JP2002240811A - 紙葉片装着装置 - Google Patents

紙葉片装着装置

Info

Publication number
JP2002240811A
JP2002240811A JP2001040275A JP2001040275A JP2002240811A JP 2002240811 A JP2002240811 A JP 2002240811A JP 2001040275 A JP2001040275 A JP 2001040275A JP 2001040275 A JP2001040275 A JP 2001040275A JP 2002240811 A JP2002240811 A JP 2002240811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
container
paper sheet
neck
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001040275A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4598967B2 (ja
Inventor
Takahisa Yoshioka
孝久 吉岡
Yoshinobu Takizawa
嘉信 滝澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lintec Corp filed Critical Lintec Corp
Priority to JP2001040275A priority Critical patent/JP4598967B2/ja
Publication of JP2002240811A publication Critical patent/JP2002240811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4598967B2 publication Critical patent/JP4598967B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種キャンペーン等の内容を印刷した紙葉片
を、見易い姿勢で容器の首部に自動的に装着できる紙葉
片装着装置を提供すること。 【解決手段】 首部Nを備えた容器Cを搬送する容器搬
送装置20と、この容器搬送装置20に沿って配置され
るとともに、二枚厚に折り畳まれた二枚厚の帯状シート
P1を巻装した繰出ロール21と、繰り出された二枚厚
の帯状シートP1を一枚厚に展開する展開装置24と、
展開された一枚厚の帯状シートP2を所定サイズに切断
して紙葉片Lを形成する切断装置27と、紙葉片Lを容
器Cの首部Nに装着する位置まで供給する紙葉片供給装
置29とを備える。紙葉片Lは、首部Nに装着された後
に、折り曲げ線15の癖によって紙葉片Lの面が傾斜姿
勢になるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紙葉片装着装置に係
り、更に詳しくは、ペットボトル等の容器における首部
に、所定の印刷が付された紙葉片(首掛けラベル)を連
続的且つ自動的に装着することのできる紙葉片装着装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ペットボトルやガラス瓶等、
首部を備えた各種の容器にあっては、各種キャンペーン
等の内容を印刷した紙葉片を首部にぶら下げるように装
着して陳列、販売することが広く行われている。
【0003】このような紙葉片を首部に装着する場合、
当該紙葉片の面内に、首部の直径に略対応するように打
ち抜いた開口部を予め形成しておき、この開口部に首部
を挿通することにより行われている。この挿通作業は、
もちろん手作業で行うことができるが、ペットボトル等
の容器にあっては、内容物を充填した後の搬送処理が非
常に早いスピードで行われるという量産性を備えている
ため、手作業では十分に対応することができないという
問題がある。
【0004】そこで、例えば、特開平8−85527号
公報に開示されるようなラベル装着装置が提案されてい
る。同公報に開示されたラベル装着装置は、ペットボト
ル等の容器を順次搬送する容器搬送手段と、この容器搬
送手段の上方に併設されてラベルを送り出すラベル供給
手段とを備えて構成されている。ラベルには、その面内
に打ち抜いた開口部が予め形成されており、搬送される
容器の首部にラベルが次第に近づくように供給されるこ
とで当該ラベルの開口部に首部が自動的に引っ掛けられ
る構成が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−85527号公報に開示された装置にあっては、容
器の首部に引っ掛けて装着されたラベルが、起立状態に
ある容器に対して略水平方向に沿う平面的な姿勢とな
り、ラベル面に印刷した内容の視認性に劣るという不都
合がある。また、ラベルは、帯状に連なる台紙に貼り付
けられたものを繰り出す過程で剥離するものであるた
め、台紙の巻取装置や、ラベル剥離機構等が必然的なも
のとなり、装置全体の構成をシンプルにすることができ
ないという不都合もある。
【0006】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、容器の首部に装着
された紙葉片が、傾いた姿勢となるようにして当該紙葉
片の面内に印刷された内容の視認性を良好に確保するこ
とができ、更に、全体構成を簡易なものとすることがで
きる紙葉片装着装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る紙葉片装着装置は、首部を備えた容器
を所定方向に搬送する容器搬送装置と、この容器搬送装
置の近傍に配置されるとともに、所定間隔毎に開口部を
備えた帯状シートを幅方向に複数枚厚に折り畳んだ状態
で巻装してなる繰出ロールと、当該繰出ロールから繰り
出された前記帯状シートを一枚厚に展開する展開装置
と、展開された前記帯状シートを所定サイズ毎に切断し
て紙葉片を形成する切断装置と、前記紙葉片を前記容器
に向けて供給する紙葉片供給装置とを備え、前記紙葉片
と前記容器の少なくとも一方の移動により、前記開口部
を前記容器の前記首部に挿入して前記紙葉片を前記容器
に装着可能とする、という構成を採っている。このよう
な構成とすれば、一枚厚に展開した状態で紙葉片を容器
に装着しても、帯状シートを複数枚厚に折り畳んでいた
ときの折り曲げ癖が残っていることにより、紙葉片を傾
いた姿勢として装着することができる。そのため、紙葉
片装着位置と目の高さが略同一高さであっても紙葉片の
面内に印刷された内容を容易に視認することが可能とな
る。
【0008】前記紙葉片供給装置における前記展開装置
は、前記帯状シートの供給方向に沿う上流側と下流側に
配置されたロールを含み、上流側ロールと下流側ロール
との間の前記帯状シートを次第に展開した状態で前記下
流側ロールに掛け回すことで前記帯状シートを一枚厚に
展開可能とすることができる。このような構成により、
帯状シートを強制的に展開するためのバー等の案内部材
が不要となり、既存のロールを用いた簡易な構成とする
ことが可能となる。
【0009】また、前記繰出ロール及びこれに対応する
前記展開装置は複数組設けられ、各繰出ロールの前記帯
状シートは対応する前記展開装置に対して交互且つ間欠
的に繰出可能に設けられる、という構成を採ることもで
きる。これにより、連続的に搬送される容器を対象とし
た処理に迅速に対応することができる。
【0010】なお、本発明が適用される容器としては、
首部を備えた容器一般であればよく、例えば、ペットボ
トル等が好ましい対象容器となる。また、本明細書でい
う「首部」とは、容器の胴部と開口との間の領域を示す。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1(A)には、本実施形態に係る首掛け
ラベルとしての紙葉片Lが容器としてのペットボトル
(以下、単に「ボトルC」と称する)に装着された概略
斜視図が示され、図1(B)には紙葉片Lの拡大平面図
が示されている。また、図2には、紙葉片装着装置10
(首掛けラベラー)の概略側面図が示されている。これ
らの図において、ボトルCの首部Nに装着された紙葉片
Lは平面視略方形をなす平面形状に設けられている。こ
の紙葉片Lの面内には、中央部に前記首部Nを挿入可能
な略楕円形の開口部12と、この開口部12の周方向に
沿って設けられた放射状の切り込み線13と、当該切り
込み線13に対して同一平面内に図1(B)中点線で示
される罫線又はミシン目からなる折り曲げ線15とが形
成され、この折り曲げ線15位置が最上位となる状態で
紙葉片Lの面が傾斜した状態で容器Nに装着されてい
る。なお、本実施形態における開口部12は略楕円形に
設けられているが、当該開口部12、切り込み線13の
形状、位置若しくは向きは特に限定されるものではな
く、首部Nを挿通することができる限りにおいて種々の
形状等を採用することができる。また、紙葉片Lの上面
側には、印刷面としてキャンペーン等の適宜な内容が印
刷されている。
【0013】紙葉片装着装置10は、紙葉片Lをボトル
Cに自動的に装着する装置である。この紙葉片装着装置
10は、図2に示されるように、ボトルCを搬送する容
器搬送装置20と、この容器搬送装置20の近傍すなわ
ち上方に横並びで配置されるとともに、別装置の印刷機
等の後工程により予め帯状シートPを幅方向に二枚厚に
折り畳まれた二枚厚の帯状シートP1(図3参照)を供
給する第1及び第2の繰出ロール21,22と、これら
第1,第2の繰出ロール21,22に対応して設けられ
るとともに、当該第1,第2の繰出ロール21,22か
ら繰り出された二枚厚の帯状シートP1,P1を一枚厚
の帯状シートP2,P2に展開する第1及び第2の展開
装置24,25と、展開された一枚厚の帯状シートP
2,P2を枚葉の紙葉片L,Lに切断する第1及び第2
の切断装置27,28と、紙葉片L,LをボトルCに向
けて供給する紙葉片供給装置29とを備えて構成されて
いる。
【0014】前記容器搬送装置20は、適宜なベルト又
はチェーンコンベヤによって構成されており、図2中右
側から左側に向かってボトルCを順次搬送可能となって
いる。また、容器搬送装置20の途中には、図示しない
フレームに固定されたセンサ30が設けられており、当
該センサ30によってボトルCが容器搬送装置20の所
定位置を通過したことが検出されるようになっている。
【0015】前記二枚厚の帯状シートP1,P1は、そ
の長手方向に沿って所定間隔毎に開口部12及び切り込
み線13が設けられており、第1及び第2の繰出ロール
21,22に巻装されている状態では、折り曲げ線15
位置で幅方向に二つ折りされ、その折り曲げ端に開口部
12が略半円弧状の切欠形状を表出するようになってい
る。この二枚厚の帯状シートP1を一枚厚に展開するた
めの第1及び第2の展開装置24,25は、各繰出ロー
ル21,22に対応してそれぞれ設けられている。すな
わち、第1の展開装置24は、図3に示されるように、
一対の上流側ロール32,33と、一対の下流側ロール
34,35とを備えて構成され、また、第2の展開装置
25は、図2に示されるように、一対の上流側ロール3
7,38と、一対の下流側ロール39,40とを備えて
構成されている。各第1,第2の展開装置24,25に
おける下流側ロール34,35及び39,40間で二枚
厚の帯状シートP1,P1をそれぞれ完全に展開した状
態で挟み込むことにより展開済の一枚厚の帯状シートP
2,P2を得ることができる。なお、下流側ロール3
4,35及び39,40のうち、大径のロール35,4
0は図示しないモータ等の駆動装置に連結されて交互且
つ間欠的に回転可能となっており、これにより、二枚厚
の帯状シートP1,P1を前記繰出ロール21,22か
ら引き出して繰り出し可能となっている。なお、第1及
び第2の展開装置24,25は、ボトルCに紙葉片Lを
装着した後に、折り曲げ線15の折り曲げ癖によって折
り曲げ線15位置が最上位になるように掛け回されてい
る(図2参照)。
【0016】前記第1の展開装置24と第1の切断装置
27との間、及び、第2の展開装置25と第2の切断装
置28との間には、一枚厚に展開された一枚厚の帯状シ
ートP2,P2を間欠的に供給する各一対の第1のガイ
ドローラ42,43と第2のガイドローラ44,45が
設けられている。ここで、ガイドローラ43、45は、
フレームFに固定されたモータM1(図5参照)に連結
されて間欠的に回転可能となっている。
【0017】前記第1及び第2の切断装置27,28
は、本実施形態では、ロータリーカッターが採用され、
モータM6で間欠的に回転されており、当該切断装置2
7,28を通過することで、平面視略方形となる紙葉片
Lが形成される。第1及び第2の切断装置27,28を
経て得られた紙葉片L,Lは紙葉片供給装置29に交互
に送り出される。なお、第1及び第2の切断装置27,
28の切断タイミングを、予め、二枚厚の帯状シートP
1,P1にマーキングされた印刷部又は孔加工部等を図
示しないセンサで検出し、所定の長さ毎に切断して紙葉
片Lを形成するように設けてもよい。
【0018】前記紙葉片供給装置29は、下流端が最も
低位置となるように全体として傾斜した状態に設けられ
ている。この紙葉片供給装置29は、図4及び図5に示
されるように、第1の切断装置27の直後に位置する第
1の案内部48と、第2の切断装置28の直後に位置す
る第2の案内部49と、これら案内部48,49の直後
に位置する単一のタイミング送り部50と、このタイミ
ング送り部50の下流側延長線上に配置された装着搬送
部51とにより構成されている。
【0019】第1の案内部48は、図4に示されるよう
に、展開後の一枚厚の帯状シートP2をタイミング送り
部50に正確に送り出すためのものであり、上流側に位
置する一対のプーリー54,55と、下流側一箇所のプ
ーリー65と、プーリー54,65間に巻装されたベル
ト57とからなる。この一方、第2の案内部49は、上
流側に位置する一対のプーリー59,60と、下流側一
箇所のプーリー66と、プーリー60,66間に巻装さ
れたベルト63とからなる。各第1,第2案内部48,
49は、下流側に位置するプーリー65,66がモータ
M2(図5参照)に連結されて間欠的且つ交互に駆動可
能となっている。
【0020】前記タイミング送り部50は、上流側に位
置する上下一対のプーリー65,66と、下流側に位置
する上下一対のプーリー67,68と、上段側に位置す
るプーリー65,67間及び下段側に位置するプーリー
66,68間に掛け回されたベルト69、70とにより
上下一対の関係に設けられている。このタイミング送り
部50は、下流側のプーリー67,68に連結されたモ
ータM3(図5参照)の駆動によりベルト69,70が
第1及び第2の案内部48,49からタイミングを取り
交互に送られてくる紙葉片Lを挟んだ状態で、当該紙葉
片LをボトルCに挿入する装着搬送部51に向かってボ
トルCとタイミングを取り間欠的に送り出すようになっ
ている。
【0021】前記装着搬送部51は、図2及び図5に示
されるように、フレームFの内側面における上流側に相
対的に配置された上下一対のプーリー72,73と、下
流側に相対的に配置された上下一対のプーリー74,7
5と、上段側のプーリー72,74間及び下段側のプー
リー73,75間にそれぞれ掛け回された丸ベルト7
6,77と、下流側のプーリー74,75の回転軸に連
結されたモータM4,M5とを備えて構成され、これに
より、紙葉片Lの開口部12を上下方向に開通した状態
で下流側に供給可能となっている。
【0022】なお、図2,図4中符号78は反転用ロー
ルを示す。
【0023】次に、紙葉片Lの装着動作を図6をも参照
しながら説明する。初期設定として、二枚厚に折り畳ま
れた二枚厚の帯状シートP1を所定長さ引き出して第1
及び第2の展開装置24,25にて一枚厚に展開するよ
うにセットし、そのリード端を第1及び第2のガイドロ
ール42,43間及び44,45間に挟み込む位置まで
引き出しておく。
【0024】所定の電源投入により、容器搬送装置20
上を搬送されるボトルCが所定位置に達すると、前記ガ
イドロール42,43間及び44,45間に位置する一
枚厚の帯状シートP2のリード端が交互に所定量送り出
されて第1及び第2の切断装置27,28に交互に送り
出されることとなる。そして、第1及び第2の切断装置
27,28にて紙葉片Lが形成された後に、当該紙葉片
Lが第1及び第2の案内部48、49を交互に通過して
タイミング送り部50に送り出されることとなる。
【0025】タイミング送り部50は、容器搬送装置2
0上のセンサ30がボトルCの位置を検出したことを条
件に装着搬送部51に紙葉片Lを送り出し、装着搬送部
51が紙葉片Lを受け取ってボトルCの首部Nに次第に
接近するように送り出す。この際、装着搬送部51は、
ボトルCの首部Nが紙葉片Lの開口部12に挿入できる
ようにタイミング設定されており、装着搬送部51の下
流端直前位置に紙葉片Lが到着したときにボトルCの首
部Nと開口部12との位置が一致し、更に紙葉片Lが下
流端に送られたときに、首部Nに開口部12が完全に装
着されることとなる。
【0026】本実施例では、装着済みの紙葉片Lは、折
り畳み線15位置に折り曲げ癖が残っている状態とな
り、これにより、折り曲げ線15位置を最上位とするよ
うに側面から見て略へ字状に屈曲して上面側を傾斜状態
とする。
【0027】従って、ボトルCに装着された紙葉片Lの
上面に印刷された各種キャンペーン等の内容を容易に視
認することが可能となる。
【0028】なお、前記実施形態においては、帯状シー
トPとして、幅方向に二枚厚に折り曲げたものを採用し
た場合を図示、説明したが、例えば、図7(A)に示さ
れるように、ボトルCに装着した後において、紙葉片L
の幅方向両側が傾斜した状態となるように設けてもよい
し、また、図7(B)で示すように、偏折りに帯状シー
トPを片側のみに折り曲げ線15を入れ、二枚厚の帯状
シートP1を形成するようにしてもよい。以上の場合、
初期の帯状シートPの幅方向両側を折り曲げた状態で二
枚厚の帯状シートP1を第1及び第2の繰出ロール2
1,22に巻装しておけばよい。
【0029】また、前記実施形態では、横並びの状態で
第1及び第2の繰出ロール21,22を設けるととも
に、これに対応する第1及び第2の展開装置24,25
を設けて複数組としたが、本発明は、これに限定される
ものではなく、一組のみの構成としてもよい。
【0030】また、本発明における紙葉片Lの送り構造
は、一例を示したものに過ぎず、種々の送り構造を採用
することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれは、
所定間隔毎に開口部を備えた帯状シートを幅方向に複数
枚厚に折り畳んだ状態で繰出ロールに巻装しておき、展
開装置を介して繰出ロールから繰り出された帯状シート
を一枚厚に展開した後に当該帯状シートを所定サイズ毎
に切断して首掛けラベルとしての紙葉片を容器に装着可
能としたから、一枚厚に展開した状態で紙葉片を容器に
装着しても、帯状シートを複数枚厚に折り畳んでいたと
きの折り曲げ癖が残っていることにより、紙葉片を傾い
た姿勢として装着することができる。そのため、紙葉片
装着位置と目の高さが略同一高さであっても紙葉片の面
内に印刷された内容を容易に視認することが可能とな
る。
【0032】また、展開装置を上流側ロールと下流側ロ
ールとにより構成し、これらの間の帯状シートを次第に
展開した状態で下流側ロール間に挟み込んで帯状シート
を一枚厚に展開可能とする構成としたから、帯状シート
を強制的に展開するためのバー等の案内部材が不要とな
り、既存のロールを用いた簡易な構成とすることが可能
となる。
【0033】更に、繰出ロール及びこれに対応する展開
装置を複数組設けて紙葉片を交互に且つ間欠的に繰出可
能に設けたから、連続的に搬送される大量の容器を対象
とした処理に迅速に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本実施形態における紙葉片がボトルに
装着された状態を示す概略斜視図、(B)は前記紙葉片
の拡大平面図。
【図2】本実施形態における紙葉片装着装置の概略側面
図。
【図3】第1の展開装置の概念を示す概略斜視図。
【図4】図2の一部を拡大した概略側面図。
【図5】前記紙葉片装着装置の一部概略平面図。
【図6】ボトルCに紙葉片を装着する要領を示す概略斜
視図。
【図7】紙葉片の変形例を示す概略側面図。
【符号の説明】
10 紙葉片装着装置 12 開口部 13 切り込み線 15 折り曲げ線 20 容器搬送装置 24 第1の展開装置 25 第2の展開装置 27 第1の切断装置 28 第2の切断装置 29 紙葉片供給装置 32 ロール(第1の展開装置) 33 ロール(第1の展開装置) 34 ロール(第1の展開装置) 35 ロール(第1の展開装置) 37 ロール(第2の展開装置) 38 ロール(第2の展開装置) 39 ロール(第2の展開装置) 40 ロール(第2の展開装置) C ペットボトル(容器) N 首部 L 紙葉片(首掛けラベル) P 帯状シート P1 二枚厚の帯状シート(帯状シート) P2 一枚厚の帯状シート(帯状シート)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E095 AA07 BA02 CA01 DA03 DA24 DA38 DA44 DA82 DA85 EA03 EA09 EA12 EA22 EA29 FA02 FA30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 首部を備えた容器を所定方向に搬送する
    容器搬送装置と、この容器搬送装置の近傍に配置される
    とともに、所定間隔毎に開口部を備えた帯状シートを幅
    方向に複数枚厚に折り畳んだ状態で巻装してなる繰出ロ
    ールと、当該繰出ロールから繰り出された前記帯状シー
    トを一枚厚に展開する展開装置と、展開された前記帯状
    シートを所定サイズ毎に切断して紙葉片を形成する切断
    装置と、前記紙葉片を前記容器に向けて供給する紙葉片
    供給装置とを備え、 前記紙葉片と前記容器の少なくとも一方の移動により、
    前記開口部を前記容器の前記首部に挿入して前記紙葉片
    を前記容器に装着可能としたことを特徴とする紙葉片装
    着装置。
  2. 【請求項2】 前記展開装置は、前記帯状シートの供給
    方向に沿う上流側と下流側に配置されたロールを含み、
    上流側ロールと下流側ロールとの間の前記帯状シートを
    次第に展開した状態で前記下流側ロールに掛け回すこと
    で前記帯状シートを一枚厚に展開可能としたことを特徴
    とする請求項1記載の紙葉片装着装置。
  3. 【請求項3】 前記繰出ロール及びこれに対応する前記
    展開装置は複数組設けられ、各繰出ロールの前記帯状シ
    ートは対応する前記展開装置に対して交互且つ間欠的に
    繰出可能に設けられていることを特徴とする請求項1又
    は2記載の紙葉片装着装置。
JP2001040275A 2001-02-16 2001-02-16 紙葉片装着装置 Expired - Fee Related JP4598967B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001040275A JP4598967B2 (ja) 2001-02-16 2001-02-16 紙葉片装着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001040275A JP4598967B2 (ja) 2001-02-16 2001-02-16 紙葉片装着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002240811A true JP2002240811A (ja) 2002-08-28
JP4598967B2 JP4598967B2 (ja) 2010-12-15

Family

ID=18902915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001040275A Expired - Fee Related JP4598967B2 (ja) 2001-02-16 2001-02-16 紙葉片装着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4598967B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7748428B2 (en) 2005-11-08 2010-07-06 Pfankuch Maschinen Gmbh Device for placing a suspended label on a bottleneck
JP2012111507A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Lintec Corp シート挿着装置および挿着方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0340917U (ja) * 1989-09-01 1991-04-19
JPH09175524A (ja) * 1995-12-26 1997-07-08 Fuji Seal Co Ltd ラベル掛止装置
JPH11352884A (ja) * 1998-06-08 1999-12-24 Fuji Seal Inc 首掛けラベル用帯状体及び首掛け用ラベル
JP2000062742A (ja) * 1998-08-20 2000-02-29 Fuji Seal Inc 首掛け用ラベル

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0340917U (ja) * 1989-09-01 1991-04-19
JPH09175524A (ja) * 1995-12-26 1997-07-08 Fuji Seal Co Ltd ラベル掛止装置
JPH11352884A (ja) * 1998-06-08 1999-12-24 Fuji Seal Inc 首掛けラベル用帯状体及び首掛け用ラベル
JP2000062742A (ja) * 1998-08-20 2000-02-29 Fuji Seal Inc 首掛け用ラベル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7748428B2 (en) 2005-11-08 2010-07-06 Pfankuch Maschinen Gmbh Device for placing a suspended label on a bottleneck
JP2012111507A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Lintec Corp シート挿着装置および挿着方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4598967B2 (ja) 2010-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006225045A (ja) ラベルの装着方法および装置
JP6336495B2 (ja) ラベル貼付機とそれを備えたストレッチ包装機
EP2477896A1 (en) A device for arranging a sleeve-like foil envelope around an object as well as a spreading element for use in such a device
US20070220838A1 (en) Packaging Machine for Producing Bag Packages, and Bag Package
AU2002250727A1 (en) Methods and apparatus for producing and for applying labels
JP3015279B2 (ja) 首掛けラベル装着装置及び同装着方法
JP2007137480A (ja) ラベル貼付装置
JP2002240811A (ja) 紙葉片装着装置
JP2011509892A (ja) ラベル付け装置
JP2006076629A (ja) 筒状フィルムの嵌挿方法
JP2005046972A (ja) 筒状フィルムの送出装置
JP2001151214A (ja) ラベル貼付機のラベル移送装置およびラベル移送方法
JP2001253418A (ja) 紙葉片装着装置
JP2950167B2 (ja) 被嵌装物への筒状フィルム嵌装装置及び方法
JP4493768B2 (ja) ラベル貼付機のラベル移送装置およびラベル移送方法
JPH11334988A (ja) シート折込み装置
JP2709263B2 (ja) 帯状体の重合装置
JP2018052615A (ja) ネックpopラベル取付装置
JP2018072645A (ja) ネックpopラベル、ネックpopラベルの製造方法
JP2006027647A (ja) 剥離装置
JP4799927B2 (ja) 物品添付装置
JP6566759B2 (ja) ラベル装着装置
JP2018084662A (ja) ネックpopラベル、ネックpopラベルの製造方法
JP2009173312A (ja) 首掛ラベル装着方法、首掛ラベル装着装置及び首掛ラベル
JP6529848B2 (ja) シート繰出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100921

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100927

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4598967

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees