に配置し、端壁4を大径部2b側に配置している。上記
の蓋7の内径面に嵌合凹所6を設けている。また、コイ
ルばね2の小径部2a側のフック11が蓋7の係合穴1
3に係合され、大径部2b側のフック12が端壁4の係
合穴14に係合される。
【0059】内輪1は内輪本体22と内輪補助部材23
とは長さ方向に芯を合わせて突合わされる。両者の突合
わせ端部において、内輪本体22には長さ方向に切り込
んだ係合凹部38が2ヵ所に設けられ、また内輪補助部
材23にはこれと係合する係合凸部39が2ヵ所に設け
られる。
【0060】また、上記の内輪補助部材23の上記2ヵ
所の係合凸部39の間に2ヵ所の凹所41が設けられ、
各凹所41の一方の側縁に内輪補助部材23の外径と同
じ曲率をもって他方の側縁近くまで片持ち式に延びた抜
止め用弾性レバー42が一体に設けられる。この抜止め
用弾性レバー42は、内輪補助部材23の肉厚より薄い
肉厚に形成され、内輪補助部材23の内径側に突き出す
ことはなく、材料自体の弾性力で径方向に弾性変形する
性質を有する。また、その抜止め用弾性レバー42の自
由端側の外面に抜止め爪43が突設される。この抜止め
爪43は内輪補助部材23の外径面よりも外方に突き出
して設けられ、その内輪本体22側の面にテーパ44が
付けられる。
【0061】上記の内輪本体22と内輪補助部材23の
係合凹部38と係合凸部39を係合させ長さ方向に圧入
して、凹凸嵌合により一体化した状態で、内輪本体22
の外径面と内輪補助部材23の外径面は同一面内にあ
り、その内輪本体22の端面が前記の嵌合凹所6に嵌合
される。また内輪補助部材23が端壁4の軸挿通穴5を
貫通し、その先端部が外部に突き出す。
【0062】前記コイルばね2の小径部2aが内輪本体
22の外径面に緊縛され、また大径部2bが内輪本体2
2の一部から抜止め用弾性レバー42を含む内輪補助部
材23を被う。
【0063】上記の各ストッパー32の先端部は、軸1
5の中心対称の2ヵ所に設けた凹所54(図11参照)
に嵌脱自在に嵌入される。上記の各指掛け突起53はそ
れが設けられた弾性レバー31に対向する他方の弾性レ
バー31の基部29側の面に傾斜面55が形成される。
傾斜面55は半径方向に対して角度θの傾斜をもってい
る(図11(a)参照)。
【0064】第5実施形態は以上のようなものであり、
トルクリミッタの作用は前述の各実施形態と同様であ
る。相違する点は、内輪補助部材23を軸15から分離
する方法にある。即ち、この場合は治具を用いることな
く、作業者が2本の指を各指掛け突起53の傾斜面55
に掛け、図11(b)の白抜き矢印で示すように、力を
加えると、各弾性レバー31が基部29を中心に立上が
り、ストッパー32が軸15の凹所54から抜け出す。
これにより、内輪補助部材23を軸15から分離するこ
とができる。
【0065】以上の各実施形態はばね式トルクリミッタ
について述べたが、この発明は前述の摩擦板式、ヒステ
リシス式、パウダー式等の各種のトルクリッミタにおい
ても適用することができる。
【0066】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、内輪
にストッパーを設けることにより、トルクリミッタと軸
との組付けに固定ピンを用いる必要が無く、従って、軸
の挿通方向に制限がなく、また製造工程も簡略化され
る。また、上記の内輪を内輪本体と内輪補助部材の組合
わせにより構成し、上記のストッパーを該内輪補助部材
の弾性レバーに設けた構成を採用することにより、内輪
本体の形状が簡単になるので焼結合金により容易に製作
することができ、また内輪補助部材は複雑になるが合成
樹脂により容易に製作することができる。
【0067】更に、上記の内輪補助部材に外部部材と係
合する抜止め爪を設けることにより、軸との組付け時に
おける内輪の抜け出しを防ぐことができる。
【0068】上記の弾性レバーの先端部に鋭角をもって
入り込む傾斜面を設けることにより、軸からトルクリッ
ミタを容易に分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)第1実施形態の断面図 (b)同上の内輪の分解斜視図 (c)同上の使用状態における内輪部分の断面図
【図2】同上の使用状態における内輪部分の拡大断面図
【図3】(a)同上の変形例の使用状態における内輪部
分の断面図 (b)(a)図の部分の分解時の断面図
【図4】分解治具の斜視図
【図5】(a)第2実施形態の断面図 (b)同上の内輪の分解斜視図 (c)同上の使用状態における内輪部分の断面図
【図6】(a)第3実施形態の断面図 (b)同上の内輪の分解斜視図 (c)同上の使用状態における内輪部分の断面図
【図7】(a)第4実施形態の断面図 (b)同上の内輪の分解斜視図
【図8】第4実施形態の廃棄処分時の断面図
【図9】第5実施形態の断面図
【図10】同上の内輪の分解斜視図
【図11】(a)同上の使用状態の断面図 (b)同上の分解途中の断面図
【図12】(a)従来例の断面図 (b)(a)図のb−b線の断面図 (c)同上の軸との組付け時の断面図
【符号の説明】
1 内輪 2 コイルばね 2a 小径部 2b 大径部 3 外部部材 4 端壁 5 軸挿通穴 6 嵌合凹所 7 蓋 8 リブ 9 嵌合溝 10 底壁 11 フック 12 フック 13 係合穴 14 係合穴 15 軸 16、16’ 切欠き部 17 ピン 18 抜止め部 20 傾斜面 21 ぬすみ部 22 内輪本体 23 内輪補助部材 24 段差部 25 小外径部 26 大外径部 27 外径溝 28 端面溝 29 基部 31 弾性レバー 32 ストッパー 33 ぬすみ部 34 テーパ部 35 穴 37 脆弱部 38 係合凹部 39 係合凸部 41 凹所 42 抜止め用弾性レバー 43 抜止め爪 44 テーパ 45 位置決め段部 46 治具受け台 47 治具 48 分解治具 49 円板 50 凹所 51 ピン 52 内径部 53 指掛け突起 54 凹所 55 傾斜面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部部材の内部に内輪を嵌合し、上記内
    輪と外部部材との間にトルク伝達部材を介在し、上記内
    輪と外部部材の相対回転時に該内輪と上記トルク伝達部
    材との間に所要のトルクを生じさせるようにしたトルク
    リミッタにおいて、上記内輪に弾性レバーを設け、該弾
    性レバーに上記内輪の内径より内側に突き出したストッ
    パーを設け、該ストッパーにより上記内輪と軸との一体
    化をはかるようにしたことを特徴とするトルクリミッ
    タ。
  2. 【請求項2】 上記内輪を内輪本体と内輪補助部材との
    組合わせにより構成し、該内輪補助部材に上記の弾性レ
    バーを設けたことを特徴とする請求項1に記載のトルク
    リッミタ。
  3. 【請求項3】 上記のトルク伝達部材をコイルばねによ
    り構成し、該コイルばねを上記内輪の外径面に所要の緊
    縛力をもって装着すると共に、該コイルばねの一端部を
    上記の外部部材に係合したことを特徴とする請求項1又
    は2に記載のトルクリミッタ。
  4. 【請求項4】 上記の外部部材の一端部に端壁を設ける
    と共に他端部を開放し、上記の端壁に設けた嵌合凹所に
    上記内輪の一端部を嵌合させ、上記内輪の他端部外径面
    と上記外部部材の開放側端部の内径面との間に蓋を嵌着
    し、上記コイルばねの両端に設けた各フックをそれぞれ
    上記外部部材の係合穴と、蓋の係合穴に係合したことを
    特徴とする請求項3に記載のトルクリミッタ。
  5. 【請求項5】 上記の弾性レバーを上記内輪の周方向に
    沿う円弧状に形成したことを特徴とする請求項1から4
    のいずれかに記載のトルクリミッタ。
  6. 【請求項6】 上記の弾性レバーを、上記内輪の中心対
    称の2ヵ所において該内輪の周方向に沿い、且つ片持ち
    式となる円弧状に形成し、上記各弾性レバーの先端にそ
    の外周面に対し鋭角をもって入り込む傾斜面を設けたこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のトル
    クリミッタ。
  7. 【請求項7】 上記の弾性レバーの先端部に指掛け突起
    を設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに
    記載のトルクリミッタ。
  8. 【請求項8】 上記の弾性レバーを上記内輪の中心軸と
    平行方向に形成したことを特徴とする請求項1から4の
    いずれかに記載のトルクリミッタ。
  9. 【請求項9】 上記内輪本体と内輪補助部材を軸方向に
    連結し、該内輪補助部材に抜止め用弾性レバーを設け、
    該抜止め用弾性レバーに上記外部部材と係合して上記内
    輪の抜止めをはかる抜止め爪を設けたことを特徴とする
    請求項2から8のいずれかに記載のトルクリミッタ。
  10. 【請求項10】 上記の外部部材の嵌合凹部の底壁の立
    上がり基部に脆弱部を設けたことを特徴とする請求項4
    から9のいずれかに記載のトルクリミッタ。
JP2000088982A 1999-07-07 2000-03-28 トルクリミッタ Withdrawn JP2001159430A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000088982A JP2001159430A (ja) 1999-07-07 2000-03-28 トルクリミッタ

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19358099 1999-07-07
JP11-193580 1999-07-07
JP11-267496 1999-07-07
JP26749699 1999-09-21
JP2000088982A JP2001159430A (ja) 1999-07-07 2000-03-28 トルクリミッタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001159430A true JP2001159430A (ja) 2001-06-12

Family

ID=27326781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000088982A Withdrawn JP2001159430A (ja) 1999-07-07 2000-03-28 トルクリミッタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001159430A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005522645A (ja) * 2002-04-12 2005-07-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ラップスプリングクラッチ
WO2010082460A1 (ja) * 2009-01-15 2010-07-22 Ntn株式会社 トルクリミッタおよびそのリユース方法
JP5475918B1 (ja) * 2013-10-24 2014-04-16 株式会社東京鋲兼 トルクヒンジ又はトルクリミッタ
CN107838882A (zh) * 2017-10-06 2018-03-27 深圳供电局有限公司 一种多节式绝缘杆
JP2018533705A (ja) * 2015-11-02 2018-11-15 ゲイツ コーポレイション アイソレーティング・デカップラ
WO2020195224A1 (ja) * 2019-03-22 2020-10-01 株式会社オリジン 継ぎ手部材を備えたトルクリミッタ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005522645A (ja) * 2002-04-12 2005-07-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ラップスプリングクラッチ
WO2010082460A1 (ja) * 2009-01-15 2010-07-22 Ntn株式会社 トルクリミッタおよびそのリユース方法
JP5475918B1 (ja) * 2013-10-24 2014-04-16 株式会社東京鋲兼 トルクヒンジ又はトルクリミッタ
JP2018533705A (ja) * 2015-11-02 2018-11-15 ゲイツ コーポレイション アイソレーティング・デカップラ
EP3371472B1 (en) 2015-11-02 2020-09-16 Gates Corporation Isolating decoupler
CN107838882A (zh) * 2017-10-06 2018-03-27 深圳供电局有限公司 一种多节式绝缘杆
WO2020195224A1 (ja) * 2019-03-22 2020-10-01 株式会社オリジン 継ぎ手部材を備えたトルクリミッタ
CN113597519A (zh) * 2019-03-22 2021-11-02 株式会社欧利生 具有接合构件的转矩限制器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06284607A (ja) 永久磁石式回転電機
JP2005133859A (ja) トルク変動吸収装置
US5667050A (en) Electromagnetic coupling apparatus
JP3554868B2 (ja) ダブルフライホイール
JP2001159430A (ja) トルクリミッタ
EP3428478B1 (en) Damper apparatus
US4417651A (en) Balanced friction clutch system and method of making same
KR920010896B1 (ko) 전자 제어 클러치 기구
JP2007299137A (ja) ペダル装置
KR20200049156A (ko) 모터
JPH08163834A (ja) 積層鉄心の固定方法
JP2001065602A (ja) トルクリミッタ
JP2009278777A (ja) ロータ及びモータ
JP6388695B1 (ja) コイルばねを備えたスプリングクラッチの構造
JP4232732B2 (ja) 電磁スイッチ
JP2020072485A (ja) モータ
KR20190046475A (ko) 듀얼 매스 플라이휠
JPH058356Y2 (ja)
JPH1026182A (ja) コイルスプリング組立体及びダンパー機構
JP3260579B2 (ja) 電磁連結装置
JP2924534B2 (ja) 電磁連結装置
KR20010035292A (ko) 사무기기의 용지 픽업용 스프링 클러치
JP2001003959A (ja) 電磁クラッチ
JP2002061667A (ja) トルクリミッタ
JP3365751B2 (ja) 電磁クラッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040917

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20061102