JP2003335644A - 2剤式染毛用製品 - Google Patents

2剤式染毛用製品

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JP2003335644A
JP2003335644A JP2002145488A JP2002145488A JP2003335644A JP 2003335644 A JP2003335644 A JP 2003335644A JP 2002145488 A JP2002145488 A JP 2002145488A JP 2002145488 A JP2002145488 A JP 2002145488A JP 2003335644 A JP2003335644 A JP 2003335644A
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JP
Japan
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agent
hair dye
poe
hair
acid
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Application number
JP2002145488A
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English (en)
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Toshimi Aoyama
俊美 青山
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Hoyu Co Ltd
Original Assignee
Hoyu Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1剤と第2剤を同時吐出機構を持つ容器に
充填した染毛剤において、第1剤と第2剤が所定量吐出
しないなどの、吐出機構の異常を容易に知ることがで
き、さらには1剤と2剤が十分混合しているか否かが、
目視で容易に確認できる、2剤式染毛用製品を提供す
る。 【解決手段】 8−オキシキノリン及びその塩とから選
ばれる少なくとも一種を用いて、第2剤を着色した染毛
剤組成物を、第1剤と第2剤を同時に吐出する機構を有
する容器に充填したことを特徴とする2剤式染毛用製
品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、染毛剤に関するも
ので、詳しくは、第1剤と第2剤を同時吐出機構を持つ
容器に充填した染毛剤において、第1剤と第2剤が所定
量吐出しないなどの、吐出機構の異常を容易に知ること
ができ、さらには1剤と2剤が十分混合しているか否か
が、目視で容易に確認できる、2剤式染毛用製品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、染毛剤は、粉末状、液状、クリー
ム状、ジェリー状等の剤型で提供されてきており、粉末
状の染毛剤は水と、その他のものは第1剤と第2剤とを
アプリケーターやトレイに所定量排出して混合してから
頭髪へ塗布するものである。
【0003】また、エアゾール状染毛剤には1剤式と2
剤式のものが存在する。1剤式は適量を掌やブラシに取
り頭髪に塗布するものである。また、2剤式は各々ブラ
シ上に所定量排出して頭髪に塗布するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、粉末状、液
状、クリーム状、ジェリー状等の従来の染毛剤は良く染
まるが、混合操作など煩雑であり、また混合してすぐに
毛髪へ塗布しなければならないなど、面倒な制約があっ
た。また、ハケなどを用いて頭髪へ塗布する際に飛び散
ったり垂れ落ちて衣服などを汚染したり、頭皮や生え際
などに付着しやすいものであった。また、頭髪に均一に
塗布しないと染めむらが生じるなど、染毛操作にはある
程度の熟練が必要であった。一方、1剤式エアゾール状
染毛剤は簡便ではあるが、空気中の酸素を酸化剤として
利用するため酸化力が乏しく、十分な染まりを得るのが
困難である。また2剤式エアゾール状染毛剤は、第1剤
と第2剤を1:1や1:2といった比率でコーム上に出
して使用するものであるが、目分量で行うため、1、2
剤の混合比率が一定せず、染めむらが生じやすいもので
あった。
【0005】一方、第1、2剤と噴射剤をエアゾ−ル容
器に充填し、さらにエアゾール容器を、各々の充填物を
同時に吐出させうる一つの吐出口(同時吐出機構)を持
つ本体部に収納して一体とすることにより、容易に所定
量の1,2剤を取り出すことができる機構も提案されて
いるが、1、2剤が所定量でていることや均一に混ざっ
ていることを容易に確認するすべはなかった。本発明
は、このような問題点を解決するためになされたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記問題点を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、8−オキシキノリン
及びその塩とから選ばれる少なくとも一種を用いて2剤
式染毛剤組成物の第2剤を第1剤と違う色に着色するこ
とにより、目的が達せられることを見いだし、本発明を
完成した。
【0007】すなわち、下記の(A)成分を用いて、第
2剤を着色した染毛剤組成物を、第1剤と第2剤を同時
に吐出する機構を有する容器に充填したことを特徴とす
る2剤式染毛用製品に存する。 (A):8−オキシキノリン及びその塩とから選ばれる
少なくとも一種。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の染毛剤組成物としては、酸化染毛剤、半永久染
毛剤あるいは毛髪脱色剤などの公知の染毛剤が挙げられ
る。
【0009】酸化染毛剤第1剤の場合、酸化染料中間体
として、通常、フェニレンジアミン類、アミノフェノー
ル類、ジアミノピリジン類等およびそれらの塩類の1種
または2種以上が挙げられる。塩類としては塩酸塩、硫
酸塩、酢酸塩等が挙げられる。これらの中でもパラフェ
ニレンジアミン、パラトルイレンジアミン、N,N−ビ
ス(2−ヒドロキシエチル)−パラフェニレンジアミ
ン、N−フェニル−パラフェニレンジアミン、4,4’
−ジアミノジフェニルアミン、2−クロロパラフェニレ
ンジアミン、N,N−ジメチルパラフェニレンジアミ
ン、パラアミノフェノール、2,6−ジクロロパラフェ
ニレンジアミン、パラアミノフェニルスルファミン酸お
よびそれらの塩類が染毛力の点から好ましい。その配合
量は染毛用第1剤の全重量に対して0.01〜15重量
%であり、0.01重量%よりも少ないと十分な染毛効
果が得られず、15重量%を越えても、その効果は変わ
らず経済的ではない。さらには0.1重量%〜10重量
%が好ましく、0.1重量%以上配合することにより、
より優れた染毛効果が得られる。一方、10重量%を越
えた場合は染毛効果の上昇は少なくなる。
【0010】また、レゾルシン、ピロガロール、カテコ
ール、メタアミノフェノール、メタフェニレンジアミ
ン、オルトアミノフェノール、2,4−ジアミノフェノ
ール、1,2,4−ベンゼントリオール、トルエン−
3,4−ジアミン、トルエン−2,4−ジアミン、ハイ
ドロキノン、α−ナフトール、2,6−ジアミノピリジ
ン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、5−アミノオル
トクレゾール、ジフェニルアミン、パラメチルアミノフ
ェノール、フロログルシン、2,4−ジアミノフェノキ
シエタノール、没食子酸、タンニン酸、没食子酸エチ
ル、没食子酸メチル、没食子酸プロピル、五倍子、5−
(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノー
ル等およびそれらの塩を配合することができる。この配
合量は0.01〜10重量%であり、0.01重量%よ
りも少ないと十分な染色性が得られず、10重量%を越
えても、その効果は変わらず経済的ではない。さらに
は、0.1重量%〜5重量%が好ましく、0.1重量%
以上配合することにより、より優れた染色性が得られ
る。一方、5重量%を越えた場合は染色性の上昇は少な
くなる。その他、「医薬部外品原料規格」(1991年
6月発行,薬事日報社)に収載されたものも適宜、用い
ることができる。
【0011】これら染毛剤第1剤のpHは6〜12、好
ましくは7〜11の範囲であり、アルカリ剤または酸に
より調整される。
【0012】なお、これらの染料を含有しない場合は、
脱色剤として使用できる。
【0013】また酸化染料中間体を使用しないで直接染
料のみを用いる場合は、半永久染毛料として使用でき
る。
【0014】さらに、後述するその他の添加成分を適
宜、配合することができる。本発明の酸化染毛剤第2剤
には、(A)8−オキシキノリン及びその塩とから選ば
れる少なくとも一種、及び過酸化水素等が配合されてい
る。
【0015】(A)成分の8−オキシキノリン及びその
塩とから選ばれる少なくとも一種は、第2剤を黄色に着
色するために配合されるとともに、過酸化水素の安定化
剤として過酸化水素の分解を抑制するために配合され
る。8−オキシキノリン塩の具体例としては、8−オキ
シキノリン硫酸塩等が挙げられる。第2剤中における
(A)成分の含有量は、好ましくは0.001〜1.0
重量%、さらに好ましくは0.005〜0.5重量%、
最も好ましくは0.01〜0.3重量%である。この含
有量が0.001重量%未満では、第2剤を十分に着色
することができないおそれがあるとともに、過酸化水素
の安定性を十分に確保することができないおそれがあ
る。一方、1.0重量%を超えて配合してもそれ以上の
効果の向上は得られないため経済的ではない。
【0016】過酸化水素は、酸化剤として毛髪に含まれ
るメラニンを分解するために配合される。第2剤中にお
ける過酸化水素の含有量は、好ましくは0.1〜9重量
%、さらに好ましくは2.0〜6.0重量である。この
含有量が0.1重量%未満では、メラニンを十分に脱色
することができないおそれがあるとともに、上記した染
料を十分に酸化することができないおそれがある。一
方、9重量%を超えて配合すると、毛髪に損傷等の不具
合が発生するおそれがあるとともにエアゾール容器の破
裂のおそれがある。また、この含有量が2.0重量%以
上であると、より優れた染色性が得られる。一方、6重
量%以下であると、より毛髪の損傷を低減することがで
きるとともにエアゾール容器の破裂の恐れがより少なく
なる。
【0017】また、上記の(A)8−オキシキノリン及
びその塩とから選ばれる少なくとも一種以外の安定化
剤、pH調整剤を配合しても良い。
【0018】安定化剤としては、例えばフェナセチン、
EDTA、アセトアニリド、ピロリン酸ナトリウム、バ
ルビツール酸、尿酸、タンニン酸、パラベン等が挙げら
れる。pH調整剤としては、例えば、リン酸、クエン
酸、硫酸、酢酸、乳酸、酒石酸等が挙げられる。pH調
整剤の含有量は、第2剤のpHが好ましくは2〜6、さ
らに好ましくは3〜5の範囲となる量に設定することが
好ましい。
【0019】第2剤の粘度は好ましくは5000〜20
000センチポアズ(cps)、さらに好ましくは85
00〜15000センチポアズ(cps)の範囲となる
量に設定することが好ましい。第2剤の粘度が5000
センチポアズ未満では第2剤の流動性が高くなるため、
後述するエアゾール容器の内袋に(A)成分が吸着され
やすくなる。よって、第2剤の着色が薄くなる恐れがあ
る。一方、20000センチポアズを超えると第2剤の
吐出に不具合を来す。
【0020】さらに、後述するその他の添加成分を適
宜、配合することができる。
【0021】その他の添加成分としては以下のものが挙
げられる。
【0022】高級アルコールおよび/または炭化水素を
加えると、安定性、染毛操作性(例えば毛髪への塗布の
しやすさ、垂れ落ちない、混合の容易さなど)、染色性
および堅牢性の点で優れた効果が得られる。その配合量
は0.05〜30重量%であり、0.05重量%よりも
少ないと十分な安定性、染毛操作性、染色性および堅牢
性が得られず、30重量%を越えても、その効果は変わ
らず経済的ではない。さらには、0.1〜20重量%が
好ましく、0.1重量%以上配合することにより、より
優れた安定性、染毛操作性、染色性および堅牢性の効果
が得られる。一方、20重量%を越えた場合は安定性、
染毛操作性、染色性および堅牢性の効果の上昇は少なく
なる。
【0023】高級アルコールとしては、例えば、ラウリ
ルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコー
ル、ベヘニルアルコール、イソステアリルアルコール、
オレイルアルコール、2−ヘキシルデカノール、2−オ
クチルドデカノールなどが挙げられる。これらの中でも
特に安定性の点から直鎖高級飽和アルコールであるラウ
リルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコ
ール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコー
ル、ベヘニルアルコールが好ましい。
【0024】炭化水素としては、例えば、パラフィン、
流動パラフィン、流動イソパラフィン、軽質流動パラフ
ィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィ
ン、ワセリン、スクワラン、セレシン、マイクロクリス
タリンワックス、オゾケライト、プリスタンなどが挙げ
られる。
【0025】さらに次に挙げる界面活性剤を少なくとも
1種以上加えると染色性及び堅牢性の点で優れた効果が
得られる。例えば、アニオン性界面活性剤としては、ラ
ウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールア
ミン、ラウリル硫酸アンモニウム、セチル硫酸ナトリウ
ム、ステアリル硫酸ナトリウムなどのアルキル硫酸エス
テル塩;ポリオキシエチレン(以下、POEと略す。)
ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、POEラウリルエー
テル硫酸トリエタノールアミン、POEラウリルエーテ
ル硫酸アンモニウム、POEアルキルエーテル硫酸ナト
リウム、POEアルキルエーテル硫酸トリエタノールア
ミン、POEアルキルエーテル硫酸ジエタノールアミ
ン、POEアルキルエーテル硫酸アンモニウムなどのP
OEアルキル及びアルキルアリルエーテル硫酸エステル
塩;硬化ヤシ油脂肪酸グリセリル硫酸ナトリウムなどの
高級脂肪酸エステルの硫酸エステル塩;高級脂肪酸アル
キロールアミドの硫酸エステル塩;硫酸化油硫酸化ヒマ
シ油;POEラウリルエーテルリン酸、POEオレイル
エーテルリン酸、POEセチルエーテルリン酸、POE
ステアリルエーテルリン酸、POEアルキルエーテルリ
ン酸、POEアルキルフェニルエーテルリン酸、および
その塩(ナトリウム塩、トリエタノールアミン塩)など
のリン酸エステル塩;α−オレフィンスルホン酸塩;高
級脂肪酸エステルのスルホン酸塩;ヤシ油脂肪酸メチル
タウリンナトリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリ
ウムなどの高級脂肪酸アミドのスルホン酸塩;ドデシル
ベンゼンスルホン酸トリエタノールアミンなどのアルキ
ルベンゼンスルホン酸塩;スルホコハク酸ナトリウム、
スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、POEスルホコ
ハク酸二ナトリウム、POEスルホコハク酸ラウリル二
ナトリウム、スルホコハク酸POEラウロイルエタノー
ルアミドエステル二ナトリウム、ウンデシレノイルアミ
ドエチルスルホコハク酸二ナトリウムなどのスルホコハ
ク酸塩;ラウロイルサルコシンナトリウムなどのN−ア
シルサルコシン塩;N−ラウロイル−L−グルタミン酸
ナトリウム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸二ナ
トリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸ナトリ
ウムなどのN−アシルグルタミン酸塩;オレイン酸、ス
テアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸などのナトリウ
ム塩、カリウム塩、トリエタノールアミン塩あるいはア
ンモニウム塩などの脂肪酸石鹸などが挙げられる。
【0026】また、非イオン性界面活性剤としては、P
OEセチルエーテル、POEステアリルエーテル、PO
Eベヘニルエーテル、POEオレイルエーテル、POE
ラウリルエーテルなどのPOEアルキルエーテル;PO
Eノニルフェニルエーテル、POEオクチルフェニルエ
ーテルなどのPOEアルキルアリルエーテル;モノオレ
イン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEソル
ビタン、モノパルミチン酸POEソルビタン、モノラウ
リン酸POEソルビタン、トリオレイン酸POEソルビ
タンなどのPOEソルビタン脂肪酸エステル;モノステ
アリン酸POEグリセリン、モノミリスチン酸POEグ
リセリンなどのPOEグリセリルモノ脂肪酸エステル;
テトラオレイン酸POEソルビット、ヘキサステアリン
酸POEソルビット、モノラウリン酸POEソルビッ
ト、POEソルビットミツロウなどのPOEソルビトー
ル脂肪酸エステル;POE硬化ヒマシ油、POEヒマシ
油などのヒマシ油、硬化ヒマシ油誘導体;モノオレイン
酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチ
レングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコー
ルなどのPOE脂肪酸エステル;親油型モノオレイン酸
グリセリン、親油型モノステアリン酸グリセリン、自己
乳化型モノステアリン酸グリセリンなどの高級脂肪酸グ
リセリンエステル;モノオレイン酸ソルビタン、セスキ
オレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モ
ノステアリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタ
ン、モノラウリン酸ソルビタンなどのソルビタン脂肪酸
エステル;POEラノリン、POEラノリンアルコー
ル、POEソルビトールラノリンなどのラノリン誘導
体;ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエ
タノールアミドなどのアルキロールアミド;POEステ
アリン酸アミドなどのPOE脂肪酸アミド;ショ糖脂肪
酸エステル;ジメチルラウリルアミンオキシドなどのア
ルキルアミンオキシドなどが挙げられる。
【0027】また、両性界面活性剤としてはカルボン酸
型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型
などが挙げられ、例えば、2−アルキル−N−カルボキ
シメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタ
イン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ウンデシ
ノイル−カルボキシメトキシエチルカルボキシメチルイ
ミダゾリニウムベタインナトリウム、ウンデシルヒドロ
キシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ウン
デシル−N−ヒドロキシエチル−N−カルボキシメチル
イミダゾリニウムベタイン、塩酸アルキルジアミノエチ
ルグリシン液、ステアリルジヒドロキシエチルベタイ
ン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリ
ルジメチルベタインナトリウム液、ビス(ステアリル−
N−ヒドロキシエチルイミダゾリン)クロル酢酸錯体、
ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキ
シエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ヤシ油
アルキル−N−カルボキシエトキシエチル−N−カルボ
キシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒドロキシ
ド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシエチル−
N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒ
ドロキシド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシ
エチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナト
リウムラウリル硫酸、ヤシ油アルキルベタイン、ヤシ油
脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸−N−カ
ルボキシメトキシエチル−N−カルボキシエチルイミダ
ゾリニウムベタインナトリウム、ラウリルアミノプロピ
オン酸トリエタノールアミン、β−ラウリルアミノプロ
ピオン酸ナトリウム、ラウリルN−カルボキシメトキシ
エチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムジナト
リウムドデカノイルサルコシン、ラウリルジアミノエチ
ルグリシンナトリウム、ラウリン酸アミドプロピルベタ
イン液等が挙げられる。
【0028】また、カチオン性界面活性剤としては、塩
化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリ
メチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウ
ム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリ
ルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチル
アンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、
塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジ
メチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモ
ニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ミ
リスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリ
ルジメチルベンジルアンモニウムなどが挙げられる。
【0029】その配合量は、0.01〜40重量%であ
り、0.01重量%よりも少ないと十分な染色性および
堅牢性が得られず、40重量%を越えても、その効果は
変わらず経済的ではない。さらには、0.1〜20重量
%が好ましく、0.1重量%以上配合することにより、
より優れた染色性および堅牢性が得られる。一方、20
重量%を越えた場合は染色性および堅牢性の上昇は少な
くなる。特に、アニオン性界面活性剤及び/又は非イオ
ン性界面活性剤を用いると染色性、堅牢性の点でより優
れた効果が得られる。
【0030】その他、次の成分を配合することができ
る。例えば、アルカリ剤としてアンモニア、アルカノー
ルアミン等、安定剤として亜硫酸塩、アスコルビン酸
等、ポリペプタイドとしてコラーゲン、ケラチン、エラ
スチン、フィブロイン、コンキオリン、大豆蛋白、カゼ
イン、ゼラチン等の蛋白質を酸、アルカリ、酵素等によ
り加水分解した加水分解物、及びこれらを4級化したカ
チオン変性蛋白質、粘度調整剤としてメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、エ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースエチルエ
ーテル、カルボキシメチルセルロースナトリウム、第4
級窒素含有セルロースエーテル、キサンタンガムなど、
保湿剤としてグリセリン、1,3−ブチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、
ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ソ
ルビトール、ヒアルロン酸など、油脂類としてヒマシ
油、カカオ脂、ミンク油、アボガド油、オリーブ油な
ど、ロウ類としてミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナ
ウバロウ、キャンデリラロウなど、脂肪酸エステルとし
てミリスチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、乳
酸セチル、モノステアリン酸プロピレングリコール、オ
レイン酸オレイル、2−エチルヘキサン酸ヘキサデシ
ル、ミリスチン酸オクチルドデシルなど、シリコーン誘
導体としてジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポ
リシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、エポキシ
変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、アルキル変性
シリコーンなど、染色助剤として、芳香族アルコールで
あるベンジルアルコール、フェネチルアルコール、ベン
ジルオキシエタノール等、アルキルピロリドンであるN
−メチルピロリドン、N−エチルピロリドン等、低級ア
ルキレンカーボネートであるエチレンカーボネート、プ
ロピレンカーボネート等、低級アルコールであるエチル
アルコール、イソプロピルアルコール等、その他、香
料、防腐・殺菌剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、動・植
物抽出成分、pH調整剤、金属イオン封鎖剤などを適宜
配合できる。
【0031】本発明における染毛剤組成物の第1剤と第
2剤各々は噴射剤と混合してエアゾール容器に充填し、
噴射させることにより、泡状に噴射させることができ
る。なお、噴射剤は通常エアゾール製品において使用さ
れている液化石油ガス、ジメチルエーテル等の噴射剤で
あれば特に限定されない。
【0032】さらに、これらエアゾール容器を、その充
填物を同時に、または混合しながら同時に吐出させうる
一つの吐出口を持つ本体に収納することにより、本願の
目的が達せられる。
【0033】これらエアゾール容器中の2種の充填物を
同時に吐出させうる一つの吐出口を持つ本体部として
は、第一エアゾール容器のステムと第二エアゾール容器
のステムが各々パイプを介し、同一の吐出口に連通する
ことからなる一体容器であり、また混合しながら同時に
吐出させうる一つの吐出口を持つ本体部としては、第一
エアゾール容器のステムと第二エアゾール容器のステム
が同一のパイプに連通し、さらに該パイプが吐出口に連
通することからなる一体容器である。
【0034】具体例を挙げて説明する。図1は本願発明
染毛剤組成物を充填し得る一体容器の一例の正面図であ
る。また、図2は容器側面図であり、図3は容器一部断
面図であるが、その構造は左右対称である。2本のエア
ゾール容器は、各マウンテンカップ9が連結体12によ
って保持固定され、ヘッド部2に挿入されている。これ
により2本のエアゾール容器が容易に離れることなく一
体化するが、さらに、缶7本体をケースに収納したりプ
ラスティックフィルム6などで包み込むことが好まし
い。本具体例は、後者の場合である。また各ステム11
はそれぞれの連通孔13を介して吐出口まで連通してお
り、第1剤と第2剤は隔壁で仕切られた同一の吐出口か
ら同時に排出される。一方連通孔13を介して、上記隔
壁を取り除いた混合通路14に連通させれば、該混合通
路14内で染毛剤第1剤と同第2剤は混合され、混合同
時吐出容器となる。本具体例は、後者の場合である。
【0035】缶7の材質としてはブリキ、ティンフリー
鋼板、ステンレススチール、アルミニウム、ポリエチレ
ンテレフタレート等のプラスチック、等が挙げられる。
缶7には薬剤及び噴射剤を充填するので、材質がプラス
ティックでない場合には、金属との接触を避けるために
その内面は樹脂でコーティングすることが好ましい。コ
ート剤としては、充填する薬剤の液性などによるが、エ
ポキシフェノール樹脂、ポリアミドイミド樹脂、エポキ
シユリア樹脂等が挙げられる。また、缶を2重構造と
し、内部にプラスティック製の内袋8を装着して薬剤を
充填することもできる。このことにより、薬剤と缶の金
属部分との接触を完全に避けることができ、薬剤の安定
性のみならず、缶の安定性も向上する。さらには樹脂コ
ートと内袋を併用することが好ましい。このとき、内袋
は缶の内壁と密着していることが重要である。内袋が缶
の内壁と密着していることにより、内袋内に薬剤と噴射
剤を充填したときに、噴射剤による圧力上昇のための内
袋破裂等の破損を防ぐことができる。缶と内袋の間に隙
間があると、噴射剤の充填により内袋が膨張し破裂の事
故につながる。また、内袋を構成するプラスチックの種
類としては、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリプロピレン、エチレンビニルアルコール共重合
樹脂等が挙げられ、これらを単層もしくは多層に成型し
たものが用いられる。
【0036】薬剤をステム11まで吸い上げるディップ
チューブ10は、薬剤の液性などによりその材質を検討
する必要があるが、主に上記のプラスティックが使用さ
れる。また、ディップチューブの先端は、図4の(a)
〜(d)に示したような形状が考えられる。薬剤の粘度
等を考慮して適宜選択することにより、内容物の残量を
少なくすることができる。
【0037】本具体例は、混合同時吐出させた薬剤を、
専用ブラシにとり頭髪に塗布するタイプのものである
が、容器の形状次第では、吐出口に塗布部を設けること
もできる。塗布部としては櫛歯やブラシなどが考えられ
る。このことにより、直接塗布部へ薬剤を供給すること
ができるので、指掛部を指で押し下げるだけで、染毛剤
第1剤と同第2剤の混合操作と塗布部への染毛剤の供給
を同時に行うことができるという簡便な染毛剤となる。
【0038】以上のように、本発明によれば次のような
効果が発揮される。 ・ 本発明の2剤式染毛用製品の第2剤には、(A)成
分の8−オキシキノリン及びその塩とから選ばれる少な
くとも一種が含有されている。則ち、(A)成分を配合
することにより第2剤を黄色に着色することができる。
これにより第1剤と第2剤は互いに違う色となるため、
各々の出方を識別することができ、混合吐出される場合
においては、各所定量を均一に混合した状態の色調及び
色の濃さを規定し、指標とすることで、実際の機能状態
と容易に比較することができるようになる。
【0039】尚、本発明を次のように変更して構成する
こともできる。 ・ 本発明における染毛剤組成物の第1剤と第2剤各々
を特開平11−59746号公報の図2で示すような内
袋を有する2重構造のエアゾール容器に充填し、噴射剤
をエアゾール容器と内袋との間に充填する構成としても
良い。この場合、クリーム状に噴射させることができ
る。なお、噴射剤は窒素ガスなどが使用される。
【0040】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下
の実施例の記述に限定されるものではない。また、%は
特記しない限り重量基準である。
【0041】 実施例1<酸化染毛剤> % 第1剤 パラフェニレンジアミン 1.2 硫酸オルトクロルパラフェニレンジアミン 0.6 硫酸パラメチルアミノフェノール 0.2 セタノール 0.4 ポリオキシエチレンセチルエーテル 0.8 ポリオキシエチレンラウリルエーテル 0.5 ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム 0.5 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.2 グリセリン 10.0 チオグリコール酸ナトリウム 1.0 アンモニア水 pH9.5とする 精製水 適 量 第2剤 35%過酸化水素 15.0 ステアリルアルコール 0.2 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.8 ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル 1.5 塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 2.0 1,3−ブタンジオール 5.0 8−オキシキノリン硫酸塩 0.1 精製水 適 量
【0042】これら第1剤と第2剤を各々噴射剤(LP
G(5.0kg/cm、25℃))と95:5の割合
でエアゾール缶に充填し、2剤式染毛用製品を得た。
【0043】 実施例2<脱色剤> % 第1剤 ポリオキシエチレンラウリルエーテル 1.0 セチル硫酸ナトリウム 0.5 セチルアルコール 1.0 ワセリン 0.5 ステアリン酸 1.0 プロピレングリコール 8.0 強アンモニア水 pH10.0とする 精製水 適 量 第2剤 35%過酸化水素 15.0 EDTA 0.5 セタノール 2.0 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0 プロピレングリコール 1.0 8−オキシキノリン硫酸塩 0.1 ポリオキシエチレンオレイルエーテル 0.9 精製水 適 量
【0044】これら第1剤と第2剤を各々噴射剤(ジメ
チルエーテル:LPG(4.0kg/cm、25℃)
=20:80)と94:6の割合でエアゾール缶に充填
し、2剤式染毛用製品を得た。
【0045】 比較例1<酸化染毛剤> % 第1剤 パラフェニレンジアミン 1.2 硫酸オルトクロルパラフェニレンジアミン 0.6 硫酸パラメチルアミノフェノール 0.2 セタノール 0.4 ポリオキシエチレンセチルエーテル 0.8 ポリオキシエチレンラウリルエーテル 0.5 ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム 0.5 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.2 グリセリン 10.0 チオグリコール酸ナトリウム 1.0 アンモニア水 pH9.5とする 精製水 適 量 第2剤 35%過酸化水素 15.0 ステアリルアルコール 0.2 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.8 ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル 1.5 塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 2.0 1,3−ブタンジオール 5.0 フェナセチン 0.1 精製水 適 量
【0046】これら第1剤と第2剤を各々噴射剤(LP
G(5.0kg/cm、25℃))と95:5の割合
でエアゾール缶に充填し、2剤式染毛用製品を得た。
【0047】 比較例2<脱色剤> % 第1剤 ポリオキシエチレンラウリルエーテル 1.0 セチル硫酸ナトリウム 0.5 セチルアルコール 1.0 ワセリン 0.5 ステアリン酸 1.0 プロピレングリコール 8.0 強アンモニア水 pH10.0とする 精製水 適 量 第2剤 35%過酸化水素 15.0 EDTA 0.5 セタノール 2.0 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0 プロピレングリコール 1.0 フェナセチン 0.1 ポリオキシエチレンオレイルエーテル 0.9 精製水 適 量
【0048】これら第1剤と第2剤を各々噴射剤(ジメ
チルエーテル:LPG(4.0kg/cm、25℃)
=20:80)と94:6の割合でエアゾール缶に充填
し、2剤式染毛用製品を得た。
【0049】実施例1〜2の第1,2剤は色の差がある
ためそれぞれの出方、混ざり具合は目視で容易に確認で
きたが、8−オキシキノリン硫酸塩を配合しない比較例
1〜2は、いずれも均一に真っ白な泡沫状で、いずれも
目視では確認できなかった。
【0050】 実施例3<酸化染毛剤> % 第1剤 パラフェニレンジアミン 1.2 硫酸オルトクロルパラフェニレンジアミン 0.6 硫酸パラメチルアミノフェノール 0.2 セタノール 10.0 ポリオキシエチレンセチルエーテル 5.0 ポリオキシエチレンラウリルエーテル 5.0 ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム 1.0 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0 ポリエチレングリコール1500 10.0 チオグリコール酸ナトリウム 1.0 アンモニア水 pH9.5とする 精製水 適 量 第2剤 35%過酸化水素 15.0 ステアリルアルコール 8.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 2.0 ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル 2.0 塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 2.0 1,3−ブタンジオール 5.0 8−オキシキノリン硫酸塩 0.1 リン酸 pH4.0とする 精製水 適 量
【0051】これら第1剤と第2剤を2重構造のエアゾ
ール缶に各々充填し、内袋とエアゾール缶の間には窒素
ガスを充填して2剤式染毛用製品を得た。
【0052】 比較例3<酸化染毛剤> % 第1剤 パラフェニレンジアミン 1.2 硫酸オルトクロルパラフェニレンジアミン 0.6 硫酸パラメチルアミノフェノール 0.2 セタノール 10.0 ポリオキシエチレンセチルエーテル 5.0 ポリオキシエチレンラウリルエーテル 5.0 ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム 1.0 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0 ポリエチレングリコール1500 10.0 チオグリコール酸ナトリウム 1.0 アンモニア水 pH9.5とする 精製水 適 量 第2剤 35%過酸化水素 15.0 ステアリルアルコール 8.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 2.0 ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル 2.0 塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 2.0 1,3−ブタンジオール 5.0 フェナセチン 0.1 リン酸 pH4.0とする 精製水 適 量
【0053】これら第1剤と第2剤を2重構造のエアゾ
ール缶に各々充填し、内袋とエアゾール缶の間には窒素
ガスを充填して2剤式染毛用製品を得た。
【0054】実施例3の第1,2剤は色の差があるため
それぞれの出方、混ざり具合は目視で容易に確認できた
が、8−オキシキノリン硫酸塩を配合しない比較例3
は、いずれも均一に真っ白なクリーム状で、いずれも目
視では確認できなかった。
【0055】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1から請求項3
に記載の発明の2剤式染毛用製品によれば、同時吐出機
構を有する2剤式染毛剤において、第1剤と第2剤が所
定量吐出しなかったときなど、同時吐出機構の異常を容
易に知ることができる。また、混合同時吐出機構では、
第1剤と第2剤が混合しているか否かが、目視で容易に
確認できる。
【0056】請求項4に記載の発明の2剤式染毛用製品
によれば、2重構造エアゾール容器の内袋に(A)成分
が吸着されるのを抑制することができるため、(A)成
分により着色された第2剤の色が薄くなるのを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかる混合同時吐出容器の正面図で
ある。
【図2】本願発明にかかる混合同時吐出容器の側面図で
ある。
【図3】本願発明にかかる混合同時吐出容器の一部断面
図である。
【図4】本願発明にかかるエアゾール容器に使用するデ
ィップチューブの先端形状図である。
【符号の説明】 1…混合同時吐出容器、2…ヘッド部、3…ボディー
部、4…吐出部、5…レバー、6…プラスティックフィ
ルム、7…缶、8…内袋、9…マウンテインカップ、1
0…ディップチューブ、11…ステム、12…連結体、
13…連通孔、14…混合通路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(A)成分を用いて、第2剤を着
    色した染毛剤組成物を、第1剤と第2剤を同時に吐出す
    る機構を有する容器に充填したことを特徴とする2剤式
    染毛用製品。 (A):8−オキシキノリン及びその塩とから選ばれる
    少なくとも一種
  2. 【請求項2】 (A)成分の含有量は0.001〜1.
    0重量%であることを特徴とする請求項1に記載の2剤
    式染毛用製品。
  3. 【請求項3】 (A)成分が8−オキシキノリン硫酸塩
    であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    2剤式染毛用製品。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記第2剤を充填する容器が
    内袋を有する2重構造のエアゾール容器であるととも
    に、前記第2剤の粘度が5000〜20000センチポ
    アズ(cps)であることを特徴とする請求項1〜請求
    項3に記載の2剤式染毛用製品。
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