JPH10511067A - フィルム形成ポリマーを含有した液体製品を微小液滴の形態で噴霧するためのスプレー機 - Google Patents

フィルム形成ポリマーを含有した液体製品を微小液滴の形態で噴霧するためのスプレー機

Info

Publication number
JPH10511067A
JPH10511067A JP10501281A JP50128198A JPH10511067A JP H10511067 A JPH10511067 A JP H10511067A JP 10501281 A JP10501281 A JP 10501281A JP 50128198 A JP50128198 A JP 50128198A JP H10511067 A JPH10511067 A JP H10511067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
spray
valve
spray machine
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10501281A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3724812B2 (ja
Inventor
ジャン−フランソワ ビノワス,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Publication of JPH10511067A publication Critical patent/JPH10511067A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3724812B2 publication Critical patent/JP3724812B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/44Valves specially adapted therefor; Regulating devices
    • B65D83/48Lift valves, e.g. operated by push action

Abstract

(57)【要約】 本発明は、フィルム形成ポリマーを含有した液体製品(P)を微小液滴の形態で噴霧するためのスプレー機(1)を開示するものであって、このスプレー機は、製品(P)および少なくとも1つの推進ガス(G)を収容した容器(2)と;容器(2)上に取り付けられ、通路(p)を介して連通した第1チャンバ(28a)および第2チャンバ(28b)が設けられたボディ(24)を備えた製品噴霧用バルブ(15)と;製品を噴霧するためにバルブ(15)を駆動するための可動手段(16)と;を具備してなり、第1チャンバ(28a)には、第1付加的ガス取込オリフィス(d1)、および、液体と連通状態とされた液体供給用第2オリフィス(d2)が設けられ;第2チャンバ(28b)は、少なくとも一部に駆動手段(16)を含有している。このバルブにおいては、製品(P)の噴霧時の流通速度は、通路(p)の断面積によって規定されている。製品は、ポリマーを除いて、製品総重量の少なくとも15%の水を含有している。

Description

【発明の詳細な説明】 フィルム形成ポリマーを含有した液体製品を 微小液滴の形態で噴霧するためのスプレー機 本発明は、フィルム形成ポリマーを含有した液体製品のためのスプレー機に関 するものである。より詳細には、このスプレー機は、加圧推進ガスを有する容器 と、噴霧ノズルと、製品の噴霧を任意の時点で駆動するための、また噴霧される べき製品を微小液滴またはミストの形態とするための噴霧バルブと、を備えた、 エーロゾルスプレー機である。 本発明においては、噴霧されるべき製品は、少なくとも1つのフィルム形成ポ リマーを含有した、水性のまたはヒドロアルコール性の化合物である。より詳細 には、この化合物は、髪を保持するためのラッカー、ブラッシング用ローション 、セット用ローション、あるいは、ヘアスタイリング用ローションといった、髪 用化合物である。 従来、髪に噴霧されるべき髪用化合物は、不可欠的に、アルコール溶液または ヒドロアルコール溶液と、溶解されたポリマーと、を備えており、付加的に、様 々な化粧用補助剤を含んでいる。通常、この溶液は、ポンプボトル、あるいは、 適切な加圧容器内に収容されている。 ここ数年、本質的に水性の化粧用髪用化合物を得ることが、特に注目されてい る。実際、エタノールやイソプロパノールといったアルコール自身を使用するこ とは、あるいは、このようなアルコールに小比率の水しか混合していない混合物 として使用することは、ある種の欠点、とりわけ、可燃性という欠点を有するこ ととなる。 さらに、経済的な理由からまた環境的な理由から、化粧用化合物内に含有され ている、エタノールのような主には溶媒をなすものであって、雰囲気中に噴霧さ れることとなる、揮発性有機化合物の量を低減させようとする試みが増大してい る。 揮発性化合物の量を低減させるために、エタノールのような溶媒を、水で置換 する試みがなされている。しかしながら、水性溶液中の水溶性フィルム形成用ポ リマーの多くは、髪をセットするための化合物を得ることができるけれども、主 要な欠点を有している。すなわち、これら水溶性ポリマーからなる水溶液は、本 質的に、得られるべきセットの程度を大きくすることができない。これら水溶性 ポリマーを高濃度で使用することが提案されているけれども、これらの濃度を大 きくすれば、化合物の粘度が増加してしまうこととなり、結局、噴霧が困難とな ってしまう。仮に、適正な噴霧が得られたにしても、このような水性化合物は、 アルコールベースの化合物と比較して、とりわけ長い乾燥時間を必要とするもの であり、このことが、これら水溶性化合物の実用的価値を下げている。 また、溶解されたポリマーに代えて、ポリマーからなる不溶性粒子を水溶液中 に分散させて使用することが提案されている。しかしながら、現在までのところ 、得られた結果は、満足のいくものではない。特に、本出願人は、従来のエーロ ゾルスプレー機を使用して、媒質に対して不溶性とされた、特に水性媒質に対し て不溶性とされた高濃度のポリマーを、噴霧しようとしたときには、噴霧の品質 が満足のいくものではないことを見い出した。すなわち、霧化された液滴が微細 ではなく、また、しばしば、噴霧が広がらず、噴霧が不規則的となってしまう。 水性分散媒質の過剰な乾燥時間を避けるために、本出願人は、製品の噴霧時のバ ルブの放出速度を下げることを試みた。このような状況においては、噴霧ノズル および/または噴霧バルブが、しばしば閉塞する傾向を有することがわかった。 さらに、本出願人は、噴霧開口周辺に、フォームが形成されることを見い出した 。このことは、噴霧品質を低減させる。さらに、このフォームは、容器上に流出 し、使用者の指を汚すこととなる。 欧州特許出願公開明細書第0 008 109号により、液体製品を噴霧するた めの、あるいは、粒子分散体を噴霧するための、加圧スプレー機が公知である。 このスプレー機には、バルブが設けられており、バルブは、主ボディと、付加的 なガスを取り込むための予混合チャンバと、を備えている。製品は、毛細管ディ ップチューブを介して、このチャンバ内へと流入する。チャンバは、バルブボデ ィと連通している。バルブボディは、噴霧ノズルに対する連通の目的のために休 止状態には閉じている通路開口を有している駆動ステムを操作することにより、 噴霧ノズルに対する連通を引き起こすことができる。バルブの放出速度は、毛細 管チューブの断面積によって規定される。この文献によれば、噴霧されるべき製 品の可燃性は、予混合チャンバ付きのバルブを使用することにより、低減される 。 また、米国特許明細書第3 653 553号には、付加的なガスの取込と、予 混合チャンバと、を備えたシーケンシャルバルブが設けられたスプレー機が開示 されている。このバルブは、バルブから見てラインの下流側の噴霧ダクトを、純 粋な加圧推進ガスのジェットによってパージできるように、構成されている。こ のバルブには、付加的なガス取込を導入するための予備チャンバが設けられてい る。駆動ステムの底部に設けられた屈曲ダクトが、この予備チャンバと、バルブ ボディの内部空間と、を連結している。駆動ステムの部分下降時には、加圧推進 ガスが、予備チャンバ内に侵入する。これにより、予備チャンバ内の内部圧力が 下降する。その結果、注入ダクトを通しての製品のいかなる注入をもが阻止され る。バルブステムが完全に降下されたときには、ダクトは、ステムの突出によっ て閉塞される。そのため、ガス/製品混合物を噴霧することができる。この完全 降下時には、予備チャンバの内部空間は、ステムの下部によって実質的に完全に 占領される。そのため、噴霧位置においては、この予備チャンバは、実質的に空 虚である。言い換えれば、噴霧位置において、このバルブは、実質的に、予備チ ャンバを備えていない。このようなデバイスにおいては、デバイスの上部におけ るフォームの存在(とりわけ、噴霧開口周辺におけるフォームの存在)という問 題が、実用的には発生する。 さらに、ベルギー国特許発明明細書第 664 905号には、同じ種類のバル ブが開示されている。バルブボディの底部には、製品を取り込んで、付加的なガ ス取込とともに予混合チャンバへと導くための、開口が設けられている。予混合 チャンバは、バルブの主チャンバに対して、通過開口を横切る弾性隔壁によって 隔離されている。このバルブの駆動時には、弾性隔壁が、バルブボディの底部に 向けて押し込まれ、その結果、予混合チャンバは、実質的に存在しないものとな る。このようなデバイスにおける問題点は、上記米国特許明細書第3 653 5 53号の問題点と同一である。 適正な霧化が、髪上に噴霧されるべき髪用組成物の適用における最終品質のた めの本質的な要件であることから、微粒子の良質な噴霧を得るために、また、頭 髪全体にわたっての噴霧の良好な拡がりを得るために、上記欠点を克服すること は、最も重要なことである。 本出願人は、以下において、通常使用されている放出速度よりも放出速度を下 げることにより、また、適切な水性媒質中に少なくとも1つの不溶性ポリマーを 含有しているような化粧用組成物に対して、特別のバルブを備えたスプレー機を 適用することにより、噴霧ノズルの閉塞を、低減することができた、さらには、 阻止することさえできたことを開示する。このバルブは、付加的なガスの取込を 行うための製品/ガスの予混合チャンバと、バルブボディの内部を予混合チャン バに対して連通させる所定断面積の通路と、を備えた種類のものである。その結 果、このバルブの放出速度は、この通路の断面積によって規定される。さらに、 本出願人は、この特別のバルブを使用することによって、噴霧ノズル周辺へのフ ォーム形成が抑制されること、あるいは、いくつかの場合には、デバイスの適正 な機能発揮に一切影響しないようなポイントに局在化されることを見い出した。 したがって、本発明は、少なくとも1つのフィルム形成ポリマーを含有した液 体製品を微小液滴の形態で噴霧するためのスプレー機であって、前記液体、およ び、少なくとも1つの推進ガスを収容した容器と;該容器上に取り付けられ前記 液体を噴霧するためのものであって、通路を介して相互連通された第1チャンバ および第2チャンバが設けられたボディを備えたバルブと;前記製品を噴霧する ために前記バルブを駆動するための可動手段と;を具備してなり、前記第1チャ ンバには、第1付加的ガス取込開口、および、前記液体と連通状態とされ前記液 体を取り込むための第2開口が設けられ;前記第2チャンバは、少なくとも一部 に前記駆動手段を含有し;前記液体は、前記製品の総重量の少なくとも15%の 比率で水を含有しているスプレー機を提供する。本出願人は、第1開口および第 2開口の寸法を、第1開口の直径/第2開口の直径の比が約0.3〜1であるよ うに選択することにより、かつ、バルブの放出速度を、通路の断面積によって規 定することにより、良品質の噴霧(液滴のサイズ)が得られることを見い出した 。 よって、本発明においては、良好な霧化を得ることができる。すなわち、噴霧 が規則的であって、噴霧される液滴が微細である。製品は、髪全体にわたって容 易に分散する。さらに、頭髪全体にわたっての乾燥時間が、短い。 製品および推進ガスが、これらの収容のための従来のエーロゾル容器内にパッ ケージされる。本発明の重要な見地においては、この貯蔵器には、例えば金属製 キャップによって容器上に固定された、ダブルチャンバ型バルブが設けられてい る。有利には、この容器には、バルブ駆動のための手段が取り付けられている。 バルブと、例えば噴霧ノズルのような噴霧用開口が設けられた噴霧ヘッドまたは プッシュボタンと、を連結している中空駆動ステムによって、例えば、バルブ駆 動手段の固定が行われている。このノズルは、例えば独国特許出願公開明細書第 1 209 517号に開示されているような従来の渦巻式あるいは準渦巻式のノ ズルとすることができる。つまり、ノズルを離れる前に、製品およびガス混合体 の渦巻運動をもたらし得るようなノズルである。好ましくは、本発明において使 用可能なバルブは、雄型バルブと称される、バルブボディから突出した駆動ステ ムを備えたバルブである。駆動ステムは、スプリングのようなバルブボディ内に 収容された弾性復元部材を付勢可能に構成されている。また、ステムが取り付け られた噴霧ヘッドを備えた雌型バルブを使用することもできるし、また、側方変 形バルブを使用することもできる。このバルブは、有利には、付加的ガス取込を 備えている。 有利には、バルブステムは、バルブの休止位置においては閉塞され、かつ、製 品の噴霧時には開放される噴霧ダクトを備えている。 第1および第2チャンバを備えて本発明において使用可能なバルブの例として は、米国特許明細書第3 159 318号や欧州特許出願公開明細書第0 44 5 358号に記載されているような種類のバルブを挙げることができる。ただ し、上述のように様々な通路の断面積が調整されていることが条件である。 好ましい実施形態においては、駆動手段の噴霧ダクトの直径は、チャンバどう しの間の通路の直径よりも大きいものとされており、例えば、約0.4mm〜約 1.0mmの直径とされている。 有利には、第1および第2バルブチャンバは、同一軸に沿って位置台わせされ ている。第1実施形態においては、第1および第2バルブチャンバは、通路が形 成されている固定横方向隔壁によって隔離されている。好ましい第2実施形態に おいては、可動であって、駆動手段に連結されている。この場合、通路は、第1 および第2バルブチャンバを連結する屈曲ダクトを形成しており、隔壁は、バル ブボディを密封式にスライドするピストンの形態とされている。 本発明の他の有利な見地においては、この通路は、製品の放出速度が噴霧時に おいて約200mg/s〜約600mg/sとなるように選択された直径を有し ている。実用的には、通路は、製品の放出速度の所望値や製品粘度によって選択 され、約0.2mm〜約0.5mmの直径を有することができる。よって、通路 を通った後に、製品は、この通路の直径よりも小さないかなる障害にも出くわす ことがない。その結果、バルブの放出速度は、通路の断面積によって決定される 。 有利には、第1開口と称される付加的ガス取込開口は、最大でも、第2開口と 称される製品取込開口の直径に等しい直径を有している。 第2開口は、製品の取入コンジット内に形成された内部制限をなしている。こ こを通って、製品は、容器から、バルブの第1チャンバに向けて、流通すること ができる。このコンジットは、例えば、その自由端が製品に恒久的に浸漬された ディップチューブである。 よって、第1開口は、約0.2mm〜約0.6mmの直径とすることができ、 また、第2開口(d2)は、約0.2mm〜約0.6mmの直径とすることがで きる。有利には、第1開口の直径は、最大でも、第2開口の直径に等しい。 有利には、スプレー機内に収容される製品は、髪を固定するためのラッカー、 ブラッシング用ローション、セット用ローション、あるいは、ヘアスタイリング ローションといった髪用製品である。 一般に、製品は、本質的に水性の媒質、あるいは、わずかにヒドロアルコール 性の媒質を備えている。 本発明において使用される、製品のための支持体として機能する連続的に水性 のあるいはヒドロアルコール性の媒質は、好ましくは、水によって構成されてお り、あるいは、好ましくは、一価アルコール、多価アルコール、および、グリコ ールエーテルといった化粧品的に受け入れられる溶媒と水との混合体によって構 成されている。上記化粧品的に受け入れられる溶媒は、それ自身があるいは混合 体中において、低濃度で使用することができる。さらに好ましくは、支持体は、 本質的に、水によって構成されている。 ポリマーは、この媒質中に、溶解した形態で存在することができる。しかしな がら、本発明による特別に有利な見地においては、ポリマーは、製品中に分散す ることができる。必要によっては、1つあるいは複数の可溶性ポリマーを、媒質 中に分散されている1つあるいは複数のポリマーと、組み合わせることができる 。 ポリマーが分散されたポリマーである場合には、粒径は、好ましくは、1μm よりも小さい。 一般に、上記ポリマーは、カチオン性、アニオン性、両性、非イオン性のもの とすることができる。 本発明において使用可能な、不溶性ポリマー粒子の水性分散は、一般に、従来 より周知の手続きによって、モノマーの懸濁液またはエマルジョン中における重 合または共重合によって得られる。そのような分散は、また、”ラテックス”の 名称で知られている。好ましくは、ポリマーが”ラテックス”の形態をとったと きに、ポリマーは、スチレン、ブタジエン、エチレン、プロピレン、トルエンビ ニル、プロピネートビニル、ビニルアルコール、アクリロニトリル、クロロプレ ン、ビニルアセテート、ウレタン、イソプレン、イソブテン、および、アクリル 酸またはメタクリル酸、マレイン酸、クロトン酸またはイタコン酸、のエステル またはアミド、ビニルエーテル、ビニルピロリドン、ビニルイミダゾール、およ び、これらのエステルおよびアミドの中から選択されたモノマーの重合または共 重合の結果として得られたものである。 このような分散されたポリマーは、例えば、欧州特許出願公開明細書第0 5 90 604号に開示されている。 本発明において使用可能な水性ポリマー分散は、例えば、25%重量の、エチ ルアクリレート/メチルメタクリレート/メタクリル酸/アクリル酸からなるコ ポリマーを備えている。このコポリマーは、約30℃のガラス転移点を有するも のであって、特に、AMERCHOL社からAMERHOLD DR−25の商 標名で市販されている。 本発明において適切な水性分散は、また、ブチルスチレン/アクリレートから なるコポリマーの水性分散である。このコポリマーは、例えば、D.S.M.R esins社からURAMUL SC 70の商標名で市販されている。 本発明の有利な見地においては、(可溶性の、および/または、分散された) ポリマーは、製品の総重量の少なくとも15%に等しい比率で存在している。特 に、ポリマーの比率としては、製品の総重量の15%〜50%を選択することが でき、好ましくは、製品の総重量(推進ガスを除く)の15%〜35%が選択さ れる。 本発明の特に好ましい実施形態においては、重量で50〜60%のエチルアク リレートと、重量で30〜40%のメチルメタクリレートと、重量で2〜10% のメタクリル酸と、を備えたコポリマーが使用される。この場合、アクリル酸お よびメタクリル酸の総濃度は、アクリルポリマーの総重量に対して、重量で15 %を超えることがない。 本発明において目標とする製品のpHは、概して2〜9であり、特に3〜8で ある。製品のpHは、通常このタイプの応用に関して化粧晶において使用される アルカリ形成剤または酸形成剤により、所望値に調整することができる。 本発明による製品は、また、防腐剤、金属イオン封鎖剤、香水、シリコーン、 着色剤、粘度調整剤、泡防止剤、皮膜形成防止剤、脂漏防止剤、日焼け防止フィ ルタ、タンパク質、ビタミン、可塑剤、あるいは、調整剤を含有することができ る。これら調整剤は、オイル、天然または合成ワックス、脂肪アルコール、多価 アルコールのエステル、グリセライド、ポリマー、および、これら様々な化合物 の混合物の中から選択することができる。 本発明における製品は、上述の製品と、少なくとも1つの推進ガスと、を備え た適切なスプレー機内において、エーロゾルの形態で、加圧される。推進ガスは 、n−ブタン、プロパン、イソブタン、ペンタンといった揮発性ハイドロカーボ ン、塩素化されたハイドロカーボン、および/または、フッ化炭化水素、ジメチ ルエーテル、および、これらの混合物の中から選択することができる。 そのようなシステムにおいては、推進ガスの濃度(あるいは、複数の推進ガス の濃度)は、通常、加圧製品の総重量に対して、重量で10〜50%とされ、好 ましくは、重量で15〜35%とされる。 推進ガスとしては、また、二酸化炭素、一酸化窒素、水素、加圧空気、および 、これらの混合物を使用することができる。 本発明の好ましい実施形態においては、ポリマーの濃度は、好ましくは、加圧 製品(製品+推進ガス)の重量に対して、重量で少なくとも7%である。さらに 好ましくは、重量で10%〜35%である。 本出願人は、付加的ガス取込を行う単一チャンババルブを使用した場合と比較 して、上記のようなスプレー機および製品を使用することにより、また、上述の バルブ開口寸法を実施することにより、噴霧ノズルの出口におけるフォーム形成 が一切起こらないことを見い出した。さらに、噴霧途中における閉塞が、一切起 こらないことを確認した。また、噴霧品質は、噴霧開始から終了までにわたって 、良好であり、かつ、(粒子サイズ、および、到着表面上における液滴の広がり という点において)一様である。 本発明をより明瞭に理解するために、以下、単に例示のためだけのものであっ て本発明を何ら制限するものではない本発明の2つの実施形態について、添付図 面を参照して説明する。 図1は、本発明の第1実施形態をなすスプレー機の軸方向断面図であって、貯 蔵位置が示されている。 図2は、図1に示すスプレー機の軸方向断面の一部を示す図であって、使用位 置が示されている。 図3は、本発明の第2実施形態をなすスプレー機の軸方向断面図であって、貯 蔵位置が示されている。 図1および図2には、フィルム形成ポリマーが分散されている髪用ラッカーP のためのスプレー機が、全体的に参照符号1を付して示されている。髪用ラッカ ーPは、推進ガスGによって加圧され、ラッカーPの微小液滴状態での噴霧がな される。このスプレー機は、ラッカーPのための貯蔵器をなす略円筒状容器2を 備えている。容器2は、閉塞ボトム4が設けられている。図1において、ラッカ ーPは、容器の下部に存在しており、容器の上部に位置している推進ガスによっ て構成されたガス相が上に載っている。容器2のうちのボトム4とは反対側端部 は、円筒状ネック部8を備えたドーム6の形状に成形されている。円筒状ネック 部8は、容器2の直径よりも小さな直径とされており、巻締環状端部10を備え て終端している。例えば巻き締められることにより円筒状ネック部8に固定され たバルブキャリアカップ12には、バルブ15のボディ14が、従来と同様にし て内部に取り付けられている。バルブ15は、押下タイプのバルブであって、容 器2の外側へと突出している中空駆動ステム16を備えている。噴射ノズル20 が設けられたプッシュボタン18が、ステム16上に固定されている。ノズル2 0は、例えば、公知の渦巻式のあるいは準渦巻式のノズル20である。プッシュ ボタン18の内部においては、屈曲した噴射ダクト22が、ノズル20とステム 16とを連結している。 バルブ15のボディ14は、中心軸Aと、実質的に円筒状の側壁24と、環状 ボトム26と、ボトム26の反対側端部に設けられるとともに弾性材料から形成 されたシールワッシャー40と、を備えている。これら部材は、チャンバ28を 形成している。ワッシャー40は、ステム16を、密封式に貫通している。 チャンバ28は、2つの部分28a、28bから構成されている。チャンバ2 8aは、ボトム26に隣接して位置しており、推進ガスG/ラッカーPの予混合 のためのチャンバをなしている。この目的のために、第1付加的ガス取込開口d1 が、ボトム26の近辺において、バルブボディの側壁24に設けられている。 この開口d1により、容器2の上部に存在している推進ガスGは、チャンバ28 aに対してアクセスすることができる。さらに、ボトム26においては、第2中 央孔d2が形成されている。第2中央孔d2は、容器2内に収容されたラッカーP と連通するためのものである。開口d2は、チャンバ28a内への、ラッカーの アクセスの第1制限を行っている。ボトム26からは、ボトム4へと向かう外部 チューブ30が延出されている。外部チューブ30には、容器のボトム4にまで 延出するディップチューブ32が接続されている。 チャンバ28a内には、螺旋状スプリング34が配置されている。螺旋状スプ リング34の第1端部35は、ボトム26上に載置されている(図2参照)。螺 旋状スプリング34の反対側端部36は、チャンバ28内において軸方向移動可 能に取り付けられているとともに可動隔壁をなしている環状ピストン38に当接 している。ピストン38は、チャンバ28の2つの部分28a、28bを隔離す る周縁環状リップを有している。このピストン38は、駆動ステム16に対して 同軸に連結されている。ステムは、チャンバ28b、ワッシャ40、および、カ ップ12の中央部を貫通している。ステム16の突出部分には、ワッシャ40の レベルにまで、ブラインド孔17が貫通している。ワッシャ40のレベルにおい て、孔17に連通する噴霧ダクトgが、ステム16の側部から径方向に貫通して おり、ワッシャ40の厚さ部分に向けて開口している。さらに、ステム16は、 屈曲通路pを有している。屈曲通路pは、チャンバ28aの一側部に形成された 軸方向ブラインド孔を備えて構成され、チャンバ28bに対しては、通路pから 径方向ダクト29を介して連通している。ダクトpの断面積は、ラッカーPの噴 霧時におけるバルブの放出速度を規定している。通路pは、約0.2mm〜約0 .4mmの直径とされている。この直径は、ラッカーの放出速度の所望値や、ラ ッカー粘度に応じて、選択される。 図2においては、第1チャンバ28aが、予混合チャンバをなしていることを 詳細に示している。この予混合チャンバにおいては、使用者がプッシュボタン1 8を矢印F方向に押し込んだときに、推進ガスGとラッカーPとが混合される。 この押込時には、容器2の上部に存在している推進ガスが、開口d1を通してチ ャンバ28a内に流入する。同時に、ディップチューブ32内への推進ガスGの 作用のもとに、ラッカーPが上昇して、第2開口d2を通してチャンバ28aへ とアクセスする。 開口d1、d2は、最適の推進ガス/ラッカー比が得られるように、調整されて いる。開口d2を通した製品Pの通過時には、製品は、チャンバ28a内へと渦 巻的に流入する。そして、製品内には、推進ガスからなるバブルが混入される。 その後、ガス/製品の混合体は、第2制限部をなす通路pを流通する。ガス/製 品の混合体は、通路pのレベルにおいて加速される。 第1開口d1は、約0.2mm〜約0.6mmの直径とされている。第2開口 d2の直径は、約0.2mm〜約0.6mmとされている。 この混合体がチャンバ28b内に到達したときには、混合体は、膨張して、混 合体の良好な一様化が促進される。その後、この混合体は、噴霧ダクトg、中空 ステム16、および、噴霧ダクト22を経由して、最終的に、ノズル20へと到 達する。ノズル20の出口においては、微小液滴からなる噴霧コーンの形態で、 混合体が噴霧される。 図3は、図1のバルブとは異なるバルブ115を備え、変形例をなすスプレー 機101の軸方向断面の一部を示している。図1のものと同一部分については、 同一符号に100を加えた符号を付し、その説明は繰り返さない。バルブ115 は、2つの部分からなるボディ124を備えている。2つの部分とは、上部12 4bと下部124aとであり、これらは、同軸であるとともに、同一径とされ、 チャンバ128を画成している。このチャンバ128は、下部124aに属する 横方向隔壁126によって、2つの部分128a、128bに分割されている。 図1の実施形態に対して、この隔壁は、固定されている。横方向隔壁126は、 中央開口pを備えており、これによって、2つのチャンバ128a、128b間 の連通が確保されている。駆動ステム116は、ピストンを有していない。ステ ムのうちのチャンバ128b内に収容された部分には、環状突出部136が設け られている。環状突出部136は、弾性復元性スプリング134の自由端134 aに当接している。部分124aは、ボトム125を有している。ボトム125 には、製品のアクセスの第2の制限部をなすとともに、容器102内に収容され たラッカーの部分124a内への流入を可能とする開口d2が孔開けされている 。 このスプレー機101の機能については、図1に示すスプレー機の機能と同様 である。 実験例 髪用ラッカーPとして、以下の組成のものが準備された。 分散体としてのAMERHOLD DR 25(1) 10g 溶液としてのMEXOMER PW(2) 10g メチルエーテルポリオキシプロビレン(3) 1g 香水 qs 水 qsp 100g(1) AMERHOLD DR 25は、AMERCHOL社から市販されている もので、水性分散されたエチルアクリレート/メチルメタクリレート/メタクリ ル酸/アクリル酸からなるコポリマーである。(2) MEXOMER PWは、CHIMEX社から市販されている非イオン性ポ リマーであって、ビニルアセテート/ビニルp−ターシャリブチルベンゾエート /クロトン酸からなるテルポリマーである。 加圧プランとしては、300ml容量のエーロゾル容器を2つ準備する。一方 (ここでは、スプレー機1と称す)には、上記のようなダブルチャンバを備えた バルブが取り付けられ、他方(ここでは、スプレー機2と称す)には、従来の付 加的ガス取込バルブ(VALVE PRECISION社から市販されている0 .4mm渦巻式ノズルを備えたAQUASOLバルブ)が取り付けられ、 ジメチルエーテル(推進ガス) 70g 上記ラッカーP 130g が収容された。 本発明によるスプレー機は、d1=0.3mm、d2=0.45mm、p=0. 33mm、g=0.45mmという特性を有したダブルチャンババルブを備えて いる。このバルブには、MACHHIIIという商標名でVALVE PRECI SION社から入手可能な準渦巻式ノズルが連結された。 推進ガスが使用され尽くすまでの噴霧結果は、次のようなものであった。 上記結果は、本発明のスプレー機1による噴霧性能が、従来技術のスプレー機 2による噴霧性能よりも、明瞭に良好であること、および、従来品が本発明と一 致していないこと、を示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つのフィルム形成ポリマーを含有した液体製品(P)を微小液 滴の形態で噴霧するためのスプレー機(1、101)であって、 前記液体(P)、および、少なくとも1つの推進ガス(G)を収容した容器( 2、102)と; 該容器(2、102)上に取り付けられ前記液体を噴霧するためのものであっ て、通路(p)を介して相互連通された第1チャンバ(28a、128a)およ び第2チャンバ(28b、128b)が設けられたボディ(24、124)を備 えたバルブ(15、115)と; 前記製品を噴霧するために前記バルブを駆動するための可動手段(16、11 6)と; を具備してなり、 前記第1チャンバ(28a、128a)には、第1付加的ガス取込開口(d1 )、および、前記液体と連通状態とされ前記液体を取り込むための第2開口(d2 )が設けられ; 前記第2チャンバ(28b、128b)は、少なくとも一部に前記駆動手段( 16)を含有し; 前記液体は、前記製品の総重量の少なくとも15%の比率で水を含有し; 前記第1開口(d1)および前記第2開口(d2)は、d1の直径/d2の直径の 比が約0.3〜1であるような直径とされ; 前記製品(P)の噴霧時における前記バルブの放出速度が、前記通路(p)の 断面積によって規定されていることを特徴とするスプレー機。 2.さらに、前記バルブと連通している噴霧ノズルが設けられた噴霧ヘッドを具 備していることを特徴とする請求項1記載のスプレー機。 3.前記ノズルは、渦巻式ノズル、あるいは、準渦巻式ノズルであることを特徴 とする請求項2記載のスプレー機。 4.前記バルブは、押下タイプのバルブであることを特徴とする請求項1ないし 3のいずれかに記載のスプレー機。 5.前記バルブの前記駆動手段は、前記バルブボディ(24、124)から突出 した中空駆動ステム(16、116)を備え、該ステムは、前記バルブボディ内 に収容された弾性復元性部材(34)を押込可能に構成されていることを特徴と する請求項1ないし4のいずれかに記載のスプレー機。 6.前記ステムは、前記バルブの休止位置においては閉塞されかつ前記製品の噴 霧時には開放される噴霧ダクト(g)を備え、 このダクト(g)は、前記通路(p)の直径よりも大きな直径を有しているこ とを特徴とする請求項5記載のスプレー機。 7.前記ダクト(g)は、約0.4mm〜約1.0mmの直径を有していること を特徴とする請求項6記載のスプレー機。 8.前記通路(p)は、前記製品の放出速度が噴霧時において約200mg/s 〜約600mg/sとなるように選択された直径を有していることを特徴とする 請求項1ないし7のいずれかに記載のスプレー機。 9.前記通路(p)は、約0.2mm〜約0.5mmの直径を有していることを 特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のスプレー機。 10.前記第1開口(d1)は、最大でも、前記第2開口(d2)の直径に等しい 直径を有していることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載のスプレ ー機。 11.前記第1開口(d1)は、約0.2mm〜約0.6mmの直径を有してい ることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のスプレー機。 12.前記第2開口(d2)は、約0.2mm〜約0.6mmの直径を有してい ることを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載のスプレー機。 13.前記第1チャンバ(28a、128a)および前記第2チャンバ(28b 、128b)は、同一軸(X)上に位置合わせされていることを特徴とする請求 項1ないし12のいずれかに記載のスプレー機。 14.前記製品(P)は、セット用ローション、ブラッシング用ローション、あ るいは、髪用ラッカーといった髪用製品であることを特徴とする請求項1ないし 13のいずれかに記載のスプレー機。 15.前記ポリマーは、前記製品中に分散されていることを特徴とする請求項1 ないし14のいずれかに記載のスプレー機。 16.前記ポリマーは、スチレン、ブタジエン、エチレン、プロピレン、トルエ ンビニル、プロピネートビニル、ビニルアルコール、アクリロニトリル、クロロ プレン、ビニルアセテート、ウレタン、イソプレン、イソブテン、および、アク リル酸またはメタクリル酸、マレイン酸、クロトン酸またはイタコン酸、のエス テルまたはアミド、ビニルエーテル、ビニルピロリドン、ビニルイミダゾールの 中から選択されたモノマーの重合または共重合の結果として得られたものである ことを特徴とする請求項1ないし15のいずれかに記載のスプレー機。 17.前記ポリマーは、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、および、ポ リエーテルの中から選択されたものであることを特徴とする請求項1ないし16 のいずれかに記載のスプレー機。 18.前記ポリマーは、前記製品の総重量(推進ガスを除く)の少なくとも15 %に等しい比率で存在していることを特徴とする請求項1ないし17のいずれか に記載のスプレー機。 19.前記ポリマーの比率は、前記製品の総重量(推進ガスを除く)の15%〜 50%に選択されていることを特徴とする請求項1ないし18のいずれかに記載 のスプレー機。 20.前記ポリマーの比率は、前記製品の総重量(推進ガスを除く)の15%〜 35%に選択されていることを特徴とする請求項1ないし19のいずれかに記載 のスプレー機。 21.前記製品は、エチルアルコールを含有していることを特徴とする請求項1 ないし20のいずれかに記載のスプレー機。 22.前記推進ガス(G)は、揮発性ハイドロカーボン、ジメチルエーテル、二 酸化炭素、一酸化窒素、窒素、圧縮空気、および、これらの混合体の中から選択 されていることを特徴とする請求項1ないし21のいずれかに記載のスプレー機 。 23.髪用ラッカーを微小液滴の形態で噴霧するための、請求項1ないし22の いずれかに記載のスプレー機の使用。
JP50128198A 1996-06-10 1997-06-05 フィルム形成ポリマーを含有した液体製品を微小液滴の形態で噴霧するためのスプレー機 Expired - Fee Related JP3724812B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9607158A FR2749568B1 (fr) 1996-06-10 1996-06-10 Distributeur de produit liquide a polymere filmogene sous forme de fines gouttelettes
FR96/07158 1996-06-10
PCT/FR1997/000997 WO1997047535A1 (fr) 1996-06-10 1997-06-05 Distributeur de produit liquide a polymere filmogene sous forme de fines gouttelettes

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10511067A true JPH10511067A (ja) 1998-10-27
JP3724812B2 JP3724812B2 (ja) 2005-12-07

Family

ID=9492875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50128198A Expired - Fee Related JP3724812B2 (ja) 1996-06-10 1997-06-05 フィルム形成ポリマーを含有した液体製品を微小液滴の形態で噴霧するためのスプレー機

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6173907B1 (ja)
EP (1) EP0942879B1 (ja)
JP (1) JP3724812B2 (ja)
DE (1) DE69724815T2 (ja)
ES (1) ES2206720T3 (ja)
FR (1) FR2749568B1 (ja)
WO (1) WO1997047535A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013545780A (ja) * 2010-12-14 2013-12-26 ロレアル 髪をスタイリングするための扇形エアロゾル装置
JP2017518237A (ja) * 2014-06-03 2017-07-06 ザ サルフォード バルブ カンパニー リミテッド バルブアセンブリ
KR20230003321A (ko) * 2020-05-15 2023-01-05 이엘씨 매니지먼트 엘엘씨 전단-박화 화장용 조성물

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2774903B1 (fr) * 1998-02-13 2000-04-07 Oreal Composition cosmetique contenant une dispersion aqueuse de particules insolubles de materiau polymere, utilisation et procede
FR2779205B1 (fr) * 1998-05-29 2000-08-25 Oreal Valve et ensemble de conditionnement et de distribution equipe d'une telle valve
FR2782637B1 (fr) 1998-08-27 2000-11-24 Oreal Composition capillaire contenant un polycondensat comprenant au moins un motif polyurethanne et/ou polyuree et un polyol
FR2782635B1 (fr) * 1998-08-27 2001-09-14 Oreal Dispositif aerosol contenant un polycondensat comprenant au moins un motif polyurethanne et/ou polyuree
ES2220101T3 (es) 1998-08-27 2004-12-01 L'oreal Dispositivo aerosol que contiene un policondensado que comprende al menos una unidad poliuretano y/o poliurea.
FR2782636B1 (fr) 1998-08-27 2001-09-14 Oreal Compositions contenant un polycondensat comprenant au moins un motif polyurethanne et/ou polyuree et une silicone comprenant au moins une fonction carboxylique
FR2792913B1 (fr) 1999-04-29 2001-06-01 Oreal Dispositif pour l'actionnement d'un organe de distribution notamment une valve, et ensemble equipe du dispositif d'actionnement selon l'invention
DE19934701C1 (de) * 1999-07-23 2001-05-03 Wella Ag Wasserhaltiges Aerosol-Haarspray mit einem reduzierten Gehalt an leichtflüchtigen organischen Bestandteilen
IT1307525B1 (it) * 1999-12-02 2001-11-06 Taplast Spa Dispositivo per la formazione ed erogazione di schiume con elemento diregolazione del flusso del liquido diretto ai mezzi di miscelazione
FR2811886B1 (fr) 2000-07-18 2003-01-31 Oreal Composition de coiffage des cheveux permettant un remodelage de la coiffure et procede de remodelage de la coiffure utilisant une telle composition
FR2818534B1 (fr) * 2000-12-22 2003-09-26 Oreal Dispositif aerosol contenant un polyurethanne et/ou polyuree et un polymere fixant
US20040042974A1 (en) * 2002-05-31 2004-03-04 L'oreal Two-compartment aerosol device comprising a hair-styling aqueous composition and hair-styling method
US6824079B2 (en) * 2003-01-24 2004-11-30 S. C. Johnson & Son, Inc. Aerosol dispenser assembly and method of reducing the particle size of a dispensed product
US20050023368A1 (en) * 2003-01-24 2005-02-03 S.C. Johnson & Son, Inc. Method of designing improved spray dispenser assemblies
DE10343672A1 (de) * 2003-09-18 2005-05-04 Boehringer Ingelheim Micropart Sprühkopf für einen Aerosolbehälter
FR2872801B1 (fr) * 2004-07-12 2006-09-22 Oreal Dispositif de distribution d'un produit
US20060006200A1 (en) * 2004-07-12 2006-01-12 L'oreal Device for dispensing a product
WO2006126754A1 (en) * 2005-05-27 2006-11-30 Yong-Soo Kim Dispenser
US8465728B2 (en) 2005-06-28 2013-06-18 S.C. Johnson & Son, Inc. Composition and aerosol spray dispenser for eliminating odors in air
JP2012532809A (ja) * 2009-07-15 2012-12-20 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー より広い先端部分を有するディップチューブを備えたポンプディスペンサー
US20130082074A1 (en) 2011-10-03 2013-04-04 Graham Packaging Company, L.P. Plastic aerosol container assembly and method of making
EP2903751B1 (en) * 2012-09-20 2024-02-28 J. S. Pasricha Enterprises, LLC Fluid dispenser with increased stability
US9845186B2 (en) * 2015-04-01 2017-12-19 Graham Packaging Company, L.P. Structure and method of sealing a closure assembly onto the neck finish of a plastic pressure container
US9758295B2 (en) * 2015-06-25 2017-09-12 The Gillette Company Compressible valve for a pressurized container
GB2615768A (en) * 2022-02-17 2023-08-23 Simply Breathe Holdings Ltd Bag on valve technology

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL96054C (ja) * 1956-10-10
US3033473A (en) * 1960-10-18 1962-05-08 Kitabayashi Seiichi Device for emitting agglutinative material
US3137418A (en) * 1961-04-28 1964-06-16 Jerry R Mullen Dispensers
GB1115926A (en) * 1964-06-03 1968-06-06 Honorio Sanjuan Nadal Improvements in aerosol valves
US3653553A (en) * 1969-10-27 1972-04-04 Dart Ind Inc Self-cleaning valve for aerosol containers
IT1096119B (it) * 1978-04-13 1985-08-17 Coster Tecnologie Speciali Spa Valvola perfezionata per la miscelazione di fluidi e per l'erogazione della miscela risultante
US4230243A (en) * 1978-08-08 1980-10-28 Spitzer Joseph G Aerosol container with flameless delivery valve
GB8721571D0 (en) * 1987-09-14 1987-10-21 Metal Box Plc Valve assembly
GB8909312D0 (en) * 1988-11-22 1989-06-07 Dunne Stephen T Liquid-gas mixing device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013545780A (ja) * 2010-12-14 2013-12-26 ロレアル 髪をスタイリングするための扇形エアロゾル装置
JP2017518237A (ja) * 2014-06-03 2017-07-06 ザ サルフォード バルブ カンパニー リミテッド バルブアセンブリ
KR20230003321A (ko) * 2020-05-15 2023-01-05 이엘씨 매니지먼트 엘엘씨 전단-박화 화장용 조성물

Also Published As

Publication number Publication date
DE69724815D1 (de) 2003-10-16
ES2206720T3 (es) 2004-05-16
EP0942879A1 (fr) 1999-09-22
EP0942879B1 (fr) 2003-09-10
FR2749568A1 (fr) 1997-12-12
WO1997047535A1 (fr) 1997-12-18
JP3724812B2 (ja) 2005-12-07
DE69724815T2 (de) 2004-07-15
US6173907B1 (en) 2001-01-16
FR2749568B1 (fr) 1998-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3724812B2 (ja) フィルム形成ポリマーを含有した液体製品を微小液滴の形態で噴霧するためのスプレー機
AU653143B2 (en) Hair spray package with low volatile organic compound emission
US10427862B2 (en) Aerosol dispenser assembly having VOC-free propellant and dispensing mechanism therefor
US6056213A (en) Modular system for atomizing a liquid
US4117958A (en) Vapor tap valve for aerosol containers used with flammable propellants
US4511069A (en) Dispensing system
JP2968944B2 (ja) エアゾール容器用バルブ装置
US4354638A (en) Spiral actuator for aerosol powdered suspension product
JP2001520933A (ja) 圧縮ガス噴射型エアゾール装置
JPS5850540B2 (ja) 噴射剤を含有する充填物を有する微小霧化弁を有するエ−ロゾル罐及びその製法
JPH11139471A (ja) エアゾール容器用の流量調整装置
JPH0212628B2 (ja)
IE49055B1 (en) Non-propellant,duration spray dispenser with positive shut off valve
US5725155A (en) Aerosol-foam dispenser head
JP3574142B2 (ja) 濃縮低噴霧量スプレーポンプ吐出装置
JP4121656B2 (ja) エアゾール製品
GB1597147A (en) Aerosol dispenser
JP2000161516A (ja) エアゾール容器用バルブ装置
KR20030069390A (ko) 아크릴레이트/ 디메틸콘 공중합체를 함유하는 에어졸헤어스프레이 분사시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050601

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050610

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees