JPH03130195A - 葉書とその製造方法 - Google Patents

葉書とその製造方法

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JPH03130195A
JPH03130195A JP27009289A JP27009289A JPH03130195A JP H03130195 A JPH03130195 A JP H03130195A JP 27009289 A JP27009289 A JP 27009289A JP 27009289 A JP27009289 A JP 27009289A JP H03130195 A JPH03130195 A JP H03130195A
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Japan
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sheet
postcard
pieces
intervening
adhesive
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JP27009289A
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Kenji Shibahara
芝原 憲司
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Challenge Five KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、葉書とその製造方法、さらに詳しくは、通信
文等の情報を隠蔽して郵送しうる葉書に関する。
(従来の技術) 従来、上記のような′清報隠蔽の目的で使用される葉書
としては、たとえば実開昭52−90129号。
実開昭54−102242号、実開昭60−91462
号等の種々の葉書がある。
すなわち、これらの葉書は、2つ折り可能に形成され且
つその2つ折りされるシート片間が接着されることによ
り内面側の記載事項を隠蔽して使用されるものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のような葉書は、上記シート片間を
接着するための接着剤がシート片の周縁部のみに設けら
れているため、接着剤の設けられていない部分に隙間が
生ずるおそれがあり、両シート片間の密着性が維持でき
ないという問題点があった。
さらに、このように周辺部のみに接着剤を設けること自
体、作業性が必ずしも良好ではない。
しかるに、上記のような従来の葉書は、主として一般個
人用として考案されたものであり、従って作業性はさほ
ど問題ではないが、たとえば銀行証券会社、その他の企
業が大量に郵送する場合に、コンピューターのプリンタ
ー等を利用して連続フオーム等に印字し、それを裁断し
て形成するような葉書に応用すると、その作業能率の低
下は著しいものとなる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされた
もので、葉書を構成するシート片間の密着性を維持し、
しかもコンピューターのプリンター等での自動的な大量
生産が可能な葉書を提供することを課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、このような課題を解決するために、葉書とそ
の製造方法としてなされたもので、葉書としての特徴は
、隠蔽すべき情報が表示される面を内面側として、少な
くとも2枚以上のシート片を重合することによって葉書
本体1が形成され、且つその重合されるシート片間に透
明な介装シート5が介装されてなり、しかも該介装シー
ト5の両面と前記両シート片の内面との略全面が接着さ
れてなるとともに、その両接着面のうち、少なくとも一
方の接着面は剥離可能に構成されてなることにある。
また、葉書の製造方法としての特徴は、印字等により情
報が表示された葉書形成用シート12の片面側に透明な
介装シート5cを移送せしめ、次に前記表示された情報
を隠蔽すべく前記葉書形成用シート12を折り曲げて、
該折り曲げによって葉書形成用シート12の対面するシ
ート片間に前記介装シート5cを介装するとともに、該
介装シート5cの表裏両面と前記両シート片の内面との
略全面を、該介装シート5cの表裏両面のうち少なくと
も一面が剥離可能なように接着し、その後、折り曲げら
れた葉書形成用シート12を所定寸法に切断して葉書を
形成することにある。
(作用) 本発明の葉書は、上記のように重合されるシート片間に
介装シート5が介装されてなり、且つ該介装シート5の
両面とシート片の内面との略全面が接着されてなるとと
もに、その両接着面のうち少なくとも一方の接着面は剥
離可能に接着されてなるため、シート片間に隙間が生ず
ることもほとんどない。
そして、上記構成からなる葉書を開封して展開すると、
介装シート5はシート片の他方の面に接着された状態で
残存するが、該介装シート5は透明であるために、該介
装シート5を介して一方のシート片印字等された情報の
判読が可能である。
また、本発明の葉書の製造方法においては、葉書形成用
シート12の片面側に透明な介装シート5cを移送せし
め、次に前記表示された情報を隠蔽すべく前記葉書形成
用シート12を折り曲げて、該折り曲げによって葉書形
成用シート12の対面するシート片間に前記介装シート
5cを介装するとともに、該介装シート5cの表裏両面
と前記両シート片の内面との略全面を、該介装シート5
cの表裏両面のうち少なくとも一面が剥離可能なように
接着し、その後、折り曲げられた葉書形成用シート12
を所定寸法に切断して葉書が形成されるため、これら−
連の工程により、連続的且つ自動的に作業が行えること
となる。
特に、葉書のシート片間の接着が上記のような介装シー
ト5cの移送や介装を経て行われるため、接着のための
作業が何ら煩雑となることもな(\のである。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は一実施例としての葉書を示し、(イ)(よ正面
図、(0)は(イ)のA−A線断面図、()1)(ま(
イ)のB −B !!断面図、(ニ)は(0)のC部拡
大断面図をそれぞれ示す。
第1図において、1は1枚のシートからなる葉書本体で
、同じ大きさからなる3枚のシート片tarlb、IC
が連設して構成され、シート片1aの一面側には宛先、
宛名表示部2が設けられて、宛先、宛名が印字により表
示され、又、シート片1b、 1cの一面側には情報表
示部3が設けられて、通信文等の情報か印字により記載
されてなる。そして、情報表示部3,3がそれぞれ設け
られた2枚のシート片1b、ICは、該情報表示部3.
3が内面側となるように折曲部4を介して折り曲げられ
、且つそのシート片1b、 Ic間に、透明な合成樹脂
フィルムからなる介装シート5が介装されてなるととも
に、その介装シート5の一面5aの全面が剥離可能な接
着剤6aと、他面の全面が剥離不能な接着剤6bを介し
て前記シート片1b、1cの内面側に夫々接着されてな
る。さらに、シート片1b+ Icが2つ折りされた状
態において、葉書本体1の全体の寸法は、葉書の規格寸
法に合致して形成されてなる。
7は、前記シート片ICの外面側に設けられた宣伝、広
告欄を示す。
尚、葉書本体1は、第1図(ニ)に示すように、文字等
を印字、筆記可能ならしめ、且つ剥離性のあるインキ1
0が内面側に塗布されたアルミ蒸着フィルム9を祇8の
内面側に貼着することによって構成されている。
本実施例の葉M11は、上述のように一面側の全面に剥
離可能な接着剤6aを有し且つ他面側の全面こ剥離不能
な接着剤6bを有する介装シート5を介して情報表示部
3を隠蔽すべく対面するシート片lb、1cが接着され
て構成されたものなるため、両シート片1b、1c間に
隙間が生ずることもない。
また、該シート片1b、Icの内面側に印字された情報
は、両シート片1b、 1cによつ完全に隠蔽された状
態となる。従って、郵送中においてはその伝達文の記載
内容は完全に秘密状態に保持されるのである。
特に、葉書本体1が上記のように紙8の内面側にアルミ
蒸着フィルム9を貼着して構成されてなるとともに、上
記情報の表示は、インキ10によって印字、筆記可能に
処理されたアルミ蒸着フィルム9の内面側になされてい
るため、その表示された情報は、該アルミ蒸着フィルム
9によって外部への透視が阻止され、従ってシート片1
b、1cの内面側に表示された情報が外部に透き通って
現出されることも決してなく、従って秘密保持効果が非
常に良好となるのである。
しかも、宛先、宛名表示欄2の設けられたシート片1a
は、2つ折りされたシート片1b、Icの外側に突出し
て設けられ、従って宛先、宛名表示欄2が外部に裸出さ
れてなるため、郵送機能も何ら損なわれることはない。
一方、この葉N9を受信した受信者は、第2図に示すよ
うにシート片ICを剥かせば、介装シート5がシート片
1bに接着された状態で葉書が展開され、第3図に示す
ように透明の介装シート5を介して該シート片1bとシ
ート片1cの情報表示部3に表示された情報が判読可能
となるのである。
この場合において、情報表示部3が形成されている面は
、上記のようなアルミ蒸着フィルム9に剥離性の良好な
インキIOを塗布して形成されてなるため、受信者にお
けるシート片の剥離作業も非常に容易に行えるのである
次に、上記のような構成からなる葉書を製造する場合に
ついて説明する。
先ず、長尺状の用紙12をロール状に巻装して設置しく
図示せず)、これを引き出して第4図のように長手方向
の両側縁にパンチ孔13.・・・を形成するとともに、
その内側に切取用のミシン目14・・・を形成する。
次に、第5図のように各区画片15のシート片1aの予
め設けられた宛先、宛名表示欄2の所定位置に宛先、宛
名を印字するとともに、シート片1b、l+の情報表示
欄3に通信文を印字する。尚、この印字は、前記用紙の
両側縁のパンチ孔13を利用して電子計算機のプリンタ
ーによって行う。
次に、上記のような所定事項を印字した後、第6図のよ
うにパンチ孔13を有する用紙の両側の耳片16をミシ
ン目14を介して切り取る。
次に、第7図のように、表面5aに剥離可能な接着剤が
塗布され、且つ裏面5bに剥離不能な接着剤が塗布され
た紙製の長尺状の介装シート5cを、シート片1bが設
けられた前記用紙の中央部上に移送する。
次に、第8図のように前記用紙12を、シート片1b及
びIC間の折曲部4を介して2つに折り曲げ、且つ加圧
する。このとき、その折り曲げられるシート片1b、I
c間に上記のような両面に接着剤を有する介装シート5
が介装されることとなる。従って、その介装シート5の
介装によって、シート片1bとシート片ICとはその介
装シート5を介して自動的に接着されることとなるので
ある。
その後、第9図に示すように、用紙12の短手方向の切
断位置17を順次切断していくことによって、上記第1
図の実施例に示すような葉書11が自動的且つ連続的に
製造されることとなるのである。
次に、第10図は他の実施例としての葉書を示し、(イ
)は正面図、(0)は背面図、(ハ)は(イ)のD−D
線拡大断面図、(ニ)は(イ)のE−E線断面図、(ホ
)は(ニ)の「部拡大断面図、(へ)は展開状態の表面
側の説明図、(ト)は展開状態の裏面側の説明図をそれ
ぞれ示す。
第10図の実施例においては、葉書本体1が3つ折りの
状態に構成されている。
本実施例ではシート片1aの一面側に宛先、宛名表示部
2が設けられ、シート片1bt 1cの一面側に情報表
示部3が設けられている点で上記第1図の実施例と共通
するが、シート片1a、lbの他面側の周縁部にホット
メルト型の接着剤18が設けられている点で、上記第1
図の実施例と相違する。
すなわち、本実施例では、折曲部4a、 4bを介して
シート片1a、 lb、 1cが略2字状に折り曲げら
れて3つ折りの状態に形成され、情報表示部3,3がそ
れぞれ設けられたシート片1b及びシート片ICの内面
間には、上記実施例1と同様の介装シート5が介装され
ており、その介装シート5を介して一方のシート片1b
が剥離可能に接着され、且つ他方のシート片ICが剥離
不能に接着されている。また、シート片1aとシート片
1b間は、上記周縁部に設けられた接着剤18を介して
剥離不能に接着されている。
尚、この実施例においても、葉書本体1は、上記実施例
1と同様に紙8と、内面側に筆記可能なインキ10の塗
布されたアルミ蒸着フィルム9とで構成されている。
本実施例の葉書11においては、上述のようにシート片
1aとシート片1bとが周縁部に設けられた接着剤18
を介して剥離不能に接着され、又、シート片1bとシー
ト片1cとが上記全面に接着剤5a、 5bを有する介
装シート5を介して一方の面5aが剥離可能に接着され
てなるため、この葉書を受信者が開封すると、第11図
に示すように、シート片1bとシート片ICとの封緘状
態は上記介装シート5の剥離によって該介装シート5の
他面5bがシート片ICに接着されて状態で解除される
が、シート片1aとシート片1bとの封緘状態は解除さ
れない。
従って、開封後もシート片1aとシート片1tlは接着
剤18を介して剥離不能に接着されているために、両シ
ート片fat lbは1枚の紙片と同様に取り扱えるこ
ととなり、又、シート片1bとシート片ICとは展開状
態となるために、全体として葉書本体1は2つ折りのよ
うな状態となり、本来必要な情報表示部3のみが裸出さ
れることとなる。この場合において、介装シート5は透
明に構成されてなるために、該介装シート5を除去する
必要はなく、そのままの状態で前記情報表示部3の判読
が可能である。
また、この実施例においても、両面全面に接着剤Sal
 6bを有する上記介装シート5の介装により、シート
片1b、IC間の密着性が良好となるのである。
尚、上記第10図の実施例においては、シート片1b及
びシート片ICとの表面側の周縁部にそれぞれ接着剤5
が設けられているが、接着剤5は必ずしも両片の双方に
設けられる必要はなく、一方の周縁部のみに設けられて
いてもよい。また、接着剤はこのような周縁部のみなら
ず、全面に設けられていてもよい。さらに、第15図に
示すように、上記、両面に接着剤20.20を有する介
装シート19を別途介装することによって接着してもよ
い。ただし、この接着剤20.20は、シート片1a、
lb間を剥離不能とする観点から、上記介装シート5に
設けられた一方の接着剤6aのような剥離可能なもので
はなく、他方の接着剤6bのような剥離不能なものが使
用される。尚、この場合、第16図のようにシート片1
a、Ibの折曲部4aを切断してシート片1aのみを分
離した状態に構成することも可能である。
次に、第12図は他の実施例を示し、(イ)は正面図、
(0)はG−G線断面図を示す。
この実施例では、葉書本体1は2枚のシート片la、l
bにて構成され、2つ折り状態に形成されてなる。
また、葉書本体1は、上記各実施例のような構造ではな
く、比較的厚手の紙のみにて構成されてなる。
さらに、介装シート5は、フルミ蒸着フィルムにて構成
されており、その−面側の剥離自在な接着材6a及び他
面側の剥離不能な接着剤6bを介して接着されている。
尚、上記各実施例では、介装シート5の両面の接着剤6
a、6bが対面する両側のシート片の全面に隙間なく接
着されてなるが、必ずしも隙間なく全面に接着される必
要はなく、たとえば第13図に示すようにシート片1b
の先端を介装シート5やシート片1aかられずかに突出
させ、そのシート片1bの先端側をわずかなスペースの
非接着面として形成してもよい。この場合には、その非
接着面を把持することによってシート片1bの剥離を容
易に行えるという利点がある。
また、第14図のように接着剤5a、 5bを介して接
着されているシート片1a、lbと介装シート5間の先
端よりわずかに内側に隙間21を形成してもよく、この
場合には、受信後にその隙間21の部分を切断すること
により、上記第14図の実施例と同様の非接着面が形成
され、従ってシート片の剥離が同様に容易となるのであ
る。
いずれにしても、介装シート5とシート片の内面側とは
完全に全面が接着されている必要はなく、略全面が接着
されていばよい。すなわち、本発明にいう「略全面が接
着される」とは、完全に全面が接着されている場合の他
、上記のような先端側の一部の非接着面を残して全面接
着されているような場合をも広く含む意味である。
さらに、上記第1図や第12図の実施例においては、宛
先、宛名表示部2と、通信文等の情報が表示された情報
表示部3とが葉書本体の同面側に設けられているため、
所定事項の印字が同じ面側に行うことができ、従ってコ
ンピューターのプリンター等による自動的な印字が容易
に行えるという好ましい効果が得られたが、このように
同じ面に宛先、宛名表示部2と情報表示部3を設けるこ
とは条件ではなく、上記第12図の実施例のように異な
る面側に設けられていてもよい。
さらに、本発明の用途として、第18図に示すような往
復葉書に使用することも可能である。すなわち、この第
18図の実施例の往復通信用の葉書11は、第1図の葉
書と同じ構造からなるが、表面側に往信様22が設けら
れてなるとともに、裏面側に返信様23が設けられてい
る点で第1図の実施例と相違する。
尚、葉書本体1は、上記第1図や第12図の実施例のよ
うな2つ折り、或いは上記第10図の実施例のような3
つ折り等、その折りかたは問うものではない。また、上
記各実施例では折り曲げられたシート片間に介装シート
5が介装されてなるが、折曲げに限らず、たとえば完全
に切断された別体のシート片間に上記のような介装シー
ト5が介装されていてもよい。要は、葉書本体1が少な
くとも2枚以上の重合状態に形成され、且つその重合さ
れるシート片間に介装−トが介装されていればよく、1
枚の葉書本体1の折り曲げであるか、別体のシート片の
重ね合わせであるかは問うものではない。
また、第17図に示す如く葉書本体1をシート片lb、
icの三片で構成し、介装シート5を介装せしめて2つ
折りしうるように構成してもよい。
さらに、介装シート5の材質も上記各実施例の紙や合成
樹脂等問うものではない。また、葉書本体1の材質も問
うものではなく、葉書としての腰を具備しうる程度のも
のであればよい。尚、葉書本体1自体に腰がない場合に
は、上記介装シート5に腰を具備させることによって全
体としての葉書に腰が生じ、この点からも葉書本体1や
介装シート5の材質は、両者の接着性や強度の相互関係
を考慮して任意に選定することが可能となる。
さらに、上記第1図や第10図の実施例では、葉書本体
1が、筆記可能で剥離性のあるインキを内面側に塗布し
たアルミ蒸着フィルム9を貼着した紙で構成したため、
シート片の剥離が容易に行えるとともに、印字、筆記さ
れた文字等の消去が防止され、またアルミ蒸着フィルム
9自体の内面側に文字等が印字、筆記されるため、その
印字、筆記された事項を外部から透視されるのをアルミ
蒸着フィルム9自体で阻止できるという好ましい好まし
い効果が得られたが、葉書本体1の構造も該実施例に限
定されるものではなく、任意に変更可能である。たとえ
ば、透視防止の手段としては、上記第12図の実施例の
ように、介装シート5自体をアルミ蒸着フィルム等の不
透明なシートで構成することによっても可能であり、こ
の場合には葉書本体1は紙のみで構成されていても透視
防止効果がさほど損なわれることはない。ただし、透視
防止手段を設けることは本発明に必須の条件ではない。
さらに、介装シート5と葉書本体1の両者を接着する接
着剤の種類も問うものではなく、要は介装シート5の少
なくとも一方の接着面が剥離可能な接着剤6aにて構成
されればよい。また、上記実施例では介装シート5の両
面側の接着剤5a、 5bを介して両側のシート片に接
着されてなるが、この接着手段は接着剤に限るものでは
なく、たとえば接着性の合成樹脂を含有する紙の素材で
介装シート5を構成する手段であってもよい。
尚、上記のようなアルミ蒸着フィルムの他、着色された
フィルムであっても透視防止効果があり、いずれにして
も、葉書本体1の構造、材質は問わない。
さらに、葉書本体1の開封手段も上記実施例のような剥
離に限らず、ハサミ等による切断やミシン目等を予め設
けておいて、そのミシン目の分断によって開封してもよ
い。
さらに、シート片1cの裏面側の印刷内容も該実施例の
宣伝広告等に限らない。又、この裏面側には印刷は必ず
しも施されていなくてもよい。
さらに、上記実施例の葉書の製造方法においては、葉書
形成用の原反の用紙として長尺状の用紙を使用したが、
定寸のものを使用することも可能である。
従って、該実施例のようなパンチ孔13の形成や耳片1
6の切り取り等の工程は本発明に必須のものではない。
要は、葉書形成用シートの片面側に介装シートを移送せ
しめる工程、表示された情報を隠蔽すべく葉書形成用シ
ートを折り曲げるとともに、その折り曲げられる葉書形
成用シートの対面するシート片間に前記介装シートを介
装して該介装シートの両面とシート片の内面との略全面
を接着する工程及びその接着後に折り曲げられた葉書形
成用シートを所定寸法に切断する工程からなるものであ
ればよく、その他の操作手順等は任意に変更可能である
また、本発明は、コンピューター、プリンター等により
自動的且つ連続的に製作する業務用の葉書を主眼するも
のではあるが、必ずしも業務用に限定されるものではな
く、一般の家庭用として使用される葉書も本発明の範囲
に属するものである。
(発明の効果) (イ)斜上のように、本発明は、隠蔽すべき情報が表示
される面を内面側とすべく葉書本体が少なくとも2枚以
上の重合状態に形成され、且つその重合されるシート片
間に介装シートが介装されてなり、しかも該介装シート
の両面と前記シ−ト片の内面との略全面が接着されてな
るとともに、その両接着面のうち少なくとも一方の接着
面は剥離可能に接着されてなるため、葉書を構成するシ
ート片間に隙間が生ずることがほとんどなく、シート片
間の密着性を確実に維持することができ、その密着性が
上記のような従来の葉書に比べて著しく良好になるとい
う顕著な効果がある。
(0)また、本発明の葉書の製造方法においては、葉書
形成用シートの片面側に透明の介装シートを移送せしめ
た後、情報を隠蔽すべく葉書形成用シートを折り曲げて
、その折り曲げられる葉書形成用シートの対面するシー
ト片間に前記介装シートを介装するとともに、該介装シ
ートの表裏両面と前記両シート片の内面との略全面を、
該介装シートの表裏両面のうち少なくとも一面が剥離可
能なように接着し、その後、折り曲げられた葉書形成用
シートを所定寸法に切断して葉書が形成されるため、こ
れら一連の工程により、連続的且つ自動的に作業が行え
ることとなる。
特に、葉書のシート片間の接着が上記のような介装シー
トの移送や介装を経て行われるために、従来のように周
縁部のみに接着剤を設けた葉書に比べると、接着のため
の作業が何ら煩雑となることもなく、よって製造のため
の全体の作業性も従来に比べて向上するという効果があ
る。
(ハ)何れにしても、本発明においては、重合されるシ
ート片間の密着性が良好で、しかも連続的且つ自動的な
一連の製作作業工程で、その製作の作業性を向上させう
る葉書を提供しうるに至ったのである。
(ニ)また、上記の構成からなる葉書を開封して展開す
ると、介装シートがシート片の他方の面に接着された状
態で残存するが、該介装シートは透明であるために、介
装シートを除去しなくても、介装シートを介して他方の
シート片印字等された情報の判読が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例としての葉書を示し、(イ)は正面図
、(ロ)は(イ)のA−A線断面図、(ハ)は(イ)の
B−B線断面図、(ニ)は(イ)のC部拡大断面図。 第2図はシート片の剥離状態を示す断面図。 第3図は開封後の葉書の展開状態を示す正面図。 第4図乃至第9図は上記葉書の製造方法を示し、第4図
はパンチ孔及びミシン目形成工程の概略平面図、第5図
は印字工程を示す概略平面図、第6図は耳片の切取り工
程を示す概略平面図、第7図は介装シートの移送工程を
示し、(イ)は概略平面図、(0)は概略断面図、第8
図は折り曲げ及び接着工程の概略平面図、第9図は切断
工程の概略平面図をそれぞれ示す。 第10図は他実施例の葉書を示し、(イ)は正面図、(
0)は背面図、(ハ)は(イ)のD−D線断面図、(二
〉は(イ)のE−ε線断面図、(ホ)は(ニ)のF部拡
大断面図、(へ)は展開状態の正面図、(ト)は展開状
態の背面図。 第1I図は第10図の葉書の使用状態を示し、(イ)は
開封、展開状態の正面図、(ロ)は(イ)のG−G線断
面図。 第1伸は他実施例の葉書を示し、(イ)は正面図、(ロ
)は(イ)の−−H線断面図。 第13図及び第14図は他実施例の要部断面図。 第15図乃至第17図は他実施例の断面図。 第18図は他実施例を示し、(イ)は正面図、(ロ)は
背面図。 1・・・葉書本体   3・・・情報表示部5・・・介
装シート

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、隠蔽すべき情報が表示される面を内面側として、少
    なくとも2枚以上のシート片を重合することによって葉
    書本体1が形成され、且つその重合されるシート片間に
    透明な介装シート5が介装されてなり、しかも該介装シ
    ート5の両面と前記両シート片の内面との略全面が接着
    されてなるとともに、その両接着面のうち、少なくとも
    一方の接着面は剥離可能に構成されてなることを特徴と
    する葉書。 2、葉書本体1の表裏いずれかの片面側に、宛先、宛名
    表示部2と、通信文等の情報が表示される情報表示部3
    とが連設されてなり、且つ前記宛先、宛名表示部2のみ
    が外部に裸出するように前記情報表示部3の中央の折曲
    部4を介して2つ折りされ、且つ2つ折りされたシート
    片1b、1c間に前記介装シート5が介装されてなる請
    求項1記載の葉書。 3、印字等により情報が表示された葉書形成用シート1
    2の片面側に透明な介装シート5cを移送せしめ、次に
    前記表示された情報を隠蔽すべく前記葉書形成用シート
    12を折り曲げて、該折り曲げによって葉書形成用シー
    ト12の対面するシート片間に前記介装シート5cを介
    装するとともに、該介装シート5cの表裏両面と前記両
    シート片の内面との略全面を、該介装シート5cの表裏
    両面のうち少なくとも一面が剥離可能なように接着し、
    その後、折り曲げられた葉書形成用シート12を所定寸
    法に切断して葉書を形成することを特徴とする葉書の製
    造方法。
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