JPH05185770A - 封緘用往復葉書素材と往復葉書の製造方法 - Google Patents

封緘用往復葉書素材と往復葉書の製造方法

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JPH05185770A
JPH05185770A JP20739791A JP20739791A JPH05185770A JP H05185770 A JPH05185770 A JP H05185770A JP 20739791 A JP20739791 A JP 20739791A JP 20739791 A JP20739791 A JP 20739791A JP H05185770 A JPH05185770 A JP H05185770A
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Akinao Tsuda
明直 津田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プライバシー保護や秘密保持が求められる
情報、即ち、名宛人のほかは開封してはいけない親展内
容の個人情報を、封書に代えて郵送に供することができ
るした封緘用往復葉書素材とその往復葉書の製造方法に
関する。 【構成】 コンピュータ用紙Xの表面側の4区画の
内、左側端位置を往信部の表の表示面4に区画し、ま
た、右側端位置を返信部の裏の表示面7に区画し、その
内側位置の2区画を、剥離可能に疑似接着される親展情
報の第1表示面5と第2表示面6に区画し、前記コンピ
ュータ用紙Xの裏面側の4区画の内、前記親展情報の第
2表示面6の裏面側を、往信部の裏の表示面10に区画
し、前記返信部の裏の表示面7の裏面側を、前記返信部
の表の表示面11に区画し、前記往信部の表の表示面4
の裏面側と親展情報の第1表示面5の裏面側を完全接着
面8,9として区画形成した封緘用往復葉書素材として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、封緘用往復葉書素材と
封緘用往復葉書の製造方法に関し、プライバシー保護や
秘密保持が求められる情報、即ち、名宛人のほかは開封
してはいけない親展内容の個人情報等(以下、単に親展
情報という)を、封書に代えて名宛人に往信すると共
に、その受領通知や確認通知等を差出人に返信したり、
或は、差出人のアンケートに答える等の交換ができるよ
うしたものである。
【0002】
【従来の技術】現在、プライバシー保護や秘密保持が求
められる親展情報、例えば、金融機関における入出金状
況の明細、リースやローン等の支払い明細等を顧客に通
知したり、給料の振り込み明細等を従業員に通知する際
に、それらの入力データを、所定の事項が予め定形フォ
ームに印刷されたコンピュータ用紙等にプリンター類で
印字してプリントアウトし、それを封書に入れて親展化
して郵送することを通例としている。それは、事の性質
上、封書が葉書に比してプライバシー保護や取引内容の
秘密保持に優れ、また、その情報量も、葉書の場合に比
して、封書の方が自在であり、それが為、此種の個人情
報を通信する上で、封書による郵送が欠くことのできな
い手段となっている。
【0003】これに対して、葉書による情報提供では紙
面に限りがあり、また、秘密保持に対処することができ
ないことから、近時、開封できる葉書と称し、往復葉書
サイズで、その展開した葉書の裏側2面に各種の親展情
報を印刷し、また、展開した葉書の表側の2面の片面を
宛名の表示面とし、その他面にPR文章や各種の案内等
を印刷し、その裏側の親展情報を二つ折りして剥離可能
に熱圧着したり、接着し、それを名宛人が開封し、一
旦、開封した後は、再接着することができないようにす
ることで、親展化に対処する葉書(以下、封緘葉書とい
う)が提案され、これにて紙面の倍増とプライバシー保
護や秘密保持に対処するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、此種の二つ
折り封緘葉書の場合には、差出人から名宛人への往信用
にすぎないことから、特開平2−187396号公報に
記載の「往復はがき用素材と往復はがき」や特開平2−
214697号公報に記載の「往復はがきの製造方法」
が提案されている。これは、前記した二つ折り構造の封
緘葉書の2組を一体に連設した発想とする往復葉書構造
であるにすぎない為、事務処理効率の改善を企図する観
点からみた場合、次のような問題点が認められる。特
に、コンピュータ用紙を採択し、それを四つ折りして往
復葉書構造にしようとする場合、当該往復葉書における
往信部の表の表示面と親展情報の表示面が、コンピュー
タ用紙の表面側と裏面側に分かれている為、仮に、親展
情報の表示面に個人個人の入力データを連続的にプリン
トアウトしたとしても、名宛人の宛て先に関しては、1
件ごとに手書き処理せねばならないことになったり、或
は、別途、宛て先シールを1件ごと貼付せねばならな
い。それでは、親展情報と名宛人が表裏異なる等の人為
的なミスが発生するおそれが考えられ、また、そのよう
な人為的な作業を必要とすることでは、事務処理効率の
省力迅速化や機械化の要請に沿ぐわないことになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、前
記の課題を解決するに、先ず、第1には、長尺のコンピ
ュータ用紙Xを幅方向に略4等分し、その表裏合計を8
区画に構成してなる封緘用往復葉書素材において、当該
コンピュータ用紙Xの表面側の4区画の内、左側端位置
を往復葉書における往信部の表の表示面4に区画し、ま
た、右側端位置を往復葉書における返信部の裏の表示面
7に区画し、その内側位置の2区画を剥離可能に疑似接
着される親展情報の第1表示面5と第2表示面6に区画
し、前記コンピュータ用紙Xの裏面側の4区画の内、前
記親展情報の第2表示面6の裏面側を、往復葉書におけ
る往信部の裏の表示面10に区画し、前記返信部の裏の
表示面7の裏面側を、往復葉書における返信部の表の表
示面11に区画し、前記往信部の表の表示面4の裏面側
と親展情報の第1表示面5の裏面側を完全接着面8,9
として区画形成してなる封緘用往復葉書素材を提供した
のである。
【0006】また、第2には、長尺のコンピュータ用紙
Xを幅方向に略4等分し、その表裏合計を8区画に形成
し、それを規格葉書の横サイズに四つ折りし、規格葉書
の縦サイズで切断してなる封緘用往復葉書の製造方法に
おいて、当該コンピュータ用紙Xの表面側の4区画の
内、左側端位置を往復葉書における往信部の表の表示面
4に区画し、また、右側端位置を往復葉書における返信
部の裏の表示面7に区画し、その内側位置の2区画を剥
離可能に疑似接着される親展情報の第1表示面5と第2
表示面6に区画し、前記コンピュータ用紙Xの裏面側の
4区画の内、前記親展情報の第2表示面6の裏面側を、
往復葉書における往信部の裏の表示面10に区画し、前
記返信部の裏の表示面7の裏面側を、往復葉書における
返信部の表の表示面11に区画し、前記往信部の表の表
示面4の裏面側と親展情報の第1表示面5の裏面側を完
全接着面8,9として区画形成し、前記親展情報の第1
表示面5と第2表示面6の境界部を内側へ折れ曲げ、前
記往信部の表の表示面4と親展情報の第1表示面5の境
界部を外側へ折れ曲げ、前記返信部の裏の表示面7と親
展情報の第2表示面6の境界部を外側へ折れ曲げ、その
内、前記往信部の表の表示面4の裏面側と親展情報の第
1表示面5の裏面側を完全接着し、親展情報の第1表示
面5の表面側と第2表示面6の表面側を剥離可能に疑似
接着するように構成してなる封緘用往復葉書の製造方法
を提供したのである。
【0007】
【作用】而して、規格葉書の4倍程度の用紙幅を呈する
長尺のコンピュータ用紙Xを、幅方向に略4等分し、そ
の表裏合計を8区画に形成した個々の区画面に、往復葉
書としての所定事項が、予め表面側と裏面側の両面に普
通印刷されたコンピュータ用紙Xを使用して、封緘用往
復葉書を連続的に量産するには、先ず、当該コンピュー
タ用紙Xをプリンター類にかけて名宛人の宛て先と、名
宛人ごとの個人情報をコンピュータ用紙Xの表面側に区
画された4区画の表示面4〜7の所定の位置に印字処理
してプリントアウトする。それを折り畳み機械にかけて
W字状に四つ折りして規格葉書の横サイズに折り畳み形
成し、また、圧着機械により親展情報の第1表示面5と
第2表示面6を剥離可能に疑似接着し、また、往信部の
表の表示面4の裏面側の完全接着面8と親展情報の第1
表示面5の裏面側の完全接着面9を、剥離不能に完全接
着することで、往信時における親展情報の親展化を達成
し、その上で、四つ折りされた接着されたコンピュータ
用紙Xを、規格葉書の縦サイズで切断することにより、
名宛人ごとの封緘用往復葉書が連続的に量産される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。Xは葛折れ状又はロール状に形成してなる長尺
のコンピュータ用紙であって、その用紙幅が42cm程
度のA版サイズから、用紙幅が36cm程度のB版サイ
ズの範囲内の用紙幅に形成され、図1〜図3に示すよう
に、その左右両端縁部には12.7mm程度の幅の案内
縁1,2が形成され、当該案内縁1,2には、コンピュ
ータ用紙Xの搬送用スプロケット(図示せず)と噛み合
う案内孔3が長手方向へ穿設されている。
【0009】4〜7、8〜11は案内縁1,2を除くコ
ンピュータ用紙Xの表裏両面の本体部分を、左右幅方向
に略4等分に区画形成する用紙表面側と裏面側の表示面
である。その内、表面側の表示面4〜7の内訳は、図2
に示すように、左右両側端位置の2区画の内、一方の左
側端位置は、往復葉書における往信部の表の表示面4で
あって、予め、その上方部には「郵便番号欄」、「郵便
往復はがき」の文字が、また、左側上方部には、「料金
別納,後納マーク」の文字又は切手貼付欄のマークと、
「往信」の文字等が普通印刷されており、この表示面4
には、名宛人の住所,氏名又は名称等の宛て先が、入力
データに従って印字されてプリントアウトされる。ま
た、他方の右側端位置は、往復葉書における返信部の裏
の表示面7であって、それが後記する親展情報に対する
受領証や確認証となる場合には、予め、それに関する必
要事項が普通印刷され、また、それがアンケート類の場
合には、そのアンケート事項が予め普通印刷されていた
り、或は、必要に応じて返信文が書き込めるようにもし
ている。勿論、返信人の住所,氏名又は名称等を、必要
に応じて、入力データに従って返信人に代わって、当初
に印字処理しておくこともできる。また、表面側の表示
面4〜7の内、内側位置の2区画は、親展情報の第1表
示面5と親展情報の第2表示面6に区画形成され、当該
第1表示面5と第2表示面6における親展情報が、金融
機関における収支報告書のような場合には、予め、普通
印刷される定形フォームの1例として、片側の第1表示
面5に日付欄と収入,支出金額等の記入欄が、また、他
側の第2表示面6に差し引き金額等の記入欄と摘要欄や
備考欄等が、適宜振り分けられて普通印刷されている。
【0010】次に、裏面側の表示面8〜11の内訳は、
図3に示すように、コンピュータ用紙Xにおける左右裏
面位置の内、左側半分の2区画、即ち、前記往信部の表
の表示面4の裏面と親展情報の第1表示面5の裏面を完
全接着面8,9に区画形成し、予め、その全面に不透視
模様を普通印刷しておくか、或は、予め、コンピュータ
用紙Xそれ自体の色合いを、白色以外の透視不能な色彩
の着色用紙を採択する。また、右側半分の2区画の裏面
位置の内、内側位置は、往復葉書における往信部の裏の
表示面10であって、予め、その適所に差出人の住所,
氏名又は名称等や、或は、差出人のPR文章や絵,写真
等や、更には、必要に応じて、不透視模様が普通印刷さ
れる。勿論、往信部の表の表示面4に、予め、差出人の
住所,氏名又は名称等を普通印刷されている場合には、
当該往信部の裏の表示面10に重複して普通印刷する必
要はない。また、裏面側の右側端位置は、往復葉書にお
ける返信部の表の表示面11であって、予め、その上方
部には差出人の「郵便番号」、「郵便往復はがき」の文
字が、また、左側上方部には、「料金別納,後納マー
ク」の文字、「切手貼付欄」や「返信」の文字等が普通
印刷されており、この表示面11には、予め、差出人の
住所,氏名又は名称等、即ち返信用の宛て先を普通印刷
しておけば利便である。
【0011】12〜14は表面側の表示面4〜7と裏面
側の表示面8〜11の表裏合計の8区画を四つ折りした
時、その天辺と地辺が、規格葉書の横サイズの90mm
〜107mmの範囲内に収まるように折れ曲げる位置を
示す折れ線であって、その内、中央部の折れ線13は、
表面側からみたとき、親展情報の第1表示面5と第2表
示面6を対峙させて中折りする中折れ線として機能し、
同じく表面側からみたとき、往信部の表の表示面4と親
展情報の第1表示面5との境界部の折れ線12と、返信
部の裏の表示面7と親展情報の第2表示面6との境界部
の切り取り用折れ線14は、共に外折れ線として機能す
る。その内、折れ線14の場合には、予めミシン目を入
れておけば、切り取り線としても機能し利便である。1
5,16は左右両端部の案内縁1,2の内側位置に形成
される切り取り線であって、当該切り取り線11,12
を目安として、コンピュータ用紙Xの両端部を切り取り
加工したり、或は、切断加工される。17はコンピュー
タ用紙Xの長手方向に所定の間隔毎に区画形成される切
り取り線であって、当該コンピュータ用紙Xを規格葉書
の縦サイズの140mm〜150mmの範囲内で切断す
るか、或は、予め、入れられたミシン目を切り取るよう
にしている。
【0012】
【製造方法】先ず、表面側と裏面側に、定形フォームが
普通印刷されたコンピュータ用紙Xをプリンター類にか
け、コンピュータに入力された各種の情報を、コンピュ
ータ用紙Xにおける表面側の表示面4〜7に順次印字処
理して連続的にプリントアウトする。その際、往復葉書
における往信部の表の表示面4には、名宛人の郵便番
号,住所,氏名,名称等の宛て先情報が印字され、ま
た、内側位置の親展情報の第1表示面5と親展情報の第
2表示面6には、予め、普通印刷された定形フォームに
従って、所定の親展情報が印字処理されてプリントアウ
トされる。例えば、それが金融機関における収支報告書
のような場合には、その片側の第1表示面5に日付、収
入,支出等のデータが、また、他方の第2表示面6に
は、その差し引き収支事項、その摘要や備考等の入力デ
ータが印字処理される。尚、往復葉書における返信部の
裏の表示面7には、予め、所定の事項が普通印刷される
場合が多く、改めて印字処理されるとは限らないが、返
信時の返信人である名宛人の住所,氏名又は名称等を、
前以て印字処理しておくこともできる。また、親展情報
がローンやリース等の明細である場合には、その定形フ
ォームに従って、往信部の表の表示面4に名宛人の宛て
先が、また、親展情報がその第1表示面5と第2表示面
6に振り分けられて印字処理される。
【0013】斯様に、コンピュータ用紙Xの表面側に、
名宛人ごとに宛て先や親展情報等がプリンター類で順次
連続的に印字処理された後、今度は、それを適宜の折り
畳み機械(図示せず)にかけて折れ線12〜14を基準
にして、図4に示すように、M字状乃至逆W字状(以
下、単にW字状という)に四つ折り加工する。即ち、表
面側の親展情報の第1表示面5と第2表示面6を対峙さ
せるべく、中央部の中折れ線13を基準にして内側へ折
り曲げ、また、裏面側の完全接着面8,9を対峙させる
べく、表面側からみた往信部の表の表示面4と親展情報
の第1表示面5を、外折れ線12を基準にして外側へ折
れ曲げ、同じく、裏面側の往信部の裏の表示面10と返
信部の表の表示面11を対峙させるべく、親展情報の第
2表示面6と返信部の裏の表示面7を、外折れ線14を
基準にして外側へ折れ曲げることで、W字状に折り畳み
加工される。
【0014】そして、前記のようにW字状に折り畳み加
工されるコンピュータ用紙Xを、次のように接着加工す
ることにより親展化せしめる。即ち、予め、コンピュー
タ用紙Xの裏面側の完全接着面8,9の両方に、或は、
そのいずれか一方には、予め、剥離しない性質の感圧性
接着剤18を塗布するか、折り畳みの直前に湿り気を与
えることで粘着性の出る接着糊18を予め塗布し乾燥処
理しておく。或は、コンピュータ用紙Xを印字処理した
後で、それを折り畳み加工する前の段階で、感圧性接着
剤18又は接着糊18を塗布処理する。或は、コンピュ
ータ用紙Xを四つ折りする際に、予め、剥離不能とする
接着素材で形成された完全接着用の感圧性接着シート1
8を、葉書の表の表示面4の裏面と親展情報の第1表示
面5の裏面との間に介在させて挿し込む。また、親展情
報の第1表示面5の表面と第2表示面6の表面の両方
に、或は、そのいずれか一方には、予め、剥離可能な性
質の感圧性接着剤19を塗布するか、折り畳みの直前に
湿り気を与えることで粘着性の出る接着糊19を予め塗
布し乾燥処理しておく。或は、コンピュータ用紙Xを印
字処理した後で、それを折り畳み加工する前の段階で、
感圧性接着剤19又は接着糊19を塗布処理する。或
は、コンピュータ用紙Xを四つ折りする際に、予め、剥
離可能とする接着素材で形成された疑似接着用の感圧性
接着シート19を、親展情報の第1表示面5の表面と第
2表示面6の表面との間に介在させて挿し込む。その上
で、W字状に四つ折りしたコンピュータ用紙Xの表裏両
面又はその片面から、ヒート圧着手段,ウエット圧着手
段,ドライ圧着手段等のいずれかの手段により圧着され
ることで接着固定する。これにて往信部の表の表示面4
の裏面と、親展情報の第1表示面5の裏面を完全接着し
て一体化し、また、親展情報の第1表示面5の表面と、
その第2表示面6の表面とを剥離可能で再接着不能に疑
似接着し、名宛人以外のものが親展情報の表示面を開封
すれば2度と再接着できないようにすることで、往復葉
書の往信時における親展化がなされる。
【0015】勿論、前記のように四つ折りして接着手段
により親展化する前か後には、規格葉書の縦サイズの位
置の切り取り線17で、長尺のコンピュータ用紙Xを切
断加工し、また、規格葉書の横サイズから食み出した案
内縁1,2を、切り取り線15,16を目安にして切断
加工することにより、最終的には、図5に示すように、
規格葉書の縦横サイズに折り畳まれて接着された封緘用
往復葉書が得られる。尚、20,21は封緘用往復葉書
の開封位置を示す開封マークであって、その内、開封マ
ーク20は往信部の表の表示面4の折れ線12寄りのコ
ーナー部に、また、開封マーク21は返信部の裏の表示
面7の折れ線14寄りのコーナー部に、予め、普通印刷
しておけば開封時の目安となり便利である。
【0016】
【発明の効果】本発明は、前記のように長尺のコンピュ
ータ用紙Xを幅方向に略4等分し、その表裏合計を8区
画に構成してなる封緘用往復葉書素材において、当該コ
ンピュータ用紙Xの表面側の4区画の内、左側端位置を
往復葉書における往信部の表の表示面4に区画し、ま
た、右側端位置を往復葉書における返信部の裏の表示面
7に区画し、その内側位置の2区画を剥離可能に疑似接
着される親展情報の第1表示面5と第2表示面6に区画
し、前記コンピュータ用紙Xの裏面側の4区画の内、前
記親展情報の第2表示面6の裏面側を、往復葉書におけ
る往信部の裏の表示面10に区画し、前記返信部の裏の
表示面7の裏面側を、往復葉書における返信部の表の表
示面11に区画し、前記往信部の表の表示面4の裏面側
と親展情報の第1表示面5の裏面側を完全接着面8,9
として区画形成してなる封緘用往復葉書素材としたの
で、コンピュータ用紙を採択し、それを四つ折りして往
復葉書構造にしようとする場合、その表面側に名宛人の
宛て先とその親展情報がレイアウトされている為、プリ
ンター類による印字処理に際して、過誤なくプリントア
ウトすることができる。
【0017】また、長尺のコンピュータ用紙Xを幅方向
に略4等分し、その表裏合計を8区画に形成し、それを
規格葉書の横サイズに四つ折りし、規格葉書の縦サイズ
で切断してなる封緘用往復葉書の製造方法において、当
該コンピュータ用紙Xの表面側の4区画の内、左側端位
置を往復葉書における往信部の表の表示面4に区画し、
また、右側端位置を往復葉書における返信部の裏の表示
面7に区画し、その内側位置の2区画を剥離可能に疑似
接着される親展情報の第1表示面5と第2表示面6に区
画し、前記コンピュータ用紙Xの裏面側の4区画の内、
前記親展情報の第2表示面6の裏面側を、往復葉書にお
ける往信部の裏の表示面10に区画し、前記返信部の裏
の表示面7の裏面側を、往復葉書における返信部の表の
表示面11に区画し、前記往信部の表の表示面4の裏面
側と親展情報の第1表示面5の裏面側を完全接着面8,
9として区画形成し、前記親展情報の第1表示面5と第
2表示面6の境界部を内側へ折れ曲げ、前記往信部の表
の表示面4と親展情報の第1表示面5の境界部を外側へ
折れ曲げ、前記返信部の裏の表示面7と親展情報の第2
表示面6の境界部を外側へ折れ曲げ、その内、前記往信
部の表の表示面4の裏面側と親展情報の第1表示面5の
裏面側を完全接着し、親展情報の第1表示面5の表面側
と第2表示面6の表面側を剥離可能に疑似接着するよう
に構成してなる封緘用往復葉書の製造方法としたので、
此種の封緘用往復葉書によりプライバシー保護や秘密保
持すべき情報が親展化できる上に、事務処理効率の省力
迅速化と機械化の推進に多大な効果を齎す。
【図面の簡単な説明】
【図1】長尺のコンピュータ用紙を長手方向へ展開した
状態を示す斜視図である。
【図2】コンピュータ用紙の表面側のレイアウトを示す
表面図である。
【図3】コンピュータ用紙の裏面側のレイアウトを示す
裏面図である。
【図4】コンピュータ用紙をW字状に折り畳む途中の状
態を示す斜視図である。
【図5】四つ折りした封緘用往復葉書の接着状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
X コンピュータ用紙 1,2 案内縁 3 案内孔 4 往復葉書における往信部の表の表示面 5 親展情報の第1表示面 6 親展情報の第2表示面 7 往復葉書における返信部の裏の表示面 8,9 完全接着面 10 往復葉書における裏の表示面 11 往復葉書における返信部の表の表示面 12,13,14 折れ線 15,16,17 切り取り線 18 感圧性接着剤又は接着糊或は感圧性接着シート 19 感圧性接着剤又は接着糊或は感圧性接着シート 20,21 開封マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09F 1/04 B 6447−5G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺のコンピュータ用紙Xを幅方向に略
    4等分し、その表裏合計を8区画に構成してなる封緘用
    往復葉書素材において、当該コンピュータ用紙Xの表面
    側の4区画の内、左側端位置を往復葉書における往信部
    の表の表示面4に区画し、また、右側端位置を往復葉書
    における返信部の裏の表示面7に区画し、その内側位置
    の2区画を剥離可能に疑似接着される親展情報の第1表
    示面5と第2表示面6に区画し、前記コンピュータ用紙
    Xの裏面側の4区画の内、前記親展情報の第2表示面6
    の裏面側を、往復葉書における往信部の裏の表示面10
    に区画し、前記返信部の裏の表示面7の裏面側を、往復
    葉書における返信部の表の表示面11に区画し、前記往
    信部の表の表示面4の裏面側と親展情報の第1表示面5
    の裏面側を完全接着面8,9として区画形成したことを
    特徴とする封緘用往復葉書素材。
  2. 【請求項2】 長尺のコンピュータ用紙Xを幅方向に略
    4等分し、その表裏合計を8区画に形成し、それを規格
    葉書の横サイズに四つ折りし、規格葉書の縦サイズで切
    断してなる封緘用往復葉書の製造方法において、当該コ
    ンピュータ用紙Xの表面側の4区画の内、左側端位置を
    往復葉書における往信部の表の表示面4に区画し、ま
    た、右側端位置を往復葉書における返信部の裏の表示面
    7に区画し、その内側位置の2区画を剥離可能に疑似接
    着される親展情報の第1表示面5と第2表示面6に区画
    し、前記コンピュータ用紙Xの裏面側の4区画の内、前
    記親展情報の第2表示面6の裏面側を、往復葉書におけ
    る往信部の裏の表示面10に区画し、前記返信部の裏の
    表示面7の裏面側を、往復葉書における返信部の表の表
    示面11に区画し、前記往信部の表の表示面4の裏面側
    と親展情報の第1表示面5の裏面側を完全接着面8,9
    として区画形成し、前記親展情報の第1表示面5と第2
    表示面6の境界部を内側へ折れ曲げ、前記往信部の表の
    表示面4と親展情報の第1表示面5の境界部を外側へ折
    れ曲げ、前記返信部の裏の表示面7と親展情報の第2表
    示面6の境界部を外側へ折れ曲げ、その内、前記往信部
    の表の表示面4の裏面側と親展情報の第1表示面5の裏
    面側を完全接着し、親展情報の第1表示面5の表面側と
    第2表示面6の表面側を剥離可能に疑似接着するように
    構成したことを特徴とする封緘用往復葉書の製造方法。
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