JP3033035U - 染毛用2液混合容器 - Google Patents

染毛用2液混合容器

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JP3033035U
JP3033035U JP1996006982U JP698296U JP3033035U JP 3033035 U JP3033035 U JP 3033035U JP 1996006982 U JP1996006982 U JP 1996006982U JP 698296 U JP698296 U JP 698296U JP 3033035 U JP3033035 U JP 3033035U
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JP
Japan
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container
hair
aerosol
aerosol container
hair dyeing
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JP1996006982U
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Inventor
孝幸 白井
章 若杉
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ホーユー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二剤式染毛剤を容易に混合・排出することが
でき、しかも片手で容易に操作ができるエアゾール式の
染毛用2液混合容器を提供すること。 【解決手段】 第一エアゾール容器および第二エアゾー
ル容器を並べて一体容器とし、その上部に櫛歯またはブ
ラシ歯を有する塗布部を設け、一体容器の外周が形成す
る略楕円の長径方向に櫛歯またはブラシ歯の先端が向く
ように配置したことを特徴とする染毛用2液混合容器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は染毛用2液混合容器に関するもので、詳しくは、二剤式染毛剤を容易 に混合・排出することができ、しかも片手で容易に操作ができるエアゾール式の 染毛用2液混合容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、染毛剤は粉末状、液状、クリーム状、ジェリー状等の剤型で提供され、 粉末状の染毛剤は水と、その他のものは1剤と2剤とをアプリケーターやトレイ に排出して混合してから頭髪へ塗布するものである。また、エアゾール状染毛剤 も1剤式と2剤式のものが存在するが、これらは各々ブラシ上に排出して頭髪に 塗布するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、粉末状、液状、クリーム状、ジェリー状等の従来の染毛剤は良く染ま るが、混合操作など煩雑であったり、混合してすぐに毛髪へ塗布しなければなら ないなど面倒な制約があった。また、ハケなどを用いて頭髪へ塗布する際、薬液 の飛び散りや垂れ落ちが生じ衣服などを汚染したり、頭皮や生え際などに付着し やすいものであった。また頭髪に均一に塗布しないと染めむらが生じるなど、染 毛操作にはある程度の熟練が必要であった。一方、1剤式エアゾール状染毛剤は 簡便ではあるが、空気中の酸素を酸化剤として利用するため、酸化力が乏しく十 分な染まりを得るのが困難である。また、2剤式エアゾール状染毛剤は第一のエ アゾール容器と第二のエアゾール容器から別々に目分量でコーム上に出して使用 するものであるが、染毛剤第1剤および染毛剤第2剤の混合比率が一定しないた め、染めむらが生じやすい問題があった。
【0004】 また、従来、実公昭48−26967号に開示されるように、泡状エアゾル染 毛剤容器があった。図4に示すように、容器本体801にエアゾール容器802 、803を収容し、ノズルステム804、805に押圧体806を嵌合させてい る。使用する際は、押圧体806の上部を押し下げることにより、各エアゾール 缶から噴出された薬剤はノズルステム804、805から押圧体806の内部に 設けられた通孔807、808を通り、排出口809から排出されるものである 。しかし2本のエアゾール容器802、803に対して押圧体806と排出口8 09の位置を図4のように設けると、片手で容器本体を持つ場合、指が広がり持 ちにくく、そのため人差し指等で押圧体806の押し下げ操作を行う場合も力が 入りにくく、その上、2本のエアゾール容器802、803のノズルステム80 4、805を同時に押し下げるため、より大きな力が必要となり、操作性が劣る という欠点があった。
【0005】 本考案は二剤式染毛剤を容易に混合・排出することができ、しかも片手で容易 に操作ができるエアゾール式の染毛用2液混合容器を提供することを目的とする 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は第一エアゾール容器および第二エアゾール容器を並べて一体容器とし 、その上部に櫛歯またはブラシ歯を有する塗布部を設け、一体容器の外周が形成 する略楕円の長径方向に櫛歯またはブラシ歯の先端が向くように配置したことを 特徴とする染毛用2液混合容器である。
【0007】 また、塗布部を設けない場合は、第一エアゾール容器および第二エアゾール容 器を並べて一体容器とし、その上部に吐出口を設け、一体容器の外周が形成する 略楕円の長径方向に吐出口の先端が向くように配置したことを特徴とする染毛用 2液混合容器である。
【0008】
【考案の実施の形態】
第一エアゾール容器に染毛用第1剤を収容し、第二エアゾール容器に染毛用第 2剤を収容し、さらにカバー部により一体容器とする。その上部に櫛歯またはブ ラシ歯を有する塗布部を設けた塗布部一体型のエアゾール式の染毛用2液混合容 器とした場合、第一エアゾール容器および第二エアゾール容器を並べてその外周 が形成する略楕円の長径方向に櫛歯またはブラシ歯の先端が向くようにすること により、片手で持ち人差し指などでレバーの指掛部の操作が容易にできるため好 ましい。すなわち、レバー係止部の下側に一方のエアゾール容器があり、レバー の指掛部の下側にもう一方のエアゾール容器があるように配置することにより、 片手で持って操作しやすくできる。したがって、レバーを押し下げ、櫛歯または ブラシ歯に排出された染毛剤を、そのまま髪を梳かすことにより毛髪に塗布する 染毛操作を容易に片手で連続して行うことができる。
【0009】 また、塗布部を設けない場合は、染毛用のブラシ等の歯面上に排出して、毛髪 に塗布することにより染毛操作を行う。
【0010】 第一エアゾール容器および第二エアゾール容器の直径は15〜35mmの範囲 にすることにより、より一層、片手で持って操作しやすくできる。さらに、20 〜30mmの範囲が、女性の小さい手でも片手で持ちやすく指掛部を押し下げる 操作も容易であり特に好ましい。
【0011】 本考案のエアゾール式の染毛用2液混合容器を用いれば、レバーの指掛け部を 押し下げると第一エアゾール容器と第二エアゾール容器の各ステムを押し下げて それぞれの内容物を同時に吐出させる操作を片手で行うことができる。
【0012】
【実施例】 本考案を添付図面にそって詳細に説明するに、図1は本考案の染毛 用2液混合容器の第一実施例の断面図である。図2は本考案の染毛用2液混合容 器の第一実施例の平面図である。図3は本考案の染毛用2液混合容器の第二実施 例の断面図である。
【0013】 アルミニウム製またはブリキ製の直径25mmのエアゾール缶をエポキシフェ ノール樹脂で内面塗装した第一エアゾール容器2に染毛剤第1剤を充填し、アル ミニウム製またはブリキ製の直径25mmのエアゾール缶をポリアミドイミド樹 脂で内面塗装した第二エアゾール容器3に染毛剤第2剤を充填している。そして 第一エアゾール容器2および第二エアゾール容器3のマウンテインカップ部5, 5を連結肩カバー6で嵌合し、カバー部4に収容している。第一エアゾール容器 2および第二エアゾール容器3の各ステム7,7をジョイントバルブ第一部材9 の各注入口91,91に挿入している。レバー10を取り付けたカバーキャップ 11はカバー部4に係合している。第一エアゾール容器2および第二エアゾール 容器3の上部に櫛歯20を有する塗布部23を設け、一体容器としたカバー部4 の外周が形成する略楕円の長径方向に櫛歯20の先端が向くように配置したこと により片手で染毛操作を行いやすくすることができる。図2は本考案の染毛用2 液混合容器の平面図であるが、一体容器の外周が形成する略楕円の長径Mと短径 Nのうち、長径Mの方向に櫛歯20の先端が向くように配置した。なお、櫛歯の 代わりにブラシ歯あるいは櫛歯とブラシ歯を組み合わせても良い。
【0014】 レバー10は図1に示したように、第一エアゾール容器2の上部にレバー取り 付け部12があり、第二エアゾール容器3の上部に指掛け部13があるように配 置することにより、片手で持ってレバー10を押し下げる際に力を入れやすく操 作性に優れる。なお、第一エアゾール容器2と第二エアゾール容器3の位置は逆 でもよい。
【0015】 またレバー10を押し下げた際に、第一エアゾール容器2のステム7と第二エ アゾール容器3のステム7の中心部に設けられたジョンイントバルブ第二部材8 の支点部14を押し下げることにより、第一エアゾール容器2と第二エアゾール 容器3の各ステム7,7に均等に力が加わり、各々に充填された染毛剤第1剤と 同第2剤を1:1の割合で均等に噴出させることができるため、結果として染毛 剤第1剤と同第2剤を同量吐出することができる。なお、1:1の割合で噴出さ せるためには第一エアゾール容器2と第二エアゾール容器3の内圧を同一にする 必要がある。また、染毛剤第1剤と同第2剤の混合比は通常1:1であるが、3 :1〜1:3の間で使用される場合もあり、そのためには各エアゾール容器のス テムの径やそのバルブの大きさ、あるいは噴射剤の圧力を適宜変えることにより 、混合比を調整することもできる。
【0016】 使用する際は、片手でカバー部4を持ち、人差し指で指掛部13を押し下げる ことにより、第一エアゾール容器2に充填された染毛剤第1剤および第二エアゾ ール容器3に充填された染毛剤第2剤がステム7,7、連通孔15および混合通 路16を混合されながら通り、該混合物が塗布部20の塗布部空洞22を通って 注出孔21から排出されるので、そのまま頭髪を梳くことにより容易に染毛剤を 塗布することができる。
【0017】 塗布部20を設けない場合は、図3の吐出口24から排出した染毛剤をブラシ 上に取り、頭髪を梳くことにより染毛剤を塗布することができる。
【0018】
【考案の効果】
二剤式染毛剤を容易に混合・排出することができ、しかも片手で容易に操作が できる
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の染毛用2液混合容器の第一実施例の
断面図である。
【図2】 本考案の染毛用2液混合容器の第一実施例の
平面図である。
【図3】 本考案の染毛用2液混合容器の第二実施例の
断面図である。
【図4】 従来の泡状エアゾル染毛剤容器の断面図であ
る。
【符号の説明】
1…染毛用2液混合容器 2…第一エアゾール容器
3…第二エアゾール容器 4…カバー部 10…
レバー 20…櫛歯 23…塗布部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一エアゾール容器および第二エアゾー
    ル容器を並べて一体容器とし、その上部に櫛歯またはブ
    ラシ歯を有する塗布部を設け、一体容器の外周が形成す
    る略楕円の長径方向に櫛歯またはブラシ歯の先端が向く
    ように配置したことを特徴とする染毛用2液混合容器。
  2. 【請求項2】 第一エアゾール容器および第二エアゾー
    ル容器を並べて一体容器とし、その上部に吐出口を設
    け、一体容器の外周が形成する略楕円の長径方向に吐出
    口の先端が向くように配置したことを特徴とする染毛用
    2液混合容器。
JP1996006982U 1996-06-28 1996-06-28 染毛用2液混合容器 Expired - Lifetime JP3033035U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002240873A (ja) * 2001-12-25 2002-08-28 Hoyu Co Ltd エアゾール容器及び2剤吐出容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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