JP5155809B2 - 複合シートの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、別部材がシートに固定されている複合シートの製造方法に関する。
別部材をシートに固定する技術として、例えば、糸状部材が2枚のシート間に固定されている複合シートの製造技術について、下記特許文献1及び特許文献2に記載の技術が知られている。特許文献1及び特許文献2には、パンツ型おむつの外層シートを構成する2枚のシート間に、弾性部材を曲線状に固定する技術が記載されており、弾性部材を、流れ方向と直交する方向に往復運動する案内ガイドを通して、2枚のシート間に導入する技術について記載されている。
しかし、特許文献1及び特許文献2に記載の技術は、設備の高速化や、製品性能の向上を目指した弾性部材の配置形状の変更が、案内ガイドの速度や加速度などの機械的条件により制限されることがある。例えば、案内ガイドをモーターで駆動する場合、往復運動を高速化させると加速度はその二乗に比例し増加するので、それに見合った大きなトルクを出力可能なモーターが必要になる。
トルクの大きなモーターは、モーター自体のイナーシャが大きくなるため、モーター自身を高速回転させるのに大きなトルクが必要となり、結果的に案内ガイドの往復運動の速度や加速度を上げることが難しく、特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、高速生産や案内ガイドの速度や加速度を上げる弾性部材の配置形状の変更に対応することが困難である。
特開平11−332913号公報 特開平9−70412号公報
したがって本発明の目的は、案内ガイドの往復運動の速度や加速度を上げずに、複合シートを高速で生産可能な製造方法を提供することにある。
本発明は、シートに別部材が固定されている複合シートの製造方法であって、帯状のシートを連続的に一対のロールに供給すると共に、該帯状のシートに、前記別部材を、流れ方向に交差する方向に揺動させながら連続的に導入して該一対のロールに供給する供給工程、及び前記帯状のシート及び前記別部材を、前記一対のロールにより挟圧し、一体化させて複合シートを得る複合化工程、を備えており、前記供給工程においては、前記一対のロールの回転速度を予め設定された回転パターンで加減速し、前記別部材を前記帯状のシートに導入する際には、該帯状のシートの流れ方向と直交する方向に往復運動する案内ガイドで該別部材の導入位置を変化させながら、該別部材の導入を行い、該案内ガイドを、前記一対のロールの前記回転パターンに対応して予め設定された案内ガイド移動パターンで往復運動させる、複合シートの製造方法を提供するものである。
本発明の複合シートの製造方法によれば、案内ガイドを往復運動させるモーターの往復運動に必要なトルクを低減することができる。従って、本発明の複合シートの製造方法によれば、案内ガイドの往復運動の速度や加速度を上げずに、複合シートを高速で生産することが可能となる。
先ず、本発明の複合シートの製造方法の実施態様に好ましく用いられる装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の複合シートの製造方法で製造する使い捨ておむつに使用される帯状の複合シート4を示している。帯状の複合シート4は、使い捨ておむつの外装体として使用されるものの連続体であり、帯状の第1シート1と帯状の第2シート2との間に、複数本の連続した糸状弾性部材3を、曲線を描いた状態で固定して形成されている。図2は、図1の帯状の複合シート4を製造する装置100の概略構成図を示している。
図2に示すように、装置100は、流れ方向の最も上流側には、帯状の第1シート1、帯状の第2シート2及び連続した糸状弾性部材3をそれぞれ繰出す第1シート繰出し装置10、第2シート繰出し装置20及び糸状部材繰出し装置30を備えている。装置100は、帯状の第1シート1、帯状の第2シート2及び連続した糸状弾性部材3を一体化する接着剤を塗布する接着剤塗布装置11,21を備えている。装置100は、帯状の第1シート1、帯状の第2シート2及び連続した糸状弾性部材3を一体化し、複合シート4を形成する複合化装置40を備えている。装置100は、連続した糸状弾性部材3を複合化装置40に供給する前に、糸状弾性部材3を所定の形状に揺動させる糸状部材供給装置31を備えている。装置100は、図2に示すように、流れ方向の下流側には、帯状の複合シート4を次工程に搬送する送り装置50を備えている。装置100は、帯状の第1シート1及び帯状の第2シート2を搬送する際に生じる供給量の過不足を防止するために、シート繰出し装置10,20と複合化装置40との間に上流側ストック量調整装置12,22を備え、帯状の複合シート4を搬送する際に生じる供給量の過不足を防止するために、複合化装置40と送り装置50との間に下流側ストック量調整装置43を備えている。
以下、各装置について詳述する。
第1シート繰出し装置10は、ロール状の原反(不図示)から帯状の第1シート1を繰出す装置である。第1シート繰出し装置10は、第1シート1を繰り出すロール(不図示)と、該ロールを駆動するモーター(不図示)と、該モーターを駆動制御する繰出しモータードライバ10aを有している。繰出しモータードライバ10aにより、第1シート1の繰り出し速度は、複合化装置40のニップロール41,42の回転速度の変化に対応するパターンで、変化させられる。第2シート繰出し装置20も、第1シート繰出し装置10と同様の構成であり、繰出しモータードライバ20aを有している。
接着剤塗布装置11は、図2に示すように、帯状の第1シート1の第2シート2との対向面に、ホットメルト接着剤を塗工する装置である。接着剤塗布装置12は、図2に示すように、帯状の第2シート2の第1シート1との対向面に、ホットメルト接着剤を塗工する装置である。ホットメルト接着剤は、スパイラル形状、ストライプ形状、ビード形状、線状、ドット状に塗工したり、スプレー状に塗工してもよい。
糸状部材供給装置31は、図2に示すように、糸状部材繰出し装置30から連続的に繰出される糸状弾性部材3を所定の曲線を描くように揺動させながら第1シート1及び第2シート2の間に導入して複合化装置40に供給する装置である。図2の概略図には、糸状部材供給装置31が一つしか示されていないが、図1に示す使い捨ておむつの外装体の連続体には、おむつの前身頃aに相当する領域と後身頃bに相当する領域それぞれに、複数本の連続した糸状弾性部材3が固定されているため、前身頃a及び後身頃bに対応して、糸状部材供給装置31が二つ設けられている。糸状部材供給装置31を詳述すると、糸状部材供給装置31は、図3に示すように、所定の揺動パターンで案内ガイド32を流れ方向と直交する方向に往復移動させる揺動機構を備えている。
ここで、流れ方向とは、帯状の第1シート1及び帯状の第2シート2を搬送する方向を意味する。
案内ガイド32の揺動機構は、図3に示すように、案内ガイド32の下端部を固定している揺動ブロック33と、流れ方向と直交する方向に配置された一対のプーリー34,35と、一対のプーリー34,35間に架け渡され且つ一部に揺動ブロック33が固定されたタイミングベルト36と、一方のプーリー34の駆動部に連結されたサーボモーター37とを備えている。
揺動ブロック33は、図3に示すように、タイミングベルト36に固定された固定部33aと、固定部33aの上下方向に一対の貫通孔33b,33cとを有している。案内ガイド32の揺動機構は、図3に示すように、揺動ブロック33の一対の貫通孔33b,33cに挿通されたスライドシャフト38,39を備えている。スライドシャフト38,39は、互いに並行に配されており、流れ方向と直交する方向に配置されている。サーボモーター37の回転により、揺動ブロック33は、スライドシャフト38,39に沿って移動するように構成されているため、揺動ブロック32に固定された案内ガイド32が流れ方向と直交する方向に往復移動する。
案内ガイド32は、糸状弾性部材3を挿通する挿通口を有しており、案内ガイド32を流れ方向と直交する方向に往復移動させることにより、連続的に繰出される糸状弾性部材3を所定の曲線を描くように揺動させることができる。
サーボモーター37は、その回転及び停止、回転方向、回転速度等の駆動を案内ガイドモータードライバ37aにより駆動制御されている。案内ガイドモータードライバ37aにより、案内ガイド32は、複合化装置40のニップロール41,42の回転パターンに対応して予め設定されたパターンで、揺動させられる。
複合化装置40は、図2に示すように、帯状の第1シート1、帯状の第2シート2及び連続した糸状弾性部材3を挟圧し、接着剤塗布装置11で塗工したホットメルト接着剤を介して、それらを一体化し、帯状の複合シート4を形成する装置である。複合化装置40は、図2に示すように、帯状の第1シート1、帯状の第2シート2及び連続した糸状弾性部材3を挟圧する一対のニップロール41,42を有している。ニップロール41,42は、同径であって、互いに同期して回転するように設けられている。複合化装置40は、ニップロール42を駆動するモーター(不図示)と、該モーターを駆動制御するニップロールモータードライバ42aを有している。ニップロールモータードライバ42aにより、ニップロール42の回転速度が、予め設定された回転パターンで加減速される。
送り装置50は、図2に示すように、帯状の複合シート4を次工程に、一定の速度で搬送する装置である。送り装置50は、図2に示すように、帯状の複合シート4を次工程に供給する一対の送りロール51,52を有している。一対の送りロール51,52は、同径であって、互いに同期して回転するように設けられている。送り装置50は、図2に示すように、ロール52を駆動するモーター(不図示)と、該モーターを駆動制御する送りモータードライバ52aを有している。
上流側ストック量調整装置12は、図2に示すように、帯状の第1シート1を上流側ストック量調整装置12に搬入する上流側の搬入ロール12aと、帯状の第1シート1を上流側ストック量調整装置12から搬出する下流側の搬出ロール12bと、搬入ロール12a及び搬出ロール12bの間に配置され且つ上下方向に可動する可動式のストック量調整ロール12cとを有している。図2には、ストック量調整ロール12cの上下方向への可動を破線で示している。ストック量調整ロール12cは、上下方向に可動することにより、帯状の第1シート1の搬送距離を変更し、帯状の第1シート1のストック量を調整することができる。この帯状の第1シート1のストック量の調整により、帯状の第1シート1の供給量の過不足が解消される。上流側ストック量調整装置12は、図2に示すように、ストック量調整ロール12cを上下方向へ可動するモーター(不図示)と、該モーターを駆動制御する調整ロールモータードライバ12dを有している。調整ロールモータードライバ12dにより、ストック量調整ロール12cは、複合化装置40のニップロール41,42の回転パターンに対応して上下方向へ可動させられる。上流側ストック量調整装置22も、上流側ストック量調整装置12と同様な構成であり、調整ロールモータードライバ22dを有している。
下流側ストック量調整装置43は、図2に示すように、帯状の複合シート4を下流側ストック量調整装置43に搬入する上流側の搬入ロール43aと、帯状の複合シート4を下流側ストック量調整装置43から搬出する下流側の搬出ロール43bと、搬入ロール43a及び搬出ロール43bの間に配置され且つ上下方向に可動する可動式のストック量調整ロール43cとを有している。図2には、ストック量調整ロール43cの上下方向への可動を破線で示している。ストック量調整ロール43cは、上下方向に可動することにより、帯状の複合シート4の搬送距離を変更し、帯状の複合シート4のストック量を調整することができる。この帯状の複合シート4のストック量の調整により、帯状の複合シート4の供給量の過不足が解消される。下流側ストック量調整装置43は、図2に示すように、ストック量調整ロール43cを上下方向へ可動するモーター(不図示)と、該モーターを駆動制御する調整ロールモータードライバ43dを有している。調整ロールモータードライバ43dにより、ストック量調整ロール43cは、複合化装置40のニップロール41,42の回転パターンに対応して上下方向へ可動させられる。
繰出しモータードライバ10a、繰出しモータードライバ20a、案内ガイドモータードライバ37a、ニップロールモータードライバ42a、送りモータードライバ52a、調整ロールモータードライバ12d、調整ロールモータードライバ22d及び調整ロールモータードライバ43dは、それらを一括して制御するメインコントローラー(不図示)に接続されている。以下に説明する複合シートの製造方法においては、メインコントローラーに、一連の制御を行わせるための情報を入力しておき、各ドライバ10a,20a,37a,42a,52a,12d,22d,43dに制御信号を出力させることにより、各装置10,20,40,50,12,22,43のモーターの回転速度を制御する。
上記装置100を用いて複合シートを製造する方法について説明する前に、図4(a)〜図4(e)の関係について説明する。
本実施態様においては、ニップロール41,42の1周と、使い捨ておむつ1個分の外装体の幅とが一致している。本発明の製造方法は、図5に示すように、送りロールの速度は一定に保ったまま、それに対して、ニップロール41,42の速度を、加減速していることに特徴がある。また当然のことながら、加減速しているニップロール41,42の製品1個あたりの送り長さと、送りロール51,52の製品1個あたりの送り長さは等しくなるよう、ニップロールの回転パターンは制限される。
図4(a)には、図1に示す使い捨ておむつの外装材1個分の後身頃bに配された糸状弾性部材3の配置パターンが示されている。図4の横軸は時間であり、図1に示す流れ方向のおむつ1個分の外装材(複合シート4)の長さを、一定の速度で送る時間をTで表している。即ち、図4(a)に示すS1領域は、図1に示す、使い捨ておむつの後身頃bの左側腰脇部61、S2領域は左側脚周り部62、S3領域は股間部63、S4領域は右側脚周り部64、S5領域は右側腰脇部65の糸状弾性部材3の軌跡に、それぞれ相当する。
図4(b)には、帯状の第1シート1、帯状の第2シート2及び連続した糸状弾性部材3を挟圧する一対のニップロール41,42の回転速度のパターン及び送り装置50の送りロール51,52の回転速度が示されている。
図4(c)には、図4(b)に示すニップロール41,42の回転速度のパターンに対応した、外装材に図4(a)の示す配置パターンに糸状弾性体3を配置するための、案内ガイド32の移動パターンが示されている。
図4(d)には、図4(b)に示すニップロール41,42の回転速度のパターンに対応した案内ガイド32の移動速度の加減速パターンを示している。
図4(e)には、図4(b)に示すニップロール41,42の回転速度のパターンに対応した案内ガイド32の移動の加速度の加減速パターンを示している。
尚、図4(c)、図4(d)及び図4(e)に表す破線は、図4(b)に示すニップロール41,42の回転パターンと異なり、ニップロール41,42を加減速せず、同じく図4(b)に示す送り装置50の送りロール51,52の一定の回転速度と常に速度を一致させた場合の案内ガイド32の移動パターン、移動速度及び移動の際の加速度であり、従来例を示したものである。以下、従来例について、図4(a)〜図4(e)に基づいて説明する。
従来例では、ニップロール41,42の回転速度は、図4(b)に示す送りロール51,52の一定の回転速度と一致している。従って、図4(c)に示す従来例の案内ガイド32の移動パターンは、図4(a)に示す製品上の糸状弾性部材3の配置パターンと略一致している。ニップロール41,42の回転速度が一定である従来例において、図4(c)に示す案内ガイド32を大きく変位させて、図4(a)に示すS2領域及びS4の糸状弾性部材3の軌跡を形成するためには、図4(d),図4(e)に示すように、案内ガイド32の移動速度及び案内ガイド32の移動の際の加速度を加減速する必要がある。そのため、従来例においては、案内ガイド32を駆動する大きなトルクの出力可能なモーターが必要であり、トルクの大きなモーターは、モーター自体のイナーシャが大きくなるため、結果的に案内ガイド32の往復運動の速度や加速度を上げることが難しかった。
次に、上記装置100を用いて複合シートを製造する本発明の製造方法について説明する。
本実施態様の製造方法においては、下記(1)〜(3)の工程を経て、帯状の複合シート4を製造する。
(1)供給工程
(2)複合化工程
(3)次工程
本発明の製造方法は、(1)供給工程において、ニップロール41,42の回転速度を所定の回転パターンで加減速すること、案内ガイド32を、ニップロール41,42の回転パターンに対応した案内ガイド移動パターンで往復運動させること、に特徴を有している。以下、各工程について説明する。
(1)供給工程
本工程は、第1シート繰出し装置10、第2シート繰出し装置20、接着剤塗布装置11,21、糸状部材繰出し装置30及び糸状部材供給装置31を用いて行われ、繰出された帯状の第1シート1及び第2シート2に接着剤を塗布し、複合化装置40のニップロール41,42に供給すると共に、帯状の第1シート1及び帯状の第2シート2間に、連続した糸状弾性部材3を、流れ方向に交差する方向に揺動させながら連続的に導入して複合化装置40のニップロール41,42に供給する工程である。
供給工程においては、複合化装置40のニップロール41,42の回転速度は、予め設定された回転パターンで加減速させられる。また、供給工程においては、連続した糸状弾性部材3は、帯状の第1シート1及び帯状の第2シート2間に導入する際に、流れ方向と直交する方向であって、プーリー34及びプーリー35間の略中央からプーリー34の方向及び該略中央からプーリー35の方向に往復運動する糸状部材供給装置31の案内ガイド32で糸状弾性部材3の導入位置を変化させながら、導入される。案内ガイド32は、複合化装置40のニップロール41,42の回転パターンに対応して予め設定されたパターンで往復運動する。以下、ニップロール41,42の回転パターン及び案内ガイド32の移動パターンについて詳述する。
本実施態様の製造方法においては、図4(b)に示すように、送りロール51,52の速度は一定に保ったまま、ニップロール41,42の速度を、加減速している。また当然のことながら、加減速しているニップロール41,42の製品1個あたりの送り長さと、送りロール51,52の製品1個あたりの送り長さは等しくなるよう、ニップロール41,42の回転パターンは制限される。
ニップロール41,42の回転パターンについて、図4(a),図4(b)を参照しながら説明する。ニップロール41,42の回転パターンは、図4(b)に示すように、図4(a)に示す糸状弾性部材3の配置パターンの軌跡がほぼ一定で、変位が少ない区間、即ちS1領域、S3領域、S5領域においては、送りロール51,52の速度に対し、加速させ、また、ニップロール41,42の回転パターンは、糸状弾性部材3の配置パターンの軌跡の変位が大きい区間、即ちS2領域、S4領域においては、送りロール51,52の速度に対し、減速させる。
案内ガイド32による弾性体の導入位置は、複合化工程であるニップロール41,42による複合シートの、製品1個分の送り出し長さにより刻々変化する。従って、本実施態様の製造方法においては、上述のようなパターンで、ニップロール41,42を回転させることにより、案内ガイド32の移動パターンは、図4(c)に示すように、使い捨ておむつ1個分の製造周期の中で、案内ガイド32の変位の少ない区間、即ちS1’領域、S3’領域、S5’領域を、従来例に比べて時間的に短くし、図4(c)に示すように、案内ガイド32の変位の大きい区間、即ちS2’領域、S4’領域を、従来例に比べて時間的に長くすることができる。
図4(c)に示すS1’〜S5’の領域は、ニップロール41,42の加減速により製品1個の製造周期の中で、S1〜S5の領域が変化したものである。図4(c)のS1’領域、S3’領域及びS5’領域においては、ニップロール41,42は、送りロール51,52の回転速度に比べて増速しているものの、案内ガイド32が停まっているため、図4(d)に示す案内ガイド32の速度の値及び図4(e)に示す案内ガイド32の加速度の値は0である。図4(c)に示すS2’領域は、従来に比べて時間的に長く、しかも、従来例に比べて図4(b)に示すニップロール41,42の回転速度が減速しているので、図4(d)及び図4(e)に示すように、案内ガイド32の+方向(プーリー34及びプーリー35の間の略中央からプーリー35の方向)への速度や加速度を、従来例に比べ、低減することができる。図4(c)に示すS4’領域についても、従来に比べて時間的に長く、しかも、図4(b)に示すニップロール41,42の回転速度が減速しているので、図4(d)及び図4(e)に示すように、案内ガイド32の−方向(プーリー34及びプーリー35の間の略中央からプーリー34の方向)への速度や加速度を、従来例に比べ、低減することができる。即ち、案内ガイド32を往復運動させるサーボモーター37の、必要なトルクを低減することができる。従って、本発明の複合シート4の製造方法によれば、製品上に図4(a)に示す配置パターンで糸状弾性部材3を配置するのに、従来例より案内ガイド32の往復運動の速度や加速度を低くすることができる。従って、高速かつ自由な弾性体配置の複合シート4を生産することが可能となる。
(2)複合化工程
本工程は、複合化装置40を用いて行われ、ニップロール41,42に供給された帯状の第1シート1、帯状の第2シート2及び連続した糸状弾性部材3を、ニップロール41,42により挟圧し、帯状の第1シート1及び第2シート2に塗布された接着剤を介して、一体化された帯状の複合シート4を形成する工程である。
(3)送り工程
本工程は、送り装置50を用いて行われ、送りロール51,52に供給された帯状の複合シート4を、送りロール51,52の回転速度を一定に保ったまま、次工程に搬送する工程である。送りロール51,52の回転速度は、送りモータードライバ52aにより、調整することができる。次工程では、パンツ型おむつの製造に汎用される公知の加工装置を用いて、帯状の複合シート4に公知の加工等を施し、パンツ型おむつを形成することができる。具体的には、図1の使い捨ておむつの外装体の連続体にレッグ開口部形成用の開口66を形成する開口形成装置、外装体の連続体上に、別工程より形成した吸収性本体67を間欠的に順次配置固定する吸収性本体の配置装置、前記開口を形成した後の連続体を幅方向に二つ折りする装置、 二つ折りした連続体に、サイドシール部に対応するシール部を形成する装置、おむつ連続体を個々のおむつの寸法に切断する分離装置が順次配置されており、これらの装置による公知の各工程を経て、使い捨ておむつを得ることができる。なお、図1の開口66および吸収体本体67はその予定位置として点線で示した。
本発明の製造方法においては、下記工程(4)、(5)を更に有していることが好ましい。
(4)ストック量調整工程
(5)繰出し速度調整工程
以下、各工程について説明する。
(4)ストック量調整工程
本工程は、上流側ストック量調整装置12,22及び下流側ストック量調整装置43を用いて行われ、帯状の第1シート1のストック量、帯状の第2シート2のストック量及び帯状の複合シート4のストック量を調整することにより供給量の過不足を解消する工程である。ストック量調整工程は、上流側ストック量調整装置12,22及び下流側ストック量調整装置43の少なくとも1つの装置を用いて行われていればよい。
本工程においては、上流側ストック量調整装置12のストック量調整ロール12c、上流側ストック量調整装置22のストック量調整ロール22c及び下流側ストック量調整装置43のストック量調整ロール43cは、複合化装置40のニップロール41,42の回転パターンに対応して予め設定された可動パターンで変位させている。
ストック量調整ロール12c,22c,43cの上下方向への可動パターンについて、図4(a),図4(b),図5を参照しながら説明する。
ストック量調整ロール12c,22c,43cの上下方向への可動パターンは、ニップロール41,42の回転パターンに対応しており、図5に示すストック量調整ロール12c,22c,43cの上下方向への可動パターンは、ニップロール41,42の1回転の際のパターンを示す。
上流側ストック量調整装置12,22のストック量調整ロール12c,22cの上下方向への可動パターンは、図4(a)に示すS1領域、S3領域及びS5領域においては、図4(b)に示すニップロール41,42の回転速度が加速しているので、図5に示すように、上流側ストック量調整装置12,22のストック量調整ロール12c,22cを−方向(図2の矢印と反対方向)に徐々に移動させ、帯状の第1シート1及び帯状の第2シート2の搬送距離を徐々に短くし、図4(a)に示すS2領域及びS4領域においては、図4(b)に示すニップロール41,42の回転速度が減速しているので、図5に示すように、上流側ストック量調整装置12,22のストック量調整ロール12c,22cを+方向(図2の矢印方向)に徐々に移動させ、帯状の第1シート1及び帯状の第2シート2の搬送距離を徐々に長くしている。このようにストック量調整ロール12c,22cを変動させることにより、帯状の第1シート1及び帯状の第2シート2の供給量の過不足を解消することができる。
下流側ストック量調整装置43のストック量調整ロール43cの上下方向への可動パターンは、図5に示すように、上流側ストック量調整装置12,22のストック量調整ロール12c,22cの上下方向への可動パターンと対称的なパターンである。即ち、図4(a)に示すS1領域、S3領域及びS5領域においては、図4(b)に示すニップロール41,42の回転速度が加速しているので、図5に示すように、下流側ストック量調整装置43のストック量調整ロール43cを+方向(図2の矢印方向)に徐々に移動させ、帯状の複合シート4の搬送距離を徐々に長くし、図4(a)に示すS2領域及びS4領域においては、図4(b)に示すニップロール41,42の回転速度が減速しているので、図5に示すように、下流側ストック量調整装置43のストック量調整ロール43cを−方向(図2の矢印の反対方向)に徐々に移動させ、帯状の複合シート4の搬送距離を徐々に短くしている。このようにストック量調整ロール43cを変動させることにより、帯状の複合シート4の供給量の過不足を解消することができる。
(5)繰出し速度調整工程
本工程は、第1シート繰出し装置10及び第2シート繰出し装置20を用いて行われ、帯状の第1シート1及び帯状の第2シート2のテンションコントロールを一定に保つ工程である。繰出し速度調整工程は、第1シート繰出し装置10及び第2シート繰出し装置20の少なくとも1つの装置を用いて行われていればよい。
本工程においては、第1シート繰出し装置10及び第2シート繰出し装置20の繰出し速度は、複合化装置40のニップロール41,42の回転速度の変化に対応するパターンで変化させられている。
本発明における帯状の第1シート1及び帯状の第2シート2の形成材料としては、各種製法による不織布の他、織布、樹脂フィルム、編み物、紙、及びこれらの材料を一種又は二種以上積層してなる積層体等を挙げることができる。
本発明における糸状部材としては、上述した本実施態様に用いられた糸状弾性部材3に限らず、弾性を有する部材でなくてもよい。例えば、帯状の材料である不織布やフィルム、更には、帯状の材料に弾性部材を組み合わせたものや、帯状材料自体が伸縮性を有するものであってもよい。本実施態様に用いられた糸状弾性部材3の形成素材としては、 天然ゴムの他、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ウレタン等を挙げることができる。弾性部材の形態としては、断面が矩形、正方形、円形、多角形状等の糸状(糸ゴム等)若しくは紐状(平ゴム等)のもの等を用いることができる。弾性部材の伸張率及び/又は本数は、弾性部材の形態、使用用途に応じて適宜変更することができる。
本発明は、上述した本実施態様に制限されることなく、発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更が可能である。
例えば、本実施態様では、図2に示すように、帯状の第1シート1及び帯状の第2シート2の2枚を使用しているが、1枚の帯状シートでもよい。
また、本実施態様では、図2に示すように、帯状の第1シート1及び帯状の第2シート2の何れにもホットメルト接着剤を塗工しているが、何れか一方にホットメルト接着剤を塗工してもよく、何れにもホットメルト接着剤を塗工しなくてもよい。何れにもホットメルト接着剤を塗工しない場合には、糸状弾性部材3にホットメルト接着剤を塗工してもよく、ホットメルト接着剤の代わりに帯状のシートを熱融着することにより、糸状弾性部材3を固定してもよい。
また、糸状弾性部材3の湾曲形状は、図1に示すような湾曲形状に制限されず、例えば、純粋な正弦曲線状でも、屈曲した折れ線形状でもよい。
また、ニップロール41,42の1周と、使い捨ておむつ1個分の外装体の幅とが一致しているが、特に一致していなくても良い。また、使い捨ておむつの外装体の縦方向であってもよい。
また、ニップロール41,42及び送りロール51,52それぞれは、同径であったが、同径でなくてもよい。
本発明の複合シートの製造方法は、多様な産業上の利用が可能であり、上述した使い捨ておむつの外装体以外にも、使い捨ておむつや生理用ナプキン等の吸収性物品の部材、衣料品、等の様々な物品の製造に利用することができる。
図1は、本発明の方法で製造される使い捨ておむつの外装体の連続体の平面図である。 図2は、図1の使い捨ておむつの外装体の連続体を製造するための工程の概略図である。 図3は、糸状部材供給装置の概略図である。 (a)は、糸状弾性部材の配置形状を表す図であり、(b)は、複合化装置のニップロールの回転パターン及び送り装置の送りロールの速度を表す図であり、(c)は、案内ガイドの移動パターンを表す図であり、(d)は、案内ガイドの速度の加減速パターンを表す図であり、(e)は、案内ガイドの加速度の加減速パターンを表す図である。 図5は、上流側ストック量調整装置のストック量調整ロール及び下流側ストック量調整装置のストック量調整ロールの上下方向への可動パターンを表す図である。
符号の説明
1 第1シート
10 第1シート繰出し装置
10a 繰出しモータードライバ
11 接着剤塗布装置
12 上流側ストック量調整装置
12a 搬入ロール、12b 搬出ロール、12c ストック量調整ロール、12d 調整ロールモータードライバ
2 第2シート
20 第2シート繰出し装置
20a 繰出しモータードライバ
21 接着剤塗布装置
22 上流側ストック量調整装置
22a 搬入ロール、22b 搬出ロール、22c ストック量調整ロール、22d 調整ロールモータードライバ
3 糸状弾性部材
30 糸状部材繰出し装置
31 糸状部材供給装置
32 案内ガイド
33 揺動ブロック
33a 固定部、33b,33c 貫通孔
34,35 プーリー
36 タイミングベルト
37 サーボモーター
37a 案内ガイドモータードライバ
38,39 スライドシャフト
4 複合シート
40 複合化装置
41,42 ニップロール
42a ニップロールモータードライバ
43 下流側ストック量調整装置
43a 搬入ロール、43b 搬出ロール、43c ストック量調整ロール、43d 調整ロールモータードライバ
50 送り装置
51,52 送りロール
52a 送りモータードライバ
61 左側腰脇部
62 左側脚周り部
63 股間部
64 右側脚周り部
65 右側腰脇部
66 開口
67 吸収性本体
100 装置
a 前身頃
b 後身頃

Claims (10)

  1. シートに別部材が固定されている複合シートの製造方法であって、
    帯状のシートを連続的に一対のロールに供給すると共に、該帯状のシートに、前記別部材を、流れ方向に交差する方向に揺動させながら連続的に導入して該一対のロールに供給する供給工程、及び
    前記帯状のシート及び前記別部材を、前記一対のロールにより挟圧し、一体化させて複合シートを得る複合化工程、を備えており、
    前記供給工程においては、前記一対のロールの回転速度を予め設定された回転パターンで加減速し、前記別部材を前記帯状のシートに導入する際には、該帯状のシートの流れ方向と直交する方向に往復運動する案内ガイドで該別部材の導入位置を変化させながら、該別部材の導入を行い、該案内ガイドを、前記一対のロールの前記回転パターンに対応して予め設定された案内ガイド移動パターンで往復運動させる、
    複合シートの製造方法。
  2. 前記一対のロールの前記回転パターンは、前記案内ガイドの往復運動の加速度の絶対値が大きい時に、前記複合シートの次工程への搬送速度に対し減速し、前記案内ガイドの往復運動の加速度がゼロ又は前記案内ガイドの往復運動の加速度の絶対値が小さい時に、前記複合シートの次工程への搬送速度に対し加速する請求項1記載の複合シートの製造方法。
  3. 前記一対のロールの加減速により生じる、前記次工程への前記複合シートの供給量の過不足を前記複合化工程後に解消する請求項1または請求項2に記載の複合シートの製造方法。
  4. 前記複合シートの過不足の解消は、該複合シートの搬送距離を変更可能な可動式の下流側ストック量調整ロールを用いて該複合シートのストック量を調整することにより解消し、該下流側ストック量調整ロールを、前記ニップロールの前記回転パターンに対応して予め設定された下流側ストック量調整ロール可動パターンで変位させる請求項3に記載の複合シートの製造方法。
  5. 前記帯状のシートを、前記一対のロールの前記回転速度の変化に対応するパターンで繰り出し速度を変化させる繰り出し機構を用いて、該一対のロールに供給する請求項1〜4の何れかに記載の複合シートの製造方法。
  6. 前記帯状のシートを繰り出す繰り出し部と前記供給工程との間に、該繰り出し部のシートの繰り出し速度と該供給工程のシートの供給速度との速度差により生じる、前記帯状のシートの過不足を解消する請求項1〜5の何れかに記載の複合シートの製造方法。
  7. 前記帯状のシートの過不足の解消は、該帯状のシートの搬送距離を変更可能な可動式の上流側ストック量調整ロールを用いて該帯状のシートのストック量を調整することにより解消し、該上流側ストック量調整ロールを、前記ニップロールの前記回転パターンに対応して予め設定された上流側ストック量調整ロール可動パターンで変位させる請求項6に記載の複合シートの製造方法。
  8. 前記別部材が糸状の弾性部材であって、前記複合シートが吸収性物品に使用される複合シートである請求項1〜7の何れかに記載の複合シートの製造方法。
  9. 第1シート及び第2シートの間に脚周り弾性部材が固定されている外装体を具備する吸収性物品の製造方法であって、
    帯状の第1シート及び帯状の第2シートを連続的に一対のロールに供給すると共に、該帯状の第1シート及び該帯状の第2シートの間に、前記脚周り弾性部材を、流れ方向に交差する方向に揺動させながら連続的に導入して該一対のロールに供給する供給工程、及び
    前記帯状の第1シート、前記帯状の第2シート及び前記脚周り弾性部材を、前記一対のロールにより挟圧し、一体化させて複合シートを得る複合化工程、を備えており、
    前記供給工程においては、前記一対のロールの回転速度を予め設定された回転パターンで加減速し、前記脚周り弾性部材を前記帯状の第1シート及び前記帯状の第2シートの間に導入する際には、該帯状の第1シート及び該帯状の第2シートの流れ方向と直交する方向に往復運動する案内ガイドで該脚周り弾性部材の導入位置を変化させながら、該脚周り弾性部材の導入を行い、該案内ガイドを、前記一対のロールの前記回転パターンに対応して予め設定された案内ガイド移動パターンで往復運動させる、
    吸収性物品の製造方法。
  10. 帯状のシートに弾性部材を該帯状のシートの流れ方向と直交する方向に往復運動させながら連続的に取り付ける弾性部材の取り付け方法であって、
    前記帯状のシートを前記弾性部材の往復運動に合わせて加減速させる弾性部材の取り付け方法。
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