JP2009173312A - 首掛ラベル装着方法、首掛ラベル装着装置及び首掛ラベル - Google Patents
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Abstract
【課題】首掛ラベルを確実に且つ効率よく首付き容器に装着すること。
【解決手段】首掛孔が形成される首掛部及び該首掛孔と一体に構成される前掛部からなる首掛ラベルと、前記首掛部に擬似接着された首掛部用台紙と、前記前掛部に擬似接着された前掛部用台紙とから構成されるラベルシートを、前記首掛部と前記前掛部とを結ぶ方向と直交する方向に搬送する段階と、前記前掛部用台紙を反転搬送することで該前掛部用台紙を前記首掛ラベルから剥離する段階と、前記前掛部を前記首掛部に対して垂直になるように折る段階と、前記首掛部用台紙を前記首掛ラベルから剥離する段階と、前記台紙から剥離された前記首掛ラベルが落下する時期と同期するように首付き容器を搬送し、前記首付き容器の首部分を前記首掛ラベルの前記首掛孔に入り込ませる段階と、
を有することを特徴とする首掛ラベル装着方法。
【選択図】図2
【解決手段】首掛孔が形成される首掛部及び該首掛孔と一体に構成される前掛部からなる首掛ラベルと、前記首掛部に擬似接着された首掛部用台紙と、前記前掛部に擬似接着された前掛部用台紙とから構成されるラベルシートを、前記首掛部と前記前掛部とを結ぶ方向と直交する方向に搬送する段階と、前記前掛部用台紙を反転搬送することで該前掛部用台紙を前記首掛ラベルから剥離する段階と、前記前掛部を前記首掛部に対して垂直になるように折る段階と、前記首掛部用台紙を前記首掛ラベルから剥離する段階と、前記台紙から剥離された前記首掛ラベルが落下する時期と同期するように首付き容器を搬送し、前記首付き容器の首部分を前記首掛ラベルの前記首掛孔に入り込ませる段階と、
を有することを特徴とする首掛ラベル装着方法。
【選択図】図2
Description
本発明はペットボトルやビン等の首付き容器の首部分に掛ける首掛ラベル、及び該首掛ラベルを首付き容器に装着する首掛ラベル装着装置及び首掛ラベル装着方法に関する。
従来、ビンのような首部を有する首付き容器に対して、首掛孔を有する首掛ラベルを装着する首掛ラベル装着装置がある(例えば、特許文献1の図4)。
特許文献1に示される首掛ラベル装着装置は、首掛ラベルを剥離可能な台紙に貼り付けて構成されたラベルシートを搬送し、このラベルシートを鋭角に折り返す。これにより首掛ラベルが台紙から剥離する。そして首掛ラベルは落下するが、このとき、他方から搬送されてくるビンの首部が首掛ラベルの首掛孔に入り込むことになる。これにより、首掛ラベルは、首掛孔の下方に垂れ下がった表示部を下にしてビンの首部に掛けられる。
しかしながら、従来の技術には次のような問題がある。図4は従来の技術の説明図である。
図4に示すように、ラベルシート100の搬送方向D1と、首掛ラベル101の首掛部101a及び表示部101bを結ぶ方向D2とが平行となると、ある首掛ラベルの首掛部101aとそれと隣接する首掛ラベル101の首掛部101aとの間には表示部101bがあることとなるため、首掛部101aと隣接する首掛部101aとの間が空いてしまう。すると、首掛ラベル101を台紙102から剥離した後に首掛部101aが掛かるビンの間隔も空ける必要がある。この結果、搬送するビンと隣接するビンとの間を空けなければならず、生産過程において効率が悪いという問題があった。
また、上述のようにラベルシートの搬送方向と首掛部及び表示部を結ぶ方向とが平行であると、搬送方向に向かって長い構成となる。ここで、首掛ラベル101を台紙102から剥離する作業は搬送方向に沿って行われるため、首掛ラベル101を剥離するための剥離時間も長くかかってしまう。一般に剥離時間が長くなるにつれて、剥離過程で剥離に悪影響を及ぼす要因も多くなるため、剥離時間は均一化されにくくなる。剥離時間が均一化されないと、剥離した首掛ラベル101が剥離開始から落下するまでの時間も均一化されないことになる。するとビンの搬送速度も均一化することが難しくなる。この結果、落下する首掛ラベル101を確実にビンの首部に掛けることが難しくなっていた。
そこで本発明の目的は、首掛ラベルを確実に且つ効率よく首付き容器に装着することである。
上記目的を達成するための本発明の首掛ラベル装着方法は、首掛孔が形成される首掛部及び該首掛孔と一体に構成される前掛部からなる首掛ラベルと、前記首掛部に擬似接着された首掛部用台紙と、前記前掛部に擬似接着された前掛部用台紙とから構成されるラベルシートを、前記首掛部と前記前掛部とを結ぶ方向と直交する方向に搬送する段階と、前記前掛部用台紙を反転搬送することで該前掛部用台紙を前記首掛ラベルから剥離する段階と、前記前掛部を前記首掛部に対して垂直になるように折る段階と、前記首掛部用台紙を前記首掛ラベルから剥離する段階と、前記台紙から剥離された前記首掛ラベルが落下する時期と同期するように首付き容器を搬送し、前記首付き容器の首部分を前記首掛ラベルの前記首掛孔に入り込ませる段階と、を有することを特徴とする。
また、本発明の首掛ラベル装着装置は、首掛孔が形成される首掛部及び該首掛孔と一体に構成される前掛部からなる首掛ラベルと、前記首掛部に擬似接着された首掛部用台紙と、前記前掛部に擬似接着された前掛部用台紙とから構成されるラベルシートを、前記首掛部と前記前掛部とを結ぶ方向と直交する方向に搬送するラベルシート搬送手段と、前記ラベルシート搬送手段の下流側に配設され、前記前掛部用台紙を反転搬送することで該前掛部用台紙を前記首掛ラベルから剥離する前掛部用台紙剥離手段と、前記前掛部用台紙剥離手段の下流側に配設され、前記前掛部を前記首掛部に対して垂直になるように折る折り手段と、前記折り手段の下流側に配設され、前記首掛部用台紙を前記首掛ラベルから剥離する首掛部用台紙剥離手段と、前記台紙から剥離された前記首掛ラベルが落下する時期と同期するように首付き容器を搬送し、前記首付き容器の首部分を前記首掛ラベルの前記首掛孔に入り込ませる容器搬送手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の首掛ラベルは、前述の首掛ラベル装着装置に用いることを特徴とする。
以上のように、ラベルシートにおいて、首掛部と前掛部とを結ぶ方向がラベルシートの搬送方向と直交する方向となると、首掛部と前掛部とをそれぞれ、搬送方向に連続的に並べることができる。すると、首掛部どうしや前掛部どうしの間隔を狭めることができる。これに伴い、首掛ラベルを掛けられる側の首付き容器の間隔をも狭めることができる。これにより、短い時間でより多くの首付き容器に首掛ラベルを装着することができることとなり、首掛ラベルを効率よく首付き容器に装着することができる。
また、ラベルシートの搬送方向と首掛部及び前掛部とを結ぶ方向とが直交する構成であると、ラベルシートの搬送方向と首掛部及び前掛部とを結ぶ方向が平行である場合と比べて、首掛ラベルの搬送方向の長さを短く構成することができる。すると、剥離作業を行うときに、1つの首掛ラベルを短い時間で剥離することができる。剥離時間を短くすることで、剥離時に首掛ラベルに与えられる影響を受ける可能性が低くなるため、剥離時間を均一化しやすくなる。すると、剥離した首掛ラベルが剥離開始から落下するまでの時間も均一化されることとなり、首付き容器の搬送速度の制御がしやすくなる。このため、より確実に首掛ラベルを首付き容器に装着することができる。
また、首掛ラベルの前掛部を折ることにより、首掛ラベルが落下するときに、前掛部が鉛直方向に垂下した状態となる。このように前掛部が垂下すると、首掛ラベルで水平方向に向いている部分は首掛部のみとなり、首掛ラベルの水平方向の表面積を小さくすることとなるため、首掛ラベルを落下させる際に首掛ラベルが受ける空気抵抗を軽減することができる。この結果、首掛ラベルは首付き容器の首部分に対しより確実に装着されることとなる。
以上のように、首掛ラベルを確実に且つ効率よく首付き容器に装着することができる。
図を用いて本発明の実施形態を説明する。説明にあたっては、まず首掛ラベルを具備するラベルシートについて説明する。その後、ラベルシートを搬送し、ラベルシートから首掛ラベルを剥離し、首掛ラベルを首付き容器に装着する首掛ラベル装着装置について説明する。
〔ラベルシート1〕
図1を用いてラベルシートの説明を行う。図1はラベルシートの構成及び装着時の動作を示す斜視図であり、(a)はラベルシート1の斜視図、(b)は首掛ラベル10が台紙21、22から剥離される様子を示す斜視図である。
図1を用いてラベルシートの説明を行う。図1はラベルシートの構成及び装着時の動作を示す斜視図であり、(a)はラベルシート1の斜視図、(b)は首掛ラベル10が台紙21、22から剥離される様子を示す斜視図である。
図1(a)に示すように、ラベルシート1は、後述の首付き容器に掛けるための首掛孔11aが形成される首掛部11及び前掛部12からなる首掛ラベル10と、首掛部11に擬似接着された首掛部用台紙21と、前掛部12に擬似接着された前掛部用台紙22とから構成される。
首掛部11と前掛部12とを結ぶ方向D2は、ラベルシートの搬送方向D1と直交する方向である。前掛部12には主に文字や情報が印刷されている。後述するが、前掛部12は図1(b)に示すように鉛直方向に折られることになる。
また、本実施形態における首掛部11と前掛部12との境界は、容易に折ることができるようにミシン目13が入っている。これにより、後述の折り作業が容易になる。尚、ミシン目13は、首掛部用台紙21と前掛部用台紙22との切れ目23に対して直線状に並んでいる。このため、後述のように前掛部用台紙22を剥離したときに、残った首掛部用台紙21の切れ目23のあった端部がガイドとなり、より前掛部12をミシン目13で折りやすくなるようになっている。
本実施形態においては首掛部用台紙21と前掛部用台紙22とが切れ目23において完全に分離されている。が、必ずしも独立した台紙ではなくともよく、切れ目23の部分で容易に離間するようにミシン目などが入り、首掛部用台紙21と前掛部用台紙22とが一体となっていてもよい。
〔首掛ラベル装着装置50〕
図2及び図3を用いて首掛ラベル装着装置50の構成及び動作の説明を行う。図2は首掛ラベル装着装置の概略構成図である。図3は首掛ラベルが首付き容器に装着される様子を示す斜視図である。
図2及び図3を用いて首掛ラベル装着装置50の構成及び動作の説明を行う。図2は首掛ラベル装着装置の概略構成図である。図3は首掛ラベルが首付き容器に装着される様子を示す斜視図である。
図2及び図3に示すように、首掛ラベル装着装置50は、ラベルシート搬送手段51、前掛部用台紙剥離手段52、折り手段53、首掛部用台紙剥離手段54、容器搬送手段55とを有する。また、ラベル押さえ手段56、センサ57、駆動手段58等を有する。次に、各手段について詳細に説明する。
ラベルシート搬送手段51は、首掛ラベル10、首掛部用台紙21及び前掛部用台紙22を一体的に具備し、予めラベルシートロール51Aに巻き掛けられたラベルシート1を、後述の台紙の剥離位置まで搬送する。
前掛部用台紙剥離手段52は、前掛部用台紙22を反転搬送することで前掛部用台紙22を首掛ラベル10から剥離する。ここで、反転搬送とは、図2及び図3に示すように、側面から見た場合、搬送方向が鋭角に曲がる等、急激に搬送方向が変わるように搬送することである。前掛部用台紙22を反転搬送することで、首掛ラベル10の前掛部12と前掛部用台紙22とが急激に離間することとなり、擬似接着が解除される。尚、前掛部12から剥離した前掛部用台紙22は、駆動手段58により搬送され、台紙巻取ロール52Aに巻き取られる。
折り手段53は、本実施形態においては図3に示すように、首掛部11の上方を押さえる上方押さえローラ53aと、前掛部12を折る方向(本実施形態では下向き)へガイドする側方ガイド53bと、前掛部12を側方へ向かって押さえる側方押さえローラ53cとを有する。首掛部用台紙21に擬似接着された首掛ラベル10が搬送される過程において、首掛ラベル10が折り手段53に入ると、首掛部11が上方押さえローラ53aに押さえられる一方、自由端を有する前掛部12が側方ガイド53bにガイドされた後、側方押さえローラ53cによって側方に押さえられる。これにより首掛ラベル10は、前掛部12が首掛部11に対して垂直になるように山折りされる。尚、本実施形態においてはローラとしたが、これに限るものではなく、ガイドレールを設けて徐々に首掛ラベルの前掛部を折るような構成としてもよい。
首掛部用台紙剥離手段54は、首掛部用台紙21を前述と同様に反転搬送することで首掛部用台紙21を首掛ラベル10から剥離する。首掛部用台紙21を首掛ラベル10から剥離させると、首掛ラベル10は重力により落下する。尚、首掛部11から剥離した首掛部用台紙21は、駆動手段58により搬送され、台紙巻取ロール54Aに巻き取られる。
ここで、落下するタイミングを合わせるために、首掛部用台紙剥離手段54の上部には首掛ラベル10の位置を把握するセンサ57が配設されている。また、首掛部用台紙剥離手段54と隣接する位置には、首掛ラベル10が首掛部用台紙21から剥離するときに、首掛ラベル10が剥離する時の姿勢を一定にさせるため、首掛ラベル10を押さえるラベル押さえ手段56が配置されている。
容器搬送手段55は、センサ57等の検知情報を元に制御され、台紙21、22から剥離された首掛ラベル10が落下する時期と同期するように首付き容器30を搬送する。このように搬送することで、首付き容器30の首部分31を首掛ラベル10の首掛孔11aに入り込ませる。
〔首掛ラベル装着方法〕
以上の構成により、首掛ラベル10を首付き容器30に装着する手順を説明する。
以上の構成により、首掛ラベル10を首付き容器30に装着する手順を説明する。
まず、図2に示すように、ラベルシートロール51Aに巻き掛けられたラベルシート1を、ラベルシート搬送手段51により搬送する。これにより、ラベルシート1は複数のローラにガイドされつつ、剥離位置まで搬送される。
搬送されたラベルシート1が前掛部用台紙剥離手段52の配設される位置(剥離位置)に到達すると、前掛部用台紙剥離手段52によって、図3に示すように、ラベルシート1のうち前掛部用台紙22のみが反転搬送される。これにより、ラベルシート1から前掛部用台紙22が剥離される。このとき、前掛部12のミシン目13がある端部は首掛部11と一体になりつつ、前掛部12のミシン目13と対向する端部は自由端となる。一方、剥離された前掛部用台紙22は、台紙巻取ロール52A(図2参照)に巻き取られる。
次に前掛部用台紙22が剥離されたラベルシートは、折り手段53の配設される位置(折り位置)に到達する。ラベルシートの前掛部12は、まず側方ガイド53bに当接する。すると、首掛ラベル10のうち自由端となっている前掛部12が首掛部11に対して下方に折り曲げられる。そして、更にラベルシートが搬送されると、前掛部12が側方押さえローラ53cによって側方に押圧される。このとき首掛部11は上方から上方押さえローラ53aによって押さえられている。このため、首掛ラベル10は上方を固定されたまま側方を押圧されることになり、山折りされることとなる。ここで、図3に示すように、首掛ラベル10の首掛部11と前掛部12との間にはミシン目13が形成されるため、首掛ラベル10は、ミシン目13の位置で容易に山折りされる。
前掛部12が垂れ下がるように折られた首掛ラベル10は、その首掛部11に擬似接着された首掛部用台紙21とともに、首掛部用台紙剥離手段54に搬送される。ここで、首掛部用台紙21のみが反転搬送される。すると、首掛ラベル10の首掛部11に擬似接着されていた首掛部用台紙21が、首掛部11の搬送方向上流側から下流側に向かって離間される。これにより首掛ラベル10は、首掛部用台紙21からも剥離される。一方、剥離された首掛部用台紙21は、台紙巻取ロール54A(図2参照)に巻き取られる。
首掛部用台紙21から剥離させられた首掛ラベル10は、首掛部用台紙剥離手段54の剥離位置を飛び出して落下する。ここで、首掛ラベル10が飛び出すタイミングは、センサ57によって検知されている。
首掛ラベル10の飛び出し方向にはラベル押さえ手段56がある。ラベル押さえ手段56は首掛ラベル10の飛び出す姿勢を上方から規制する。このため、首掛ラベル10が勢いよく飛び出したときでも、首掛ラベル10に首掛部用台紙剥離手段54に当たって、首掛ラベル10の首掛部11が水平になるように姿勢を正す。このため、首掛ラベル10は、首掛部11の首掛孔11aが水平となった状態で落下することになる。
上述の作業を行う一方、首掛ラベル10が飛び出す位置の下方において、容器搬送手段55が首付き容器30を搬送している。その搬送は、センサ57等の検知結果をもとにタイミングを計って搬送している。具体的には、首掛部用台紙剥離手段54から飛び出して落下した首掛ラベル10の首掛孔11aに対して首付き容器30の首部分31が入り込むように、複数の首付き容器30を搬送する速度が制御されている。このため、上述のように姿勢を正された首掛ラベル10が落下したとき、首掛ラベル10の首掛孔11aに搬送された首付き容器30の首部分31が入り込むことになる。これにより、首掛ラベル10が首付き容器30に対して装着される。
以上のように、上記構成及び方法を用いることで、次のような効果を得ることができる。
図1(a)に示すように、本実施形態のラベルシート1は、首掛部11と前掛部12とを結ぶ方向D2が、ラベルシートの搬送方向D1と直交する方向となるように形成されている。このため、首掛部11と前掛部12とをそれぞれ搬送方向に連続的に並べることができ、各首掛部11の間隔や各前掛部12の間隔を狭めることができる。これに伴い、首掛ラベル10を掛けられる側の首付き容器30の間隔をも狭めることができる。これにより、短い時間でより多くの首付き容器30に首掛ラベル10を装着することができることとなり、首掛ラベルを効率よく首付き容器に装着することができる。
また、ラベルシートの搬送方向D1と首掛部11と前掛部12とを結ぶ方向D2とが直交する構成であると、ラベルシートの搬送方向と首掛部及び前掛部とを結ぶ方向が平行である場合と比べて、首掛ラベル10の搬送方向の長さを短く構成することができる。すると、剥離作業を行うときに、1つの首掛ラベル10を短い時間で剥離することができる。剥離時間を短くすることで、剥離時に首掛ラベル10に与えられる影響を受ける可能性が低くなるため、剥離時間を均一化しやすくなる。すると、剥離した首掛ラベル10が剥離開始から落下するまでの時間も均一化されることとなり、首付き容器30の搬送速度の制御がしやすくなる。このため、より確実に首掛ラベル10を首付き容器30に装着することができるようになる。
また、首掛部11と前掛部12のそれぞれを連続的に並べることとすると、首掛部11のみの首掛部用台紙21と、前掛部12のみの前掛部用台紙22とを分離して用いることができ、前掛部用台紙22の剥離段階、前掛部12の折り段階、首掛部用台紙21の剥離段階の各作業を円滑に進めることができる。
また、首掛ラベル装着装置50に折り手段53が具備されるため、首掛ラベル10が落下するときに、前掛部12が鉛直方向に垂下した状態となる。このように前掛部12が垂下すると、首掛ラベル10で水平方向に向いている部分は首掛部11のみとなり、首掛ラベル10の水平方向の表面積を小さくすることとなるため、首掛ラベル10を落下させる際に首掛ラベル10が受ける空気抵抗を軽減することができる。この結果、首掛ラベル10は首付き容器30の首部分31に対しより確実に装着されることとなる。
更に、首掛ラベル10の前掛部12を折ってから首付き容器30に装着するため、首掛ラベル10が装着された後も、首掛ラベル10は首付き容器30の側面にはみ出さない。このため、首付き容器30を箱詰めするなどの作業が容易となり、作業性を向上させることができる。
本発明はペットボトルやビン等の首付き容器の首部分に掛ける首掛ラベル、及び該首掛ラベルを首付き容器に装着する首掛ラベル装着装置及び首掛ラベル装着方法に利用することができる。
1…ラベルシート、10…首掛ラベル、11…首掛部、11a…首掛孔、12…前掛部、13…ミシン目、21…首掛部用台紙、22…前掛部用台紙、23…切れ目、30…首付き容器、31…首部分、50…首掛ラベル装着装置、51…ラベルシート搬送手段、51A…ラベルシートロール、52…前掛部用台紙剥離手段、52A…台紙巻取ロール、53…折り手段、53a…上方押さえローラ、53b…側方ガイド、53c…側方押さえローラ、54…首掛部用台紙剥離手段、54A…台紙巻取ロール、55…容器搬送手段、56…ラベル押さえ手段、57…センサ、58…駆動手段、100…ラベルシート、101…首掛ラベル、101a…首掛部、102…台紙
Claims (3)
- 首掛孔が形成される首掛部及び該首掛孔と一体に構成される前掛部からなる首掛ラベルと、前記首掛部に擬似接着された首掛部用台紙と、前記前掛部に擬似接着された前掛部用台紙とから構成されるラベルシートを、前記首掛部と前記前掛部とを結ぶ方向と直交する方向に搬送する段階と、
前記前掛部用台紙を反転搬送することで該前掛部用台紙を前記首掛ラベルから剥離する段階と、
前記前掛部を前記首掛部に対して垂直になるように折る段階と、
前記首掛部用台紙を前記首掛ラベルから剥離する段階と、
前記台紙から剥離された前記首掛ラベルが落下する時期と同期するように首付き容器を搬送し、前記首付き容器の首部分を前記首掛ラベルの前記首掛孔に入り込ませる段階と、
を有することを特徴とする首掛ラベル装着方法。 - 首掛孔が形成される首掛部及び該首掛孔と一体に構成される前掛部からなる首掛ラベルと、前記首掛部に擬似接着された首掛部用台紙と、前記前掛部に擬似接着された前掛部用台紙とから構成されるラベルシートを、前記首掛部と前記前掛部とを結ぶ方向と直交する方向に搬送するラベルシート搬送手段と、
前記ラベルシート搬送手段の下流側に配設され、前記前掛部用台紙を反転搬送することで該前掛部用台紙を前記首掛ラベルから剥離する前掛部用台紙剥離手段と、
前記前掛部用台紙剥離手段の下流側に配設され、前記前掛部を前記首掛部に対して垂直になるように折る折り手段と、
前記折り手段の下流側に配設され、前記首掛部用台紙を前記首掛ラベルから剥離する首掛部用台紙剥離手段と、
前記台紙から剥離された前記首掛ラベルが落下する時期と同期するように首付き容器を搬送し、前記首付き容器の首部分を前記首掛ラベルの前記首掛孔に入り込ませる容器搬送手段と、
を有することを特徴とする首掛ラベル装着装置。 - 請求項2に記載の首掛ラベル装着装置に用いることを特徴とする首掛ラベル。
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JP2008014535A JP2009173312A (ja) | 2008-01-25 | 2008-01-25 | 首掛ラベル装着方法、首掛ラベル装着装置及び首掛ラベル |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107521785A (zh) * | 2017-09-28 | 2017-12-29 | 吴清真 | 一种全自动卧式圆瓶贴标机 |
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2008
- 2008-01-25 JP JP2008014535A patent/JP2009173312A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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