JPH0728930Y2 - エアゾール容器用押釦 - Google Patents

エアゾール容器用押釦

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JPH0728930Y2
JPH0728930Y2 JP1988152299U JP15229988U JPH0728930Y2 JP H0728930 Y2 JPH0728930 Y2 JP H0728930Y2 JP 1988152299 U JP1988152299 U JP 1988152299U JP 15229988 U JP15229988 U JP 15229988U JP H0728930 Y2 JPH0728930 Y2 JP H0728930Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、塗料、接着剤等の高粘度物若しくは発泡製品
等を充填したエアゾール容器に用いる押釦に係るもので
ある。
従来の技術 従来、塗料、接着剤等の高粘度物、発泡製品等を充填し
たエアゾール容器のノズルに於いて、噴射停止時に、ノ
ズル内部に残留する内容物に含まれる液化ガスが気化し
て膨張し、噴射停止後も後垂れを生じたり、残留内容物
が空気と接触し、時間の経過によってノズル内で硬化
し、ノズルの詰まりを生じる事故が多いものであった。
このような事故を防止する目的で提案されたものの一つ
に、実公昭51-21367号公報記載の考案が存在する。しか
しながらこの考案は、内容物噴出管の外周を、軟弾性材
製の被覆体で単に被覆したのみである。そのため、外部
からの衝撃によって、破損したり、ピンホールを生じた
りする可能性がある。また、エアゾール容器の内部圧が
高ければ、被覆体は大きく膨張して、多量の内容物を噴
出するし、エアゾール容器の内部圧が低くなれば、被覆
体の膨張は小さなものとなり噴出量が小さいか、噴出不
能となってしまう。そのため、エアゾール容器の使用の
初期とその後では、噴出量が著しく異なってしまう欠点
を有していた。
また、軟弾性材製の被覆体を用いずにノズルの詰まりを
防止し、外部衝撃で破損したり、ピンホールを生じたり
する事がないものとして、実開昭63-13267号公報記載の
考案が知られている。
この考案は、ステムとの連通路に棒状の開閉弁を挿入
し、この開閉弁を進退してノズルの開閉を行うものであ
る。そして、この開閉弁の進退は、連通路内に於いて開
閉弁に貫通したスリットに、押圧テーパー面を設けた押
圧片を挿入し、開閉弁に押圧テーパー面を強く押圧する
ことにより行っている。
また、同じく軟弾性材製の被覆体を用いずにノズルの詰
まりを防止し、外部衝撃で破損したり、ピンホールを生
じたりする事がないものとして、実開昭62-194455号公
報記載の考案が知られている。
この考案は、ステムとの連通路に棒状の開閉弁を挿入
し、この開閉弁を進退してノズルの開閉を行うものであ
る。そして、この開閉弁の進退は、開閉弁の先端部外周
を被覆し内部に連通路を形成する可動封鎖体を設け、こ
の可動封鎖体の両側に突出した突起を、エアゾール容器
に固定形成したテーパー面に押圧することによって行っ
ている。
また、上記の考案には、異なる実施例として、開閉弁の
後端部を後方に突出し、この突出した後端部にストッパ
を嵌合固定した考案も記載されている。そして、押釦本
体の外周に被覆した被覆体の内面に斜面部を突出し、こ
の斜面部の内面にストッパを突き当て、押釦の押圧時に
ストッパを斜面部に沿って下降することにより、開閉弁
を開放するように形成している。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の実開昭63-13267号公報記載の考案
は、連通路内に於いて開閉弁に貫通したスリットに押圧
片を挿入し、この押圧片の押圧テーパー面をスリットに
強く押圧することにより行っている。そのため、押圧テ
ーパー面と開閉弁との接触部に於いて、摩擦による削り
屑等が発生し、内容物を汚染する可能性が強い。
また、開閉弁は押圧片を挿入するためのスリットを設け
ており、このスリットは押圧片の挿入方向に開口位置し
なければならないが、連通路内に於いてこの位置を特定
するのは多くの手数を要し、組み立て作業を困難なもの
とする欠点を有している。
また、実開昭62-194455号公報記載の考案は、エアゾー
ル容器に固定形成したテーパー面に押圧する可動封鎖体
の突起と、指等による押釦への押圧位置とが著しく離れ
たものとなっている。そのため、押釦の上面を押圧する
と、この押圧点とテーパー面に押圧する突起との位置が
著しく離れているため、テーパー面と突起との接触部が
テコの支点となり、上下方向の強い捩れを発生させる可
能性が強い。この捩れにより、可動封鎖体の摺動を困難
とし、噴出口の開放が出来ないか、必要にして充分な開
放が困難となる可能性が高いものである。
また、上記考案の異なる実施例に於いても、開閉弁の後
端部に設けたストッパを、押釦の押圧時に斜面部に沿っ
て下降することにより、開閉弁を開放するものであるか
ら、上記の実施例と同じく、斜面部とストッパがテコの
支点となり、上下方向の強い捩れを発生させる可能性が
強い。この捩れにより、可動封鎖体の摺動を困難とし、
噴出口の開放が出来ないか、必要にして充分な開放が困
難となる可能性が高いものとなる。
また、更に斜面部は、被覆体の内面の上向きに突出し、
ストッパを被覆体の内面と斜面部の内面との間に挿入す
るものであるから、組み立て作業が複雑となり、入手に
よる組み立てのみが可能となり、多くの手数を要する欠
点を有している。
本考案は上述のごとき問題点を解決しようとするもので
あって、塗料、接着剤等の高粘度物若しくは発泡製品を
充填したエアゾール容器のノズルに於いて、噴射停止後
の後垂れを生じたり、内容物の硬化による、ノズルの詰
まりを生じる事がない。また、外部からの衝撃によっ
て、破損したり、ピンホールを生じたりする事がなく、
安全な使用を可能にする。また、エアゾール容器の内部
圧に関係なく、常に噴出量を一定若しくは定量に近いも
のとし、安定した使用を可能にするものである。
また、噴射する内容物に不純物を混入したりすることが
なく、しかも押釦の押圧に伴って噴出口を確実に開放
し、内容物の確実な噴射を可能にる。
また、装置の組み立てを容易とし、廉価な製品を得るこ
とが出来るようにしようとするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上述のごとき問題点を解決するため、エアゾー
ル容器のステムと接続する押釦本体に、ステムと内容物
の噴出口とを連通する連通路を設け、この連通路内に噴
出口を開閉するための開閉弁を進退可能に挿入し、この
開閉弁を発条の付勢力で噴出口方向に付勢して、常時は
噴出口を閉止するとともに開閉弁のエアゾール容器側
に、押圧テーパー面を下端に有する押圧片を突設し、こ
の押圧片の押圧テーパー面を、噴出口とはステムを介し
た位置の蓋体の立上部の肩口に臨ませて位置させるとと
もに押釦本体の外周を断面コ字型の被覆体で被覆し、こ
の被覆体の天板の下面に突出し押釦本体の上端面に接触
する押圧突部を、押圧片の直上に臨ませて位置させ、被
覆体を介して押釦本体を押圧し押圧テーパー面で蓋体立
上部の肩口を押圧する事により、開閉弁を発条の付勢力
に抗して押圧摺動し、噴出口を開放するとともに、押釦
本体への押圧解除により、発条の復元力で噴出口を閉止
し得るようにして成るものである。
作用 本考案は上述のごとく構成したもので、内容物の噴射を
行うには、被覆体を介して釦本体を押圧し、この押釦本
体の下面に突出した押圧片の押圧テーパー面を、蓋体の
立上部の肩口に押圧する。押圧テーパー面は、噴出口と
はステムを介した位置の肩口に臨ませて位置しているか
ら、不動的に位置する肩口に押圧された押圧片は、開閉
弁を噴出口の解除方向に摺動移動する。
この押圧片の押圧テーパー面による、蓋体立上部の肩口
への押圧に伴って、押釦本体はステムを押圧してエアゾ
ール容器内部の、チルトバルブ、プッシュダウンバルブ
等の弁機構を開放するから、エアゾール容器の内部の内
容物は、噴射剤の噴出圧力により連通路に噴出し、上述
の作用により開放されている噴出口から噴出される。
また、上記の、押圧片の押圧テーパー面による、蓋体立
上部の肩口への押圧は、押釦本体の上端面に接触する被
覆体の押圧突部を、押圧片の直上に臨ませて位置させた
状態で行っている。そのため、被覆体を介して押釦を押
圧することにより、指等による被覆体の押圧点と、押圧
テーパー面とが、同一軸線上に位置するものとなり、捩
れ等を生じない、押釦本体の安定した押圧と確実な噴出
口の開放を可能とする。
次に、被覆体を介した押釦本体への押圧力を解除すれ
ば、開閉弁は発条の復元力により押圧されて復元し、噴
出口を密閉閉止して噴出を停止する。そのため、噴出
口、ステム、連通路等に残留する内容物が、塗料、接着
剤等の高粘度物若しくは発泡製品等であっても、後垂れ
を生じることはない。また、空気との接触による硬化に
よって噴出口の詰まりを生じることがない。
また、被覆体を介した押釦本体への押圧を解除すれば、
ステムへの押圧も同時に解除されるものとなるから、弁
機構も閉止され、内容物の連通路への噴出は中止され
る。また、押釦本体自身は、エアゾール容器内部の弁機
構に組み込まれた復元発条等の復元力により、ステムと
ともに押圧されて元位置に復元する。
また、押釦本体は被覆体内に挿入したものであるから、
押釦本体は被覆体によって外部からの衝撃に対して保護
され、破損したりする事がなく、安全な使用を可能にす
る。
また、被覆体を断面コ字型とし、この被覆体の天板の下
面に押圧突部を突出するものであるから、押釦本体の被
覆体による被覆は、被覆体を押釦本体の上面から押し下
げるのみで良く、組み立て作業を容易にすることができ
る。
また、内容物の噴出は、押釦本体の押釦に伴う開閉弁の
噴出口開放によって生じるものであり、従来のごとく、
噴出内容物が軟弾性材製の被覆材等を膨張させて噴出す
るものではない。そのため、弱い噴出圧力でも、強い噴
出圧力でも、内容物の流出する連通路の径は同一とな
り、流出する経路の径を原因とする噴出量のバラ付きを
生じる事がなく、安定した内容物の噴出使用を可能にす
るものである。
実施例 以下本考案の一実施例を説明すれば、(1)は押釦本体
で、エアゾール容器(2)のステム(3)と接続口
(4)を接続固定し、この接続口(4)を介してステム
(3)と内容物の噴出口(5)とを連通する連通路
(6)を設けている。また、この連通路(6)の内径よ
りも外形を径小とする開閉弁(7)を、連通路(6)内
に進退可能に挿入し、噴出口(5)を開閉可能としてい
る。
また、この開閉弁(7)を発条(8)の付勢力で噴出口
(5)方向に付勢する。そして、常時は、先端方向の外
周に嵌合したオーリング(10)を、噴出口(5)の弁座
(11)に押圧して、噴出口(5)を閉止する。また、発
条(8)方向の外周を、押釦本体(1)の内周に摺動自
在に密接して、ピストン部(12)としている。
また、このピストン部(12)よりも外端部方向の、開閉
弁(7)のエアゾール容器(2)側に、押圧テーパー面
(13)を下端に有する押圧片(14)を突設する。そし
て、この押圧片(14)の押圧テーパー面(13)を、噴出
口(5)とはステム(3)を介した位置の、蓋体(15)
の立上部(16)の肩口(17)に臨ませて位置している。
また、押釦本体(1)の外周には、押釦本体(1)を保
護するため、断面コ字型の被覆体(18)を被覆し、この
被覆体(18)を介して押釦本体(1)を押圧するように
構成している。また、この被覆体(18)の天板(20)の
下面に、押圧突部(19)突出して押釦本体(1)の上端
面に接触する。そして、押圧突部(1)は、押圧片(1
4)の直上に臨ませて位置させ、被覆体(18)を介して
押釦本体(1)を押圧すると、被覆体(18)の押圧支点
と押圧テーパー面(13)とは同一軸線上に位置するもの
となる。
また、開閉弁(7)を噴出口(5)方向に押圧付勢する
発条(8)は、この付勢方向が得られる位置であれば特
にその設置場所を問うものではない。一実施例では、第
1図に示すごとく開閉弁(7)と被覆体(18)の内面間
に形成し、他の異なる実施例では押圧本体(1)に発条
(8)の突当て部を設け、この突当て部と開閉弁(7)
間に発条(8)を介装するものとしても良い。
上述のごとく構成したものに於いて、塗料、接着剤等の
高粘度物若しくは発泡製品等の内容物を噴出するには、
第4図に示すごとく、被覆体(18)を介して押釦本体
(1)を指等で押圧する。そして、押釦本体(1)のエ
アゾール容器(2)側に突出した、押圧片(14)の押圧
テーパー面(13)で、立上部(16)の肩口(17)を押圧
する。
この押圧テーパー面(13)は、噴出口(5)とステム
(3)を介した位置の肩口(17)に臨ませて位置してい
るから、押圧片(14)を介して開閉弁(7)を噴出口
(5)の解除方向に摺動移動する。この押圧片(14)の
押圧テーパー面(13)による肩口(17)への押圧に伴っ
て、押釦本体(1)は同時にステム(3)を押圧して、
エアゾール容器(2)内部の、チルトバルブ、プッシュ
ダウンバルブ等の弁機構を開放する。そのため、エアゾ
ール容器(2)内部の内容物は、噴射剤の噴出圧力によ
り連通路(6)に噴出し、上述の作用により開放されて
いる噴出口(5)から外部に噴出される。
また、上記の、押圧テーパー面(13)による肩口(17)
への押圧は、被覆体(18)の外面から押圧突部(19)を
介して押釦本体(1)を押圧することにより行う。この
押釦本体(1)の上端面に接触する被覆体(18)の押圧
突部(19)は、押圧片(14)の直上に臨ませて位置させ
ている。そのため、被覆体(18)を介して押釦本体
(1)を押圧することにより、指等による被覆体(18)
の押圧点と、押圧テーパー面(13)とが、同一軸線上に
位置するものとなり、捩れ等を生じない、押釦の安定し
た押圧と確実な噴出口(5)の開放を可能とする。
次に、被覆体(18)を介した押釦本体(1)への押圧力
を解除すれば、開閉弁(7)は発条(8)の復元力によ
り押圧されて第1図に示すごとく復元する。そして、噴
出口(5)を5閉閉止して噴出を停止する。そのため、
噴出口(5)、ステム(3)、連通路(6)等に残留す
る内容物が、塗料、接着剤等の高粘度物若しくは発泡製
品等であっても、後垂れを生じることはない。また、空
気との接触による硬化によって噴出口(5)の詰まりを
生じることがない。また、押釦本体(1)自身は、エア
ゾール容器(2)内部の弁機構に組み込まれた復元発条
等の復元力により、ステム(3)とともに押圧されて復
元する。
また、押釦本体(1)は被覆体(18)内に挿入したもの
であるから、押釦本体(1)は被覆体(18)によって外
周を保護され、外部からの衝撃によって破損したりする
事がなく、安全な使用を可能にする。
また、押釦本体(1)は被覆体(18)内に挿入したもの
であるから、押釦本体(1)は被覆体(18)によって外
部からの衝撃に対して保護され、破損したりする事がな
く、安全な使用を可能にする。
また、被覆体(18)を断面コ字型とし、この被覆体(1
8)の天板(20)の下面に押圧突部(19)を突出するも
のであるから、押釦本体(1)の被覆体(18)による組
み立て時の被覆は、被覆体(18)を押釦本体(1)の上
面から押し下げるのみで良く、組み立て作業を容易にす
ることができる。
また、内容物の噴出は、押釦本体(1)の押圧に伴う開
閉弁(7)の噴出口(5)の開放によって生じるもので
あり、従来のごとく、噴出内容物が軟弾性材製の被覆材
等を膨張させて噴出するものではない。そのため、弱い
噴出圧力でも、強い噴出圧力でも、内容物の流出する連
通路(6)の径は同一となり、流出する経路の径を原因
とする噴出量のバラ付きを生じる事がなく、安定した内
容物の噴出使用を可能にするものである。
考案の効果 本考案は上述のごとく構成したものであるから、塗料、
接着剤等の高粘度物若しくは発泡製品等を充填したエア
ゾール容器のノズルに於いて、後垂れを生じたり、内容
物の硬化による、ノズルの詰まりを生じる事がない。ま
た、外部からの衝撃によって、破損したり、ピンホール
を生じたりする事がなく、安全な使用を可能にする。ま
た、エアゾール容器の内部圧に関係なく、常に噴出量を
一定若しくは定量に近いものとし、安定した使用を可能
にする。
また、押圧片の押圧テーパー面は、連通路から外部に突
出し内容物とは接触しないから、押圧テーパー面と立上
部の肩口との接触部に於いて、摩擦による削り屑等が発
生しても、内容物を汚染する事は無い。
また、開閉弁の押圧片は、外部に突出しているから、連
通路内への挿入位置を特定するのが容易となり、組み立
て作業に手数を要しない利点を有している。
また、被覆体を介して押釦を押圧することにより、指等
による被覆体の押圧点と、押圧テーパー面とが、同一軸
線上に位置するものとなり、捩れ等を生じない、押釦本
体の安定した押圧と確実な噴出口の開放を可能とする。
また、被覆体を断面コ字型とし、この被覆体の天板の下
面に押圧突部を突出するものであるから、押釦本体の被
覆体による被覆は、被覆体を押釦本体の上面から押し下
げるのみで良く、組み立て作業を容易にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
内容物の非噴出状態の断面図、第2図はエアゾール容器
を取り除いた状態の第1図の底面図、第3図は分解斜視
図、第4図は内容物の噴出状態の断面図である。 (1)……押釦本体 (2)……エアゾール容器 (3)……ステム (5)……噴出口 (6)……連通路 (7)……開閉弁 (8)……発条 (13)……押圧テーパー面 (14)……押圧片 (15)……蓋体 (16)……立上部 (17)……肩口 (18)……被覆体 (19)……押圧突部 (20)……天板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアゾール容器のステムと接続する押釦本
    体に、ステムと内容物の噴出口とを連通する連通路を設
    け、この連通路内に噴出口を開閉するための開閉弁を進
    退可能に挿入し、この開閉弁を発条の付勢力で噴出口方
    向に付勢して、常時は噴出口を閉止するとともに開閉弁
    のエアゾール容器側に、押圧テーパー面を下端に有する
    押圧片を突設し、この押圧片の押圧テーパー面を、噴出
    口とはステムを介した位置の蓋体の立上部の肩口に臨ま
    せて位置させるとともに押釦本体の外周を断面コ字型の
    被覆体で被覆し、この被覆体の天板の下面に突出し押釦
    本体の上端面に接触する押圧突部を、押圧片の直上に臨
    ませて位置させ、被覆体を介して押釦本体を押圧し押圧
    テーパー面で蓋体立上部の肩口を押圧する事により、開
    閉弁を発条の付勢力に抗して押圧摺動し、噴出口を開放
    するとともに、押釦本体への押圧解除により、発条の復
    元力で噴出口を閉止し得るようにした事を特徴とするエ
    アゾール容器用押釦。
JP1988152299U 1988-11-23 1988-11-23 エアゾール容器用押釦 Expired - Lifetime JPH0728930Y2 (ja)

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