JP3456744B2 - 噴出量可変のエヤゾール装置 - Google Patents

噴出量可変のエヤゾール装置

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JP3456744B2 JP06575694A JP6575694A JP3456744B2 JP 3456744 B2 JP3456744 B2 JP 3456744B2 JP 06575694 A JP06575694 A JP 06575694A JP 6575694 A JP6575694 A JP 6575694A JP 3456744 B2 JP3456744 B2 JP 3456744B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/32Dip-tubes

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は噴出量可変のエヤゾール
装置に関する。さらに詳しくは、押しボタンの押し込み
量などの操作量に応じて、噴口から噴出するミストやフ
ォームの噴出量を段階的に、または連続的に変化させう
るエヤゾール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なエヤゾール装置は、内外の圧力
差、内部から噴口に至る流路の抵抗および噴口の内径・
形状により噴出量が定まり、任意に調節することはでき
ないか、きわめて困難である。そのため通常は押しボタ
ンを押している時間を調節することにより、噴出させる
内容液の量を調節するようにしている。しかし近時のエ
ヤゾール装置の多用途化に伴い、多量に噴出させたり、
わずかずつ噴出させたりすることができるエヤゾール装
置が要望されている。たとえば塗料、ヘアセットローシ
ョン、ヘアダイなどでは、最初は多量に噴出させ、微量
の噴出で仕上げを行ったり、境界部分をぼかしたりする
ことができれば、効率よく、しかも美麗な仕上げをうる
ことができる。
【0003】エヤゾール装置を上記のような噴出量可変
にするためには、たとえば容器内部から噴口に至る流路
を外部からの操作で切り替えるための特別の機構を設け
ることが考えられる。かかる流路抵抗を変更する機構と
しては種々のものが考えられるが、いずれも噴霧操作を
途中で止め、流路変更機構を切り替えた上で、あらため
て噴霧を開始する必要がある。そのため上記のような用
途において噴射をしながら途中で切り替える場合には不
便であり、とくにたびたび噴出量を変更する場合にはき
わめて面倒である。
【0004】他方、本出願人は、特定のノズルを採用す
るときは、噴出量が変わることにより、霧状の噴射と泡
状の噴出とが切り替わることに着目し、一本のエヤゾー
ル装置で霧状噴射と泡状噴出とを行えるようにしたエヤ
ゾール装置を提案しており(特願平5−18170号参
照)、さらにそれに用いる噴出量切替機構としていくつ
かの例を挙げている。しかしこれらの機構は、エヤゾー
ル装置を上に向けたり、下に向けたりすることにより、
内部から噴口に至る流路を切り替えるものであるので、
同じ向きに連続的に噴出させながら切り替えることがで
きない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は噴出作業を中
断することなく、押しボタンなどのバルブ操作の継続中
に、手加減ないし指加減の操作で簡単にかつ自由に噴出
量を変更することができるエヤゾール装置を提供するこ
とを技術課題としている。
【0006】
【発明が解決するための手段】本発明の噴出量可変エヤ
ゾール装置は、容器本体と、その容器本体に取りつけら
れるハウジングと、そのハウジング内に閉鎖位置と開放
位置との間で移動できるように設けられると共に、内孔
およびその内孔と外部とを連通する横孔を備えたステム
と、そのステムが閉鎖位置にあるときに横孔を塞ぎ、開
放位置にあるときに横孔とハウジング内部との連通を許
すガスケットと、前記ステムを常時閉鎖位置側に付勢す
る復帰バネとを有するエヤゾール装置であって、(a)
前記ステムが、開放位置に達してからさらに開放状態を
維持しつつその方向に操作可能にされており、(b)ス
テムの操作に伴って前記横孔の開放面積が変化するよう
に構成されており、(c)ステムが開放位置に達した後
ステムの横孔の開放面積が変化するとき、または、ステ
ムが開放位置に達しステムの横孔の開放面積が変化して
いる中間位置で、ステムの操作力が不連続に変化する機
構を有することを特徴としている。
【0007】前記ステムの操作力を不連続に変化させる
機構(c)としては、ステムとハウジングとの間に、前
記ステムないし押しボタンと容器本体ないしマウンティ
ングキャップとの間に、あるいは容器本体にカバーが設
けられている場合、カバーと押しボタンないしステムと
の間に、操作力を一時的に増加させることによりクリッ
ク間を与えるクック部を設けたものが挙げられる。また
前記復帰バネの反力を前記中間位置で段階的に変化させ
ることにより構成してもよい。その場合、復帰バネを、
自然長が異なる少なくとも2本のコイルバネから構成し
たり、あるいは途中から巻きピッチが変化している1本
のコイルバネから構成することができる。さらに前記ス
テムにガスケットと係合する係合部を設け、その係合部
をガスケットに係合させて撓ませることにより前記操作
力の変化をもたらせるようにしてもよい。
【0008】他方、前記横孔の開放面積を変化させる構
成としては、前記横孔の開放面積を中間位置を境として
不連続的に変化させるものが好ましい。たとえば、前記
横孔をステムの長さ方向に間隔をあけて配列された2個
以上の孔から構成し、ステムの押し込み量に応じて前記
ガスケットから開放される孔の個数が変化するようにす
れば、横孔全体の開放面積を不連続的に変化させること
ができる。その場合、前記各孔の面積が順に大きくなる
ようにしてもよい。また前記横孔を、前記中間位置を含
む領域でステムの長手方向に延びるように形成し、それ
により中間位置の近辺で横孔の開放面積が変化するよう
にしてもよい。その場合、前記横孔の幅をステムの長手
方向に変化させてもよい。なお中間位置を境に横孔の幅
を段階的に変化させれば、開放面積はその位置で不連続
的に変化し、他の部分では連続的に変化する。
【0009】本発明のエヤゾール装置の第2の態様は、
容器本体と、その容器本体に取りつけられるハウジング
と、そのハウジング内に閉鎖位置と開放位置との間で移
動できるように設けられたステムと、そのステムを常時
閉鎖位置側に付勢する復帰バネとを有し、ステムの開放
位置への操作により、容器内部からハウジングおよびス
テムを経て外部に至る通路が連通するエヤゾール装置で
あって、(a)前記ステムの開放位置がステムの操作ス
トロークにおけるある範囲に広がっており、(b)ステ
ムの操作に伴って前記通路の流路抵抗が変化するように
構成されており、(c)ステムが開放位置に達し、該流
路抵抗が変化している中間位置で、ステムの操作力が不
連続に変化する機構を有することを特徴としている。
【0010】
【作用】押しボタンなどを操作していない状態ではステ
ムが閉鎖位置にあり、横孔がガスケットで閉じられてい
る。その状態では噴射は行われない。ついで使用者が押
しボタンなどでステムを操作すると、開放位置に達した
ときに横孔が一部開放され、少量噴射が始まる。ついで
さらにその方向にステムを操作し、噴射量を変化させる
操作力が段階的に変化し、使用者はその段階的な変化
を指先で感ずることができる。そして噴射量が変化する
前後に、たとえば噴射量が変化するそのとき、あるいは
噴射量が変化した直後などに操作力が変化する。したが
って使用者は指先でステムの操作力を加減することによ
り、噴出量を自由に、かつ確実に変更させることができ
る。しかもその噴射量の変化は操作力の段階的な変化を
通じて指先などに明確に感ずることができるので、たと
えば髪の毛に噴射している場合のように、実際の噴射の
状態を目で確認できないときでも、確実に噴射量を調節
することができる。
【0011】なお横孔を複数個設けたり、横幅を段階的
に変化させることにより、噴射量自体も段階的に、いわ
ばデジタル的に変化させれば、使用者にとって一層操作
しやすい。なお中間位置は一個所に限られるものではな
く、複数個所に設けてもよい。そのばあいは噴射量も多
段階で変化させることができる。
【0012】本発明の第2の態様においては、ステムの
操作に伴って、通路の流路抵抗が変化すると共に、ステ
ムの操作力が段階的に変化する。そのため前記場合と同
じく、使用者は指先などでステムの操作力を調節して噴
出量を容易に変更することができる。
【0013】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明のエヤゾー
ル装置の実施例を説明する。図1は本発明のエヤゾール
装置の一実施例を示す要部断面図、図2は図1のエヤゾ
ール装置の要部斜視図、図3および図4はそれぞれ図1
のエヤゾール装置の操作状態をその順に示す要部断面
図、図5〜11はそれぞれ本発明のエヤゾール装置に関
わる操作力変更機構の他の実施例を示す要部断面図、図
12は本発明のエヤゾール装置の他の実施例を示す要部
断面正面図、図13〜15はそれぞれ本発明の装置に関
わるステムの他の実施例を示す要部正面図、図16およ
び図17はそれぞれ本発明の第2の態様に関わる実施例
を示す要部断面図である。
【0014】図1に示すエヤゾール装置Aは容器本体1
と、その容器本体1の口部2にクリンプされたマウンテ
ィングキャップ3と、マウンティングキャップ3の中央
に保持されるバルブ4と、バルブ4のステム5に嵌着さ
れた押しボタン6とからなる。前記マウンティングキャ
ップ3は口部2に対して環状のシールパッキン7を介し
て固着されている。またバルブ4は有底筒状のハウジン
グ8と、そのハウジング8の内部に上下動自在に収容さ
れた前記ステム5とを有し、ハウジング8はその上端に
設けたリング状のガスケット9を介してマウンティング
キャップ3の中央のバルブ取付部10に固着されてい
る。さらにハウジング8の内部には、ステム5を常時上
方に付勢するための、1本のコイルバネからなる復帰バ
ネ11が収容されている。なお押しボタン6には噴口1
2を備えたノズル部材13が取りつけられており、その
噴口12はステム5の内孔14と連通している。またハ
ウジング8の下端には従来公知のディップチューブ15
が取りつけられている。
【0015】前記ステム5には、内孔14と外部とを連
通する孔16、17がステムの長さ方向に間隔をあけて
2個形成されており、両者で請求項1にいう横孔を構成
している。孔16、17の位置および間隔は、押しボタ
ン6を押していない状態で下側の孔16、17または両
方の孔16、17がガスケット9の中心孔18の内周面
によって塞がれ、押しボタン6をいくらか押した状態で
下側の孔16がハウジング8の内部と連通すると共に上
側の孔17がガスケット9で塞がれ、強く押した状態で
両方の孔16、17がハウジング9内に連通するよう
な、位置および間隔とされている。なお本実施例では、
上側の孔17の断面積は下側の孔16の断面積より2〜
6倍程度に大きくされている。
【0016】さらに前記ハウジング8の内面には、容器
内の液の流路を確保しつつステム5の下部を案内するた
めの縦リブ19が複数枚、図2に示すように放射状に設
けられており、それらの縦リブ19には内向きの突起2
0が設けられている。他方、ステム5の下端にはそれら
の突起20と軽く係合する環状突起21が内向きに設け
られている。前記縦リブの突起20の位置は、図3に示
すように、ステム5が下降して下側の孔16がガスケッ
ト9から出てきて、しかも上側の孔17がまだガスケッ
ト9の中心孔18によって塞がれている状態のときに、
環状突起21と係合する位置である。なお縦リブの突起
20および環状突起21は、少なくとも一方が他方の通
過を許す程度に弾力的に変形可能にされている。それに
より押しボタン6でステム5を上下動させたとき、ステ
ムの下端の環状突起21が縦リブの突起20に係合し
て、使用者にクリック感を与える。それらの環状突起2
1および縦リブの突起20は請求項2におけるクリック
部を構成しており、かつ、請求項1におけるステムの操
作力を不連続的に変化させる機構である。
【0017】つぎに上記のごとく構成されるエヤゾール
装置Aの作用を説明する。押しボタン6を押していない
ときは図1のようにステム5が復帰バネ11により上方
に付勢されており、上方の孔(横孔)16がガスケット
9の中心孔18によって塞がれている。したがっていず
れの孔16、17もハウジング9の内部と連通していな
い。これがステムの閉鎖位置である。この状態から復帰
バネ11の付勢力に抗して押しボタン6を押し下げ、環
状突起21を縦リブ19の突起20の上面に当接させた
ときが中間位置であり、図2に示すように、まず下側の
孔16がガスケット9の下側に出てくる。そのため容器
内部の液はディップチューブ15を通じてハウジング8
の縦リブ19の間を通り、下側の孔16からステム5の
内孔に入り、噴口12から噴射される。そのときの噴射
量は下側の孔16の断面積が小さいので少量である。な
おこの中間位置ではすでに開放位置に入っている。
【0018】この状態からさらにステム5を押し下げる
と、ステムの下端の環状突起21がハウジングの突起1
9を乗り越え、そのとき使用者にクリック感を与える。
さらにステム5が下降すると、図4に示すように、上側
の孔17がガスケット11の下方に出てくる。その状態
では、容器内部の液は上下の孔16、17の両方を通っ
てステム5の内孔に入ってくる。このときは横孔全体の
開放面積は両方の孔の断面積を合わせたものとなり、前
記中間位置における横孔の開放面積(下の孔16の断面
積)の3〜7倍以上になっている。そのため噴射量が前
記の場合に比してはるかに多くなる。この状態も開放位
置である。
【0019】使用者がその状態の噴射量が多過ぎると思
えば、押しボタン6を押す指の力をゆるめ、復帰バネ1
1の付勢力に任せてクリック感を感ずるまでステム5を
少し上昇させればよい。このようにして使用者はクリッ
ク感で明確に多量噴射の状態か少量噴射の状態かを認識
しながら、自由に噴射量を変えることができる。またそ
のような噴射量の変更は、噴射を継続しながらその途中
で行うことができる。なおクリック部によるステム5の
操作力の一時的な上昇は、前述の使用者に対して変化を
認識させる作用だけでなく、以下のように操作状態の安
定維持にも役立つ。
【0020】押しボタンの操作力は、押しボタン6の押
し込み量に応じて復帰バネ11の反発力がしだいに大き
くなるので、それに伴って変化する。しかしクリック部
では、上昇時か下降時かを問わず、いずれの場合もその
ときの操作力に比して一時的に操作力が大きくなる。そ
のため少量噴射の状態を維持する場合は、ハウジングの
縦リブの突起20の上面にステムの環状突起21を当接
させた状態で、その位置における復帰バネ11の反力よ
りも大きく、かつ環状突起21が縦リブの突起20を乗
り越えない程度の力で押し続ければよい。したがってそ
の範囲であれば少々押しボタン6を押す力が変動して
も、少量噴射の状態を安定して維持することができる。
このことは多量噴射の状態を維持する場合でも同じであ
り、縦リブの突起20の下面側に環状突起21の上面を
当接させた状態を維持させればよい。
【0021】上記のエヤゾール装置Aではハウジング8
の内面とステム5の下端との間にクリック部を設けてい
るが、図5または図6に示すように、押しボタン6とマ
ウンティングキャップ3との間(図5参照)、あるいは
ステム5とマウンティングキャップ3との間(図6参
照)に介在させてもよい。すなわち図5の場合はマウン
ティングキャップ3の内周にクリック突起24を設けた
リング部材25を嵌着し、押しボタン6の下端にそのク
リック突起25とクリック係合する環状突起26を設け
ている。また図5の想像線で示す実施例は、マウンティ
ングキャップ3のバルブ取付部10の上端に、クリック
突起27を備えたリング部材28を嵌着し、押しボタン
6のステム取りつけ用のボス29の下端に、クリック突
起27とクリック係合する環状突起30を設けている。
【0022】他方、図6の場合は、マウンティングキャ
ップ3のバルブ取付部10の上部に、クリック突起31
を備えたリング部材32を取りつけ、ステム5の外周
に、そのクリック突起31とクリック係合する環状突起
33を備えたリング部材34を固着している。なお容器
本体に図6の想像線Cで示すカバーなどを設けるとき
は、そのようなカバーCと押しボタン6ないしステム5
との間にクリック部を介在させるようにしてもよい(図
示しない)。上記いずれの場合も、ステム5を押し下げ
るのに伴って、押しボタン6の下端の環状突起26、ボ
ス29の環状突起30あるいはリング部材34の環状突
起33がクリック突起24、27、31を乗り越えると
きに使用者にクリック感を与える。なお環状突起とクリ
ック突起とは、逆に配置してもよい。
【0023】図7〜9は、クリック部を設けることに代
えて、復帰バネの付勢力を中間部で不連続的に変化させ
ることにより、すなわち中間部より深く押し込むときに
反発力が不連続的に大きくなるようにすることにより、
ステムの操作力を不連続的に変化させるようにした実施
例を示している。
【0024】図7の実施例では、ハウジング8の内部
に、通常の復帰バネ11のほか、ステム5の下側の孔1
6がガスケット9から出たときに初めてステム5の中央
部の下端35が当接する第2の復帰バネ36が挿入され
ている。この第2の復帰バネ36は図7に示すように自
由状態にしておいてもよいが、あらかじめ圧縮させた状
態で保持しておくようにしてもよい。このものはステム
5を押し込んで下側の孔16がガスケット9から出たと
き、ステム5の中央部の下端35が第2の復帰バネ36
の上面に当接し、不連続的に操作力が増大する。その状
態が少量噴出の状態である。そしてさらに大量に噴射さ
せたい場合には、その状態からさらに強く押しボタン6
を押し込めば、下側の孔17が開放され大量噴射の状態
に移行する。なおこのものにおいても、少量噴出の状態
では、元の復帰バネ11の付勢力より大きく、かつ第2
の復帰バネ36と元の復帰バネ11の付勢力との和より
も小さい範囲の操作力で押しボタン6を押していれば、
少々操作力が変動しても安定して少量噴出の状態を維持
することができる。また本実施例の場合は、操作の経
緯、すなわち上からクリック部を越えたか、あるいは下
から上がってきたかに関わらず、噴射量と操作力との関
係を明瞭に対応させているので、使用者は確実に噴出量
を変化させることができる。なお本実施例では、復帰バ
ネと第2の復帰バネ36とを合わせたものが請求項1に
いう(広義の)復帰バネである。
【0025】図8は第2の復帰バネ37を押しボタン6
とマウンティングキャップ3との間に介在させた実施例
を示している。また図8の想像線37aは押しボタン6
の中央部の下面とマウンティングキャップ3の中央部と
の間に介在させた第2の復帰バネである。このように第
2の復帰バネを介在させる位置はとくに限定されるもの
ではなく、場合によりステム5とマウンティングキャッ
プ3との間など、ステム5の操作の途中でステム5の操
作力を不連続的に増大させるように可動部と非可動部と
の間に介在される位置であればよい。さらに元の復帰バ
ネについても、押しボタン6とマウンティングキャップ
3との間など、他の位置に介在させることができる。な
お図8の実施例では第2の復帰バネ37、37aはいず
れも押しボタン6側に固定され、他端がマウンティング
キャップ3から離れているが、逆にマウンティングキャ
ップ3側に固定したり、あるいはフリーにしておいても
よい。
【0026】図9および図10に示すエヤゾール装置
は、ガスケット9の復元力を前述の第2の復帰バネとし
て利用するものであり、ステム5の外周に、ステム5の
下側の孔16がガスケット9より下側に出たとき(中間
位置)、ガスケット9の上面と当接するリング状突起3
8が係合部として設けられている。このものは押しボタ
ンを押し込んでいき、下側の孔16がガスケット9の下
側に出たときが少量噴射の状態である。そしてその状態
ではステム5のリング状突起38がガスケット9の上面
に当接しており、それ以上ステム5を押し込もうとする
と、操作力が大きくなる。その状態からさらに押しボタ
ンを押し込めば、図10に示すように、リング状突起3
8がガスケット9の内縁を下向きに押し撓める。したが
って上側の孔17がハウジング8内に連通するようにな
り、上下の孔16、17の両方を通じて大量の噴出が行
なわれる。
【0027】図11のエヤゾール装置では、巻きピッチ
を途中から変化させた1本の復帰バネ40を用いてい
る。このものは押しボタン6を押していくと、初めはバ
ネ係数が低いピッチが小さい領域R1が圧縮されてい
く。そしてその領域R1の巻き線同士が当接するまで圧
縮された後、より大きい圧縮力を受けて、バネ係数が高
いピッチが大きい領域R2が圧縮されていく。したがっ
てこのものは1本のコイルバネだけで圧縮ストロークの
途中で反発力が大きく変化する復帰バネ40を構成する
ことができ、操作力が変化する位置とステム5の上下の
孔16、17の位置を合わせるようにすれば、前記のエ
ヤゾール装置Aなどと同様の作用効果を奏することがで
きる。
【0028】上記実施例では簡単にするために、いずれ
も上下に分かれた2個の孔16、17からなる横孔を採
用したものを説明している。しかし本発明のエヤゾール
装置においては、3個以上の孔からなる横孔を採用して
もよく、またそれらが上下に連続した長い横孔を採用し
てもよい。図12に示すステム41では、上下に3段階
S1、S2、S3に別れ、各段階ごとに個数の異なる孔
列を形成している。そして孔列の段数に応じた2段のク
リック部を設けている。なお本実施例ではハウジング8
の縦リブ19に形成した突起20a、20bを2段設け
ているが、孔列を4段以上設け、突起20を3段以上設
けてもよい。さらに操作力を不連続的に変更する機構と
して、たとえば3本以上の復帰バネを設けたり、巻きピ
ッチが3段階以上変化する復帰バネを採用することもで
きる。
【0029】図13〜15に示すステムは、それぞれ
I、II、IIIなどの符号で示す複数の位置でステム
の操作力が段階的に変化する機構を備えたエヤゾール装
置に使用され、それらの操作力が変化する領域にわたっ
て延設される縦長の横孔を備えている。それらのエヤゾ
ール装置においては、押しボタンを押し込んでいくにつ
れて、連続的ないし比例的に、あるいは不連続的(段階
的)に横孔の開放面積が変化する。したがって使用者
が、操作力が変化する部位で押しボタンを止めると、そ
のときの横孔の開放面積に応じた噴出量で内部から液を
噴出させることができる。そしてさらに強い力で押しボ
タンを押し下げて、つぎの段階の操作力が変化する部位
まで押し込めば、そのときの開放面積に応じた、より大
きい噴出量で噴出させることができる。
【0030】すなわち図13に示すステム42では、横
孔43の幅が一定であるので、押しボタンの押し込み量
と開放面積とがほぼ比例する。しかし前述のように実際
には操作力が不連続的に変化する位置で押しボタンを止
めて噴出させることが多いので、噴出量は有段階で変化
する。ただしあえて操作力が比例的に変化している部
分、すなわち位置IとIIとの間、あるいは位置IIと
IIIとの間で微妙な調節をすれば、噴出量も連続的に
変化させることができなくもない。また図14に示すス
テム44では、横孔45の幅が上にいくに従って比例的
に増大している。このものは押しボタンの押し込み量に
対し、横孔45の開放面積がいわば2次曲線的に増大す
る。したがって少量の噴出量からきわめて多量の噴出量
まで大きく変化させることができる。他方、図15に示
すステム46は、横孔47の幅が、操作力が変化する部
位で段階的に変化している。このものは図14のステム
44のような幅広い噴出量の調節と図13のステム42
のような微妙な噴出量の調節の両方を行うことができ
る。
【0031】以上、ステムの操作力を不連続的に変化さ
せる機構と、ステムの操作量に応じて横孔の開口面積を
変化させる機構とを、それぞれ別々に説明したが、もち
ろん本発明のエヤゾール装置においては、その用途など
に応じて、前記種々の操作力変化機構と横孔面積変化機
構とを任意に組み合わせて採用することができ、同一の
基本的な作用効果を奏することができる。さらに前記い
ずれの実施例でも、ステムは上下に移動するものしか示
していないが、本発明のエヤゾール装置においては、ス
テムを傾けるように操作することによりバルブを開弁す
る、いわゆる傾倒式のステムを採用することもできる。
その場合は、ステムを傾倒させる過程で傾倒させる操作
力を段階的に変化させるクリック部を設けたり、反発力
が2段階以上で変化する復帰バネを採用する。また横孔
についても、ステムの傾き角度に応じて順次開放される
複数個の孔を設けて開口面積を変化させたり、あるいは
連続的に変化する長い横孔を採用すればよい。
【0032】図16および図17に示すエヤゾール装置
は第2の態様の実施例であり、これらのものはステム5
を開放位置の領域で上下動させても横孔58の開放面積
が一定である。しかしステム5とハウジング8との相対
運動に基づいて、クリック部を境にしてハウジング8内
の流路断面積および流路抵抗が変化する。したがって前
記横孔の開放面積が変化するエヤゾール装置と同様の作
用効果を奏する。なお図16の場合はステム5の肩部の
傾斜面49と対向する傾斜面50を備えたリング部材5
1をハウジング8内に装着している。そのためステム5
を下降させるに伴って傾斜面49、50同士の間隔が広
がり、流路断面積が広がる。それによって流路抵抗が下
がるので、大量に噴出させることができる。
【0033】図17の場合は、ハウジング8の底部にス
テム5の内周と摺接する筒状部材52が装着されてお
り、その筒状部材52の側壁およびそれと対向するステ
ム5の側壁に、それぞれ孔ないしスリット53、54が
形成されている。したがってステム5を下降させていけ
ば、それらの孔ないしスリット53、54同士が重なり
合う面積が増大し、筒状部材52の内部から外部に至る
通路面積が広がる。それにより流路抵抗が減少し、大量
噴出が行なわれる。
【0034】
【発明の効果】本発明のエヤゾール装置によれば、ステ
ムの操作力が不連続的に変化し、その変化の前後で噴出
量が変化するので、使用者は噴出量の変化を明瞭に認識
でき、通常の状態で噴出作業を行いながら少量噴出と大
量噴出と簡単に切り替えることができ、しかもそれらの
使い分けを楽に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のエヤゾール装置の一実施例を示す要
部断面図である。
【図2】 図1のエヤゾール装置の要部斜視図である。
【図3】 図1のエヤゾール装置の操作状態を示す要部
断面図である。
【図4】 図1のエヤゾール装置の操作状態を示す要部
断面図である。
【図5】 本発明のエヤゾール装置に関わる操作力変更
機構の他の実施例を示す要部断面図である。
【図6】 本発明のエヤゾール装置に関わる操作力変更
機構の他の実施例を示す要部断面図である。
【図7】 本発明のエヤゾール装置に関わる操作力変更
機構の他の実施例を示す要部断面図である。
【図8】 本発明のエヤゾール装置に関わる操作力変更
機構の他の実施例を示す要部断面図である。
【図9】 本発明のエヤゾール装置に関わる操作力変更
機構の他の実施例を示す要部断面図である。
【図10】 本発明のエヤゾール装置に関わる操作力変
更機構の他の実施例を示す要部断面図である。
【図11】 本発明のエヤゾール装置に関わる操作力変
更機構のさらに他の実施例を示す要部断面図である。
【図12】 本発明のエヤゾール装置の他の実施例を示
す要部断面正面図である。
【図13】 本発明の装置に関わるステムの他の実施例
を示す要部正面図である。
【図14】 本発明の装置に関わるステムの他の実施例
を示す要部正面図である。
【図15】 本発明の装置に関わるステムのさらに他の
実施例を示す要部正面図である。
【図16】 本発明の装置の第2の態様に関わる実施例
を示す要部断面図である。
【図17】 本発明の装置の第2の態様に関わる他の実
施例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
A エヤゾール装置 1 容器本体 5 ステム 8 ハウジング 9 ガスケット 11 復帰バネ 16 孔 17 孔 20 突起 21 環状突起 24 クリック突起 26 環状突起 27 クリック突起 30 環状突起 31 クリック突起 33 環状突起 36 第2の復帰バネ 40 復帰バネ 41 ステム 42 ステム 43 横孔 44 ステム 45 横孔 46 ステム 47 横孔 49 傾斜面 50 傾斜面 53 スリット 54 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 83/14 B05B 1/30 B05B 9/04

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と、その容器本体に取りつけら
    れるハウジングと、そのハウジング内に閉鎖位置と開放
    位置との間で移動できるように設けられると共に、内孔
    およびその内孔と外部とを連通する横孔を備えたステム
    と、そのステムが閉鎖位置にあるときに横孔を塞ぎ、開
    放位置にあるときに横孔とハウジング内部との連通を許
    すガスケットと、前記ステムを常時閉鎖位置側に付勢す
    る復帰バネとを有するエヤゾール装置であって、 (a)前記ステムが、開放位置に達してからさらに開放
    状態を維持しつつその方向に操作可能にされており、(b)ステムの操作に伴って前記横孔の開放面積が変化
    するように構成されており、 (c)ステムが開放位置に達した後ステムの横孔の開放
    面積が変化するとき、または、ステムが開放位置に達し
    ステムの横孔の開放面積が変化している中間位置で、ス
    テムの操作力が不連続に変化する機構を有する 噴出量可
    変のエヤゾール装置。
  2. 【請求項2】 容器本体と、その容器本体に取りつけら
    れるハウジングと、そのハウジング内に閉鎖位置と開放
    位置との間で移動できるように設けられたステムと、そ
    のステムを常時閉鎖位置側に付勢する復帰バネとを有
    し、ステムの開放位置への操作により、容器内部からハ
    ウジングおよびステムを経て外部に至る通路が連通する
    エヤゾール装置であって、 (a)前記ステムの開放位置がステムの操作ストローク
    におけるある範囲に広がっており、(b)ステムの操作に伴って前記通路の流路抵抗が変化
    するように構成されており、 (c)ステムが開放位置に達し、該流路抵抗が変化して
    いる中間位置で、ステムの操作力が不連続に変化する機
    構を有する 噴出量可変のエヤゾール装置。
  3. 【請求項3】 前記ステムとハウジングとの間に、操作
    力を一時的に増加させることによりクリック感を与える
    クリック部が設けられている請求項1または記載のエ
    ヤゾール装置。
  4. 【請求項4】 前記ステムないし押しボタンと、容器本
    体ないしマウンティングキャップとの間に、操作力を一
    時的に増加させることによりクリック感を与えるクリッ
    ク部が設けられている請求項1または記載のエヤゾー
    ル装置。
  5. 【請求項5】 前記容器本体にカバーが設けられてお
    り、前記カバーと押ボタンないしステムとの間に、操作
    力を一時的に増加させることによりクリック感を与える
    クリック部が設けられている請求項1または2記載のエ
    ヤゾール装置。
  6. 【請求項6】 前記復帰バネの反力が前記中間位置で段
    階的に変化することにより操作力を不連続的に変化させ
    る請求項1または記載のエヤゾール装置。
  7. 【請求項7】 前記復帰バネが、自然長が異なる少なく
    とも2本のコイルバネから構成されている請求項6記載
    のエヤゾール装置。
  8. 【請求項8】 前記復帰バネが、途中から巻きピッチが
    変化している1本のコイルバネから構成されている請求
    項6記載のエヤゾール装置。
  9. 【請求項9】 前記ステムにガスケットと係合する係合
    部が設けられており、その係合部がガスケットに係合し
    て撓ませることにより前記操作力の変化をもたらせるよ
    うにしている請求項1または記載のエヤゾール装置。
  10. 【請求項10】 前記横孔の開放面積が中間位置を境と
    して不連続的に変化する請求項1、3、4、5、6、
    7、8または9記載のエヤゾール装置。
  11. 【請求項11】 前記横孔が、ステムの長さ方向に間隔
    をあけて配列された2個以上の孔から構成されており、
    ステムの押し込み量に応じて前記ガスケットから開放さ
    れる孔の個数が変化する請求項10記載のエヤゾール装
    置。
  12. 【請求項12】 前記各孔が、遅く開放される孔ほどそ
    の面積が大きくされている請求項11記載のエヤゾール
    装置。
  13. 【請求項13】 前記横孔が中間位置を含む領域でステ
    ムの長手方向に延びており、それにより中間位置の近辺
    で横孔の開放面積が連続的に変化する請求項1、3、
    4、5、6、7、8または9記載のエヤゾール装置。
  14. 【請求項14】 前記横孔の幅がステムの長手方向に変
    化している請求項12記載のエヤゾール装置。
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