JP3120601U - ディスプレイ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品を目立たせて広告・宣伝効果を発揮させるために、商品、又は、陳列棚等から前方へ立体的に突出させて揺動させる揺動ラベル部が具備されたディスプレイ具において、ディスプレイにかかるコストを削減できるようにすると共に、ディスプレイするための作業効率を向上させること。
【解決手段】表面に全体的にまとまった内容で構成された第1表示部(11)が設けられている基板(10)と、基板(10)内に設けられ且つ、一端を揺動支点として揺動可能に基板(10)から突出する揺動ラベル部(20)とからなり、揺動ラベル部(20)の裏面には第2表示部(12)が設けられていること。
【選択図】図3

Description

本考案はディスプレイ具、特に、揺動可能なスイングラベルを具備させてなるディスプレイ具に関する。
裏面に粘着剤層が設けられた台紙と、前記台紙から前方へ揺動自在に突出する揺動ラベル部とからなる、所謂、スイングラベルがディスプレイ具として知られている。
前記台紙を商品や陳列棚や店内壁面等に貼着することにより、揺動ラベル部が、陳列棚や壁面等から前方へ立体的に飛び出した状態で、接触や風等によって上下左右に揺動する。前記揺動ラベル部には、商品名や図柄等が印刷されていることから、これを揺動させるスイングラベルは、視覚的にインパクトがあり、平面的な通常の貼着ラベルを貼着させる場合よりも商品を目立たせて広告宣伝効果を得ることができ、高いディスプレイ効果が発揮される。
尚、使用前の前記台紙の裏面の粘着剤層は通常、剥離紙で被覆されている。
実公昭58−1801号公報 実開昭58−23368号公報 実開昭62−53484号公報
しかしながら、スイングラベルをディスプレイ具として利用するには、商品、及び商品に直接貼着させるラベル、さらに、商品を包装する包装容器とは別に、上述したようなスイングラベルを別途製造しなければならず、ディスプレイのためのコストが高くつく。さらに、完成品としてのスイングラベルを商品又は商品の包装体等に貼付させるには、揺動部分を台紙から突出させるラベルの組み立て作業、各々の台紙の裏面に貼着されている剥離紙を剥がして前記粘着剤層を露出させる剥離作業、そして、前記粘着剤層で台紙を商品等に貼着させる貼着作業が必要となる。
スイングラベルは揺動ラベル部が前方に突出する立体的な形状であるから、自動ラベリング装置を利用することができず、ラベル貼着作業は一枚ずつ手作業で行わなければならないため、商品をディスプレイするための作業効率が悪い。
本考案は、陳列棚上の商品を目立たせて高い広告・宣伝効果を得るために、商品や陳列棚等から前方へ立体的に突出させて揺動させる揺動ラベル部が具備されたディスプレイ具において、ディスプレイにかかるコストを削減できるようにすると共に、ディスプレイのための作業効率を向上させることを課題とする。
(1)請求項1に係る考案のディスプレイ具は、『表面に全体的にまとまった内容で構成された第1表示部が設けられている基板と、
前記基板内に設けられ且つ一端を揺動支点として揺動可能に前記基板から突出する揺動ラベル部とからなり、
前記揺動ラベル部の裏面には第2表示部が設けられていること』を特徴とするものである。
上記技術的手段は次のように作用する。
表面に全体的にまとまった内容からなる印刷等が施されている既存の平面的なラベルや商品の包装容器等の一部分を基板として利用すれば、その表面の印刷等を第1表示部として利用することができる。前記基板を、一端を除く所定形状に沿って打ち抜いたり、切り込んだりすることによって、前記基板内に揺動ラベル部を設ける。前記揺動ラベル部は前記一端を揺動支点として揺動可能に突出するが、このとき、略U字状に湾曲して、前記揺動ラベル部の裏面が正面側から見える揺動態様となっても、前記裏面には、第2表示部が設けられているから、基板の正面側には、基板の表面の第1表示部と、揺動ラベル部の裏面の第2表示部とが現れることとなる。
(2)請求項2に係る考案のディスプレイ具は、『表面に全体的にまとまった内容で構成された第1表示部が設けられている表板と、前記表板の裏側に設けられる裏板とから二層構造に構成された基板と、
前記表板内に設けられ、一端を揺動支点として揺動可能に前記表板から表側へ突出する揺動ラベル部とからなり、
前記揺動ラベル部の裏面には第2表示部が設けられていると共に、前記揺動ラベル部を前記表板から突出させたあとに露出する前記裏板の表面には第3表示部が設けられている』もので、表板と裏板の二層構造からなるラベルや包装容器の一部等が基板として採用可能となる。表板のみに揺動ラベル部を設けたから、揺動ラベル部を略U字状に湾曲するように突出させて揺動させた状態においては、表板の表面の第1表示部と、揺動ラベル部の裏面の第2表示部と、前記揺動ラベル部を突出させた後の前記揺動ラベル部の輪郭内に露出する裏板の表面の第3表示部とが同時に視覚に入ることとなる。
尚、第3表示部の内容としては、第3表示部の周囲を構成している第1表示部の内容に合わせて、第1表示部と一体に見えるような内容としても良いし、全く異なる内容を設けて、視覚的にさらに目立つ工夫をしても良い。
(3)請求項1又は2に記載のディスプレイ具において、請求項3に係る考案のように、『前記一端は、前記揺動ラベル部の下辺に設けられている』ものでは、例えば、基板を直立させたディスプレイ状態において、揺動ラベル部を前記基板から突出させると、揺動ラベル部は、前記下辺を基端部として、上方へ向かって突出する態様から、揺動ラベル部の自由端部は自重により下方へ落下するため、この考案のものでは、前記揺動ラベル部は、基板から逆U字状に突出する態様となる。
(4)請求項4に記載のもののように、『前記基板は、裏面に粘着材層が設けられた貼着ラベルである』ものでは、通常のラベルと同様に、商品その他の所定箇所に貼着させて使用することができ、請求項5に記載のもののように、『前記基板は、包装容器の一面を構成している』ものでは、従来の包装容器の一面に揺動ラベル部が設けられるから、これを外方へ引っ張り出して揺動させれば、既存の包装容器を新しいディスプレイ具として利用することができる。さらに、請求項6に記載のもののように、『前記基板は、商品を固定する包装台紙である』ものでは、商品を固定した状態で吊り下げ等により陳列される既存の包装台紙を揺動ラベル部が立体的に突出させることのできるディスプレイ具として、従来と同様に陳列することができる。
本考案は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。
商品に貼着させる既存のラベルや包装容器や包装台紙等を、揺動ラベル部を具備するディスプレイ具として利用することができるようにしたから、別工程により一から製造されるディスプレイ具に比べて、ディスプレイにかかるコストを大きく抑えることが出来る。又、ディスプレイにかかる作業としては、前記基板から揺動ラベル部を突出させるだけであるから、作業時間を短縮させることができる。
特に、請求項2にかかる考案のものでは、揺動ラベル部を突出させると、揺動ラベル部が前方へ飛び出した状態で揺動する上に、第1、第2、第3表示部を同時に露出させることができることから、視覚的にインパクトのあるディスプレイ具となり、商品を一層目立たせることができる上に、3つの表示部を設けることにより、広告宣伝内容を充実させることができる。
請求項4のように、商品に直接貼着させるラベルに本考案を実施したものでは、揺動ラベル部を突出させる前は従前のラベルと同様に平面的であるから、従来の自動ラベリング装置を利用して商品にラベルを貼着させることができ、ディスプレイにかかる作業効率を向上させることができる。又、請求項5及び6のように、包装容器や包装台紙等に直接設ける構成としたものでは、包装容器や包装台紙等に一つ一つラベルを貼着させる手間が省けるので、ディスプレイにかかる時間を短縮させることができる。
以下に、本考案を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
本考案の第1番目の実施の形態におけるディスプレイ具は、商品に直接貼着させて使用されている既存の粘着ラベル(10)に実施するものである。
この種粘着ラベル(10)は、図1に示すように、表面に所定の印刷が一定間隔毎に施され且つ裏面に粘着剤層(2)が形成されている帯状シート(1)を、前記印刷部を含む範囲を打ち抜くことにより構成されるものであり、前記粘着剤層(2)は剥離紙(3)によって被覆されていると共に、帯状シート(1)のみを所定形状に打ち抜いた後に、粘着ラベル(10)以外のスクラップ(14)を帯状シート(1)から取り除くことにより、粘着ラベル(10)は、剥離紙(3)上に、多数貼着した状態で取り出される。
上記構成の粘着ラベル(10)を揺動ラベル部を具備するディスプレイ具(100)とするには、前記粘着ラベル(10)を基板として機能させると共に、粘着ラベル(10)の表面に予め印刷されている印刷部を第1表示部(11)として機能させる。第1表示部(11)の印刷範囲の裏面の粘着剤層(2)上の所定位置には、特殊印刷を施されてなる第2表示部(12)が形成されており、第1表示部(11)を含む範囲の全周に沿って打ち抜くと同時又はそれに連続して、第2表示部(12)を含む範囲を、一端に非打抜き部が形成されるように所定形状に打ち抜く。これにより、粘着ラベル(10)の内部に、前記所定形状を有する揺動ラベル部(20)が具備されることとなり、ディスプレイ具(100)としてのラベルを構成することができる。
本考案のディスプレイ具(100)の具体的な製造工程について、図2に基づいて説明する。
裏面に粘着剤層(2)が形成され、前記粘着剤層(2)は剥離紙(3)によって被覆された構成の帯状シート(1)は、ロール状に巻き取られてロール体(15)を構成しており、このロール体(15)から、剥離紙(3)付きの帯状シート(1)が引き出され、一対の送りローラ(4a)(4b)間に挿通されると共に、送りローラ(4a)(4b)の駆動により、前記帯状シート(1)は、連続する各工程へ順に送られていく。
まず、第1印刷部(21)において、帯状シート(1)の表面に、第1表示部(11)として利用可能な印刷部が一定間隔毎に印刷される。第1表示部(11)の内容は、商品名やキャッチコピー、イラスト等から、全体にまとまった内容で構成されているものとする。ここまでは、従来の粘着ラベル(10)の製造工程と同様である。
そして、次の剥離ユニット(40)で、剥離紙(3)を帯状シート(1)から剥離させて、帯状シート(1)の裏面に粘着剤層(2)を露出させると共に、次の第2印刷部(22)において、第1表示部(11)が印刷された範囲内の裏面の前記粘着剤層(2)上の所定位置に、特殊印刷を施す。これにより、粘着剤層(2)上に、第2表示部(12)が形成されることとなり、第2表示部(12)が形成された範囲は、非貼着域(120)となる。
第2印刷部(22)を通過後、被覆ユニット(41)で、剥離紙(3)を粘着剤層(2)に再度被覆させ、次の打ち抜きユニット(42)で、帯状シート(1)のみを、第1表示部(11)を含む範囲をディスプレイ具(100)としての粘着ラベル(10)の輪郭線に沿って全周にわたって打ち抜くと同時に、第2表示部(12)を含む範囲を、揺動ラベル部(20)の輪郭線に沿って打ち抜く。尚、粘着ラベル(10)の打ち抜きと、揺動ラベル部(20)の打ち抜きは、同時に行われても、前後にずれて行われても良い。
揺動ラベル部(20)の打ち抜き部(30)は、第1表示部(11)の下辺側の一端に非打ち抜き部(31)が残るように設定されているものとする。又、打ち抜き部(30)に、容易に切断可能な連結部(32)を設ける態様に打ち抜いておいても良い。
その後、スクラップ除去ユニット(43)において、帯状シート(1)のうち、粘着ラベル(10)の外側に位置する部分を、スクラップ部(14)として、帯状シート(1)から除去することにより、図1の左側に示すように、剥離紙(3)上には、ディスプレイ具(100)としての多数の粘着ラベル(10)が貼着した状態となる。これを、ロール状に巻き取って、自動ラベリング装置(図示せず)に収容できる大きさのラベルロール(16)を形成する。
自動ラベリング装置内に前記ラベルロール(16)をセットすれば、従来のラベリング作業と同様に、商品(44)の一つ一つに粘着ラベル(10)を連続して貼着させていくことができる。このとき、前記打ち抜き部(30)に連結部(32)を設けておくと、ラベリング作業がやり易い。
図3に示すように、ディスプレイ具(100)としての粘着ラベル(10)を商品(44)に貼着させると、貼着ラベル(10)内の揺動ラベル部(20)に相当する打ち抜き部(30)で囲まれた範囲の裏面は、特殊印刷が施されたことにより非貼着域(120)となっているから、揺動ラベル部(20)は商品(44)に貼着していない。よって、揺動ラベル部(20)を上端から手前に捲ると、粘着ラベル(10)内から容易に突出させることができる。揺動ラベル部(20)は下辺側に非打ち抜き部(31)が設けられた構成であるから、揺動ラベル部(20)を捲ると、その揺動端側から自重により下方へ垂れ下がり、前記非打ち抜き部(31)を揺動支点として、前方へ逆U字状に湾曲した状態で揺動する揺動ラベル部(20)を具備するディスプレイ具(100)が完成する。
このディスプレイ具(100)において、ディスプレイ具(100)の正面に現れるのは、粘着ラベル(10)の表面の第1表示部(11)と、揺動ラベル部(20)の裏面、すなわち、粘着ラベル(10)の裏面に設けた第2表示部(12)である。第2表示部(12)は上下が逆転した状態で表れることから、第2印刷部(22)で第2表示部(12)を印刷する際には、第1表示部(11)の向きと逆向きの印刷面が形成されるように第2表示部(12)の印刷の向きを考慮する必要がある。
このように、ディスプレイ具としてのラベルを新しく製造しなくても、従来から使用されている粘着ラベル(10)の製造工程に、粘着ラベル(10)の裏面に第2表示部(12)を設ける第2の印刷工程と、従来の打ち抜きユニット(42)に揺動ラベル部(20)の輪郭線に沿って一端を残して打ち抜く打ち抜き工程を追加するだけで、従来の粘着ラベル(10)を、揺動ラベル部(20)が具備させたディスプレイ具(100)として製造される。
よって、従来の粘着ラベル(10)を製造する費用とほとんど変わらないコストで新しいディスプレイ具(100)を製造することができる。
又、従来の粘着ラベル(10)と同様に、自動ラベリング装置によって商品に貼着させることができるから、ディスプレイのための特別な貼着作業を行う必要もなく、ディスプレイのための作業時間を特別設ける必要がない。
図4に示すものは、第2番目の実施の形態のディスプレイ具(100)であり、商品(44)が収容される包装容器(5)に揺動ラベル部(20)を設けるようにしたものである。
包装容器(5)を構成する側板は所定高さで内側に折り畳まれて二つ折り状態とすることにより、包装容器(5)の外面を構成する表板(51)と、内面を構成する裏板(52)とからなる二層構造に構成されている。この二層構造の側板の一面を基板として機能させる。
包装容器(5)の外面を構成している表板(51)の表面には、予め全体にまとまりのある所定の印刷が施されており、この表板(51)の表面に設けられている印刷部を第1表示部(11)として機能させる。
この実施の形態の包装容器(5)では、表板(51)の裏面に、第2表示部(12)として機能させる印刷部を設けると共に、前記第2表示部(12)を含む範囲に沿って、表板(51)のみを打ち抜いて、表板(51)内に揺動ラベル部(20)を形成する。尚、揺動ラベル部(20)は、上記第1番目の実施の形態の揺動ラベル部(20)と同様、下端部を非打ち抜き部(31)とすることにより、揺動ラベル部(20)は非打ち抜き部(31)を揺動支点として、表板(51)から揺動自在に外方へ突出可能となる。そして、前記揺動ラベル部(20)に対応する裏板(52)の表面側にも、所定の印刷を施して、第3表示部(13)を具備させている。
この実施の形態のものでは、包装容器(5)を組み立てた状態にて、第1表示部(11)を具備する包装容器(5)の正面板内に設けられている揺動ラベル部(20)の上端を前方へ捲ることにより、揺動ラベル部(20)は、逆U字状に湾曲しながら、表板(51)から揺動自在に突出する。この突出状態にて、表板(51)の裏面に設けた印刷部が、揺動ラベル部(20)に設けられた第2表示部(12)として確認することができる上に、揺動ラベル部(20)の捲られた後の打ち抜き部(30)内に、裏板(52)の表面に設けた第3表示部(13)が露出する態様となる。すなわち、揺動ラベル部(20)を表板(51)から揺動可能に突出させることにより、包装容器(5)の正面には、表板(51)の表面の第1表示部(11)と、揺動ラベル部(20)の裏面の第2表示部(12)と、裏板(52)の表面の第3表示部(13)とを、同時に見ることができる、視覚的にインパクトの強いディスプレイ具(100)となる。
この実施の形態のものも、二層構造の側板の外側を構成する表板(51)の裏面に第2表示部(12)を設ける工程と、表板(51)のみを打ち抜く工程と、側板の内側を構成する裏板(52)の表面に第3表示部(13)を設ける工程とを追加するだけで、既存の包装容器(5)を広告宣伝効果のディスプレイ具(100)として利用することができる。
尚、第3表示部(13)に設ける内容は、第1表示部(11)の内容と調和させておけば、自然な落ち着いた感じに仕上がり、第1表示部(11)の内容と全く異なった内容及び色彩で構成すれば、個性的で目立つ仕上がりとなる。
図5に示す第3番目の実施の形態のものは、商品(44)を固定させる包装用台紙(50)を基板として揺動ラベル部(20)を設けることにより、ディスプレイ具(100)として機能させるようにしたもので、包装用台紙(50)の上端を裏側に折り曲げて、上端近傍のみを前片(54)と後片(55)の二層構造としたもので、前記二層構造部分の中央には、包装用台紙(50)を吊り下げて陳列させるための吊り下げ用孔(53)が打ち抜かれている。揺動ラベル部(20)は、前記前片(54)のみを打ち抜いて構成されている。
この実施の形態のものでは、包装用台紙(50)の表面には、従来どおりの印刷による第1表示部(11)が設けられており、包装用台紙(50)のうち揺動ラベル部(20)が設けられる前片(54)の裏面には第2表示部(12)を、第2表示部(12)に対応する後片(55)の所定箇所には、第3表示部(13)がそれぞれ設けられており、前片(54)を、揺動ラベル部(20)の形状に打ち抜いて揺動ラベル部(20)を包装用台紙(50)の前方へ突出させた状態にて、包装用台紙(50)の正面には、第1表示部(11)と、揺動ラベル部(20)の第2表示部(12)と、後片(55)の第3表示部(13)とが同時に確認できる態様となる。この実施の形態のものも、既存の包装用台紙(50)をディスプレイ具(100)として利用できるようにすることにより、コストをかけずに、従来にはないディスプレイ効果を発揮させることができる。
尚、上記各実施の形態では、揺動ラベル部(20)の揺動支点となる非打ち抜き部(31)を、揺動ラベル部(20)の下端に位置するように設けたが、これに限定されるものではない。
又、図示しないが、揺動ラベル部(20)を捲った後に露出する、打ち抜き部(30)で囲まれる範囲内に、揺動ラベル部(20)を捲ると同時に前方へ突出する立体部を設ける構成とすることも可能である。この場合、基板は複数層の積層体からなり、前記立体部は、揺動ラベル部(20)の下層に形成されると共に、揺動ラベル部(20)が捲られる前は平面状に折り畳まれているものとする。
本考案の第1番目の実施の形態のディスプレイ具の説明図。 本考案の第1番目の実施の形態のディスプレイ具の製造工程を示す説明図。 本考案の第1番目の実施の形態のディスプレイ具の使用状態の説明図。 本考案の第2番目の実施の形態のディスプレイ具の断面図。 本考案の第3番目の実施の形態のディスプレイ具の説明図。
符号の説明
(10)・・・・・基板(粘着ラベル)
(11)・・・・・第1表示部
(12)・・・・・第2表示部
(20)・・・・・揺動ラベル部

Claims (6)

  1. 表面に全体的にまとまった内容で構成された第1表示部が設けられている基板と、
    前記基板内に設けられ且つ一端を揺動支点として揺動可能に前記基板から突出する揺動ラベル部とからなり、
    前記揺動ラベル部の裏面には第2表示部が設けられていることを特徴とするディスプレイ具。
  2. 表面に全体的にまとまった内容で構成された第1表示部が設けられている表板と、前記表板の裏側に設けられる裏板とから二層構造に構成された基板と、
    前記表板内に設けられ、一端を揺動支点として揺動可能に前記表板から表側へ突出する揺動ラベル部とからなり、
    前記揺動ラベル部の裏面には第2表示部が設けられていると共に、前記揺動ラベル部を前記表板から突出させたあとに露出する前記裏板の表面には第3表示部が設けられていることを特徴とするディスプレイ具。
  3. 請求項1又は2に記載のディスプレイ具において、前記一端は、前記揺動ラベル部の下辺に設けられていることを特徴とするディスプレイ具。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のディスプレイ具において、前記基板は、裏面に粘着剤層が設けられた貼着ラベルであることを特徴とするディスプレイ具。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載のディスプレイ具において、前記基板は、包装容器の一面を構成していることを特徴とするディスプレイ具。
  6. 請求項1から3のいずれかに記載のディスプレイ具において、前記基板は、商品を固定する包装台紙であることを特徴とするディスプレイ具。
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