JP3031405U - エアゾール容器の噴霧量制御ノズル - Google Patents

エアゾール容器の噴霧量制御ノズル

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルの押込み幅の多少によって内容物の噴
霧量を2段階に増減調節することができるようにしたエ
アゾール容器において、噴霧を行うことのできないロッ
クモードと、少量噴霧モードと、多量噴霧モードとを確
実に切り換えられるようにする。 【解決手段】 ステムの初期位置からの押込み量に応じ
て噴霧量を2段階に変化する機能を備えた流量制御バル
ブを有するエアゾール容器の噴霧量制御ノズルAであっ
て、ステムに取り付けるノズル本体1と、エアゾール容
器の口部に回転可能に取り付けるキャップ体3とを有す
る。ノズル本体1のヘッド部13に当り部22を設け、
キャップ体3に押込み幅規制部34を設ける。押込み規
制部34に、上段受部35と中段受部36と下段受部3
7とを並べて設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、流量を2段階に変化させ得る機能を備えた流量制御バルブを有する エアゾール容器に対して用いられる噴霧量制御ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】
特公昭62−41074号公報に、上記した機能を備える流量制御バルブを有 するエアゾール容器についての記載がある。それによると、流量制御バルブは、 ステムが初期位置に位置しているときにエアゾール容器の内容物の通路が閉じて おり、そのステムの初期位置からの押込み動作によって上記通路が開かれ、しか も、初期位置からの押込み量が小さい第1押込み域に上記ステムが押し込まれた ときには上記通路を通過する内容物の量が少なく抑えられ、初期位置からの押込 み量が大きい第2押込み域に上記ステムが押し込まれたときには上記通路を通過 する内容物の量が多くなるような機能を備えている。したがって、上記ステムに 装着した噴霧ノズルを手の指で押し込んだ場合において、上記ステムが第1押込 み域に達する位置まで押し込まれたときには少量噴霧モードになって内容物の噴 霧量が少なくなり、上記ステムが第2押込み域に達する位置まで押し込まれたと きには多量噴霧モードになって内容物の噴霧量が多くなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した噴霧ノズルは、それを手の指で押し込むときの押込み幅を2段階に正 確に定める手段を持っていないので、必要に応じて噴霧量を少なく抑えたいとき や噴霧量を多くしたいときに噴霧ノズルをどの程度押し込めばよいか、というこ とを使用者が容易に判別することができない。そのため、使用者は、噴霧ノズル から実際に噴霧される内容物の量を見定めながら、噴霧ノズルの押込み幅を大き くしたり小さくしたりするといった手加減をすることにより、流量制御バルブの ステムの初期位置からの押込み量を上記した第1押込み域または第2押込み域に 合わせることにより少量噴霧モードと多量噴霧モードとを切り換えることを余儀 なくされていた。
【0004】 しかしながら、実際に噴霧される内容物の量を見定めながら噴霧ノズルの押込 み幅を手加減することにより噴霧量を2段階に調節するものでは、その手加減が うまくいかないことが多く、噴霧量を少なく抑えたいときに噴霧量が不必要に多 くなってしまったり、噴霧量を多くしたいときに十分な量の噴霧が行われなかっ たりする。このような場合、たとえば内容物が塗料であれば、塗装面に不必要に 多くの塗料が吹き付けられたり、あるいは、塗装面への塗料の吹き付けが十分に なされなくなったりして、その塗装面を良好に仕上げることができなくなる。
【0005】 本考案は以上の状況に鑑みてなされたものである。すなわち、本考案は、エア ゾール容器に備わっている噴霧量制御バルブのステムの初期位置からの押込み量 を、小さい範囲である第1押込み域や大きい範囲である第2押込み域に手加減に よらずに正確に合わせることのできるエアゾール容器の噴霧量制御ノズルを提供 することを目的とする。
【0006】 また、本考案は、上記ステムを初期位置にロックする機能を備えるエアゾール 容器の噴霧量制御ノズルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る考案によるエアゾール容器の噴霧量制御ノズルは、ステムが初 期位置に位置しているときにエアゾール容器の内容物の通路が閉じられ、上記ス テムの初期位置からの押込み動作によって上記通路が開かれ、かつ、初期位置か らの押込み量が小さい第1押込み域に上記ステムが押し込まれたときと初期位置 からの押込み量が大きい第2押込み域に上記ステムが押し込まれたときとで上記 通路を通過する内容物の量が2段階に変化する機能を備えた流量制御バルブを有 するエアゾール容器の噴霧量制御ノズルであって、上記ステムに取り付けられる ノズル本体と、上記ステムの周囲に配備された上記エアゾール容器の口部に外嵌 状に回転可能に取り付けられるキャップ体とを有し、上記ノズル本体が、上記通 路に連通してその前面部で開口する噴霧口と、その後方へ突出された突片によっ て形成された押込み操作部と、上記ステムが初期位置に位置しているときに上記 キャップ体に設けられた押込み幅規制部に対向される当り部とを有するヘッド部 を備え、上記キャップ体の上記押込み幅規制部に、このキャップ体の回転角度に 応じて上記当り部に択一的に対向されかつ上下方向での高さ位置が互いに異なる 上段受部と中段受部と下段受部とが並べて設けられており、上記上段受部の高さ 位置は、上記押込み操作部を介して上記ステムに押込力を加えたときに、上記ス テムが上記第1押込域に達する前に上記当り部を受け止める位置になっており、 上記中段受部の高さ位置は、上記押込み操作部を介して上記ステムに押込力を加 えたときに、上記ステムが上記第1押込域に達する位置で上記当り部を受け止め る位置になっており、上記下段受部の高さ位置は、上記押込み操作部を介して上 記ステムに押込力を加えたときに、上記ステムが上記第2押込域に達する位置で 上記当り部を受け止める位置になっている、というものである。
【0008】 この考案によれば、キャップ体を回転させてその押込み幅規制部の上段受部を ノズル本体側の当り部に対向させておけば、ノズル本体の押込み操作部を介して 上記ステムに押込力を加えても、そのステムが上記第1押込み域に達する前に上 記当り部が上記上段受部に受け止められるので、ステムを上記第1押込み域に押 し込むことができない。したがって、上記ステムが初期位置にロックされたモー ドになる。ロックモードである。
【0009】 キャップ体を回転させてその押込み幅規制部の中段受部をノズル本体側の当り 部に対向させておけば、ノズル本体の押込み操作部を介して上記ステムに押込力 を加えると、上記当り部が上記上段受部に受け止められたときには、そのステム が上記第1押込み域に達しているようになる。したがって、上記ステムが押込み 量の小さい第1押込み域に押し込まれる。少量噴霧モードである。
【0010】 キャップ体を回転させてその押込み幅規制部の下段受部をノズル本体側の当り 部に対向させておけば、ノズル本体の押込み操作部を介して上記ステムに押込力 を加えると、上記当り部が上記下段受部に受け止められたときには、そのステム が上記第2押込み域に押し込まれる。したがって、上記ステムが押込み量の大き い第2押込み域に押し込まれる。多量噴霧モードである。
【0011】 請求項2に係る考案によるエアゾール容器の噴霧量制御ノズルは、請求項1の ものにおいて、上記ノズル本体と上記キャップ体のうちの一方部材に突起が設け られ、それらのうちの他方部材における周方向の2箇所に、上記キャップ体の回 転により上記突起に係合してそのキャップ体の回転角度範囲を、上記当り部が上 記押込幅規制部に常時対向し得る範囲に位置するように規制するストッパ部が設 けられ、上記他方部材に設けられた2つの上記ストッパ部の相互間位置における その他方部材の2箇所に、上記キャップ体の回転により上記上段受部、上記中段 受部および上記下段受部のそれぞれの対向位置の相互間で上記当り部が移動され るときに上記突起が乗り越える仕切り片がそれぞれ設けられ、上記突起がこれら の仕切り片を乗り越えるときには、突起または仕切り片のうちの少なくとも一方 が弾性変形するようになっている、というものである。
【0012】 この考案によれば、2つの上記ストッパ部と1つの上記突起とによって、上記 当り部が上記押込幅規制部に常時対向し得る範囲に位置するようにキャップ体の 回転角度範囲が規制される。そして、キャップ体の上段受部、中段受部および下 段受部を択一的にノズル本体の当り部に対向させるためにキャップ体を回転させ たときには、上記突起が上記仕切り片を乗り越えるときに発せられる音や、上記 突起が上記仕切り片を乗り越えるときに弾性変形したその突起またはその仕切り 片が弾性復帰するときに起こる振動が、耳やキャップ体を掴んでいる手にモード の切り換わりを表す感触として伝わる。
【0013】 請求項3に係る考案によるエアゾール容器の噴霧量制御ノズルは、請求項1ま たは請求項2に記載したものにおいて、上記キャップ体の押込み幅規制部の外側 に、そのキャップ体の外周部から一体に立ち上げられた遮蔽壁部が設けられ、こ の遮蔽壁部の裏面側に上記押込み幅規制部の上記上段受部と上記中段受部と上記 下段受部とが一体に連設されている、というものである。
【0014】 この考案によれば、上記押込み幅規制部の上段受部、中段受部および下段受部 を上記遮蔽壁部により覆われて目立たなくなる。
【0015】 請求項4に係る考案によるエアゾール容器の噴霧量制御ノズルは、請求項1、 請求項2または請求項3に記載のものにおいて、上記ノズル本体に、上記エアゾ ール容器の口部に内嵌状に取り付けられる取付部と、この取付部から張り出され て上記口部に重ね合わされる鍔部とが設けられていると共に、このノズル本体の 上記ヘッド部が、上記取付部に上記ステムの押込み方向に沿う押込み動作および 後退動作が可能になるようにヒンジ部を介して連結されており、上記他方部材が このノズル本体に相当し、上記ストッパ部と上記仕切り片とが上記鍔部に設けら れている、というものである。
【0016】 この考案によれば、ノズル本体のステムへの取付状態が安定し、また、ノズル 本体がその取付部と鍔部とを介してエアゾール容器の口部に固着されるので、キ ャップ体を回転させて噴霧モードを切り換えるときにノズル本体がそのキャップ 体に追従して共回りするという事態を確実に防止できる。
【0017】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の実施の一形態である噴霧量制御ノズル(以下「ノズル」という )Aをエアゾール容器(以下「容器」という)の口部100に装備した状態の縦 断側面図である。図2は図1のII−II線に沿う一部省略端面図、図3は上記 ノズルAの一部破断斜視図、図4はロックモードにされた上記ノズルAの斜視図 、図5は少量噴霧モードにされた上記ノズルAの斜視図、図6は多量噴霧モード にされた上記ノズルAの斜視図である。
【0018】 図1または図3に示したように、上記ノズルAは合成樹脂の一体成形体でなる ノズル本体1と、合成樹脂の一体成形体でなるキャップ体3と有している。ノズ ル本体1は、外方へ張り出した鍔部11を備える円筒状の取付部12と、上記鍔 部11の上方に突出する形に成形されたヘッド部13とを有しており、上記取付 部12には、その外周部の複数箇所に凸状のリブ14が設けられている。
【0019】 ノズル本体1には、その前面部、具体的には上記ヘッド部13の前面部で開口 する噴霧口16と、この噴霧口16に連通する連通路15とが設けられており、 その連通路15が後述するステム7の突出部73に差し込まれる接続口部17に 連通している。また、ノズル本体1の上記ヘッド部13は、その前面下部だけが 上記取付部12に連結され、その連結部分が薄肉に形成されて弾性を備えるヒン ジ部18となされているのに対し、上記取付部12側には、上記ヒンジ部18を 中心としてヘッド部13が上下に揺動することを許す開口19が開設されている 。したがって、ヘッド部13は、その押込み操作部(後述する)21を手の指で 押し込むことにより、上記ヒンジ部18を中心として、後述するステム7の押込 み方向に沿う押込み動作や元位置への後退動作が可能である。
【0020】 上記ノズル本体1には押込み操作部21が設けられている。図例の押込み操作 部21はヘッド部13の後面部からその後方へ突出された突片によって形成され ているので、上記ヒンジ部18と押込み操作部21との間の距離が長く確保され ている。そのため、「てこの原理」により、上記ヒンジ部18を中心にして押込 み操作部21を手の指で押し込むときの力(押込力)が少なくて済む。
【0021】 図1で判るように、上記ノズル本体1は、その取付部12を容器のマウンテン カップ110に設けられている口部100に内嵌状に取り付けて固定することに より上記鍔部11を上記口部100に重ね合わせ、上記接続口部17を後述する 流量制御バルブ5におけるステム7の突出部73に差し込むことによって、その 容器に取り付けられる。このようにノズル本体1を上記口部100に取り付けて 固定することにより、後述するステム孔74と上記噴霧口16とが連通路15を 介して連通される。
【0022】 図1または図3のように、キャップ体3は、背低円筒状の周囲壁31と、その 周囲壁31の下端部に内向きに膨出されたリング部32と、その周囲壁31の上 端部に内向きに張り出したリング状の肩部33とを一体に有する。このキャップ 体3は、その周囲壁31が上記口部100に回転可能に外嵌されていると共に、 そのリング部32が上記口部100に係合して上記周囲壁31が上記口部100 から抜け出ることを防いでいる。このようにして上記口部100に回転自在に取 り付けられた上記キャップ体3の上記肩部33で囲まれる開口を通して上記ノズ ル本体1のヘッド部13が上方へ突出されている。なお、上記肩部33で囲まれ る開口の形は、上記口部100に固定された上記ノズル本体1のヘッド部13を 通してこのキャップ体3を上記口部100に取り付けることができる形になって いる。また、上記周囲壁31の外周面の一部は、それを手で掴んで回転させると きに手を滑りにくくするための凹凸面が設けられている。
【0023】 次に、図4〜図6に示したように、上記キャップ体3の外周部の一部に押込み 幅規制部34が設けられ、この押込み幅規制部34に対応して上記ヘッド部13 の上記押込み操作部21の裏面側に当り部22が設けられている。上記押込み操 作部34は、上下方向での高さ位置が互いに異なる3つの受部、すなわち上段受 部35と中段受部36と下段受部37を有し、この実施形態においては、それぞ れの受部35,36,37の高さ位置がこの順に低くなっている。そして、キャ ップ体3を回転させたときには、その回転角度に応じて、上記当り部22に、上 記した上段受部35と中段受部36と下段受部37とを択一的に対向させ得るよ うになっている。
【0024】 また、図1、図2、図3などに示したように、上記ノズル本体1における鍔部 11はその周方向の一部が凹入状に欠除されており、その鍔部11の周方向にお けるその欠除部23の両端面がストッパ部24,25となされ、また、その鍔部 11におけるそれら2つのストッパ部24,25の相互間位置の2箇所に仕切り 片26,27が突出されている。これに対し、上記キャップ体3の周囲壁31の 内面側に突起38が内向きに突出されており、この突起38が上記欠除部23に 嵌め込まれている。このため、キャップ体3の回転角度範囲は、突起38が上記 した2つのストッパ部24,25のうちの一方のストッパ部24に係合する位置 と他方のストッパ部25に係合する位置との間の範囲に規制される。また、キャ ップ体3が回転されて上記突起38が上記欠除部23内で上記鍔部11の周方向 に移動されるときにおいては、上記突起38が上記仕切り片26,27のいずれ か一方に当たった後、それを乗り越えるようになる。この場合、上記突起38や 上記仕切り片26,27は合成樹脂である。そのため、突起38がたとえば仕切 り片26を乗り越えるときには、突起38または仕切り片26のうちの少なくと も一方が弾性変形し、突起38が仕切り片26を乗り越えた後はそれらのうちの 弾性変形したものが元位置に弾性復帰する。突起38が仕切り片27を乗り越え るときや乗り越えた後においても同様である。そして、突起38が上記のように 仕切り片26や仕切り片27を乗り越えるときには、弾性変形したものが弾性復 帰するときに音や振動を発するので、その音や振動が耳やキャップ体3を掴んで いる手に感触として伝わる。
【0025】 ここで、上記鍔部11での2つの上記ストッパ部24,25の位置は、上記押 込み規制部34の位置と関連付けられている。すなわち、上記突起38とそれら のストッパ部24,25との共働によるキャップ体3の回転角度範囲が、上記当 り部22が上記押込み規制部34に常時対向し得る範囲になるように、2つの上 記ストッパ部24,25の位置が定められている。また、上記鍔部11での2つ の上記仕切り片26,27のそれぞれの位置は、上記押込み規制部34における 上段受部35、中段受部36および下段受部37の位置と関連付けられている。 すなわち、上段受部35と中段受部36との境界位置に対応して一方の仕切り片 26が位置し、中段受部36と下段受部37との境界位置に対応して他方の仕切 り片27が位置している。したがって、キャップ体3の回転により、上記当り部 22が上段受部35の対向位置と中段受部36の対向位置との相互間で移動する ときには、上記突起38が一方の仕切り片26を乗り越え、上記当り部22が中 段受部36の対向位置と下段受部37の対向位置との相互間で移動するときには 、上記突起38が他方の仕切り片27を乗り越えるようになる。
【0026】 次に、容器に具備されている流量制御バルブ(以下「バルブ」という)5の一 例を図11〜図13を参照して略述する。
【0027】 バルブ5は、容器のマウンテンカップ110に固定されたハウジング6を有し 、そのハウジング6の上端部61にガスケット62が保持されている。ハウジン グ6の底壁部63に弁孔64と弁座65と接続口部66とが設けられ、その接続 口部66には図1のようにディップチューブ67が接続される。
【0028】 上記ガスケット62の孔部68にステム7が挿通され、そのステム7の径小な 首部71が上記孔部68に対応し、その首部71よりも下側の径大部72が軸方 向X(図11参照)に変位可能に上記ハウジング6に遊嵌され、首部71よりも 上側の突出部73が上記マウンテンカップ110の開口から上方に突き出ている 。このステム7には、上記首部71の外周面と上記突出部73の上端面とで開口 するステム孔74が形成されており、首部71の外周面に位置しているステム孔 74の開口が、ステム7の押込み動作や復帰動作によって上記ガスケット62の 孔部68に対して離接されるようになっている。なお、ステム孔74は、容器の 内容物の通路として機能する。
【0029】 ステム7の径大部72には凹入部75が設けられており、この凹入部75の上 壁面が押下げ用当り部76となされているのに対し、凹入部75の下端内周部に 引上げ用爪部77が設けられている。そして、上記弁孔64に貫挿されている弁 杆8のヘッド部81が上記ステム7の凹入部75に挿入されていて、その上端面 が上記当り部76に対応する受け部82となされていると共に、その下端段付部 が上記爪部77に対応する係合部83となされている。この弁杆8のヘッド部8 1は、上記当り部76と上記爪部77との間で上記軸方向Xに変位可能に保持さ れている。この弁杆8は連通路84と弁部85とを有していると共に、ハウジン グ6に設けられた弁杆保持体86によって保持されている。弁杆保持体86は、 ゴムや柔軟な合成樹脂で作られていて、その中央に設けられた孔部87が弁杆8 の外周面に接触しているときの摩擦抵抗によって弁杆8を保持するように構成さ れたものであり、弁杆8が上記軸方向Xの力を受けたときには、その力による弁 杆8の摺動を許す性質を有している。なお、弁杆保持体86の孔部87に切欠部 88…が設けられていて、この切欠部88…が上記弁孔64とハウジング6の内 部空間とを常時連通している。
【0030】 上記弁杆保持体86とステム7との間にコイルばねでなるばね体9が介在され ており、このばね体9のばね力によって上記ステム7が初期位置に向けて常時上 方に付勢されている。
【0031】 以上のように構成されたバルブAにおいて、常態時には、ばね体9の力によっ てステム7が図11に示した初期位置に位置しており、ステム孔74がガスケッ ト62によって閉じられている。ステム4が初期位置から図12や図13に矢符 P1,P2で示したように押し込まれた動作時には、上記ガスケット62がステ ム7の押込み動作に伴って撓み変形してステム孔74が開かれる。
【0032】 図12は、ステム7の当り部76が弁杆8の受け部82に当たる位置までステ ム7が押し込まれた状態を示している。このときのステム7の初期位置からの押 込み量は小さく、そのような初期位置からの押込み量の小さい範囲が第1押込み 域であり、その第1押込み域を符号S1で表してある。ステム7の押込み量が第 1押込み域S1の範囲内であればステム孔74が開いており、しかもそのステム 孔74が、ハウジング6の内部空間を介して弁杆8の連通路84に連通されるの で、容器に収容されている液体内容物がその気相部分に密封されている気体の圧 力を受けて上記ディップチューブ67(図1参照)の中を上昇し、図12の矢符 aのように上記連通路84だけを通ってハウジング1の内部空間に入った後、ス テム孔74を通って矢符bのように流出する。少量噴霧モードである。
【0033】 図13は、ステム7の当り部76が弁杆8の受け部82に当たった後、さらに 押し込まれた状態を示しており、そのときのステム7の初期位置からの押込み量 は大きく、そのような初期位置からの押込み量の大きい範囲が第2押込み域であ り、その第2押込み域を符号S2で表してある。同図で判るように、第1押込み 域S1と第2押込み域S2とは連続している。ステム7の押込み量が第2押込み 域S2の範囲内であれば、弁杆8がステム7と共に押し下げられるので、弁部8 5が弁座65から離れて弁孔64が開いている。これにより、ハウジング6の内 部空間に、上記連通路84と弁孔64の両方が連通するので、エアゾール容器の 内容物がディップチューブ67の中を上昇した後、矢符a,cのように連通路8 4と弁孔64および弁杆保持体86の切欠部88を通過してハウジング6の内部 空間に入り、さらにステム孔74を通って矢符bのように流出する。したがって 、ステム7の初期位置からの押込み量が第2押込み域S2の範囲内になっている ときには、図12で説明した場合よりもステム孔74を通って流出する液体内容 物の量が多くなる。多量噴霧モードである。
【0034】 ステム7に対する押込み力を解除すると、ばね体9の力でステム7が図11に 示した初期位置に復帰するので、ガスケット62が元の形状に戻ってステム孔7 4を閉じる。また、ステム7の初期位置への復帰に伴って弁杆8が引き上げられ 、弁部85が弁座65に当たって弁孔64を閉じる。
【0035】 上述した流量制御バルブ5に組み合わされた上記ノズルAにおいて、上記押込 み幅規制部34の上段受部35の高さ位置は、上記押込み操作部21を介して上 記ステム7に押込力を加えたときに、上記ステム7が上記第1押込域S1に達す る前に上記当り部22を受け止める位置になっている。したがって、図4のよう に上記当り部22に上記上段受部35が対向する位置にキャップ体3を回転させ ることによってロックモードになる。このロックモードでは、上記押込み操作部 21を押し込んでも上記上段受部35が上記当り部22を受け止めて上記ステム 7が上記第1押込域S1に達することを阻止するので、噴霧はなされない。
【0036】 これに対し、上記中段受部36の高さ位置は、上記押込み操作部21を介して 上記ステム7に押込力を加えたときに、上記ステム7が上記第1押込域S1に達 する位置で上記当り部22を受け止める位置になっている。したがって、図5の ように上記当り部22に上記中段受部36が対向する位置にキャップ体3を回転 させることによって少量噴霧モードになる。この少量噴霧モードでは、上記押込 み操作部21を押し込むことによって上記ステム7が上記第2押込み域S1に達 して少量の噴霧がなされる。
【0037】 また、上記下段受部37の高さ位置は、上記押込み操作部21を介して上記ス テム7に押込力を加えたときに、上記ステム7が上記第2押込域S2に達する位 置で上記当り部22を受け止める位置になっている。したがって、図6のように 上記当り部22に上記下段受部37が対向する位置にキャップ体3を回転させる ことによって多量噴霧モードになる。この多量噴霧モードでは、上記押込み操作 部21を押し込むことによって上記ステム7が上記第2押込み域S2に達して多 量の噴霧がなされる。
【0038】 なお、図1には、上記した少量噴霧モードでの上記押込み操作部21の押込み 可能幅を符号H1で、上記した多量噴霧モードでの上記押込み操作部21の押込 み可能幅を符号H2で、それぞれ示してある。
【0039】 この実施形態においては、上記した上段受部35、中段受部36、および下段 受部37に、それぞれのモードを表す「止」「少」「多」の表示を付してあり、 このようにしておくと、使用者がそれぞれのモードを的確に選択することができ るようになる。
【0040】 図1〜図5で説明した実施形態では、上記押込み幅規制部34の上段受部35 、中段受部36および下段受部37が容器の周囲から見える。そのため、それら の各受部35,36,37が目立って見苦しくなるおそれがある。このようなお それを回避できるようにした他の実施形態を図7と図8とに示してある。
【0041】 すなわち、図7と図8とに示した実施形態の噴霧量制御ノズルAでは、上記キ ャップ体3の押込み幅規制部34の外側に、そのキャップ体3の外周部から一体 に立ち上げられた遮蔽壁部39が設けられ、この遮蔽壁部39の裏面側に上記押 込み幅規制部34の上記上段受部35と上記中段受部36と上記下段受部37と が一体に連設されている。その他の事項は、図1〜図5で説明したものと同様で あるので、同一または相応する部分に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0042】 ところで、上記押込み幅規制部34に並べて設けられる上段受部35と中段受 部36と下段受部37との並び順序は、任意でよい。たとえば、図9や図10に 示した噴霧量制御ノズルAのように、上記キャップ体3の周方向において、上段 受部35が中央に位置し、その上段受部35を挟む両側に中段受部36と下段受 部37とを振り分けて並べたものであってもよい。図9や図10に示した噴霧量 制御ノズルAにおいて、その他の事項は、図1〜図5で説明したものと同様であ るので、同一または相応する部分に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0043】 以上において、図11〜図13で説明した流量制御バルブ5は、本考案に係る ノズルAを組み合わせて用い得るバルブの例示である。したがって、本考案に係 るノズルAは、他の種類の流量制御バルブと組み合わせて用いることも可能であ る。要するに、本考案に係るノズルAを組み合わせ得る流量制御バルブは、ステ ムが初期位置に位置しているときにエアゾール容器の内容物の通路が閉じられ、 上記ステムの初期位置からの押込み動作によって上記通路が開かれ、かつ、初期 位置からの押込み量が小さい第1押込み域に上記ステムが押し込まれたときと初 期位置からの押込み量が大きい第2押込み域に上記ステムが押し込まれたときと で上記通路を通過する内容物の量が2段階に変化する機能を備えたものである。
【0044】 上記した各実施形態においては、突起38がキャップ体3側に設けられ、スト ッパ部24,25や仕切り片26,27がノズル本体1側に設けられているけれ ども、この点は、突起38がノズル本体側に設けられ、ストッパ部24,25や 仕切り片26,27がキャップ体側に設けられていてもよい。
【0045】
【考案の効果】
本考案によると、キャップ体を所定角度回転させるだけで少量噴霧モードと多 量噴霧モードとの切換えが可能であるので、ノズル本体の押込み操作部を手加減 せずに押し込んでも、噴霧口からの内容物の噴霧量を少なく抑えたり多くしたり することが確実に可能になる。また、キャップ体を回転させてロックモードにし ておけば、ノズル本体の押込み操作部を押さえても噴霧がなされないので、不慮 の噴霧を防止することが可能になる。
【0046】 また、ロックモード、少量噴霧モード、多量噴霧モードの相互の切換えを感触 として知ることができる利便がある。
【0047】 そのほか、上記押込み幅規制部の上段受部、中段受部、下段受部を容器の周囲 から見えにくくして見栄えを向上させたりすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の一形態である噴霧量制御ノズル
をエアゾール容器の口部に装備した状態の縦断側面図で
ある。
【図2】図1のII−II線に沿う一部省略端面図であ
る。
【図3】上記ノズルの一部破断斜視図である。
【図4】ロックモードにされた上記ノズルの斜視図であ
る。
【図5】少量噴霧モードにされた上記ノズルの斜視図で
ある。
【図6】多量噴霧モードにされた上記ノズルの斜視図で
ある。
【図7】本考案の他の実施形態である噴霧量制御ノズル
をエアゾール容器の口部に装備した状態の縦断側面図で
ある。
【図8】ロックモードにされた図7のノズルの斜視図で
ある。
【図9】本考案のさらに他の実施形態である噴霧量制御
ノズルをエアゾール容器の口部に装備した状態の縦断側
面図である。
【図10】多量噴霧モードにされた図9のノズルの斜視
図である。
【図11】ステムが初期位置に位置しているときの流量
制御バルブの構造を示す断面図である。
【図12】ステムの初期位置からの押込み量が第1押込
み域に達しているときの流量制御バルブの構造を示す断
面図である。
【図13】ステムの初期位置からの押込み量が第2押込
み域に達しているときの流量制御バルブの構造を示す断
面図である。
【符号の説明】
A 噴霧量制御ノズル S1 第1押込み域 S2 第2押込み域 1 ノズル本体 3 キャップ体 5 流量制御バルブ 7 ステム 11 鍔部 12 取付部 13 ヘッド部 16 噴霧口 18 ヒンジ部 21 押込み操作部 22 当り部 24,25 ストッパ部 26,27 仕切り片 34 押込み幅規制部 35 上段受部 36 中段受部 37 下段受部 38 突起 39 遮蔽壁部 74 ステム孔(容器の内容物の通路) 100 エアゾール容器の口部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステムが初期位置に位置しているときに
    エアゾール容器の内容物の通路が閉じられ、上記ステム
    の初期位置からの押込み動作によって上記通路が開か
    れ、かつ、初期位置からの押込み量が小さい第1押込み
    域に上記ステムが押し込まれたときと初期位置からの押
    込み量が大きい第2押込み域に上記ステムが押し込まれ
    たときとで上記通路を通過する内容物の量が2段階に変
    化する機能を備えた流量制御バルブを有するエアゾール
    容器の噴霧量制御ノズルであって、 上記ステムに取り付けられるノズル本体と、上記ステム
    の周囲に配備された上記エアゾール容器の口部に外嵌状
    に回転可能に取り付けられるキャップ体とを有し、 上記ノズル本体が、上記通路に連通してその前面部で開
    口する噴霧口と、その後方へ突出された突片によって形
    成された押込み操作部と、上記ステムが初期位置に位置
    しているときに上記キャップ体に設けられた押込み幅規
    制部に対向される当り部とを有するヘッド部を備え、上
    記キャップ体の上記押込み幅規制部に、このキャップ体
    の回転角度に応じて上記当り部に択一的に対向されかつ
    上下方向での高さ位置が互いに異なる上段受部と中段受
    部と下段受部とが並べて設けられており、 上記上段受部の高さ位置は、上記押込み操作部を介して
    上記ステムに押込力を加えたときに、上記ステムが上記
    第1押込域に達する前に上記当り部を受け止める位置に
    なっており、上記中段受部の高さ位置は、上記押込み操
    作部を介して上記ステムに押込力を加えたときに、上記
    ステムが上記第1押込域に達する位置で上記当り部を受
    け止める位置になっており、上記下段受部の高さ位置
    は、上記押込み操作部を介して上記ステムに押込力を加
    えたときに、上記ステムが上記第2押込域に達する位置
    で上記当り部を受け止める位置になっていることを特徴
    とするエアゾール容器の噴霧量制御ノズル。
  2. 【請求項2】 上記ノズル本体と上記キャップ体のうち
    の一方部材に突起が設けられ、それらのうちの他方部材
    における周方向の2箇所に、上記キャップ体の回転によ
    り上記突起に係合してそのキャップ体の回転角度範囲
    を、上記当り部が上記押込幅規制部に常時対向し得る範
    囲に位置するように規制するストッパ部が設けられ、上
    記他方部材に設けられた2つの上記ストッパ部の相互間
    位置におけるその他方部材の2箇所に、上記キャップ体
    の回転により上記上段受部、上記中段受部および上記下
    段受部のそれぞれの対向位置の相互間で上記当り部が移
    動されるときに上記突起が乗り越える仕切り片がそれぞ
    れ設けられ、上記突起がこれらの仕切り片を乗り越える
    ときには、突起または仕切り片のうちの少なくとも一方
    が弾性変形するようになっている請求項1に記載のエア
    ゾール容器の噴霧量制御ノズル。
  3. 【請求項3】 上記キャップ体の押込み幅規制部の外側
    に、そのキャップ体の外周部から一体に立ち上げられた
    遮蔽壁部が設けられ、この遮蔽壁部の裏面側に上記押込
    み幅規制部の上記上段受部と上記中段受部と上記下段受
    部とが一体に連設されている請求項1または請求項2に
    記載のエアゾール容器の噴霧量制御ノズル。
  4. 【請求項4】 上記ノズル本体に、上記エアゾール容器
    の口部に内嵌状に取り付けられる取付部と、この取付部
    から張り出されて上記口部に重ね合わされる鍔部とが設
    けられていると共に、このノズル本体の上記ヘッド部
    が、上記取付部に上記ステムの押込み方向に沿う押込み
    動作および後退動作が可能になるようにヒンジ部を介し
    て連結されており、上記他方部材がこのノズル本体に相
    当し、上記ストッパ部と上記仕切り片とが上記鍔部に設
    けられている請求項1、請求項2または請求項3に記載
    のエアゾール容器の噴霧量制御ノズル。
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