JP2005028039A - 液状物塗布容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エアゾール容器等の吐出容器に塗布具を取り付けた液状物塗布用具において、この液状物塗布用具の使用時の塗布具を軽量化し、取り扱い性を向上させる。
【解決手段】 毛髪化粧料等の液状物の塗布用具1Aが、液状物を充填した吐出容器(エアゾール容器2a、2b)と、塗布部(櫛部12)と把持部11を有する塗布具10とからなる。塗布具10は、着脱自在に吐出容器に取り付けられる。塗布部には、吐出容器に連通する液状物の通液路13と吐出孔17が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エアゾール容器等の吐出容器と塗布具からなる液状物塗布容器に関する。
染毛剤を収容したエアゾール容器に、染毛剤の吐出孔を備えた櫛部を塗布部として取り付け、染毛剤の吐出と髪への塗布を同時に行えるようにした染毛用具が提案されている(特許文献1)。この染毛用具において、二剤形式の染毛剤を吐出させるものは、染毛剤の第1剤を収容する第1エアゾール容器と第2剤を収容する第2エアゾール容器とをカバー部により一体容器とし、その上部に、染毛剤の注出孔が形成されている櫛歯を備えた塗布部を取り付けたものであり、使用時には、カバー部を片手で握り、そのカバー部に設けられている指掛部を押し下げ、櫛歯に開口している注出孔から第1剤と第2剤の混合剤を吐出させる。
特開平8−168409号公報
しかしながら、エアゾール容器に櫛部を取り付けた従来の染毛用具は、染毛剤を収容したエアゾール容器と櫛部の双方を片手で持って作業をすることとなるため、二剤形式の染毛剤を塗布する場合や、剤量の多い長髪染毛用のエアゾール容器を使用する場合には、塗布部が重たく感じられるという問題がある。また、カバー部が被せられたエアゾール容器が把持部となるので、この染毛用具の把持部の長さは、少なくともエアゾール容器の長さとなる。そのため、この染毛用具の把持部は、染毛剤の塗布具の把持部としては長すぎ、染毛作業がやり難くなる。
さらに、エアゾール容器に塗布部を取り付けた従来の染毛用具では、本来、正立噴射で使用すべきエアゾール容器を、誤って倒立噴射で使用してしまうことを防止できず、倒立噴射により噴射剤のみが無駄に噴出するおそれがある。
これに対し、本発明は、毛髪化粧料を充填したエアゾール容器を初めとする種々の液状物の吐出容器と塗布具を組み合わせた、液状物の塗布用具において、液状物の塗布時に片手で持つこととなる塗布具の把持部を軽量化し、かつ、その把持部の長さを、取り扱い性の良い長さに調整することを可能とし、また、正立噴射あるいは吐出用の吐出容器に対して倒立で使用するおそれを解消することを目的とする。
本発明者は、エアゾール容器等の吐出容器と塗布具を組み合わせた液状物塗布用具において、吐出容器を据え置き型として使用し、一方、塗布具を、例えば、毛髪化粧料を吐出させることのできる塗布部としての櫛部と把持部から構成し、その塗布具を吐出容器に対して着脱自在に取り付けられるようにすると、髪に毛髪化粧料を塗布する際には、まず、塗布具を吐出容器に取り付けて毛髪化粧料を吐出させることにより櫛部に毛髪化粧料を保持させ、次いで、塗布具を吐出容器から取り外し、櫛部に保持された毛髪化粧料を髪に塗布できるので、二剤形式の毛髪化粧料を塗布する場合でも、剤量の多い長髪染毛用のエアゾール容器を使用する場合でも、片手で持つ塗布具が重たく感じられることはなく、また、吐出容器の長さに関わらず、塗布具の把持部の長さを毛髪化粧料の塗布に最適な長さに調整でき、加えて、吐出容器として正立噴射用のエアゾール容器を用いた場合には、それを倒立噴射で使用するおそれを解消できることを見出した。
即ち、本発明は、液状物を収容する吐出容器と、塗布部と把持部を有する塗布具とからなる液状物塗布容器であって、
塗布具が、着脱自在に吐出容器に取り付けられ、
塗布部に、吐出容器に連通する液状物の通液路と吐出孔が形成されている液状物塗布容器を提供し、また、この液状物塗布容器の吐出容器に液状物が充填されている液状物塗布用具を提供する。
本発明の液状物塗布用具によれば、吐出容器に塗布具が取り付けられるので、吐出容器からの液状物の吐出と、その液状物の塗布を同時に行うことができる。さらに、塗布具は、塗布部と把持部からなり、吐出容器と着脱自在であるため、液状物の塗布時に片手で持つこととなる塗布具に吐出容器は含まれない。したがって、塗布具が軽量化され、かつ、把持部を取り扱い性の良い長さに調整することが可能となる。また、吐出容器は、常時、据え置かれて使用されるため、正立状態で噴射や吐出させて使用する吐出容器に対して倒立状態で噴射あるいは吐出させて使用するおそれが解消する。
以下、図面を参照しつつ、本発明を詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等の構成要素を表している。
図1は、本発明の液状物塗布用具の一実施例である毛髪化粧料塗布用具1A であって、塗布具をエアゾール容器に取り付けた状態(a)と外した状態(b)を示す斜視図であり、図2は、図1の毛髪化粧料塗布用具1A を構成する毛髪化粧料吐出容器1Apの構成部材の説明図である。また、図4は、塗布具のエアゾール容器への取り付け部分の断面図である。
この毛髪化粧料塗布用具1A は、二剤形式の毛髪化粧料の塗布に使用するもので、毛髪化粧料の第1剤を収容した第1の容器2a、毛髪化粧料の第2剤を収容した第2の容器2b、これらエアゾール容器2a、2bを据え置き型の容器として安定に起立させる台座3、エアゾール容器2a、2bを束ねるように固定する連結部材4、エアゾール容器2a、2bの各ステム5a、5bとステム挿入口6a、6bで連結し、各ステム5a、5bから吐出された剤を合わせて吐出口7から吐出するステムジョイント8、ステムジョイント8の吐出口7と着脱自在に連結する塗布具10からなっている。
塗布具10は、把持部11と、把持部11上に設けられた櫛部12からなる。
櫛部12は、図3に示すように、内部に通液路13を有する連結部材14上に、平板状の高剛性材料からなる複数の板状櫛歯15が、その厚み方向に列設されたものである。各板状櫛歯15の内部にも通液路16が形成されており、櫛歯15同士の対向面には、毛髪化粧料の吐出孔17として、通液路16の開口端が形成されている。
把持部11は、塗布具10がエアゾール容器2a、2bに取り付けられている状態で、第1の容器2aと第2の容器2bの上から被さる筒状に形成されている。塗布具10とステムジョイント8との位置合わせを容易にすると共に、塗布具10をエアゾール容器2a、2bの方に押し込んで毛髪化粧料をエアゾール容器2a、2bから吐出させる時に、塗布具10が傾かないようにし、第1剤と第2剤が所定の量比で吐出されるようにするため、把持部11の内部には立壁23が起立している(図4)。
図4に示すように、塗布具10はエアゾール容器2a、2bにステムジョイント8を介して取り付けられている。また、塗布具10の通液路13の開口端には、嵌合部材20が取り付けられている。この嵌合部材20は、シール性、嵌合性、成形性、脱着操作や吐出時の押圧等による機械耐久性、液状物等に対する耐内容物性の点からポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンビニルアルコール等から形成することが好ましく、シール性の観点ではゴム等から形成することが好ましい。
図5は、嵌合部材20の断面図(a)、斜め上から見た斜視図(b)及び斜め下から見た斜視図(c)である。嵌合部材20は、円盤型部材の中央部に開口部21を形成し、かつその開口部21下縁に段差Dを備え、その段差Dの周囲をガイド壁22で囲んだ形状をなしている。ガイド壁22は、開口部21と反対側の開口径が広がった形状を有している。したがって、ガイド壁22で囲まれた段差D部分にステムジョイント8の吐出口7を当て、塗布具10をエアゾール容器2a、2bの方に押し込むことにより、ステムジョイント8の吐出口7が塗布具10の所定の位置に挿入され、その位置でシールされる。そして、毛髪化粧料を吐出させるために塗布具10を押し下げる際の押圧力は、把持部11から、嵌合部材20、ステムジョイント8、ステム5へ伝達し、このとき嵌合部材20は把持部11とステムジョイント8に挟まれているので、嵌合部材20によるシール力は大きくなる。その結果、毛髪化粧料を吐出させる際に通液路内の圧力が大きくなっても液状物の漏れを防止することができる。
また、嵌合部材20上には逆止弁24が設けられている。この逆止弁24は、エアゾール容器2a、2bから櫛部12へ向かう毛髪化粧料の流れは通すが、その逆の流れは止める弁である。この逆止弁24を設けることにより、塗布具10をエアゾール容器2a、2bから外した後に、塗布具10の通液路13から毛髪化粧料が液だれすることを防止できる。
一方、ステムジョイント8の2つのステム挿入口6a、6bの間には、このステム挿入口6a、6bに、第1及び第2のエアゾール容器2a、2bのステム5a、5bを挿入する場合の位置合わせを容易にするため、板状の突起9が設けられている。
第1及び第2のエアゾール容器2a、2bとしては、公知の二剤形式の毛髪化粧料の第1剤、第2剤と噴射剤を充填したものを使用することができる。この第1剤、第2剤としては、例えば、毛髪化粧料が染毛剤である場合、酸化染料を含有する第1剤と過酸化水素を含有する第2剤とすることができ、毛髪化粧料が毛髪脱色剤である場合、アルカリ剤を含有する第1剤と、過酸化水素を含有する第2剤とすることができる。これら第1剤と第2剤には、それぞれ必要に応じて、香料、紫外線吸収剤、金属封止剤、殺菌剤、防腐剤、水溶性溶剤、水溶性高分子、保湿剤等が配合される。
また、噴射剤としては、圧縮空気、LPG、窒素ガス等が使用される。
本発明の毛髪化粧料塗布用具1A は、このような第1剤、第2剤及び噴射剤を充填したエアゾール容器2a、2bと、上述の塗布具10から構成される。
毛髪化粧料塗布用具1A は、次のように使用される。まず、ステムジョイント8の吐出口7と嵌合部材20の位置を合わせてエアゾール容器2a、2b上に塗布具10を載せ、図1(a)の矢印のように、塗布具10を下方に押し込む。これにより、ステムジョイント8と塗布部10が連結される。このときステム5a、5bも下方に押し込まれるので、毛髪化粧料の第1剤と第2剤がそれぞれエアゾール容器2a、2bから吐出される。そして、エアゾール容器2a、2bから吐出された第1剤と第2剤は、ステムジョイント8内で合流し、その吐出口7から出て塗布具10の通液路13、16を通り、櫛部12の吐出孔17から吐出され、板状櫛歯15の間に保持される。
次に、塗布具10をステムジョイント8から取り外し、把持部11を片手で握り、櫛部12に保持された毛髪化粧料を髪に塗布する。
このように毛髪化粧料塗布用具1Aを用いて髪に毛髪化粧料を塗布するにあたり、片手で持つものは、エアゾール容器2a、2bを含まない塗布具10である。したがって、二剤形式の毛髪化粧料を塗布する場合でも、剤量の多い長髪染毛用のエアゾール容器を使用する場合でも、片手で持つ塗布具10が重たく感じられることはない。また、エアゾール容器2a、2bの長さL1 に関わらず、把持部11の長さL2 を、毛髪化粧料の塗布に最適な長さに形成することができるので、エアゾール容器ごと片手で握って塗布する場合に比して塗布具10の使いやすさが格段に向上する。加えて、この毛髪化粧料塗布用具1Aによれば、エアゾール容器2a、2bが、常時、正立状態で据え置かれて使用されるので、正立噴射用のエアゾール容器を倒立噴射で使用するおそれが解消する。
本発明の毛髪化粧料塗布用具は、塗布具が着脱自在にエアゾール容器に取り付けられる限り、種々の態様をとることができる。
例えば、図6の毛髪化粧料塗布用具1Bは、図1の毛髪化粧料塗布用具1Aに対して、連結部材4に細い柱状のガイド25を複数設けると共に、把持部11の内壁に、このガイド25に適合する溝26を形成し、ガイド25と溝26の掛合により、塗布具10をエアゾール容器2a、2bの方に押し込んで毛髪化粧料をエアゾール容器2a、2bから吐出させる際の塗布具10の傾きを防止するものである。
図7の毛髪化粧料塗布用具1C は、図1の毛髪化粧料塗布用具1Aに対して、ステムジョイント8の吐出口7から、第1剤と第2剤の混合剤が水平方向に吐出されるように、ステムジョイント8の吐出口7を上向きから横向きに変更し、それに合わせて、塗布具10においても、ステムジョイント8の吐出口7が水平に挿入されるように通液路13の向きを変更し、ステムジョイント8の挿入口27を把持部11の側面に設けたものである。したがって、この毛髪化粧料塗布用具1Cにおいては、ステムジョイント8の吐出口7と把持部11の挿入口27を合わせ、塗布具10を水平にエアゾール容器2a、2bの方に押し込むことにより図7(a)に示すように、エアゾール容器2a、2bと塗布具10とを連結する。そして、塗布具10を矢印のように押し下げることによりステム5a、5bを押し下げて第1の染毛剤と第2の染毛剤を吐出させ、その混合剤を櫛部12に保持させる。次いで、同図(b)に示すように塗布具10をステムジョイント8から引き抜き、塗布具10で髪を梳く。
図8の毛髪化粧料塗布用具1D は、図1の毛髪化粧料塗布用具1Aに対して、塗布具10をエアゾール容器2a、2bに取り付けた状態で、把持部11がエアゾール容器2a、2bに被さることなく、エアゾール容器2a、2b上に載るように、把持部11を細径筒型に形成し、また、把持部11内で通液路13を形成するパイプ28を把持部11の底面まで延設したものである。このパイプ28の端部には、図5に示した嵌合部材20が取り付けられたステムジョイントの挿入口27が形成されている。したがって、この毛髪化粧料塗布用具1Dにおいては、システムジョイント8の吐出口7と把持部11の底面に形成されている挿入口27を合わせ、塗布具10をエアゾール容器2a、2bの方に押し下げる。これにより、図8(a)に示すように、エアゾール容器2a、2bと塗布具10とが連結される。このときステム5a、5bも押し下げられるので、第1の染毛剤と第2の染毛剤が吐出し、その混合剤が櫛部12に保持される。次いで、同図(b)に示すように塗布具10をステムジョイント8から引き抜き、塗布具10で髪を梳く。この毛髪化粧料塗布用具1D においても、把持部11の径や長さの自由度を著しく高めることができる。
図9の毛髪化粧料塗布用具1E は、塗布具10をエアゾール容器2a、2bに取り付けた状態で、把持部11が、エアゾール容器2a、2bに被さることなく、エアゾール容器の側面に沿って垂下するL字型に形成されている。この毛髪化粧料塗布用具1Eによっても、把持部11の大きさや形状について、エアゾール容器2a、2bに対する自由度を著しく高めることができる。また、この毛髪化粧料塗布用具1Eによれば、連結部材14内の通液路の一端とステムジョイント8の吐出口7とがパイプ28(図8)を介さずに接続されるので、塗布具10内に不要に溜まる毛髪化粧料を無くすことができる。
図10の毛髪化粧料塗布用具1F は、塗布具10をエアゾール容器2a、2bに取り付けた状態で、把持部11が、エアゾール容器2a、2bの全周に被さることなく、エアゾール容器の対向する側面を挟むように、把持部11をコ字型にしたものである。これにより、把持部11の持ち易さが向上する。
以上、把持部11の形状が異なる種々の態様を挙げたが、本発明においては、エアゾール容器2a、2bへの塗布具10の取り付け方についても種々の態様をとることができる。
例えば、図1の毛髪化粧料塗布用具1Aにおいて、連結部材14内の通液路13の開口端で嵌合部材20を用いてステムジョイント8をシールすることに代えて、図11に示すように、連結部材14の通液路13の開口端に突起した係止部29を円周状に形成し、そこにステムジョイント8を挿入してシールしてもよい。あるいは、図12に示すように、ステムジョイント8の先端部にOリング30を嵌め、それを連結部材14の通液路13の開口端に挿入してもよい。
また、図11及び図12に示すように、毛髪化粧料を吐出させるために塗布具10を押し下げるにあたり、逆止弁24に力がかからないようにするためと逆止弁24を破損させないために、ステムジョイント8の天面を押圧する押圧片31を把持部11内に設けてもよい。
さらにまた、毛髪化粧料を吐出させるために塗布具10を押し下げるにあたり、ステムジョイント8と通液路13のシール部分に過度の力がかからないようにするためと逆止弁24を破損させないために、図13に示すように、ステムジョイント8を押圧する押圧片31に代えて、立壁23を、ステムジョイント8の側壁の突起を上から押圧する位置に設けてもよい。
本発明の毛髪化粧料塗布用具は、1剤式の毛髪化粧料の塗布にも使用することができる。その場合、ステムジョイントは、必ずしも必要ではなく、エアゾール容器のステムと、塗布具の通液路の開口端とを直接連結させてもよい。
また、本発明の毛髪化粧料塗布用具を、一剤形式の毛髪化粧料に適合させる場合に、その把持部は、前述の二剤形式に対応した毛髪化粧料塗布用具に準じて、エアゾール容器に被さるようにしても良く(図1)、エアゾール容器上に載る細径筒型(図8)、エアゾール容器の側面に沿うL字型(図9)、エアゾール容器を挟むコ字型(図10)等とすることができる。また、一剤形式の毛髪化粧料を吐出させるにあたり、ステムジョイントを介してエアゾール容器に塗布具を取り付ける場合、ステムジョイントの吐出口を上向きから横向きに変更し、ステムジョイントの挿入口27を把持部の側面に設けてもよい(図7)。
一剤形式の毛髪化粧料を吐出させる場合には、2つのエアゾール容器を束ねる連結部材が不要となるが、それに伴い、図1の二剤形式の毛髪化粧料を吐出させる毛髪化粧料塗布用具1Aにおいて連結部材4に設けたガイド25(図6)については、一剤形式の毛髪化粧料を吐出させる毛髪化粧料塗布用具1Gでは、例えば、図14に示すように、エアゾール容器2の表面に凸条のガイド25を一体成形で設けてもよいし、凸状ガイドの別部材を貼り付けてもよい。なお、このガイド25に掛合する溝26は、把持部11の内壁に形成すればよい。
本発明の毛髪化粧料塗布用具において、台座3は必要に応じて設けられるが、図15(a)に示すように、毛髪化粧料塗布用具の使用時にエアゾール容器2a、2bを起立させる台座3を使用する場合、その台座3は、毛髪化粧料塗布用具の保管時に、同図(b)に示すように、エアゾール容器2a、2bのキャップとして使用できるように、キャップ兼台座として形成することが好ましい。また、このように保管時にエアゾール容器2a、2bを台座3でキャップする場合に、ステムジョイント8は取り外してもよく、洗浄後に取り付けてもよい。
本発明において、エアゾール容器の種類、櫛部の櫛歯の形状や配置などについては特に制限はない。例えば、エアゾール容器としては、ステムを押し込むことにより内容物が吐出される通常のエアゾールバルブを備えたエアゾール容器の他、ステムの傾倒によりバルブが開口して内容物が吐出されるチルトバルブ(特開2001−158486号公報等)を備えたエアゾール容器を用いてもよい。
さらに、本発明においては、エアゾール容器に代えて、ポンプ等の蓄圧機能により内容物を吐出させる吐出容器を用いてもよい。
吐出容器に充填する液状物は、毛髪化粧料に限らず、脱毛剤、衣類の部分洗い用洗剤、糊剤、靴の洗浄剤、靴クリーム、車や床面用のワックスやコーティング剤、ガラスの洗浄剤、補修用の塗布剤等としてもよい。その場合、塗布部の形状は、これらの用途に適宜適合させることができる。例えば、液状糊の塗布に使用する場合、図16に示す塗布具10の塗布部32のように、連結部材14内の通液路13の開口端13aにメッシュ材料33を被せて容器から吐出させた液状糊が開口端13aから噴出しないようにし、メッシュ材料33の周囲にフェルト材あるいはスポンジ34を設けて容器から吐出した液状糊がそこに保持されるようにする。この塗布部32の使用時においては、まず、容器から液状糊を吐出させ、それをメッシュ材料33とスポンジ34に保持させる。そして、その液状糊を衣類等の必要な箇所に塗布する。
また、靴クリームの塗布に使用する場合、図17に示す塗布具の塗布部35のように、連結部材14内の通液路13の開口端13aの周囲にフランジ状に受け材36を設け、そこにスポンジ37を取り付ける。このスポンジ37の頂部には、通液路13に連通する開口38を設けておく。この塗布部35の使用時には、容器から靴クリームを吐出させてそれを開口38からスポンジ37上に吐出させ、次いでそれをスポンジ37で靴に塗り広げる。 また、以上の塗布具において、塗布部と把持部は、洗浄の便宜等のため、着脱自在としてもよい。
本発明の液状物の塗布用具は、液状物の吐出と、その液状物の塗布を同時に行うことができる。さらに、この塗布用具の塗布具は、吐出容器と着脱自在であり、塗布具と把持部からなり、取り扱い性が良い。したがって、本発明の液状物の塗布用具は、毛髪化粧料、脱毛剤、衣類の部分洗い用洗剤、糊剤、靴の洗浄剤、靴クリーム、車や床面用のワックスやコーティング剤、ガラスの洗浄剤、補修用塗布剤等の種々の液状物の塗布に有用となる。
本発明の毛髪化粧料塗布用具であって、塗布具をエアゾール容器に取り付けた状態(a)と外した状態(b)の斜視図である。 塗布具付毛髪化粧料吐出容器の構成部材の説明図である。 櫛部の断面図である。 塗布具のエアゾール容器への取り付け部分の断面図である。 嵌合部材の断面図(a)、斜め上から見た斜視図(b)及び斜め下から見た斜視図(c)である。 本発明の毛髪化粧料塗布用具であって、塗布具をエアゾール容器に取り付けた状態(a)と外した状態(b)の斜視図である。 本発明の毛髪化粧料塗布用具であって、塗布具をエアゾール容器に取り付けた状態(a)と外した状態(b)の斜視図である。 本発明の毛髪化粧料塗布用具であって、塗布具をエアゾール容器に取り付けた状態(a)と外した状態(b)の斜視図である。 本発明の毛髪化粧料塗布用具であって、塗布具をエアゾール容器に取り付けた状態(a)と外した状態(b)の斜視図である。 本発明の毛髪化粧料塗布用具であって、塗布具をエアゾール容器に取り付けた状態の側面側斜視図(a)、正面側斜視図(b)、及び塗布具をエアゾール容器から外した状態の斜視図(c)である。 塗布具のエアゾール容器への取り付け部分の断面図である。 塗布具のエアゾール容器への取り付け部分の断面図である。 塗布具のエアゾール容器への取り付け部分の断面図である。 本発明の毛髪化粧料塗布用具であって、塗布具をエアゾール容器から外した状態の斜視図である。 本発明の毛髪化粧料塗布用具であって、キャップ兼台座を台座として使用している状態の斜視図(a)、及びキャップとして使用している状態の斜視図(b)である。 液状糊の塗布に適した本発明の塗布用具の塗布部の斜視図である。 靴クリームの塗布に適した本発明の塗布用具の塗布部の斜視図である。
符号の説明
1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G 毛髪化粧料塗布用具
1Ap 塗布具付毛髪化粧料吐出容器
2a 第1のエアゾール容器
2b 第2のエアゾール容器
3 台座
4 連結部材
10 塗布具
11 把持部
12 櫛部(塗布部)
13 通液路
13a 通液路の開口端
14 連結部材
15 板状櫛歯
16 通液路
17 櫛歯の吐出孔
24 逆止弁
32 塗布部
33 メッシュ材料
34 スポンジ
35 塗布部
36 受け材
37 スポンジ
38 開口

Claims (5)

  1. 液状物を収容する吐出容器と、塗布部と把持部を有する塗布具とからなる液状物塗布容器であって、
    塗布具が、着脱自在に吐出容器に取り付けられ、
    塗布部に、吐出容器に連通する液状物の通液路と吐出孔が形成されている液状物塗布容器。
  2. 塗布具の通液路の吐出容器側端部に逆流防止弁が設けられている請求項1記載の液状物塗布容器。
  3. 液状物塗布容器の使用時に吐出容器の台座となり、液状物塗布容器の保管時に吐出容器のキャップとなるキャップ兼台座を備えている請求項1記載の液状物塗布容器。
  4. 吐出容器が毛髪化粧料を収容するエアゾール容器である請求項1記載の液状物塗布容器。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の液状物塗布容器の吐出容器に、液状物が充填されている液状物塗布用具。
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