JPH08231345A - 過酸化水素含有エアゾール製品 - Google Patents

過酸化水素含有エアゾール製品

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JPH08231345A
JPH08231345A JP7064984A JP6498495A JPH08231345A JP H08231345 A JPH08231345 A JP H08231345A JP 7064984 A JP7064984 A JP 7064984A JP 6498495 A JP6498495 A JP 6498495A JP H08231345 A JPH08231345 A JP H08231345A
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JP
Japan
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hydrogen peroxide
inner bag
containing composition
mountain
valve
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JP7064984A
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English (en)
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Jiro Kawase
次朗 川瀬
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二重構造のエアゾール容器に、過酸化水素含
有組成物を長期にわたり安定的に保存できるようにす
る。 【構成】 外筒缶1と、その中に収納されたインナーバ
ッグ6と、エアゾール吐出用バルブ3Aとを備えた二重
構造エアゾール容器の当該インナーバッグ6に、pH
1.0〜4.0の過酸化水素含有組成物が充填された過
酸化水素含有エアゾール製品において、インナーバッグ
6としてブロー成形法により形成された樹脂製バッグを
使用し、バルブ3Aのマウンテンカップ4が過酸化水素
含有組成物に直接接触しないように、バルブ3Aにマウ
ンテンカップ樹脂カバー7を設けるか、もしくはインナ
ーバッグ6にバルブのハウジングを挿入し、そして外筒
缶1とインナーバッグ6との間に圧縮ガスを封入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、過酸化水素含有組成
物、例えば、ヘアブリーチ剤、ヘアカラー剤、パーマ剤
等の香粧品、家庭用あるいは工業用シミ抜き剤、漂白剤
又は洗浄剤等をエアゾールとして吐出するエアゾール製
品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、過酸化水素の酸化力を利用し
た香粧品の例として、ヘアカラー剤やヘアブリーチ剤が
広く知られている。一般的なヘアカラー剤は、酸化染料
を含有する第1剤と、酸化染料を酸化して毛髪に定着さ
せるための過酸化水素水を含有する第2剤とから構成さ
れる液状もしくはクリームタイプの二剤式のものであ
る。また、一般的なヘアブリーチ剤は、アルカリ剤を含
有する液状の第1剤と過酸化水素水を含有する第2剤と
から構成される液状の二剤式のものである。また、使用
回数を重ねて徐々に脱色するためのものとして、過酸化
水素を含有する製剤を容器に収容したクリームタイプあ
るいはミスト噴霧タイプの一剤式のヘアブリーチ剤も用
いられている。
【0003】ところで、液状の二剤式のヘアーカラー剤
やヘアブリーチ剤を毛髪に適用する場合、特製のアプリ
ケーター内で使用直前に液状の第1剤と第2剤とを混合
し振盪して均一化しなければならず、また、クリームタ
イプの二剤式のヘアカラー剤の場合には、使用直前にク
リーム状の第1剤と第2剤とを一つの容器に取り出し均
一に混合しなければならず、使用操作が繁雑となる欠点
がある。
【0004】使用する容器に関しても、ヘアカラー剤の
第1剤に含まれる酸化染料は非常に酸化されやすいもの
であり、従って、第1剤用の容器としてはエアーバック
が生じないような容器を使用する必要がある。また、ヘ
アカラー剤及びヘアブリーチ剤の第2剤に含まれる過酸
化水素水は非常に分解しやすいものであり、従って、第
2剤用の容器としては、分解によって生じたガスによっ
てその内圧が過度に高まらないようにガスが外部へ逃げ
られる構造のものを使用する必要がある。
【0005】また、一剤式のヘアブリーチ剤の場合に
は、使用直前に第1剤と第2剤とを混合する手間はない
が、過酸化水素が徐々に分解するという欠点がある。従
って、過酸化水素の分解により生じるガスが外部に逃げ
られる構造のものを使用する必要がある。例えば、クリ
ームタイプの場合には、ボトムレスのチューブの開放端
部を単に複数回巻き締めたチューブ容器などを使用する
必要があり、ミスト噴霧タイプの場合にはポンプスプレ
ー式の容器などを使用する必要がある。この場合、製剤
の液性も酸性なので容器が耐酸性であることも要求され
る。
【0006】なお、これらのヘアカラー剤やヘアブリー
チ剤において使用されている容器は一回の使用で使い捨
てるタイプのものが多く、資源的にもコスト的にも問題
となる。
【0007】他方、過酸化水素の酸化力を利用した漂白
剤も知られているが、過酸化水素自体の安定性に問題が
あるために、家庭用漂白剤に利用する場合には、過炭酸
ナトリウムや過ホウ素酸ナトリウムなどの固体化合物の
形態で漂白剤に配合している。このような漂白剤を使用
する場合、漂白剤を水に溶解し、その溶液に漂白すべき
衣類などを浸漬するという繁雑な操作が必要となり、従
って微小範囲を手軽に漂白できない等の欠点がある。
【0008】上述したようなヘアカラー剤やヘアブリー
チ剤あるいは漂白剤などの有する欠点を解決するため
に、過酸化水素含有組成物をエアゾール容器から泡状に
噴射できるようにして使用の便宜を計り、しかも、一つ
の容器で複数回の使用が可能となるような量の過酸化水
素含有組成物を安定的にエアゾール容器に充填し、一回
の使用単価を低減させることが考えられる。
【0009】このような場合、噴射剤と過酸化水素含有
組成物(原液)とを混合して使用するときには、一重の
耐圧容器を使用し、それらを混合して使用しないときに
は、耐圧外筒容器とその中に収納された内側容器、例え
ば樹脂製のインナ−バッグ等とからなる二重構造エアゾ
ール容器を使用することが考えられる。ここで、過酸化
水素の特性(金属腐蝕性、自己分解性)や安全性などを
考慮すると後者の二重構造エアゾール容器を使用するこ
とが好ましく、例えば、図11又は図12に示すような
公知の二重構造エアゾール容器の使用が考えられる。
【0010】図11の二重構造エアゾール容器は、アル
ミニウム製の外筒缶1にアルミニウム製の内筒容器2が
収納され、それらがバルブ3のアルミニウム製のマウン
テンカップ4の周縁部4aとガスケット5を介してかし
められることにより接合された構造を有している。ここ
で、内筒容器2としては、内面が樹脂でスプレーコート
されたものが使用されている。
【0011】一方、図12の二重構造エアゾール容器
は、図11のアルミニウム製の内筒容器2に代えて、ブ
ロー成形された樹脂製のインナーバッグ6を使用した構
造となっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような図11又は図12の二重構造エアゾール容器の
内側の容器に過酸化水素含有組成物を収容した場合には
次のような問題がある。
【0013】即ち、内面が樹脂でスプレーコートされた
アルミニウム缶を使用した場合(図11)には、本来的
にスプレー法ではピンホールフリーのコート層を形成す
ることが困難であり、また、通常の内面コート用樹脂
(ポリアミドイミド系樹脂、エポキシポリイミド系樹
脂、エポキシフェノール系樹脂、オルガノゾル(ミコフ
レックス)系樹脂等)は、長期間保存時に過酸化水素の
作用により変質し、内面コート層にブリスターが発生し
たりコート層の剥離が発生したり、更には、内筒容器2
に腐食が発生したりするという問題がある。それにとも
ない、過酸化水素含有組成物がアルミニウム缶に直接接
触するようになり、そのためアルミニウム缶に含有され
る微量の鉄と過酸化水素とが反応して酸素を放出し、缶
の内圧が異常に高まる場合がある。また、缶の素材によ
っては腐食により穴があいてしまう場合も懸念される。
【0014】また、図12の場合には、インナーバッグ
自体の腐食の問題は基本的には発生しないが、バルブ3
のマウンテンカップ4の内面4bに過酸化水素含有組成
物が直接接触するために、マウンテンカップ4の内面4
bもアルミ製の内筒容器と同様の樹脂コート層を設けた
としても、長期的に見てその腐食は避けれないという問
題がある。更に、過酸化水素の分解に伴って、インナー
バッグの内圧が異常に高まり容器が破損することも懸念
される。
【0015】このようなアルミニウム製の内筒容器2及
びマウンテンカップ4の腐食を防止し、且つ過酸化水素
の分解を防止するために、アルミニウム薄板に樹脂(ポ
リエチレンテレフタレート、ナイロン等)を押し出しラ
ミネートした材料もしくはそのような樹脂フィルム20
をドライラミネートした材料から内筒容器及びマウンテ
ンカップを作製することが考えられる。この場合、樹脂
フィルム20の厚みは、ピンホールフリーとするために
は0.3〜0.5mm程度の厚みとすることが望まれる
が、深絞り加工によりマウンテンカップを作製する際に
樹脂フィルムにクラックが生じない厚みとする必要があ
り、現状では80μm程度、最大でも0.1mm程度に
制限される。このため、マウンテンカップ作製の際の絞
り加工により、大きなストレスを受けた部分、則ち、大
きく湾曲した部分(図13中で矢印で指し示した部分)
の樹脂フィルム厚が薄くなり、その部分でピンホールが
生じたり、ブリスターが発生したり、更には樹脂フィル
ムの剥離が起こるという問題がある。従って、二重構造
エアゾール容器を使用し、過酸化水素含有組成物を長期
にわたり安定的に保存できるエアゾール製品は存在して
いないというのが現状である。
【0016】本発明は、以上のような従来技術の課題を
解決しようとするものであり、二重構造エアゾール容器
を使用し、過酸化水素含有組成物を長期にわたり安定的
に保存できるエアゾール製品を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者は、バルブのマ
ウンテンカップが過酸化水素含有組成物に直接接触しな
いように、バルブをエアゾール容器に設けること等によ
り上述の目的を達成できることを見出し、本発明を完成
させるに至った。
【0018】即ち、本発明は、外筒缶と、その中に収納
されたインナーバッグと、エアゾール吐出用バルブとを
備えた二重構造エアゾール容器の当該インナーバッグ
に、pH1.0〜4.0の過酸化水素含有組成物が充填
された過酸化水素含有エアゾール製品であって、インナ
ーバッグがブロー成形法により形成された樹脂製バッグ
であり、バルブが過酸化水素含有組成物にマウンテンカ
ップが直接接触しないように設けられており、そして外
筒缶とインナーバッグとの間に圧縮ガスが封入されてい
ることを特徴とする過酸化水素含有エアゾール製品を提
供する。
【0019】以下、本発明を詳細に説明する。まず、本
発明で使用する二重構造エアゾール容器について図面を
参照しながら説明する。なお、各図中、同一符号は同一
又は同等の構成要素を示している。
【0020】図1に示す二重構造エアゾール容器は、ア
ルミニウムなどからなる外筒缶1と、その中に収容され
るインナーバッグ6と、マウンテンカップ樹脂カバー7
を有するバルブ3Aとから構成されている。
【0021】図2は図1のバルブ3A近辺の部分拡大図
である。このバルブ3Aの場合、バルブ3Aのマウンテ
ンカップ4に過酸化水素含有組成物が直接接触しないよ
うにするために、過酸化水素含有組成物に耐性を有する
マウンテンカップ樹脂カバー7が、マウンテンカップ4
にそのインナーバッグ6側から嵌合保持されるようにし
ている。このように、マウンテンカップ4とマウンテン
カップ樹脂カバー7とを別部材として用いると、マウン
テンカップ樹脂カバー7としてモールド成形などにより
作製されたものを使用することができるので、その厚み
を0.5mm程度まで厚くすることができる。したがっ
て、マウンテンカップ樹脂カバー7をピンホールフリー
とする等に必要な樹脂厚を確保することができる。
【0022】なお、マウンテンカップ4にマウンテンカ
ップ樹脂カバー7を確実に保持させるために、嵌合の際
に接着剤を使用してもよい。
【0023】マウンテンカップ樹脂カバー7の形状は、
マウンテンカップ4に良好に嵌合接合できるようにする
ために、略相似形とすることが好ましい。また、その樹
脂材料としては、過酸化水素含有組成物に耐性を有する
樹脂、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン
(PE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低
密度ポリエチレン(LLDPE)、高密度ポリエチレン
(HDPE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビ
ニリデン(PVDC)、ポリアクリロニトリル(PA
N)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブ
チレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタ
レート(PEN)、ナイロン(Ny)、バレックス、こ
れらのコポリマーやブレンドポリマーなどを使用するこ
とが好ましい。
【0024】このようなエアゾール容器は、バルブ3A
にマウンテンカップ樹脂カバー7を使用する以外は従来
と同様の構成とすることができる。例えば、図2に示す
ように、マウンテンカップ4にマウンテンカップ樹脂カ
バー7を嵌合させ、一方、ステムガスケット8、ステム
9及びスプリング10をハウジング11内に配設し、そ
れらをマウンテンカップ4とマウンテンカップ樹脂カバ
ー7とに嵌入させた構造とすることができる。
【0025】ハウジング11やステム9は、過酸化水素
含有組成物に耐性を有する樹脂、例えば、PP、PE、
LDPE、LLDPE、PVC、PAN、PET、PE
N、PBT、Ny、これらのコポリマーやブレンドポリ
マーなどから形成することができる。また、スプリング
10は、過酸化水素含有組成物に耐性を有する金属や合
金材料、あるいは樹脂材料から形成することができる。
例えば、SUS304、SUS316などの耐蝕性の高
い合金材料から形成することができる。
【0026】ガスケット8としては、過酸化水素含有組
成物に耐性を有する熱可塑性エラストマー材料などを使
用することができる。例えば、ニトリルブタジエンラバ
ー、ネオプレンラバー、天然ラバーなどを使用すること
ができる。
【0027】なお、図2の態様においては、スプリング
10をインナースプリング方式で設けた例を示したが、
スプリングが内容物と接触しないアウトスプリング方式
や樹脂スプリング方式で設けることもできる。
【0028】図3に示す二重構造エアゾール容器は、ア
ルミニウムなどからなる外筒缶1と、その中に収容され
るインナーバッグ6と、マウンテンカップ樹脂カバー7
を有するバルブ3A又はOリング12を有するバルブ3
Bとから構成されている。
【0029】図4は図3のバルブ3B付近の部分拡大図
である。このバルブ3Bの場合、バルブ3Bのマウンテ
ンカップ4に過酸化水素含有組成物が直接接触しないよ
うにするために、バルブ3Bのハウジング11をインナ
ーバッグ6の開口部6aに挿入し、そのハウジング11
とインナーバッグ6の端部がマウンテンカップ4にOリ
ング12を介して嵌合保持されるようにしている。ここ
で、ハウジング11は、バルブ3Aにおいて既に説明し
たように、過酸化水素含有組成物に耐性を有する材料か
ら作製されたものを使用する。このようなバルブ構成に
より、ハウジング11とインナーバッグ6との間から過
酸化水素含有組成物がしみださないようにでき、マウン
テンカップ4に過酸化水素含有組成物が直接接触しない
ようにできる。
【0030】バルブ3Bの他の構成要素は、従来と同様
とすることができる。例えば、図4に示すように、マウ
ンテンカップ4にガスケット5とステムガスケット8と
を挿入し、そこへステム9とスプリング10とを配し、
その後、ハウジング11をマウンテンカップ4に嵌入さ
せ、ついでハウジング11とマウンテンカップ4との間
に、Oリング12を介してインナーバッグ6を挿入し、
更に、インナーバッグ6とマウンテンカップ4との間に
外筒缶1の口部1aを挿入し、その後、マウンテンカッ
プの周縁部4cをかしめることにより固定された構造と
することができる。
【0031】図4の態様においてはマウンテンカップ4
を外筒缶1に被せるように固定しているが、図5に示す
ように、マウンテンカップ4をハウジング11の上部に
被せ、それを外筒缶1内に挿入し、そして外筒缶の端部
1bをステム9側にクリンチして固定した構造とするこ
ともできる。
【0032】また、図4及び図5においては、シーリン
グ材としてOリング12を使用しているが、シーリング
できる限り任意の形状のシーリング材を本発明では使用
することができる。例えば、実公平6−32868号公
報の図1に示されるように、外筒缶にシーリング材とな
るライニング層を設けてもよい。
【0033】また、図4及び図5の態様の場合、ハウジ
ング11がインナーバッグ6の開口部6aに挿入され、
そのハウジング11とインナーバッグ6とがマウンテン
カップ4に嵌合保持されているが、図6に示すように、
ハウジング11をインナーバッグ6の開口部6aに挿入
し、その位置で溶着もしくは接着剤により固定し、ハウ
ジング11がマウンテンカップ4に嵌合保持されている
構造としてもよい。
【0034】なお、ハウジング11の他に、スプリング
10、ステム9及びステムガスケット8も、バルブ3A
において既に説明したように、過酸化水素含有組成物に
耐性を有する前述したような材料からなるものを使用す
ることが好ましい。
【0035】上述したように、本発明の過酸化水素含有
エアゾール製品においては、過酸化水素含有組成物を収
容するためにインナーバッグ6を使用するが、インナー
バッグ6としては、過酸化水素含有組成物に耐性を有す
る材料から形成したものを使用することが好ましく、例
えば、EVOH、PP、バレックス、PAN、PET、
LDE、LLDPE、Ny、PVC、PVDC又はこれ
らのコポリマーから選ばれる1種又は2種以上の積層体
から形成することが好ましい。特に、ガス遮蔽性に優れ
たEVOH層もしくはPVDC層を中間層として有する
少なくとも3層の積層体備から形成することが好まし
い。
【0036】このようなインナーバッグ6は、均一な厚
みや機械的強度を実現しやすいブロー成形法より作製さ
れたものを使用する。インナーバッグ6の形状としては
特に制限はなく、例えば、断面が円形形状となるもの、
ひだおりのプリーツ形状(図7(同図(a)側面図、同
図(b)x−x断面図))となるもの、断面が一部にへ
こみを有する円形形状(図8(同図(a)側面図、同図
(b)x−x断面図)となるもの、蛇腹形状(図9)と
なるもの、断面が一部に突起を有する円形形状(図10
(同図(a)側面図、同図(b)x−x断面図)となる
もの等を使用することができる。
【0037】インナーバッグ6に収容する過酸化水素含
有組成物としては、活性の高い過酸化水素水(有効分含
量1.0〜6%)を含有するものを使用することが好ま
しい。この場合、過酸化水素の安定性が酸性水溶液中で
比較的安定である点に考慮して、その組成物のpHを
4.0以下に調整する。しかし、pHを1.0未満とす
るには多量の酸が必要となりコストの点で好ましくない
ので、1.0以上のpHに調整する。この結果、本発明
において使用する過酸化水素含有組成物としては、その
pHが1.0〜4.0に調整されたものを使用する。
【0038】過酸化水素含有組成物には、使用目的に応
じて界面活性剤や顔料などの種々の成分を含有させるこ
とができる。特に、過酸化水素含有組成物をより安定化
するために、過酸化水素安定化剤としてリン酸もしくは
硫酸オキシキノリン又はそれらの双方を含有させること
が好ましい。
【0039】また、過酸化水素含有組成物は、液状、ク
リーム状あるいはジェル状の状態でインナーバッグ6に
充填することができる。また、過酸化水素含有組成物の
充填時期方法は、公知の方法に従って行うことができ
る。
【0040】本発明の過酸化水素含有エアゾール製品に
おいては、過酸化水素含有組成物を吐出させるために、
外筒缶1とインナーバッグ6との間に、窒素ガス、炭酸
ガス、亜酸化窒素ガスなどの圧縮ガスを封入する。これ
らのガスは、基本的に過酸化水素に対して不活性であ
り、従って、これらのガスがインナーバッグを透過して
過酸化水素含有組成物に接触しても、過酸化水素の分解
や過酸化水素含有組成物の黄変や粘度の変化を引き起こ
すことはない。
【0041】本発明において使用する外筒缶1として
は、従来よりエアゾール容器の耐圧外筒缶と同様のもの
を使用することができるが、特に、少なくともその内面
が過酸化水素に耐性を有する材料から構成されているも
のが好ましい。これは、過酸化水素分子が僅かながらも
インナーバッグ6を透過して外筒缶1とインナーバッグ
6との間の空間に存在するようになった場合、外筒缶1
の内面を過酸化水素から保護するためである。このよう
な外筒缶1としては、純アルミニウム缶、ポリエチレン
テレフタレート缶、ポリエチレンナフタレート缶、ポリ
ブチレンテレフタレート缶又は内面に樹脂コート層を有
するアルミニウム缶を好ましく使用することができる。
【0042】
【作用】本発明の過酸化水素含有エアゾール製品におい
ては、バルブのマウンテンカップが過酸化水素含有組成
物に直接接触しないようにバルブが設けられている。従
って、この二重構造エアゾール容器に過酸化水素含有組
成物を長期にわたり保存した場合でも、バルブのマウン
テンカップが侵されることを防止することが可能とな
る。また、噴射剤として過酸化水素含有組成物に対し不
活性な圧縮ガスを使用するので、仮に圧縮ガスがインナ
ーバッグを透過して過酸化水素含有組成物に接触して
も、その組成物に悪影響を与えないようにすることが可
能となる。よって、過酸化水素含有エアゾール製品の保
存安定性を向上させることが可能となる。更に、外筒缶
の少なくとも内面を過酸化水素に耐性を有する材料から
構成すれば、長期保存時に仮に微量の過酸化水素がイン
ナーバッグを透過した場合でも外筒缶の内面の腐食を防
止することが可能となる。
【0043】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0044】なお、実施例及び比較例において使用した
二重構造エアゾール容器(図1、図3、図6又は図7に
相当)については、表注に記載した。内側容器(ブロー
成形のインナーバッグ(0.5mm厚)又はアルミ内筒
缶)、耐圧外筒缶及びその内面コート、マウンテンカッ
プ内面コート(30μm厚)並びにマウンテンカップ樹
脂カバー(0.5mm厚)のそれぞれの材質について
は、表2〜20に示すものを使用した。
【0045】なお、ハウジングの材質としてはポリブチ
レンテレフタレートを使用し、スプリングの材質として
はSUS316を使用し、バルブのマウンテンカップの
材質としてはアルミニウムを使用した。
【0046】また、実施例及び比較例においては、表1
に示す2種類の一剤式のクリーム状過酸化水素含有組成
物A及びBを使用した。
【0047】
【表1】 実施例1〜36、比較例1〜23 表2〜20に示すように、過酸化水素含有組成物A又は
Bを、汎用アルミ耐圧外筒缶に収容されているブロー成
形インナーバッグ又はアルミ内筒缶の中に常法により充
填した。そして、ウォールバッグ又はアルミ内筒缶と外
筒缶とを、マウンテン樹脂カバーを備えたバルブのマウ
ンテンカップに接合することにより図1に示すような構
造のエアゾール製品とし、あるいは、ウォールバッグを
バルブの樹脂ハウジングと接合することにより図3に示
す構造のエアゾール製品とした。最後に、耐圧外筒缶の
底部から加圧ガスとして窒素ガス(7kg/cm2)又はLPG
(3.5kg/cm2)を封入することにより過酸化水素含有エア
ゾール製品を得た。
【0048】なお、得られたエアゾール製品からは、過
酸化水素含有組成物をクリーム状に吐出することができ
た。
【0049】(評価)得られた過酸化水素含有エアゾー
ル製品(正立サンプル2本と倒立サンプル2本)を、4
5℃で保存し、3か月後及び6か月後の耐圧外筒缶内
面、インナーバッグ内面(又はアルミ内缶内面)、マウ
ンテンカップ内面の状態(外観、性状)を目視にて評価
し、必要に応じてインナーバッグに収容された過酸化水
素含有組成物(クリーム製剤)の状態(外観、性状)を
目視にて評価し、更にその時のインナーバッグ(又はア
ルミ内筒缶)の内圧上昇の状態を調べた。その評価の結
果を表2〜20に示す。
【0050】なお、表中、符号は以下の意味を有する。
【0051】○: 異常がない場合 △: 実用上支障がない場合 ×: 実用に供することができない場合 H: コート剥離が生じた場合 I: コートブリスターが生じた場合 F: 表面に腐食が生じた場合 K: 孔蝕が生じた場合 L: 白化した場合 M: コートが変色した場合 P: クリーム製剤が変色した場合 Q: クリーム製剤の粘度が低下した場合 R: クリーム製剤が一部分離し不均一となった場合
【0052】
【表2】 実施例 [エアゾール容器] 1 2 3 Al外筒缶内面コート材質 EP*1 ← ← インナーハ゛ック゛材質 LDPE/EVOH/LDPE LDPE単層 PE+PP/EVOH/PE+PP マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー材質 PP ← ← [クリーム製剤] A ← ← [噴射剤(Kg/cm2)] N2(7) ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ インナーハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ インナーハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← クリーム製剤 ○ ○ ○ 総合評価 ○ ○ ○ (表中、*1のEPはエポキシポリイミドを示す。「P
E+PP」は直鎖状低密度ポリエチレンとポリプロピレ
ンとの共重合体を示す。また、表2に示した実施例にお
いては、図1に示す二重構造エアゾール容器を使用し
た。)
【0053】
【表3】 実施例 [エアゾール容器] 4 5 6 Al外筒缶内面コート材質 無地 マイコフレックス エホ゜キシフェノール インナーハ゛ック゛材質 LDPE単層 ← ← マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー材質 PP ← ← [クリーム製剤] A ← ← [噴射剤(Kg/cm2)] N2(7) ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ インナーハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○L(一部) ○ ○ インナーハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← クリーム製剤 ○ ○ ○ 総合評価 ○ ○ ○ (表3に示した実施例においては、図1に示す二重構造
エアゾール容器を使用した。)
【0054】
【表4】 実施例 [エアゾール容器] 7 8 9 Al外筒缶内面コート材質 エホ゜キシホ゜リアミト゛ ホ゜リアミト゛イミト゛ エホ゜キシホ゜リイミト゛ インナーハ゛ック゛材質 LDPE単層 ← ← マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー材質 PP ← ← [クリーム製剤] A ← ← [噴射剤(Kg/cm2)] N2(7) ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ インナーハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ インナーハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← クリーム製剤 ○ ○ ○ 総合評価 ○ ○ ○ (表4に示した実施例においては、図1に示す二重構造
エアゾール容器を使用した。)
【0055】
【表5】 実施例 [エアゾール容器] 10 11 12 13 Al外筒缶内面コート材質 EP ← ← ← インナーハ゛ック゛材質 LDPE/EVOH/LDPE ← ← ← マウンテンカッフ゜内面コート材質 EP マイコフレックス エホ゜キシフェノール エホ゜キシホ゜リアミト゛ マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー材質 PP ← ← ← [クリーム製剤] A ← ← ← [噴射剤(Kg/cm2)] N2(7) ← ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ インナーハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ インナーハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← ← クリーム製剤 ○ ○ ○ ○ 総合評価 ○ ○ ○ ○ (表5に示した実施例においては、図1に示す二重構造
エアゾール容器を使用した。)
【0056】
【表6】 (表6に示した実施例においては、図1に示す二重構造
エアゾール容器を使用した。)
【0057】
【表7】 実施例 [エアゾール容器] 15 16 17 18 Al外筒缶内面コート材質 EP ← ← 無地 インナーハ゛ック゛材質 LDPE/EVOH/LDPE LDPE単層 PE+PP/EVOH/PE+PP LDPE単層 マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← ← マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー材質 PP ← ← ← [クリーム製剤] B ← ← ← [噴射剤(Kg/cm2)] N2(7) ← ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ インナーハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○L(一部) インナーハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5 〜1.0 ← ← ← クリーム製剤 ○ ← ← ← 総合評価 △ △ △ △ (表7に示した実施例においては、図1に示す二重構造
エアゾール容器を使用した。)
【0058】
【表8】 比較例 [エアゾール容器] 1 2 3 Al外筒缶内面コート材質 無地 ← ← インナーハ゛ック゛材質 LDPE/EVOH/LDPE LDPE単層 PE+PP/EVOH/PE+PP マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー なし ← ← [クリーム製剤] A ← ← [噴射剤(Kg/cm2)] N2(7) ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○(1ケ月) ○ ○ インナーハ゛ック゛内面 ○(1ケ月) ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ×FK(1ケ月) ← ← (危険のため試験中止) 6か月 外筒缶内面 − − − インナーハ゛ック゛内面 − − − マウンテンカッフ゜内面 − − − 内圧増加(Kg/cm2) − − − クリーム製剤 − − − 総合評価 × × × (表8に示した比較例においては、図12に示す二重構
造エアゾール容器を使用した。)
【0059】
【表9】 比較例 [エアゾール容器] 4 5 6 Al外筒缶内面コート材質 無地 エホ゜キシホ゜リイミト゛ ← インナーハ゛ック゛材質 LDPE単層 ← ← マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 マイコフレックス エホ゜キシフェノール マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー材質 なし ← ← [クリーム製剤] A ← ← [噴射剤(Kg/cm2)] N2(7) ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○(1ケ月) ○ ○ インナーハ゛ック゛内面 ○(1ケ月) ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ×FK(1ケ月) ×HF ×HF 6か月 外筒缶内面 試験中止 ○(4ケ月) ○(4ケ月) インナーハ゛ック゛内面 − ○(4ケ月) ○(4ケ月) マウンテンカッフ゜内面 − ×FK(4ケ月) ×FK(4ケ月) 内圧増加(Kg/cm2) − 1.0以上(4ケ月) ← クリーム製剤 − ○ ○ 総合評価 × × × (表9に示した比較例においては、図12に示す二重構
造エアゾール容器を使用した。)
【0060】
【表10】 比較例 [エアゾール容器] 7 8 9 10 Al外筒缶内面コート材質 エホ゜キシホ゜リイミト゛ ← ← ← インナーハ゛ック゛材質 LDPE単層 ← ← ← マウンテンカッフ゜内面コート材質 エホ゜キシホ゜リアミト゛ ホ゜リアミト゛イミト゛ エホ゜キシホ゜リイミト゛ ナイロンラミネート マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー なし ← ← ← [クリーム製剤] A ← ← ← [噴射剤(Kg/cm2)] N2(7) ← ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ インナーハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ×HF ×HF ×HF ×HF 6か月 外筒缶内面 ○(4ケ月) ← ← ← インナーハ゛ック゛内面 ○(4ケ月) ← ← ← マウンテンカッフ゜内面 ×HF(4ケ月) × × × 内圧増加(Kg/cm2) 1.0以上(4ケ月) ← ← ← クリーム製剤 ○ ○ ○ ○ 総合評価 × × × × (表10に示した比較例においては、図12に示す二重
構造エアゾール容器を使用した。なお、比較例10にお
いては図13に示すバルブを使用した。ここで、ナイロ
ンラミネートは、ドライラミネーション法により形成さ
れた80μm厚のナイロンフィルムである。)
【0061】
【表11】 比較例 [エアゾール容器] 11 12 13 14 Al外筒缶内面コート材質 EP ← ← ← Al内筒缶内面コート材質 EP マイコフレックス エホ゜キシホ゜リフェノール エホ゜キシホ゜リアミト゛ マウンテンカッフ゜内面コート材質 ホ゜リアミト゛イミト゛ ← ← ← マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー なし ← ← ← [クリーム製剤] A ← ← ← [噴射剤(Kg/cm2)] N2(7) ← ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ Al内筒缶内面 ×HK ×HK ×HK ×HK マウンテンカッフ゜内面 ×FK ×FK ×FK ×FK 内圧増加(Kg/cm2) 1.0以上 ← ← ← (危険のため試験中止) 6か月 外筒缶内面 − − − − Al内筒缶内面 − − − − マウンテンカッフ゜内面 − − − − 内圧増加(Kg/cm2) − − − − クリーム製剤 − − − − 総合評価 × × × × (表11に示した実施例においては、図11に示す二重
構造エアゾール容器を使用した。)
【0062】
【表12】 (表12に示した比較例においては、図11に示す二重
構造エアゾール容器を使用した。)
【0063】
【表13】 比較例 [エアゾール容器] 16 17 18 19 Al外筒缶内面コート材質 EP ← ← ← インナーハ゛ック゛材質 LDPE/EVOH/LDPE LDPE PE+PP/EVOH/PE+PP LDPE マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← ← マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー材質 PP ← ← ← [クリーム製剤] A ← ← ← [噴射剤(Kg/cm2)] LPG(3.5) ← ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ インナーハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← ← 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ インナーハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5 〜1.0 ← ← ← クリーム製剤 ×RQ ×RQ ×RQ ×RQ 総合評価 × × × × (表13に示した比較例においては、図1に示す二重構
造エアゾール容器を使用した。)
【0064】
【表14】 実施例 [エアゾール容器] 19 20 21 Al外筒缶内面コート材質 EP ← ← フ゜リーツ型インナ-ハ゛ック゛材質 LDPE/EVOH/LDPE LDPE PE+PP/EVOH/PE+PP マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← ハウジング材質 PBT ← ← [クリーム製剤] A ← ← [噴射剤(Kg/cm2)] N2(7.0) ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ インナ-ハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ インナ-ハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← クリーム製剤 ○ ○ ○ 総合評価 ○ ○ ○ (表14に示した実施例においては、図3に示す二重構
造エアゾール容器を使用し、インナーバッグとして図7
のプリーツ型のインナーバッグを使用した。)
【0065】
【表15】 実施例 [エアゾール容器] 22 23 24 Al外筒缶内面コート材質 無地 マイコフレックス エホ゜キシホ゜リフェノール フ゜リーツ型インナーハ゛ック゛材質 LDPE単層 ← ← マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 EP ← ハウジング材質 PBT ← ← [クリーム製剤] A ← ← [噴射剤(Kg/cm2)] N2(7.0) ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ インナ-ハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○L(一部) ○ ○ インナ-ハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← クリーム製剤 ○ ○ ○ 総合評価 ○ ○ ○ (表15に示した実施例においては、図3に示す二重構
造エアゾール容器を使用し、インナーバッグとして図7
のプリーツ型のインナーバッグを使用した。)
【0066】
【表16】 実施例 [エアゾール容器] 25 26 27 Al外筒缶内面コート材質 エホ゜キシホ゜リアミト゛ ホ゜リアミト゛イミト゛ エホ゜キシホ゜リイミト゛ フ゜リーツ型ウォールハ゛ック゛材質 LDPE単層 ← ← マウンテンカッフ゜内面コート材質 EP ← ← ハウジング材質 PBT ← ← [クリーム製剤] A ← ← [噴射剤(Kg/cm2)] N2(7.0) ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ インナ-ハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ インナ-ハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← クリーム製剤 ○ ○ ○ 総合評価 ○ ○ ○ (表16に示した実施例においては、図3に示す二重構
造エアゾール容器を使用し、インナーバッグとして図7
のプリーツ型のインナーバッグを使用した。)
【0067】
【表17】 実施例 [エアゾール容器] 28 29 30 31 Al外筒缶内面コート材質 EP ← ← ← フ゜リーツ型インナーハ゛ック゛材質 LDPE/EVOH/LDPE ← ← ← マウンテンカッフ゜内面コート材質 EP マイコフレックス エホ゜キシフェノール エホ゜キシホ゜リアミト゛ ハウジング材質 PBT ← ← ← [クリーム製剤] A ← ← ← [噴射剤(Kg/cm2)] N2(7.0) ← ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ インナ-ハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ インナ-ハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← ← クリーム製剤 ○ ○ ○ ○ 総合評価 ○ ○ ○ ○ (表17に示した実施例においては、図3に示す二重構
造エアゾール容器を使用し、インナーバッグとして図7
のプリーツ型のインナーバッグを使用した。)
【0068】
【表18】 (表18に示した実施例においては、図3に示す二重構
造エアゾール容器を使用し、インナーバッグとして図7
のプリーツ型のインナーバッグを使用した。)
【0069】
【表19】 実施例 [エアゾール容器] 33 34 35 36 Al外筒缶内面コート材質 EP ← ← 無地 フ゜リーツ型ウォールハ゛ック゛材質 LDPE/EVOH/LDPE LDPE PE+PP/EVOH/PE+PP LDPE マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← ← ハウジング材質 PBT ← ← ← [クリーム製剤] B ← ← ← [噴射剤(Kg/cm2)] N2(7.0) ← ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ インナ-ハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○L(一部) インナ-ハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5 〜1.0 ← ← ← クリーム製剤 ○ ○ ○ ○ 総合評価 △ △ △ △ (表19に示した実施例においては、図3に示す二重構
造エアゾール容器を使用し、インナーバッグとして図7
のプリーツ型のインナーバッグを使用した。)
【0070】
【表20】 比較例 [エアゾール容器] 20 21 22 23 Al外筒缶内面コート材質 EP ← ← ← インナーハ゛ック゛材質 LDPE/EVOH/LDPE LDPE PE+PP/EVOH/PE+PP LDPE マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← ← ハウジング材質 PBT ← ← ← [クリーム製剤] A ← ← ← [噴射剤(Kg/cm2)] LPG(3.5) ← ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ インナーハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← ← 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ インナーハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5 〜1.0 ← ← ← クリーム製剤 ×RQ ×RQ ×RQ ×RQ 総合評価 × × × × (表20に示した比較例においては、図3に示す二重構
造エアゾール容器を使用した。)
【0071】以上の表2〜表20に示されているよう
に、実施例1〜36の過酸化水素含有エアゾール製品
は、マウンテンカップがマウンテンカップ樹脂カバー又
はバルブのハウジングにより過酸化水素含有組成物から
完全に隔離されているので、以下に詳述するように優れ
た保存安定性を示した。
【0072】即ち、表2〜12の結果からは、実施例1
〜18のエアゾール製品は優れた保存安定性を示した
が、一方、マウンテンカップ樹脂カバーを用いない比較
例1〜15の場合には、内面コートしたとしてもマウン
テンカップの内面が侵され、危険な状態となってしまっ
たことがわかる。また、アルミ内筒缶を使用した比較例
11〜15の場合には、内筒缶の内面が大きく侵され、
非常に危険な状態となったことがわかる。
【0073】また、インナーバッグの材質をLDPE/
EVOH/LDPEの3層積層体から、それぞれLDP
Eの単層及び(PE+PP)/EVOH/(PE+P
P)の3層積層体に代えても優れた保存安定性を示して
いることがわかる(例えば実施例1〜3)。
【0074】また、アルミニウムのマンテンカップの内
面が樹脂コートされていない場合も、その内面が侵され
ていないことがわかる(例えば実施例1等)。アルミニ
ウムの外筒容器の内面が樹脂コートされていない場合
も、その内面が実用上問題ないことがわかる(例えば実
施例4等)。この結果から、マウンテンカップや外筒容
器の内面の樹脂コートを省略できることがわかる。
【0075】表7の結果からは、過酸化水素安定剤(硫
酸オキシキノリン)を含有しない過酸化水素含有組成物
原液を使用した場合、実用上支障はないがインナバッグ
の内圧が上昇したことがわかる。従って、過酸化水素安
定剤を過酸化水素含有組成物に配合することが好ましい
ことがわかる。
【0076】表13の結果からは、外筒缶とインナーバ
ッグとの間の空間に充填するガスとして圧縮ガスに代え
てLPGを使用した場合、LPGがインナーバッグを透
過して過酸化水素含有組成物に作用して、粘度を低下さ
せ、更に一部を分離させて不均一な組成物としたことが
わかる。従って、クリーム製剤などの乳化組成物におい
ては、噴射剤として内容物との間で好ましくない相互作
用を生じない圧縮ガスを使用する必要があることがわか
る。
【0077】表14〜20の結果からは、図1に示す構
造の二重構造エアゾール容器に代えて図3に示す構造の
ものを使用しても同様の結果が得られることがわかる。
【0078】なお、エアゾール製品の内容物のpHに関
し、実施例のエアゾール製品はいずれも6ケ月保存後に
おいてもpH1.0〜4.0の範囲内であった。
【0079】
【発明の効果】本発明の過酸化水素含有エアゾール製品
は、二重構造エアゾール容器を使用し、しかもマウンテ
ンカップがマウンテンカップ樹脂カバー又はバルブのハ
ウジングにより過酸化水素含有組成物から完全に隔離さ
れているので、過酸化水素含有組物の使用上の利便性が
優れており、また高い保存安定性を有する。
【0080】
【発明の効果】本発明の過酸化水素含有式エアゾール製
品は、二重構造エアゾール容器を使用しているので過酸
化水素含有組物の使用上の利便性が優れており、また高
い保存安定性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の過酸化水素含有エアゾール製品に使用
する二重構造エアゾール容器の概略断面図である。
【図2】図1の二重構造エアゾール容器のバルブの拡大
断面図である。
【図3】本発明の過酸化水素含有エアゾール製品に使用
する別の態様の二重構造エアゾール容器の概略断面図で
ある。
【図4】図3の二重構造エアゾール容器のバルブ付近の
拡大断面図である。
【図5】本発明の過酸化水素含有エアゾール製品に使用
する別の態様の二重構造エアゾール容器のバルブ付近の
拡大断面図である。
【図6】本発明の過酸化水素含有エアゾール製品に使用
する別の態様の二重構造エアゾール容器の断面図であ
る。
【図7】本発明で使用できるインナーバッグの側面図
(同図(a))と横断面図(同図(b))である。
【図8】本発明で使用できるインナーバッグの側面図
(同図(a))と横断面図(同図(b))である。
【図9】本発明で使用できるインナーバッグの断面図で
ある。
【図10】本発明で使用できるインナーバッグの側面図
(同図(a))と横断面図(同図(b))である。
【図11】従来の二重構造エアゾール容器の概略断面図
である。
【図12】従来の二重構造エアゾール容器の概略断面図
である。
【図13】ラミネートフィルムを使用したバルブの拡大
断面図である。
【符号の説明】 1 外筒缶 2 内側容器 3,3A,3B バルブ 4 マウンテンカップ 5 ガスケット 6 インナーバッグ 7 マウンテンカップ樹脂カバー 8 ステムガスケット 9 ステム 10 スプリング 11 ハウジング 12 Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C01B 15/037 C11D 7/54 C11D 7/54 17/08 17/08 D06L 3/02 D06L 3/02 C09K 3/30 B // C09K 3/30 D B65D 83/14 A

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒缶と、その中に収納されたインナー
    バッグと、エアゾール吐出用バルブとを備えた二重構造
    エアゾール容器の当該インナーバッグに、pH1.0〜
    4.0の過酸化水素含有組成物が充填された過酸化水素
    含有エアゾール製品であって、インナーバッグがブロー
    成形法により形成された樹脂製バッグであり、バルブが
    過酸化水素含有組成物にマウンテンカップが直接接触し
    ないように設けられており、そして外筒缶とインナーバ
    ッグとの間に圧縮ガスが封入されていることを特徴とす
    る過酸化水素含有エアゾール製品。
  2. 【請求項2】 バルブのマウンテンカップが過酸化水素
    含有組成物に直接接触しないようにするために、過酸化
    水素含有組成物に耐性を有するマウンテンカップ樹脂カ
    バーが、マウンテンカップにそのインナーバッグ側から
    嵌合保持されている請求項1記載の過酸化水素含有エア
    ゾール製品。
  3. 【請求項3】 バルブのマウンテンカップが過酸化水素
    含有組成物に直接接触しないようにするために、マウン
    テンカップ樹脂カバーの形状が、マウンテンカップと略
    相似形である請求項2記載の過酸化水素含有エアゾール
    製品。
  4. 【請求項4】 バルブのハウジングが過酸化水素含有組
    成物に耐性を有する材料からなり、そのハウジングがイ
    ンナーバッグの開口部に挿入され、そのハウジングとイ
    ンナーバッグとがマウンテンカップに嵌合保持されてい
    る請求項1記載の過酸化水素含有エアゾール製品。
  5. 【請求項5】 バルブのハウジングが過酸化水素含有組
    成物に耐性を有する材料からなり、そのハウジングがイ
    ンナーバッグの開口部に挿入し固定され、そのハウジン
    グがマウンテンカップに嵌合保持されている請求項1記
    載の過酸化水素含有エアゾール製品。
  6. 【請求項6】 インナーバッグが、エチレンビニルアル
    コール共重合体、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリ
    ル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
    タレート、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチ
    レン、高密度ポリエチレン、ナイロン、ポリ塩化ビニ
    ル、ポリ塩化ビニリデン、バレックス又はこれらのコポ
    リマーから選ばれる1種又は2種以上の積層体のブロー
    成形品である請求項1〜5のいずれかに記載の過酸化水
    素含有エアゾール製品。
  7. 【請求項7】 インナーバッグが、エチレンビニルアル
    コール共重合体又はポリ塩化ビニリデンからなる中間層
    を有する少なくとも3層の積層体のブロー成形品である
    請求項6記載の過酸化水素含有組成物用ウォールバッグ
    式エアゾール製品。
  8. 【請求項8】 圧縮ガスが、窒素ガス又は炭酸ガスであ
    る請求項1〜7のいずれかに記載の過酸化水素含有エア
    ゾール製品。
  9. 【請求項9】 外筒缶の少なくとも内面が過酸化水素に
    耐性を有する材料から構成されていることを請求項1〜
    8のいずれかに記載の過酸化水素含有エアゾール製品。
  10. 【請求項10】 外筒缶が、純アルミニウム缶、ポリエ
    チレンテレフタレート缶、ポリブチレンテレフタレート
    缶、ポリエチレンナフタレート缶又は内面に樹脂コート
    層を有するアルミニウム缶である請求項1〜9のいずれ
    かに記載の過酸化水素含有エアゾール製品。
  11. 【請求項11】 過酸化水素含有組成物が、過酸化水素
    安定化剤としてリン酸もしくは硫酸オキシキノリン又は
    それら双方を含有する請求項1〜10いずれかに記載の
    過酸化水素含有エアゾール製品。
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