JP2009536545A - 眼薬分配装置 - Google Patents

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Abstract

医薬を眼に適用するための装置は、単一又は一対の眼用のゴーグルで構成され、ゴーグルの内部に、医薬の微細な噴霧又は霧が噴射される。医薬は、1つ又は複数のゴーグル内の開口に取り付けられたキャニスタ内に収容され、噴霧は、出口弁の構成によって、又は、出口弁に対向してゴーグル容積内に配置されたバッフルによって発生させられる。容器は、医薬が噴射剤と接触しないように、エアゾール噴射剤が医薬バッグの外側にある、バッグオンバルブタイプの装置とすることができる。或いは、容器は、手の圧力によって動作させられる、投与量が計量される吸入タイプの容器とすることができる。動作が一方向流であり、噴射剤と医薬が分離されているので、潜在的に有害な防腐剤を有する医薬製剤が必要とされない。

Description

本発明は、治療される眼に薬理学的活性物質を霧又は噴霧の形で投与する、眼の障害を治療するための点眼液を分配する装置及び方法に関する。医薬をこの形で投与する装置及び方法により、正確な投与容量が提供され、眼の表面上の医薬の滞留時間が最適化され、治療効果が高まり、服薬遵守率が上昇し、使用が簡便になる。
ヒトの眼を治療すること、特に眼球に薬を適用することは、慎重性を要する一般に難しい作業である。薬物送達の最も一般的な形は、点眼液などにより、眼の表面に医薬を局所的に適用することによる。薬物は角膜に浸透し、眼の内側で治療濃度レベルに到達し、その有益な効能を発揮することができるので、眼は独特な形で、表面投与に適している。実際、眼に送達される90%から95%の薬物が、現在点眼液によって投与される。眼用の薬物は稀に、所望の薬理効果を有するには低すぎる濃度で眼に到達するため、又は重大な全身性副作用によってその使用が複雑となるため、経口投与され、又は注射により投与される。
局所性点眼液は、効果的であるがいくつかの欠点を有する。点眼液は眼の中に滴下されるとき、結膜嚢、即ち眼と眼瞼との間の嚢内に過度に溜まり、点眼液の大部分が、眼瞼縁から頬の上に溢れ出ることにより失われる。更に、眼表面上に残る点眼液のかなりの部分が、鼻涙管内へと流出して、薬物の濃度が薄まる。この一部の薬物容量は、角膜を横断することができる前に失われるだけでなく、この過剰な薬物は、鼻及び喉内に運ばれ、そこで局所循環又は体循環に吸収され、場合によっては深刻な、全身性副作用を生じるおそれがある。
患者がその点眼液を処方された通りに使用しないことが多いことが、上記で説明した問題を更に悪化させる。多くの場合、こうした服薬遵守率の低さは、点眼液によって最初にもたらされる、刺すような感覚又はヒリヒリする感覚による。確かに、自分自身の眼の中に点眼液を滴下することは、1つには眼を保護するための正常な反射神経があることにより困難となる可能性がある。従って、1滴又は複数滴の点眼液が、眼に入らないことがある。高齢の患者は、関節炎、不安定性、及び視覚の低下により、点眼液の滴下における更なる問題を有する場合があり、小児患者及び精神病患者群も又、困難を有する。ボトル入り眼薬剤は、開封後に冷蔵する必要があるが、それによる冷たい点眼液は不快感さを増す。最後に、眼科において現在最も多く使用される製剤は、防腐剤、主にBAKを必要とするが、この物質は角膜にとって有毒であることが知られている。
薬剤を眼に適用する際に患者を支援するための、いくつかの開発が行われてきた。こうした従来の開発は、眼の表面上に液体薬剤の点眼液を適用することを、容易にすることに焦点を当てている。米国特許第6,610,036号は、トラフ部材を備える点眼液分配装置を提供しており、このトラフ部材は、カートリッジハウジングを受けるための空間を有し、カートリッジハウジングは、眼科用液体を収容し潰すことができるバッグを取り囲み、バッグに圧力を加えるスプリングフィンガを備える。この装置は、ばねで動かされるポンプにより、所定の量の眼科用液体を使用者の眼の中に噴射することを可能にする。
米国特許第6,336,917号は、眼を取り囲む眼窩骨に接触する外側ハウジングを有する、眼の治療用の眼噴霧装置を提供する。外側ハウジング内に同軸で配置された内側ハウジングは、眼瞼に接触し、眼瞼を押し戻し、眼を露出させる。内側ハウジングの一端部は、粉末若しくは液体医薬品又は洗浄液の計量されたスプレーを、眼が眼治療装置によって開かれている間にそこに投与するための、ディスペンサを受けるようになされる。ディスペンサのノズルは、目立った印を備え、この印は、眼が焦点を合わせるための目標を提供し、眼が測定されたスプレーを受けるために最適に位置合せされることを保証する。スプレーは、薬剤が全く無駄にならないように、眼球の前面上に直接送られると説明されている。しかし、眼球表面上への直接送達は、まばたき反射を生じ、使用者によっては不快感を生じる可能性がある。
米国特許出願公開第2005/0255144号は、ドライアイ状態を治療するための、ヒドロゲルによる薬物送達用の品目及び方法を提供する。これは、希釈溶液からヒドロゲル内への、薬物の受動的移動を可能にする。ヒドロゲルは、眼と接触させられると薬物を送達する。薬物の送達は、長時間にわたり持続される。
米国特許出願公開第2006/0020253号は、埋込み可能な装置を提供しており、この装置は、リザーバを画成する本体と、本体の端部に設けられリザーバを閉じるヘッドとを備える。ヘッドは、薬剤をリザーバから埋込み部位へと確定可能な速度で放出するようになされた、透過性材料で製作される。
米国特許第5,893,515号は、噴霧、気体、又はスプレーを、液体から作り出して適用するための装置を提供する。装置は、回転する回転子を噴霧チャンバ内に備える。回転子は、内壁を有し、内壁は、回転子の開いた底部から回転子の頂部付近の穴へと外向きに、円錐状に先細になる。液体は、指により作動されるポンプによって、カートリッジモジュールから回転子の底端部を取り囲むボウル内へと給送される。液体が遠心力を受けて回転子内の穴を通過するときに、液体から液滴が形成されるとき、スプレーが生み出される。
このタイプの装置に伴う問題は、眼を覆って装置を位置決めするためのかなりの手先の器用さと、眼を覆って装置を維持するための手の安定性とを、装置が必要とすることである。更に問題なのは、上記装置では、患者が装置のヘッドを後方に傾けて医薬品のボトルを垂直位置にし、点眼液が重力により眼の中に落ちることを可能にすることが必要となることである。これは、頸部を動かすことが困難であり、又は手が弱く不安定である高齢の関節炎患者にとって、困難となることが多い。更に、薬剤の流れが眼球上に直接送られるが、そのことによりまばたき反射が生じることが多く、医薬が眼の表面に到達することを妨げることがあり、又、直接送られることは、すべての使用者にとって快適ではないことがある。
米国特許出願公開第2002/0124843号は、1つ又は複数の眼に医薬品を送達するための、装置及び方法を提供する。装置は、眼の周りに着用されるゴーグルを備える。噴霧器が、医薬品を運ぶ霧の中へと医薬品を霧化し、それにより、霧出口から排出される霧が、医薬品を1つ又は複数の眼へと送達する。ただし装置は、超音波噴霧器など、医薬品の霧化のための比較的複雑なシステム必要とする。更に、この発明のそうした実施例によれば、噴射剤が使用される場合に、噴射剤は医薬品から分離されないようである。更に、医薬が自由に充填可能な容器内に保管されており、そのため滅菌性を維持することが困難となるおそれがあることが、示された実施例から明らかである。
米国特許第6,962,151号は、溶液を霧化する(即ちエアゾールに変換する)ための、霧化器を開示している。霧化器は、エアゾール発生器を備え、エアゾール発生器は、振動するダイアフラムによって、液体を、治療される領域に効果的に送達される粒子サイズに霧化する。この霧化器は、eFlow(登録商標)の商標名で現在市販されている。従来のジェット及び超音波霧化器は、高いせん弾力(ジェット及び超音波霧化器)及び温度上昇(超音波霧化器)によって、活性物質を変性させる潜在的な可能性を有するという欠点を有する。eFlow(登録商標)は、「穏やかな」エアゾール化機構を組み込み、このエアゾール化機構は、せん断応力及びせん断場内の滞留時間を低減することにより、せん断応力への薬物の露出を最低限に抑え、且つ液体製剤を加熱しない。米国特許第5,152,456号、同第5,261,601号、及び同第5,518,179号は、eFlow(登録商標)技術の更なる態様を開示している。
PCT公開出願第WO2006/082588号は、医薬組成物の噴霧を眼に送るように構成された、医薬成分を眼に投与するための装置を開示している。この出願では、装置の無菌性を維持することの必要性が認識されている。これは、個別の投与間に装置を用いて、皮膚に接触する表面を滅菌することによって達成される。この開示において述べられるように、装置の滅菌が迅速且つ容易であることにより、例えば多数の患者を1つの装置で治療することがある病院又は診療所などにおいて、或いは、例えば流行病若しくは地方病の集団の治療、又は集団の予防接種若しくは免疫化が望まれるときなど、高いスループット状況において、高いスループット及び眼への医薬組成物の安全な投与が可能になる。1つの実施例は、装置の接触表面に放射する素子の形の、自己滅菌装置を組み込む。しかしこの出願では、防腐剤の使用が想定される以外は、特に一個人が装置を長期にわたり連続的に使用するという典型的な家庭用の状況で、医薬組成物自体の無菌性の維持を保証することの必要性が、考慮されていないようである。
米国特許第6,610,036号 米国特許第6,336,917号 米国特許出願公開第2005/0255144号 米国特許出願公開第2006/0020253号 米国特許第5,893,515号 米国特許出願公開第2002/0124843号 米国特許第6,962,151号 米国特許第5,152,456号 米国特許第5,261,601号 米国特許第5,518,179号 PCT公開出願第WO2006/082588号
即ち、長い間必要であると感じられてきた、位置決め及び操作に手の器用さをあまり必要とせず、眼への眼科用液体の適用を簡単にする眼の治療装置が、依然大いに必要とされている。装置は、障害をもたらす潜在可能性を有するいかなる発射も伴うべきではなく、弱く不安定な手を有する人が損傷の潜在可能性を伴わずに装置を容易に操作することが、可能になるべきである。又、効果的で、正確で、測定され、十分耐忍可能なやり方で、眼の中に医薬品を分配することができる、眼用の薬物送達システムが必要とされている。「十分耐忍可能」とは、物理的な適用プロセス自体の耐忍可能性も含むことを意味する。システムは又、好ましくは、眼科用液体の無菌性を保証し、いかなる防腐剤も添加せずに眼科用液体を使用することを可能にするようなものとなるべきである。本出願で使用され特許請求される「眼科用液体」という用語は、眼の治療又は眼瞼の疾患などその周囲組織の治療を意図する、水溶液、懸濁液、又は乳濁液の形の任意の液体、又更には水を含むことを意味することを理解されたい。治療とは、治療上の処置、予防的治療、又は姑息的治療を意味するものであると理解することができる。
本明細書の本節又は別節において述べられる各公報の開示はそれぞれ、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
この発明は、第1の好ましい実施例に従って、医薬又は眼科用溶液をナノ粒子でできた噴霧又は霧の形で、噴霧又は霧が内部に送られる1つ又は1対のゴーグルによって眼に送達する、装置及び方法を提供することを目指す。
装置の多数の特徴が、従来技術の装置に勝る利点を装置に提供する。装置に対する1つの具体的な要求は、装置内の単一の医薬ロットが長期にわたり連続的に使用される間にも、眼科用流体が無菌のやり方で維持されることである。本発明のこの態様は、無菌性が維持される装置内で眼科用溶液が防腐用添加剤を含有する必要がないという、重要な結果をもたらす。これらの防腐剤のいくつかは、眼に潜在的に有害な効果を有することが知られている。特許請求される本発明の好ましい一実施例によれば、この特徴は、バッグオンバルブとして知られる、気密封止され分配弁に一体に取り付けられた可撓性バッグ内に、眼科用溶液を供給することによって実現される。溶液は、外部から加えられる圧力によって、バッグの外に押し出される。好ましい一実施例によれば、この圧力は、加圧された噴射剤を収容する封止されたキャニスタ内にバッグを取り囲むことによって加えられ、そうすることで、分配弁を作動することによって、1回分の投与量の眼科用溶液を、噴射剤により可撓性バッグから押し出すことが可能になる。投与量は、当業界で知られているように、出力ノズル内の計量投与量分配装置を使用することによって、所定のレベルとなるように整えることができる。
可撓性バッグのためにそのような別個の噴射剤容器を使用することは、2重チャンバキャニスタ技術として知られている。これにより、噴射剤が物理的にも化学的にも眼科用溶液と接触しないように、眼科用溶液を噴射剤から分離して保管することが可能になる。
別の好ましい実施例によれば、使用者によって加えられる圧搾動作によって、可撓性バッグに圧力が加えられる。そのような実施例では、バッグオンバルブ技術の利用によってもたらされる利点を損なわずに、装置が単純化される。
第3の好ましい実施例によれば、吸入タイプの加圧容器内に、眼科用溶液を収容することができる。眼科用溶液が推進剤と接触するので、そのような実施例は上記で説明したバッグオンバルブの実施例のすべての利点を有するわけではないが、上記で説明したその他の利点は有効である。
1つ又は複数のゴーグルの内部空間内に溶液が入るときに衝突する、バッフルを使用することにより、或いは、作動弁の出口にて霧化ノズルを使用することにより、眼科用溶液を噴霧に変換することができる。そのような霧化ノズルは、装置の単純性を維持するために、出口を覆って配置される微細なメッシュの膜など受動設計とすることができる。
特許請求される装置の更なる特徴は、噴霧が、眼の表面に直接衝突しないような方向でゴーグル内に送られることである。この特徴は、好ましくは、噴霧が眼の表面に対してほぼ平行に、外側、内側、上方、又は下方のいずれかの方向でゴーグルに入ることを保証することによって構成される。これにより、使用者への不快な効果を伴わず、且つ、適用の有効性を損なうおそれがある反射による閉眼の影響を伴わない、眼科用溶液の適用が可能になる。
本発明は、医薬が噴射剤と流体連通しないという点で、特に有利である。更に、医薬をこの形で投与するシステム及び方法により、正確な投与容量が提供され、眼内における医薬の滞留時間が延長され、治療効果が高まり、服薬遵守率が上昇し、且つ、現在使用可能な眼用の薬剤送達システムよりも、一般に使用が簡便になる。
この発明によれば、片眼又は両眼を取り囲む1つ又は複数のゴーグルは、作り出された噴霧で満たされる。眼は、ゴーグルと(1つ又は複数の)眼の前の領域との間の閉じられた空間内で、極めて微細な雲状粒子を有し1つ又は複数のゴーグルに収容される、湿潤した噴霧又は霧内で運ばれる薬剤を受け取る。この発明の装置及び方法は、例えば結膜炎、眼瞼炎、乾燥角膜炎などの感染症、及びアレルギー状態のために、眼の外側を治療するように適合させることができ、或いは、その他の眼の疾患のために、角膜、結膜、及び強膜を通して吸収される薬物を用いた眼球内治療を提供するように適合させることができる。
上記の選択肢はすべて、計量投与量吸入器で使用される、当業界で知られているようなそれぞれの表示によってそれぞれ指定されるように、様々な薬剤の分配される量を予め決定することを可能にする。
即ち、本発明の好ましい実施例によれば、眼科用液体を被術者の少なくとも片眼に適用するための装置が提供され、この装置は、(a)眼科用液体を収容する可撓性バッグと、(b)バッグの一方の先端にある出力弁アセンブリと、(c)可撓性バッグを取り囲む外側容器であって、弁アセンブリが作動されるときに眼科用液体が可撓性バッグから放出されるように、噴射剤ガスを正圧下で収容する外側容器と、(d)少なくとも1つの開口部をその縁部内に有する少なくとも片眼用のゴーグルであって、放出された眼科用液体が少なくとも1つの開口部を通って少なくとも1つのゴーグル内へと送られるように、少なくとも1つのゴーグルに対して外側容器が配置される、少なくとも片眼用のゴーグルと、(e)眼科用液体を噴霧の形で少なくとも片眼用のゴーグル内に拡散させるように構成された霧化要素とを備える。
本発明の更に別の好ましい実施例によれば、眼科用液体を被術者の少なくとも片眼に適用するための装置が更に提供され、この装置は、(a)眼科用液体を収容する可撓性バッグと、(b)バッグの一方の先端にある出力弁アセンブリと、(c)少なくとも1つの開口部をその縁部内に有する少なくとも片眼用のゴーグルであって、放出された眼科用液体が少なくとも1つの開口部を通って少なくとも1つのゴーグル内へと送られるように、少なくとも1つのゴーグルに対して外側容器が配置される、少なくとも片眼用のゴーグルと、(d)眼科用液体を噴霧の形で少なくとも片眼用のゴーグル内に拡散させるように構成された霧化要素とを備え、可撓性バッグは、圧搾されるときに、1回分の投与量の眼科用液体を噴霧の形で少なくとも1つのゴーグル内に拡散させるように構成される。
本発明の更に別の好ましい実施例によれば、被術者の眼に眼科用液体を適用するための装置が提供され、その装置は、(a)眼科用液体及び噴射剤ガスを収容する剛性容器と、(b)剛性容器の第1の先端にある出力弁と、(c)容器の第2の先端にかかる圧力により出力弁を作動させて、剛性容器を眼科用液体から放出するように、剛性容器が内部に配置されたハウジングと、(d)少なくとも1つの開口部をその縁部内に有する少なくとも片眼用のゴーグルであって、放出された眼科用液体が少なくとも1つの開口部を通って少なくとも1つのゴーグル内へと送られるように、少なくとも1つのゴーグルに対してハウジングが配置される、少なくとも片眼用のゴーグルと、(e)眼科用液体を噴霧の形で少なくとも片眼用のゴーグル内に拡散させるように構成された霧化要素とを備える。
上記で説明した装置のいずれにおいても、放出された眼科用液体は好ましくは、一般に、眼の表面に対して外側、内側、上方、及び下方方向のうちのいずれか一方向で、少なくとも1つのゴーグル内へと送られる。或いは、及び好ましくは、放出された眼科用液体は、眼の表面に直接向かう方向と実質的に異なる方向で、少なくとも1つのゴーグル内へと送られる。
本発明の更に好ましい実施例によれば、霧化要素は、眼科用液体が放出後にバッフルに衝突するように、少なくとも1つのゴーグルの空間内に配置されたバッフルとすることができ、又は、眼科用液体が要素を通過するときに噴霧として拡散されるように、出力弁に組み込まれた要素とすることができる。
更に、本発明の更に別の好ましい実施例によれば、上記で説明した装置のいずれにおいても、出力弁アセンブリは、計量された投与量の眼科用液体を放出するように構成することができる。
噴射剤を使用する上記装置において、噴射剤は、圧縮空気、窒素、二酸化炭素、ブタン、プロパン、及び炭化水素の混合物からなる群から選択される。更に、バッグオンバルブを使用する上記装置では、眼科用液体は噴射剤と接触しない。即ち好ましくは、防腐剤を含有しない眼科用液体を使用することができる。可撓性バッグは、好ましくは積層バッグを含む。
本発明の更に好ましい実施例によれば、少なくとも片眼用のゴーグルが、眼科用液体を被術者の両眼に適用することができるように1対の眼用ゴーグルである、上記で説明したような装置も提供される。
本発明のより一層好ましい実施例によれば、被術者の少なくとも片眼に眼科用液体を適用する方法も又提供され、この方法は、分配装置を提供する第1のステップを含み、分配装置は、(a)眼科用液体を収容し、先端に出力弁アセンブリを有する可撓性バッグと、(b)可撓性バッグを取り囲み、正圧下で噴射剤ガスを収容する外側容器と、(c)少なくとも1つの開口部を有する少なくとも片眼用のゴーグルであって、放出された眼科用液体が少なくとも1つの開口部を通って少なくとも1つのゴーグル内へと送られるように、少なくとも1つのゴーグルに対して外側容器が配置される、少なくとも片眼用のゴーグルと、(d)眼科用液体を少なくとも片眼用のゴーグル内で噴霧の形で拡散させるような霧化要素とを備え、この方法は、眼科用液体を可撓性バッグから少なくとも1つのゴーグル内へと放出するように、弁アセンブリを作動させるステップを更に含む。
本発明の更に別の好ましい実施例によれば、被術者の少なくとも片眼に眼科用液体を適用する方法が更に提供され、この方法は、分配装置を提供するステップを含み、分配装置は、(a)眼科用液体を収容し、先端に出力弁アセンブリを有する可撓性バッグと、(b)少なくとも1つの開口部を有する少なくとも片眼用のゴーグルであって、放出された眼科用液体が少なくとも1つの開口部を通って少なくとも1つのゴーグル内へと送られるように、少なくとも1つのゴーグルに対して外側容器が配置される、少なくとも片眼用のゴーグルと、(c)眼科用液を噴霧の形で、少なくとも片眼用のゴーグル内に拡散させるように構成された霧化要素とを備え、この方法は、出力弁アセンブリを作動させて眼科用液体を噴霧の形で少なくとも1つのゴーグル内に拡散させるように、可撓性バッグを圧搾するステップを更に含む。
最後に、本発明の更に好ましい実施例によれば、被術者の少なくとも片眼に眼科用液体を適用する方法が更に提供され、この方法はまず、分配装置を提供するステップを含み、分配装置は、(a)眼科用液体及び噴射剤ガスを収容する剛性容器と、(b)剛性容器の第1の先端にある出力弁アセンブリと、(c)内部に剛性容器が配置されたハウジングと、(d)少なくとも1つの開口部をその縁部内に有する少なくとも片眼用のゴーグルであって、放出された眼科用液体が少なくとも1つの開口部を通って少なくとも1つのゴーグル内へと拡散されるように、ハウジングが少なくとも1つのゴーグルに対して配置される、少なくとも片眼用のゴーグルと、(e)眼科用液体を噴霧の形で少なくとも片眼用のゴーグル内に拡散させるように構成された霧化要素とを備え、この方法は、出力弁を作動させて眼科用液体を噴霧の形で少なくとも1つのゴーグル内に拡散させるように、容器の第2の先端を押すステップを更に含む。
本発明のこれら及びその他の実施例は、以下の説明及び特許請求の範囲と関連づけることにより明らかになるであろう。
一度に片眼を治療するための単一のゴーグルを使用する本発明の好ましい一実施例と、バッグオンバルブ医薬容器とを示す全体図である。 薬剤を両眼に同時に適用するために1対のゴーグルを使用する、本発明の更に好ましい実施例を示す概略図である。 上記で説明した単眼及び双眼の適用のいずれかに適用可能であり、従来の手で押され投与量が計量される吸入タイプのエアゾール医薬容器が使用される、図1の実施例の好ましい代替実施例を示す概略図である。 医薬をゴーグル内に分配するために指の圧力を利用するようになされた、本発明のバッグオンバルブ実施例の使用を示す。
本発明の好ましい実施例を、本発明を限定ではなく説明するために提供される添付の図面と関連づけて以下で説明する。同様の参照符号は同様の要素を示す。
本発明は、様々な修正及び代替形態を許容することができ、本発明の具体的な実施例は、例として図面及び詳細な説明において提供される。図面及び詳細な説明は、開示される特定の形態に本発明を限定するものではないことを理解されたい。その代わり、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の精神及び範囲内に含まれる、すべての修正、同等物、及び代替を包含することが意図される。
本発明は、被術者内の眼の障害を治療するための、薬剤の分配装置及び方法に関する。被術者のいずれか一方の眼の周りに嵌るように構成され、少なくとも1つの開口を好ましくはその縁部内部に有する眼用ゴーグルが、被術者に提供される。眼科用液体は、エアゾールタイプの機構を使用して液体を霧化することにより作り出される噴霧の形で、開口から治療される眼に投与される。
この形で医薬を投与する装置及び方法は、医薬が噴射剤と流体連通しないという点で、安全な医薬投与手段を提供する。更に、この形で医薬を投与するシステム及び方法は、正確な投与容量をもたらし、眼の表面上の医薬の滞留時間を延長し、治療効果を高め、服薬遵守率を上昇させ、手の制御が不安定な被術者にとっても使用が簡便である。
流れの方向が単一であることにより、システムを通して容器から送達される、防腐剤を含有しない薬物製剤を使用することが可能になる。
本発明の別の好ましい実施例によれば、眼用のアプリケータは、両眼を同時に治療することができるように1対のゴーグルの形とすることができる。
この発明の好ましい実施例によれば、片眼又は両眼を取り囲むゴーグルは、作り出された噴霧で満たされる。眼は、極めて微細な雲状の粒子を有し(1つ又は複数の)ゴーグル内に収容された、湿潤噴霧内で運ばれる薬剤を受け取る。この発明の装置及び方法は又、眼の外側の外眼部疾患を治療するため、並びにその他の眼の疾患用の、角膜、結膜、及び強膜を通した吸収による眼球内治療を提供するために、適用することができる。
噴霧液滴サイズの中央径の分布は、好ましくは約5μm未満、より好ましくは約2.5μmから約3.5μmの間となるべきである。
次に図1を参照する。図1は、一度に片眼を治療するために単一のゴーグルを使用する、本発明の好ましい一実施例の全体的な概略図を示す。ゴーグル10は好ましくは、治療される眼の周りに適用されるときに被術者の顔のプロファイルと一致するように、ゴム又はプラスチック製の柔軟な縁部11を有する。即ちこれは、治療される眼の周りに閉じられた容積を生み出す。ゴーグルは、好ましくはその縁部の下方、内側、又は外側内に、開口又は開口部を有し、そこで薬剤分配容器12が、ゴーグルに取り付けられる。一般に、縁部内の開口部は、薬剤が使用者のゴーグル窓からの視野を遮らずにゴーグルの内部容積内に入ることを可能にすること、及び、薬剤が使用者の眼に向かう直線方向以外の方向で入ることを促進することが意図される。ただし縁部という用語は、ゴーグルの任意の周縁部分に当てはまると理解することができ、従って本出願では、そのように使用及び特許請求され、ゴーグルの外側縁部に限定されるものではないことを理解されたい。開口部又は取付け地点付近の向かい側には、薬剤出口から放出される薬剤のスプレーを分散させ、それを微細な噴霧としてゴーグル14の内側容積全体に拡散させるように、バッフル13が任意で位置決めされている。バッフルは、好ましくは、連続的なシートの形とすることができ、又は多数の微細な穴を有することができる。或いは、及び好ましくは、容器の弁の出口ノズルは、薬剤を直接、噴霧の形で放出するように構成することができる。噴霧は、分配動作が使用者にとっていかなる不快感も伴わないように、眼の前面に直接送られずにゴーグル内の内部空間を満たすことに留意されたい。
ゴーグルは、すべての側(即ち外側、内側、上方、及び下方)から封止されてチャンバを形成し、そのため噴霧が、割当てられた空間内にある間は蒸発しないことが分かる。本発明は、ゴーグル上のそのような排出口の、サイズ及び位置に依存しない。薬剤がゴーグル容積内で、眼の表面を取り囲む噴霧の形で分配されることが理想的である。そのようなバッグ又は弁の口部は、噴霧状の形の成分をチャンバ内に放出するように、1つ又は複数の穴を有することができる。排出口及びそれに関連づけられたバッフルは、噴霧がゴーグルの取り囲まれた空間全体に均一に分散させられることが可能になるようにして、位置決めされる。
薬剤は、好ましくは、計量された投与量のバッグオンバルブ容器内に収容される。そのような容器は、「2室キャニスタ」又は「二重チャンバキャニスタ」であり、これらの用語はいずれも、噴射剤を眼科用液体と別に保管することを可能にするキャニスタを示すために使用される。これは、噴射剤が、眼科用液体と物理的又は化学的に反応せず、ゴーグルの内部容積内に入らず、従って眼と接触しないことを意味する。そのようなキャニスタの例は、米国特許第5,211,316号、同第3,581,941号、及び同第3,731,854に示されている。
図1に、薬剤を収容するバッグ15が示されている。バッグは、好ましくは、薬剤の安全な保管を保証するためのいくつかの層を有する、FDAに認可された積層アルミニウムのバッグとすることができる。そのようなバッグは、特に空気、光、又は気候変化への露出に敏感な、液体薬物とともに使用するのに適しており、且つ、内容物の無菌性を維持する。バッグの頂部には、気密連結された弁アセンブリ16があり、弁アセンブリ16は、アダプタヘッド17によってアイカップ(ゴーグル)に連結され、アダプタヘッド17は、好ましくはエアゾール作動装置として動作することができる。アダプタヘッド17は好ましくは、その装置の基部にかかる圧力により弁アセンブリを作動させて1回分の投与量の医薬を放出するようなやり方で、装置をゴーグルに取り付けることができる。図1に概略的に示されるアダプタヘッド及び弁アセンブリの機構は、ゴーグルの縁部への装置の連結によって弁アセンブリの作動が妨げられないような機構でなければならない。即ち図1は、ゴーグルへの薬剤分配容器の連結をどのように構成し、弁アセンブリの作動をどのように生じさせるかについての、決定的な工学的解決となることは意図されず、特許請求される本発明は、図1に示される構成に限定されるものではない。即ち、例えば、容器を単にノズル自体によって取り付けることもできるが、これには、一般に使用されるエアゾール弁及びノズル設計の修正が必要となる。というのもエアゾールのノズルは一般に、弁アセンブリに解放可能に取り付けられるからである。
弁アセンブリは又、エアゾールを作動する毎に所定量の薬剤を分配するために、好ましくは計量弁を備えることができる。噴射剤ガス18が、積層バッグ15と外側容器12との間の空間内で圧縮される。即ち、噴射剤ガスと積層バッグ内の薬剤とは、完全に分離される。更に、装置の一方向流動作により、薬剤バッグ内への逆流汚染が生じないことが保証される。これら両方の特徴の結果として、潜在的に有害な防腐剤を薬剤に入れる必要がなくなり、又は制限される。
医薬を正圧下で本発明の装置内に保存することは又、不安定な分子を含有する薬剤にとって有利な効果を有することがある。正圧は、そのような分子を安定化させる効果を有することがある。
バッグには、使用者/患者への分配が必要とされる、必要量の医薬が充填される。弁は、ゴーグルの1つ又は複数の開口内に固定され、又は挿入される。弁は、最小限の力による医薬の放出を可能にするように、可撓性の膜を組み込むことができ、一般に、高齢者又は力の弱い人にとって動作が容易になるように選択される。弁の出口ノズルは、好ましくは多孔性とすることができ、それによって、成分がシャワー状のスプレーとして放出されて、(1つ又は複数の)ゴーグルの閉じた空間内及び(1つ又は複数の)眼の表面上に噴霧を作り出す。更に、排出口は、眼の表面に向けられない。この場合も本発明は、そのような弁又はバッグのサイズ、位置、及び作りに依存しない。使用者がシステムを作動すると、バッグ内に収容された医薬成分は、ゴーグルの内部容積内で眼の周囲の空気内に均一に分散する。この医薬成分の分散は、雑音を伴わずジェット状でないので、眼は反射によって閉じられず、通常のまばたきの課程によって最適な量の薬剤が眼の表面上に分散される。
噴射剤は、圧縮空気、窒素、二酸化炭素、ブタン、プロパン、又は任意のその他の適当なガスとすることができる。別の実施例によれば、噴射剤は、炭化水素の混合物である。この実施例によれば、炭化水素は、ブタン及びプロパンとすることができる。
噴霧液滴サイズの質量中央径の分布は、好ましくは約5μm未満であり、より好ましくは約2.5μmから約3.5μmの間である。噴霧は、可能な限り雑音のないやり方で発生される。
具体的な一実施例によれば、出口及び計量弁は、噴霧又は霧を形成する、微細な雲状の粒子を作り出すように設計される。噴霧が使用される毎に、精密に測定された、所定の、又は「計量された」量の医薬品が放出されて、眼と接触する。
眼科用液体は、眼の治療用に指定された、任意の医薬組成物とすることができる。
作動装置が押下されると、計量弁が開き、精密に測定された量の眼科用液体が、出口からゴーグルの内部容積内に放出される。眼科用液体の拡散は、均一な噴霧の形であり雑音を伴わないので、眼は閉じられず、活性成分は、通常のまばたきにより助けられて眼の表面全体に完全に到達し分散する。
次に図2を参照する。図2は、薬剤を両眼に同時に適用するために1対のゴーグル20を使用する、本発明の更に好ましい実施例を概略的に示す。両目を覆うためにゴーグルの内部容積全体の内部に医薬噴霧を供給するために、1つのバッグオンバルブ分配装置21が好ましくは使用される。或いは及び好ましくは、1つの装置をそれぞれの眼に使用することができる。図2には、外側容器の基部がハウジングから突出しており、この基部上の圧力22により弁アセンブリが作動されて投与量を送達する、実施例が示されている。出力ノズル24及び霧化バッフル25が、ゴーグル内に示されている。
次に図3を参照する。図3は、図1の実施例の好ましい一代替実施例を概略的に示す。バッグオンバルブ容器の代わりに、従来の手で動作させられる、投与量が計量される吸入タイプの容器30を使用することができる。そのような容器は一般に、エアゾールであり、弁が押下されるときに医薬が吐出されることを可能にする噴射剤を収容する。従ってこの実施例は、医薬と噴射剤の完全な隔離に関する、図1のバッグオンバルブの実施例の利点を享受しない。ただし、図1の実施例のその他の利点は、図3の実施例でも有効である。図3は、使用者がどのように装置を保持し、単に手の圧力のみによって作動することができるかを示す。正確な量の医薬の分配を保証するために、この実施例には、好ましくは投与量監視弁が使用される。
次に、図4を参照する。図4は、図3の実施例の好ましい更なる一実施例を概略的に示しており、この実施例では、バッグオンバルブ40が使用者に対して露出され、使用者は1回分の投与量の医薬をバッグオンバルブから放出するために、単に指の圧力のみを加える。
本発明は、そのような特殊化されたゴーグルの、サイズ、位置、及び設計に依存しない。本発明は、1つ又は複数のゴーグル内の開口の、サイズ、位置、及び設計に依存しない。本発明は、噴霧発生器出口のサイズ、位置、及び設計に依存しない。
「治療する」及び「治療すること」という用語は、上記で説明したような病的状態の、予防、緩和、改善、停止、抑制、進行の減速又は後退、或いは重篤度の低減を含む。従ってこれらの方法は、必要に応じて、医療治療的(急性)、予防的(予防)、及び姑息的投与を含むことができる。
1つ又は複数の「ゴーグル」という用語は、噴霧を片眼又は両眼付近に閉じこめるための、任意の適当な手段を示すために使用される。本発明によれば、プラスチック、ビニル系樹脂、複合材料などを含むがそれらに限定されない、任意の様々な適当な材料を使用してゴーグルを製作することができる。この発明のゴーグルは又、ダイビング用ゴーグル、水泳用ゴーグル、アイカップ、眼鏡など、予め形成されたゴーグルを改造して製作することができる。ゴーグルは、弾性バンド又は耳支持部材を使用して、眼の周りに固定することができる。好ましい実施例によれば、ゴーグルは、それぞれの眼を別々のやり方で取り囲む。これによって、それぞれの眼を別々に治療することが可能になる。
噴射剤は、圧縮空気、窒素、二酸化炭素、ブタン、プロパンなどからなる群から選択されるが、それらに限定されない。ただし一実施例によれば、噴射剤は圧縮空気である。別の実施例によれば、噴射剤は炭化水素の混合物である。この実施例によれば、炭化水素はブタン及びプロパンとすることができる。
本発明の好ましい実施例を図示及び説明してきたが、本発明はこれらの実施例のみに限定されないことは明らかなはずである。添付の特許請求の範囲に記載される本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、多数の修正、変更、変形、代用、及び同等物が、当業者に明らかになるであろう。

Claims (42)

  1. 眼科用液体を被術者の少なくとも片眼に適用するための装置であって、前記眼科用液体を収容する可撓性バッグと、前記可撓性バッグの一方の先端にある出力弁アセンブリと、前記可撓性バッグを取り囲む外側容器であって、前記出力弁アセンブリが作動されるとき眼科用液体が前記可撓性バッグから放出されるように、噴射剤ガスを正圧下で収容する外側容器と、少なくとも1つの開口部をその縁部内に有する少なくとも片眼用のゴーグルであって、前記放出された眼科用液体が前記少なくとも1つの開口部を通って前記少なくとも1つのゴーグル内へと送られるように、前記外側容器が前記少なくとも1つのゴーグルに対して配置される、少なくとも片眼用のゴーグルと、前記眼科用液体を噴霧の形で前記少なくとも片眼用のゴーグル内に拡散させるように構成された霧化要素とを備える装置。
  2. 前記放出された眼科用液体が、前記眼の表面に対して、一般に外側、内側、上方、及び下方方向のうちのいずれか一方向で、前記少なくとも1つのゴーグル内へと送られる、請求項1に記載の装置。
  3. 前記放出された眼科用液体が、前記眼の表面に直接向かう方向と実質的に異なる方向で、前記少なくとも1つのゴーグル内へと送られる、請求項1に記載の装置。
  4. 前記霧化要素は、前記眼科用液体が放出後にバッフル上に衝突するように、前記少なくとも1つのゴーグルの容積内に配置されたバッフルである、請求項1から3までのいずれかに記載の装置。
  5. 前記霧化要素は、前記眼科用液体が前記霧化要素内を通過するとき前記噴霧として拡散されるように、前記出力弁アセンブリに組み込まれた要素である、請求項1から3までのいずれかに記載の装置。
  6. 前記出力弁アセンブリが、前記眼科用液体の計量された投与量を放出するように構成される、請求項1から5までのいずれかに記載の装置。
  7. 前記噴射剤が、圧縮空気、窒素、二酸化炭素、ブタン、プロパン、及び炭化水素の混合物からなる群から選択される、請求項1から6までのいずれかに記載の装置。
  8. 前記眼科用液体が前記噴射剤と接触しない、請求項1から7までのいずれかに記載の装置。
  9. 前記眼科用液体が防腐剤を含有しない、請求項8に記載の装置。
  10. 前記可撓性バッグが積層バッグを含む、請求項1から9までのいずれかに記載の装置。
  11. 前記少なくとも片眼用のゴーグルが、前記眼科用液体を前記被術者の両眼に適用することができるような1対の眼用ゴーグルである、請求項1から10までのいずれかに記載の装置。
  12. 眼科用液体を被術者の少なくとも片眼に適用するための装置であって、前記眼科用液体を収容する可撓性バッグと、前記可撓性バッグの一方の先端にある出力弁アセンブリと、少なくとも1つの開口部をその縁部内に有する少なくとも片眼用のゴーグルであって、前記放出された眼科用液体が前記少なくとも1つの開口部を通って前記少なくとも1つのゴーグル内へと送られるように、外側容器が前記少なくとも1つのゴーグルに対して配置される、少なくとも片眼用のゴーグルと、前記眼科用液体を噴霧の形で前記少なくとも片眼用のゴーグル内に拡散させるように構成された霧化要素とを備え、前記可撓性バッグは、圧搾されるときに、前記眼科用液体の1回分の投与量を噴霧の形で前記少なくとも1つのゴーグル内に拡散するように構成される装置。
  13. 前記放出された眼科用液体が、前記眼の表面に対して、一般に外側、内側、上方、及び下方方向のうちのいずれか一方向で、前記少なくとも1つのゴーグル内へと送られる、請求項12に記載の装置。
  14. 前記放出された眼科用液体が、前記眼の表面に直接向かう方向と実質的に異なる方向で、前記少なくとも1つのゴーグル内へと送られる、請求項12に記載の装置。
  15. 前記霧化要素は、前記眼科用液体が放出後にバッフル上に衝突するように、前記少なくとも1つのゴーグルの容積内に配置されたバッフルである、請求項12から14までのいずれかに記載の装置。
  16. 前記霧化要素は、前記眼科用液体が前記霧化要素内を通過するとき前記噴霧として拡散されるように、前記出力弁アセンブリに組み込まれた要素である、請求項12から14までのいずれかに記載の装置。
  17. 前記出力弁アセンブリが、前記眼科用液体の計量された投与量を放出するように構成される、請求項12から16までのいずれかに記載の装置。
  18. 前記眼科用液体が防腐剤を含有しない、請求項12から17までのいずれかに記載の装置。
  19. 前記可撓性バッグが積層バッグを含む、請求項12から18までのいずれかに記載の装置。
  20. 前記少なくとも片眼用のゴーグルが、前記眼科用液体を前記被術者の両眼に適用することができるような1対の眼用ゴーグルである、請求項12から19までのいずれかに記載の装置。
  21. 被術者の眼に、眼科用液体を適用するための装置であって、前記眼科用液体及び噴射剤ガスを収容する剛性容器と、前記剛性容器の第1の先端にある出力弁と、前記剛性容器の第2の先端にかかる圧力により、前記出力弁が作動され前記剛性容器から眼科用液体が放出されるように、前記剛性容器が内部に配置されたハウジングと、少なくとも1つの開口部をその縁部内に有する、少なくとも片眼用のゴーグルであって、前記放出された眼科用液体が前記少なくとも1つの開口部を通って前記少なくとも1つのゴーグル内へと送られるように、前記ハウジングが前記少なくとも1つのゴーグルに対して配置される、少なくとも片眼用のゴーグルと、前記眼科用液体を噴霧の形で、前記少なくとも片眼用のゴーグル内に拡散させるように構成された霧化要素とを備える装置。
  22. 前記放出された眼科用液体が、前記眼の表面に対して、一般に外側、内側、上方、及び下方方向のうちのいずれか一方向で、前記少なくとも1つのゴーグル内へと送られる、請求項21に記載の装置。
  23. 前記放出された眼科用液体が、前記眼の表面に直接向かう方向と実質的に異なる方向で、前記少なくとも1つのゴーグル内へと送られる、請求項21に記載の装置。
  24. 前記霧化要素は、前記眼科用液体が放出後にバッフル上に衝突するように、前記少なくとも1つのゴーグルの容積内に配置されたバッフルである、請求項21から23までのいずれかに記載の装置。
  25. 前記霧化要素は、前記眼科用液体が前記霧化要素内を通過するとき前記噴霧として拡散されるように、前記出力弁アセンブリに組み込まれた要素である、請求項21から23までのいずれかに記載の装置。
  26. 前記出力弁アセンブリが、前記眼科用液体の計量された投与量を放出するように構成される、請求項21から25までのいずれかに記載の装置。
  27. 前記眼科用液体が防腐剤を含有しない、請求項21から26までのいずれかに記載の装置。
  28. 前記可撓性バッグが積層バッグを含む、請求項21から27までのいずれかに記載の装置。
  29. 前記少なくとも片眼用のゴーグルが、前記眼科用液体を前記被術者の両眼に適用することができるような1対の眼用ゴーグルである、請求項21から28までのいずれかに記載の装置。
  30. 眼科用液体を被術者の少なくとも片眼に適用する方法において、分配装置を提供するステップを含み、前記分配装置が、前記眼科用液体を収容し、先端に出力弁アセンブリを有する可撓性バッグと、前記可撓性バッグを取り囲み、噴射剤ガスを正圧下で収容する外側容器と、少なくとも1つの開口部を有する少なくとも片眼用のゴーグルであって、前記放出された眼科用液体が前記少なくとも1つの開口部を通って前記少なくとも1つのゴーグル内へと送られるように、前記外側容器が前記少なくとも1つのゴーグルに対して配置される、少なくとも片眼用のゴーグルと、前記眼科用液体を前記少なくとも片眼用のゴーグル内で噴霧の形で拡散する霧化要素とを備え、前記方法が更に、眼科用液体が前記可撓性バッグから前記少なくとも1つのゴーグル内へと放出されるように、前記弁アセンブリを作動させるステップを含む方法。
  31. 前記眼科用液体が防腐剤を含有しない、請求項30に記載の眼科用液体の適用方法。
  32. 前記放出された眼科用液体が、前記眼の表面に対して、一般に外側、内側、上方、及び下方方向のうちのいずれか一方向で、前記少なくとも1つのゴーグル内へと送られる、請求項30に記載の眼科用液体の適用方法。
  33. 前記放出された眼科用液体が、前記眼の表面に対する垂直方向と実質的に異なる方向で、前記少なくとも1つのゴーグル内へと送られる、請求項30に記載の眼科用液体の適用方法。
  34. 前記霧化要素は、前記眼科用液体が放出後にバッフル上に衝突するように、前記少なくとも1つのゴーグルの容積内に配置されたバッフルである、請求項30から33までのいずれかに記載の眼科用液体の適用方法。
  35. 前記霧化要素は、前記眼科用液体が前記要素内を通過するとき前記噴霧として拡散されるように、前記出力弁アセンブリに組み込まれた要素である、請求項30から33のいずれかに眼科用液体の適用方法。
  36. 前記出力弁アセンブリが、前記眼科用液体の計量された投与量を放出するように構成される、請求項30から35までのいずれかに記載の眼科用液体の適用方法。
  37. 前記噴射剤が、圧縮空気、窒素、二酸化炭素、ブタン、プロパン、及び炭化水素の混合物からなる群から選択される、請求項30から36までのいずれかに記載の眼科用液体の適用方法。
  38. 前記眼科用液体が前記噴射剤と接触しない、請求項30から37までのいずれかに記載の眼科用液体の適用方法。
  39. 前記可撓性バッグが積層バッグを含む、請求項30から38までのいずれかに記載の眼科用液体の適用方法。
  40. 前記少なくとも片眼用のゴーグルが、前記眼科用液体を前記被術者の両眼に適用することができるような1対の眼用ゴーグルである、請求項30から39までのいずれかに記載の眼科用液体の適用方法。
  41. 眼科用液体を被術者の少なくとも片眼に適用する方法において、分配装置を提供するステップを含み、前記分配装置が、前記眼科用液体を収容し、先端に出力弁アセンブリを有する可撓性バッグと、少なくとも1つの開口部を有する少なくとも片眼用のゴーグルであって、前記放出された眼科用液体が前記少なくとも1つの開口部を通って前記少なくとも1つのゴーグル内へと送られるように、前記外側容器が前記少なくとも1つのゴーグルに対して配置される、少なくとも片眼用のゴーグルと、前記眼科用液体を噴霧の形で前記少なくとも片眼用のゴーグル内に拡散させるように構成された霧化要素とを備え、前記方法が更に、前記出力弁アセンブリが作動され眼科用液体が噴霧の形で前記少なくとも1つのゴーグル内に拡散されるように、前記可撓性バッグを圧搾するステップを含む方法。
  42. 眼科用液体を被術者の少なくとも片眼に適用する方法において、分配装置を提供するステップを含み、前記分配装置が、前記眼科用液体及び噴射剤ガスを収容する剛性容器と、前記剛性容器の第1の先端にある出力弁と、前記剛性容器が内部に配置されたハウジングと、少なくとも1つの開口部をその縁部内に有する、少なくとも片眼用のゴーグルであって、前記放出された眼科用液体が前記少なくとも1つの開口部を通って前記少なくとも1つのゴーグル内へと送られるように、前記ハウジングが前記少なくとも1つのゴーグルに対して配置される、少なくとも片眼用のゴーグルと、前記眼科用液体を噴霧の形で、前記少なくとも片眼用のゴーグル内に拡散させるように構成された霧化要素とを備え、前記方法が更に、前記出力弁を作動し眼科用液体を噴霧の形で前記少なくとも1つのゴーグル内に拡散させるように、前記容器の第2の先端上を押すステップを含む方法。
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