JP3892929B2 - エアゾール容器用押釦 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、頭髪用品、化粧品、消臭・制汗剤、その他の人体用品、殺虫剤、コーテング剤、クリーナー、その他の家庭用品、工業用品、自動車用品、食品等で、噴霧量調整や冷感調整するのが好ましい内容物を充填して噴霧するためのエアゾール容器に接続する押釦に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、エアゾール容器には内容物の噴霧量をステムの押し下げ量により調節する機構を設け、内容物を小量噴霧する事により噴射剤の蒸発潜熱による使用者への冷感を抑えたり、内容物を大量噴霧する事により、噴射剤の蒸発潜熱を大きなものとして夏などに於いて使用者に強い冷感を与えようとするものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このステムの押し下げ量の調節は、使用者のカンに頼るものとなり、押し下げ量を使用者が確実に知り、適切に噴霧量を調節できるものではなかった。
【0004】
本発明は上述の如き欠点を除去し、ステムの押し下げ量に対応してエアゾール内容物の噴霧量を調節するバルブ機能を備えたエアゾール装置に於いて、小量噴霧と大量噴霧の切り替え時に使用者に確実に切り替え感を伝達し、使用者が容易かつ確実に噴霧量の調節を行う事を可能とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の如き課題を解決するため、第1の発明はステムの押し下げ摺動量に対応して噴霧量が調節可能なバルブ機構をエアゾール容器に配置し、このステムに接続した押釦本体の下面に、エアゾール容器に固定した蓋体中央部のハウジングを被覆することにより突出した部分の角部に臨ませて、弾性変形可能な作動片を突設し、この作動片の下端と角部の配置関係を、ステムの小さな押圧時には、作動片と角部が接触しないとともに、ステムの大きな押圧時には、作動片が角部を乗り越えて弾性変形し、ステムの押圧者にクリック感を与えるようにして成るものである。
【0006】
第2の発明は、ステムの押し下げ摺動量に対応して噴霧量が調節可能なバルブ機構をエアゾール容器に配置し、このステムに接続した押釦本体の下面に、エアゾール容器と蓋体とを巻き締め固定したカール部の角部に臨ませて、弾性変形可能な作動片を突設し、この作動片の下端と角部の配置関係を、ステムの小さな押圧時には、作動片と角部が接触しないとともに、ステムの大きな押圧時には、作動片が角部を乗り越えて弾性変形し、ステムの押圧者にクリック感を与えるようにして成るものである。
【0007】
第3の発明は、ステムの押し下げ摺動量に対応して噴霧量が調節可能なバルブ機構をエアゾール容器に配置し、このステムに接続した押釦本体の下面に、エアゾール容器の肩カバーの角部に下端を臨ませて、弾性変形可能な作動片を突設し、この作動片の下端と角部の配置関係を、ステムの小さな押圧時には、作動片と角部が接触しないとともに、ステムの大きな押圧時には、作動片が角部を乗り越えて弾性変形し、ステムの押圧者にクリック感を与えるようにして成るものである。
【0008】
また、作動片は、押釦本体と一体に形成しても良い。
【0009】
また、作動片は、押釦本体と別体に形成し、押釦本体に装着しても良い。
【0010】
また、バルブ機構は、エアゾール容器の蓋体の内部に上端を固定したハウジング内に、ステムを上下動可能に装着するとともにこのステムの下端には、弁座を介して切替バルブを上下動可能に装着する事により形成し、この切替バルブを弁座に押圧付勢するとともに、切替バルブにはステム側に連通する小量流通口を開口し、押釦本体を小さな押圧時には、この小量流通口を介してのみ内容物の噴射を可能とし、押釦本体を大きな押圧時には、ステムによる切替バルブの押圧により弁座が開弁し、この弁座を介して内容物の大量噴射を可能としても良い。
【0011】
【作用】
本発明は、上述の如く構成したものであるから、内容物の小量噴霧を行おうとする場合には、押釦本体の押し下げ量を小さなものとする。この小さな押釦本体の押し下げによって、ステムが小さく押し下げられてエアゾール内容物の噴出路が小さく開放され、小量の内容物が外部に噴射される。
【0012】
このように、ステムの小さな押し下げによっては、内容物は小量のみ外部に噴霧される。この小量噴霧では、エアゾール内容物に含まれる噴射剤の噴霧も小量で、蒸発潜熱も少ないから、例えば内容物が制汗消臭剤等の人体に使用する製品の場合は、使用者に冷感をあまり感じさせないものとなる。そのため、冬等の寒い時期の使用や、冷感を好まない人が使用するのに適したものとなる。その他、傷薬等の冷感刺激が好ましくない場合も、使用感が良好なものとなる。また、その他では、塗料や防錆剤等の薬品その他を製品に小面積に塗布する場合や、小さな製品に塗布する場合等に有効なものとなる。
【0013】
また、この小量噴霧時は、押釦本体の下面に設けた作動片は、エアゾール装置の構成部材の凹凸により形成される角部には接触しないから、押釦本体の押圧が滑らかで、使用者の押圧に抵抗感を与えない。従って、使用者は小量噴霧状態である事を明確に認識して、小量噴霧に適した噴霧作業を行う事ができる。
【0014】
次に、エアゾール内容物の大量噴霧を行おうとする場合には、ステムを先程の小量噴霧の場合に比較し大きく押し下げる。このステムの押し下げは、押釦本体を大きく押圧して行う。このステムの大きな押し下げにより、内容物の噴出路が大きく開放されて、内容物が外部に大量に噴霧される。
【0015】
また、大きな押圧により、押釦本体の作動片が、エアゾール装置の構成部材の角部に突き当たるが、弾性変形可能であるから、この作動片は弾性変形しながらバネの如く角部を勢い良く乗り越える。この角部を勢い良く乗り越えたクリック感が、押圧者に明確に伝達され、押圧者は大量噴霧に切り替わった事を確実に認識する事ができ、大量噴霧に適した使用を行う事ができる。
【0016】
例えば、この大量噴霧により、使用者の肌や製品等に、大量に内容物を噴霧できるし、広い面積に噴霧する場合も、時間の短縮や塗りムラの防止が可能となり作業効率が向上する。そして、この内容物の大量噴霧により、エアゾール内容物に含まれる噴射剤も大量かつ広範囲に噴霧されるから、噴射剤の蒸発潜熱により奪われる熱量も大きく、人体に使用する製品の場合は、使用者の肌に強い冷感を与えるものとなる。そのため、夏等の暑い時期や、冷感を好む人が使用すると、この強い冷感が快適な清涼感を与えるものとなる。また、捻挫等で患部が発熱した場合にも、この大量噴霧により、患部を迅速に冷却して手当を行う事ができる。また、他にも製品に塗料や薬剤を塗布するにも、広い面積に迅速に行う事ができる。
【0017】
このように、ステムの押圧量による小量噴霧と大量噴霧の切り替え感が、使用者に明確に伝達されるから、使用者による噴霧量の調節が簡単で、確実となる。
【0018】
また、作動片は、押釦本体の下面の一部を突設する等の方法により押釦本体と一体に形成しても良いし、押釦本体とは別体に形成し、押釦本体に取り付けて形成しても良い。また、作動片を突き当てる角部は、エアゾール装置の構成部材の凹凸部分の角部であれば、蓋体の凹凸を形成する角部でも良いし、肩カバーの凹凸を形成する角部でも良く、その他にもエアゾール装置を構成する部材の凹凸を形成する角部であれば何れの部分に臨ませて作動片を形成しても良い。
【0019】
また、ステムの押し下げ摺動量に対応してエアゾール内容物の噴霧量が調節可能なものであれば、適宜のバルブ機構を用いてエアゾール装置を形成する事ができる。そして、このエアゾール装置に、作動片を設けた押釦本体を接続する。また、噴霧量を調節するバルブ機構は、本件出願時に非公開である下記の構成を使用しても良い。その構成は、エアゾール容器の蓋体の内部に上端を固定したハウジング内に、ステムを上下動可能に装着する。そして、このステムの下端には、弁座を介して切替バルブを上下動可能に装着する事により形成する。この切替バルブを弁座に押圧付勢するとともに、切替バルブにはステム側に連通する小量流通口を開口する。
【0020】
上記の如きバルブ機構では、押釦本体を小さな押圧時には、小量流通口を介してのみ内容物の噴射を可能とし、内容物の小量噴霧が可能となる。また。押釦本体を大きな押圧時には、ステムによる切替バルブの押圧により弁座が開弁し、この弁座を介して内容物が大量に噴霧され、大量噴射が可能となる。
【0021】
そして、上記のエアゾール容器は、頭髪用品、化粧品、消臭・制汗剤、その他の人体用品、殺虫剤、コーテング剤、クリーナー、その他の家庭用品、工業用品、自動車用品、食品等の噴霧量調節が好ましい内容物に用いる事ができる。そして、頭髪用品として、ヘアースプレー、ヘアードレッサーコンディショナー、ヘアーシャンプー・リンス、酸性染毛剤、酸化型2剤タイプ永久染毛剤、カラースプレー・脱色剤、パーマ剤、育毛剤、ヘアーフォーム、ヘアートニック、寝癖直しスプレー、髪用フレグランス等に用いる事ができる。
【0022】
また、化粧品として、シェービングクリーム、アフターシェーブローション、香水・オーデコロン、洗顔料、日焼け止め、ファンデーション、脱毛・脱色剤、浴用剤、歯磨き、パック剤等に用いる事ができる。
【0023】
また、消臭・制汗剤としては、制汗剤、消臭剤、ボディシャンプー等に用いる事ができる。また、その他の人体用品としては、筋肉消炎剤、皮膚疾患剤、水虫薬、害虫忌避剤、清拭剤、口腔剤、傷薬、やけど治療剤等に用いる事ができる。
【0024】
また、殺虫剤としては、空間殺虫剤、ゴキブリ殺虫剤、園芸用殺虫剤、殺ダニ剤、不快害虫剤等に用いる事ができる。また、コーテング剤としては、家庭用塗料、自動車用塗料、アンダーコーテング等に用いる事ができる。
【0025】
また、クリーナーとしては、家庭用ガラスクリーナー、絨毯クリーナー、浴用クリーナー、床・家具艶だしクリーナー、靴・皮革クリーナー、ワックス艶だし剤等に用いる事ができる。また、その他の家庭用品としては、室内消臭剤、トイレ用消臭剤、防水剤、洗濯糊、除草剤、衣類用防虫剤、防炎剤・消火具、除菌剤等に用いる事ができる。
【0026】
また、工業用としては、潤滑防錆剤、接着剤、金属探傷剤、離型剤、コーキング剤等に用いる事ができる。また、自動車用としては、防曇剤、解氷剤、パンク修理剤、エンジンクリーナー等に用いる事ができる。その他、動物用品、趣味娯楽用品、食品、例えばコーヒー、ジュース、クリーム、チーズ等に用いる事ができる。
【0027】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に於て説明すれば、(1)はエアゾール容器で、上端に蓋体(2)を固定している。この蓋体(2)の内面にはステムガスケット(3)を介して、ハウジング(4)を固定している。このハウジング(4)は、図1、図10に示す如く、中央部に挿通口(5)を開口した弁座(6)を介して、上部室(7)と下部室(8)とに区分されており、上部室(7)には上端部を蓋体(2)の外方に突出したステム(10)を装着している。
【0028】
また、ステム(10)は、ステム発条(11)により外部方向に押圧付勢されている。更に、このステム(10)は上端部から内容物の噴出路(12)を軸方向に形成しており、この噴出路(12)に連通するオリフィス(13)を側面から開口している。このオリフィス(13)は、前記のステムガスケット(3)の内周端面によって、常時は密閉されており、ステム(10)を押し下げた状態で、ステムガスケット(3)と内周端面との密接を解除し、ハウジング(4)内部と外部との連通を可能とするように構成している。
【0029】
また、下部室(8)には、切替バルブ(14)を上下動可能に装着している。この切替バルブ(14)は、上端部を挿通口(5)から上部室(7)側に突出して、ステム(10)の下端に臨ませて配置している。そして、ステム(10)の大きな押圧に於ては、上部室(7)に突出した切替バルブ(14)を、ステム(10)の下端で押圧可能とするとともに、小さな押圧に於ては、ステムガスケット(3)とオリフィス(13)の密閉関係を解除するのみで、切替バルブ(14)を下部室(8)方向に押圧しないように形成している。
【0030】
また、切替バルブ(14)の上端には、図10乃至図12に示す如く、内容物が小量だけ流通できる小量流通口(15)を開口している。この切替バルブ(14)と下部室(8)の下底との間には、押圧発条(16)を介装する事により、切替バルブ(14)を常時、挿通口(5)方向に押圧し、挿通口(5)の弁座(6)に押圧している。この仕切壁(17)に切替バルブ(14)を押圧した状態に於ては、下部室(8)と上部室(7)の連通は、小量流通口(15)のみを介して行われている。
【0031】
また、切替バルブ(14)の外径を、下部室(8)の内径よりも小さく形成する事により、切替バルブ(14)の外周面と下部室(8)の内周面との間隔に、内容物の流通間隔(18)を形成している。そのため、この流通間隔(18)から大量の内容物を、切替バルブ(14)の開弁時に上部室(7)に流入させる事が可能となる。このようなバルブ機構(20)により、ステムの押し下げ量に対応して内容物の小量噴霧と大量噴霧の切り替えを可能としている。
【0032】
そして、上記の如きバルブ機構(20)のステム(10)の上端には、押釦本体(21)を接続する事により、ステム(10)の押し下げを可能としている。この押釦本体(21)の一側には、噴射ノズル(22)を突出形成し、ステム(10)の噴出路(12)を通過した内容物をこの噴射ノズル(22)から外部に噴射可能としている。そして、エアゾール容器(1)の蓋体(2)には肩カバー(23)を係合固定し、この肩カバー(23)と押釦本体(21)とを、図1に示す如く、ヒンジ部(24)を介して連結している。
【0033】
また、押釦本体(21)には中央部のステム(10)との接続部に、図1に示す如く、弾性変形可能な板状の作動片(25)を接続している。この作動片(25)は、噴射ノズル(22)とは反対側に設け、下端を押釦本体(21)の下面から蓋体(2)方向に突出している。そして、蓋体(2)中央部の、ハウジング(4)を被覆する事により突出した部分の角部(26)に臨ませて作動片(25)の下端を配置するとともに、押釦本体(21)を大きく押し下げた時に作動片(25)がこの角部(26)に突き当たるように臨ませている。
【0034】
また、この作動片(25)の下端と角部(26)との距離は、非押圧時に於けるステム(10)の下端と切替バルブ(14)の上面との距離と略同じにすれば、ステム(10)が切替バルブ(14)を押し下げて大量噴霧に切り替わった時に、作動片(25)が角部(26)に突き当たってこれを乗り越え、押圧者にクリック感が伝達される。そのため、大量噴霧への切り替えと、押圧者へのクリック感の伝達とが連動して、噴霧量調節を確実に行えるものとなる。
【0035】
また、作動片(25)は、本実施例の如く、押釦本体(21)本体とは別体に形成した部品を、押釦本体(21)本体に取り付けて形成しても良いし、他の実施例としては、押釦本体(21)の成形時に作動片(25)を一体に形成しても良い。押釦本体(21)と作動片(25)とを別体に形成した場合は、取り付けの手間はあるが、作動片(25)だけ弾性変形し易い材質で形成できる等の利点がある。また、押釦本体(21)の型枠を簡易なものとする事ができるし、従来の押釦本体(21)に取り付けて使用する事も可能となる。一方、押釦本体(21)本体と作動片(25)を一体成形した場合は、押釦本体(21)の型枠を新たに形成する必要があるが、取り付けの手間がなくなり、自動生産ラインに組み込み易いものとなる。
【0036】
また、ハウジング(4)の上部室(7)の一側には、エアゾール容器(1)の内部に連通するベーパータップ(27)を形成している。このベーパータップ(27)により、内容物と気化噴射剤の混合を行い、噴霧粒子の微細化を可能としている。また、ハウジング(4)の下部室(8)の下端には、ディップチューブ(28)を接続して、エアゾール容器(1)の内容物をハウジング(4)内に供給可能としている。
【0037】
上述の如く構成したものに於て、内容物の噴射を行なわない状態に於ては、図1、図10に示す如く、ステム(10)は非押圧状態で、ステム発条(11)の押圧力によって、ステム(10)は外部方向に押圧付勢され、ステム(10)のオリフィス(13)は、ステムガスケット(3)の内周端面によって密閉された状態となっている。また、ステム(10)の小量の押圧によっては、作動片(25)と角部(26)とが接触する事がない。同時に、ステム(10)の小量の押圧によっては、ステム(10)が切替バルブ(14)を押圧する事がない。
【0038】
そして、内容物の小量噴霧を行うには、押釦本体(21)を小さく押圧して、ステム(10)を浅くエアゾール容器(1)内に押し下げる。すると、図2、図11に示す如く、ステムガスケット(3)の内周端面とオリフィス(13)の密閉関係が解除され、内容物が噴出可能となる。しかし、ステム(10)が切替バルブ(14)を押圧する事がないから、内容物は小量流通口(15)を介してのみ上部室(7)に流入するものとなる。更に、上部室(7)にはベーパータップ(27)を介して噴射剤ベーパーが流入し、この噴射剤ベーパーにより、内容物が霧状に微粒子化する。そして、小量の内容物が上部室(7)からオリフィス(13)を介して噴出路(12)に流出した後、噴射ノズル(22)から外部に噴霧される。
【0039】
この状態に於ては作動片(25)と角部(26)とは接触する事がないから、押圧者にはクリック感が伝達されず、押圧者は小量噴霧状態である事を認識できる。
【0040】
このように、内容物の小量噴霧が好ましい場合には、押釦本体(21)を小さな押圧量で押圧し、クリック感を感じない状態で押釦本体(21)の位置を保持すればよいものとなる。そのため、小面積に塗料を塗布する場合等に、厚塗りをして塗料を無駄使いする事がないし、液垂れ等を防ぐ事ができる。また、噴射剤の噴霧量も少ないため、蒸発潜熱も小さなものとなるから、人体に使用する製品の場合は使用者に強い冷感を与える事がない。そのため、冬等の寒い時期や、冷感を好まない人の使用、傷薬等の冷感刺激が好ましくない場合の使用が可能となる。
【0041】
次に、内容物の大量噴霧を行おうとする場合には、押釦本体(21)を大きく押圧し、ステム(10)を深くエアゾール容器(1)内に押し込む。この深い押し込みに応じて、切替バルブ(14)はステム(10)により下部室(8)方向に押圧され、図3、図12に示す如く、弁座(6)から分離させられる。そのため、切替バルブ(14)による挿通口(5)の閉止は解除され、ディップチューブ(28)から下部室(8)に流入した内容物は、流通間隔(18)を介して挿通口(5)に導かれ、挿通口(5)から上部室(7)内に大量に流入するとともに、ベーパータップ(27)から大量に噴射剤ベーパーが流入する。この噴射剤ベーパーにより、内容物が霧状に微粒子化する。そして、大量の内容物が噴射ノズル(22)から外部に噴霧される。
【0042】
また、切替バルブ(14)の押し下げにより大量噴霧に切り替わると同時に、押釦本体(21)の大きな押圧により、押釦本体(21)に設けた作動片(25)の下端が、蓋体(2)の角部(26)に突き当たる。この作動片(25)は弾性変形可能であるから、角部(26)との接触により作動片(25)は湾曲する。そして、更なる押釦本体(21)の押圧により、図3に示す如く、作動片(25)は外方に拡開して角部(26)をバネの如く勢い良く乗り越える。この角部(26)の乗り越えにより、押圧者にはクリック感が感じられる。このクリック感により、押圧者は大量噴霧への切り替えを明確に認識するものとなる。
【0043】
そして、大量噴霧により広い面積に大量に内容物を噴霧する事ができるから、作業時間の短縮や作業能率の向上が可能となる。また、この大量の内容物の噴霧により、噴射剤も大量に噴霧されるものとなるから、蒸発潜熱が大量に奪われるものとなる。そのため、人体に使用する製品の場合は、使用者に強い冷感を与え、夏等の暑い季節や冷感を好む人が使用すれば、使用者に良好な清涼感を与えるものとなる。また、その他のコーテング剤、クリーナー、その他の家庭用品、工業用品、自動車用品、食品等で、広い面積や大量に噴霧したい場合に適したものとなる。
【0044】
このように、内容物の小量噴霧から大量噴霧への切り替え感が使用者に明確に伝達されるから、使用者はこの切り替え感を手がかりに、簡単かつ確実に内容物の噴霧量を調節し、1つのエアゾール製品を使用目的や好みに合わせて使い分ける事が可能となる。
【0045】
また、上記実施例では作動片(25)を、押釦本体(21)中央部の一側に設けるとともに、蓋体(2)の中央突出部の角部(26)に臨ませて形成しているが、他の異なる第2実施例では、図4、図5に示す如く、作動片(25)を押釦本体(21)の外周部の一側に設け、その下端を、エアゾール容器(1)と蓋体(2)とを巻き締め固定したカール部(30)の角部(26)に臨ませ、この角部(26)に突き当て可能に配置している。また、作動片(25)の下端には、突起部(31)を設ける事で、より明確なクリック感を使用者に伝達可能としている。
【0046】
上記の如き押釦本体(21)に於いて、小さな押圧では、作動片(25)の下端が角部(26)に到達しないから、押圧者にクリック感を与えないとともに、エアゾール内容物が切替バルブ(14)の小量流通口(15)を介して小量だけ噴霧される。そして、大きな押圧により内容物の大量噴霧に切り替わると同時に、作動片(25)の下端が角部(26)に突き当り、弾性変形して、図5に示す如く、作動片(25)が角部(26)を勢い良く乗り越える。この乗り越えの瞬間に、作動片(25)の突起部(31)がカール部(30)に接触してカチッとしたクリック感が押圧者に伝わる。このように、小量噴霧と大量噴霧の切り替え感が明確に伝達されるから、使用者が噴霧量の調節を確実に行う事ができる。
【0047】
また、上記第1、第2実施例では、蓋体(2)の凹凸部分で形成される角部(26)に臨ませて作動片(25)を形成しているが、他の異なる第3実施例では、図6乃至図9に示す如く、肩カバー(23)の凹凸部分の角部(26)に臨ませて作動片(25)を形成している。この肩カバー(23)には、図8、図9に示す如く、一部分をステム(10)方向に突設して突設部(33)を設けている。そして、この突設部(33)の角部(26)に臨ませて作動片(25)を形成している。また、押釦本体(21)は、突設部(33)側の一部を切り欠いて切欠部(34)を設け、この切欠部(34)内に突設部(33)を配置する事により、押釦本体(21)を押圧時に、突設部(33)に突き当たる事なく、スムーズに押し下げが可能としている。また作動片(25)には、突起部(31)を設ける事により、作動片(25)が角部(26)を乗り越えた時のクリック感を明確なものにしている。
【0048】
上記の如き押釦本体(21)を押圧してエアゾール内容物を噴射する場合も、他の実施例と同様に、押釦本体(21)の小さな押圧による小量噴霧に於いては、作動片(25)は角部(26)に接触せず、切り替え感が感じられないから、使用者は小量噴霧である事を認識でき、小量噴霧に適した作業を行う事ができる。また、押釦本体(21)の大きな押圧による大量噴霧に於いては、作動片(25)が角部(26)に突き当たり、これを乗り越える事により、クリック感が伝わる。そのため、使用者には大量噴霧に切り替わった事が明確に伝達され、大量噴霧に適した作業を行う事ができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明は上述の如く構成したものであるから、内容物の小量噴霧と大量噴霧とが切替可能なエアゾール製品に於いて、小量噴霧と大量噴霧との切り替え感が使用者に明確に伝達されるから、使用者はこの切り替え感を手掛かりに、簡単かつ確実に内容物の噴霧量の調節を行う事ができる。そして、使用目的や好みに応じて1つのエアゾール製品を使い分ける事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の断面図。
【図2】 図1に於いて、押釦本体を小さく押圧して、小量噴霧を行った状態を示す断面図。
【図3】 図1に於いて、押釦本体を大きく押圧して大量噴霧を行い、作動片が角部を乗り越えた状態を示す断面図。
【図4】 押釦本体の外周部に作動片を設け、この作動片の下端を蓋体のカール部の角部に臨ませた第2実施例の断面図。
【図5】 図4に於いて、押釦本体を大きく押圧して大量噴霧を行い、作動片が角部を乗り越えた状態を示す断面図。
【図6】 押釦本体の外周部に作動片を設け、この作動片の下端を肩カバーの角部に臨ませた第3実施例の断面図。
【図7】 図6に於いて、押釦本体を大きく押圧して大量噴霧を行い、作動片が角部を乗り越えた状態を示す断面図。
【図8】 図6の一部切り欠き斜視図。
【図9】 図6のA−A線断面図。
【図10】 図1、図4、図6の切替バルブの主要部分の拡大図。
【図11】 図2の切替バルブの主要部分で、小量噴霧状態を示す拡大図。
【図12】 図3、図5、図7の切替バルブの主要部分で、切替バルブがステムに押し下げられて、大量噴霧に切り替わった状態を示す拡大図。
【符号の説明】
1 エアゾール容器
2 蓋体
4 ハウジング
6 弁座
10 ステム
14 切替バルブ
15 小量流通口
20 バルブ機構
21 押釦本体
25 作動片
23 肩カバー
26 角部
30 カール部

Claims (6)

  1. ステムの押し下げ摺動量に対応して噴霧量が調節可能なバルブ機構をエアゾール容器に配置し、このステムに接続した押釦本体の下面に、エアゾール容器に固定した蓋体中央部のハウジングを被覆することにより突出した部分の角部に臨ませて、弾性変形可能な作動片を突設し、この作動片の下端と角部の配置関係を、ステムの小さな押圧時には、作動片と角部が接触しないとともに、ステムの大きな押圧時には、作動片が角部を乗り越えて弾性変形し、ステムの押圧者にクリック感を与える事を特徴とするエアゾール容器用押釦。
  2. ステムの押し下げ摺動量に対応して噴霧量が調節可能なバルブ機構をエアゾール容器に配置し、このステムに接続した押釦本体の下面に、エアゾール容器と蓋体とを巻き締め固定したカール部の角部に臨ませて、弾性変形可能な作動片を突設し、この作動片の下端と角部の配置関係を、ステムの小さな押圧時には、作動片と角部が接触しないとともに、ステムの大きな押圧時には、作動片が角部を乗り越えて弾性変形し、ステムの押圧者にクリック感を与える事を特徴とするエアゾール容器用押釦。
  3. ステムの押し下げ摺動量に対応して噴霧量が調節可能なバルブ機構をエアゾール容器に配置し、このステムに接続した押釦本体の下面に、エアゾール容器の肩カバーの角部に下端を臨ませて、弾性変形可能な作動片を突設し、この作動片の下端と角部の配置関係を、ステムの小さな押圧時には、作動片と角部が接触しないとともに、ステムの大きな押圧時には、作動片が角部を乗り越えて弾性変形し、ステムの押圧者にクリック感を与える事を特徴とするエアゾール容器用押釦。
  4. 作動片は、押釦本体と一体に形成した事を特徴とする請求項1、2または3のエアゾール容器用押釦。
  5. 作動片は、押釦本体と別体に形成し、押釦本体に装着した事を特徴とする請求項1、2または3のエアゾール容器用押釦。
  6. バルブ機構は、エアゾール容器の蓋体の内部に上端を固定したハウジング内に、ステムを上下動可能に装着するとともにこのステムの下端には、弁座を介して切替バルブを上下動可能に装着する事により形成し、この切替バルブを弁座に押圧付勢するとともに、切替バルブにはステム側に連通する小量流通口を開口し、押釦本体を小さな押圧時には、この小量流通口を介してのみ内容物の噴射を可能とし、押釦本体を大きな押圧時には、ステムによる切替バルブの押圧により弁座が開弁し、この弁座を介して内容物の大量噴射を可能とする事を特徴とする請求項1、2または3のエアゾール容器用押釦。
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