JPS6013668A - エ−ロゾル容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野： 本発明は特許請求の範囲第１項の上位概念によるエーロ
ゾル容器に関する。

従来の技術： このようなアダプタ系を介して互いに結合する互いに上
下にある２つのエーロゾルカンを有する１室−圧力容器
は西独公開特許公報第３１１６２８２号に記載される。

下側の室またはカンはたとえば過酸化水素および噴射ガ
スを収容し、上側のカンまたは室はそれぞれの有効物質
たとえばアルカリ性整髪、染毛またはブロンド染毛基剤
を常圧で含む。使用の際下側の室を上側の室に対して押
す。その際下側室の内容物はほとんど上側室へ入る。次
に混合物を上側室の頂部弁を昇して噴射する。

これまで使用したすベパての内面保護ラッカおよびその
他の室ライニングは長い貯蔵の際特定物質たとえば過酸
化水素（Ｈ２Ｏ２）に対し不安定なことが明らかになっ
た。それゆえ腐食をエーロゾル容器の要求に適するプレ
ス・ξツク系すなわち２室−圧力容器の使用によって完
全に除去することが研究された。このような２室系また
はプレス・３ツク系は“ａｅｒｏｓｏｌ　ｒｅｐｏｒｔ
　”　Ｖｏｌ、２０　Ａ５／８１＋１７０〜１７５およ
びｖｏｔ、２１馬手／８２１７２〜１８２ならびに“５
ｅｉｆｅｎ−５１ｅ−Ｆｅｔｔｅ−Ｗａｃｈｓｅ”　ｌ
　０８Ｊｇ。

扁１３／１９８２．３８８〜４００に記載される。

西独公開特許公報第２６５９５２２号から公知のこのよ
うな２室−圧力容器またはエーロゾルカンは付属の弁の
ための普通の１ゲ一ト開口およびゴム栓で閉鎖される約
３　ｍｒｌ１幅の底孔を有する。本発明との関連におい
て２室系の重要な特徴は弁開口部に外側へ垂れ下った縁
を有するポリエチレンの内側袋であり、この袋はカンの
折返し縁に吊下げられる。公知の内側袋は薬品取出の際
、制御された折りたたみ、したがって袋の完全な排出を
保証する折目を有する。さらに弁頭はブナシールを含む
。理想の場合内側袋は弁を固定した際ブナシールとカン
の折返し縁の間にクランプされる。

公知内側袋はカン容積の約％のみを占め、全有効物質を
含む。カン容積の残部空間はたとえば注入針により底孔
な通して噴射ガスが充てんされる。噴射ガスは使用の際
も有効物質と接触せず、排出後カンとともに廃棄される
。

発明が解決しようとする問題点： ２室系内の内側袋は常圧であり、外部に対するシール機
能を有しないので、この袋に特殊なシール効果は要求さ
れない。前記１室エーロゾル容器の下側室のライニング
のためこのような内側袋を使用する場合、内側袋は下側
室を完全に充てんし、かつ下側室の有効物質のほかに噴
射ガスも含まなければならない。しかし公知内側袋が永
続的に高圧下にあると、カンの折返し縁に対する袋開口
周縁の常用シールは多くは不十分である。カンの折返し
縁に接する袋開口の周縁は弁を支持すると少なくとも一
部下側室へ押される。さらにクランプ過程で袋開口周縁
がシール範囲から滑り出て、極端な場合クラ、ンゾトン
グを拡げる過程によって少な（とも一部カンの内部へ押
込まれる。それによって内側袋力１噴射ガスの高い内圧
下にある場合許容し得ない不気密が弁範囲に生ずる。

本発明の目的は前記１室圧力容器を過圧範囲でも腐食性
の強い内容物に対し十分な貯蔵安定性を得るよ′うに改
善することである。

問題点を解決するための手段： 本発明によりアダプタ系を介して互いに結合する２つの
互いに上下にあるエーロゾル室ヲ有するエーロゾル容器
において、下側室は室の内容物に対し貯蔵安定性の、室
の空間を充てんする内側袋によってライニングされ、袋
開口周縁に、袋開口周縁をクランプしながら下側室へ支
持した弁のシール断面に適するシールリングが、袋の肉
厚の数倍の厚さをもって成形されて（・ることにより解
決される。

すなわち本発明の要旨は２室圧力容器から公知の内側袋
を１室圧力容器へ使用することにあり、これは内側袋自
体が成形したシールリングを備え、これが同時にブナシ
ールの付加的使用を不用とすることによって可能になる
。このように形成した内側袋は加工技術的にシールリン
グが平らであり、室またはカンの縁に安定に支持され、
弁蓋支持の際そのシール溝へ圧入しうる利点を有する。

とくにリングシールの軸方向厚さおよび半径方向の幅は
袋の肉厚に比して太き（選択される。

シールリングとしては直径１　ｍｍ程度および幅３ｍｖ
ｔ程度が使用される。袋口体は充てんする有効物質に対
し高圧下に永久貯蔵の場合も貯蔵安定性の材料からなる
。稀釈した過酸化水素溶液を貯蔵する袋材料としてはポ
リクロロフェン、ポリシタジエン、クロルブチル、エチ
ル／プロピル−ターポリマー、フルオル−／クロルーエ
ラストマー、ポリプロピレン、ポリエチレン系のニジス
トマーが適する。

実施例： 第２図に内側の袋１を示す。袋の開口２に后つて袋の縁
に成形したシールリング３が重要である。このリングは
ゾレスノξツク系の場合に備える外側への折返し縁の代
りである。使用の際内側袋１は噴射ガスおよび有効物質
の一部を収容するために設けたエーロゾル容器の下側室
へ挿入される。第１図には１つの実施例が示される。

第１図によるエーロゾル容器は上部ケーシング６および
下部ケーシング７からなる全体的に５で示す容器、キャ
ップ８ならびに容器内に挿入した上側室９および下側室
１０からなる。上側室９は頂部弁１１および底部弁１２
を有する。

一般に常用のエーロゾルカンとして存在する下側室１０
は頂部弁１３を有し、この弁は上側室９の底部弁１２と
機能的に常用構造の親子弁のように連通ずる。

本発明の場合内側袋１による下側室１０のライニング、
および下側室１０のカンの折返し縁１４と下側室１ｏの
頂部弁１３に属するシール溝１５の間の、袋の開口縁に
成形したシールリング３のクランプが重要である。

その細土側室９および下側室１０は、上側室９の底部弁
１２の弁棒が下側室１０の上部弁１３に同心に支持され
るように、互いに上下に配置される。たとえば外部・・
ンドルへの加圧もしくはバヨネット系またはねじもしく
はギヤに」二る室９と１０の機椋的相互摺動によって上
側室９は下側室１０に対して（またはその逆に）押され
る。それに伴う相対運動によって親子弁装置１２，１３
．ｔ、たがって室９と１０の間の結合通路１６が開く。

上側薬品室９は１つまたは２つの上昇管１７および１８
を備える。１つの上昇管１７は底部弁１２から出て上側
室９の上部範囲の薬品または混合物内に終る。それによ
って系を作動する際発泡または混合を達成し、または少
なくとも容易にすることができる。上側室９０頂部弁１
１も室の底部近くへ達する上昇管１８を備えろことがで
きる。同様の上昇管１９を下側室１０の上部弁１３から
出てこの室の底部まで達するように備えることができる
。この上昇管によって系の垂直位置で下部室１０の薬品
のほぼ全量を上側室９へ導入することが保証される。

２成分エーロゾル容器を作動するため、まず２つの室９
および１０をほぼ図示の結合ストローク２０だけ矢印２
１の方向に互いに押す。このためたとえば下側室１０に
対する圧力を直接上側室９へおよぼすことができる。室
９および１０のこの圧縮によって室間の結合通路１６が
開くので、下側室１０に含まれる成分Ｂは噴射ガスとと
もに圧力が平衡するまで上側室９へ流入する。上側室９
の成分Ａおよび下側室１０の成分Ｂからなる混合物は振
とうによって均質化することができる。得られた混合物
はスプレーヘッド２２を介する上側室９０頂部弁１１の
作動または開放により使用のため供給することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はエーロゾル容器の縦断面図、第２図は内側袋の
側面図である。 １・・・内側袋、２・・袋開口、３・・・シールリング
、９・・・上側室、１０・・・下側室、１１・・・頂部
弁、１２・・・底部弁、１３・・・上部弁、１４・・・
折返し縁、１７．１８．１９・・・上昇管

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、第１成分（Ａ）をほぼ常圧で収容する上側室（９）
   、第２成分（Ｂ’）を成分混合物（ＡＩＢ）の駆出のた
   めにほぼ十分な量の圧力下の噴射ガスとともに収容する
   下側室（１０）、弁装置（１２，１３）により開放され
   る室間の結合通路（１６）および上側室（９）の独立に
   作動しうる頂部弁（１１）を有するエーロゾル容器にお
   いて、下側室（ｌＯ）が室の内容物に対し安定な、室の
   内部空間を充てんする内側袋（１）でライニングされ、
   袋の開口（２）の周縁に、袋の開口周縁をクランプする
   ように下側室（１ｏ）へ支持した上部弁（１３）のシー
   ル部の形に適するシールリング（３）が、内側袋の肉厚
   の数倍の厚さをもって成形されていることを特徴とする
   エーロゾル容器。 ２、　内側袋（１）がポリエチレンからなる特許請求の
   範囲第１項記載のエーロゾル容器。