JP2002240470A - 非接触型データ送受信カード付き封書及びその作成方法 - Google Patents

非接触型データ送受信カード付き封書及びその作成方法

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JP2002240470A JP2001037069A JP2001037069A JP2002240470A JP 2002240470 A JP2002240470 A JP 2002240470A JP 2001037069 A JP2001037069 A JP 2001037069A JP 2001037069 A JP2001037069 A JP 2001037069A JP 2002240470 A JP2002240470 A JP 2002240470A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】封書用シートに分離可能にして一体化した非接
触型データ送受信カードに、送付時に表出させない個人
情報などを視認可能に設け、非接触型データ送受信カー
ド単体を利用するときに個人情報が確認できるカードと
する。 【解決手段】非接触型データ送受信カード14のICチ
ップ実装アンテナシート13とは反対側の面に宛先人関
連情報の少なくとも一部情報15が印字され、この一部
情報15を封書1の内方側に位置するように配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非接触型データ送受
信カード付き封書とその作成方法に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年において各種情報
を電子情報として記録できるとともにその記録情報が読
み出せるICカードなどの情報記録媒体が普及してお
り、各種金融機関や機器製造メーカー、サービス提供機
関などが開催する展示会の入退場チェックに際して前記
情報記録媒体が使用されるようになってきている。そし
て、このようなICカードなどの情報記録媒体を顧客に
送付するに際しては葉書に貼り付けたり封筒に入れたり
して各顧客宛てに郵送するようにしている。その送付形
態の一例として特開平11−11492号公報に示され
ているように封筒の宛先情報を記載した部分の裏面にカ
ード製品を貼り付け、この箇所をカード製品とともに切
り取り分離することで会員カードとして利用できるよう
にした点が示されている。ところで、ICカードなどは
多くの情報を記録させることができて上述の会員カード
に取付けたものでも会員の住所、氏名以外の多くの個人
情報を記録したものとなっているが、会員カードとして
目視できる情報は上記宛先情報のみで、会員番号、連絡
先電話番号などは記載されず、表示情報が限定されたカ
ードとなる不都合があった。勿論、前記会員番号や連絡
先電話番号などは郵送時に部外者に見られないようにす
る秘匿情報として取り扱われるべきものであり、これら
の個人情報を宛先情報とともに記載することができな
い。
【0003】そこで本発明は、非接触状態で記録情報の
読み取り、書き込み、消し込みが可能であるICチップ
実装アンテナシートからなる非接触型データ送受信カー
ドに注目したものであり、この非接触型データ送受信カ
ードを有した封書において、非接触型データ送受信カー
ドに設けた情報が封書内方となるようにすることを課題
とし、ICチップ実装アンテナシートを取り付けて分離
可能とした非接触型データ送受信カードに、送付時に表
出させない個人情報などを設け、その非接触型データ送
受信カードを、受取人側において個人情報が表示された
会員カードなどとして利用できるようにすることを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、複数の紙片を折り重ね合わせて形
成され、記録情報の読み取り、書き込み、消し込みが可
能で宛先人の氏名や会員番号などの宛先人関連情報が書
き込まれているICチップ実装アンテナシートからなる
非接触型データ送受信カードを有する封書であって、封
書表出面には宛先情報と宛先人を特定するための機械読
み取り情報とが設けられ、所要紙片に前記ICチップ実
装アンテナシートを貼着して分離可能とした非接触型デ
ータ送受信カードを設け、前記非接触型データ送受信カ
ードにおける前記ICチップ実装アンテナシートとは反
対側の面に前記宛先人関連情報の少なくとも一部情報が
印字されているとともに、この一部情報が封書の内方側
に位置するように配置されていることを特徴とする非接
触型データ送受信カード付き封書を提供して、上記課題
を解消するものである。
【0005】また、もう一つの発明は、記録情報の読み
取り、書き込み、消し込みが可能で宛先人の氏名や会員
番号などの宛先人関連情報が書き込まれているICチッ
プ実装アンテナシートからなる非接触型データ送受信カ
ードを有する封書を得るにあたり、複数の紙片が折り部
を介して連接されて折り重ね合わせにより封書を形成す
る封書用シートに、宛先情報と宛先人を特定するための
機械読み取り情報とを印字するとともに、前記ICチッ
プ実装アンテナシートを貼る貼着面とは反対側の面に、
前記宛先人関連情報の少なくとも一部情報を印字し、前
記貼着面にICチップ実装アンテナシートを貼り付けて
分離可能な非接触型データ送受信体カードを設けた後
に、前記宛先情報と宛先人を特定するための機械読み取
り情報とが表出するようにして、かつ前記一部情報が封
書内方となるようにして封書用シートを折り重ね合わせ
て封書を形成し、前記封書において表出する機械読み取
り情報を読み取り、該機械読み取り情報に対応する宛先
人関連情報を、前記非接触型データ送受信カードに非接
触状態にして書き込んで記録させることを特徴とする非
接触型データ送受信カード付き封書の作成方法を提供し
て、上記課題を解消するものである。
【0006】さらに、もう一つの発明は、記録情報の読
み取り、書き込み、消し込みが可能で宛先人の氏名や会
員番号などの宛先人関連情報が書き込まれているICチ
ップ実装アンテナシートからなる非接触型データ送受信
カードを有する封書を得るにあたり、複数の紙片が折り
部を介して連接されて折り重ね合わせにより封書を形成
する封書用シートに、前記宛先人関連情報が書き込まれ
たICチップ実装アンテナシートを貼り付けて分離可能
な非接触型データ送受信カードを設け、前記非接触型デ
ータ送受信カードから非接触状態にして読み取った宛先
人関連情報に基づいて、前記封書用シートに宛名情報と
宛先人を特定するための機械読み取り情報とを印字する
とともに、前記非接触型データ送受信カードのICチッ
プ実装アンテナシート側とは反対側の面に宛先人関連情
報の少なくとも一部情報を印字し、前記宛先情報と宛先
人を特定するための機械読み取り情報とが封書表出面に
位置するようにして、かつ、前記宛先人関連情報の少な
くとも一部情報が封書内方となるようにして封書用シー
トを折り重ね合わせて封書を形成することを特徴とする
非接触型データ送受信カード付き封書の作成方法を提供
して、上記課題を解消するものである。
【0007】そして、もう一つの発明は、記録情報の読
み取り、書き込み、消し込みが可能で宛先人の氏名や会
員番号などの宛先人関連情報が書き込まれているICチ
ップ実装アンテナシートからなる非接触型データ送受信
カードを有する封書を得るにあたり、複数の紙片が折り
部を介して連接されて折り重ね合わせにより封書を形成
する封書用シートに、前記ICチップ実装アンテナシー
トを貼り付けて分離可能な非接触型データ送受信カード
を設けた後、前記封書用シートに、宛先情報と宛先人を
特定するための機械読み取り情報とを印字するととも
に、前記非接触型データ送受信カードのICチップ実装
アンテナシート側とは反対側の面に宛先人関連情報の少
なくとも一部情報を印字し、前記非接触型データ送受信
カードには、非接触状態にして宛先人関連情報を書き込
んで記録させ、前記宛先情報と宛先人を特定するための
機械読み取り情報とが封書表出面に位置するようにし
て、かつ、前記宛先人関連情報の少なくとも一部情報が
封書内方となるようにして封書用シートを折り重ね合わ
せて封書を形成することを特徴とする非接触型データ送
受信カード付き封書の作成方法を提供して、上記課題を
解消するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1から図7に示
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は非接
触型データ送受信カード付き封書で、該封書1は図1に
示されているように封書上紙2と封書下紙3と封書中紙
4との三枚の紙片が折り部5を介して連接された封書用
シート6からなり、一方の端部側に位置する封書中紙4
が封書内方となるようにして、この三紙片2、3、4を
折り部5から折り重ね合わせし、折り部5と直交する方
向の辺部を相互に貼り合わせるとともに、他方の端部側
に位置する封書上紙2に連接された封緘片7を封書下紙
3に貼り合わせることで封書1が形成されている(図
3、図4参照)。封書1を開封し易くするために、図1
と図2に示されているように、折り部5に直交する辺部
それぞれに沿って切り取りミシン目8が設けられている
とともに、前記封緘片7側の折り部5を間にして二本の
切り取りミシン目9が設けられており、切り取りミシン
目8、9に沿って封書1の三方を分離することで開封で
きるものである。なお、封書上紙2においては紙片連接
方向での幅が他の紙片より大きく設けられていて、封書
用シートを折り畳んで封緘片7で封緘したときに重なる
上記切り取りミシン目9の位置に、上記封書下紙3や封
書中紙4が達しないようにしている(図6参照)。
【0009】上記封書上紙2の封書表出面2aには図4
に示すように宛先情報10が印字されているとともに、
宛先人を特定するためのバーコードからなる機械読み取
り情報11が印字出力されているとともに、この封書上
紙2の内面2bには開封して見ることのできる通知情報
12が印刷及び/または印字されており、この通知情報
12は挨拶文などの固定情報としたり、宛先人個々に内
容の異なる可変情報としたりすることが可能である。前
記機械読み取り情報11で表現される情報は、例えばこ
の封書1の差出人側が管理する顧客管理コードなどであ
り、これをバーコード化して前記機械読み取り情報11
としているものである。そして、機械読み取り情報11
から読み取られた情報(管理コードなど)は顧客氏名、
会員番号、住所、連絡先電話番号、電子メールアドレス
などの宛先人関連情報に対応するものである。なお、機
械読み取り情報11は封書上紙2の封書表出面2aに印
字させたものとして示したが、印字位置は封書上紙2の
封書表出面2aに限定されるものではなく、封書下紙3
の表出面側であってもよい。
【0010】封書1において内方となる封書中紙4には
図示されているように、ICチップ実装アンテナシート
13を貼着して分離可能とした非接触型データ送受信カ
ード14が設けられており、ICチップ実装アンテナシ
ート13が位置する側と反対側の面には、上記宛先人関
連情報の一部情報15として氏名、会員番号、連絡先電
話番号などが印字されている。ICチップ実装アンテナ
シート13は、基材13aの上に形成したアンテナ13
bにICチップ13cを実装してなり、記録情報の読み
取り、書き込み、消し込みが非接触状態で可能な記録媒
体である。そして、上述したように宛先人の氏名や会員
番号、連絡先電話番号、電子メールアンドレスなどの宛
先人関連情報が書き込まれている。図2に示すようにこ
のICチップ実装アンテナシート13のアンテナ13
b、ICチップ13cが位置する側に粘着剤sを介して
被覆シート16を貼り付けて覆うとともに、粘着剤sを
介して被覆シート16とICチップ実装アンテナシート
13とを封書中紙4の所要の貼着面4aに貼り付け、周
囲に不連続な分断線17を穿設することで、分離可能な
非接触型データ送受信カード14が設けられている。
【0011】このように非接触型データ送受信カード付
き封書1では、ICチップ実装アンテナシート13を封
書中紙4の貼着面4aに貼り合わせて分離可能とした非
接触型データ送受信カード14が封書内方に位置し(図
6(ア))、封書内方の前記非接触型データ送受信カー
ド14のICチップ実装アンテナシート13とは反対側
の面に上記一部情報15が印字されていることから、こ
の封書1を受け取った側では開封した後に前記非接触型
データ送受信カード14を取り出すことで、単体のカー
ドとして使用する際には一部情報15を目視できるもの
となり(図5参照)、また、ICチップ実装アンテナシ
ート13に記録されている宛先人関連情報を非接触の状
態で読み出せるものとなる。特に非接触型送受信カード
14に一部情報15として多くの情報を印字することで
利用価値の高いカードを得られるようになる。勿論、非
接触型データ送受信カード付き封書1では表出面に宛先
情報10と機械読み取り情報11が印字され、それ以外
の個人的な情報は送付の際に第三者の目にさらされず、
プライバシーが守られる。
【0012】さらに、上記非接触型データ送受信カード
付き封書1では、機械読み取り情報11を読み取ること
で、封書差し出し人側が予め管理している宛先人関連情
報を特定できるとともに、この封書1に非接触の状態で
非接触型データ送受信カード14から宛先人関連情報を
読み出すことができ、よって両者の対応が適切かどうか
の検査を開封することなく簡単に行なえるようになる。
【0013】上記非接触型データ送受信カード付き封書
1の非接触型データ送受信カード14では、ICチップ
実装アンテナシート13のアンテナ13b、ICチップ
13cを覆うようにして被覆シート16を取り付け、I
Cチップ実装アンテナシート13を間にするようにして
封書中紙4の貼着面4aに貼り合わせているが、図6
(イ)に示すように、アンテナ13b、ICチップ13
c側を封書用シート6に密着させるようにしてICチッ
プ実装アンテナシート13のみを貼着面4aに貼り合わ
せるようにしてもよい。この場合、基材13aによって
アンテナ13b、ICチップ13cを保護する。さら
に、図6(ウ)に示すように封書中紙4に対して台紙1
8を連接し、この封書中紙4と台紙18との間に粘着剤
sを用いてICチップ実装アンテナシート13を挟み込
むようにして着脱可能な非接触型データ送受信カード1
4を設けるようにしてもよい。
【0014】つぎに非接触型データ送受信カード付き封
書1は以下のようにして作成できる。 (通知情報の印字)封書用シート6の封書内方となる面
に宛先人への特定事項などの通知情報12を印字する。 (可変情報の印字)差出人側のデータベース上などで管
理されている宛先人関連情報に基づいて、宛先情報10
と機械読み取り情報11とを封書上紙2の封書表出面2
aに印字する。なお、上記通知情報が宛先人それぞれで
可変情報となっている場合には、この時点で上記宛先人
関連情報に基づいて情報を変えながら通知情報12を印
字する。 (一部情報の印字)同じく差出人側のデータベース上な
どで管理されている宛先人関連情報に基づいて一部情報
15を、貼着面4aとは反対側の面に印字する。 (送受信体の貼り付け)貼着面4aにICチップ実装ア
ンテナシート13を貼り付けて非接触型データ送受信カ
ード14を設ける。さらに被覆シート16でICチップ
実装アンテナシート13を被覆接着する。
【0015】(分断線入れ)被覆シート16側から枠状
の分断線17を入れて非接触型データ送受信カード14
を分離可能にする。 (シート折り畳み)上記封書表出面2aが外面となるよ
うに、即ち、宛先情報10と機械読み取り情報11とが
表出するようにして、また、一部情報15が封書内方と
なるようにして封書用シート6を折り重ね合わせて、折
り部5と直交する辺部を貼り合わせし、上記封緘片7を
封書下紙3の封書表出面側に貼り合わせる。 (情報書き込み)封書1の機械読み取り情報11を読み
取り、該機械読み取り情報11に対応する宛先人関連情
報を、封書1内の非接触型データ送受信カード14に非
接触状態にして書き込んで記録させる。これによって、
前記非接触型データ送受信カード14に宛先人関連情報
の一部情報を目視できる状態にして設けるとともに、外
方からはその一部情報を見えないようにした封書1が得
られる。
【0016】上記方法においては封書化した後に宛先人
関連情報を非接触型データ送受信カード14に記録させ
るようにしたが、予め宛先人関連情報が記録されている
ICチップ実装アンテナシート13を貼り付けるように
してもよい。この場合は以下のようにして封書1を得る
ことができる。 (通知情報の印字)封書用シート6の封書内方となる面
に宛先人への特定事項などの通知情報12を印字する。 (送受信体の貼り付け)差出人側のデータベース上など
で管理されている宛先人関連情報が予め書き込まれたI
Cチップ実装アンテナシート13を貼着面4aに貼り付
けて非接触型データ送受信カード14を設ける。さら
に、被覆シート16でICチップ実装アンテナシート1
3を被覆接着する。 (分断線入れ)被覆シート16側から枠状の分断線17
を入れてこの非接触型データ送受信カード14を分離可
能にする。
【0017】(可変情報の印字)ICチップ実装アンテ
ナシート13から非接触状態にして宛先人関連情報を読
み取る。そしてその宛先人関連情報に基づいて、封書上
紙2の封書表出面2aに宛名情報10と機械読み取り情
報11とを印字する。また、上記通知情報12が宛先人
それぞれで可変情報である場合には、この時点で、その
宛先人関連情報に基づいて情報を変えて印字する。 (一部情報の印字)貼着面4aとは反対側の面に、同じ
く読み取った宛先人関連情報に基づいて一部情報15を
印字する。 (シート折り畳み)封書表出面2aが外面となるように
して、また、一部情報15が封書内方となるようにして
封書用シート6を折り重ね合わせて、折り部5と直交す
る辺部を貼り合わせし、上記封緘片7を封書下紙3の封
書表出面側に貼り合わせる。これによって、前記非接触
型データ送受信カード14に宛先人関連情報の一部情報
を目視できる状態にして設けるとともに、外方からはそ
の一部情報を見えないようにした封書1が得られる。
【0018】さらに、以下のようにして封書1を得るこ
ともできる。 (通知情報の印字)封書用シート6の封書内方となる面
に受取人への特定事項などの通知情報12を印字する。 (送受信体の貼り付け)貼着面4aにICチップ実装ア
ンテナシート13を貼り付けて非接触型データ送受信カ
ード14を設ける。さらに被覆シート16でICチップ
実装アンテナシート13を被覆接着する。 (分断線入れ)被覆シート16側から枠状の分断線17
を入れて非接触型データ送受信カード14を分離可能に
する。 (可変情報の印字)差出人側がデータベース上などで管
理している宛先人関連情報に基づいて宛先情報10と機
械読み取り情報11とを封書上紙2の封書表出面2aに
印字する。また、上記通知情報12が宛先人それぞれで
可変情報である場合には、この時点で、その宛先人関連
情報に基づいて情報を変えて印字する。 (一部情報の印字)同じく差出人側がデータベース上な
どで管理している宛先人関連情報に基づいて、一部情報
15を貼着面4aとは反対側の面に印字する。 (情報書き込み)さらに上記宛先人関連情報を、非接触
型データ送受信カード14に非接触状態にして書き込ん
で記録させる。 (シート折り畳み)封書表出面2aが外面となるように
して、また、一部情報15が封書内方となるようにして
封書用シート6を折り重ね合わせて、折り部5と直交す
る辺部を貼り合わせし、上記封緘片7を封書下紙3の封
書表出面側に貼り合わせる。これによって、前記非接触
型データ送受信カード14に宛先人関連情報の一部情報
を目視できる状態にして設けるとともに、外方からはそ
の一部情報を見えないようにした封書1が得られる。
【0019】上記各実施の例では封書用シートを巻き折
り状にして封書内方に位置する紙片に非接触型データ送
受信カードを形成し、その非接触型データ送受信カード
に設けた一部情報が封書外方から見えないようにしたも
のであるが、図7に示すように封書用シート6を封書上
紙2と封書下紙3とからなる二つ折り形態のものとし、
その何れか一方の紙片に、一部情報が封書内方となるよ
うにして非接触型データ送受信カード14を分離可能に
設けるようにしてもよい。即ち、ICチップ実装アンテ
ナシート13が封書下紙3と密着して基材13aが表出
するようにしたり(ICチップ、アンテナは封書下紙
側)、被覆シート16でICチップ実装アンテナシート
13を保護するようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明した本発明により、宛先人の氏
名や会員番号、連絡先電話番号などが設けられた非接触
型データ送受信カードが封書に一体的に設けられ、か
つ、その氏名や会員番号、連絡先電話番号などの情報を
封書外部にさらさない状態の封書となり、送付過程での
宛先人のプライバシーを守ることができるとともに、こ
の封書を受け取って非接触型データ送受信カードを分離
すれば、非接触で宛先人関連情報を読み取れるととも
に、氏名や会員番号、連絡先電話番号などの情報を目視
にて簡単に確認できるカードとなり、非接触形データ送
受信カードの汎用性が頗る向上するようになる。
【0021】また、封書用シートの紙片にICチップ実
装アンテナシートを貼り合わせてその紙片中に非接触型
データ送受信カードを分離可能に区分形成しているの
で、ICチップ実装アンテナシートにカバーシートを積
層した完成品としての非接触型データ送受信カードを予
め用意する必要がなく、非接触型データ送受信カード付
き封書を低コストで作成できるようになるなど、実用性
に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非接触型データ送受信カード付き
封書の封書用シートを展開した状態で示す説明図であ
る。
【図2】封書用シートを図1のII−II線に沿った断
面で示す説明図である。
【図3】封書中紙を折り重ねた状態を示す説明図であ
る。
【図4】封書を示す説明図である。
【図5】非接触型データ送受信カードを示す説明図であ
る。
【図6】非接触型データ送受信カードを断面で示すもの
で、(ア)は被覆シートにICチップとアンテナとが覆
われたICチップ実装アンテナシートを貼着したものを
示す説明図、(イ)はICチップとアンテナとの配設面
側を封書中紙に面しさせてICチップ実装アンテナシー
トを貼り付けたものを示す説明図、(ウ)はICチップ
実装アンテナシートを封書用シートに連接する台紙の間
に挟み込みしたものを示す説明図である。
【図7】他の実施の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…非接触型データ送受信体付き封書 2…封書上紙 2a…封書表出面 3…封書下紙 4…封書中紙 4a…貼着面 6…封書用シート 10…宛先情報 11…機械読み取り情報 12…通知情報 13…ICチップ実装アンテナシート 14…非接触型データ送受信カード 15…一部情報 16…被覆シート 17…分断線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 弘二 東京都千代田区神田駿河台1丁目6番地 トッパン・フォームズ株式会社内 (72)発明者 児嶋 真幸 東京都千代田区神田駿河台1丁目6番地 トッパン・フォームズ株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MB01 WA12 5B035 AA00 BA01 BB09 BC00 CA23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の紙片を折り重ね合わせて形成され、
    記録情報の読み取り、書き込み、消し込みが可能で宛先
    人の氏名や会員番号などの宛先人関連情報が書き込まれ
    ているICチップ実装アンテナシートからなる非接触型
    データ送受信カードを有する封書であって、 封書表出面には宛先情報と宛先人を特定するための機械
    読み取り情報とが設けられ、所要紙片に前記ICチップ
    実装アンテナシートを貼着して分離可能とした非接触型
    データ送受信カードを設け、 前記非接触型データ送受信カードにおける前記ICチッ
    プ実装アンテナシートとは反対側の面に前記宛先人関連
    情報の少なくとも一部情報が印字されているとともに、
    この一部情報が封書の内方側に位置するように配置され
    ていることを特徴とする非接触型データ送受信カード付
    き封書。
  2. 【請求項2】記録情報の読み取り、書き込み、消し込み
    が可能で宛先人の氏名や会員番号などの宛先人関連情報
    が書き込まれているICチップ実装アンテナシートから
    なる非接触型データ送受信カードを有する封書を得るに
    あたり、 複数の紙片が折り部を介して連接されて折り重ね合わせ
    により封書を形成する封書用シートに、宛先情報と宛先
    人を特定するための機械読み取り情報とを印字するとと
    もに、前記ICチップ実装アンテナシートを貼る貼着面
    とは反対側の面に、前記宛先人関連情報の少なくとも一
    部情報を印字し、 前記貼着面にICチップ実装アンテナシートを貼り付け
    て分離可能な非接触型データ送受信体カードを設けた後
    に、前記宛先情報と宛先人を特定するための機械読み取
    り情報とが表出するようにして、かつ前記一部情報が封
    書内方となるようにして封書用シートを折り重ね合わせ
    て封書を形成し、 前記封書において表出する機械読み取り情報を読み取
    り、該機械読み取り情報に対応する宛先人関連情報を、
    前記非接触型データ送受信カードに非接触状態にして書
    き込んで記録させることを特徴とする非接触型データ送
    受信カード付き封書の作成方法。
  3. 【請求項3】記録情報の読み取り、書き込み、消し込み
    が可能で宛先人の氏名や会員番号などの宛先人関連情報
    が書き込まれているICチップ実装アンテナシートから
    なる非接触型データ送受信カードを有する封書を得るに
    あたり、 複数の紙片が折り部を介して連接されて折り重ね合わせ
    により封書を形成する封書用シートに、前記宛先人関連
    情報が書き込まれたICチップ実装アンテナシートを貼
    り付けて分離可能な非接触型データ送受信カードを設
    け、 前記非接触型データ送受信カードから非接触状態にして
    読み取った宛先人関連情報に基づいて、前記封書用シー
    トに宛名情報と宛先人を特定するための機械読み取り情
    報とを印字するとともに、前記非接触型データ送受信カ
    ードのICチップ実装アンテナシート側とは反対側の面
    に宛先人関連情報の少なくとも一部情報を印字し、 前記宛先情報と宛先人を特定するための機械読み取り情
    報とが封書表出面に位置するようにして、かつ、前記宛
    先人関連情報の少なくとも一部情報が封書内方となるよ
    うにして封書用シートを折り重ね合わせて封書を形成す
    ることを特徴とする非接触型データ送受信カード付き封
    書の作成方法。
  4. 【請求項4】記録情報の読み取り、書き込み、消し込み
    が可能で宛先人の氏名や会員番号などの宛先人関連情報
    が書き込まれているICチップ実装アンテナシートから
    なる非接触型データ送受信カードを有する封書を得るに
    あたり、 複数の紙片が折り部を介して連接されて折り重ね合わせ
    により封書を形成する封書用シートに、前記ICチップ
    実装アンテナシートを貼り付けて分離可能な非接触型デ
    ータ送受信カードを設けた後、 前記封書用シートに、宛先情報と宛先人を特定するため
    の機械読み取り情報とを印字するとともに、前記非接触
    型データ送受信カードのICチップ実装アンテナシート
    側とは反対側の面に宛先人関連情報の少なくとも一部情
    報を印字し、 前記非接触型データ送受信カードには、非接触状態にし
    て宛先人関連情報を書き込んで記録させ、 前記宛先情報と宛先人を特定するための機械読み取り情
    報とが封書表出面に位置するようにして、かつ、前記宛
    先人関連情報の少なくとも一部情報が封書内方となるよ
    うにして封書用シートを折り重ね合わせて封書を形成す
    ることを特徴とする非接触型データ送受信カード付き封
    書の作成方法。
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