JP2002240873A - エアゾール容器及び2剤吐出容器 - Google Patents

エアゾール容器及び2剤吐出容器

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JP2002240873A
JP2002240873A JP2001391792A JP2001391792A JP2002240873A JP 2002240873 A JP2002240873 A JP 2002240873A JP 2001391792 A JP2001391792 A JP 2001391792A JP 2001391792 A JP2001391792 A JP 2001391792A JP 2002240873 A JP2002240873 A JP 2002240873A
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Japan
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container
inner bag
nozzle
agent
aerosol container
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JP2001391792A
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Kazuo Kato
和夫 加藤
Fumio Nakanishi
文雄 中西
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Hoyu Co Ltd
Original Assignee
Hoyu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内袋の透過及び内容物の変質という問題を生
じることがないエアゾール容器及び2剤吐出容器を提供
すること。 【解決手段】 2剤吐出容器1は、ステム18a及び1
8bが設けられた第1容器11及び第2容器13と、ス
テム18a及び18bに係合し、ステム18a及び18
bと共に上下動可能なノズル7と、ノズル7をステム1
8a及び18bに係合させるための挿通口37a及び3
7bを有し、両容器と係合するカバー5と、カバー5に
取り付けられ、ノズル7に当接してノズル7及びステム
18a及び18bを上方から押下可能なレバー33とを
備えている。また、第1容器11の内部には、高密度ポ
リエチレンから成る内袋16aが取り付けられており、
第1剤を収容していおり、第2容器13の内部には、高
密度ポリエチレンから成る内袋16bが取り付けられて
おり、第2剤を収容している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器から放出され
る内容物を射出するエアゾール容器及び2剤吐出容器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の染毛剤は、別個の容器に封入され
た染毛剤第1剤(以下、第1剤と記す)と染毛剤第2剤
(以下、第2剤と記す)とをアプリケータやトレイで混
合して染毛効果が発揮できるようにした後、頭髪へ塗布
するのが一般的である。このように、染毛剤を使用する
際には、別個の容器に封入された第1剤と第2剤とを取
り出して混合するため、混合比を均一にすることが難し
く、また、手間が掛かっていた。
【0003】しかし、最近では、第1剤と第2剤とをア
プリケータやトレイで混合する手間を省くために、第1
剤と第2剤とが一定の比率を保つように同時に放出でき
るエアゾール方式の2剤吐出容器が作られている。この
ような2剤吐出容器の一例として、次のようなものを挙
げることができる。
【0004】つまり、この2剤吐出容器は、ステムが設
けられた第1エアゾール容器及び第2エアゾール容器
と、並べて置いた両エアゾール容器のステムに係合し、
ステムと共に上下動可能で、ステムが下げられた際に、
両エアゾール容器からステムを通して放出された内容物
を同時に射出する誘導路を形成されたノズルと、ノズル
を上方から覆うと共に、両エアゾール容器と係合するカ
バーと、カバーに取り付けられ、ノズルに当接してノズ
ル及びステムを上方から押圧可能なレバーと、を備えた
ものである。
【0005】この2剤吐出容器ではレバーを押すと、ノ
ズルと共に両エアゾール容器のステムが下がり、両エア
ゾール容器から第1剤と第2剤とが放出される。そし
て、放出された内容物は、ノズル内の誘導路を介して、
射出される。この結果、2剤吐出容器によれば、第1剤
と第2剤とが一定の比率を保つように同時に射出される
ので、期待する染毛効果が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の2剤
吐出容器では、クリーム状の染毛剤は内袋に収容され、
内袋の外側に充填された噴射剤と、内袋を介して隔てら
れる。よって、この内袋には、噴射剤の透過及び内容物
の変質を防ぐ効果が必要である。
【0007】そこで、本発明は、上述の効果を有するエ
アゾール容器及び2剤吐出容器を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態及び発
明の効果】上記の目的を達成するためになされた本発明
の請求項1記載のエアゾール容器は、容器本体と、前記
容器本体の内部に配置され、薬液を収容する内袋と、を
備えるエアゾール容器であって、前記内袋が、ポリエチ
レン、エチレン・酢酸ビニル共重合体けん化物(EVO
H)、ポリアクリルニトリル、ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)、ポリプロピレン、ビニール、ナイロン
の中から選ばれる少なくとも1種以上の材料から成るこ
とを特徴とする。
【0009】本発明のエアゾール容器において、内袋
は、上記材料から成るので、弾性変形することができ
る。 ・上記ポリエチレンとしては、例えば、高密度ポリエチ
レン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、
直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)がある。
【0010】請求項2記載のエアゾール容器では、前記
内袋を単層とすることができる。請求項3記載のエアゾ
ール容器では、前記内袋を2層以上の積層体とすること
ができる。請求項4記載のエアゾール容器は、前記内袋
が、ポリエチレン層、エチレン・酢酸ビニル共重合体け
ん化物層、及びポリエチレン層の積層体であることを特
徴とする。
【0011】本発明のエアゾール容器では、内袋が上記
の積層体であることにより、噴射剤の透過及び内容物の
変質を防ぐことができる。請求項5記載のエアゾール容
器は、前記内袋が、高密度ポリエチレンから成ることを
特徴とする。
【0012】本発明のエアゾール容器では、内袋が高密
度ポリエチレンから成ることにより、噴射剤の透過及び
内容物の変質を防ぐことができる。請求項6記載のエア
ゾール容器は、容器本体と、前記容器本体の内部に配置
され、薬液を収容する内袋と、を備えるエアゾール容器
であって、前記内袋が、内面をエポキシフェノール樹
脂、エポキシユリア樹脂、エポキシアミノ樹脂、又は、
エポキシアミン樹脂でコートしたアルミニウム(内面コ
ートアルミニウム)から成ることを特徴とする。
【0013】本発明のエアゾール容器では、内袋が上記
の材料から成ることにより、噴射剤の透過及び内容物の
変質を防ぐことができる。請求項7記載のエアゾール容
器は、前記内袋の厚みが、0.1〜1.0mmの範囲に
あることを特徴とする。
【0014】本発明のエアゾール容器は、内袋の厚みが
上記範囲にあることにより、内容物の保持性及び収縮性
の点で優れる。請求項8記載のエアゾール容器は、前記
内袋が、ひだおりのプリーツ形状に形成されていること
を特徴とする。
【0015】本発明のエアゾール容器において、内袋
は、内容物が射出してゆくと、プリーツを寄せ合いなが
ら縮むことができる。請求項9記載のエアゾール容器で
は、前記内袋の体積を、前記容器本体の体積の55〜8
0%の範囲とすることができる。
【0016】請求項10記載のエアゾール容器は、前記
容器本体の内面がコート剤で被覆されていることを特徴
とする。本発明のエアゾール容器では、容器本体の内面
がコート剤で被覆されていることにより、万一内容物が
漏出しても、金属表面を腐食から守ることができる。
【0017】請求項11記載のエアゾール容器は、前記
コート剤による被覆が、エポキシフェノール樹脂、エポ
キシユリア樹脂、エポキシアミノ樹脂、エポキシアミン
樹脂のシングルコート、ダブルコート又はトリプルコー
トであることを特徴とする。本発明のエアゾール容器で
は、容器本体の内面が上記被覆を備えることにより、万
一内容物(例えば、p−トルイレンジアミン、p−フェ
ニレンジアミン、p−メチルアミノフェノール、4−ニ
トロ−o−フェニレンジアミン、1−アミノ−4−メチ
ルアントラキノン、ポリオキシエチレン(9)ラウリル
エーテル、ポリオキシエチレン(15)ノニルフェニル
エーテル、セチル硫酸ナトリウム、臭化セチルトリメチ
ルアンモニウム、セチルアルコール、ワセリン、ステア
リン酸、プロピレングリコール、ヒドロキシエチルセル
ロースヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロ
リドエーテル、エデト酸二ナトリウム、アスコルビン
酸、28%アンモニア水およびモノエタノールアミン、
精製水を成分とする第1剤)が漏出しても、容器本体の
表面を腐食から守ることができる。
【0018】請求項12記載のエアゾール容器は、前記
コート剤による被覆が、ポリアミドイミド系樹脂を用い
たものであることを特徴とする。本発明のエアゾール容
器では、容器本体の内面が上記被覆を備えることによ
り、万一内容物(例えば、過酸化水素水、フェナセチ
ン、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、1
−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸四ナトリウ
ム、セタノール、ジメチルポリシロキサン、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、グリセリン、香料、精製水
を成分とする第2剤)が漏出しても、容器本体の表面を
腐食から守ることができる。
【0019】請求項13記載のエアゾール容器は、前記
内袋には、染毛剤が封入されることを特徴とする。請求
項14記載のエアゾール容器は、前記内袋と前記容器本
体との間に、噴射剤が充填されることを特徴とする。
【0020】本発明のエアゾール容器では、内袋と容器
本体との間に充填された噴射剤により、内容物を噴射さ
せることができる。請求項15記載の2剤吐出容器は、
前記請求項1〜14のいずれかに記載のエアゾール容器
から成る第1容器及び第2容器と、前記第1容器及び前
記第2容器から放出された内容物を同時に射出する誘導
路を形成されたノズルと、を備えることを特徴とする。
【0021】本発明の2剤吐出容器では、第1容器の内
容物と、第2容器の内容物とを、一定の比率で同時に放
出することができる。請求項16記載の2剤吐出容器
は、前記第1容器に染毛剤の第1剤を収容し、前記第2
容器に染毛剤の第2剤を収容することを特徴とする。
【0022】本発明の2剤吐出容器は、染毛剤の第1剤
及び第2剤を一定の比率で同時に放出することができ
る。従って、この2剤吐出容器を用いることにより、第
1剤と第2剤とをアプリケータやトレイで混合する手間
を省くことができ、また、混合比を均一にすることが容
易である。
【0023】請求項17記載の2剤吐出容器は、前記第
1容器が、前記請求項11記載のエアゾール容器である
とともに、前記第2容器が、前記請求項12記載のエア
ゾール容器であることを特徴とする。本発明の2剤吐出
容器では、第1容器及び第2容器が、それぞれ所定のコ
ート剤で被覆されているので、万一内容物が漏出して
も、第1容器及び第2容器の表面を内容物の腐食から守
ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】(実施例)以下に本発明の実施例
の2剤吐出容器1を図面と共に説明する。図1は、2剤
吐出容器1を示す分解斜視図である。2剤吐出容器1
は、図1に示すように、ステム18aを有するマウンテ
インカップ17aを上部に装着した第1エアゾール容器
(以下、第1容器と記す)11と、ステム18bを有す
るマウンテインカップ17cを上部に装着した第2エア
ゾール容器(以下、第2容器と記す)13と、第1容器
11及び第2容器13のマウンテインカップ17a及び
17bを係止する連結部15と、ステム18a及び18
bとを係合させるための挿通口37a及び37bが形成
され、連結部15を上方から覆うようにして、連結部1
5に係合するカバー5と、カバー5の上からステム18
a及び18bに脱着可能な係合部57a及び57bが形
成されたノズル7と、を備えている。
【0025】次に、このように構成された2剤吐出容器
の各構成要素をさらに詳しく説明する。ノズル7は、内
面51aの中央部に仕切り板51bを有し、一面を欠い
たように形成されたほぼ箱状のノズル基部51と、ノズ
ル基部51の下面に形成され、ノズル基部51まで貫通
する貫通口55a及び55bを有する前述の係合部57
a及び57bと、オリフィス59及びノズル基部51の
内面51aに嵌合する嵌合部53aを有し、オリフィス
59内の中央部に仕切り板59aを形成されたノズル前
部53と、を備えており、仕切り板59a及び51bに
よりノズル7内部は、完全に2室に隔てられ、第1容器
11及び第2容器13からの後述する染毛剤同士がノズ
ル7内部でお互いに干渉しないようになっている。
【0026】カバー5は、前述の挿通口37a及び37
bが形成された上板31と、カバー5の前方に設けられ
たヒンジ41を介して形成された平板状のレバー33
と、ノズル7をステム18a及び18bに結合させた際
に、ノズル7のオリフィス59を露出させるための貫通
口38と、を備えている。なお、レバー33には、その
裏面に、ほぼ円錐形の突起33aが二つ形成されてい
る。突起33aは、レバー33が押下された際に、レバ
ー33に掛かる力をノズル7に効率よく伝わりやすくす
るものである。
【0027】第1容器11は、その断面図である図2に
示すように、ブリキで形成され、エポキシアミノ樹脂、
エポキシアミン樹脂などで内面塗装された容器本体11
aと、前述のステム18aを有するマウンテインカップ
17aと、マウンテインカップ17aに固着された高密
度ポリエチレンの内袋16aと、を備え、内袋16aの
内部には、クリーム状の第1剤が充填されており、内袋
16aと容器本体11aとの間には、第1剤を噴射させ
るための噴射剤が充填されている。また、第1容器11
には、2剤吐出容器1の廃棄時に噴射剤を排出するため
の排出口を塞ぐ栓12が取り付けられている。
【0028】なお、内袋16aとしては、変形可能な材
質であり、例えば高密度ポリエチレン(HDPE)の
他、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポ
リエチレン(LLDPE)、エチレン・酢酸ビニル共重
合体けん化物(EVOH)、ポリアクリルニトリル、ポ
リエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレ
ン、ビニール、ナイロン等の単層の合成樹脂製、および
これらの積層体、あるいは内面をエポキシフェノール樹
脂、エポキシユリア樹脂、エポキシアミノ樹脂あるいは
エポキシアミン樹脂でコートしたアルミニウム製(以
下、内面コートアルミニウムと言う)を用いてもよく、
PE/EVOH/PE等の積層体、HDPEおよび内面
コートアルミニウムを用いると、噴射剤の透過および内
容物の変質を防ぐ点から好ましい。またその厚さは0.
1〜1.0mmが内容物の保持性および収縮性の点から
好ましい。
【0029】また、本実施例で用いられている第1剤
は、p−トルイレンジアミン、p−フェニレンジアミ
ン、p−メチルアミノフェノール、4−ニトロ−o−フ
ェニレンジアミン、1−アミノ−4−メチルアントラキ
ノン、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル、ポ
リオキシエチレン(15)ノニルフェニルエーテル、セ
チル硫酸ナトリウム、臭化セチルトリメチルアンモニウ
ム、セチルアルコール、ワセリン、ステアリン酸、プロ
ピレングリコール、ヒドロキシエチルセルロースヒドロ
キシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドエーテ
ル、エデト酸二ナトリウム、アスコルビン酸、28%ア
ンモニア水およびモノエタノールアミン、精製水を成分
としており、これらを調製したものである。また、第1
容器11で用いられている噴射剤の成分は、窒素ガスで
ある。
【0030】第2容器13は、容器本体11aと同様な
容器本体13aと、前述のマウンテインカップ17c
と、マウンテインカップ17cに固着された高密度ポリ
エチレン製の内袋16bと、噴射剤を排出するための排
出口を塞ぐ栓14とが備えられ、内袋16bの内部に
は、クリーム状の第2剤が充填されており、内袋16b
と容器本体13aとの間には、第2剤を噴射させるため
の噴射剤が充填されている。
【0031】なお、内袋16bとしては弾性変形可能な
材質であり、例えば高密度ポリエチレン(HDPE)の
他、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポ
リエチレン(LLDPE)、エチレン・酢酸ビニル共重
合体けん化物(EVOH)、ポリアクリルニトリル、ポ
リエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレ
ン、ビニール、ナイロン等の単層の合成樹脂製、および
これらの積層体が挙げられるが、PE/EVOH/PE
等の積層体およびHDPEが噴射剤の透過および内容物
の変質を防ぐ点から好ましい。またその厚さは0.1〜
1.0mmが内容物の保持性および収縮性の点から好ま
しい。
【0032】また、本実施例で用いられている第2剤
は、過酸化水素水、フェナセチン、1−ヒドロキシエタ
ン−1,1−ジホスホン酸、1−ヒドロキシエタン−
1,1−ジホスホン酸四ナトリウム、セタノール、ジメ
チルポリシロキサン、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、グリセリン、香料、精製水を成分としており、こ
れらを調製したものである。また、第2容器13で用い
られている噴射剤の成分は、窒素ガスである。
【0033】また、内袋16bは、断面A−Aを示す図
3(a)のように、ひだおりのプリーツ形状に形成され
ており、実線で示すまで第2剤を封入でき、第2剤を射
出してゆくと、点線Bで示すようにプリーツを寄せ合い
ながら縮むようになっている。
【0034】また、内袋16aも内袋16bと同様にプ
リーツ形状に形成されている。そして、内袋16bの体
積は第2容器13の容器本体13aの体積の55〜80
%であり、本実施例では65%である。また内袋16a
も同様である。また、第1容器11および第2容器13
のマウンテンカップ17a、17cに関しても耐腐食性
を考慮することが好ましく、たとえばマウンテンカップ
17a、17cの材質としてはアルミニウム、アルマイ
ト、ブリキ、ステンレスが挙げられ、耐薬品性の点から
はステンレス製、PET等によりラミネート加工したア
ルミニウム、ブリキ製が好ましい。さらに染毛剤の原液
が金属部に直接、接しないように内袋がハウジング17
bの端部に嵌合するものが好ましい。
【0035】さらに第1容器11および第2容器13の
内面をコート剤で被覆することが好ましいが、その内容
物の液性から第1容器11の内面はエポキシフェノール
樹脂、エポキシユリア樹脂、エポキシアミノ樹脂、エポ
キシアミン樹脂のシングルコート、ダブルコートあるい
はトリプルコートで塗装し、第2容器13の内面はポリ
アミドイミド系樹脂で塗装することにより、万一内容物
が漏出しても金属表面をそれぞれの内容物による腐食か
ら守るという耐薬品性の点で最も好ましい。
【0036】また、噴射剤としては窒素ガス、液化石油
ガス、ジメチルエーテルなどが使用されるが、内袋内の
内容物に悪影響を及ぼさない点から窒素ガスが好まし
い。また、第1容器11および第2容器13の内側に
は、図2に示すように酸素吸収剤16c及び16dを配
置してある。第1容器11の内袋16a内に収容された
第1剤は酸素の存在により酸化されやすいため、第1容
器11内に酸素が残存していると内袋16aを透過して
第1剤を酸化する恐れがある。そこで、残存する酸素を
酸素吸収剤16cにより除去することにより、その問題
を解決することができる。一方、第2容器13の内袋1
6b内に収容された第2剤は過酸化水素が徐々に発生す
る可能性があり、内袋16bを透過して第2容器13の
内圧を上昇させて容器破裂などの恐れがある。そこで、
発生する酸素を酸素吸収剤16dにより除去することに
より、その問題を解決することができる。なお、酸素吸
収剤16c及び16dとしては鉄粉、アスコルビン酸、
亜硫酸ナトリウム、ハイドロサルファイト、チオグリコ
ール酸、カテコールなどを小袋に収容したタイプやタブ
レットタイプが使用できる。
【0037】次に、以上のように構成された本実施例の
2剤吐出容器1の使用方法及び作用について説明する。
まず、使用者は、図3(b)に示す状態で、レバー33
を押し下げる。すると、レバー33が押し下げられた2
剤吐出容器1は、レバー33の押下に従い、ノズル7が
ステム18a及び18bと共に下げられる。
【0038】次に、ステム18a及び18bは同時に下
げられて、容器本体11a内の第1剤及び容器本体13
a内の第2剤が噴射剤に押されて放出される。次に、第
1剤及び第2剤は、貫通口55a及び55bを通過し、
仕切り板59a及び51bにより隔てられたノズル基部
51内を通過すると共に、ノズル前部53のオリフィス
59から射出される。
【0039】使用者は、オリフィス59から射出された
クリーム状染毛剤をブラシなどで受け取り染毛に使用す
る。そして、上述のように2剤吐出容器1を使用後、放
置しておくと、前述の成分の染毛剤両剤がノズル7内部
で詰まりを起こす。このようにノズル7内部で染毛剤が
詰まったら、2剤吐出容器1のレバー33を、図1に示
すように、カバー5前方に倒し、さらに、ノズル7をス
テム18a及び18bから取り外す。この際にノズル7
は、ステム18a及び18bから上方に引き抜くだけ
で、取り外すことができる。そして、取り外したノズル
7を水などで洗えばよい。
【0040】以上説明した2剤吐出容器1によれば、ノ
ズル7がカバー5の上から挿通口37a及び37bを通
してステム18a及び18bに係合されていることか
ら、クリーム状の第1剤と第2剤とがノズル7内で詰ま
りを起こしても、ノズル7をステム18a及び18bか
ら取り外して洗浄することで、第1剤及び第2剤の詰ま
りを解消することができる。また、2剤吐出容器1で
は、ノズル7内部に設けられた仕切り板59a及び51
bにより、第1容器11及び第2容器13の染毛剤がノ
ズル7内部でお互いに衝突せず、干渉しないことから、
同時に同量排出させることができ、確実に期待する染毛
効果を得ることができる。
【0041】ところで、取り外したノズル7を洗浄する
には、ノズル7のオリフィス59、あるいは、貫通口5
5a及び55bから水などを注入して洗浄すればよい
が、ノズル基部51の内部に溜まったり、貫通口55a
及び55bに溜まったりした染毛剤を完全に取り除くに
は手間が掛かることがある。また、ノズル7をノズル基
部51及びノズル前部53に分解して、水などで別個に
洗浄することも可能であるが、しかし、この方法でもノ
ズル基部51の貫通口55a及び55b内に詰まった染
毛剤を取り除くのは手間が掛かることがある。
【0042】そこで、図4に示すような洗浄器120を
用いてノズル7を洗浄すればよい。洗浄器120は、水
などの流体を吸入排出することが可能なポンプ部120
aと、ノズル7へ装着可能に形成され、ポンプ部120
aが吸入排出する流体をノズル7の内部に流通させる流
通路120bと、を備えている。
【0043】ポンプ部120aは、蛇腹121を備え
て、その蛇腹121を伸縮させることで、水などを吸入
排出することができ、蛇腹121の一端に嵌合部125
によって、流通路120bに嵌合させることができる。
流通路120bは、ポンプ部120aの嵌合部125に
嵌合される嵌合口127と、嵌合口127から二股に分
かれて、その先端にノズル7の係合部57a及び57b
を装着できる装着口131a及び131bを有する管部
129と、を備えている。
【0044】次に、以上に構成された洗浄器120を用
いてノズル7を洗浄する方法について説明する。まず、
2剤吐出容器1から取り外したノズル7の係合部57a
及び57bを洗浄器120の装着口131a及び131
bに係合させる。そして、洗浄器120をノズル7と共
に水などに浸け、そして、ノズル7と洗浄器120との
間を水が流通するように蛇腹121を伸縮させる。さら
に、蛇腹121の伸縮を数度繰り返す。このようにノズ
ル7の洗浄に洗浄器120を用いることで、ノズル7に
詰まったクリーム状の染毛剤を、手間をかけずに完全に
取り除くことができる。
【0045】以上説明した洗浄器120によれば、2剤
吐出容器1から取り外したノズル7を流通路120bに
装着して、ポンプ部120aにて水などの流体をノズル
7に吸入排出させるだけで、手間をかけることもなく簡
単にノズル7に詰まったクリーム状の染毛剤を取り除く
ことができる。
【0046】また、例えば、ノズル7の貫通口55aも
しくは55bのどちらか一方に染毛剤が詰まった場合に
洗浄器120を使用した場合でも、仕切り板59a及び
51bによりノズル7内が隔てられているので、ノズル
7内部で水が干渉することもなく、確実に貫通路55a
及び55bに詰まった染毛剤を取り除くことができる。
【0047】なお、上記実施例と請求項との対応をまと
めると、貫通口55a及び55b、オリフィス59、ノ
ズル基部51の内面51aが誘導路に相当する。以上本
発明の実施例を説明したが、本発明は、上記実施例に限
定されるものではなく、さらに種々なる態様にて実施し
てもよいことは勿論である。
【0048】例えば、ノズル7の構成を図5(a)に示
すようなノズル141のようにしてもよい。ノズル14
1は、ステム18a及び18bと係合可能な係合部を有
し、内面143aの中央部に仕切り板147aを有し、
一面を欠いた箱状に形成されたノズル基部143と、オ
リフィスを有し、オリフィスの中央部に仕切り板59a
を形成されたノズル前部147と、ノズル基部143に
対して、ノズル前部147を横開きを可能とするヒンジ
145と、を備えている。なお、ノズル前部147に
は、ノズル基部143の内面143aに嵌合する嵌合部
149を備えている。
【0049】このノズル141は、ノズル前部147を
ヒンジ145を支点として図5(a)に示す矢印Dの方
向へ回すことにより、ノズル前部147をノズル基部1
43へ嵌合することができる。このようなノズル141
によれば、組立時に位置合わせを行わずとも、ただ単に
矢印Dの方向へ閉じるだけで、組み立てることができ
る。また、ノズル141を洗浄する際には、上記の洗浄
器120を用いることもできるが、ノズル前部147及
びノズル基部143を開いて洗浄するだけで、貫通孔及
びオリフィスも洗浄することができる。
【0050】また、ノズル7の構成を図5(b)に示す
ようなノズル151のようにしてもよい。ノズル151
は、ステム18a及び18bに係合可能な係合部158
a、158b及びオリフィスの下部を有し、内面153
aの中央部にノズル151内部を2室に隔てる仕切り板
156cを有するノズル下部153と、オリフィスの上
部を有するノズル上部157と、ノズル下部153に対
して、ノズル上部157を縦開き可能とするヒンジ15
5を備えている。なお、ノズル上部157には、ノズル
下部153の内面153aに嵌合する嵌合部159が形
成されている。また、係合部158a及び158bには
貫通口156a及び156bが形成されている。
【0051】このノズル151は、ノズル上部157を
ヒンジ155を支点として図5に示す矢印Eの方向へ回
すことより、ノズル上部157をノズル下部153へ嵌
合させることができる。このようなノズル151によれ
ば、洗浄する際には、上記の洗浄器120を用いて行う
こともできるが、ノズル上部157及びノズル下部15
3を開いて洗浄するだけで、貫通口156a及び156
b、オリフィスといった染毛剤が詰まりやすい部分も十
分に洗浄することができる。
【0052】また、2剤吐出容器の構成は、図6に示す
2剤吐出容器71のような構成にしてもよい。2剤吐出
容器71は、2剤吐出容器1と同一の第1容器11、第
2容器13、及び、連結部15を備え、ステム18a及
び18bに係合可能な係合口99a及び99bが形成さ
れたノズル77と、ノズル77を押し下げるためのレバ
ー79と、ノズル77を上方からステム18a及び18
bに係合可能とする挿通口75a及びレバー79を支え
る支持部81を有するカバー75と、を備えている。
【0053】ノズル77は、下方の面を欠いたほぼ箱形
に形成されたノズル基部91と、上記の係合口99a、
99b及びノズル基部91の下方に嵌合する嵌合部97
を有し、ノズル基部91の下方を封じる蓋95と、ノズ
ル基部91の一側面から突出した円筒状のオリフィス9
3と、を備えている。また、ノズル基部91及びオリフ
ィス93の内部には、内部を2室に隔てる仕切り板93
aが形成されている。
【0054】レバー79は、T字の板状に形成され、そ
の一端に二股部101が形成され、二股部101の先端
には、支持部81に係合するための突起103が形成さ
れている。カバー75は、上記の挿通口75a及び支持
部81を有し、支持部81には、突起103に係合可能
な凹部83が形成されている。凹部83は、入り口の幅
が突起103の径よりも小さく、深部の幅が突起103
の径とほぼ同一に形成されているので、突起103を係
合可能にしている。
【0055】このように構成された2剤吐出容器71
は、図7に示すように、レバー79を押し下げられる
と、ノズル77と同時にステム18a及び18bが押し
下げられ、第1容器11及び第1容器13からクリーム
状の染毛剤が放射され、ノズル77内を通って、オリフ
ィス93から射出される。
【0056】そして、2剤吐出容器71が詰まったら、
まず、レバー79を取り外す。次に、ノズル77をステ
ム18a及び18bから取り外し、ノズル基部91から
蓋95を外して、水などで洗浄すればよい。以上説明し
た2剤吐出容器71によれば、ノズル77がカバー75
の上から挿通口75aを通してステム18a及び18b
に係合されていることから、クリーム状の第1剤と第2
剤とがノズル77内で詰まりを起こしても、ノズル77
をステム18a及び18bから取り外して洗浄すること
で、上記の2剤吐出容器1と同様に第1剤及び第2剤の
詰まりを解消することができる。
【0057】また、実施例の2剤吐出容器1では、第1
容器11及び第2容器13が染毛剤を封入されたエアゾ
ール容器であったが、特にエアゾール容器である必要は
なく、例えば、ステムを押下することにより内部の圧力
が上昇し、ステムから内容物を排出する、いわゆるポン
プ式の容器などを備えていてもよい。
【0058】また、第1容器11及び第2容器13の構
造を図8に示すエアゾール容器170のような構造とし
てもよい。エアゾール容器170は、ブリキで形成さ
れ、エポキシアミノ樹脂、エポキシアミン樹脂などで内
面塗装された容器本体171と、ステム177を有する
マウンテインカップ175と、マウンテインカップ17
5に固着された高密度ポリエチレンの内袋173と、マ
ウンテインカップ175の下端に設けられ、斜め下へ突
出する突起を四方に形成された突起板179と、を備
え、内袋173の内部には、第1剤または第2剤のいず
れかを封入でき、内袋173と容器本体171との間に
は噴射剤である窒素ガスが封入されている。
【0059】このエアゾール容器170は、第1容器1
1及び第2容器13と同様に、ステム177を押下され
ると、窒素ガスの圧力により内袋173の第1剤または
第2剤を放出するようになっている。また、図8に示す
内袋173の状態は、第1剤または第2剤が完全に充填
された状態を示している。そして、ステム177を押下
され、内袋173の第1剤または第2剤が減少していく
と、内袋173は萎む。そして、内袋173が突起板1
79が接触すると、突起板179の突起により内袋17
3には傷が付き、裂けるので、内袋へ窒素ガスが進入す
る。従って、エアゾール容器170では、完全に染毛剤
を使い切った後、第1容器11及び第2容器13のよう
に窒素ガスを栓12及び14から抜く必要もなく、染毛
剤を排出する方法と全く変わらない方法で窒素ガスを確
実に抜くことができる。
【0060】また、本実施例のノズル7では、その内部
で第1剤と第2剤とが混合しないように、仕切り板59
a及び51bを形成してあるが、必ずしも仕切り板59
a及び51bを形成せずともよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の2剤吐出容器1を示す分解斜視図で
ある。
【図2】 実施例の2剤吐出容器1の横断面を示す断面
図である。
【図3】 (a)は実施例の2剤吐出容器1の第2容器
13の断面A−Aを示す断面図、(b)は実施例の2剤
吐出容器1を示す斜視図である。
【図4】 実施例の2剤吐出容器1のノズルを洗浄する
洗浄器120を示す分解斜視図である。
【図5】 実施例の2剤吐出容器1のノズルの変形例を
示す斜視図である。
【図6】 実施例の2剤吐出容器の変形例を示す斜視図
である。
【図7】 実施例の2剤吐出容器1の変形例の縦断面を
示す断面図である。
【図8】 変形例のエアゾール容器170の縦断面を示
す断面図である。
【符号の説明】
1…2剤吐出容器 5…カバー 7…ノズル 11…第1容器 13…第2容器 18a…ステム 18b…ステム 33…レバー 37a…挿通口 37b…挿通口 71…2剤吐出容器 75…カバー 75a…挿通口 77…ノズル 79…レバー 120…洗浄器 120a…ポンプ部 120b…流通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E014 PA10 PB05 PB07 PC02 PC07 PC08 PD01 PD22 PE16 PE21 PF06 4F033 RA02 RC01 RC04 RC16

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と、前記容器本体の内部に配置
    され、薬液を収容する内袋と、を備えるエアゾール容器
    であって、 前記内袋が、ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重
    合体けん化物、ポリアクリルニトリル、ポリエチレンテ
    レフタレート、ポリプロピレン、ビニール、ナイロンの
    中から選ばれる少なくとも1種以上の材料から成ること
    を特徴とするエアゾール容器。
  2. 【請求項2】 前記内袋が、単層であることを特徴とす
    る前記請求項1に記載のエアゾール容器。
  3. 【請求項3】 前記内袋が、2層以上の積層体であるこ
    とを特徴とする前記請求項1に記載のエアゾール容器。
  4. 【請求項4】 前記内袋が、ポリエチレン層、エチレン
    ・酢酸ビニル共重合体けん化物層、及びポリエチレン層
    の積層体であることを特徴とする前記請求項3に記載の
    エアゾール容器。
  5. 【請求項5】 前記内袋が、高密度ポリエチレンから成
    ることを特徴とする前記請求項1又は2に記載のエアゾ
    ール容器。
  6. 【請求項6】 容器本体と、 前記容器本体の内部に配置され、薬液を収容する内袋
    と、を備えるエアゾール容器であって、 前記内袋が、内面をエポキシフェノール樹脂、エポキシ
    ユリア樹脂、エポキシアミノ樹脂、又は、エポキシアミ
    ン樹脂でコートしたアルミニウムから成ることを特徴と
    するエアゾール容器。
  7. 【請求項7】 前記内袋の厚みが、0.1〜1.0mm
    の範囲にあることを特徴とする前記請求項1〜6のいず
    れかに記載のエアゾール容器。
  8. 【請求項8】 前記内袋が、ひだおりのプリーツ形状に
    形成されていることを特徴とする前記請求項1〜7のい
    ずれかに記載のエアゾール容器。
  9. 【請求項9】 前記内袋の体積が、前記容器本体の体積
    の55〜80%の範囲にあることを特徴とする前記請求
    項1〜8のいずれかに記載のエアゾール容器。
  10. 【請求項10】 前記容器本体の内面がコート剤で被覆
    されていることを特徴とする前記請求項1〜9のいずれ
    かに記載のエアゾール容器。
  11. 【請求項11】 前記コート剤による被覆が、エポキシ
    フェノール樹脂、エポキシユリア樹脂、エポキシアミノ
    樹脂、エポキシアミン樹脂のシングルコート、ダブルコ
    ート又はトリプルコートであることを特徴とする前記請
    求項1〜10のいずれかに記載のエアゾール容器。
  12. 【請求項12】 前記コート剤による被覆が、ポリアミ
    ドイミド系樹脂を用いたものであることを特徴とする前
    記請求項1〜10のいずれかに記載のエアゾール容器。
  13. 【請求項13】 前記内袋には、染毛剤が封入されるこ
    とを特徴とする前記請求項1〜12のいずれかに記載の
    吐出容器。
  14. 【請求項14】 前記内袋と前記容器本体との間に、噴
    射剤が充填されることを特徴とする前記請求項1〜13
    のいずれかに記載のエアゾール容器。
  15. 【請求項15】 前記請求項1〜14のいずれかに記載
    のエアゾール容器から成る第1容器及び第2容器と、 前記第1容器及び前記第2容器から放出された内容物を
    同時に射出する誘導路を形成されたノズルと、 を備えることを特徴とする2剤吐出容器。
  16. 【請求項16】 前記第1容器に染毛剤の第1剤を収容
    し、前記第2容器に染毛剤の第2剤を収容することを特
    徴とする前記請求項15に記載の2剤吐出容器。
  17. 【請求項17】 前記第1容器が、前記請求項11記載
    のエアゾール容器であるとともに、 前記第2容器が、前記請求項12記載のエアゾール容器
    であることを特徴とする前記請求項16に記載の2剤吐
    出容器。
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