JPH09310774A - エアゾール容器用バルブ装置 - Google Patents

エアゾール容器用バルブ装置

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JPH09310774A
JPH09310774A JP8263333A JP26333396A JPH09310774A JP H09310774 A JPH09310774 A JP H09310774A JP 8263333 A JP8263333 A JP 8263333A JP 26333396 A JP26333396 A JP 26333396A JP H09310774 A JPH09310774 A JP H09310774A
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stem
insertion port
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valve
chamber
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Kimio Yabuno
公雄 薮野
Kazunori Hoshino
一紀 星野
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Toyo Aerosol Industry Co Ltd
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SOFT KYUKYU CORP KK
Toyo Aerosol Industry Co Ltd
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    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/42Filling or charging means
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    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭い噴霧パターンでは小量噴霧を行い、液垂
れを生じる事がないとともに、広い噴霧パターンでは大
量のエアゾール内容物を噴霧して、効率的なエアゾール
内容物の噴霧を可能とする。広い面積への噴霧でも、狭
い部分への噴霧でも、単位面積当たりの噴霧量は殆ど変
化する事がなく、均一な斑のない塗布を可能とする。 【解決手段】 ハウジング3内に、挿通口4を介して上
部室6と下部室7とを形成する。上部室6内には、下端
押圧部13を挿通口4に挿通可能としたステム8を上下
動可能に装着する。下部室7内には、小量流通口16を
開口した切替バルブ14を上下動可能に装着する。この
切替バルブ14で挿通口4を、小量流通口16の連通以
外では閉止するとともに挿通口4の閉止を、ステム8に
よる切替バルブ14の押圧により開放可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、頭髪用品、化粧品、消
臭剤、制汗剤、その他の人体用品、又は殺虫剤、コーテ
ィング剤、クリーナー、その他の家庭用品、又は工業用
品、自動車用品、その他のエアゾール内容物を充填して
噴霧するための、エアゾール容器用バルブ装置に係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、エアゾール容器には必要に応じて
噴霧パターンを切替られるようにしたものが存在する。
例えば、実公平2−36630号公報記載の考案に於て
は、目的物に、塗布体を介してエアゾール内容物を塗布
する場合と、エアゾール内容物を霧状に吹き付けて塗布
する場合と、目的物にエアゾールノズルを突き刺した状
態で、目的物の内部にエアゾール内容物を塗布するよう
にしたものである。
【0003】また、実公平3−53712号に公報記載
の考案も、目的物に、塗布体を介してエアゾール内容物
を塗布する場合と、エアゾール内容物を霧状に吹き付け
て塗布する場合と、目的物にエアゾールノズルを突き刺
した状態で、目的物の内部にエアゾール内容物を塗布す
るようにしたものである。
【0004】また、他の従来例としては、霧状にエアゾ
ール内容物を塗布する場合に、広い範囲にエアゾール内
容物を塗布したり、狭い範囲に塗布したりする事が可能
になるよう構成し、噴霧パターンを変更できるようにし
たものが存在する。そして、これらの塗布パターンの変
更は、広い面積にエアゾール内容物を塗布しようとする
場合には、複数のノズルの中から広い噴霧パターンの噴
霧を可能とするノズルを選択して行う。また、小さな面
積にエアゾール内容物を塗布しようとする場合には、複
数のノズルの中から、小さな噴霧パターンの噴霧を可能
とするノズルを選択して、エアゾール内容物の噴射を行
うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来公
知の上述の如きエアゾール装置は、小さな狭い噴霧パタ
ーンのエアゾール内容物の噴射に於ても、大きな広い噴
霧パターンのエアゾール内容物の噴射に於ても、単位時
間当たりのエアゾール内容物の噴射量は略同一である。
【0006】そのため、小さな噴霧パターンにエアゾー
ル内容物の噴射を行う場合には、単位面積当たりの噴射
量が極めて多くなり、塗布物に液垂れを生じたり、過剰
なエアゾール内容物の噴霧を行う結果となっている。ま
た、広い噴霧パターンにエアゾール内容物の噴射を行う
場合には、単位面積当たりの噴霧量が足らず、長時間噴
霧を続けたりする必要があり、この場合に於ても好まし
いものではない。そして、この何れかに片寄った噴射量
の決定を行えば、何れか一方の噴霧に於ては好ましい噴
霧ができるが、他の反対の噴霧状態に於ては、弊害が更
に著しくなってしまう欠点を有していた。
【0007】本発明は上述の如き欠点を除去し、小さな
噴霧パターンに於ては、噴霧量を小さくし、また、大き
な噴霧パターンで広い範囲にエアゾール内容物を噴霧し
ようとする場合には、多くの量のエアゾール内容物を噴
射することを可能にし、液垂れを生じたり、長時間の噴
霧を行わなければならないような事態を防止しようとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き課題
を解決するため、エアゾール容器の蓋体の内部に上端を
固定したハウジング内に、挿通口を介して上部室と下部
室とを形成し、上部室内には、ステムガスケットを介し
て上端を蓋体から外方に付勢突出するとともに下端に、
下端押圧部を設けたステムを上下動可能に装着し、下部
室内には、ステムの下端押圧部に臨ませて切替バルブを
上下動可能に装着し、この切替バルブに、上部室と下部
室とを連通する小量流通口を開口するとともに切替バル
ブを挿通口の弁座に押圧付勢して、上部室と下部室とを
小量流通口の連通以外では閉止し、この挿通口の閉止
を、ステムによる切替バルブの押圧により開放可能とし
て成るものである。
【0009】また、第2の発明は、エアゾール容器の蓋
体の内部に上端を固定したハウジング内に、挿通口を介
して上部室と下部室とを形成し、上部室内には、ステム
ガスケットを介して上端を蓋体から外方に付勢突出する
とともに下端に下端押圧部を設け、この下端押圧部を挿
通口に挿通可能としたステムを上下動可能に装着し、下
部室内には、ステムの下端押圧部に臨ませて切替バルブ
を上下動可能に装着し、この切替バルブに、挿通口を介
して上部室と下部室とを連通する小量流通口を開口する
とともに切替バルブを挿通口の弁座に押圧付勢して、挿
通口を小量流通口の連通以外では閉止し、この挿通口の
閉止を、ステムによる切替バルブの押圧により開放可能
として成るものである。
【0010】また、第3の発明は、エアゾール容器の蓋
体の内部に上端を固定したハウジング内に、挿通口を介
して上部室と下部室とを形成し、上部室内には、ステム
ガスケットを介して上端を蓋体から外方に付勢突出する
とともに下端に下端押圧部を設け、この下端押圧部を挿
通口に臨ませて配置したステムを上下動可能に装着し、
下部室内には、ステムの下端押圧部に臨ませるとともに
被押圧部を挿通口から上部室側に突出した切替バルブを
上下動可能に装着し、この切替バルブに、上部室と下部
室とを連通する小量流通口を開口するとともに切替バル
ブを挿通口の弁座に押圧付勢して、挿通口を小量流通口
の連通以外では閉止し、この挿通口の閉止を、ステムに
よる切替バルブの押圧により開放可能として成るもので
ある。
【0011】また、挿通口の弁座は、ハウジングの内周
面を内方に突出して仕切壁を形成し、この仕切壁の下部
室側に形成したものであっても良い。
【0012】また、挿通口の弁座は、ハウジングとは別
体に形成した環状の仕切壁をハウジング内に挿入して装
着し、この環状の仕切壁の下部室側に形成したものであ
っても良い。
【0013】また、切替バルブの外周に臨ませた下部室
の内面には、エアゾール内容物の流通凹溝を形成し、こ
の流通凹溝と挿通口とを、ステムによる切替バルブの押
圧時に連通するものとしたものであっても良い。
【0014】また、切替バルブは、外径を下部室の内径
よりも小さく形成することにより、外周面と下部室の内
周面との間隔に、エアゾール内容物の流通間隔を形成し
たものであっても良い。
【0015】
【作用】本発明は、上述の如く構成したものであるか
ら、エアゾール内容物の小面積の噴霧を行おうとする場
合には、エアゾールステムの押し下げ量を小さなものと
する。この小さなエアゾールステムの押し下げ量によっ
て、ステムガスケットとオリフィスの密接は解除され
る。そのため、エアゾール内容物は下部室から切替バル
ブの小量流通口を通って上部室に導かれ、上部室に装着
したステムのオリフィスから外部に噴射される。
【0016】このように、ステムの小さな押し下げ量に
よっては、エアゾール内容物は小量流通口を介してステ
ムより外部に噴射するから、単位時間当たりに於て、小
量のエアゾール内容物を外部に噴出し、その噴霧パター
ンも必然的に小さなものとなる。また、このステムの小
さな押し下げ量によって、ステムの下端押圧部は切替バ
ルブに接触することはない。
【0017】次に、大きな噴霧パターンを得ようとする
場合には、ステムを先程の小量噴霧の場合に比較し大き
く押し下げる。このステムの大きな押し下げによって、
切替バルブはステムの下端押圧部によって押し下げら
れ、挿通口の弁座を開放するから、挿通口は大きく開放
される。そして、この大きく開放された挿通口から、エ
アゾール内容物は大量に上部室内に流入し、この大量の
エアゾール内容物が、強い圧力でオリフィスを介してノ
ズルより噴霧される。
【0018】この強い噴出圧力と大量のエアゾール内容
物によって、エアゾール容器のノズルから噴霧されるエ
アゾール内容物は、広い噴霧パターンを得る事ができる
とともに、当然のことながら、単位時間当たりの噴霧量
も大きなものとなる。
【0019】また、更にこの噴霧量を多くするために
は、切替バルブの外径を、下部室の内径よりも小さく形
成することにより、外周面と下部室の内周面との間隔
に、エアゾール内容物の流通間隔を形成するものとすれ
ば、エアゾール内容物はこの流通間隔を通って挿通口に
導く事ができ、挿通口からは大量に上部室内にエアゾー
ル内容物を流入させ、エアゾール内容物の噴霧量を多く
する事ができるものとなる。
【0020】また、上記の噴霧量を多くするためには、
下部室の切替バルブの外周に臨ませて、流通凹溝を形成
しても良く、エアゾール内容物はこの流通凹溝を通って
挿通口に導く事ができ、挿通口からは大量に上部室内に
エアゾール内容物を流入させる事ができる。この場合
は、切替バルブと下部室の内周とは流通凹溝以外では面
接触することができるから、切替バルブの上下動を安定
良く行うことができるものとなる。
【0021】また、ステムの下端押圧部を挿通口に挿通
可能とすれば、ステムの大きな押し下げによって、切替
バルブは挿通口を挿通して押し下げたステムによって押
し下げられ、挿通口の弁座を開放する。そして、挿通口
は大きく開放され、エアゾール内容物は大量に上部室内
に流入し、この大量のエアゾール内容物が、強い圧力で
オリフィスを介してノズルより噴霧される。ステムの下
端押圧部を挿通口に挿通可能とする事により、ステムの
上下動を挿通口で規制し、ブレ等の無い安定したステム
の上下動を可能とする。
【0022】また、切替バルブの被押圧部を挿通口から
上部室側に突出し、ステムの下端押圧部に臨ませる事に
より、ステムの下端押圧部を挿通口に挿通する必要が無
いから、ステムの組み立て及び工作精度を、厳密に要求
されることが無いものとなる。
【0023】そして、上記のエアゾール容器は、内容物
として、頭髪用品、化粧品、消臭剤、制汗剤、その他の
人体用品、又は殺虫剤、コーティング剤、クリーナー、
その他の家庭用品、又は工業用品、自動車用品、その他
を用いる事ができる。そして、頭髪用品では、ヘアセッ
トスプレー、ヘアドレッサーコンディショナー、ヘアシ
ャンプー、ヘアリンス、酸性染毛剤、2剤型永久染毛
剤、カラースプレー、脱色剤、パーマ剤、育毛トニック
等に用いる事ができる。また、化粧品では、シェービン
グクリーム、アフターシェーブローション、香水、オー
デコロン、洗顔料、日焼け止め、ファンデーション、脱
毛剤、脱色剤、浴用剤、歯磨き等に用いる事ができる。
また、消臭剤、制汗剤、ボディシャンプー等に用いる事
ができる。また、その他の人体用品では、筋肉消炎剤、
皮膚疾患剤、水虫薬、その他の医薬品、害虫忌避剤、冷
却剤、清拭剤、口腔剤等に用いる事ができる。
【0024】また、殺虫剤では、空間用殺虫剤、ゴキブ
リ用殺虫剤、園芸用殺虫剤、殺ダニ剤、不快害虫剤等に
用いる事ができる。また、コーティング剤では、家庭用
塗料、自動車用塗料、アンダーコーティング剤等に用い
る事ができる。また、クリーナーでは、家庭用ガラスク
リーナー、レンズクリーナー、絨毯クリーナー、浴用ク
リーナー、床・家具艶出しクリーナー、靴・皮革クリー
ナー、ワックス艶出し剤等に用いる事ができる。また、
その他の家庭用品では、室内用消臭剤、トイレ用消臭
剤、防水剤、洗濯糊、除草剤、衣類用防虫剤、防炎剤、
消化具等に用いる事ができる。
【0025】また、工業用品では、潤滑防錆剤、接着
剤、金属探傷剤、離型剤等に用いる事ができる。また、
自動車用品では、防曇剤、解氷剤、エンジン始動液、パ
ンク修理剤、エンジンクリーナー等に用いる事ができ
る。また、その他では、動物用品、趣味娯楽用品、食品
等に用いる事ができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4に於て
説明すれば、(1)はエアゾール容器の上端に固定した蓋
体で、内面にはステムガスケット(2)を介して、ハウジ
ング(3)を固定している。このハウジング(3)は、挿通
口(4)を中央部に開口した仕切壁(5)を介して、上部室
(6)と下部室(7)とに分割されており、上部室(6)には
上端部を蓋体(1)の外方に突出したステム(8)を装着し
ている。
【0027】このステム(8)は、ステム発条(10)によ
り外部方向に押圧付勢されている。また、ステム(8)は
上端部からエアゾール内容物の噴出路(11)を軸方向に
形成しており、この噴出路(11)に連通するオリフィス
(12)を側面から開口している。このオリフィス(12)
は、前記のステムガスケット(2)の内周端面によって、
常時は密閉されており、ステム(8)を押し下げた状態
で、ステムガスケット(2)と内周端面との密接を解除
し、ハウジング(3)内部と外部との連通を可能とするよ
うに構成している。
【0028】また、ステム(8)は下端の下端押圧部(1
3)を、上部室(6)と下部室(7)とを分離する挿通口
(4)に挿通可能とし、ステム(8)の大きな押圧に於て
は、下部室(7)内までその下端押圧部(13)を挿入可能
とするとともに、小さな押圧に於ては、ステムガスケッ
ト(2)とオリフィス(12)の密閉関係を解除するのみ
で、下部室(7)まで挿入される事はないように形成して
いる。
【0029】そして、この下部室(7)には切替バルブ
(14)を上下動可能に装着している。この切替バルブ
(14)は、断面コ字型の円筒状に構成し、上端の天板
(15)部分にエアゾール内容物が小量流通できる小量流
通口(16)を開口している。また、この天板(15)の下
端側内面と下部室(7)の下底との間には、押圧発条(1
7)を介装し、切替バルブ(14)を常時挿通口(4)方向
に押圧し、挿通口(4)の弁座(18)を構成する仕切壁
(5)の下面に押圧している。
【0030】この仕切壁(5)に切替バルブ(14)を押圧
した状態に於ては、下部室(7)と上部室(6)の連通は、
小量流通口(16)のみを介して行われている。また、こ
の下部室(7)には切替バルブ(14)の外周に臨ませて、
上下方向に流通凹溝(20)を形成し、エアゾール内容物
の大量の流通を可能としている。そして、この流通凹溝
(20)は上端を仕切壁(5)の下面まで形成し、切替バル
ブ(14)が仕切壁(5)下面の弁座(18)に押圧されてい
る状態に於ては、下部室(7)と上部室(6)とを連通する
事がない。また、上記の挿通口(4)の弁座(18)は、ハ
ウジング(3)の内周面を内方に突出して仕切壁(5)を形
成し、この仕切壁(5)の下部室(7)側に形成している。
【0031】また、ハウジング(3)の下部室(7)の下端
にはエアゾール内容物の流入口(21)を形成し、この流
入口(21)にはディップチューブ(22)を接続してい
る。
【0032】上述の如く構成したものに於て、エアゾー
ル内容物の噴射を行なわない状態に於ては、図1の如
く、ステム(8)は非押圧状態で、ステム発条(10)の押
圧力によって、ステム(8)は外部方向に押圧付勢され、
ステム(8)のオリフィス(12)は、ステムガスケット
(2)の内周端面によって密閉された状態となっている。
また、ステム(8)の下端押圧部(13)と切替バルブ(1
4)との間には、一定の間隔が形成され、ステム(8)の
小量の押圧によっては、切替バルブ(14)を押圧する事
がない程度の間隔を設けている。
【0033】そして、エアゾール内容物の小量噴霧、即
ち、小さなパターンによる小さな噴霧面積の噴霧を行お
うとする場合には、図2に示す如く、ステム(8)を小さ
な押圧力で小量押圧する。この状態に於てはステム(8)
の下端押圧部(13)は、切替バルブ(14)を押圧する事
がないから、ステムガスケット(2)の内周端面とオリフ
ィス(12)の密閉関係は解除されるが、切替バルブ(1
4)は押圧される事がない。
【0034】この状態に於ては、エアゾール内容物はデ
ィップチューブ(22)、流入口(21)、下部室(7)を介
してハウジング(3)内に挿入されるが、小量流通口(1
6)を介してのみ上部室(6)に流入する事ができる。そ
のため、エアゾール内容物の噴出量は、小量流通口(1
6)を流通する量にのみ限定され、小量のエアゾール内
容物のみが噴霧されるものとなる。そして、噴霧量が小
さいため、噴霧面積も小さなものとなる。
【0035】次に、大きな広い噴霧面積を得ようとする
場合には、図3に示す如く、ステム(8)を大きくエアゾ
ール容器内に押し込む。この大きなエアゾール内容物の
押し込みに応じて、切替バルブ(14)はステム(8)の下
端押圧部(13)によって押圧され、弁座(18)から分離
させられる。そのため、切替バルブ(14)による挿通口
(4)の閉止は解除され、ディップチューブ(22)及び流
入口(21)から流入したエアゾール内容物は、流通凹溝
(20)を介して挿通口(4)に導かれ、挿通口(4)から上
部室(6)内に流入するから、大量のエアゾール内容物が
上部室(6)よりオリフィス(12)を介して、外部に噴霧
できるものとなる。
【0036】この大量の内容物の噴霧により、ノズルか
らは広い範囲にエアゾール内容物が噴霧されるものとな
る。従って、単位時間当たりの噴霧量は、前述の小量パ
ターンよりも多いものとなるが、噴霧面積が大きなもの
となるから、単位面積当たりの噴霧量は、小量噴霧の場
合と殆ど変わらないものとする事が可能となる。
【0037】従って、小量噴霧の場合に於ては、小さな
面積にのみエアゾール内容物を噴霧しても、液垂れ等の
過剰なエアゾール内容物の供給が行われるような事がな
い。また、広い面積にエアゾール内容物の噴射を行った
場合にも、従来の如く長時間の噴霧を必要とする事がな
く、比較的短時間の噴霧によって、広い面積へのエアゾ
ール内容物の噴霧を効率良く行う事が可能となるもので
ある。
【0038】従って、この方法を塗料の噴霧とか、薬剤
を体表面に噴霧する場合とか、化粧用の頭髪剤を頭部に
噴霧する場合の如く、種々の目的に応じて任意に使い分
ける事により、効率的で無駄のないエアゾール内容物の
噴霧を可能とする事ができるものである。
【0039】また、上記の第1実施例では、ステム(8)
の下端押圧部(13)を、上部室(6)と下部室(7)とを分
離する挿通口(4)に挿通可能としているが、他の異なる
第2実施例に於いては、図5〜図7に示す如く、ステム
(8)の下端押圧部(13)を、挿通口(4)に挿通する事な
く構成している。この方法は、ステム(8)の下端押圧部
(13)を挿通口(4)に臨ませて配置するとともに切替バ
ルブ(14)の被押圧部(23)を挿通口(4)から上部室
(6)側に突出している。
【0040】このように、切替バルブ(14)の被押圧部
(23)を挿通口(4)から上部室(6)側に突出し、ステム
(8)の下端押圧部(13)に臨ませる事により、ステム
(8)の下端押圧部(13)を挿通口(4)に挿通する必要が
無いから、ステム(8)の組み立て及び工作精度を、厳密
に要求されることが無いものとなる。
【0041】また、この場合においても、切替バルブ
(14)の外周に臨ませて、下部室(7)の内周上下方向に
流通凹溝(20)を形成しても良いが、本実施例に於いて
は、切替バルブ(14)の外径を、下部室(7)の内径より
も小さく形成することにより、切替バルブ(14)の外周
面と下部室(7)の内周面との間隔に、エアゾール内容物
の流通間隔(24)を形成することにより、この流通間隔
(24)から大量のエアゾール内容物を、切替バルブ(1
4)の開弁時に上部室(6)に流入させることが可能とな
る。
【0042】また、上記の第1、第2実施例では挿通口
(4)の弁座(18)を、ハウジング(3)の内周面を内方に
突出して仕切壁(5)を形成し、この仕切壁(5)の下部室
(7)側に形成している。しかし、第3の実施例に於いて
は図8〜図10に示すごとく、挿通口(4)の弁座(18)
は、ハウジング(3)とは別体に形成した環状の仕切壁
(5)をハウジング内に挿入して装着し、この環状の仕切
壁(5)の下部室(7)側に形成している。
【0043】このように形成することにより、ハウジン
グ(3)の内部への弁部材の装着を、全てハウジング(3)
の上部から行うことが可能となり、組み立て作業を簡易
に行うことが可能となり、作業性を向上できる。即ち、
押圧発条(17)、切替バルブ(14)、環状の仕切壁
(5)、ステムガスケット(2)とステム(8)の順にハウジ
ング(3)内に組み込む事が可能となる。
【0044】これに対し、上記の第1、第2実施例に於
いては、仕切壁(5)を、ハウジング(3)の内周面を内方
に突出して形成しているため、ステム(8)及びステムガ
スケット(2)はハウジング(3)の上部から組み込み、切
替バルブ(14)はハウジング(3)の下部から組み込む必
要があった。しかし、第3実施例では部材の組み込みが
上述の如く容易となるが、環状の仕切壁(5)を別個に形
成する必要があり、部材数を増加する欠点を生じてい
る。
【0045】また、上述の如きバルブ装置を用いて形成
したエアゾール容器に、ソフトタイプのヘアスプレー、
ヘアムース、ケロシンベース空間用殺虫剤、水ベース園
芸用殺虫剤、パーマ剤、又は塗料を充填した場合の、各
々の内容物の処方例を以下に示す。
【0046】 ソフトタイプのヘアスプレー アクリル樹脂アルカノールアミン液(30%) 2.00wt% ポリオキシエチレンオレイルエーテル 0.01wt% 香料 0.17wt% 変性エチルアルコール 52.82wt% 噴射剤LPG 45.00wt% 合 計 100.00wt%
【0047】 ヘアムース 変性エチルアルコール 9.00wt% セチルアルコール 0.20wt% ステアリルアルコール 0.20wt% メチルポリハロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体 0.10wt% ポリオキシエチレンアテアリルエーテル 0.60wt% カチオン化セルロース 3.00wt% ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート 0.40wt% 加水分解コラーゲン 0.40wt% グリセリン 0.10wt% 塩化ステアリルトリメチルアンモニュウム 0.05wt% 香料 0.10wt% 精製水 79.25wt% 噴射剤LPG 7.00wt% 合 計 100.00wt%
【0048】 ケロシンベース空間用殺虫剤 殺虫原体 0.35wt% 効力増強剤 1.95wt% 香料 0.01wt% ケロシン 47.69wt% 噴射剤LPG 50.00wt% 合 計 100.00wt%
【0049】 水ベース園芸用殺虫剤 殺虫原体 0.74wt% 活性剤 0.07wt% 防錆剤 0.30wt% シリコン 0.07wt% イオン交換水 72.32wt% 噴射剤DME/LPG=70/30 26.50wt% 合 計 100.00wt%
【0050】 パーマ剤 チオグリコール酸アンモニュウム(50%水溶液) 9.50wt% アンモニア水(28%) 1.40wt% 流動パラフィン 0.95wt% 界面活性剤 1.90wt% プロピレングリコール 4.75wt% キレート剤 0.10wt% 精製水 76.40wt% 噴射剤LPG 5.00wt% 合 計 100.00wt%
【0051】 塗料 樹脂 5.08wt% 顔料 3.60wt% 添加剤 0.60wt% 溶剤 30.72wt% 噴射剤DME/LPG=90/10 60.00wt% 合 計 100.00wt%
【0052】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものである
から、狭い噴霧パターンへの噴霧に於ても液垂れ等を生
じる事はなく、適量のエアゾール内容物の噴霧を可能と
するとともに、広い噴霧パターンへのエアゾール内容物
の噴霧に於ては、一時に大量のエアゾール内容物を噴霧
する事により、効率的なエアゾール内容物の噴霧を可能
とする。
【0053】また、広い面積へのエアゾール内容物の噴
霧に於ても、狭い部分へのエアゾール内容物の噴霧に於
ても、単位面積当たりの噴霧量は殆ど変化する事がな
く、均一な斑のない塗布を可能とする事ができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の断面図である。
【図2】小量噴霧の状態を示す断面図である。
【図3】広いパターンへの大量噴霧の状態を示す断面図
である。
【図4】図1のA−A線拡大断面図である。
【図5】切替バルブの被押圧部を上部室側に突出した第
2実施例の断面図である。
【図6】第2実施例の小量噴霧の状態を示す断面図であ
る。
【図7】第2実施例の広いパターンへの大量噴霧の状態
を示す断面図である。
【図8】仕切壁を別体にて形成した第3実施例の断面図
である。
【図9】第3実施例の小量噴霧の状態を示す断面図であ
る。
【図10】第3実施例の広いパターンへの大量噴霧の状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 蓋体 2 ステムガスケット 3 ハウジング 4 挿通口 5 仕切壁 6 上部室 7 下部室 8 ステム 13 下端押圧部 14 切替バルブ 16 小量流通口 18 弁座 20 流通凹溝 23 被押圧部 24 流通間隔
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアゾール容器の蓋体の内部に上端を固
    定したハウジング内に、挿通口を介して上部室と下部室
    とを形成し、上部室内には、ステムガスケットを介して
    上端を蓋体から外方に付勢突出するとともに下端に、下
    端押圧部を設けたステムを上下動可能に装着し、下部室
    内には、ステムの下端押圧部に臨ませて切替バルブを上
    下動可能に装着し、この切替バルブに、上部室と下部室
    とを連通する小量流通口を開口するとともに切替バルブ
    を挿通口の弁座に押圧付勢して、上部室と下部室とを小
    量流通口の連通以外では閉止し、この挿通口の閉止を、
    ステムによる切替バルブの押圧により開放可能とした事
    を特徴とするエアゾール容器用バルブ装置。
  2. 【請求項2】 エアゾール容器の蓋体の内部に上端を固
    定したハウジング内に、挿通口を介して上部室と下部室
    とを形成し、上部室内には、ステムガスケットを介して
    上端を蓋体から外方に付勢突出するとともに下端に下端
    押圧部を設け、この下端押圧部を挿通口に挿通可能とし
    たステムを上下動可能に装着し、下部室内には、ステム
    の下端押圧部に臨ませて切替バルブを上下動可能に装着
    し、この切替バルブに、挿通口を介して上部室と下部室
    とを連通する小量流通口を開口するとともに切替バルブ
    を挿通口の弁座に押圧付勢して、挿通口を小量流通口の
    連通以外では閉止し、この挿通口の閉止を、ステムによ
    る切替バルブの押圧により開放可能とした事を特徴とす
    るエアゾール容器用バルブ装置。
  3. 【請求項3】 エアゾール容器の蓋体の内部に上端を固
    定したハウジング内に、挿通口を介して上部室と下部室
    とを形成し、上部室内には、ステムガスケットを介して
    上端を蓋体から外方に付勢突出するとともに下端に下端
    押圧部を設け、この下端押圧部を挿通口に臨ませて配置
    したステムを上下動可能に装着し、下部室内には、ステ
    ムの下端押圧部に臨ませるとともに被押圧部を挿通口か
    ら上部室側に突出した切替バルブを上下動可能に装着
    し、この切替バルブに、上部室と下部室とを連通する小
    量流通口を開口するとともに切替バルブを挿通口の弁座
    に押圧付勢して、挿通口を小量流通口の連通以外では閉
    止し、この挿通口の閉止を、ステムによる切替バルブの
    押圧により開放可能とした事を特徴とするエアゾール容
    器用バルブ装置。
  4. 【請求項4】 挿通口の弁座は、ハウジングの内周面を
    内方に突出して仕切壁を形成し、この仕切壁の下部室側
    に形成した事を特徴とする請求項1、2又は3のエアゾ
    ール容器用バルブ。
  5. 【請求項5】 挿通口の弁座は、ハウジングとは別体に
    形成した環状の仕切壁をハウジング内に挿入して装着
    し、この環状の仕切壁の下部室側に形成した事を特徴と
    する請求項1、2又は3のエアゾール容器用バルブ。
  6. 【請求項6】 切替バルブの外周に臨ませた下部室の内
    面には、エアゾール内容物の流通凹溝を形成し、この流
    通凹溝と挿通口とを、ステムによる切替バルブの押圧時
    に連通するものとした事を特徴とする請求項1、2又は
    3のエアゾール容器用バルブ装置。
  7. 【請求項7】 切替バルブは、外径を下部室の内径より
    も小さく形成することにより、外周面と下部室の内周面
    との間隔に、エアゾール内容物の流通間隔を形成した事
    を特徴とする請求項1、2又は3のエアゾール容器用バ
    ルブ。
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