JP4698208B2 - 使い捨ておむつの製造方法 - Google Patents

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本発明は、第1ウエブと第2ウエブとの間に第1弾性部材及び第2弾性部材がそれぞれ所定の湾曲形状で挟持接合されたウエブ積層体を備えた使い捨ておむつの製造方法に関する。
下記特許文献1及び特許文献2には、第1ウエブと第2ウエブとの間に第1弾性部材及び第2弾性部材がそれぞれ所定の湾曲形状で挟持接合されたウエブ積層体を備えた使い捨ておむつの製造方法が開示されている。
特許文献1記載の製造方法においては、接着剤の塗工された第1ウエブ及び第2ウエブをニップロール間に供給し、ニップロールの手前において、第1弾性部材及び第2弾性部材を、揺動軸を共通する第1揺動ガイド及び第2揺動ガイドによりそれぞれ第1ウエブ及び第2ウエブの供給方向と直交する方向に揺動させながら、第1ウエブと第2ウエブと間に供給し、ニップロールによって挟圧することにより、第1弾性部材及び第2弾性部材を第1ウエブ及び第2ウエブに接合して、ウエブ積層体を形成している。
特許文献2記載の製造方法においては、接着剤の塗工された第1ウエブに第1弾性部材及び第2弾性部材を揺動させて供給し、これらをニップロールによって挟圧することにより、第1弾性部材及び第2弾性部材を第1ウエブに接合して、その後に第2ウエブを供給して重ねることによりウエブ積層体を形成している。
特開平8−132576号公報 特開平3−33201号公報
しかし、特許文献1記載の製造方法においては、第1弾性部材及び第2弾性部材の転がりを抑える方法として、材料の表面摩擦力を挙げているが、それ以上の仮保持効果を生み出すことを具体的に示唆しているものではなかった。
また、特許文献2記載の製造方法においては、一つの第1ウエブに塗工された接着剤により二つの弾性部材を揺動させて接合させており、且つ、第2ウエブを重ねないで接合後も第1ウエブを搬送しているので、多量の接着剤が必要となり柔らかい積層体とすることが出来ず、片側のウエブに多くの皺を発生させ易くしている。更に、その後、他の第2ウエブには弾性部材を接合させずに重ねることでウエブ積層体を形成しているので、ウエブ積層体の表裏で皺や起伏の差が発生してしまう。
従って、本発明の目的は、第1ウエブと第2ウエブとの間に第1弾性部材と第2弾性部材とが重合又は積層したウエブ積層体を良好な状態で形成することができる使い捨ておむつの製造方法を提供することにある。
本発明は、第1ウエブと第2ウエブとの間に第1弾性部材及び第2弾性部材がそれぞれ所定の湾曲形状で挟持接合されたウエブ積層体を備えた使い捨ておむつの製造方法において、前記第1ウエブの所定位置に接着剤を塗工し、前記第2ウエブの所定位置に接着剤を塗工し、前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材並びに前記第1ウエブ及び前記第2ウエブを、一対のニップロールにより狭圧する前に、前記第1弾性部材を、第1揺動ガイドにより前記第1ウエブの供給方向と直交する方向に揺動させると共に前記接着剤の塗工された第1ウエブに沿わせて位置決めし、前記第2弾性部材を、前記第1揺動ガイドとは揺動軸が独立した第2揺動ガイドにより前記第2ウエブの供給方向と直交する方向に揺動させると共に前記接着剤の塗工された第2ウエブに沿わせて位置決めし、前記第1ウエブ及び前記第2ウエブを、それらの間に前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材が配された状態で前記一対のニップロールによって挟圧することにより、該第1弾性部材及び該第2弾性部材を前記接着剤によって前記湾曲形状で前記第1ウエブ及び前記第2ウエブに接合して前記ウエブ積層体を形成する使い捨ておむつの製造方法を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の使い捨ておむつの製造方法によれば、第1ウエブと第2ウエブとの間に第1弾性部材と第2弾性部材とが重合又は積層したウエブ積層体を良好な状態で形成することができる。
以下、本発明の使い捨ておむつの製造方法を、その好ましい一実施態様について、図1及び図2を参照して説明する。
本実施態様の使い捨ておむつの製造方法は、図1及び図2に示すように、第1ウエブ1と第2ウエブ2との間に第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bがそれぞれ所定の湾曲形状で挟持接合されたウエブ積層体5を備えた使い捨ておむつ101(図3参照)の製造方法において、第1ウエブ1の所定位置にそれぞれ接着剤4a、4b及び4cを塗工し、第2ウエブ2の所定位置にそれぞれ接着剤4d、4e及び4fを塗工し、第1ウエブ1を第1弾性部材3aと共に、また第2ウエブ2を第2弾性部材3bと共に、それぞれ上下のニップロール19、19に供給するものである。
そして、本実施態様の使い捨ておむつの製造方法は、第1弾性部材3a及び第2弾性部材3b並びに第1ウエブ1及び第2ウエブ2を、一対のニップロール19により挟圧する前に、第1弾性部材3aを、第1揺動ガイド17aにより第1ウエブ1の供給方向と直交する方向に揺動させると共に接着剤4a、4b及び4cの塗工された第1ウエブ1に沿わせて位置決めし、第2弾性部材3bを、第1揺動ガイド17aとは揺動軸が独立した第2揺動ガイド17bにより第2ウエブ2の供給方向と直交する方向に揺動させると共に接着剤4d、4e及び4fの塗工された第2ウエブ2に沿わせて位置決めし、第1ウエブ1及び第2ウエブ2を、それらの間に第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bが配された状態で一対のニップロール19によって挟圧することにより、第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bを接着剤4a、4b及び4c並びに接着剤4d、4e及び4fによって前記湾曲形状で第1ウエブ1及び第2ウエブ2に接合してウエブ積層体5を形成するものである。
まず、本実施態様の製造方法により製造される使い捨ておむつについて、図3を参照しながら説明する。
本形態の使い捨ておむつ101は、パンツ型の使い捨ておむつであり、図3には、本形態の使い捨ておむつ101を、その側縁接合部を剥がして展開した状態で示してある。本形態の使い捨ておむつ101は、図3に示すように、吸収体部分103と外層部分102とから構成されている。
吸収体部分103は、液透過性の表面シート104と排泄物を収容保持し得る砂時計型の吸収体105とからなり、吸収体105が表面シート104に包まれた状態で構成されている。表面シート104としては、例えば、織布、不織布、多孔性フィルムが用いられる。吸収体105としては、例えば、解繊パルプを主材とし、高分子吸水ポリマーを併用したものを台紙で覆ったものが用いられる。
外層部分102は、液撥水性又は液不透過性のバックシート106、肌触りの良いトップシート107、一対のレッグギャザー108A,108B、ウエストギャザー109,109及びウエストシート111からなり、これらがウエブ積層体として一体化されているものである。即ち、外層部分102は、本実施態様の製造方法により形成されるウエブ積層体5に該当する。
外層部分102におけるトップシート107及びバックシート106は、それぞれ第1ウエブ1及び第2ウエブ2に該当する。また、外層部分102における第1レッグギャザー108Aの腹側半分は、3本の第1弾性部材3aから形成されており、第1レッグギャザー108Aの背側半分は、3本の第2弾性部材3bから形成されている。外層部分102における第2レッグギャザー108Bの腹側半分は、3本の第1弾性部材3aから形成されており、第2レッグギャザー108Bの背側半分は、3本の第2弾性部材3bから形成されている。
外層部分102を、図4〜図6も参照しながら更に説明する。図4には、レッグ開口部が形成される前のウエブ積層体5を、ウエストシート111が展開された状態で示してある。即ち、図4に示す状態のウエブ積層体5は、図1に示す製造工程の最終段階のウエブ積層体5に、ウエストギャザー109を形成する弾性部材を接合し、個々のウエブ積層体5に切断した状態である。図5には、図4に示す状態のウエブ積層体5を、仮想的に第2ウエブ2を除いた状態で弾性部材側から示してあり、図6には、図4に示す状態のウエブ積層体5を、仮想的に第1ウエブ1を除いた状態で弾性部材側から示してある。
図4〜図6に示す形態のウエブ積層体5においては、レッグ開口部が形成されていないが、図4に示す形態から、ウエブ積層体5に吸収体部分103を載置し、バックシート106の延出部分106Aを折り返して、延出部分106Aにより吸収体部分103の長手方向両端部を固定した後、レッグ開口部が図3に示す形状に切断されて形成される。
本明細書において、「腹側部」、「腹側」、「背側部」、「背側」、「レッグ開口部」、「ウエスト開口部」及び「側縁接合部」は、それぞれ、使い捨ておむつを形成した際における「腹側部」、「腹側」、「背側部」、「背側」、「レッグ開口部」、「ウエスト開口部」及び「側縁接合部」を意味する。また、素材としての(長尺状の)第1ウエブ及び第2ウエブにおいて「長手方向」及び「幅方向」とは、それぞれ長尺物の「長手方向」(搬送方向)及び「幅方向」(搬送方向の直交方向)を意味し、一方、個々の切断されたウエブ積層体において「長手方向」及び「幅方向」とは、それぞれ使い捨ておむつ(展開状態)の「長手方向」(図3における上下方向)及び「幅方向」(図3における左右方向)を意味する。
トップシート107(第1ウエブ1)は、図3〜図5に示すように、展開状態の使い捨ておむつ101と同じ大きさを有するシートである。
バックシート106(第2ウエブ2)は、図3、図4及び図6に示すように、トップシート107に比して幅は等しいが、長さが長くなっている。
バックシート106は、図4に示すように、トップシート107と積層した状態において、トップシート107の長手方向両端部からそれぞれ同じ長さ延出している。この延出部分を延出部分106Aという。延出部分106は、トップシート107側に折り返され、ウエストシート111を形成している。
レッグギャザーは、図3に示すように、レッグ開口部に沿って形成されたギャザーで、第1レッグギャザー108A及び第2レッグギャザー108Bから構成されている。第1レッグギャザー108A及び第2レッグギャザー108Bは、前述したように、何れも第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bから形成されている。第1レッグギャザー108A及び第2レッグギャザー108Bにおいては、第1弾性部材3aと第2弾性部材3bとが、使い捨ておむつ101の長手方向中央部において重合して連続している。
ウエストギャザー109は、図3に示すように、ウエスト開口部に沿って形成されたギャザーで、図4に示すように、バックシート106の延出部分106Aに複数本の弾性部材が接合され、延出部分106A(ウエストシート111)がトップシート107側に折り返されて形成されている。
トップシート107(第1ウエブ1)、バックシート106(第2ウエブ2)としては、シート状の部材であれば、フィルム、織布、不織布、多孔性フィルム、ラミネートフィルム等の種々のものを用いることができる。
第1レッグギャザー108A及び第2レッグギャザー108Bを構成する第1弾性部材3a及び第2弾性部材3b、並びにウエストギャザー109を構成する弾性部材としては、それぞれ伸縮自在の弾性を有するものであれば、糸状ゴム、平ゴム、リボン状の弾性体、熱収縮素材、吸水収縮性繊維等の種々のものを用いることができる。
使い捨ておむつ101についての以下の説明においては、製造段階における部材の名称(第1ウエブ1等)を適宜用いる。
トップシート107を構成する第1ウエブ1における、バックシート106を構成する第2ウエブ2との対向面には、図5に示すように、一部を除き全面的に接着剤が塗工されている。
詳述すると、第1ウエブ1における第2ウエブ2との対向面の腹側半分の略全面に、接着剤4aが塗工されている(散点ハッチング部分)。また、第1ウエブ1における第2ウエブ2との対向面の背側半分の略全面に、接着剤4bが塗工されている(散点ハッチング部分)。そして、接着剤4aの塗工領域とトップシート107の腹側の端部との間の領域、接着剤4bの塗工領域とトップシート107の背側の端部との間の領域、及び接着剤4aの塗工領域と接着剤4bの塗工領域との間の領域は、それぞれ幅方向に亘り接着剤が塗工されていない領域(それぞれ「腹側無接着領域1A」、「背側無接着領域1B」及び「中央無接着領域1C」という)となっている。
中央無接着領域1Cには、幅方向に離間して接着剤4c、4cが2ヶ所塗工されている(交差線ハッチング部分)。
第1レッグギャザー108Aの腹側半分を構成する第1弾性部材3aは、図5に示すように、その一端部近傍がトップシート107の幅方向に平行な状態で、一方の接着剤4cによりトップシート107に接合されている。第1弾性部材3aにおける接着剤4cに当接していない部分は、一方の接着剤4aによりトップシート107に接合されている。第1弾性部材3aの他端部近傍は、トップシート107の幅方向に平行になっている。
第1レッグギャザー108Aの背側半分を構成する第2弾性部材3bは、図5に示すように、その一端部近傍がトップシート107の幅方向に平行な状態で、一方の接着剤4cによりトップシート107に接合されている。ここで、第1弾性部材3aと第2弾性部材3bとは接着剤4c部位において重合している。第2弾性部材3bにおける接着剤4cに当接していない部分は、接着剤4bによりトップシート107に接合されている。第2弾性部材3bの他端部近傍は、トップシート107の幅方向に平行になっている。
同様に、第2レッグギャザー108Bの腹側半分を構成する第1弾性部材3aは、図5に示すように、その一端部近傍がトップシート107の幅方向に平行な状態で、他方の接着剤4cによりトップシート107に接合されている。第1弾性部材3aにおける接着剤4cに当接していない部分は、接着剤4aによりトップシート107に接合されている。第1弾性部材3aの他端部近傍は、トップシート107の幅方向に平行になっている。
第2レッグギャザー108Bの背側半分を構成する第2弾性部材3bは、図5に示すように、その一端部近傍がトップシート107の幅方向に平行な状態で、他方の接着剤4cによりトップシート107に接合されている。ここで、第1弾性部材3aと第2弾性部材3bとは他方の接着剤4c部位において重合している。第2弾性部材3bにおける接着剤4cに当接していない部分は、接着剤4bによりトップシート107に接合されている。第2弾性部材3bの他端部近傍は、トップシート107の幅方向に平行になっている。
このように、第1ウエブ1においては、第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bの湾曲形状における曲率半径の小さい部分を含む部分に、接着剤4a、4b及び4c、4cが塗工されている。
バックシート106を構成する第2ウエブ2における、トップシート107を構成する第1ウエブ1との対向面には、図6に示すように、局所的に接着剤が塗工されている。
詳述すると、第2ウエブ2における第1ウエブ1との対向面の大部分には、接着剤4a、4bが塗工されていない(ハッチングされていない部分)。
而して、バックシート106における長手方向中央部には、第1ウエブ1における接着剤4cの塗工領域(2ヶ所)に対応する領域に、接着剤4d、4dが幅方向に離間して2ヶ所塗工されている。換言すると、接着剤4d、4dは、第1レッグギャザー108Aの腹側半分を構成する第1弾性部材3aの一端部近傍及び第1レッグギャザー108Aの背側半分を構成する第2弾性部材3bの一端部近傍、並びに第2レッグギャザー108Bの腹側半分を構成する第1弾性部材3aの一端部近傍及び第2レッグギャザー108Bの背側半分を構成する第2弾性部材3bの一端部近傍に塗工されている(交差線ハッチング部分)。
また、第1レッグギャザー108Aの腹側半分を構成する第1弾性部材3aの他端部近傍及び第2レッグギャザー108Bの腹側半分を構成する第1弾性部材3aの他端部近傍に、それぞれ接着剤4e、4eが2ヶ所塗工されている。
第1レッグギャザー108Aの背側半分を構成する第2弾性部材3bの他端部近傍及び第2レッグギャザー108Bの背側半分を構成する第2弾性部材3bの他端部近傍に、それぞれ接着剤4f、4fが2ヶ所塗工されている。
第1レッグギャザー108Aの腹側半分を構成する第1弾性部材3aは、その一端部近傍がバックシート106の幅方向に平行な状態で、一方の接着剤4dによりバックシート106に接合されている。第1弾性部材3aは、その他端部近傍がバックシート106の幅方向に平行な状態で、接着剤4eによりバックシート106に接合されている。
第1レッグギャザー108Aの背側半分を構成する第2弾性部材3bは、その一端部近傍がバックシート106の幅方向に平行な状態で、一方の接着剤4dによりバックシート106に接合されている。ここで、第1弾性部材3aと第2弾性部材3bとは一方の接着剤4d部位において重合している。第2弾性部材3bは、その他端部近傍がバックシート106の幅方向に平行な状態で、接着剤4fによりバックシート106に接合されている。
同様に、第2レッグギャザー108Bの腹側半分を構成する第1弾性部材3aは、その一端部近傍がバックシート106の幅方向に平行な状態で、他方の接着剤4dによりバックシート106に接合されている。第1弾性部材3aは、その他端部近傍がバックシート106の幅方向に平行な状態で、接着剤4eによりバックシート106に接合されている。
第2レッグギャザー108Bの背側半分を構成する第2弾性部材3bは、その一端部近傍がバックシート106の幅方向に平行な状態で、他方の接着剤4dによりバックシート106に接合されている。ここで、第1弾性部材3aと第2弾性部材3bとは他方の接着剤4d部位において重合している。第2弾性部材3bは、その他端部近傍がバックシート106の幅方向に平行な状態で、接着剤4fによりバックシート106に接合されている。
このように、第2ウエブ2においては、第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bの湾曲形状における曲率半径の小さい部分に、接着剤4d、4e及び4fが塗工されている。また、第2ウエブ2における接着剤4e及び接着剤4fは、それぞれ第1ウエブ1における接着剤4a及び4bに重なる位置に配置している。詳細には、接着剤4eは、第1レッグギャザー108A、第2レッグギャザー108Bの腹側半分を構成する第1弾性部材3a、3aの他端部近傍に重なる位置に配置している。接着剤4fは、第1レッグギャザー108A、第2レッグギャザー108Bの背側半分を構成する第1弾性部材3b、3bの他端部近傍に重なる位置に配置している。
第1ウエブ1及び第2ウエブ2に塗工される接着剤としては、コールドクルー、溶剤系の接着剤等、種々の接着剤を用いることができるが、好ましくはホットメルト型接着剤が用いられる。
また、接着剤は、その接着保持力が異なるように適用している。接着剤4a及び4bの接着保持力が弱く、接着剤4c及び4dの接着保持力が強く、接着剤4e及び4fの接着保持力が最も強くなっている。接着保持力が異なるように適用している理由は以下の通りである。
第1弾性部材3aと第2弾性部材3bとの重合部分は、2つの弾性部材が重合している上に、曲率半径が小さく直線状への復元力が強く生じ、しかも製造時における切断後(後述)の抜け防止のため、第1ウエブ1及び第2ウエブ2に強い接着保持力で接合される必要がある。そのため、接着保持力の最も強い接着剤4cと4dとで挟み込む形で、第1弾性部材3aと第2弾性部材3bとの重合部分を第1ウエブ1及び第2ウエブ2に接合している。
第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bにおける第1ウエブ1及び第2ウエブ2の両側縁部近傍の曲率半径の小さい部分にも、直線状への復元力が強く生じ、切断後の抜けを防止する必要があるが、重合してはいないため、また、両側縁部において腹側と背側を接合する工程が入るため、接着保持力不足による弾性部材の抜けに対する懸念を少なくできるため、重合部分ほどは強い接着保持力が必要ない。そこで、この曲率半径の小さい部分については、接着保持力の小さい接着剤4a又は4bと、接着保持力の強い接着剤4e又は4fとで挟み込む形で、第1ウエブ1及び第2ウエブ2に接合している。
第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bにおける曲率半径の大きい部分(曲率半径の小さい部分以外の部分)については、接着剤で接合すると肌触りが悪くなるが、接着剤を用いないと湾曲形状を維持できず、直線状になってしまうので、接着保持力の弱い接着剤により接合することが好ましい。そこで、第1ウエブ1のみに接着保持力の弱い接着剤4a及び4bを塗工し、第2ウエブ2における接着剤4a及び4bの対応部分には接着剤を塗工していない。
接着保持力を異ならせるためには、接着剤として異なるものを適用する方法のほかに、例えば、塗工する接着剤の坪量を変更するのが簡便である。
次に、本実施態様の使い捨ておむつの製造方法に用いられる、使い捨ておむつの製造装置Mについて、図1及び図2を参照しながら説明する。本製造装置Mは、図3に示す形態の使い捨ておむつ101のうち、第1ウエブ1と第2ウエブ2との間に第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bがそれぞれ所定の湾曲形状で挟持接合されたウエブ積層体5(図4〜図6参照)を形成するものである。
製造装置Mは、図1に示すように、上下一対のニップロール19、第1ウエブ1の繰り出し装置(図示せず)、第2ウエブ2の繰り出し装置(図示せず)、第1弾性部材3aの繰り出し装置(図示せず)、第2弾性部材3bの繰り出し装置(図示せず)、第1揺動ガイド17a、第2揺動ガイド17b、第1接着剤塗工装置20a及び第2接着剤塗工装置20bを主体として構成されている。また、製造装置Mの上方に第1ウエブ1の原反1’が配置され、製造装置Mの下方に第2ウエブ2の原反2’が配置され、製造装置Mの上方に第1弾性部材3aの原反(図示せず)及び第2弾性部材3bの原反(図示せず)が配置されている。
一対のニップロール19は、第1ウエブ原反1’から繰り出される第1ウエブ1と、第2ウエブ原反2’から繰り出される第2ウエブ2とを、それらの間に第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bを配した状態で挟圧するロールである。
ニップロール19の上方には、バックアップロール21aが設けられており、該バックアップロール21aの上方には、第1接着剤塗工装置20aが設けられている。
第1ウエブ1の前記繰り出し装置によれば、第1ウエブ原反1’から第1ウエブ1を繰り出し、第1ウエブ1をバックアップロール21a、ニップロール19に順次掛け合わせ、本製造装置Mの次工程に向けて、第1ウエブ1を繰り出すようになっている。
バックアップロール21aは、第1ウエブ原反1’から繰り出される第1ウエブ1に張力を付与すると共に、第1ウエブ1の進行方向を一対のニップロール19間に向けて転回するものである。
第1接着剤塗工装置20aは、スプレー式の非接触式塗工を行うもので、バックアップロール21aにおいて進行方向を転回する第1ウエブ1の表面(第2ウエブ2との対向面となる面)上に接着剤4a、4b及び4cを塗工するものである。第1接着剤塗工装置20aによれば、図1及び図5に示すように、接着剤4a、4bを、第1ウエブ1の長手方向に沿う中央部及び両側縁部を除き、第1ウエブ1の表面に全面的に塗工するようになっている。また、第1接着剤塗工装置20aによれば、接着剤4aと接着剤4bとの間の前記中央無接着領域1C(図5参照)に、長手方向に間欠的に接着剤4cを2ヶ所塗工するようになっている。
ニップロール19の下方には、バックアップロール21bが設けられており、該バックアップロール21bの上方には、第2接着剤塗工装置20bが設けられている。
バックアップロール21bは、第2ウエブ原反2’から繰り出される第2ウエブ2に張力を付与すると共に、第2ウエブ2の進行方向を一対のニップロール19間に向けて転回するものである。
第2接着剤塗工装置20bは、コーター式の接触式塗工を行うもので、バックアップロール21bにおいて進行方向を転回した第2ウエブ2の表面(第1ウエブ1との対向面となる面)上に接着剤4d、4e及び4fを塗工するものである。第2接着剤塗工装置20bによれば、図1及び図6に示すように、接着剤4d、4e及び4fを、第1ウエブ1の長手方向に沿う中央部及び両側縁部に且つ長手方向に間欠的に、所定位置に塗工するようになっている。
第2ウエブ2を挟んで第2接着剤塗工装置20bの反対側には、接触式塗工を行う際の受けロール26が設けられている。
ここで、第1ウエブ1の進行方向に沿う中央部に間欠的に塗工される接着剤4cと、第2ウエブ2の進行方向に沿う中央部に間欠的に塗工される接着剤4dとは、図4に示すように、第1ウエブ1と第2ウエブ2とを積層した際に一致する(重合する)ように塗工される。
また、第2ウエブ2の進行方向に沿う両側縁部に間欠的に塗工される接着剤4e及び4fは、図5及び図6に示すように、それぞれ第1ウエブ1に塗工された接着剤4a及び4bに重なり合うように塗工される。
接着剤4a、4b及び4cが塗工された第1ウエブ1と、接着剤4d、4e及び4fが塗工された第2ウエブ2とは、図1に示すように、それぞれ上下のニップロール19、19に別々に供給されるようになっている。
本製造装置Mにおいては、ニップロール19の前工程側上方には、第1弾性部材3aの原反(図示せず)及び第2弾性部材3bの原反(図示せず)が配置されている。ニップロール19の前工程側には、第1レッグギャザーフィードロール13a及び第2レッグギャザーフィードロール13bが設けられている。第1レッグギャザーフィードロール13aとニップロール19との間には、第1分線ロール14aが設けられており、第2レッグギャザーフィードロール13bとニップロール19との間には、第2分線ロール14bが設けられている。
第1弾性部材3aの繰り出し装置(図示せず)によれば、原反から第1弾性部材3aを繰り出し、第1弾性部材3aを第1レッグギャザーフィードロール13a、第1分線ロール14aに順次掛け合わせ、本製造装置Mの次工程に向けて、第1弾性部材3aを繰り出すようになっている。
第1レッグギャザーフィードロール13aは、原反から繰り出された第1弾性部材3aの進行方向をニップロール19に向けた方向、即ち第1ウエブ1と第2ウエブ2との間に向けた方向に転回するものである。また、第2レッグギャザーフィードロール13bは、原反から繰り出された第2弾性部材3bの進行方向をニップロール19に向けた方向、即ち第1ウエブ1と第2ウエブ2との間に向けた方向に転回するものである。
第1分線ロール14a及び第2分線ロール14bは、それぞれ第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bの分線状態を調整するものである。
ニップロール19の前工程側には、第1弾性部材3aを揺動させる第1揺動ガイド17a及び第2弾性部材3bを揺動させる第2揺動ガイド17bが設けられている。そして、図1に示すように、第1ウエブ1と第2ウエブ2との間には、第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bが、それぞれ第1揺動ガイド17a及び第2揺動ガイド17bにより第1ウエブ1の供給方向と直交する方向及び第2ウエブ2の供給方向と直交する方向に揺動されながら導入されるようになっている。
第1揺動ガイド17aには、2個のリニアブッシュが設けられており、該リニアブッシュには、それぞれ第1ウエブ1の供給方法と直交する方向に延びるスライドシャフト22aが貫設されている。また、第1揺動ガイド17aは、一対のタイミングプーリ24aに掛け渡されたタイミングベルト23aに連結されている。外側のタイミングプーリ24aにはサーボモータ25aが連結されており、サーボモータ25aにより外側のタイミングプーリ24aを回転できるようになっている。そのため、第1揺動ガイド17aは、スライドシャフト22aを揺動軸として、第1ウエブ1の供給方法と直交する方向に揺動できるようになっている。
第1揺動ガイド17aは、図2に示すように、第1弾性部材3aの上方に位置し、一対のニップロール19の間に向けて斜め下方に延出している。第1揺動ガイド17aの先端部には、3本の第1弾性部材3aに対応して、3個のガイド穴18aが形成されている。ガイド穴18aは、上下のニップロール19、19の共通接線T0から上方に離間した位置に配置されている。共通接線T0からのガイド穴18aの離間距離(高さ)H1は、1mm以上確保されていることが好ましい。離間距離H1が極端に短い場合には、第1揺動ガイド17aと、共通接線T0を挟んでその対称の位置に配置され且つ共通接線T0から下方に離間した第2揺動ガイド17bとの運転中の接触が懸念される。
3個のガイド穴18aには、それぞれ第1弾性部材3aが挿通されており、第1揺動ガイド17aが揺動すると、その揺動に従って、ガイド穴18aに挿通されている第1弾性部材3aも揺動するようになっている。
第2揺動ガイド17bは、図1及び図2に示すように、第2弾性部材3bの下方に、第1揺動ガイド17aとは揺動軸を独立させて設けられている。
尚、本発明において揺動ガイドの「揺動軸」とは、揺動ガイドの揺動方向に沿った仮想軸を意味する。また、「揺動軸が独立している」とは、複数の揺動ガイドが、それらの揺動方向に重なったり交差する場合を含め、それぞれ独立して運動(制御)することが可能であることを意味し、例えば、第1揺動ガイドの揺動軸と第2揺動ガイドの揺動軸とが平行している場合、捻れの位置関係にある場合もそのひとつである。本形態の製造装置においては、第1揺動ガイド17aの揺動軸と第2揺動ガイド17bの揺動軸とは平行している。
第2揺動ガイド17bは、第2弾性部材3bの下方に位置し、第2弾性部材3bを揺動させる点以外は、第1揺動ガイド17aと同様に構成されており、第2揺動ガイド17bの先端部には、3本の第2弾性部材3bに対応して、3個のガイド穴18bが形成されている。従って、第1揺動ガイド17aに関する説明は、第2揺動ガイド17bに関する説明に適宜適用できるため、第2揺動ガイド17bについての説明を省略する。尚、図面における第2揺動ガイド17bに関する符号は、第1揺動ガイド17aに関する符号(数字の後に「a」を付してある)において「a」に代えて「b」を付してある。
尚、「第1ウエブの供給方向」とは、図2における矢印D1に示す方向、即ち、第1ウエブ1がニップロール19へ供給される方向であって、ニップロール19と第1ウエブ1とが最初に接する接点T1を含めた方向を意味する。
同様に、「第2ウエブの供給方向」とは、図2における矢印D2に示す方向、即ち、第2ウエブ2がニップロール19へ供給される方向であって、ニップロール19と第2ウエブ2とが最初に接する接点T2を含めた方向を意味する。
本発明における第1弾性部材又は第2弾性部材の揺動方向である「第1ウエブの供給方向と直交する方向」又は「第2ウエブの供給方向と直交する方向」は、「第1ウエブの供給方向」又は「第2ウエブの供給方向」と厳密に90度でなくてもよく、90度と同視し得る角度(一概には言えないが、例えば85度〜95度)であればよい。第1弾性部材又は第2弾性部材の揺動方向を「第1ウエブの供給方向と直交する方向」又は「第2ウエブの供給方向と直交する方向」にすると、第1揺動ガイド17aの揺動ガイド18aとニップロール19における接点T1との距離L1と、第2揺動ガイド17bの揺動ガイド18bとニップロール19における接点T2との距離L2とを揃えやすくなり、揺動装置の設計を簡単にすることができる。
第1揺動ガイド17aによる第1弾性部材3aの揺動形態は、図3〜図6に示すように、ウエブ積層体5における第1弾性部材3aの湾曲形状を形成し、第1ウエブ1及び第2ウエブ2の一側縁部から幅方向内方に向けた凸形状である。凸形状における曲率半径の小さい部分が接着剤4c、接着剤4d又は接着剤4eに位置するようになっている。
同様に、第2揺動ガイド17bによる第2弾性部材3bの揺動形態は、図3〜図6に示すように、ウエブ積層体5における第2弾性部材3bの湾曲形状を形成し、第1ウエブ1及び第2ウエブ2の他側縁部から幅方向内方に向けた凸形状である。凸形状における曲率半径の小さい部分が接着剤4c、接着剤4d又は接着剤4fに位置するようになっている。
ニップロール19の次工程側には、ウエブ積層体5の上方にレッグギャザーカットロール11が設けられている。レッグギャザーカットロール11の周面には、レッグギャザーの構成部材である第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bの重合部分を切断する切断刃11Aが設けられている。レッグギャザーカットロール11によれば、ウエブ積層体5における第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bの連続する重合部分を所定位置で切断できるようになっている。
本製造装置Mの次工程側においては(図示せず)、連続状態のウエブ積層体5にウエストギャザー109を構成する弾性部材を接合し、このウエブ積層体5を搬送方向と直交する方向に切断し、切断されたウエブ積層体5をレッグギャザー108A、108Bに沿って切断してレッグ開口部を形成するようになっている。
次に、前記製造装置Mを用いた、本発明の使い捨ておむつの製造方法の好ましい一実施態様について、図1〜図6を参照しながら説明する。
第1ウエブ1の繰り出し装置(図示せず)により、図1に示すように、第1ウエブ原反1’から第1ウエブ1が繰り出され、繰り出された第1ウエブ1は、バックアップロール21aで進行方向が転回される。バックアップロール21aの上方において、第1ウエブ1における第2ウエブ2との対向面の所定位置に、第1接着剤塗工装置20aから接着剤4a、4b及び4cが塗工される。接着剤4a、4b及び4cの塗工された第1ウエブ1は、図2に示すように、ニップロール19間に上方から供給される。
同様に、第2ウエブ2の繰り出し装置(図示せず)により、図1に示すように、第2ウエブ原反2’から第2ウエブ2が繰り出され、繰り出された第2ウエブ2は、バックアップロール21bで進行方向が転回される。受けロール26の上方において、第2ウエブ2における第1ウエブ1との対向面の所定位置に、第2接着剤塗工装置20bから接着剤4d、4e及び4fが塗工される。接着剤4d、4e及び4fの塗工された第2ウエブ2は、図2に示すように、ニップロール19間に下方から供給される。
第1弾性部材3aの繰り出し装置(図示せず)により、図1に示すように、第1弾性部材原反(図示せず)から第1弾性部材3aが繰り出され、繰り出された第1弾性部材3aは、第1レッグギャザーフィードロール13aで転回されて、第1分線ロール14aで分線状態が調整される。第1弾性部材3aは、第1揺動ガイド17aにより第1ウエブ1の供給方向と直交する方向に揺動される。その結果、図7に示すように、第1弾性部材3aは、その湾曲形状が、第1ウエブ1の一側縁部から幅方向内方に向けた凸形状となるように、接着剤4a、4b及び4cの塗工された第1ウエブ1に沿わせて位置決めされる。
同様に、第2弾性部材3bの繰り出し装置(図示せず)により、図1に示すように、第2弾性部材原反(図示せず)から第2弾性部材3bが繰り出され、繰り出された第2弾性部材3bは、第2レッグギャザーフィードロール13bで転回されて、第2分線ロール14bで分線状態が調整される。第2弾性部材3bは、第2揺動ガイド17bにより第2ウエブ2の供給方向と直交する方向に揺動される。その結果、図8に示すように、第2弾性部材3bは、その湾曲形状が、第2ウエブ2の他側縁部から幅方向内方に向けた凸形状となるように、接着剤4d、4e及び4fの塗工された第2ウエブ2に沿わせて位置決めされる。
第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bは、それぞれ第1揺動ガイド17a及び第2揺動ガイド17bにより揺動されながら、第1ウエブ1及び第2ウエブ2と共に一対のニップロール19間に供給される。その際、第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bは、図2に示すように、それぞれ上下のニップロール19,19における接点T1及びT2において第1ウエブ1及び第2ウエブ2に接することになる。そして、一対のニップロール19により、第1ウエブ1及び第2ウエブ2は、それらの間に第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bが配された状態で挟圧される。
第1ウエブ1及び第2ウエブ2における接着剤4a〜4fが塗工される位置は、図5及び図6に示すように、第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bの湾曲形状における曲率半径の小さい部分が配置される領域となっている。そのため、第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bは、図4に示すように、接着剤4a〜4fによって所定の湾曲形状で第1ウエブ1及び第2ウエブ2に接合されて、長尺状のウエブ積層体5が形成される。
ここで、第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bの湾曲形状における曲率半径の小さい部分には、直線状への強い復元力が生じるが、曲率半径の小さい該部分は、接着保持力の大きい接着剤4c、4d、4e及び4fにより第1ウエブ1及び第2ウエブ2に接合されるため、湾曲形状がほぼ維持される。
一方、第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bの湾曲形状における曲率半径の大きい部分(曲率半径の小さい部分以外の部分)には、弱いながらも直線状への復元力が生じるが、曲率半径の大きい該部分は、第1ウエブ1の略全面に塗工された接着剤4a及び4bにより接合されるため、湾曲形状がほぼ維持される。
次に、レッグギャザーカットロール11により、ウエブ積層体5における第1弾性部材3aと第2弾性部材3bとの重合部分(この時点では連続している)が切断される。切断された第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bは、切断箇所から離反するように収縮する。この切断の際、第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bは、接着保持力の大きい接着剤4c及び4dにより、第1ウエブ1及び第2ウエブ2に直接的に接合されている部分があるため、抜けが発生し難い。
次いで、この長尺状のウエブ積層体5は、次工程側に搬送され、バックシート106の延出部分106Aにウエストギャザー109を構成する弾性部材が接合され、搬送方向と直交する方向に切断され、図4〜図6に示す形態のウエブ積層体5が得られる。この切断の際、第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bは、接着保持力の大きい接着剤4e及び4fにより第1ウエブ1及び第2ウエブ2に接合されているため、抜けが発生し難い。
次に、第1レッグギャザー108A及び第2レッグギャザー108Bの幅方向外側をレッグ開口部の形状に切断する(図3参照)。
その後、ウエブ積層体5のトップシート107側に、別に形成した吸収体部分103を接合する。その後、バックシート106の延出部分106Aを第1ウエブ1側に折り返し、その延出部分106A(ウエストシート111)により吸収体部分103の長手方向両端部を固定する。
その結果、図3に示す展開状態の使い捨ておむつ101が得られる。そして、この展開状態の使い捨ておむつ101は、腹側部及び背側部の両側縁部を接合させて、パンツ形態に形成される。
以上の説明から明らかなように、本実施態様の使い捨ておむつの製造方法によれば、揺動軸の異なる第1揺動ガイド17a及び第2揺動ガイド17bによりそれぞれ第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bを揺動させながら、第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bをそれぞれ第1ウエブ1及び第2ウエブ2に接合しているため、図3に示すような、第1ウエブ1と第2ウエブ2との間に第1弾性部材3aと第2弾性部材3bとが重合したウエブ積層体5を良好な状態で形成することができる。
また、第1弾性部材3a及び第2弾性部材3bの湾曲形状における曲率半径の小さい部分を、接着保持力の大きい接着剤により第1ウエブ1及び第2ウエブ2に接合しているため、曲率半径の小さい該部分の湾曲形状が維持される。また、弾性部材を切断しても、抜けが発生し難い。
更に、ウエブ1,2に弾性部材3a,3bを揺動させながら接合する場合に、揺動ガイド17a,17bのガイド穴18a,18bからニップロール19における接点T1,T2までの距離L1,L2(図2参照)が大きいと、揺動ガイド17a,17bのガイド穴18a,18bをより大きく移動させる必要がある。例えば、前記特許文献1記載の製造方法のように、ニップロール間に直接弾性部材を供給すると〔揺動ガイド17a,17bのガイド穴18a,18bを上下のニップロール19,19の共通接線T0(図2参照)上を揺動させていると〕、ガイド穴18a,18bから接点T1,T2までの距離がより大きくなる。
これに対し、本実施態様の使い捨ておむつの製造方法によれば、図2に示すガイド穴18aとニップロール19における接点T1との距離L1、及びガイド穴18bとニップロール19における接点T2との距離L2を、ニップロール間に直接弾性部材を供給する製造方法におけるこれらの距離よりも短くすることができる。その結果、各弾性部材の揺動距離(移動距離)を短くすることができるので、弾性部材をより正確な湾曲形状でウエブに位置決めできると共に、揺動装置への負荷を軽減することができる。
本発明の使い捨ておむつの製造方法は、前記実施態様に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更が可能である。
第1弾性部材及び第2弾性部材の湾曲形状は、前記実施態様における湾曲形状に制限されず、例えば、純粋な正弦曲線状でもよい。
第1ウエブ1又は第2ウエブ2における接着剤の塗工位置は、ウエブ積層体において第1弾性部材及び第2弾性部材を所定の湾曲形状に接合することができれば、前記実施態様における塗工位置に制限されない。例えば、第1ウエブ1における塗工位置と第2ウエブ2における塗工位置とを逆にしてもよい。ウエブの略全面に塗工する接着剤(接着剤4a、4b)を省略してもよい。
また、第1ウエブ1における第2ウエブ2との対向面の腹側半分の略全面に接着剤4aを塗工すると共に、第2ウエブ2における第1ウエブ1との対向面の背側半分の略全面に接着剤4bを塗工してもよく、該接着剤4aの塗工位置と該接着剤4bとの塗工位置を逆にしてもよい。
また、第1接着剤塗工装置又は第2接着剤塗工装置は、非接触式塗工又は接触式塗工の何れの塗工を行うものでもよい。
前記実施態様においては、第1弾性部材と第2弾性部材とを重合させて第1ウエブ1及び第2ウエブ2に接合させているが、本発明においては、揺動ガイドの配置、揺動範囲等を変更することにより、第1弾性部材と第2弾性部材とを交差させて第1ウエブ1及び第2ウエブ2に接合させることができる。また、第1弾性部材と第2弾性部材とを離間させて(重合も交差もさせずに)第1ウエブ又は第2ウエブに接合させることもできる。
前記実施態様においては、第1弾性部材と第2弾性部材との重合部分において、第1弾性部材及び第2弾性部材を切断しているが、このような切断を省略してもよい。
製造対象の使い捨ておむつの構成は、第1ウエブと第2ウエブとの間に第1弾性部材及び第2弾性部材がそれぞれ所定の湾曲形状で挟持接合されたウエブ積層体を備えた使い捨ておむつであれば、前記パンツ型使い捨ておむつの構成に制限されない。
例えば、展開型の使い捨ておむつを製造することができる。また、第1ウエブと第2ウエブとの間に吸収体が配された形態の使い捨ておむつを製造することができる。第1ウエブと第2ウエブとの間の胴回り部に胴回りギャザーを設けた形態の使い捨ておむつを製造することができる。第1ウエブと第2ウエブとの間のウエスト部にウエストギャザーを設けた形態の使い捨ておむつを製造することができる。
第1弾性部材及び第2弾性部材の本数を3本以外とすることができる。
図1は、本発明の使い捨ておむつの製造方法を示す斜視図である。 図2は、図1に示す製造方法の部分拡大側面図である。 図3は、図1に示す製造方法により製造される使い捨ておむつを展開状態で示す図である。 図4は、図3に示す使い捨ておむつを構成するウエブ積層体を、第2ウエブの折り返し前の状態で第1ウエブ側から示す図である。 図5は、図3に示す使い捨ておむつを構成するウエブ積層体を、仮想的に第2ウエブを除いた状態で弾性部材側から示す図である。 図6は、図3に示す使い捨ておむつを構成するウエブ積層体を、仮想的に第1ウエブを除いた状態で弾性部材側から示す図である。 図7は、接着剤の塗工された第1ウエブに第1弾性部材を位置決めした状態を示す図(図5対応図)である。 図8は、接着剤の塗工された第2ウエブに第2弾性部材を位置決めした状態を示す図(図6対応図)である。
符号の説明
1 第1ウエブ
2 第2ウエブ
3a 第1弾性部材
3b 第2弾性部材
5 ウエブ積層体
4a、4b、4c、4d、4e、4f 接着剤
17a 第1揺動ガイド
17b 第2揺動ガイド
19 ニップロール
101 使い捨ておむつ

Claims (5)

  1. 第1ウエブと第2ウエブとの間に第1弾性部材及び第2弾性部材がそれぞれ所定の湾曲形状で挟持接合されたウエブ積層体を備えた使い捨ておむつの製造方法において、
    前記第1ウエブの所定位置に接着剤を塗工し、
    前記第2ウエブの所定位置に接着剤を塗工し、
    前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材並びに前記第1ウエブ及び前記第2ウエブを、一対のニップロールにより狭圧する前に、前記第1弾性部材を、第1揺動ガイドにより前記第1ウエブの供給方向と直交する方向に揺動させると共に一方の前記ニップロールの周面に沿った状態の前記第1ウエブにおける前記接着剤が塗工された部位に前記第1弾性部材を沿わせて位置決めし、前記第2弾性部材を、前記第1揺動ガイドとは揺動軸が独立した第2揺動ガイドにより前記第2ウエブの供給方向と直交する方向に揺動させると共に他方の前記ニップロールの周面に沿った状態の前記第2ウエブにおける前記接着剤が塗工された部位に前記第2弾性部材を沿わせて位置決めし、
    前記第1ウエブ及び前記第2ウエブを、それらの間に前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材が配された状態で前記一対のニップロールによって挟圧することにより、該第1弾性部材及び該第2弾性部材を前記接着剤によって前記湾曲形状で前記第1ウエブ及び前記第2ウエブに接合して前記ウエブ積層体を形成する工程を具備し、
    一対の前記ニップロールを軸長方向から見たときに、前記第1揺動ガイドの先端部が、該ニップロールの共通接線から一方の側に離間した位置にあり、前記第2揺動ガイドの先端部が、前記共通接線から他方の側に離間した位置にあるようにし、
    前記第1ウエブ及び前記第2ウエブにおける前記接着剤が塗工される前記所定位置は、前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材の前記湾曲形状における曲率半径の小さい部分が配置される領域である使い捨ておむつの製造方法。
  2. 前記ウエブ積層体における前記第1弾性部材の前記湾曲形状は、前記第1ウエブ及び前記第2ウエブの一側縁部から幅方向内方に向けた凸形状であり、
    前記ウエブ積層体における前記第2弾性部材の前記湾曲形状は、前記第1ウエブ及び前記第2ウエブの他側縁部から幅方向内方に向けた凸形状である請求項1記載の使い捨ておむつの製造方法。
  3. 前記第1弾性部材と前記第2弾性部材とを前記第1ウエブと前記第2ウエブとの間において重合又は交差させる請求項1又は2記載の使い捨ておむつの製造方法。
  4. 前記第1弾性部材と前記第2弾性部材とを重合又は交差させた後に、重合又は交差させた該第1弾性部材及び該第2弾性部材を切断する請求項3記載の使い捨ておむつの製造方法。
  5. 前記第1弾性部材と前記第2弾性部材とから使い捨ておむつのレッグギャザーを形成する請求項1〜4の何れか1項記載の使い捨ておむつの製造方法。
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