JP2012215607A - 商品情報表示用取付け資材およびその取付け方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】資材本体21には、取付け用開口部23を開口形成可能な開口部用切り目22と、開口部用切り目22に連続して延びて連続開口部26を開口形成可能な連続支持領域用切り目25と、を形成するとともに、開口部用切り目22により取付け用開口部23の内方部に画成される表示用自由揺動領域24と、連続支持領域用切り目25により連続開口部26の内方部に画成される連続支持領域27と、連続支持領域27を資材本体21に一体的に接続可能な接続部28と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
このような販促情報を含む商品情報の表示用として商品に取り付けられる商品情報表示用取付け資材について、図6ないし図8にもとづき概説する。
情報表示領域3には、その裏面側に糊面を形成しないか、糊面上にフィルムを貼る処理あるいは糊面を不活性化する処理などを施している。
しかしながら、情報表示領域3が商品Mに近く位置しているとともに、このような構成がやや定番化ないしは陳腐化しているためにその販促効果が低下しているという問題がある。
さらに、貼付け領域2の部分からはがれ落ちやすいという問題がある。
しかしながら、貼付け領域5を首部M2の頂部は比較的狭く、この頂部に貼り付ける作業がかなり面倒であるとともに、貼付け領域5の部分からはがれ落ちやすいという問題、さらに情報表示領域7において表示可能な情報量が少ないなどの問題がある。
しかしながら、販促用シール8は、上述の販促用シール1(図6)や販促用シール4(図7)に比較して情報量をより多く表示することができるものの、販売促進用としての視認性および訴求効果の点でやや劣るという問題がある。
また、それぞれの情報表示領域3、7、10には、あらかじめ決まった、いわば固定情報を別途印刷しておくもので、商品Mの販売および陳列現場において必要に応じた任意の可変情報を印字することが困難で融通性に欠けるという問題がある。
図1は、商品情報表示用取付け資材としての、商品Mの販促用首掛け用シール20を説明するものであって、図1(1)は、販促用首掛けシール20の平面図、図1(2)は、表示用自由揺動領域24を資材本体21から引き起こした状態の斜視図である。
資材本体21の材料としては、任意の剛性および印刷適性ないし印字適性を有する一般的な紙材はもちろん、合成紙や合成樹脂、さらにはフィルム系基材を採用可能であって、その裏面側に糊面を形成する必要はない。
開口部用切り目22は、その始端22Aから終端22Bまでの間に一連に(ないしは一筆書き式に)これを形成しているもので、表示用自由揺動領域24の形状としては、円形はもちろん、楕円形、四角形、三角形、星形その他の変形状など任意の形状を採用することができる。
なお、資材本体21の表面側には任意の商品情報を表示可能としているもので、表示用自由揺動領域24は、その裏面側に商品情報を表示可能としている。ただし、必要に応じて表示用自由揺動領域24の表面側にも商品情報を表示可能とすることができる。
上記取付け用開口部23を商品Mの取付け部(首部M2)に掛けることにより、販促用首掛けシール20を商品Mに取り付けることができるようにしている。
連続支持領域用切り目25は、開口部用切り目22の始端22Aおよび終端22Bにおいて開口部用切り目22と連続しているとともに、開口部用切り目22に連続して延びて連続開口部26を開口形成可能である。
接続部28は、連続支持領域27さらには表示用自由揺動領域24を資材本体21に一体的に支持可能であり、資材本体21の剛性により連続支持領域27を介して表示用自由揺動領域24を揺動可能に支持することになる。
図2は、販促用首掛けシール20を商品Mの取付け部(首部M2)に取り付けた状態を示す斜視図であって、表示用自由揺動領域24および連続支持領域27を資材本体21の面から引き起こし、首部M2に取付け用開口部23を通して販促用首掛けシール20を掛けると、表示用自由揺動領域24が連続支持領域27により商品Mに対して離反した状態で、接続部28の部分からいわゆる片持ち式に支持されて揺動可能にこれを位置させることが可能であって、従来にはない形態(いわば、従来の販促用シール4(図7)および販促用シール8(図8)の長所を複合した形態)の販促用首掛けシール20とすることができる。
具体的には、表示用自由揺動領域24が商品M(資材本体21)に対して前方に離れた位置でお辞儀をするように位置するとともに、風などによりわずかに揺れ、販促用シール4(図7)と同様の視認性および訴求効果を向上させることができる。
また、資材本体21の表面側に商品情報を表示するとともに表示用自由揺動領域24の裏面側にも商品情報を表示可能であり、販促用シール8(図8)と同様に必要な情報量を表示することができる。
なお、表示用自由揺動領域24の表面あるいは裏面にラミネート加工を施すことにより、さらに視認性を向上させることができる。
さらに、販促用首掛けシール20自体には開口部用切り目22および連続支持領域用切り目25を形成するだけで捨てる部分がなく、省資源かつ資源の無駄を回避することができる。
なお、商品Mの首部M2以外にも任意の部分に取付け用開口部23を利用して取り付けることができる。
なおまた、販促用首掛けシール20を商品Mに取り付ける作業としては、表示用自由揺動領域24を資材本体21から離すようにお辞儀させるとともに、取付け用開口部23を商品Mの首部M2に掛けるようにするだけでよいので、取付けおよび取外し作業性は良好である。
すなわち図3は、本発明の第2の実施例による販促用首掛けシール40(商品情報表示用取付け資材)の平面図であって、販促用首掛けシール40は、既述の販促用首掛けシール20(図1)と同様の構成を有している単葉の首掛けシール片41(資材片)を複数枚連続してこれを帯状に形成している。
なお、開口部用切り目22の任意の部位に、所定数のもろい非連続部44を形成しておくことにより、販促用首掛けシール40の加工時や、熱転写プリンタ45内における移送時に首掛けシール片41における連続支持領域27および表示用自由揺動領域24が資材本体21の面からめくれ上がってしまうなどの支障がないようにすることができる。
首掛けシール片41の使用時に、このもろい非連続部44を破いて表示用自由揺動領域24および連続支持領域27を資材本体21から引き起こすことができる。
サーマルヘッド50およびプラテンローラ51の間に販促用首掛けシール40および熱転写インクリボン52を挟持してプラテンローラ51の回転駆動により移送し、サーマルヘッド50により販促用首掛けシール40に任意の商品情報を印字する。もちろん、販促用首掛けシール40を表裏逆に移送するなどして、表示用自由揺動領域24の裏面側にも任意の商品情報を表示可能である。
ただし首掛けシール片61は、それぞれの連続支持領域27および表示用自由揺動領域24が帯状の販促用首掛けシール60の移送方向に沿って位置しているように(とくに連続支持領域27の基部にあたる接続部28が下流側に位置しているように)、互いに連続しているもので、その他の構成は販促用首掛けシール40における首掛けシール41と同様である。
また、首掛けシール片61の連続支持領域27および表示用自由揺動領域24が帯状の販促用首掛けシール60の移送方向に沿って位置しているため、連続支持領域27および表示用自由揺動領域24が資材本体21の面からめくれ上がってしまうなどの支障を回避することができる。開口部用切り目22にもろい非連続部44(図3参照)を設けておけばさらに良い。
2 貼付け領域
3 情報表示領域
4 販促用シール(従来、図7)
5 貼付け領域
6 連続支持領域
7 情報表示領域
8 販促用シール(従来、図8)
9 首掛け用開口部
10 情報表示領域
20 販促用首掛けシール(第1の実施例、商品情報表示用取付け資材、図1)
21 資材本体
22 開口部用切り目
22A 開口部用切り目22の始端
22B 開口部用切り目22の終端
23 取付け用開口部
24 表示用自由揺動領域
25 連続支持領域用切り目
25A 連続支持領域用切り目25の第1の終端
25B 連続支持領域用切り目25の第2の終端
26 連続開口部
27 連続支持領域
28 接続部
29 第1の折曲げ線
30 第2の折曲げ線
40 販促用首掛けシール(第2の実施例、商品情報表示用取付け資材、図3)
41 首掛けシール片(資材片、商品情報表示用取付け資材)
42 切断予定線
43 位置検出マーク
44 もろい非連続部
45 熱転写プリンタ(図4)
46 供給部
47 位置検出部
48 印字部
49 切断部
50 サーマルヘッド
51 プラテンローラ
52 熱転写インクリボン
53 熱転写インクリボン52の供給軸
54 熱転写インクリボン52の巻取り軸
60 販促用首掛けシール(第3の実施例、商品情報表示用取付け資材、図5)
61 首掛けシール(資材片、商品情報表示用取付け資材)
M 商品
M1 商品Mの胴体
M2 商品Mの首部
Claims (10)
- 商品の商品情報を表示する平面状の資材本体を有し、
この商品の取付け部に取り付けることができるようにする取付け用開口部により、この商品に取り付けられる商品情報表示用取付け資材であって、
前記資材本体には、
前記取付け用開口部を開口形成可能な開口部用切り目と、
この開口部用切り目に連続して延びて連続開口部を開口形成可能な連続支持領域用切り目と、を形成するとともに、
前記開口部用切り目により前記取付け用開口部の内方部に画成される表示用自由揺動領域と、
前記連続支持領域用切り目により前記連続開口部の内方部に画成される連続支持領域と、
この連続支持領域を前記資材本体に一体的に接続可能な接続部と、
を有することを特徴とする商品情報表示用取付け資材。 - 前記資材本体とともに前記表示用自由揺動領域にも前記商品情報を表示可能としていることを特徴とする請求項1記載の商品情報表示用取付け資材。
- 前記資材本体は、これを折り曲げ可能としてあることを特徴とする請求項1または2記載の商品情報表示用取付け資材。
- 前記開口部用切り目は、その始端から終端までの間に一連にこれを形成しているとともに、
前記連続支持領域用切り目は、この始端および終端において前記開口部用切り目と連続していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の商品情報表示用取付け資材。 - 前記接続部は、前記連続支持領域用切り目の第1の終端から第2の終端までの間にこれを形成していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の商品情報表示用取付け資材。
- 前記接続部は、前記資材本体の剛性により前記連続支持領域を介して前記表示用自由揺動領域を支持可能であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の商品情報表示用取付け資材。
- 当該商品情報表示用取付け資材を前記商品の前記取付け部に取り付けたときに、前記表示用自由揺動領域が前記連続支持領域により前記商品に対して離反して揺動可能な状態にこれを位置させることが可能であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の商品情報表示用取付け資材。
- 前記表示用自由揺動領域は、その裏面側に前記商品情報を表示可能としていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の商品情報表示用取付け資材。
- 当該商品情報表示用取付け資材を単葉の資材片として複数枚連続して帯状に形成していることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の商品情報表示用取付け資材。
- 商品の商品情報を表示する平面状の資材本体を有し、
この商品の取付け部に取り付けることができるようにする取付け用開口部により、この商品に取り付けられる商品情報表示用取付け資材の取付け方法であって、
前記資材本体には、
前記取付け用開口部を開口形成可能な開口部用切り目と、
この開口部用切り目に連続して延びて連続開口部を開口形成可能な連続支持領域用切り目と、を形成し、
前記開口部用切り目により前記取付け用開口部の内方部に画成される表示用自由揺動領域と、
前記連続支持領域用切り目により前記連続開口部の内方部に画成される連続支持領域と、
この連続支持領域を前記資材本体に一体的に接続可能な接続部と、
を形成し、
前記取付け用開口部を前記商品の前記取付け部に取り付けるとともに、
前記接続部が、前記資材本体の剛性により前記連続支持領域を介して前記表示用自由揺動領域を前記商品から離した状態で支持可能とすることを特徴とする商品情報表示用取付け資材の取付け方法。
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JP2013025254A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Sato Knowledge & Intellectual Property Institute | 商品情報表示用取付け資材およびその使用方法 |
JP2016114678A (ja) * | 2014-12-12 | 2016-06-23 | 寿精版印刷株式会社 | ラベルシート、ラベル取付具セット、およびラベルの取付方法 |
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JP2004347965A (ja) * | 2003-05-23 | 2004-12-09 | Yamagata Gravure Co Ltd | 瓶用首かけ袋 |
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