JP2002237730A - 電力増幅回路 - Google Patents

電力増幅回路

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JP2002237730A
JP2002237730A JP2001033927A JP2001033927A JP2002237730A JP 2002237730 A JP2002237730 A JP 2002237730A JP 2001033927 A JP2001033927 A JP 2001033927A JP 2001033927 A JP2001033927 A JP 2001033927A JP 2002237730 A JP2002237730 A JP 2002237730A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力端子にバイアス電圧を中心として交流信号
を印加した際にプッシュプル出力回路に大きな貫通電流
を発生させることなく、かつ、出力電流のクロスオーバ
ー歪を低減することが可能な電力増幅回路を提供する。 【解決手段】差動増幅器8’からの出力電圧Uに応答し
て、第1の駆動電圧とこれより低い第2の駆動電圧をそ
れぞれプッシュプル出力回路9とプッシュプル出力回路
14に出力するプリドライバ12と、出力電圧Uに応答
して第3の駆動電圧とこれより高い第4の駆動電圧をそ
れぞれプッシュプル出力回路9とプッシュプル出力回路
14に出力するプリドライバ13とを備え、プッシュプ
ル出力回路9,14の共通出力端子5が中間電位にあっ
ても、プッシュプル出力回路14には微少の電流が流れ
クロスオーバー歪みが発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力増幅回路回路に
関し、特に動作時における貫通電流の発生を防止すると
共にクロスオーバー歪みを低減した電力増幅回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近MOSトランジスタを用いて構成し
た電力増幅回路は多様な装置に搭載されており、ハード
ディスク装置のリード/ライトを行うヘッド駆動のため
のVCM(Voice Coil Motor)ドライ
バにも用いられている。ハードディスク装置のVCMド
ライバに用いられている電力増幅回路は、ノートパソコ
ンなどの消費電流化の要求に対応して消費電力を低減す
ることが求められ、かつハードディスクに記録された信
号を読みとるためのヘッドを高精度で位置制御するため
に、歪みを極力小さくすることが求められている。
【0003】低消費電力と低歪の2つの要求を満たす従
来の電力増幅回路が特開平8−293740号公報に記
載されており、この公報記載の電力増幅回路を図5〜図
7を参照して説明する。
【0004】図5は上記公報記載の電力増幅回路の回路
図であり、この電力増幅回路はオペアンプ8と、カレン
トミラー回路6,7と、プリドライバ10,11と、プ
ッシュプル出力回路9とから構成される。以下に図5に
示す電力増幅回路の動作について説明する。
【0005】オペアンプ8の反転入力端子4の電位V−
を固定し、非反転入力端子3の電位V+を反転入力端子
4の電位V−よりも高くすると、オペアンプ8からハイ
レベル信号が出力される。そのハイレベル信号はプリド
ライバ10とプリドライバ11の共通入力端子に出力さ
れ、これによりプリドライバ10はロウレベルを出力
し、プッシュプル出力回路9を構成するPMOSトラン
ジスタQP3をオンさせる。
【0006】一方プリドライバ11は、オペアンプ8か
らハイレベル信号が入力するとロウレベルを出力し、プ
ッシュプル出力回路9を構成するNMOSトランジスタ
QN3をオフさせる。その結果、電力増幅回路の出力端
子5の出力電圧Voutはハイレベルとなる。オペアン
プ8の非反転入力端子3の電位V+を反転入力端子4の
電位V−よりも低くすると、上記とは逆の動作により電
力増幅回路の出力端子5のVoutはロウレベルとな
る。
【0007】次に、オペアンプ8の非反転入力端子3と
反転入力端子4の各電位V+,V−が互いに等しい場合
の動作について、図5と同一の回路図に回路定数と各バ
イアス点のバイアス電圧を記した図6を参照して説明す
る。説明を簡単にするために電源電圧はVDD=5V、
各トランジスタのしきい値電圧Vtは1Vとする。
【0008】オペアンプ8の非反転入力端子3と反転入
力端子4の各電位V+,V−が互いに等しいと、オペア
ンプ8は電源電圧Vd(=5V)の半分の電位、すなわ
ち2.5Vを出力する。このときカレントミラー回路6
を構成するPMOSトランジスタQP1と、プリドライ
バ10を構成する抵抗R1には、それぞれ1Vと1.5
Vが印加される。
【0009】PMOSトランジスタQP1、QP2がカ
レントミラーを構成しているため、トランジスタサイズ
を等しくすると、抵抗R1と抵抗R2には同じ大きさの
電流が流れる。そこで、抵抗R1と抵抗R2の抵抗値の
比R1対R2を15KΩ対40KΩ、すなわち1.5対
4に設定しておくと、抵抗R2には4Vが印加される。
また、プッシュプル出力回路9を構成するPMOSトラ
ンジスタQP3のソース・ゲート間には1Vが印加さ
れ、PMOSトランジスタQP3はちょうどオンし始め
の状態となる。
【0010】一方、カレントミラー回路7を構成するN
MOSトランジスタQN1とプリドライバ11を構成す
る抵抗R11には、それぞれ1Vと1.5Vが印加され
る。NMOSトランジスタQN1、QN2がカレントミ
ラーを構成しているため、トランジスタサイズを等しく
すると抵抗R11と抵抗R12には同じ大きさの電流が
流れる。
【0011】そこで、抵抗R11と抵抗R12との抵抗
値の比R11対R12を15KΩ対40KΩ、すなわち
1.5対4に設定しておくと、抵抗R12には4Vが印
加される。また、プッシュプル出力回路9を構成するN
MOSトランジスタQN3のソース・ゲート間には1V
が印加され、このトランジスタQN3はちょうどオンし
始めの状態となる。PMOSトランジスタQP3及びN
MOSトランジスタQN3の両方がまだ完全にオンして
いないため、貫通電流が流れることはない。このとき、
この電力増幅回路の出力端子5の出力電圧Voutは電
源電圧Vdの半分の電位Vd/2を出力する。
【0012】上記のとおり、従来の電力増幅回路は、出
力電圧がハイレベル、中間レベル、ロウレベルのいずれ
においても、PMOSトランジスタQP3またはNMO
SトランジスタQN3のどちらか一方はオフしているた
め、電源端子1からGND端子2に向かって貫通電流が
流れないB級の電力増幅回路を構成している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電力増幅回路は、入力電圧を急激に切り換える
と貫通電流が流れてしまい、貫通電流が流れないように
回路定数を設定すると、今度は出力電流のクロスオーバ
ー歪みが大きくなるという別の問題が発生した。次に図
5の回路図と図7に示す信号波形図とを参照して、貫通
電流の発生メカニズムを説明する。
【0014】図7は、図5の電力増幅回路を構成するM
OSトランジスタ及び抵抗の各しきい値、各抵抗値がそ
れぞれ設計中心値である場合の出力電圧Vout、PM
OSトランジスタQP3のゲート電圧Vg(QP3)、
NMOSトランジスタQN3のゲート電圧Vg(QN
3)についての時間変化を示した信号波形図である。こ
こで、反転入力端子4に印加された入力電圧V−は一定
とし、非反転入力端子3に印加された入力電圧V+は0
Vから電源電圧Vdまで直線的に増加するとしている。
【0015】オペアンプ8の出力電圧はプリドライバ1
0とプリドライバ11に入力し、カレントミラー回路6
の出力は抵抗R2で電圧に変換され、この電圧によりプ
ッシュプル出力回路9を構成するPMOSトランジスタ
QP3のゲートを駆動する。カレントミラー回路7の出
力は抵抗R12で電圧に変換され、この電圧によりプッ
シュプル出力回路9を構成するNMOSトランジスタQ
N3のゲートを駆動する。
【0016】オペアンプ8の出力電圧がロウレベルから
ハイレベルに直線的に増加すると、図7(a)に示すと
おり、プッシュプル出力回路9を構成するNMOSトラ
ンジスタQN3のゲート電圧Vg(QN3)がVDDレ
ベルからGNDレベルに減少する。
【0017】一方プッシュプル出力回路9のPMOSト
ランジスタQP3のゲート電圧Vg(QP3)も遅れて
VDDレベルからGNDレベルまで減少する。具体的に
説明すると、プッシュプル出力回路9を構成するNMO
SトランジスタQN3のゲート電圧Vg(QN3)がN
MOSトランジスタQN3のしきい値Vtnに到達する
と同時に、プッシュプル出力回路9のPMOSトランジ
スタQP3のゲート電圧Vg(QP3)がPMOSトラ
ンジスタQP3のしきい値Vtpに到達することで、電
力増幅回路の出力電圧Voutが直線的にロウレベルか
らハイレベルに増大する。このとき図7(b)に示すよ
うに、プッシュプル出力回路には貫通電流が流れない。
【0018】すなわちNMOSトランジスタQN3のゲ
ート電圧Vg(QN3)に着目すると、太線で示す時刻
t1から時刻t2の間は、ゲート電圧Vg(QN3)が
しきい値Vtnよりも高いのでNMOSトランジスタQ
N3はオンし続け、時刻t2から時刻t3の間は、ゲー
ト電圧Vg(QN3)がしきい値Vtnよりも低いので
NMOSトランジスタQN3はオフする。
【0019】一方、PMOSトランジスタPN3のゲー
ト電圧Vg(QP3)に着目すると、太線で示す時刻t
1から時刻t2の間は、ゲート電圧Vg(QP3)がし
きい値Vtpよりも高いのでPMOSトランジスタQP
3はオフし続け、時刻t2から時刻t3の間は、ゲート
電圧Vg(QP3)がしきい値Vtpよりも低いのでP
MOSトランジスタQP3はオンする。
【0020】従ってPMOSトランジスタQP3とNM
OSトランジスタQN3のオン/オフは、時刻t2で相
互に切り替わり、同時にオンすることはないので貫通電
流は流れない。
【0021】ところが実際は、電力増幅回路を構成する
MOSトランジスタ及び抵抗の各しきい値、各抵抗値は
それぞれ設計中心値からのばらつきがあるため、貫通電
流が発生する。
【0022】次に電力増幅回路を構成する回路素子にば
らつきがある場合の電力増幅回路の動作について、図8
に示す信号波形図を参照して説明する。
【0023】図8は、PMOSトランジスタQP3のし
きい値Vtp’が図7のしきい値Vtpよりも小さい場
合の電力増幅回路の動作を示した信号波形図である。N
MOSトランジスタQN3は図7と同様に時刻t1から
時刻t2まではオンし続け、時刻t2から時刻t3まで
はオフとなる。一方、PMOSトランジスタQP3は、
しきい値Vtp’がしきい値Vtpよりも小さいため、
時刻t1から時刻t2よりも早い時刻t2’まではオフ
となり、時刻t2’から時刻t3まではオンし続ける。
【0024】従って、時刻t2’から時刻t2間では、
太線で示すようにPMOSトランジスタQP3とNMO
SトランジスタQN3とが同時にオンするため、図8
(b)に示すような大きな貫通電流が流れる。
【0025】上述した貫通電流対策としては、プッシュ
プル出力回路9を構成するPMOSトランジスタQP3
とNMOSトランジスタQN3とが同時にオンしないよ
うに、抵抗R2や抵抗R12の抵抗値を大きく設定する
ことが考えられる。このときの信号波形図を図9に示
す。
【0026】製造ばらつき、電源電圧範囲、温度範囲等
を考慮して貫通電流が発生しないように設計を行った場
合、ばらつきの中心条件に対応する時刻t2の前後の時
刻t21〜t22間では、プッシュプル出力回路9を構
成するPMOSトランジスタQP3とNMOSトランジ
スタQN3が同時にオフしてしまうことになる。
【0027】その結果、時刻t21〜t22間で電力増
幅回路の出力電圧Voutが直線的にならないために、
出力電流のクロスオーバー歪みが発生するという別の問
題が生じる。
【0028】このため本発明の目的は、入力端子にバイ
アス電圧を中心として交流信号を印加した際にプッシュ
プル出力回路に大きな貫通電流を発生させることなく、
かつ、出力電流のクロスオーバー歪みを低減することが
可能な電力増幅回路を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明による
電力増幅回路は、入力電圧を増幅し、第1の駆動電圧と
この第1の駆動電圧よりも低い第2の駆動電圧とを出力
する第1のプリドライバと、前記入力電圧を増幅し、第
3の駆動電圧とこの第3の駆動電圧よりも高い第4の駆
動電圧とを出力する第2のプリドライバと、前記第1の
駆動電圧と前記第3の駆動電圧とをそれぞれゲートに入
力する第1のPMOSトランジスタ及び第1のNMOS
トランジスタとを含んで構成される第1のプッシュプル
出力回路と、前記第2の駆動電圧と前記第4の駆動電圧
とをそれぞれゲートに入力する第2のPMOSトランジ
スタ及び第2のNMOSトランジスタとを含んで構成さ
れる第2のプッシュプル出力回路と、を備え前記第1の
プッシュプル出力回路の出力端子と前記第2のプッシュ
プル出力回路の出力端子とは共通接続され、この共通出
力端子から出力を取り出すようにしたことを特徴として
いる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の電力増幅回路の実
施の形態について図面を参照して説明する。
【0031】図1は、本発明の電力増幅回路の第1の実
施の形態を示す回路図であり、オペアンプなどの差動増
幅器8’と、プリドライバ12,13と、プッシュプル
出力回路9、14とを含んで構成される。
【0032】またプリドライバ12は、カレントミラー
回路6と、抵抗R1,R2,R3とを含んで構成され、
プリドライバ13は、カレントミラー回路7と、抵抗R
11,R12,R13とを含んで構成され、さらにカレ
ントミラー回路6は、PMOSトランジスタ対QP1,
QP2とを含んで構成される。またカレントミラー回路
7は、NMOSトランジスタ対QN1,QN2とを含ん
で構成される。
【0033】プッシュプル出力回路9は、PMOSトラ
ンジスタQP3とNMOSトランジスタQN3とから構
成され、プッシュプル出力回路14は、PMOSトラン
ジスタQP4とNMOSトランジスタQN4とから構成
され、プッシュプル出力回路9,14の各出力端は出力
端子5に共通接続されてこの端子に出力電圧Voutを
出力する。
【0034】プッシュプル出力回路9を構成するPMO
SトランジスタQP3とプッシュプル出力回路14を構
成するPMOSトランジスタQP4の各相互コンダクタ
ンスgm(QP3),gm(QP4)をn:1とし、n
を1に比して十分大きく、例えばnを10〜10000
程度に設定する。具体的には、PMOSトランジスタQ
P3,QP4のチャネル長を同一とし、PMOSトラン
ジスタQP3のチャネル幅W(QP3)をPMOSトラ
ンジスタQP4のチャネル幅W(QP4)のn倍に設定
する。
【0035】同様に、プッシュプル出力回路9を構成す
るNMOSトランジスタQN3とプッシュプル出力回路
14を構成するNMOSトランジスタQN4の相互コン
ダクタンスgm(QN3),gm(QN4)をn:1と
し、nを1に比して十分大きく、例えばnを10〜10
000程度に設定する。具体的には、NMOSトランジ
スタQN3,QN4のチャネル長を同一とし、NMOS
トランジスタQN3のチャネル幅W(QN3)をNMO
SトランジスタQN4のチャネル幅W(QN4)のn倍
に設定する。
【0036】差動増幅器8’は、入力電圧V+が印加さ
れる非反転入力端子3と入力電圧V−が印加される反転
入力端子4とを有し出力電圧Uをプリドライバ12,1
3の各入力端に印加する。またプリドライバ12の第1
の出力点N1はプッシュプル出力回路9を構成するPM
OSトランジスタQP3のゲートに接続され、プリドラ
イバ12の第2の出力点N2はプッシュプル出力回路1
4を構成するPMOSトランジスタQP4のゲートに接
続される。
【0037】同様に、プリドライバ13の第1の出力点
N11はプッシュプル出力回路9を構成するNMOSト
ランジスタQN3のゲートに接続され、プリドライバ1
3の第2の出力点N12はプッシュプル出力回路14を
構成するNMOSトランジスタQN4のゲートに接続さ
れる。
【0038】次に本発明の第1の実施の形態による電力
増幅回路の動作について説明する。
【0039】差動増幅器8’の反転入力端子4の電位V
−を固定し、非反転入力端子3の電位V+を反転入力端
子4の電位よりも高くすると、ハイレベル信号が出力さ
れる。そのハイレベル信号はプリドライバ12とプリド
ライバ13の共通入力端に印加される。
【0040】従って抵抗R1を流れる電流が減少するの
で、PMOSトランジスタQP1,QP2を流れる電流
も減少し、プリドライバ12の第1及び第2の出力点N
1、N2はロウレベルとなる。これにより、プッシュプ
ル出力回路9,14のPMOSトランジスタQP3、Q
P4はオンとなる。
【0041】このときプリドライバ13を構成する抵抗
R11を流れる電流は、上記とは逆に増加するので、N
MOSトランジスタQN1,QN2を流れる電流も増加
し、プリドライバ13の第1及び第2の出力点N11、
N12はロウレベルとなる。これにより、プッシュプル
出力回路9,14のNMOSトランジスタQN3、QN
4はオフとなる。
【0042】上記に説明したようにPMOSトランジス
タQP3,QP4はオンとなり、NMOSトランジスタ
QN3,QN4はオフとなるため、電力増幅回路の出力
端子5の出力電圧Voutはハイレベルとなる。差動増
幅器8’の非反転入力端子3の電位を反転入力端子4の
電位よりも低くすると、上記とは逆の動作により電力増
幅回路の出力端子5の出力電圧Voutはロウレベルと
なる。
【0043】次に、差動増幅器8’の非入力端子3と反
転入力端子4の各電位V+,V−が互いに等しい場合の
動作について、図1と同一の回路図に回路定数と各バイ
アス点のバイアス電圧を記した図2を参照して説明す
る。説明を簡略化するために、電源電圧Vdを5Vと
し、各MOSトランジスタのしきい値Vtを1Vとす
る。
【0044】差動増幅器8’の非反転入力端子3と反転
入力端子4の各電位V+,V−が互いに等しいと、差動
増幅器8’は電源電圧Vd(=5V)の半分の電位、す
なわち2.5Vを出力する。このとき、プリドライバ1
2を構成するPMOSトランジスタQP1と抵抗R1に
は、それぞれ1Vと1.5Vが印加される。PMOSト
ランジスタQP1、QP2がカレントミラーを構成して
いるため、トランジスタサイズすなわちチャネル長とチ
ャネル幅を等しくすると、抵抗R1,R2,R3には同
じ大きさの電流が流れる。
【0045】そこで、抵抗R1,R2,R3の各抵抗値
の比を15KΩ対2K対39KΩ、すなわち1.5対
0.2対3.9に設定すると、抵抗R2,R3にそれぞ
れ0.2Vと3.9Vが印加される。また、プッシュプ
ル出力回路9を構成するPMOSトランジスタQP3の
ソース・ゲート間には0.9Vが印加され、PMOSト
ランジスタQP3のしきい値が1Vであるので、PMO
SトランジスタQP3はオフとなる。
【0046】一方、プッシュプル出力回路14を構成す
るPMOSトランジスタQP4のソース・ゲート間には
1.1Vが印加され、PMOSトランジスタQP4のし
きい値が1Vであるので、PMOSトランジスタQP4
はオンとなる。
【0047】同様に、プリドライバ13を構成するNM
OSトランジスタQN1と抵抗R11には、それぞれ1
Vと1.5Vが印加される。NMOSトランジスタQN
1、QN2がカレントミラーを構成しているため、トラ
ンジスタサイズすなわちチャネル長とチャネル幅を等し
くすると、抵抗R11,R12,R13には同じ大きさ
の電流が流れる。
【0048】そこで、抵抗R11,R12,R13の各
抵抗値の比を15KΩ対2K対39KΩ、すなわち1.
5対0.2対3.9に設定すると、抵抗R12,R13
にそれぞれ0.2V、3.9Vが印加される。また、プ
ッシュプル出力回路9を構成するNMOSトランジスタ
QN3のソース・ゲート間には0.9Vが印加され、N
MOSトランジスタQN3のしきい値が1Vであるの
で、NMOSトランジスタQN3はオフとなる。
【0049】一方、プッシュプル出力回路14を構成す
るNMOSトランジスタQN4のソース・ゲート間には
1.1Vが印加され、NMOSトランジスタQN4のし
きい値が1Vであるので、NMOSトランジスタQN4
はPMOSトランジスタQP4と同様にオンとなる。
【0050】上記に説明したようにPMOSトランジス
タQP3とNMOSトランジスタQN3はオフとなり、
PMOSトランジスタQP4とNMOSトランジスタQ
N4はオンとなるため、電力増幅回路の出力端子5の出
力電圧Voutは、低インピーダンス状態でかつ中間電
圧レベル(Vd/2)となる。
【0051】次に入力電圧V−を一定とし、入力電圧V
+を変化させた場合の本発明による電力増幅回路の動作
について説明する。
【0052】入力電圧V+が0Vから電源電圧Vdに変
化すると、差動増幅器8’の出力電圧Uも同様にVtか
ら電源電圧(Vd−Vt)に変化する。PMOSトラン
ジスタのしきい値をVtp、NMOSトランジスタのし
きい値をVtn、抵抗R1,R11をそれぞれ流れる電
流をI1,I2とすると、電流I1,I2は次の(1)
式及び(2)式より算出される。
【0053】 I1=(Vd−Vtp−U)/R1 ・・・(1) I2=(U−Vtp)/R11 ・・・(2) 抵抗R2,R3を流れる電流は電流I1と等しいので、
ノードN1,N2における電圧V1,V2はそれぞれ下
記の(3)式及び(4)式より算出される。
【0054】 V1=(R2+R3)・I1=(Vd−Vtp−U)・(R2+R3)/R1 ・・・(3) V2=R3・I1=(Vd−Vtp−U)・R3/R1 ・・・(4) ここでPMOSトランジスタQP3がオフし、かつPM
OSトランジスタQP4がオンする条件を求めるため
に、αをばらつきマージンとしてV1=Vd−(Vtp
−α)とし(4)式からVd−V2を求めると、次の
(5)式を得る。
【0055】 Vd−V2=Vd−(R3/(R2+R3))・(Vd−Vtp+α) ・・・(5) ここでVd−V2≧Vtp+αとすると次の(6)式を得る。 (R2・Vd+R3・(Vtp−α))/(R2+R3)≧Vtp+α ・・(6) すなわちPMOSトランジスタQP3がオフし、かつP
MOSトランジスタQP4がオンするためには、抵抗R
2,R3の値を(6)式が成立するように定めればよ
い。
【0056】同様に、ノードN11,N12における電
圧V11,V12はそれぞれ下記の(7)式及び(8)
式より算出される。
【0057】 V11=Vd−(U−Vtn)・R13/R11 ・・(7) V12=Vd−(U−Vtn)・(R12+R13)/R11 ・・(8) 入力電圧V+が時間と共に直線的に増加するとし、上式
の(3)式、(4)式、(7)式、(8)式を参照し
て、電圧V1,V2,V11,V12すなわちPMOS
トランジスタQP3のゲート電圧Vg(QP3)、PM
OSトランジスタQP4のゲート電圧Vg(QP4)、
NMOSトランジスタQN3のゲート電圧Vg(QN
3)、NMOSトランジスタQN4のゲート電圧Vg
(QN4)の各電圧と、出力電圧Voutを図示すると
図4のようになる。
【0058】図4からわかるように、時刻t1からゲー
ト電圧Vg(QN3),Vg(QN4)は共に減少し、
時刻t21でゲート電圧Vg(QN3)が先にしきい値
Vtnに達し、NMOSトランジスタQN3がオフとな
る。そして時刻t2でゲート電圧Vg(QN4)がしき
い値Vtnに達しNMOSトランジスタQN4がオフと
なる。
【0059】これからわかるように、時刻t1〜t21
間ではNMOSトランジスタQN3,QN4が共にオフ
し、時刻t21〜t2間ではNMOSトランジスタQN
3がオフし、NMOSトランジスタQN4がオンする。
【0060】一方、時刻t2〜t22間ではPMOSト
ランジスタQP4がオンし、PMOSトランジスタQP
3がオフし、時刻t22〜t3間ではPMOSトランジ
スタQP3,QP4が共にオンする。
【0061】従って、時刻t21〜t22間ではPMO
SトランジスタQP4,NMOSトランジスタQN4の
少なくとも一方のMOSトランジスタがオンとなるた
め、図9に示したようにPMOSトランジスタQP3、
NMOSトランジスタQN3の両方がオフして出力抵抗
が大きくなりクロスオーバー歪みが発生するという問題
は解消される。すなわち図4に示す出力電圧Vout
は、図9に示した出力電圧Voutと異なり中間電圧
(Vd/2)近くにおいても低抵抗の傾きを保って変化
する。
【0062】上記に説明したことからわかるように、本
発明による電力増幅回路は、電力増幅回路を構成する素
子がばらついても、PMOSトランジスタQP4または
NMOSトランジスタQN4の少なくとも一方のMOS
トランジスタがオンとなるため、出力電圧の全範囲にお
いて出力抵抗は低抵抗となりクロスオーバー歪みは発生
しない。
【0063】またPMOSトランジスタQP4とNMO
SトランジスタQN4の各トランジスタサイズは小さい
ので、図4(b)に示すように時刻t2付近で発生する
貫通電流は小さく、出力電圧Voutがハイレベルから
ロウレベルに、あるいはロウレベルからハイレベルに変
化した場合の本発明による電力増幅回路の消費電力は、
従来の電力増幅回路の消費電力と比べて大幅に小さいと
いう特徴がある。
【0064】次に図3を参照して本発明の電力増幅回路
の第2の実施の形態について説明する。
【0065】図3に示す電力増幅回路は、図1に示す電
力増幅回路を構成するプリドライバ12,13がプリド
ライバ15,16に変更され、かつ抵抗R2の一端がP
MOSトランジスタQP4のゲートに接続すると共に、
抵抗R21を介してNMOSトランジスタQN4のゲー
トと抵抗R12に接続している点が異なっているが他の
回路構成については、図1と同様である。回路動作の詳
細については説明を省略するが、図1の回路と同様な動
作を行う。本実施の形態による電力増幅回路は、図1に
示す電力増幅回路に比してさらに消費電力が小さいとい
う特徴がある。
【0066】すなわち、図1に示す電力増幅回路におい
ては、電源→PMOSトランジスタQP2→抵抗R2→
抵抗R3→GNDと、電源→抵抗R13→抵抗R12→
NMOSトランジスタQN2→GNDとの2つの経路で
電流が流れるが、図3の電力増幅回路は、電源→PMO
SトランジスタQP2→抵抗R2→抵抗R21→抵抗R
12→NMOSトランジスタQN2→GNDのように1
つの経路で電流が流れるためである。また抵抗の回路素
子数を1素子少なく、かつ抵抗値を小さくすることが出
来るという利点がある。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明による電力増
幅回路は、出力電流がゼロクロスするような場合でも出
力抵抗が常に低抵抗となるのでクロスオーバー歪みが発
生しないという特徴がある。
【0068】また本発明による電力増幅回路は、貫通電
流を小さくすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電力増幅回路の第1の実施の形態を示
す回路図である。
【図2】図1に示す電力増幅回路において2つの入力端
子3,4の入力電圧が等しいときの、回路のバイアス電
圧と回路定数を付した回路図である。
【図3】本発明の電力増幅回路の第2の実施の形態を示
す回路図である。
【図4】図1に示す回路の動作を示す信号波形図であ
る。
【図5】従来の電力増幅回路の一例を示す回路図であ
る。
【図6】図5に示す電力増幅回路において2つの入力端
子3,4の入力電圧が等しいときの、回路のバイアス電
圧と回路定数を付した回路図である。
【図7】図5に示す電力増幅回路において、電力増幅回
路を構成する素子特性が設計中心である場合の動作を示
す信号波形図である。
【図8】図5に示す電力増幅回路において、電力増幅回
路を構成する素子特性が設計中心からずれた場合の動作
を示す信号波形図である。
【図9】図5に示す電力増幅回路において貫通電流が発
生しないように設計したときの動作を示す信号波形図で
ある。
【符号の説明】
1 電源端子 2 GND端子 3,4 入力端子 5 出力端子 6,7 カレントミラー回路 8 オペアンプ 8’ 差動増幅器 9,14 プッシュプル出力回路 10,11,12,13,15,16 プリドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J066 AA01 AA18 AA21 AA43 AA64 CA15 CA24 CA36 CA95 FA07 FA10 FA20 HA10 HA17 HA25 KA01 KA02 KA09 KA12 KA25 KA47 MA19 MA21 ND02 ND04 ND24 PD01 SA11 TA06 5J091 AA01 AA12 AA18 AA21 AA43 AA64 CA15 CA24 CA36 CA95 FA07 FA10 FA20 FP06 GP02 HA10 HA17 HA25 KA01 KA02 KA09 KA12 KA25 KA47 MA19 MA21 SA11 TA06 UW03 UW09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧を増幅し、第1の駆動電圧とこ
    の第1の駆動電圧よりも低い第2の駆動電圧とを出力す
    る第1のプリドライバと、 前記入力電圧を増幅し、第3の駆動電圧とこの第3の駆
    動電圧よりも高い第4の駆動電圧とを出力する第2のプ
    リドライバと、 前記第1の駆動電圧と前記第3の駆動電圧とをそれぞれ
    ゲートに入力する第1のPMOSトランジスタ及び第1
    のNMOSトランジスタとを含んで構成される第1のプ
    ッシュプル出力回路と、 前記第2の駆動電圧と前記第4の駆動電圧とをそれぞれ
    ゲートに入力する第2のPMOSトランジスタ及び第2
    のNMOSトランジスタとを含んで構成される第2のプ
    ッシュプル出力回路と、を備え前記第1のプッシュプル
    出力回路の出力端子と前記第2のプッシュプル出力回路
    の出力端子とは共通接続され、この共通出力端子から出
    力を取り出すようにしたことを特徴とする電力増幅回
    路。
  2. 【請求項2】 前記第1のPMOSトランジスタの相互
    コンダクタンスは、前記第2のPMOSトランジスタの
    相互コンダクタンスよりもm(mは定数)倍大きく、前
    記第1のNMOSトランジスタの相互コンダクタンス
    は、前記第2のNMOSトランジスタの相互コンダクタ
    ンスよりもn(nは定数)倍大きいことを特徴とする請
    求項1記載の電力増幅回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の駆動電圧により前記第1のP
    MOSトランジスタがオフからオンに切り替わる前に、
    前記第2のPMOSトランジスタは前記第2の駆動電圧
    によりオン状態を継続し、前記第3の駆動電圧により前
    記第1のNMOSトランジスタがオンからオフに切り替
    わった後まで、前記第2のNMOSトランジスタは前記
    第4の駆動電圧によりオン状態を継続することを特徴と
    する請求項1記載の電力増幅回路。
  4. 【請求項4】 2つの入力端子に印加された入力信号を
    差動増幅して前記入力電圧を出力する差動増幅器を備え
    ることを特徴とする請求項1記載の電力増幅回路。
  5. 【請求項5】 前記第1のプリドライバは、第1のカレ
    ントミラー回路と、 一端を前記第1のカレントミラー回路の入力端に接続
    し、他端に前記入力電圧を印加する第1の抵抗と、 一端に前記第1のカレントミラー回路の出力端を接続
    し、他端を前記第1のPMOSトランジスタのゲートに
    接続する第2の抵抗と、 一端を前記第2の抵抗の前記他端と前記第2のPMOS
    トランジスタのゲートに接続し、他端を第1のバイアス
    点に接続する第3の抵抗とを備えて構成され、 前記第2のプリドライバは、第2のカレントミラー回路
    と、 一端を前記第2のカレントミラー回路の入力端に接続
    し、他端に前記入力電圧を印加する第4の抵抗と、 一端を前記第2のカレントミラー回路の出力端に接続
    し、他端を前記第1のNMOSトランジスタのゲートに
    接続する第5の抵抗と、 一端を前記第5の抵抗の前記他端と前記第2のNMOS
    トランジスタのゲートに接続し、他端を第2のバイアス
    点に接続する第6の抵抗とを備えて構成されることを特
    徴とする請求項1記載の電力増幅回路。
  6. 【請求項6】 入力電圧を増幅し、第1の駆動電圧とこ
    の第1の駆動電圧よりも低い第2の駆動電圧とを出力す
    る第1のプリドライバと、 前記入力電圧を増幅し、第3の駆動電圧とこの第3の駆
    動電圧よりも高い第4の駆動電圧とを出力する第2のプ
    リドライバと、 前記第1の駆動電圧と前記第3の駆動電圧とをそれぞれ
    ゲートに入力する第1のPMOSトランジスタ及び第1
    のNMOSトランジスタとを含んで構成される第1のプ
    ッシュプル出力回路と、 前記第2の駆動電圧と前記第4の駆動電圧とをそれぞれ
    ゲートに入力する第2のPMOSトランジスタ及び第2
    のNMOSトランジスタとを含んで構成される第2のプ
    ッシュプル出力回路と、 前記第2のPMOSトランジスタのゲートと前記第2の
    NMOSトランジスタのゲート間に接続した抵抗と、を
    備え前記第1のプッシュプル出力回路の出力端子と前記
    第2のプッシュプル出力回路の出力端子とは共通接続さ
    れ、この共通出力端子から出力を取り出すようにしたこ
    とを特徴とする電力増幅回路。
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