JP2000279517A - 点眼具 - Google Patents

点眼具

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JP2000279517A
JP2000279517A JP11086239A JP8623999A JP2000279517A JP 2000279517 A JP2000279517 A JP 2000279517A JP 11086239 A JP11086239 A JP 11086239A JP 8623999 A JP8623999 A JP 8623999A JP 2000279517 A JP2000279517 A JP 2000279517A
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eye drop
supply pipe
pressurizing
holder
volume
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JP11086239A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Shiono
浩光 塩野
Atsutoshi Oota
淳稔 太田
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Santen Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Santen Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】顔を前に向けたままでも目薬を投与することが
できるとともに、毎回の目薬の投与量をほぼ一定にする
ことができ、しかも、防腐剤を添加しない状態での使用
期間の長期化、又は、防腐剤の添加量の削減を図ること
も可能となる点眼具を提供する。 【解決手段】ホルダーH内の目薬供給流路Lの一部を、
弾性変形可能な供給パイプ5から構成する。ホルダーH
に、供給パイプ5を外方から加圧して圧縮する加圧操作
手段6と、加圧操作手段6の加圧操作量が所定量に達し
たとき、それ以上の加圧操作を規制する操作量設定手段
8とを設ける。目薬供給流路Lの供給パイプ5よりも下
流側に逆止弁3を設ける。逆止弁3の開弁作動によって
吐出口2から外部に吐出される目薬の液量に相当する容
積分だけ目薬収納部1の容積を減少する容積減少手段7
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顔を前に向けたま
まで目薬を投与することが可能な点眼具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な点眼具としては、液状の目薬を
収納する合成樹脂製の容器に、目薬を滴下するための滴
出口を備えた滴出栓を設けたものが汎用されている。こ
の点眼具は、顔を上に向けて上方から目薬を投与する形
態であるが、使用者にとって好みに合った様々な点眼具
の開発も要望されている。その一つが、顔を前に向けた
ままで横から目薬を投与する形態の点眼具である。そこ
で、このような要望に応える点眼具として、従来では、
液状の目薬を収納する容器の口部に、ほぼTの字状の流
路を備え、かつ、該Tの字状流路を構成する水平流路部
分の一端側の開口を吐出口に構成してある噴霧本体を、
前記Tの字状流路を構成する縦流路部分の下端側が容器
内に開口する状態で装着するとともに、前記噴霧本体に
は、水平流路部分の他端側の開口から一端側の吐出口に
向かって空気を圧送することにより、Tの字状流路の縦
流路部分内にエゼクタ作用によって吸引力を発生させる
球状のゴム製の空気加圧操作体を取付け、更に、前記縦
流路部分の下端側開口部には、容器内の底面近傍で開口
する導管を連通接続するとともに、容器内の空気溜り部
と外部とを連通する連通手段を設けたものが提案されて
いる(例えば、実開昭63−146653号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の点眼具によれ
ば、前記空気加圧操作体を挟圧操作して該空気加圧操作
体内の空気を吐出口に向かって圧送することにより、容
器内の薬液が導管及びTの字状流路の縦流路部分を通し
て吸引され、薬液が噴霧本体の吐出口から霧化状態で噴
出されるから、顔を前面に向けた形態でも使用すること
ができるものの、前記空気加圧操作体の挟圧操作量及び
操作速度が操作の度に大きく変動するため、それに連れ
て一回当りの薬液の投与量も大きく変動する問題があ
る。また、前記空気加圧操作体に対する挟圧操作力を解
除すると、該空気加圧操作体がそれ自体の弾性復元力で
元の球状に復帰し、それに連れて噴霧本体の吐出口から
Tの字状流路の水平流路部分を通して空気加圧操作体内
に外気が再び導入されると同時に、噴出した目薬の液量
に相当する外気が容器内の空気溜り部に吸入される。こ
の吸入される外気自体は目に常々触れている気体であ
り、外気の吸入自体が実際の使用に大きな支障を与える
ものではないが、外気中の雑菌の繁殖を防止するため防
腐剤を添加する処置がなされている。
【0004】本発明は、上記の実情に鑑みて為されたも
のであって、その主たる課題は、目薬の吐出構造を工夫
することにより、顔を前に向けたままでも目薬を投与す
ることができるとともに、毎回の目薬の投与量をほぼ一
定にすることができ、しかも、防腐剤を添加しない状態
での使用期間の長期化、又は、防腐剤の添加量の削減を
図ることも可能となる点眼具を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
点眼具の特徴構成は、目薬収納部が装着されるホルダー
内で、かつ、前記目薬収納部からホルダーの吐出口にま
で形成される目薬供給流路の一部を、弾性変形可能な供
給パイプから構成するとともに、前記ホルダーに、前記
供給パイプを外方から加圧して圧縮する加圧操作手段
と、該加圧操作手段の加圧操作量が所定量に達したと
き、それ以上の加圧操作を規制する操作量設定手段とを
設け、更に、前記目薬供給流路の供給パイプよりも下流
側には、前記供給パイプの加圧圧縮操作に連れて上昇す
る目薬の圧力により、閉弁側への弾性復帰力に抗して開
弁作動する逆止弁を設けるとともに、この逆止弁の開弁
作動によって前記吐出口から外部に吐出される目薬の液
量に相当する容積分だけ前記目薬収納部の容積を減少す
る容積減少手段を設けてある点にある。上記特徴構成に
よれば、前記加圧操作手段を加圧操作すると、供給パイ
プの加圧圧縮操作に連れて逆止弁が開弁作動し、供給パ
イプ内の目薬が吐出口側に押し出されてその勢いで吐出
口から目薬が噴出状態で吐出するから、目薬を横方向に
吐出させることができる。しかも、前記操作量設定手段
により、加圧操作手段による加圧操作量を確実に所定量
で停止することができるから、供給パイプを毎回一定量
だけ加圧圧縮することができ、従って、供給パイプ内か
ら吐出口側に押し出される目薬の液量を毎回ほぼ一定と
することができるから、前記吐出口から外部に吐出する
目薬の液量も毎回ほぼ一定とすることができる。また、
前記供給パイプ内から吐出口側に目薬が押し出された後
は、逆止弁が閉弁側への弾性復帰力で閉弁作動して目薬
供給流路が閉じられるとともに、容積減少手段により、
目薬収納部の容積が吐出口から外部に吐出された目薬の
液量に相当する容積分だけ減少するから、吐出口から外
部に吐出された目薬の液量に相当する容積分を補うため
に目薬収納部内に外気が吸引されることがない。それ故
に、顔を前に向けたままでも目薬を投与することができ
るとともに、毎回の目薬の投与量をほぼ一定にすること
ができる。しかも、外気が吸引されることがないから、
それだけ殺菌が繁殖する可能性が低く、例えば、吐出口
から外部に吐出された目薬の液量に相当する容積分の外
気を吸引する点眼具に比して、目薬に防腐剤を添加しな
い状態での使用期間を長期化することができ、また、目
薬に防腐剤を添加する場合でも、防腐剤の添加量の削減
を図ることができる。
【0006】本発明の請求項2による点眼具の特徴構成
は、前記加圧操作手段が、前記ホルダーに形成された受
止め面と、該受止め面との間で供給パイプを加圧圧縮す
る押圧操作部材とから構成されているとともに、前記操
作量設定手段が、前記押圧操作部材の押圧面と受止め面
との対向間隔が所定間隔となったとき、それ以上の押圧
操作部材の押圧操作を接当阻止する操作規制部から構成
されている点にある。上記特徴構成によれば、前記押圧
操作部材を操作規制部に接当するまで押圧操作すると、
ホルダーに形成された受止め面と押圧操作部材の押圧面
との間で、供給パイプが毎回一定量だけ加圧圧縮される
ものであり、押圧操作部材に対する操作規制部の接当位
置を変更して押圧操作部材の押圧面と受止め面との対向
間隔を変更することにより、供給パイプの加圧圧縮量を
変えることができる。従って、前記押圧操作部材に対す
る操作規制部の接当位置を変更するという簡単な構造の
変更により、加圧操作手段の加圧操作により吐出口から
外部に吐出する毎回の目薬の液量が仕様毎に異なる複数
種の点眼具を安価に製造することができる。
【0007】本発明の請求項3による点眼具の特徴構成
は、前記押圧操作部材の押圧操作に連れて、前記供給パ
イプが径方向内方に弾性変形するように構成されている
点にある。上記特徴構成によれば、前記押圧操作部材の
押圧面の面積を変更すると、供給パイプの径方向内方へ
の弾性変形量が変動し、これにより供給パイプの加圧圧
縮量を変えることができる。従って、前記押圧操作部材
の押圧面の面積を変更するという簡単な構造の変更によ
り、加圧操作手段の加圧操作により吐出口から外部に吐
出する毎回の目薬の液量が仕様毎に異なる複数種の点眼
具を安価に製造することができる。
【0008】本発明の請求項4による点眼具の特徴構成
は、前記目薬収納部が、前記目薬供給流路に連通接続さ
れる注液口部を備えた保形性のある筒状ケース部と、該
筒状ケース部内に液密状態で内嵌する可動底板とから構
成されているとともに、前記容積減少手段が、前記供給
パイプの弾性復元に伴う目薬供給流路での減圧に連れ
て、前記筒状ケース部の容積を減少する側に摺動し、か
つ、前記加圧操作手段による供給パイプの加圧操作時に
は、前記筒状ケース部の容積を増大する側への摺動を阻
止するように設定された前記可動底板をもって構成され
ている点にある。上記特徴構成によれば、前記加圧操作
手段による供給パイプの加圧操作時に、供給パイプの加
圧圧縮操作に連れて上昇する目薬の圧力が可動底板に作
用しても、筒状ケース部の容積を増大する側への可動底
板の摺動は阻止されるから、目薬供給流路から筒状ケー
ス部内に目薬が押し出されることがなく、供給パイプ内
の目薬を吐出口側に確実に押し出すことができるととも
に、供給パイプの弾性復元に伴う目薬供給流路での減圧
に連れて、可動底板は筒状ケース部の容積を減少する側
に摺動するから、吐出口から外部に吐出される目薬の液
量に相当する容積分の目薬を目薬供給流路に筒状ケース
内から補給することができる。それ故に、目薬を投与す
るにあたって、前記容積減少手段を構成する可動底板を
人為的に操作することなく、この可動底板を、加圧操作
手段による供給パイプの加圧操作に対して摺動阻止させ
たり、供給パイプの弾性復元に伴って筒状ケース部の容
積を減少する側に摺動させたりできるから、取り扱いの
容易化を図ることができる。
【0009】本発明の請求項5による点眼具の特徴構成
は、前記目薬収納部が、前記目薬供給流路に連通接続さ
れる注液口部を備えた合成樹脂製の袋から構成されてい
るとともに、前記容積減少手段が、前記供給パイプの弾
性復元に伴う目薬供給流路での減圧に連れて収縮変形
し、かつ、前記加圧操作手段による供給パイプの加圧操
作時には、容積を一定又はほぼ一定に維持するように設
定された前記袋をもって前記容積減少手段が構成されて
いる点にある。上記特徴構成によれば、前記加圧操作手
段による供給パイプの加圧操作時に、供給パイプの加圧
圧縮操作に連れて上昇する目薬の圧力が袋に作用して
も、この袋の容積は一定又はほぼ一定に維持されるか
ら、目薬供給流路から袋内に目薬が全く又は殆ど押し出
されることがなく、可動底板の供給パイプ内の目薬を吐
出口側に確実に押し出すことができるとともに、供給パ
イプの弾性復元に伴う目薬供給流路での減圧に連れて袋
は収縮変形するから、吐出口から外部に吐出される目薬
の液量に相当する容積分の目薬を目薬供給流路に袋内か
ら補給することができる。それ故に、目薬を投与するに
あたって、前記容積減少手段を構成する袋を人為的に操
作することなく、この袋の容積を、加圧操作手段による
供給パイプの加圧操作に対して一定又はほぼ一定に維持
させたり、袋を供給パイプの弾性復元に伴って収縮変形
させたりできるから、取り扱いの容易化を図ることがで
きる。しかも、袋をもって容積減少手段が構成されてい
るから、その構造が極めて簡素であり、点眼具の製造コ
ストの低廉化を図ることができる。
【0010】本発明の請求項6による点眼具の特徴構成
は、前記ホルダーに、前記目薬供給流路に連通接続され
る目薬収納部を脱着自在に収納する収納室が形成されて
いる点にある。上記特徴構成によれば、目薬収納部の目
薬を使い切った場合或いは残り少なくなった場合、その
目薬収容部をホルダーの収納室から取り出し、新たに未
使用の目薬収納部を目薬供給流路に連通接続した状態で
ホルダーの収納室内に収納することにより、目薬収納部
の交換に際して、ホルダーは繰り返し使用することがで
き、廃棄物の少量化を図ることができる。しかも、前記
目薬収納部はホルダーの収納室内に収納されるから、カ
バンやポケット等に入れて携帯しても目薬収納部が他物
に引っ掛かって目薬供給流路から外れる虞がほとんどな
く、従って、携帯に際しての取り扱いが容易である。
【0011】本発明の請求項7による点眼具の特徴構成
は、前記加圧操作手段が、前記ホルダーを把持した手指
で操作可能に構成されている点にある。上記特徴構成に
よれば、前記ホルダーを把持した手指で、そのまま加圧
操作手段を加圧操作できるから、目薬の投与を迅速に行
なうことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1〜図3は、
本発明の点眼具の第1実施形態を示し、液状の目薬を収
納する目薬収納部1が装着される合成樹脂製のホルダー
H内で、かつ、この目薬収納部1からホルダーHのノズ
ル状の吐出口2まで形成される目薬供給流路Lを、吐出
口2を備えた管状の合成樹脂製の吐出ケース4と、該吐
出ケース4の受液口部4aに連通接続された弾性変形可
能な合成ゴム製のL字状の供給パイプ5とから構成する
とともに、この供給パイプ5に目薬収納部1の注液口部
1aを脱着自在に連通接続してある。つまり、前記目薬
供給流路Lの一部を、弾性変形可能な供給パイプ5から
構成するとともに、目薬供給流路Lを構成する吐出ケー
ス4及び供給パイプ5内に目薬が充満状態で充填されて
いる。
【0013】更に、前記ホルダーHには、供給パイプ5
のうち、吐出ケース4に連続する水平部分を上方外方か
ら加圧操作して、この供給パイプ5を加圧圧縮する加圧
操作手段6と、該加圧操作手段6の加圧操作量が所定量
に達したとき、それ以上の加圧操作を規制する操作量設
定手段8とが設けられている。
【0014】また、前記目薬供給流路Lの供給パイプ5
よりも下流側となる吐出ケース4内には、目薬供給流路
Lを供給パイプ5よりも下流側で開閉可能な逆止弁3が
設けられており、この逆止弁3の閉弁状態で、加圧操作
手段6を加圧操作して供給パイプ5を加圧圧縮すると、
供給パイプ5の加圧圧縮操作に連れて該供給パイプ5内
の容積が減少し、この容積の減少分だけ、逆止弁3より
も上流側の目薬供給流路L1の目薬の液圧が上昇するよ
うに構成してある。そして、この供給パイプ5の加圧圧
縮操作に連れて上昇する目薬の圧力(以下液圧と称す
る)により、逆止弁3が閉弁側への弾性復帰力に抗して
開弁作動するように構成してある。
【0015】前記逆止弁3は、吐出ケース4の内周面
に、受液口部4aの開口側に向かって窄み形成され、か
つ、その中心部に受液口部4aの開口と連通する円孔3
aを形成してある円錐台状のテーパー面3bと、吐出ケ
ース4内のうち、テーパー面3bよりも吐出口2側に設
けられ、かつ、前記円孔3aの直径よりも大径の球体3
cと、該球体3cを円孔3a側に弾性付勢するコイルス
プリング3dと、吐出ケース4の内周面に突出形成さ
れ、コイルスプリング3dの付勢反力を受け止める環状
の受止め部3eとから構成してある。
【0016】そして、図2に示すように、前記供給パイ
プ5の加圧圧縮操作に連れて目薬の液圧が上昇すると、
この液圧により、球体3cがコイルスプリング3dの弾
性復帰力(弾性付勢力)に抗してテーパー面3bから離
間して円孔3aが開口し、それに伴って吐出口2と受液
口部4aの開口とが連通して目薬供給流路Lが開放され
るものであり、この状態が、逆止弁3を閉弁側への弾性
復帰力に抗して開弁作動させた状態である。
【0017】また、図1に示すように、前記逆止弁3の
開弁作動により、供給パイプ5内の目薬が吐出口2側に
押し出されると、供給パイプ5内の目薬の液圧が低下し
て、コイルスプリング3dの弾性復帰力で、球体3cが
テーパー面3bに対して円孔3aを塞ぐ状態に押し付け
られ、それに伴って目薬供給流路Lが閉じられるもので
あり、この状態が、逆止弁3を閉弁側への弾性復帰力に
より閉弁作動させた状態であり、これにより吐出口2か
らの目薬の吐出が阻止される。
【0018】尚、前記目薬収納部1に備えられた注液口
部1aの流路1bの最小内径は、供給パイプ5の加圧圧
縮操作に連れて、この供給パイプ5内の目薬が目薬収納
部1側に押し出され難いように小径に形成してあるとと
ともに、吐出ケース4の受液口部4aの開口の内径を目
薬収納部1の注液口部1aの最小流路径よりも大径に形
成してある。
【0019】つまり、前記目薬供給流路Lと目薬収納部
1との連通部分には、供給パイプ5の加圧圧縮操作に連
れて、この供給パイプ5内の目薬が目薬収納部1内に流
動することにより生ずる、供給パイプ5内の目薬の圧力
損失を抑制するための絞り流路が形成され、該絞り流路
が注液口部1aの流路1bをもって構成してある。
【0020】従って、前記供給パイプ5の加圧圧縮操作
に連れて、該供給パイプ5内の目薬の液圧が上昇する
と、それに伴って、逆止弁3が開弁作動して供給パイプ
5内の目薬が吐出ケース4内に押し出され、吐出ケース
4内の目薬が吐出口2から外部に噴出状態で吐出すると
ともに、その後、供給パイプ5内の目薬の液圧が低下す
ると、逆止弁3が閉弁作動して目薬の吐出が終了するこ
ととなる。
【0021】前記加圧操作手段6は、ホルダーHに形成
された受止め面15と、該受止め面15との間で供給パ
イプ5を加圧圧縮する押圧操作部材12とから構成され
ているとともに、前記操作量設定手段8が、押圧操作部
材12の押圧面12dと受止め面15との対向間隔tが
所定間隔となったとき、それ以上の押圧操作部材12の
押圧操作を接当阻止する操作規制部17から構成されて
いる。
【0022】前記供給パイプ5は、押圧操作部材12の
押圧操作に連れて径方向内方に弾性変形しながら加圧圧
縮されるように構成されているとともに、押圧操作部材
12による押圧操作を解除すると、加圧圧縮操作された
供給パイプ5は、それの弾性復元力で径方向内方に弾性
変形する前の状態に弾性復元可能に構成されている。
【0023】図1と図2に示すように、前記目薬収納部
1には、加圧操作手段6の加圧操作による逆止弁3の開
弁作動によって吐出口2から外部に吐出される目薬の液
量に相当する容積分だけ、この目薬収納部1の容積(目
薬収納容積)を減少する容積減少手段7を設けてある。
【0024】前記目薬収納部1は、注液口部1aを備え
た保形性のある合成樹脂又はガラス製の円筒状の筒状ケ
ース部9と、該筒状ケース部9内に液密状態で内嵌す
る、例えば硬質の合成ゴム製の可動底板10とから構成
してある。
【0025】そして、前記可動底板10は、前記加圧操
作手段6の加圧操作を解除した直後から生じる供給パイ
プ5の弾性復元に伴う目薬供給流路Lでの目薬の減圧に
連れて、可動底板10が筒状ケース部9の容積を減少す
る側に摺動し、逆止弁3の開弁作動に連れて吐出口1a
から外部に吐出される目薬の液量に相当する容積分だ
け、この目薬収納部1の容積が減少するように構成して
ある。つまり、前記押圧操作部材12による供給パイプ
5の押圧操作を解除すると、供給パイプ5は、それの弾
性復元力で、径方向内方に弾性変形する前の状態に弾性
復元しながら膨張して供給パイプ5内の目薬が減圧さ
れ、それに連れて可動底板10が筒状ケース部9の容積
を減少する側に摺動して、逆止弁3の開弁作動に連れて
吐出口2から外部に吐出された目薬の液量に相当する液
量だけ、この目薬収納部1内の目薬が注液口部1aを通
して供給パイプ5内に吸い上げられ、供給パイプ5は径
方向内方に弾性変形する前の状態に弾性復元する。
【0026】更に、前記可動底板10は、押圧操作部材
12による供給パイプ5の押圧操作時(加圧操作手段6
による供給パイプ5の加圧操作時)に、筒状ケース部9
の容積を増大する側への摺動を阻止するように設定され
ていて、この可動底板をもって10をもって前記容積減
少手段7を構成してある。
【0027】尚、前記可動底板10は、該可動底板10
の外周面を自然状態で、つまり、筒状ケース部9に組付
ける前の状態で、筒状ケース部9の容積を減少する側ほ
ど僅かに小径となるテーパー面に形成してあるととも
に、図1と図2とに示すように、可動底板10の外周縁
に沿って筒状ケース部9の内周面に密着するフラップ1
0aを形成してある。そして、可動底板10の外周面と
筒状ケース部9の内周面との摩擦抵抗が、供給パイプ5
の弾性復元に伴う目薬供給流路Lでの目薬の減圧に連れ
て、筒状ケース部9の容積を減少する側に摺動し、か
つ、加圧操作手段6による供給パイプ5の加圧操作時に
は、筒状ケース部10の容積を増大する側への摺動を阻
止できるように設定されている。つまり、筒状ケース部
9の容積を減少する側への可動底板10の摺動抵抗は、
供給パイプ5の弾性復元に伴う目薬供給流路Lでの目薬
の減圧に連れて摺動可能な強さに設定されているととも
に、筒状ケース部10の容積を増大する側への可動底板
10の摺動抵抗は、押圧操作部材12の押圧操作に連れ
て上昇する目薬の液圧では摺動できない強さに設定され
ている。
【0028】図1、図2に示すように、前記筒状ケース
部9と底板10とから構成された目薬収納部1は、ホル
ダーH内に形成された凹状の収納室11内に、目薬収納
部1全体を挿入する状態で脱着自在に収納してある。
尚、前記収納室11に対して筒状ケース部9は、供給パ
イプ5に対する筒状ケース部9の注液口部1aの圧入に
よる保持力と、収納室11の内周面と筒状ケース部9の
外周面との接触による密着力によって脱着自在に保持さ
れる。
【0029】図1と図2とに示すように、前記押圧操作
部材12は、ホルダーHに出退移動自在に保持され、更
に、この押圧操作部材12は、ホルダーHに形成された
ガイド孔13に出退移動自在に支承されるピストン状の
押圧体12aに、この押圧体12aをホルダーHの外方
から供給パイプ5に向かって押圧する操作部としての押
圧ボタン12bを設けて一体的に形成してあり、ホルダ
ーHと押圧ボタン12bとの間には、押圧体12aを外
套する状態で、該押圧体12aを押圧解除側に弾性復帰
付勢するコイルスプリング14を設けてある。そして、
前記押圧操作部材12は、ホルダーHを把持した手指で
ホルダー外方から押圧ボタン12bを介して押圧操作可
能に構成されている。前記押圧体12bの先端には、供
給パイプ5を外方から押圧して、該供給パイプ5をパイ
プ内方に弾性変形させる押圧部12cが膨出形成してあ
り、この押圧部12cによりガイド孔13からの押圧体
12aの抜け出しを規制してある。
【0030】前記受止め面15は、ホルダーH内のL形
の通路の内面のうち、供給パイプ5を挟んで押圧操作部
材12の押圧部12cと相対向する部位に形成され、前
記押圧操作部材12をコイルスプリング14の弾性復帰
力に抗して押圧操作すると、供給パイプ5が押圧部12
cの押圧面12dと受止め面15との間で挟圧されて加
圧圧縮されるように構成してある。
【0031】図1と図2とに示すように、前記操作量設
定手段8を構成する操作規制部17は、押圧操作部材1
2の押圧操作方向において、押圧ボタン12bの内面側
に形成された被接当面16と相対向する状態でホルダー
Hに形成された接当規制面から構成され、押圧操作部材
12の押圧操作に伴って、押圧操作部材12の押圧面1
2dと受止め面15との対向間隔tが所定間隔となり、
押圧操作部材12の押圧面12dと受止め面15との間
で供給パイプ5が加圧圧縮されて、該供給パイプ5が径
方向内方に所定量弾性変形したとき、図2に示すよう
に、押圧操作部材12側の被接当面16がホルダーH側
の接当規制面17に接当して、それ以上の押圧操作部材
12の押圧操作が規制される。つまり、毎回、前記押圧
操作部材12側の被接当面16がホルダーH側の接当規
制面17に接当するまで、押圧操作部材12をコイルス
プリング14の弾性復帰力に抗して押圧操作することに
より、供給パイプ5の加圧圧縮操作量が一定となり、吐
出口2から外部に吐出する目薬の液量も毎回ほぼ一定と
なる。尚、当該実施形態では、吐出口2から外部に吐出
する一回当たりの目薬の液量は、目薬の粘性等により多
少変動するが、約30〜50マイクロリットルの範囲で
ある。
【0032】尚、図示しないが、前記吐出口2から外部
に吐出する目薬の液量は、押圧操作部材12の押圧面1
2dと受止め面15との対向間隔t、並びに、押圧操作
部材12の押圧面12dの面積に基づいて設定されてい
て、被接当面16に対するの接当規制面17の接当位置
を変更して、前記押圧操作部材12の非操作状態におけ
る被接当面16と接当規制面17との対向間隔tを変え
る、又は、押圧操作部材12の押圧面12dの面積を変
更して、供給パイプの加圧圧縮量を変えることにより、
押圧操作部材12の押圧操作により吐出口から外部に吐
出する毎回の目薬の液量が仕様毎に異なる複数種の点眼
具を製造することができる。
【0033】図2に示すように、前記ホルダーHのう
ち、吐出口2が臨む部位には、この吐出口2と瞼の開口
周縁との接触を阻止することができ、かつ、吐出口2か
ら噴出する目薬が目に届く範囲内での突出寸法を備えた
円環状の筒部18を、吐出口2の中心を半径中心とする
状態で一体的に突出形成してあり、この筒部18をもっ
て、吐出口2と瞼の開口周縁との接触を阻止する間隔規
制部を構成してある。つまり、前記吐出口2と眼とを対
向させた状態で、この筒部18の先端面を顔に押し当て
ると、眼及び瞼が筒部18内に収まる状態で吐出口2の
瞼の開口周縁に対する接触が規制される。更に、前記ホ
ルダーHのうち、吐出口2が臨む部位には、縦長の凹部
19が窪み形成してあり、この凹部19内に、吐出口2
の開口面を開閉自在な板状の蓋部材20が、凹部19の
左右両側面に形成されたガイド溝21に沿って縦方向に
スライド移動自在で、かつ、摩擦力により位置保持可能
に備えてある。
【0034】尚、前記ホルダーHは、前記吐出ケース
4、供給パイプ5、押圧操作部材12及び蓋部材20等
を組付け可能に2分割形成されていて、これら吐出ケー
ス4、供給パイプ5、押圧操作部材12及び蓋部材20
等を組付けた後は熱融着又は接着等により一体化されて
いる。
【0035】次に、このように構成された点眼具の使用
方法に付いて説明する。尚、出荷時には、既に、前記ホ
ルダーHの収納室11に目薬収納部1が収納され、か
つ、この目薬収納部1から吐出ケース4の吐出口2に亘
る目薬供給流路L内に目薬が充満状態で充填されてい
る。
【0036】先ず、前記蓋部材20を開き側にスライド
操作して吐出口2を外部に開放し、ホルダーHを手指で
把持して、吐出口2が眼に対向する状態で間隔規制部と
しての筒部18の先端面を顔に押し当て、指で前記押圧
操作部材12の押圧ボタン12bを押しながら、この押
圧操作部材12の被接当面16がホルダーHの接当規制
面17に接当する状態にまで押圧操作部材12をコイル
スプリング14の弾性復帰力に抗して押圧操作すると、
逆止弁3が開弁作動して吐出口2からほぼ所定量の目薬
が噴出状態で吐出して、この目薬が眼に投与される。
【0037】そして、前記目薬の吐出に連れて、供給パ
イプ5内の目薬の液圧が低下すると、逆止弁3が閉弁側
への弾性復帰力で閉弁作動して、吐出口2からの目薬の
噴出が阻止されるとともに、前記押圧操作部材12の押
圧操作を解除すると、該押圧操作部材12の押圧部12
cはコイルスプリング14の弾性復帰力により供給パイ
プ5から離間移動し、この供給パイプ5の弾性復元に伴
う目薬の減圧に連れて、前記吐出口2から外部に吐出さ
れた目薬の液量に相当する容積分だけ、可動底板10は
筒状ケース部9の容積を減少する側に摺動するから、目
薬収納部1内から供給パイプ5内に目薬が補給され、供
給パイプ5は、外部から吐出口2を通して外気を吸入す
ることなく、押圧操作部材12を押圧操作する前の状態
に弾性復元する。
【0038】更に、前記目薬収納部1内の目薬が不足し
て交換する必要が生じた場合には、この目薬収納部1を
ホルダーHの収納室11から外部に引抜き操作して、目
薬収納部1の注液口部1aを供給パイプ5から取り外し
ながら取り出し、新たに未使用の目薬収納部1をホルダ
ーHの収納室11内に押込んで、この未使用の目薬収納
部1を供給パイプ5に連通接続させながら装填収納する
ことにより、使用済みの目薬収納部1を未使用の目薬収
納部1に交換することができる。尚、目薬収納部1の交
換後は、目薬収納部1から吐出ケース4の吐出口2に亘
る目薬供給流路L内に目薬を充満状態で充填するため
に、新たに装填された目薬収納部1の筒状ケース部9に
内嵌された可動底板10を、治具又は指等を利用して強
制的に、筒状ケース部9の容積を減少する側に摺動さ
せ、目薬収納部1から目薬供給流路L内に目薬を供給す
る。
【0039】〔第2実施形態〕図4は、本発明の点眼具
の第2実施形態を示し、前記目薬収納部1を、前記目薬
供給流路Lに連通接続される注液口部1aを備えた弾力
性の少ない合成樹脂製(例えばポリエチレン製)の袋2
2から構成されているとともに、前記容積減少手段7
が、供給パイプ5の弾性復元に伴う目薬供給流路Lでの
減圧に連れて収縮変形し、かつ、加圧操作手段6による
供給パイプ5の加圧操作時には、容積を一定又はほぼ一
定に維持するように設定された前記袋22をもって構成
されている。換言すれば、前記袋22は、その材質によ
り、供給パイプ5の弾性復元に伴う目薬供給流路Lでの
減圧に連れて収縮変形し、かつ、加圧操作手段6による
供給パイプ5の加圧操作時には、容積を一定又はほぼ一
定に維持することができるものである。
【0040】その他の構成は前記第1実施形態と同一で
あり、第1実施形態で記載した構成部分と同一構成又は
同一機能を有する構成部分には同一番号を付記してそれ
の説明を省略する。
【0041】〔その他の実施形態〕 (1)前記各実施形態では、前記操作量設定手段8によ
り前記押圧面12dと受止め面15との対向間隔tが所
定間隔となったとき、供給パイプ5の目薬供給流路部分
L1が所定量まで圧縮されても、該目薬供給流路部分L
1は完全に塞がれないが、完全に塞がれる状態にまで供
給パイプ5の目薬供給流路部分L1を圧縮するように構
成してもよい。 (2)前記加圧操作手段6の構成は、前記供給パイプ5
をホルダーHの外方から加圧操作でき、この供給パイプ
を加圧圧縮操作できるものであれば、特に、前記第1実
施形態で説明した構成に限定されるものではない。 (3)前記操作量設定手段8の構成は、加圧操作手段の
加圧操作量が所定量に達したとき、それ以上の加圧操作
を規制できるものであれば、特に、前記第1実施形態で
説明した構成に限定されるものではない。 (4)前記各実施形態では、逆止弁3を、球体3c及び
コイルスプリング3d等から構成したが、この構成に限
定されるものではなく、逆止弁3よりも供給上手側の目
薬供給流路部分L1の内圧が設定以上に上昇したとき閉
弁側への弾性復帰力に抗して開弁作動されるならば、そ
の構成は適宜変更してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の点眼具の第1実施形態を示す分解断面
【図2】使用状態を示す断面図
【図3】斜視図
【図4】本発明の点眼具の第2実施形態を示す断面図
【符号の説明】
H ホルダー L 目薬供給流路 t 対向間隔 1 目薬収納部 1a 注液口部 2 吐出口 3 逆止弁 5 供給パイプ 6 加圧操作手段 7 容積減少手段 8 操作量設定手段(操作規制部) 9 筒状ケース部 10 可動底板 11 収納室 12 押圧操作部材 12d 押圧面 15 受止め面 22 袋

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目薬収納部が装着されるホルダー内で、
    かつ、前記目薬収納部からホルダーの吐出口にまで形成
    される目薬供給流路の一部を、弾性変形可能な供給パイ
    プから構成するとともに、前記ホルダーに、前記供給パ
    イプを外方から加圧して圧縮する加圧操作手段と、該加
    圧操作手段の加圧操作量が所定量に達したとき、それ以
    上の加圧操作を規制する操作量設定手段とを設け、更
    に、前記目薬供給流路の供給パイプよりも下流側には、
    前記供給パイプの加圧圧縮操作に連れて上昇する目薬の
    圧力により、閉弁側への弾性復帰力に抗して開弁作動す
    る逆止弁を設けるとともに、この逆止弁の開弁作動によ
    って前記吐出口から外部に吐出される目薬の液量に相当
    する容積分だけ前記目薬収納部の容積を減少する容積減
    少手段を設けてある点眼具。
  2. 【請求項2】 前記加圧操作手段が、前記ホルダーに形
    成された受止め面と、該受止め面との間で供給パイプを
    加圧圧縮する押圧操作部材とから構成されているととも
    に、前記操作量設定手段が、前記押圧操作部材の押圧面
    と受止め面との対向間隔が所定間隔となったとき、それ
    以上の押圧操作部材の押圧操作を接当阻止する操作規制
    部から構成されている請求項1記載の点眼具。
  3. 【請求項3】 前記押圧操作部材の押圧操作に連れて、
    前記供給パイプが径方向内方に弾性変形するように構成
    されている請求項2記載の点眼具。
  4. 【請求項4】 前記目薬収納部が、前記目薬供給流路に
    連通接続される注液口部を備えた保形性のある筒状ケー
    ス部と、該筒状ケース部内に液密状態で内嵌する可動底
    板とから構成されているとともに、前記容積減少手段
    が、前記供給パイプの弾性復元に伴う目薬供給流路での
    減圧に連れて、前記筒状ケース部の容積を減少する側に
    摺動し、かつ、前記加圧操作手段による供給パイプの加
    圧操作時には、前記筒状ケース部の容積を増大する側へ
    の摺動を阻止するように設定された前記可動底板をもっ
    て構成されている請求項1、2又は3記載の点眼具。
  5. 【請求項5】 前記目薬収納部が、前記目薬供給流路に
    連通接続される注液口部を備えた合成樹脂製の袋から構
    成されているとともに、前記容積減少手段が、前記供給
    パイプの弾性復元に伴う目薬供給流路での減圧に連れて
    収縮変形し、かつ、前記加圧操作手段による供給パイプ
    の加圧操作時には、容積を一定又はほぼ一定に維持する
    ように設定された前記袋をもって前記容積減少手段が構
    成されている請求項1、2又は3記載の点眼具。
  6. 【請求項6】 前記ホルダーに、前記目薬供給流路に連
    通接続される目薬収納部を脱着自在に収納する収納室が
    形成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の点
    眼具。
  7. 【請求項7】 前記加圧操作手段が、前記ホルダーを把
    持した手指で操作可能に構成されている請求項1〜6の
    いずれか1項に記載の点眼具。
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