JP4246020B2 - 吸収性物品の製造方法 - Google Patents
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前記第1基材シートには、所定の模様が、前記吸収性物品の切断長さよりも短い印刷ピッチで印刷されており、
前記第1基材シートの搬送経路において、前記繰出し位置よりも前記貼り合せ位置の方に近い箇所には、前記第1基材シートの搬送速度を調整する調整手段が設けられており、前記調整手段が、回転速度を制御可能な少なくとも一つのロールからなり、該調整手段において速度調整することにより、前記第1基材シートの模様の位置を調整すると共に、前記第1基材シートと前記第2基材シートを貼り合せて切断する際の前記模様の印刷ピッチを前記吸収性物品の切断長さと一致させ、前記吸収性物品の所定部位に前記所定の模様が位置するように制御する。
さらに、前記第1基材シートの繰出し位置と前記調整手段の間に、ダンサーロールが配置されており、該ダンサーロールからの前記第1基材シートの搬送途中のテンションの検出信号に基づき、前記繰出し位置からの第1基材シートの繰出し速度を制御する。
本発明において第1基材シートは、少なくとも伸張性を有するシートであり、伸縮性を有するシートであることがより好ましい。伸縮性を有するシートの場合、前記調整手段の速度調整により、印刷ピッチの調整をより容易に行うことができる。
本発明の請求項3は、前記調整手段が、回転速度を制御可能な少なくとも二つのロールからなり、それらロールを、前記第1基材シートに接着剤を塗布するための接着剤塗布手段の前後に配置し、それらロールの回転速度を加減速することで前記第1基材シートの搬送速度を加減速して、前記所定の模様を前記吸収性物品の所定部位に配置させることを特徴とする。
本発明の請求項9は、前記第1基材シートの模様は、異なる複数種類の図柄が規則的に若しくは不規則的に配列されるように前記印刷ピッチをもって印刷されることを特徴とする。
(請求項1)
第1基材シートに印刷された模様の印刷ピッチの調整と該印刷ピッチのずれの修正を、第1基材シートと第2基材シートの貼り合せ位置の前であって、第1基材シート搬送経路中の繰出し位置よりも貼り合わせ位置の方に近い箇所に設けた調整手段により行うので、前記模様の位置修正を、簡単な構成により精度良く迅速に行うことができる。また、吸収性物品の切断長さよりも短い一定ピッチで模様が印刷された第1基材シートを用い、該第1基材シートにテンションを掛けて所定のピッチに伸ばして位置調整を行うので、皺やたるみが生じることなく、吸収性物品を製造することができる。したがって、所定部位に模様が配置された吸収性物品を効率良く製造することが可能になる。
また、回転速度を制御可能な少なくとも一つのロールにより調整手段を構成したので、複雑な加圧手段を用いて模様の印刷ピッチを調整するような場合に比べ構成が簡素化される。よって、前述の効果をより実効あるものとし得る。
また、ダンサーロールが第1基材シートの搬送速度の制御に伴うテンションの変動を検出し、該検出結果に基づき繰出し速度を制御し第1基材シートのテンションを調整するので、第1基材シートに皺、たるみ、蛇行などが発生することを未然に防いで、前述の効果をさらに実効あるものとし得るなど、多くの効果を奏する。
第1及び第2基材シートの貼り合せ位置の直前のロールからなる調整手段により第1基材シートの搬送速度を調整するので、模様の位置修正をより精度良く迅速に行うことができると共に、調整ロスも少なくなる。よって、請求項1による前述の効果をより実効あるものとし得る。
(請求項3)
調整手段が少なくとも二つのロールを有するので、第2基材シートとの貼り合せのためにホットメルトなどの接着剤を塗布手段により第1基材シートの搬送中に塗布する場合、一方のロールを該接着剤塗布位置の上流側に、他方のロールを下流側に配することで、接着剤が塗布された第1基材シートに対しても、請求項1による前述の効果を得ることができる。
予め別ラインにて模様が印刷された第1基材シートを用いるので、前記模様の印刷手段が不要なコンパクトな構成で実施可能であり、汎用性の高い吸収性物品の製造方法として供することができる。
搬送中の第1基材シートにおける模様の印刷ピッチ毎に配置されているピッチ基準マークをマーク検出手段で検出し、その検出信号に基づき調整手段による調整を行って前記模様の位置ずれを修正し、それにより前記模様の印刷ピッチの修正を行うことができるので、請求項1による前述の効果をより実効あるものとし得る。
ピッチ基準マークが模様とは別に印刷されているので、マーク検出手段による検出をより高精度で行うことができる。よって、請求項1による前述の効果をより実効あるものとし得る。
マーク検出手段により検出される第1基材シート搬送中の模様の位置と、吸収性物品の所定部位に模様を配置するために予め決められた模様の位置との差の算出値に基づき、調整手段による調整を行って前記模様の位置ずれを修正し、それにより前記模様の印刷ピッチを修正することができるので、請求項1による前述の効果をより実効あるものとし得る。
第1及び第2基材シートの間に吸収体が配され所定長さに切断される吸収性物品の所定箇所に模様を配することができる方法として好適に供することができる。
(請求項9)
異なる複数種類の図柄が規則的に若しくは不規則的に配列されるように前記印刷ピッチをもって印刷される模様を配することができる方法として好適に供することができる。
本発明に係る吸収性物品の製造方法は、長尺状で少なくとも伸張性を有し、好ましくは伸縮性を有する第1基材シートを所定の繰出し位置から連続的に繰出して搬送し、これとは別に、長尺状の第2基材シートを連続的に繰出して搬送し、これら第1及び第2基材シートを所定の貼り合せ位置で貼り合せて連続する積層体を形成した後、所定の切断位置で前記連続する積層体を一定間隔で切断して個々の吸収性物品を製造する方法であって、
前記第1基材シートには、所定の模様が、前記吸収性物品の切断長さよりも短い印刷ピッチで印刷されており、
前記貼り合せ位置の前には、前記第1基材シートの搬送速度を調整する調整手段が設けられており、該調整手段の速度調整により、前記第1基材シートの模様の位置を調整すると共に、前記第1基材シートを伸張(又は伸縮)させ、前記第1基材シートと前記第2基材シートを貼り合せて切断する際の前記模様の印刷ピッチを前記吸収性物品の切断長さと一致させ、前記吸収性物品の所定部位に前記所定の模様が位置するように制御することを特徴とするものである。
特に、フィルム状の第1基材シートであると、模様の印刷が容易で、模様も鮮明となるので好ましい。通常、この種の吸収性物品の液不通過性シートとして使用されるポリエチレンフィルムが好ましく用いられ、一般的には炭酸カルシウムを含有する透湿性のポリエチレンフィルムが用いられる。
ここで、印刷ピッチPとは、繰出し位置にセットする前の無張力状態の第1基材シートにおける隣り合わせる模様間の印刷ピッチであり、また、吸収性物品の切断長さLとは、切断直後の無張力状態の吸収性物品の長さである。
また、印刷ピッチPは、前記切断長さLに対して、0.3%〜5%短いことが好ましい。
前記切断長さLに対する印刷ピッチPの短さの割合が0.3%未満では、模様の位置合せをするために第1基材シートの搬送速度を変動させた際、第1基材シートがたるむ虞れがあるため好ましくない。
前記切断長さLに対する印刷ピッチPの短さの割合が5%を越えると、第1基材シートの収縮力が強すぎた場合、吸収性物品に形成された後に皺が入ったり変形する虞れがあるため好ましくない。
複数種類の図柄を印刷されている方が、多数の吸収性物品を包装袋に封入した際、各吸収性物品に夫々異なった図柄が施され、製品としてバラエティーに富むため好ましい。
本発明において、ピッチ基準マークは、前記印刷ピッチPの基準となる模様の特定部分と、模様とは別に印刷されたマークの双方を含むものである。
但し、吸収性物品の製造工程上で印刷を施す場合、印刷手段が別途必要になり装置が大型化し、大きな設備スペースが必要になると共に、異なる模様やピッチ基準マークを印刷することが困難になり汎用性が悪いため、予め模様やピッチ基準マークが印刷された第1基材シートを用いる方が好ましい。
第1基材に対する模様やピッチ基準マークの印刷方法としては、この種の吸収性物品において一般的に用いられるものであれば良く、例えば、グラビア印刷、フレキソ印刷、インクジェット印刷などをあげることができる。
該ロール状物に巻き取る際の印刷ピッチPの伸張割合が0.1%未満では、第1基材シートの巻取りが安定せず、蛇行して巻かれる虞れがあるため好ましくない、また、前記印刷ピッチPの伸張割合が5%を越えると、該ロール状物を吸収性物品の製造に供するまでに長期間保管した場合、伸張状態で長期間保たれるため第1基材シートが伸びきってしまう虞れがあり、模様を位置合せするための制御がし難くなるため好ましくない。
前記ロール状物に巻き取る際の印刷ピッチPの伸張割合は、0.3%〜3%であることがより好ましい。
本発明において、第2基材シートは特に限定されるものではないが、例えば、この種の吸収性物品に用いられる吸収体形成用シートや、予め所定長さに切断されたパルプと吸収性樹脂からなる吸収体を所定間隔毎に貼り合わせた液通過性の表面材からなる長尺状のシートを挙げることができる。該長尺状シートには、弾性体とシートからなるギャザーなどが配置されていても良い。
また、第2基材シートとして複数の素材が積層されたシートを用いることもでき、それら複数の素材の貼り合せや、前記液通過性表面材への吸収体の貼り合せは、第1基材シートと第2基材シートの貼り合せ位置で同時に行うようにしても良い。
マーク検出手段が第1基材シートの搬送経路における調整手段の前(上流側)にあると、調整手段により制御される前の印刷ピッチPが検出され、模様の位置ずれが正確に修正されたか否かが検出されないので好ましくない。
マーク検出手段が第1基材シートの搬送経路における調整手段の後(下流側)にあると、調整手段により制御された後の印刷ピッチPが検出され、模様の位置ずれが正確に修正されたか否かが検出できるため好ましい。
すなわち、第1基材シートに印刷された各模様の位置を吸収性物品の所定部位に合せるべく、調整手段で第1基材シートの搬送速度を調整して前記模様の位置を修正するので、調整手段と貼り合せ位置の間の距離が短いほど好ましく、該距離が長いと、第1基材シートの伸縮などにより修正した模様の位置が変動し安定しない虞れがあるため好ましくない。
但し、第1基材シートを巻き取った前記ロール状物の大きさなどから、調整手段と貼り合せ位置間の距離を0.1m未満にする事は、実質的に困難である。
また、ピッチ基準マークの位置がずれて模様を遅らせる必要がある場合は、調整手段によって第1基材シートの搬送速度を遅くし、ピッチ基準マークの位置を修正すると共に、調整手段と貼り合せ位置の間で第1基材シートを伸張させ印刷ピッチPを長くして、そのずれを修正し得るよう構成されている。
また、印刷ピッチPは切断長さより予め短く設定してあるので、調整手段は、貼り合せ位置で第1及び第2基材シートを貼り合せた積層体を切断位置へ搬送する搬送速度に対し、第1基材シートを低速で送り出すことで、第1基材シートを伸張させて該第1基材シートと前記第2基材シートを貼り合せ切断する際の前記模様の印刷ピッチPを前記吸収性物品の切断長さと一致させ得るよう構成されている。
また、印刷ピッチの距離を算出し、演算により前記予め決められたタイミングの設定に用いることも可能で、算出された印刷ピッチの値を調整プログラムに利用することもできる。
すなわち、最も好ましい調整手段は、第1基材シートの繰出し位置側に、ニップロールを備えた搬送速度調整用の駆動ロールが配置され、貼り合せ位置側に、ニップロールの無い搬送速度調整用駆動ロールが配置され、これら駆動ロールの間に接着剤塗布手段が配置されたものである。
尚、第1基材シートの搬送中のテンションを制御しない場合、該テンションの変動により、繰出し時の第1基材シートにおける模様の印刷ピッチが大きく変動する虞れがあるため、前記テンションを所定の値に制御することが好ましく、該テンション制御のために第1基材シートの繰出し速度を調整可能とすることが好ましい。
第1基材シート1は液不通過性シートとしてのポリエチレンフィルムからなる長尺状で伸張性を有するシートであり、吸収性物品の非肌接触面側である裏面シートを構成する。
図1に示す第1基材シート1には、前述した印刷ピッチPをもって同一の模様6が印刷されると共に、その印刷ピッチPを検出するためのピッチ基準マーク7が、各模様6毎にに対応して、模様6にかからないよう前記印刷ピッチPをもって印刷されている。
印刷ピッチ6は、無張力状態の第1基材シート1における隣り合わせる模様6のピッチ、及びこの模様6に対応して設けられたピッチ基準マーク7間のピッチであり、吸収性物品5の切断長さLよりも短くなっている。
図2に示す第1基材シート1は、前記印刷ピッチPをもって、異なる二種類の模様6が交互に位置するよう印刷したものである。それ以外の構成は図1に示す第1基材シート1と同様のため、重複する説明は省略する。
本発明では、図1、図2に示すいずれの第1基材シート1を用いても良いし、異なる複数種の模様が前記印刷ピッチPをもって規則的に又は不規則的に位置するよう印刷された第1基材シート1を用いることもできる。
この装置は、前記印刷ピッチPが0.1%〜5%伸張された状態で第1基材シート1を巻き取ったロール状物10を、繰出し位置aにセットして繰出し装置11で繰出すようにすると共に、繰出された第1基材シート1が、テンション検出手段としてのダンサーロール12、調整手段13の搬送速度調整用の駆動ロール14、ピッチ基準マーク7を検出するマーク検出手段としてのマーク検出器15などを経て貼り合せ位置bに至り、該貼り合せ位置bにて、別の繰出し位置から繰出された第2基材シート2と前記第1基材シート1を貼り合せて連続する積層体8を形成した後、該積層体8を次工程になる切断位置cに搬送し、該切断位置cで積層体8を一定間隔で切断して個々の吸収性物品5を製造するようになっている。
また、第1基材シート1は、繰出し装置11、駆動ロール14により、印刷ピッチPが伸張された状態で貼り合せ位置bに供給され、第2基材シート2に貼り合される。
また、前記加減速により生じた第1基材シート1のテンション変動は、ダンサーロール12からの検出信号に基づき駆動ロール19の加減速により調整され、テンションが所定値に保たれる。
得られた吸収性物品5には、所定部位に模様6が配されており、ベルトコンベヤ22で別の組立工程に送られ、紙おむつなどの製品に組み立てられる。
第1基材シート1の繰出し位置a側に配置される駆動ロール14aはニップロール14cを有し、貼り合せ位置b側に配置される駆動ロール14bはニップロールの無いロールであり、これら駆動ロール14a、14bの間に接着剤塗布装置23を配置することで、第2基材シートとの貼り合せのためにホットメルトなどの接着剤を塗布された第1基材シート1に対しても、前述したように模様6の位置ずれを修正して、吸収性物品5の所定部位に模様6が配されるようになっている。
それ以外の構成および作動は図3に示す例と同様のため、重複する説明は省略する。
また、本発明の製造方法によって製造される吸収性物品は、一定位置に所定の模様が配置されるため、所定の模様が吸収性物品の前後の目安となる。更に、文字により前後の表示や製品の表示などをする場合にも有効に用いることができる。
2:第2基材シート
3:吸収体
4:液通過性シート
5:吸収性物品
6:模様
7:ピッチ基準マーク
8:積層体
10:ロール状物(第1基材シート)
11:繰出し装置
12:ダンサーロール(テンション検出手段)
13:調整手段
14、14a、14b:駆動ロール(調整手段)
15:マーク検出器(マーク検出手段)
20:切断手段
23:接着剤塗布装置(接着剤塗布手段)
a:繰出し位置
b:貼り合せ位置
c:切断位置
P:印刷ピッチ
L:吸収性物品の切断長さ
Claims (9)
- 長尺状の第1基材シートを所定の繰出し位置から連続的に繰出して搬送し、これとは別に、長尺状の第2基材シートを連続的に繰出して搬送し、これら第1及び第2基材シートを所定の貼り合せ位置で貼り合せて連続する積層体を形成した後、所定の切断位置で前記連続する積層体を一定間隔で切断して個々の吸収性物品を製造する方法であって、
前記第1基材シートには、所定の模様が、前記吸収性物品の切断長さよりも短い印刷ピッチで印刷されており、
前記第1基材シートの搬送経路において、前記繰出し位置よりも前記貼り合せ位置の方に近い箇所には、前記第1基材シートの搬送速度を調整する調整手段が設けられており、前記調整手段が、回転速度を制御可能な少なくとも一つのロールからなり、該調整手段において速度調整することにより、前記第1基材シートの模様の位置を調整すると共に、前記第1基材シートと前記第2基材シートを貼り合せて切断する際の前記模様の印刷ピッチを前記吸収性物品の切断長さと一致させ、前記吸収性物品の所定部位に前記所定の模様が位置するように制御し、
さらに、前記第1基材シートの繰出し位置と前記調整手段の間に、ダンサーロールが配置されており、該ダンサーロールからの前記第1基材シートの搬送途中のテンションの検出信号に基づき、前記繰出し位置からの第1基材シートの繰出し速度を制御することを特徴とする吸収性物品の製造方法。 - 前記調整手段が、前記第1基材シートの搬送経路に配された複数のロールにおける、前記貼り合せ位置の直前のロールからなることを特徴とする請求項1記載の吸収性物品の製造方法。
- 前記調整手段が、回転速度を制御可能な少なくとも二つのロールからなり、それらロールを、前記第1基材シートに接着剤を塗布するための接着剤塗布手段の前後に配置し、それらロールの回転速度を加減速することで前記第1基材シートの搬送速度を加減速して、前記所定の模様を前記吸収性物品の所定部位に配置させることを特徴とする請求項1記載の吸収性物品の製造方法。
- 前記第1基材シートが、予め別ラインにて前記所定の模様を印刷されたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の吸収性物品の製造方法。
- 前記調整手段と前記貼り合せ位置の間に、前記第1基材シートの前記模様の印刷ピッチに対応して配されたピッチ基準マークを検出するマーク検出手段が配置されており、該マーク検出手段からの検出信号に基づき、前記調整手段により前記第1基材シートの搬送速度を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の吸収性物品の製造方法。
- 前記第1基材シートには、前記模様の印刷ピッチに対応して、前記ピッチ基準マークが、前記模様とは別に印刷されていることを特徴とする請求項5記載の吸収性物品の製造方法。
- 前記マーク検出手段により検出される前記第1基材シート搬送中の前記模様の位置と、前記吸収性物品の所定部位に前記所定の模様を配置するために予め決められた前記模様の位置との差を算出し、該算出値に基づき、前記調整手段により前記第1基材シートの搬送速度を加減速して、前記所定の模様を前記吸収性物品の所定部位に配置させることを特徴とする請求項5または6記載の吸収性物品の製造方法。
- 前記第2基材シートが吸収体を所定間隔毎に貼り付けたものであり、該吸収体が所定箇所に配されるよう、前記所定の切断位置で前記連続する積層体を一定間隔で切断して前記個々の吸収性物品を製造することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の吸収性物品の製造方法。
- 前記第1基材シートの模様は、異なる複数種類の図柄が規則的に若しくは不規則的に配列されるように前記印刷ピッチをもって印刷されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の吸収性物品の製造方法。
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