JP2709263B2 - 帯状体の重合装置 - Google Patents

帯状体の重合装置

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JP2709263B2 JP5310783A JP31078393A JP2709263B2 JP 2709263 B2 JP2709263 B2 JP 2709263B2 JP 5310783 A JP5310783 A JP 5310783A JP 31078393 A JP31078393 A JP 31078393A JP 2709263 B2 JP2709263 B2 JP 2709263B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベル用紙等からなる
帯状体の重合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、商品名、商標、図柄等の表示
が表面に印刷されたラベルの一例として、台紙の上にラ
ベルを二枚重ねに設けてなる複合ラベルが用いられてお
り、この複合ラベルの製造方法として、特公平4−57
188号に開示された方法がある。
【0003】この方法は、一台の印刷機から第一ラベル
用紙と第二ラベル用紙とを幅方向に二列の状態で繰り出
し、台紙を有する第二ラベル用紙を台紙を有しない第一
ラベル用紙の列へ徐々に軌道修正して両ラベル用紙を最
終的に一列にし、その後、第一ラベル用紙を第二ラベル
用紙に重合させるものである。この第二ラベル用紙の軌
道修正手段は、同ラベル用紙の搬送方向に並びかつ軸心
が徐々に第一ラベル用紙の列側へ傾斜された多数の修正
ロールを備えていて、これらの修正ロールを介して第二
ラベル用紙をいわばカーレースのバンクのように傾斜さ
せながら第一ラベル用紙の列へ軌道修正させる。
【0004】しかし、このような軌道修正手段では、用
紙の搬送ライン上に多数の修正ロールを並べなければな
らないので、装置の設備コストが高いものとなるととも
に、修正ロールの調整が難しくかつ設備自体も長大化す
るためランニングコストが高いものとなる。そこで、本
願出願人は、かかる不都合を解消しうる複合ラベルの製
造方法として、搬送ライン上に設けた巻付け棒に第一ラ
ベル用紙を巻き付けて同用紙を一気に第二ラベル用紙へ
転送させる装置を既に提案している(特開平4−366
625号参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
開公報に記載の装置では、両ラベル用紙の搬送ラインの
上方(ラベル用紙の表面側)に、軸心方向が前記両帯状
体の長手方向と交差する方向に向けられた巻付け棒を配
置し、この巻付け棒の周面に第一ラベル用紙の表面側を
接触させるようにしてその巻付け棒に第一ラベル用紙を
螺旋状に巻き付けているので、その巻き付けの際にラベ
ル表示面である第一ラベル用紙の表面を傷付けるおそれ
がある。
【0006】このため、従来では、巻付け棒の周面を入
念に鏡面加工したり、用紙の搬送速度を遅くしたりして
第一ラベル用紙の表面を傷めないようにしていたが、こ
れでは巻付け棒の加工コストが高くなるとともに、専ら
複合ラベルの製造効率が悪くなる。本発明は、このよう
な実情に鑑みて、一方の帯状体(例えば、ラベル用紙)
の表面を傷めないように他方の帯状体の列へ極めて簡便
に転送できる帯状体の重合装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は次のような技術的手段を講じた。即ち、請求項
1に記載の帯状体の重合装置は、幅方向に並ぶ二列に配
置された互いに平行な第一帯状体と第二帯状体とをとも
にその長手方向に沿って上流側から下流側に向かって搬
送するコンベヤーと、その両帯状体の裏面側に配置され
かつ軸心方向が前記両帯状体の長手方向と交差する方向
に向けられた巻付け棒を有し、この巻付け棒の周面に前
記第二帯状体の裏面側を接触させるようにして、その巻
付け棒に当該第二帯状体を螺旋状に巻き付けて当該第二
帯状体を前記第一帯状体の裏面側へ送り出す転送手段
と、この転送手段によって一列にされた前記第一帯状体
と第二帯状体とを互いに重ね合わせて一体化させる接着
手段と、を備えている。
【0008】この重合装置を複合ラベルの製造装置に取
り入れる場合には、第一帯状体は、その長手方向に並ぶ
多数のラベル表示が表面に印刷された第一ラベル用紙よ
りなり、第二帯状体は、その長手方向に並ぶ多数のラベ
ル表示が表面に印刷された第二ラベル用紙よりなり、こ
の第二ラベル用紙はその裏面に剥離可能に貼りつけられ
た台紙を備え、この台紙付きの第二ラベル用紙が巻付け
棒に巻き付けられる。
【0009】第一ラベル用紙がその裏面に剥離可能に貼
りつけられた台紙を備えている場合には、巻付け棒の上
流側に、この第一ラベル用紙から前記台紙を剥離させて
これをライン外に除去する除去手段が設けられる。
た、第一ラベル用紙と第二ラベル用紙とをその搬送方向
上流側で一つのラベル用紙から一体に形成する場合に
は、上記除去手段の上流側に、前記一つのラベル用紙を
その幅方向中央で切断して前記第一ラベル用紙と第二ラ
ベル用紙とに分離する切断手段が設けられる。
【0010】更に、当該重合装置において、転送手段に
は、両帯状体の長手方向に対する巻付け棒の交差角度を
変更する角度調節機構を設けることができる。なお、本
発明に係る帯状体の重合装置が適用されるのは、複合ラ
ベルの製造に限られない。例えば、パンフレット、カー
ドなどのそれ自体が情報伝達のための表示を有しかつ他
の商品に貼りつけられないシート状の物品の上にラベル
を剥離可能に貼るような場合にも、本発明を適用するこ
とができる。
【0011】この場合は、第一帯状体としては前記ラベ
ル用紙が採用され、第二帯状体としては上記シート状の
物品が多数連続して印刷された帯状の部材が採用される
であろう。当然のことながら、この場合には第二帯状体
に前記台紙を設ける必要はない。パンフレットやカード
は他の商品に貼りつけるためのものではないからであ
る。
【0012】
【作用】本発明では、軸心方向が両帯状体9,10の長
手方向と交差する方向に向けられた巻付け棒22が両帯
状体9,10の裏面側に配置され、この巻付け棒22の
周面に第二帯状体10の裏面側を接触させるようにして
その巻付け棒22に当該第二帯状体9を螺旋状に巻き付
け、これによって第二帯状体10を第一帯状体9の裏面
側へ送り出す。第一帯状体9は、第一ラベル用紙9と台
紙12とからなり、前記巻付け棒22の上流側におい
て、この第一ラベル用紙9から台紙12が剥離されてお
り、この剥離された第一ラベル用紙9の裏面側に前記第
二帯状体10が重ね合わされる。 本発明によれば、第二
帯状体10の裏面側を巻付け棒22に接触させるので
第二帯状体10の巻き付けの際にその表面が傷つけられ
ることがない。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、本発明の好適な実
施例について説明する。図1及び図2は、本発明の重合
装置が適用される複合ラベルの製造装置1を示してい
る。この製造装置1は、搬送ラインの上流側から下流側
に向かって順に、繰出しロール2と、印刷機3と、コン
ベヤー4と、フィルムリール5と、切断手段6と、本発
明に係る重合装置7と、型抜き手段8とを備えている。
【0014】繰出しロール2には、後述する第一ラベル
用紙9と第二ラベル用紙10とが一体化された長尺帯状
のダブルラベル用紙11が巻き付けられている。このダ
ブルラベル用紙11の裏面には台紙12が剥離可能に貼
りつけられ、台紙12はダブルラベル用紙11とともに
繰出しロール2に巻き付けられている。なお、図3
(a)に示すように、台紙12の表面にはシリコン12
Aが塗布され、ダブルラベル用紙11の裏面には接着剤
11Aが塗布されている。
【0015】繰出しロール2から繰り出される台紙12
付きのダブルラベル用紙11は、ドラムの周囲に複数の
印刷ロールを設けてなる印刷機3に送られ、この印刷機
3によってダブルラベル用紙11の表面に異なるラベル
表示13,14が幅方向で二列の状態で多色刷りされ
る。この左右のラベル表示13,14は、ダブルラベル
用紙11の長手方向の同じ位置に一定間隔ごとに並んで
いて、それぞれ異なる情報が記載されている。
【0016】印刷が終わったダブルラベル用紙11は、
コンベヤー4によってその長手方向に沿って上流側から
下流側へ搬送される。このコンベヤー4は、印刷機3の
上方に配置された支持ローラ15と、型抜き手段8より
も下流側に配置した他の支持ローラ(図示せず)とを備
えている。フィルムリール5には、ダブルラベル用紙1
1の上面を被覆してラベル表示13,14を保護する透
明のラミネートフィルム16が巻き付けられている。フ
ィルムリール5はコンベヤー4の搬送ラインの上方にそ
のラインと同列に配置されており、印刷完了後のダブル
ラベル用紙11の上面にラミネートフィルム16を供給
する。ダブルラベル用紙11の上面に供給されたラミネ
ートフィルム16はフィルムローラ17で用紙11に貼
りつけられる。
【0017】なお、図3(b)に示すように、ラミネー
トフィルム16の上面にはシリコン16Aが、裏面には
接着剤16Bが塗布されている。また、本実施例では、
ラミネートフィルム16は、ダブルラベル用紙11の片
側面(第二ラベル用紙10に相当する部分)にのみ貼り
つけられるが、ダブルラベル用紙11の上面全面に貼り
つけてもよい。
【0018】切断手段6は、フィルムローラ17の下流
側でかつ後述する除去手段33の上流側に配置され、台
紙12付きのダブルラベル用紙11を下から支持する受
けローラ18と、この受けローラ18の直上に設けたカ
ッター刃19とを備えている。このカッター刃19は、
用紙搬送ラインの幅方向中央に配置されていて、前記ダ
ブルラベル用紙11と台紙12の幅方向中央を切断す
る。この切断によって台紙12付きのダブルラベル用紙
11がライン右側の台紙12付きの第一ラベル用紙9と
ライン左側の台紙12付きの第二ラベル用紙10とに分
離されることになる。
【0019】なお、この切断手段6としては、受けロー
ラの周面にリング状のカッター刃を一体に設けてなるロ
ータリーダイカットを採用することもできる。このよう
な切断によって生じた台紙12付きの第一ラベル用紙9
と台紙12付きの第二ラベル用紙10とは、前記コンベ
ヤー4によって、幅方向に並ぶ平行な二列の状態となっ
て更に上流側から下流側に搬送される。
【0020】次に、本実施例における前記重合装置7
は、台紙12付きの第二ラベル用紙10を第一ラベル用
紙9側の列に瞬時に転送させるもので、その長手方向
(搬送ラインの流れ方向と同じ)と交差する方向を軸心
とした螺旋を描くように台紙12付きの第二ラベル用紙
10をループさせることによってその第二ラベル用紙1
0を第一ラベル用紙9の裏面側へ送り出す転送手段20
と、この転送手段20によって一列にされた両ラベル用
紙9,10を互いに接着させる接着手段21とを備えて
いる。
【0021】転送手段20は、軸心方向が両ラベル用紙
9,10の長手方向と交差する方向に向けられた円柱状
の巻付け棒22を備えている。本実施例では、この巻付
け棒22は搬送ラインの下方、すなわち両ラベル用紙
9,10の裏面側に配置され、軸心回りに回転しないよ
う搬送ラインの側方にある壁体24に取り付けられてい
る。
【0022】従って、本実施例の場合は、図4に示すよ
うに台紙12付きの第二ラベル用紙9はその裏面を巻付
け棒22の周面に接触させるようにして巻付け棒22に
螺旋状に巻き付けられ、その後に第一ラベル用紙9の下
面へ転送される。このように、台紙12付きの第二ラベ
ル用紙10を巻付け棒22に螺旋状に巻き付けて他方の
列へ転送した場合、従来の技術で述べた修正ロールを一
つも設けることなく二列の帯状体を極めて簡便にかつ瞬
時に一列にすることができる。このため、修正ロールを
多数設ける場合に比べて複合ラベルの製造ラインを大幅
に小型化でき、設備コストやランニングコストも最小限
に抑えることができる。
【0023】なお、本実施例では、この巻き付けの際に
台紙12の裏面が傷つけられないよう巻付け棒22の周
面に鏡面加工を施こしているが、印刷がされるラベル用
紙9,10の表面が巻付け棒22に接触するわけではな
いので、この鏡面加工をさほど入念に行っておく必要は
ない。一方、転送手段20は、両ラベル用紙9,10の
長手方向に対する上記巻付け棒22の交差角度を変更す
る角度調整機構23を有している。
【0024】この角度調整機構23は、壁体24の側面
に固定した巻付け棒22を片持ち支持するケーシング2
5と、このケーシング25に回転自在に挿通した調整ね
じ26とを備えている。巻付け棒22はケーシング25
に縦方向のピン27を介して水平方向に揺動自在に枢着
されていて、このピン27は、ケーシング25内に設け
たウォームギア機構を介して前記調整ねじ26に連動連
結されている。
【0025】従って、調整ねじ26を回すと、ウォーム
ギア機構を介して巻付け棒22が水平方向に揺動して前
記長手方向に対する交差角度が変更される。このため、
両ラベル用紙9,10の幅が変更されることになって
も、巻付け棒22の角度を調整してラベルの螺旋中心を
変更するようにれば、両ラベル用紙9,10の精度のよ
い重ね合わせが依然として維持される。
【0026】上記接着手段21は、上下一対のピンチロ
ーラよりなり、巻付け棒22によって一列に重ねられた
第一ラベル用紙9と台紙12付きの第二ラベル用紙10
とを上下から挟んで両ラベル用紙9,10を互いに接着
させる。上記重合装置7を通過した両ラベル用紙9,1
0と台紙12は、そのまま下流の型抜き手段8に供給さ
れる。この型抜き手段8は上型と下型とからなり、この
上下型の間に搬送された重合後の両ラベル用紙9,10
からラベル表示13,14部分を打ち抜くもので、この
打ち抜きによって複合ラベルが得られる。
【0027】なお、型抜き手段8の下流には巻取りリー
ル(図示せず)が設けられており、この打ち抜き後の不
要なラベル用紙9,10及び台紙12はこの巻取りリー
ルに巻き取られる。本実施例のように、台紙12付きの
第二ラベル用紙10を第一ラベル用紙9の裏面側に転送
し、しかも第一ラベル用紙9も台紙12を有する場合に
は、その転送の前に第一ラベル用紙9から台紙12を剥
がしておく必要がある。
【0028】このため、本実施例では、巻付け棒22の
上流側に第一ラベル用紙9から台紙12を剥がしてこれ
を除去する除去手段33が設けられていて、この除去手
段33は、剥離された台紙12をライン外へ導く除去ロ
ーラ34と、台紙12を巻き取る巻取りリール35とか
ら構成されている。本実施例のように、両ラベル用紙
9,10の裏面側に巻付け棒22を配置した場合、上記
除去手段33を設ける必要がある反面、図1、図2及び
図4に示すように第二ラベル用紙10の台紙12の裏面
が巻付け棒22の周面に接することになるので、第二ラ
ベル用紙10の表面を傷つけることがない。このため、
巻付け棒22の周面の加工精度をさほど高める必要がな
く、しかも、ラベル用紙の搬送速度を速めても不良品の
発生を未然に防止できる利点がある。
【0029】図3は、複合ラベルの各製造工程における
ラベル用紙と台紙の重合関係を示す側面図で、同図の添
字(a)(b)(c)は、それぞれ図2で同じ添字で示
す位置に対応している。即ち、印刷機3を出たばかりの
台紙12付きのダブルラベル用紙11(図3(a))の
上面にはラミネートフィルム16が貼りつけられる(図
3(b))。その後、台紙12及びフィルム16付きの
ダブルラベル用紙11は左右に切断されて第一ラベル用
紙9と第二ラベル用紙10とに分離され、重合装置7に
供給される。
【0030】この重合装置7では、図4に示すように第
二ラベル用紙10が台紙12を有したまま巻付け棒22
に巻き付けられ、これによってその巻き付け前に既に台
紙12が剥がされている第一ラベル用紙9の列の裏面側
へ転送され、その後、接着手段21によって両ラベル用
紙9,10がその同じ列で重合されて一体化される(図
3(c))。
【0031】なお、この発明は、その必須の特徴事項か
ら逸脱することなく他のやり方で実施することができ
る。図示した好ましい実施例では、複合ラベルの製造装
置についての本願発明の適用例を示したが、第二ラベル
用紙10の代わりにパンフレットやカードなどが長手方
向に連続した長尺の帯状体を第一ラベル用紙9とともに
搬送ラインに流すようにし、その帯状体を巻付け棒22
によって台紙12無しの第一ラベル用紙9の列の裏面側
に転送するようにすれば、本願発明はラベル付きのパン
フレットやカードなどの製造方法にも適用できる。
【0032】本明細書に記載した実施例は例示的なもの
であって限定的なものではない。すなわち、本発明の範
囲は前記した特許請求の範囲によって示され、それらの
請求項の意味に入るすべての変形例は本願発明に含まれ
るものである。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
両帯状体9,10の裏面側に配置した巻付け棒22の周
面に第二帯状体10の裏面側を接触させるようにしてそ
の巻付け棒22に第二帯状体9を螺旋状に巻き付けてい
るため、第二帯状体10の巻き付けの際にその表面が傷
つけられることがない。従って、巻付け棒22の周面を
入念に鏡面加工する必要がなく、しかも用紙の搬送速度
を速めても不良品の発生を未然に防止でき、ひいては巻
付け棒22の加工コストの低減と複合ラベル等の製造効
率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複合ラベルの製造装置の側面図である。
【図2】同装置の平面図である。
【図3】ラベル用紙と台紙の側面図である。
【図4】ラベル用紙の重合状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
4 コンベヤー 6 切断手段 7 重合装置 9 第一ラベル用紙(第一帯状体) 10 第二ラベル用紙(第二帯状体) 11 ダブルラベル用紙(一つのラベル用紙) 12 台紙 20 転送手段 21 接着手段 22 巻付け棒 23 角度調整機構 33 除去手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向に並ぶ二列に配置された互いに平
    行な第一帯状体と第二帯状体とをともにその長手方向に
    沿って上流側から下流側に向かって搬送するコンベヤー
    (4)と、 その両帯状体の裏面側に配置されかつ軸心方向が前記両
    帯状体の長手方向と交差する方向に向けられた巻付け棒
    (22)を有し、この巻付け棒(22)の周面に前記第
    二帯状体の裏面側を接触させるようにして、その巻付け
    棒(22)に当該第二帯状体を螺旋状に巻き付けて当該
    第二帯状体を前記第一帯状体の裏面側へ送り出す転送手
    段(20)と、 この転送手段(20)によって一列にされた前記第一帯
    状体と第二帯状体とを互いに重ね合わせて一体化させる
    接着手段(21)とを備え、 前記第一帯状体は、その長手方向に並ぶ多数のラベル表
    示(13)が表面に印刷された第一ラベル用紙(9)よ
    りなり、第二帯状体は、その長手方向に並ぶ多数のラベ
    ル表示(14)が表面に印刷された第二ラベル用紙(1
    0)よりなり、この第二ラベル用紙(10)はその裏面
    に剥離可能に貼りつけられた台紙(12)を備え、この
    台紙(12)付きの第二ラベル用紙(10)が巻付け棒
    (22)に巻き付けられ、 前記第一ラベル用紙(9)はその裏面に剥離可能に貼り
    つけられた台紙(12)を備え、巻付け棒(22)の上
    流側に、この第一ラベル用紙(9)から前記台紙(1
    2)を剥離させてこれをライン外に除去する除去手段
    (33)が設けられている ことを特徴とする帯状体の重
    合装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の帯状体の重合装置
    (7)において、第一ラベル用紙(9)と第二ラベル用
    紙(10)とは、その搬送方向上流側では一つのラベル
    用紙(11)から一体に形成されており、除去手段(3
    3)の上流側に、前記一つのラベル用紙(11)をその
    幅方向中央で切断して前記第一ラベル用紙(9)と第二
    ラベル用紙(10)とに分離する切断手段(6)が設け
    られている。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の帯状体の重合装
    置(7)において、転送手段(20)は、両帯状体の長
    手方向に対する巻付け棒(22)の交差角度 を変更する
    角度調節機構(23)を備えている。
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