JP2002233708A - 汚泥脱水剤及び汚泥脱水方法 - Google Patents
汚泥脱水剤及び汚泥脱水方法Info
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Abstract
により汚泥を脱水する場合、良好な濾水性と濾布剥離性
を有する凝集状態を実現できる脱水剤を開発するため、
アクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量体とメタ
クリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量体を含有す
る単量体混合物を重合することによって得た両性高分子
を提供する。さらにその両性高分子を使用して、効率良
く有機汚泥を脱水する方法をも提供する。 【解決手段】 アクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含
有単量体単位、メタクリレ−ト系四級アンモニウム塩基
含有単量体単位、(メタ)アクリル酸単位、アクリルア
ミド単位及び架橋剤単位をそれぞれ特定の割合で含有す
る両性高分子からなる汚泥脱水剤によって達成できる。
また、汚泥pHを3以上、5未満に調節した後、該両性
高分子を用いて脱水することにより効率良い脱水方法が
達成できる。
Description
脱水方法に関するものであり、詳しくは特定のカチオン
性構成単位、アニオン性構成単位及びノニオン性構成単
位を有する両性高分子からなる汚泥脱水剤と、有機汚泥
に対し無機凝集剤を添加しpHを3以上、5未満に調整
した後、前記の両性高分子を添加、混合した後、脱水機
により脱水することからなる汚泥の脱水方法に関する。
高分子脱水剤が単独で使用されているが、近年、汚泥発
生量の増加及び汚泥性状の悪化により、従来のカチオン
性高分子脱水剤では、汚泥の処理量に限界があること
や、脱水ケーキ含水率、SS回収率、ケーキのろ布から
の剥離性などの点で処理状態は必ずしも満足できるもの
ではなく、改善が求められている。これら従来のカチオ
ン性高分子脱水剤の欠点を改良するために、両性高分子
脱水剤が種々提案されているが、これらの両性高分子脱
水剤は必ずしも十分に満足しうるものではない。例え
ば、(1)三級アミノ基を有する両性高分子脱水剤(特
開昭62−205112号公報)、(2)四級アンモニ
ウム基を含む両性高分子脱水剤(特開昭53−1492
92号公報)、(3)三級と四級を含む両性高分子脱水
剤(特開平3−18900号公報)などが開示されてい
る。しかし、前記(1)の両性高分子脱水剤において
は、従来のカチオン性高分子脱水剤に比べて凝集性に優
れ、大きな凝集フロックを形成するものの、下水やし尿
の消化汚泥などのpHの高い汚泥に対しては、三級アミノ
基の解離状態の問題で著しく性能が低下してしまうこと
や、pHも含めて汚泥濃度などの汚泥性状変化に影響を
受けやすく、安定した処理ができない上、粉末や溶液状
態での製品の安定性の点で従来のカチオン性高分子脱水
剤に比べて劣るなどの欠点がある。また、前記(2)の
両性高分子脱水剤においては、三級アミノ基を含む両性
高分子脱水剤に比べて、製品安定性が良好で、かつ従来
のカチオン性高分子脱水剤に比べて凝集力はあるもの
の、必要添加量が多い、ケーキ含水率が高い、ろ布から
のケーキの剥離性が悪いなど、改善すべき点が多い。一
方、前記(3)の両性高分子脱水剤は、該(1)及び
(2)の脱水剤が有する欠点は改善されているものの、
必要添加量の点や、ケーキ含水率の点ではまだ満足でき
るレベルではなく、実用化に際しては改善が求められて
いる。
進められている。例えばジアルキルアミノエチルアクリ
レ−トとジアルキルアミノエチルメタアクリレ−トのそ
れぞれ四級アンモニウム塩基を両方含有する両性高分子
も提案されていて、特開平3−293100号公報は両
方を含有し、特にメタクリレ−ト1〜5モル%を含有す
る両性高分子脱水剤が開示されている。また、特開平7
−256299号公報は、メタクリレ−ト含有率の高
く、カチオン性基含有率の高い両性高分子脱水剤が開示
され、特開平7−256300号公報は、アクリレ−ト
含有率が高く、アニオン性基含有率の高い両性高分子脱
水剤が開示されている。
性高分子が幅広く検討されている。有機質汚泥をベルト
プレスやフィルタ−プレスにより脱水する際、良好な剥
離性を得るためには、こうした架橋高分子が効果を発揮
する場合が多い。重合反応的にみれば、メタクリレ−ト
はアクリレ−トに較べ反応性がやや低下していて、特に
架橋剤を共存させ架橋処理を施した両性高分子を合成す
る場合には、メタクリレ−トは不利で、アクリレ−トの
ほうが重合反応も速やかに進むため、架橋反応が起き
トプレス、あるいはフィルタ−プレス用汚泥脱水剤を開
発するに際し、良好な濾水性と濾布剥離性を有する凝集
状態を実現できる脱水剤を開発するため、架橋剤共存下
でアクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量体とメ
タクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量体からな
るカチオン性基を有する分子内に架橋結合のある両性高
分子を効率良く合成する重合方法を提供し、さらにその
両性高分子脱水剤を使用して、効率良く有機汚泥を脱水
する方法を提供することである。
解決するため鋭意検討した結果、多官能性単量体とアニ
オン性単量体及びノニオン性単量体共存下で、メタクリ
レ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量体とアクリレ−
ト系四級アンモニウム塩基含有単量体とを特定の割合で
強重合することにより、効率良く分子内に架橋結合の存
在する両性高分子を合成できることがわかり、以下の発
明に達した。すなわち本発明の請求項1の発明は、下記
一般式(1)で表わされる構成単位5〜30モル%、一
般式(2)で表わされる構成単位10〜50モル%、一
般式(3)で表わされる構成単位5〜20モル%、(メ
タ)アクリルアミド構成単位0〜80モル%及び架橋性
単量体構成単位が高分子全量に対し0.0001〜0.
02モル%をそれぞれ含有し、かつ前記一般式(1)〜
(3)で表わされる構成単位のモル%をそれぞれa,
b,cとするとき、a,b,cが0.9>b/(a+
b)であり、0.5>c/(a+b)の条件を満たす関
係にあることを特徴とする両性高分子からなる汚泥脱水
剤である。
〜3のアルキルまたアルコキシ基あるいはベンジル基、
X1は陰イオンをそれぞれ表わす
〜3のアルキルまたアルコキシ基あるいはベンジル基X
2は陰イオンをそれぞれ表わす
わす
が200万〜1500万であることを特徴とする請求項
1あるいは2に記載の汚泥脱水剤である。
に非混和性の有機溶剤と油溶性乳化剤存在下で、有機溶
剤を連続相、両性高分子水溶液を非連続相とする油中水
型エマルジョンからなることを特徴とする請求項1〜3
に記載の汚泥脱水剤である。
集剤を添加しpHを3以上、5未満に調整した後、請求
項1〜3に記載の両性高分子を添加、混合した後、脱水
機により脱水することを特徴とするの汚泥の脱水方法で
ある。
ン性単量体及びノニオン性単量体共存下で、メタクリレ
−ト系四級アンモニウム塩基含有単量体とアクリレ−ト
系四級アンモニウム塩基含有単量体とを特定の割合で重
合することにより合成される両性高分子は、具体的には
以下のような操作により合成することができる。すなわ
ち、多官能性単量体、アニオン性単量体、ノニオン性単
量体、メタクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量
体及びアクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量体
が共存する水溶液を調製し、pHを2〜5にした後、公
知の重合法で重合する。重合法としては、水溶液重合、
油中水型エマルジョン重合、油中水型分散重合、塩水中
分散重合などによって重合した後、水溶液、分散液、エ
マルジョンあるいは粉末など任意の製品形態にすること
ができる。最も好ましい形態としては、乾燥工程が不要
であり、濃度を高められ、溶解時間も短い油中水型エマ
ルジョン重合品が適している。
しては、カチオンン性単量体、あるいはカチオン性単量
体と共重合可能な単量体からなる単量体混合物を水、少
なくとも水と非混和性の炭化水素からなる油状物質、油
中水型エマルジョンを形成するに有効な量とHLBを有
する少なくとも一種類の界面活性剤を混合し、強攪拌し
油中水型エマルジョンを形成させた後、重合することに
より合成する。
状物質の例としては、パラフィン類あるいは灯油、軽
油、中油などの鉱油、あるいはこれらと実質的に同じ範
囲の沸点や粘度などの特性を有する炭化水素系合成油、
あるいはこれらの混合物があげられる。
量とHLBを有する少なくとも一種類の界面活性剤の例
としては、HLB3〜11のノニオン性界面活性剤であ
り、その具体例としては、ソルビタンモノオレ−ト、ソ
ルビタンモノステアレ−ト、ソルビタンモノパルミテ−
トなどがあげられる。これら界面活性剤の添加量として
は、油中水型エマルジョン全量に対して0.5〜10重
量%であり、好ましくは1〜5重量%である。
成剤を添加して油の膜で被われたエマルジョン粒子が水
になじみ易くし、中の水溶性高分子が溶解しやすくする
処理を行い、水で希釈しそれぞれの用途に用いる。親水
性界面化成剤の例としては、カチオン性界面化成剤やH
LB9〜15のノニオン性界面化成剤であり、ポリオキ
シエチレンアルキルエ−テル系などである。
15重量%であり、好ましくは10〜12重量%であ
り、油中水型エマルジョン重合あるいは油中水型分散重
合なら20〜50重量%であり、好ましくは25〜40
重量%であり、塩水中分散重合なら15〜35重量%、
好ましくは20〜30重量%である。重合温度として
は、0〜80℃であり、好ましくは20〜50℃、最も
好ましくは20〜40℃であり、単量体の組成、重合
法、開始剤の選択によって適宜重合温度を設定する。
ム塩基含有単量体の例としては、メタクロイルオキシエ
チルトリメチルアンモニウム塩、メタクロイルオキシエ
チルトリエチルアンモニウム塩、メタクロイルオキシエ
チルジメチルエチルアンモニウム塩、メタクロイルオキ
シエチルジメチルベンジルアンモニウム塩などが上げら
れる。また、アクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有
単量体の例としては、アクロイルオキシエチルトリメチ
ルアンモニウム塩、アクロイルオキシエチルトリエチル
アンモニウム塩、アクロイルオキシエチルジメチルエチ
ルアンモニウム塩、アクロイルオキシエチルジメチルベ
ンジルアンモニウム塩などが上げられる。ノニオン性単
量体の例しては、アクリルアミドあるいはメタアクリル
アミドである。更にアニオン性単量体の例としては、ア
クリル酸あるいはメタアクリル酸である。
ウム塩基含有単量体とアクリレ−ト系四級アンモニウム
塩基含有単量体の比率について説明すると、本発明の特
徴としてアクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量
体の比率を高めることである。従来、ベルトプレスなど
の脱水には、ニ重結合にメチル基が結合して疎水性がや
や高まったメタクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有
単量体が、脱水ケ−キの含水率が低下し、有用であると
され、メタクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量
体とアクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量体の
両方を含有する両性高分子においても、メタクリレ−ト
系四級アンモニウム塩基含有単量体を多く共重合する傾
向があった。しかし、単にメタクリレ−ト系四級アンモ
ニウム塩基含有単量体の比率を増加しただけでは解決で
きない汚泥がある。その場合、架橋結合の導入など検討
されてきた。メタクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含
有単量体は、アクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有
単量体に較べ、重合反応性がやや低下し、そのため架橋
剤を共存しても効率良く架橋結合が導入できない場合が
多かった。
系四級アンモニウム塩基含有単量体の比率を多くする。
すなわちメタクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有単
量体の構成単位をaモル%で表わし、アクリレ−ト系四
級アンモニウム塩基含有単量体の構成単位をbモル%で
表わすと、aが5〜20、bが20〜40である。ま
た、両者の比率は1<b/(a+b)<0.5である。
さらにこのとき、アニオン性単量体の構成単位をcモル
%とすると、cは5〜20であり、アニオン性単量体構
成単位とカチオン性単量体の構成単位合計のモル%との
比率は、0.5>c/(a+b)>0.1である。
る重合開始剤は、ラジカル重合開始剤を用いる。その例
としてアゾ系、過酸化物系、レドックス系いずれでも重
合することが可能である。油溶性アゾ系開始剤の例とし
ては、2、2’−アゾビスイソブチロニトリル、1、
1’−アゾビス(シクロヘキサンカルボニトリル)、
2、2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、
2、2’−アゾビス(2−メチルプロピオネ−ト)など
があげられ、水混溶性溶剤に溶解し添加する。水溶性ア
ゾ系開始剤の例としては、2、2’−アゾビス(アミジ
ノプロパン)二塩化水素化物、2、2’−アゾビス〔2
−(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イル)プロパ
ン〕二塩化水素化物、4、4’−アゾビス(4−シアノ
吉草酸)などがあげられる。またレドックス系の例とし
ては、ペルオキシ二硫酸アンモニウムあるいはカリウム
と亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、トリメチ
ルアミン、テトラメチルエチレンジアミンなどとの組み
合わせがあげられる。さらに過酸化物の例としては、ペ
ルオクソ二硫酸アンモニウム、過酸化水素、ベンゾイル
ペルオキサイド、ラウロイルペルオキサイド、オクタノ
イルペルオキサイド、サクシニックペルオキサイド、t-
ブチルペルオキシ2−エチルヘキサノエ−トなどをあげ
ることができる。
アクリルアミド、エチレングリコ−ルジ(メタ)アクリ
レ−ト、ペンタエリスリト−ルテトラ(メタ)アクリレ
−トなどの多不飽和単量体、あるいはN、N−ジメチル
アクリルアミドあるいはN、N−ジエチルアクリルアミ
ドなどの熱架橋性単量体である。これら架橋剤の両性高
分子中での含有量は、全高分子構成単位に対して0.0
001〜0.02モル%であり、好ましくは0.000
1〜0.002モル%である。0.0001モル%未満
では、脱水剤として架橋の効果が発現しにくく、0.0
2モル%より高いと高分子がゲル化など水不溶性になり
やすく使用できない。
を表わす指標としては、高分子純分0.5%濃度、1規
定食塩水中における回転粘度計で測定した粘性による。
本発明の場合、他の重合条件がすべて同様で架橋剤無添
加時を基準として、架橋剤を全単量体に0.0001モ
ル%添加すると、前記粘度が20%低下する。架橋剤の
添加量が0.00005モル%であると、前記粘度は5
〜10%しか低下しない。添加量が0.0002〜0.
001モル%では前記粘度は20〜50%低下する。ま
た、架橋剤が0.02モル%より多いとゲル化、不溶化
が起こりやすい。しかし、この添加量は一つの目安であ
り、重合条件によって変化する。従って、重合条件によ
って適宜添加量を適性に決めることが必要である。
分子量としては、重量平均分子量として200万〜15
000万であり、好ましくは300万〜1000万であ
る。200万未満では、凝集性が不足し、脱水不良とな
り、1500万より高いと粘性が増加し過ぎ、分散性が
悪くなり脱水性能が低下する。
水、食品工業排水などの生物処理したときに発生する余
剰汚泥、あるいは都市下水の生汚泥、混合生汚泥、余剰
汚泥、消化汚泥などの有機汚泥であるが、最も適する汚
泥は、食品工業排水の生物処理汚泥である。
リレ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量体、メタクリ
レ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量体、(メタ)ア
クリル酸及びアクリルアミドからなる両性高分子単独で
も処理可能であるが、無機凝集剤を併用するとさらに効
果が発現し、効率的な汚泥脱水が実施できる。無機凝集
剤の例としては、硫酸アルミニウム、塩化第二鉄、ポリ
塩化アルミニウム、ポリ塩化鉄などがあげられ、これら
無機凝集剤を先に汚泥に添加、混合後、本発明の両性高
分子を添加混合し、脱水機に送る。無機凝集剤の添加量
としては、汚泥固形分に対し重量で500ppm〜10
000ppm程度であり、好ましくは1000〜500
0ppmである。
Hを5未満に調節して両性高分子からなる汚泥脱水剤を
添加する。上記無機凝集剤を添加すると汚泥pHが低下
してくる傾向があるが、低下しない場合は、有機あるい
は無機酸を添加してpHを下げると効率的である。ま
た、本発明の両性高分子の添加量は、汚泥固形分に対し
重量で0.1〜1.0%であり、好ましくは0.2〜
0.5%である。本発明の汚泥脱水剤及び汚泥脱水方法
は、脱水機はベルトプレス、スクリュ−プレス、フィル
タ−プレスなどに適用できるが、特にベルトプレスに適
している。
さらに詳しく説明するが、本発明はその要旨を超えない
限り、以下の実施例に制約されるものではない。
を備えた反応槽に沸点190°Cないし230°Cのイ
ソパラフィン126.0gにソルビタンモノオレート
6.0g及びポリリシノ−ル酸/ポリオキシエチレンブ
ロック共重合物0.6gを仕込み溶解させた。別に脱イ
オン水83.2gとアクリル酸(AACと略記)60%
水溶液23.6gを混合し、これを35%水酸化ナトリ
ウム水溶液22.4gで当量中和した。中和後、アクリ
ロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物(以
下DMQと略記)80%水溶液126.7g、メタクリ
ロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物(以
下DMCと略記)80%水溶液34.0g、アクリルア
ミド(AAMと略記)50%水溶液65.1g及びN,
N−メチレンビスアクリルアミド(MBAと略記)0.
1%水溶液0.5gを混合し溶解させ、pHを4.01
に調節し、油と水溶液を混合し、ホモジナイザーにて1
000rpmで15分間攪拌乳化した。この時の単量体
組成は、DMQ/DMC/AAC/AAM=40/10
/15/35(モル%)、また全単量体に対しMBAは
0.00025モル%である。
コール10%水溶液0.55g(対単量体0.025重
量%)を加え、単量体溶液の温度を25〜28℃に保
ち、窒素置換を30分行った後、2、2’−アゾビス
〔2−(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イル)プ
ロパン〕二塩化水素化物の10%水溶液0.35g(対
単量体0.02重量%)を加え、重合反応を開始させ
た。反応温度を26±2℃で8時間重合させ反応を完結
させた。重合後、生成した油中水型エマルジョンに転相
剤としてポリオキシエチレントリデシルエ−テル10.
0g(対液2.0重量%)を添加混合して試験に供する
試料(試料−1)とした。また静的光散乱法による分子
量測定器(大塚電子製DLS−7000)によって重量
平均分子量を測定した。結果を表1に示す。
り、それぞれDMQ/DMC/AAC/AAM=30/
20/15/35(試料−2)、45/15/20/2
0(試料−3)、55/25/20/0(試料−4)、
10/5/5/80(試料−5)(いずれもモル%)か
らなる組成の油中水型両性高分子エマルジョンを合成し
た。結果を表1に示す。
リルアミドを添加しないで重合した他は、合成例1と同
様な操作により、比較−1〜比較−5を合成した。
全ss分40、300mg/L)200mLをポリビ−
カ−に採取し、ポリ塩化第二鉄を対汚泥固形分2300
ppm添加しビ−カ−移し変え攪拌5回行った。この時
の汚泥pHは、4.72であった。次ぎに表1の本発明
における両性高分子、試料−1〜試料−5を対汚泥固形
分4000ppm添加し、ビ−カ−移し変え攪拌10回
行った後、T−1179Lの濾布(ナイロン製)により
濾過し、45秒後の濾液量を測定した。また濾過した汚
泥をプレス圧2Kg/m2で1分間脱水する。その後、
濾布剥離性とケ−キ自己支持性(脱水ケ−キの硬さ、含
水率と関係)を目視によりチェックし、ケ−キ含水率
(105℃で20hr乾燥)を測定した。結果を表2に
示す。
比較−5の両性高分子を用いた試験、また、無機凝集剤
を併用しないで試料−1、試料−3のみをそれぞれ用い
た試験、さらに無機凝集剤の添加量を体汚泥固形分12
00ppm添加し、汚泥のpHを6.20に調節し、試
料−1、試料−3を添加した試験を実施例1〜5と同様
な試験操作により行った。結果を表2に示す。
5、全ss24、000mg/mL)200mLをポリ
ビ−カ−に採取し、ポリ塩化第二鉄を対汚泥固形分16
00ppm添加しビ−カ−移し変え攪拌5回行った。こ
の時の汚泥pHは、4.22であった。次ぎに表1の本
発明における両性高分子、試料−1〜試料−5を対汚泥
固形分5000ppm添加し、ビ−カ−移し変え攪拌1
0回行った後、T−1179Lの濾布(ナイロン製)に
より濾過し、45秒後の濾液量を測定した。また濾過し
た汚泥をプレス圧2Kg/m2で1分間脱水する。その
後、濾布剥離性とケ−キ自己支持性(脱水ケ−キの硬
さ、含水率と関係)を目視によりチェックし、ケ−キ含
水率(105℃で20hr乾燥)を測定した。結果を表
3に示す。
1〜比較−5の両性高分子を用いた試験、また、無機凝
集剤を併用しないで試料−3、試料−5のみをそれぞれ
用いた試験、さらに無機凝集剤の添加量を体汚泥固形分
700ppm添加し、汚泥のpHを6.10に調節し、
試料−3、試料−5を添加した試験を実施例11〜20
と同様な試験操作により行った。結果を表3に示す。
モニウム塩化物 DMQ:アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニ
ウム塩化物 AAC:アクリル酸、AAM:アクリルアミド、 分子量:単位は万、液性状;EM:油中水型エマルジョ
ン、AQ:水溶液
14)
〜3のアルキルまたアルコキシ基あるいはベンジル基、
X1は陰イオンをそれぞれ表わす
〜3のアルキルまたアルコキシ基あるいはベンジル基、
X2は陰イオンをそれぞれ表わす
わす
解決するため鋭意検討した結果、多官能性単量体とアニ
オン性単量体及びノニオン性単量体共存下で、メタクリ
レ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量体とアクリレ−
ト系四級アンモニウム塩基含有単量体とを特定の割合で
強重合することにより、効率良く分子内に架橋結合の存
在する両性高分子を合成できることがわかり、以下の発
明に達した。すなわち本発明の請求項1の発明は、下記
一般式(1)で表わされる構成単位5〜30モル%、一
般式(2)で表わされる構成単位10〜50モル%、一
般式(3)で表わされる構成単位5〜20モル%、(メ
タ)アクリルアミド構成単位0〜80モル%及び架橋性
単量体構成単位が高分子全量に対し0.0001〜0.
02モル%をそれぞれ含有し、かつ前記一般式(1)〜
(3)で表わされる構成単位のモル%をそれぞれa,
b,cとするとき、a,b,cが0.9>b/(a+
b)>0.5であり、0.5>c/(a+b)>0.1
の条件を満たす関係にあることを特徴とする両性高分子
からなる汚泥脱水剤である。
〜3のアルキルまたアルコキシ基あるいはベンジル基、
X1は陰イオンをそれぞれ表わす
〜3のアルキルまたアルコキシ基あるいはベンジル基、
X2は陰イオンをそれぞれ表わす
わす
系四級アンモニウム塩基含有単量体の比率を多くする。
すなわちメタクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有単
量体の構成単位をaモル%で表わし、アクリレ−ト系四
級アンモニウム塩基含有単量体の構成単位をbモル%で
表わすと、aが5〜20、bが20〜40である。ま
た、両者の比率は0.9>b/(a+b)>0.5であ
る。さらにこのとき、アニオン性単量体の構成単位をc
モル%とすると、cは5〜20であり、アニオン性単量
体構成単位とカチオン性単量体の構成単位合計のモル%
との比率は、0.5>c/(a+b)>0.1である。
Claims (4)
- 【請求項1】 下記一般式(1)で表わされる構成単位
5〜30モル%、一般式(2)で表わされる構成単位1
0〜50モル%、一般式(3)で表わされる構成単位5
〜20モル%、(メタ)アクリルアミド構成単位0〜8
0モル%及び架橋性単量体構成単位が高分子全量に対し
0.0001〜0.02モル%をそれぞれ含有し、かつ
前記一般式(1)〜(3)で表わされる構成単位のモル
%をそれぞれa,b,cとするとき、a,b,cが0.
9>b/(a+b)であり、0.5>c/(a+b)の
条件を満たす関係にあることを特徴とする両性高分子か
らなる汚泥脱水剤。 【化1】 一般式(1) R1、R2はメチルあるいはエチル基、R3は炭素数1
〜3のアルキルまたアルコキシ基あるいはベンジル基、
X1は陰イオンをそれぞれ表わす 【化2】 一般式(2) R4、R5はメチルあるいはエチル基、R6は炭素数1
〜3のアルキルまたアルコキシ基あるいはベンジル基X
2は陰イオンをそれぞれ表わす 【化3】 一般式(3) R7は水素またはメチル基、Mは陽イオンをそれぞれ表
わす - 【請求項2】 前記両性高分子の重量平均分子量が20
0万〜1500万であることを特徴とする請求項1に記
載の汚泥脱水剤。 - 【請求項3】 前記両性高分子が、水に非混和性の有機
溶剤と油溶性乳化剤存在下で、有機溶剤を連続相、両性
高分子水溶液を非連続相とする油中水型エマルジョンか
らなることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の汚
泥脱水剤。 - 【請求項4】 有機汚泥に対し無機凝集剤を添加しpH
を3以上、5未満に調整した後、請求項1〜3に記載の
両性高分子を添加、混合した後、脱水機により脱水する
ことを特徴とするの汚泥の脱水方法。
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