JP2002233217A - 移植作業機における施肥具の取付構造 - Google Patents

移植作業機における施肥具の取付構造

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JP2002233217A
JP2002233217A JP2001034378A JP2001034378A JP2002233217A JP 2002233217 A JP2002233217 A JP 2002233217A JP 2001034378 A JP2001034378 A JP 2001034378A JP 2001034378 A JP2001034378 A JP 2001034378A JP 2002233217 A JP2002233217 A JP 2002233217A
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Itaru Hatayama
畑山  至
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移植作業機におけるフロート配置に追従性の
高い施肥具の取付構造を提供することを課題としてい
る。 【解決手段】 複数の植付伝動ケース11の側部に備え
られた植付部9により植え付けられる苗の側方に施肥を
行う施肥管26を植付伝動ケース11に取り付ける取付
装置34に各施肥管26の配置間隔を変更可能とする間
隔変更手段32を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は移植作業機におけ
る施肥具の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来乗用
田植機の走行機体に連結される植付作業機のような移植
作業機には、左右にビーク等からなる植付部を備えたプ
ランタケースと、該プランタケースの下方側に複数配置
されるフロート等が備えられており、該フロートを圃場
に接地せしめて走行機体を走行させ、植付部を稼動させ
ることによって圃場に苗を植え付けるように構成されて
いる。
【0003】このとき上記植付作業機には植え付けた苗
の側方に施肥を行うための施肥ノズルが、フロートに取
り付けられて設けられており、該施肥ノズルを圃場に挿
入して苗の側方に施肥を行うことも可能に構成されてい
る。
【0004】また上記フロートにおける左右方向の中央
の中央フロートは、圃場内における作業機の前後傾斜を
感知する感知フロートとして構成されており、一般的に
上記植付作業機には、感知フロートにより植付作業機の
傾斜を感知して、植付け深さを自動制御せしめる自動姿
勢制御装置が設けられている。
【0005】このとき上記プランタケースが奇数個設け
られている(植付け可能な条数が4の倍数以外である)
タイプの植付作業機は、左右に植え付け用の切欠部を備
えた平面視で略T字状をなすフロート(T型フロート)
を各プランタケースに取り付け、各プランタケースの真
下に配置すれば、植付作業機の左右方向の中央にフロー
トが1つ配置され、当該フロートを感知フロートとする
ことができる。
【0006】しかしフロートが偶数個設けられている
(植付け可能な条数が4の倍数である)タイプの植付作
業機は、各プランタケースの真下に該当プランタケース
に取り付けてフロートを設けると、植付作業機の左右方
向の中央にはフロートが2つ位置する。このため植付作
業機の左右方向の中央に感知フロートとしてふさわしい
T型フロートを1つ配置するために、左右の中央に植え
付け用の切欠部を備えた平面視で略逆U字状をなすフロ
ート(U型フロート)と上記T型フロートとを混在せし
めて配置している。
【0007】このため施肥ノズルは各フロート毎に異な
る機構で取り付けられており、施肥ノズルの取り付け部
分の部品点数が多くなるほか、パーツの共通化等が困難
であるという欠点の他、施肥ノズルの配置を各植付部及
び様々なフロート配置に容易に対応させることができな
いという欠点もあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の移植作業機における施肥管の取付構造は、側
部に植付部9を備えた植付伝動ケース11を複数備え、
各植付伝動ケース11の下方側に圃場整地用のフロート
12を設け、各植付部9により植え付けられる苗の側方
に施肥を行う施肥管26を設けた移植作業機において、
上記施肥管26を植付伝動ケース11に取り付ける取付
装置34を設け、該取付装置34が各施肥管26の配置
間隔を変更可能とする間隔変更手段32を備えたことを
第1の特徴としている。
【0009】また移植作業機の中央に、左右に植え付け
用の切欠部19を有する2条整地用フロート12Lを1
つ配し、該2条整地用フロート12Lの左右それぞれ
に、1つの植え付け用の切欠部21を有する1条整地用
フロート12S、又は1条整地用フロート12Sと2条
整地用フロート12Mとを交互に配置し、各フロート1
2を作業機フレーム側に取り付けたことを第2の特徴と
している。
【0010】
【発明の実施の形態】図1,図2は本発明の施肥具の取
付構造を採用した移植作業機(植付作業機)を連結した
乗用田植機の側面図及び平面図であり、前後の車輪1,
2に走行機体3が支持されており、走行機体3の後方に
は昇降リンク機構4を介して植え付け用の植付作業機6
が連結されている。上記植付作業機6は、ビークを備え
た植付部9が左右両側方に設けられた植付伝動ケース
(プランタケース)11が4つ設けられた8条植えの作
業機となっており、各プランタケース11の下方に位置
して圃場整地用のフロート12が複数設けられている。
【0011】そして作業者が運転席7内の座席8に座っ
て運転席7内の操作部の操作により昇降リンク機構4を
介して植付作業機6を下降させてフロート12を接地さ
せ、走行機体3を走行させ、植付部9を駆動させること
によって苗載せ台13に載せられた苗を掻き取り、フロ
ート12により整地される圃場への苗の植付け作業を行
うように構成されている。
【0012】なお各プランタケース11は、作業機フレ
ームを構成して植付作業機6の下方前方側に左右方向に
横設されるメインフレーム14に取付固定されており、
図2,図3に示されるようにメインフレーム14の後方
には各プランタケース11を連結するように、各プラン
タケース11に固定されて支持杆16が横設されてい
る。
【0013】そして図4に示されるように、上記フロー
ト12は、フロート12の後方側が支持杆16にリンク
アーム17を介して軸支されているとともに、前方側が
従来同様メインフレーム14にロッドやスプリング等に
より支持されており、メインフレーム14(プランタケ
ース11)に対して上下昇降自在、且つリンクアーム1
7を軸支する支点軸18を中心に上下揺動自在に支持さ
れている。このときフロート12は以下に示すようなメ
インフロート,補助フロート,感知フロートとから構成
されている。
【0014】すなわち最外側のプランタケース(外側プ
ランタケース)11Aの略直下に、左右両側に外側プラ
ンタケース11Aの植付部9用の切欠部19を備えた平
面視で略T字状形状をなす2条整地用フロート(T型フ
ロート)がメインフロート12Mとして、内側の2つの
プランタケース(内側プランタケース)11Bの外側下
方に、左右方向の中央部分に内側プランタケースの植付
部用の切欠部21を備えるとともに、該切欠部21の左
右に後方に延出する延出部を備えて平面視で略逆U字状
形状をなす1条整地用フロート(U型フロート)が補助
フロート12Sとして各支持されている。
【0015】また植付作業機6の左右方向の略中央には
上記メインフロート12Mと同様のT型フロートが感知
フロート12Lとして支持されており、両内側プランタ
ケース11B間に配置されている。そして感知フロート
12Lはメインフロート12Mに対して大型となってお
り、メインフロート12Mは補助フロート12Sに対し
て大型となっている。
【0016】なお走行機体3と植付作業機6との間に
は、植付作業機6(感知フロート12L)の前後傾斜情
報により感知フロート12Lが圃場面に略水平に接地す
るように植付作業機6の姿勢を自動制御して、植付け深
さの自動制御等を行う従来公知の姿勢自動制御機構が設
けられており、すなわち感知フロート12Lが従来公知
のように、上下揺動により姿勢自動制御機構用のセンサ
として機能するように構成されている。
【0017】つまりフロート12は、T型フロート(感
知フロート12L)を中心として、該感知フロート12
Lの左右にU型フロート(補助フロート12S)とT型
フロート(メインフロート12M)とが左右対称に配置
されているとともに、U型フロートとT型フロートとが
交互に配置されている。
【0018】そして各外側プランタケース11Aに設け
られた左右の植付部9がメインフロート12Mの切欠部
19を介して、また各内側プランタケース11Bに設け
られた左右の植付部9が、補助フロート12Sの切欠部
21と、感知フロート12Lの左右いずれかの切欠部1
9を介して圃場に苗を植え付けるように各配置されてい
る。
【0019】これにより走行機体3の圃場走行により各
植付部9により圃場に苗が植え付けられるが、プランタ
ケース11が4つ設けられる8条植え用の植付作業機6
にあって、感知フロート12Lが中央の1つとなるた
め、植付作業機6の傾斜検知をより正確に行うことがで
き、姿勢自動制御機構をより正確に機能させて植え付け
深さの自動制御等を比較的正確且つ安定して行うことが
できる。
【0020】また補助フロート12Sは感知フロート1
2Lとメインフロート12Mとの間に設けられるが、補
助フロート12Sが前述のように略逆U字状をなしてい
るため、左右方向への突出が無く、また補助フロート1
2Sは1つの植付部9に対応させるだけで良いため、比
較的小型化が容易であり、メインフロート12M及び感
知フロート12Lに比較して小さく構成されている。こ
れによりメインフロート12M又は感知フロート12L
による圃場内の泥水の流れを補助フロート12Sが乱す
ことが少なく、比較的安定した移植作業を行うことがで
きる。
【0021】一方本植付装置6には各植付部9の側方に
位置して施肥管として施肥ノズル26が設けられてお
り、施肥機構により植え付けられた苗の側方に施肥を行
うことができるように構成されている。なお施肥機構は
従来公知であるため詳細な説明は割愛し、次に施肥ノズ
ル26の取付構造について説明する。
【0022】図4,図5に示されるように、各プランタ
ケース11の側面には前端が回動自在に軸支されてアー
ム27が取り付けられており、該アーム27の後端側に
は側面視で略L字状をなすL型アーム28の一端側が回
動自在に軸支されている。なおL型アーム28のプラン
タケース11を挟んだ反対側には、図4,図5,図6に
示されるように側面視で略L字状及び背面視で上端部が
L型アーム28側に延出した略逆L字状をなす補助アー
ム29が設けられており、補助アーム29の上端部(L
型アーム28方向に延出した部分の左端部)とL型アー
ム28とがプランタケース11の下方で一体的に固定さ
れている。
【0023】そしてフロート12の連結支点軸18が、
L型アーム28及び補助アーム29の屈曲部分に軸支さ
れている。またL型アーム28と補助アーム29の先端
側には連結軸31が軸支されており、これによりアーム
27,リンクアーム17,L型アーム28により平行リ
ンクが構成され、フロート12の昇降に対応してフロー
ト12と一体的且つ平行に連結軸31が昇降せしめられ
る。
【0024】一方上記連結軸31は中空形状となってお
り、施肥ノズル26を支持する支持軸32が該連結軸3
1内に回転自在に挿入軸支されている。そして施肥ノズ
ル26は支持軸32の両端部に取付プレート33を介し
て一体固定されて取り付けられており、つまり施肥ノズ
ル26はアーム27,L型アーム28,補助アーム2
9,連結軸31,支持軸32,取付プレート33等から
構成される取付装置34を介して、プランタケース11
の左右にプランタケース11に取り付けられて設けられ
ている。
【0025】このとき支持軸32からは後方上方に向か
ってロッド36が突出せしめられており、該ロッド36
の後端部分にはワッシャ37が挿入されている。またロ
ッド36には後述するように支持軸32の連結軸31に
対する位置(角度)を設定調節する調節部材38が回動
自在に挿嵌されており、調節部材38とワッシャ37と
の間にロッド36に外嵌せしめられて圧縮バネ39が設
けられている。
【0026】なおロッド36におけるワッシャ37の外
側(圧縮バネ39の反対側)には、ワッシャ37の抜け
止め用のピン41が設けられており、これにより調節部
材38はロッド36の基端側に付勢されている。一方連
結軸31には略L字状に湾曲せしめられた位置決めロッ
ド42が突設されており、該位置決めロッド42の上方
側は連結軸31と概ね平行となっている。
【0027】そして上記位置決めロッド42における上
記連結軸31との平行部分が上記調節部材38側と嵌合
して支持軸32の位置(角度)を決める嵌合杆42aと
して構成されている。すなわち上記圧縮バネ39の付勢
力により調節部材38が嵌合杆42a側に付勢されるた
め、嵌合杆42aと調節部材38とを押接せしめて嵌合
杆42aを調節部材38に収容せしめることにより、支
持軸32の連結軸31に対する位置が固定される。
【0028】このとき上記調節部材38は嵌合杆42a
を収容する収容部38aを周方向に複数(4方に4つ)
に備えており、嵌合杆42aを収容する収容部38aを
変更することにより支持軸32の位置(角度)を調節す
ることができる。
【0029】すなわち各収容部38aは、調節部材38
におけるロッド36の挿入孔(挿入孔の中心)からの距
離が異なるように配置されており、調節部材38を圧縮
バネ39の付勢力に抗してロッド36をスライドせしめ
て収容部38aと嵌合杆42aとの押接嵌合を解除して
回転させ、他の収容部38aと嵌合杆42aとを押接嵌
合せしめることにより嵌合杆42aと嵌合する収容部3
8aを変更することができ、この際各収容部38aと挿
入孔との間の距離が異なることにより支持軸32の連結
軸31に対する位置(角度)が変更される。
【0030】これにより支持軸32と一体的な施肥ノズ
ル26のフロート12に対する角度(プランタケース1
1に対する角度)が変更され、つまり施肥深さを調節す
ることができる。なお本実施形態の場合施肥ノズル26
を圃場に挿入しない角度に設定調節することができ、こ
れにより条止め(所定条の植え付け及び施肥を行わな
い)を容易に行うことができる。このとき施肥ノズル2
6が植付部9と同様にプランタケース11に取り付けら
れているため、所定の植付部9に対応する施肥ノズル2
6を容易に判別することができ、上記条止め作業等はよ
り容易である。
【0031】また上記構造により施肥ノズル26はフロ
ート12の昇降時に、フロート12と一体的に平行に移
動し、且つフロート12の前後揺動に対しては揺動しな
い(フロート12は連結支点軸18を中心に揺動するた
め)ため、フロート12の揺動及び昇降に影響されて施
肥深さが変わる等の不都合が無く、安定的に高精度で施
肥を行うことができる。
【0032】このとき支持軸32の長さを変更すること
によってプランタケース11から施肥ノズル26までの
距離(施肥ノズル26間のピッチ)を容易に変更するこ
とができ、これによって例えば本実施形態のようにプラ
ンタケース11が偶数(4つ)備えられ、各プランタケ
ース11にフロートが支持されず、植付作業機6の左右
方向の中央にT型の感知フロート12Lを備える機種に
おいて、施肥ノズル26をフロート12に対応させて容
易に配置することができる。
【0033】すなわち支持軸32が、施肥ノズル26の
支持装置34におけるプランタケース11を挟んだ左右
の施肥ノズル26の間隔(両施肥ノズル26間のピッチ
及びプランタケース11から各施肥ノズル26までのピ
ッチ)を変更し、各施肥ノズル26の配置間隔を変更可
能とする間隔変更手段となっている。
【0034】そして植付条間隔(植付部9のピッチ)が
通常とは異なる一般的ではない場合においても、支持軸
32の長さ変更のみで施肥ノズル26を植付部9及びフ
ロート12に対応させることができる。また本施肥ノズ
ル26の上記取付構造(取付装置34)はプランタケー
ス11が奇数個配置されているタイプの植付作業機にも
採用することができる。
【0035】つまり施肥ノズル26の取付構造を、異な
る長さの支持具32を用意する以外は、植え付け条数や
植付部9又はプランタケース11の数,配置、フロート
12の各種配置等に関係なく共通化することができ、植
付作業機6の各タイプ共通にシンプルにすることがで
き、施肥ノズル26関連の部品点数の減少化や組付け性
の向上化等を図ることができる。
【0036】なお図7に示されるように、植付条間の比
較的深い位置に施肥を行う深施肥ノズル46を、上記施
肥ノズル26とは別に設け、上記深施肥ノズル46の前
方側にメインフレーム14側に取り付けてならし板47
を設けてもよい。この場合ならし板47によりフロート
12の無い部分に設けられる深施肥ノズル46に対する
ゴミ等の引っかかりを防止することができ、またならし
板47によって圃場面を均平にならした後に深施肥ノズ
ル46が通過することとなり、圃場面へのノズル跡を防
止することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の構造に
よると、取付装置を介して施肥管が植付伝動ケースに取
り付けられ、各施肥管の配置間隔(ピッチ)が間隔変更
手段によって変更することが可能であるため、上記施肥
管間のピッチ変更によって施肥管の配置を各植付部及び
様々なフロート配置に容易に対応させることができ、施
肥管の取付構造をシンプルにすることができるという効
果がある。
【0038】すなわち施肥管を植付伝動ケースに支持せ
しめる異なる長さの支持具、又は長さ変更可能な支持具
等を間隔変更手段とし、支持具の長さを変更することに
より施肥管間のピッチを変更することができるため、植
付伝動ケースの数(植え付け条数)やフロートの配置に
関係なく、異なる長さの支持具を用意する以外は各施肥
管の取付構造を共通化することができ、部品点数の減少
化や組付け性の向上化等を図ることができる。
【0039】また支持具の長さを変更することにより施
肥管の配置をフロートの配置に容易に対応させることが
でき、特に植付伝動ケースが偶数個設けられているタイ
プの植付作業機の場合、上記のように施肥管の取付構造
が共通化される他、左右に植え付け用の切欠部を備えた
平面視で略T字状をなすフロート(T型フロート)を移
植作業機の左右の中央に配置するフロート配置において
も、施肥管を各フロートに容易に対応させることができ
る。
【0040】すなわち左右の中央に植え付け用の切欠部
を備えた平面視で略逆U字状をなすフロート(U型フロ
ート)と上記T型フロートとが混在し、左右の中央にT
型フロートが、該T型フロートの左右にU型フロート、
又はU型フロートとT型フロートとが交互に配置された
移植作業機(植付伝動ケースは偶数個)に簡単に施肥管
を取り付けることができ、且つ施肥管の取付構造を各タ
イプの移植作業機と上記のように共通化することができ
る。
【0041】また植付条間隔(植付部のピッチ)が通常
とは異なる(一般的ではない植付条間隔である)場合
も、間隔変更手段によって施肥管を容易に植付部に対応
させることができ、さらに施肥管が植付部と同様に植付
伝動ケースに取り付けられているため、所定の植付部に
対応する施肥管を容易に判別することができ、条止め
(所定条の植え付け及び施肥を行わない)作業等も容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用田植機の側面図である。
【図2】乗用田植機の平面図である。
【図3】プランタケース部分の平面図である。
【図4】施肥ノズルの支持構造を示す側面図である。
【図5】施肥ノズルの支持構造を示す平面図である。
【図6】(A),(B),(C)は、支持軸及び連結軸
廻りの組立状態を示す平面図,後面図,正面図である。
【図7】深施肥ノズル近傍のフロート部分の部分平面図
である。
【符号の説明】
9 植付部 11 プランタケース(植付伝動ケース) 12 フロート 12L 感知フロート(2条整地用フロート) 12M メインフロート(2条整地用フロート) 12S 補助フロート(1条整地用フロート) 19 切欠部 21 切欠部 26 施肥ノズル(施肥管) 32 支持軸(間隔変更手段) 34 取付装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側部に植付部(9)を備えた植付伝動ケ
    ース(11)を複数備え、各植付伝動ケース(11)の
    下方側に圃場整地用のフロート(12)を設け、各植付
    部(9)により植え付けられる苗の側方に施肥を行う施
    肥管(26)を設けた移植作業機において、上記施肥管
    (26)を植付伝動ケース(11)に取り付ける取付装
    置(34)を設け、該取付装置(34)が各施肥管(2
    6)の配置間隔を変更可能とする間隔変更手段(32)
    を備えた移植作業機における施肥管の取付構造。
  2. 【請求項2】 移植作業機の中央に、左右に植え付け用
    の切欠部(19)を有する2条整地用フロート(12
    L)を1つ配し、該2条整地用フロート(12L)の左
    右それぞれに、1つの植え付け用の切欠部(21)を有
    する1条整地用フロート(12S)、又は1条整地用フ
    ロート(12S)と2条整地用フロート(12M)とを
    交互に配置し、各フロート(12)を作業機フレーム側
    に取り付けた請求項1の移植作業機における施肥管の取
    付構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017127266A (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 ヤンマー株式会社 苗移植機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017127266A (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 ヤンマー株式会社 苗移植機

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