JP2002233199A - 永久磁石同期電動機の制御装置 - Google Patents

永久磁石同期電動機の制御装置

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JP2002233199A
JP2002233199A JP2001028432A JP2001028432A JP2002233199A JP 2002233199 A JP2002233199 A JP 2002233199A JP 2001028432 A JP2001028432 A JP 2001028432A JP 2001028432 A JP2001028432 A JP 2001028432A JP 2002233199 A JP2002233199 A JP 2002233199A
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permanent magnet
magnet synchronous
synchronous motor
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Keiichiro Kondo
圭一郎 近藤
Koichi Matsuoka
孝一 松岡
Yosuke Nakazawa
洋介 中澤
Wataru Takanami
渉 高波
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Railway Technical Research Institute
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Toshiba Corp
Railway Technical Research Institute
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、永久磁石同期電動機の駆動
範囲全般に渡って、正確なトルクを求め得ることであ
り、正確なトルクにより、精度の良いトルクフィードバ
ック制御を行わしめることである。 【解決手段】 電動機の低速域において良好にトルク推
定を行い得る低速用トルク推定部12と、高速域におい
て良好にトルク推定を行い得る高速用トルク推定部14
と、低速用トルク推定部12および高速用トルク推定部
14の演算結果(トルク推定値)を切り換える推定トル
ク切換部16とを備え、この推定トルク切換部16によ
って切り換えられた演算結果に基づいてフィードバック
制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、永久磁石同期電動
機のトルクフィードバック制御を行う制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】逆突極構造も含めた突極型永久磁石同期
電動機では、弱め界磁制御の際に、リラクタンストルク
の発生に起因して、トルク指令値と磁束(電圧)指令値
からトルク電流指令値と磁束電流指令値を演繹的に求め
ることが困難である。この問題を解決する一方法として
は、電気学会論文誌D(産業応用部門誌:Trans.IEE of
Japan, Vol.119-D, No.10, Oct., 1999)に開示されて
いるように、電圧、電流および回転数から演算した電動
機の出力トルクをフィードバックし、トルク指令値との
偏差からトルク電流指令値を、制御演算結果として得ら
れる電圧の大きさと端子電圧指令値との偏差から磁束電
流指令値をそれぞれ決定し、非干渉化電流制御を行うト
ルクフィードバック制御方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電動機
の出力トルクを正確に求めることが困難である点が、上
記問題を複雑にしている。即ち、トルク指令値に対して
必要以上の電流を流さないようにするためには、電圧、
電流、回転数といった種々の値に基づいて正確なトルク
を求める必要がある。ところが、電動機の回転数(速
度)や電流等に応じ、損失や主電動機定数が変動し、演
算誤差が生じ得、一の演算方法によって正確なトルクを
算出できる範囲には限界があった。従って、正確なトル
クが得られないために、トルクフィードバック制御の精
度が低下するといった事象が発生していた。
【0004】また特に、電気鉄道車両の駆動装置として
永久磁石同期電動機を使用する場合には、速度範囲が幅
広いことから中高速域では弱め界磁制御を行うために、
この問題が顕著になっていた。
【0005】本発明の課題は、永久磁石同期電動機の駆
動範囲全般に渡って、正確なトルクを求め得ることであ
り、正確なトルクにより、精度の良いトルクフィードバ
ック制御を行わしめることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、トルクのフィードバック制
御を行う永久磁石同期電動機の制御装置であって、複数
種類の演算により前記トルクの値を複数求める演算手段
(例えば、図3の低速用トルク推定部12および高速用
トルク推定部14)と、前記複数種類の演算結果を切り
換える切換手段(例えば、図3の推定トルク切換部1
6)とを備え、前記切換手段によって切り換えられた演
算結果に基づいてフィードバック制御を行うことを特徴
とする。
【0007】この場合、切換手段による切り換えの基準
は、永久磁石同期電動機の速度(回転数)や、電流、電
圧の大きさといったものが考えられる。また、複数種類
の演算結果を切り換えることとしたが、トルクを求める
演算そのものを切り換えることとしてもよい。
【0008】この請求項1記載の発明によれば、永久磁
石同期電動機の適用状況(速度や電流等)に応じて最適
な演算結果を用いることが可能となるため、永久磁石同
期電動機の駆動範囲全般に渡って、正確なトルクを求め
ることが可能となる。また、正確なトルクを求め得るた
めに、精度の良いトルクフィードバック制御を行うこと
が可能となる。
【0009】また、請求項2記載の発明のように、請求
項1記載の永久磁石同期電動機の制御装置における演算
手段による複数種類の演算には、前記永久磁石同期電動
機の電動機定数を用いて前記トルクの値を演算する第1
の演算(例えば、図3の低速用トルク推定部12;
(1)式)と、前記永久磁石同期電動機の速度相当値を
用いて前記トルクの値を演算する第2の演算(例えば、
図3の高速用トルク推定部14;(2)式)とが含まれ
るよう構成してもよい。
【0010】ここで、電動機定数とは、インダクタンス
や抵抗値、永久磁石の磁束といった、電動機自体に係る
定数のことである。また、速度相当値とは、単位時間当
たりの電動機の回転数や、電動機を駆動するインバータ
の周波数といったものであり、本発明を電気自動車を含
む電気車等の自走式の乗物に適用する場合には、車両の
速度(結局は単位時間当たりの電動機の回転数となる
が)としてもよい。
【0011】また、図5に示すような磁束モデルを用い
て過渡的なトルクの推定をも可能とする演算や、オブザ
ーバを用いて過渡的なトルクの推定および定数変動の補
償を可能とする演算を含めることとしてもよい。
【0012】また、請求項3記載の発明のように、請求
項2記載の永久磁石同期電動機の制御装置の第2の演算
は、電力損失量を算出し、算出した電力損失量を考慮し
て、前記トルクの値を演算する(例えば、(4)式)こ
ととしてもよい。
【0013】この場合、請求項4記載の発明のように、
電力損失量の演算は、前記永久磁石同期電動機の速度相
当値に基づいて行うようにしてもよい。また制御誤差を
低減させるため、鉄損や、銅損、機械損といった損失を
所与の抵抗値として纏め、この抵抗値に基づいて電力損
失量の演算を行うこととしてもよい。
【0014】この請求項3または4記載の発明によれ
ば、トルクの値の演算には電力損失量が加味されるた
め、制御誤差を低減させることができる。また、請求項
4記載の発明によって、電力損失量を速度相当値に応じ
て相当量に変化することができ、一層の制御誤差の低減
を図ることができる。
【0015】また、請求項5記載の発明のように、請求
項1から4のいずれか記載の永久磁石同期電動機の制御
装置における切換手段は、前記永久磁石同期電動機の速
度相当値に応じて切り換えを行うように構成してもよ
い。
【0016】この請求項5記載の発明によれば、永久磁
石同期電動機の速度(回転数)を基準とした最適な演算
結果を利用することが可能となるため、全速度域におけ
る正確な演算結果を得ることができる。
【0017】また、請求項6記載の発明のように、請求
項1から5のいずれか記載の永久磁石同期電動機の制御
装置の切換手段は、前記複数種類の演算結果に、前記永
久磁石同期電動機の速度相当値に応じた所与の重み付け
(例えば、(3)式のKsh)を加味することにより、前
記演算結果を徐々に切り換えることとしてもよい。
【0018】この請求項6記載の発明によれば、演算切
り換え時の突変を予防し、演算切り換え時の推移を円滑
に行うことができる。
【0019】また、請求項7記載の発明のように、請求
項1から6のいずれか記載の永久磁石同期電動機を電気
車駆動用の電動機としてもよい。
【0020】この請求項7記載の発明によれば、広範な
速度範囲であるために、トルクフィードバック制御の精
度低下が問題となっていた電気車に適用が可能であるた
め、当該電気車の分野における当該問題を払拭すること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。以下では、電気車に用いられ
る突極形永久磁石同期電動機(以下、単に電動機とい
う。)に対する、トルクフィードフォワード(以下、F
Fという。)制御及びトルクフィードバック(以下、F
Bという。)制御の併用制御に本発明を適用した場合を
例にとって説明するが、本発明の適用対象は、この制御
方式に限られるものではない。また、以下説明および図
においては、角周波数ωで回転する永久磁石界磁磁束の
方向をd軸、それと直交する方向をq軸とする。
【0022】図1は、電動機の制御装置が実行するトル
クFF・FB併用制御における、トルクに係る制御ブロ
ック(以下、トルク演算部1という。)を示す図であ
る。このトルク演算部1は、トルク推定部10と、PI
演算部20と、フィードフォーワード演算部30とを含
んで構成され、現在の電動機の状態、電動機の定数およ
び電動機に対する種々の指令値に基づいて、トルクに係
るq軸電流の指令値Iq *を算出・決定する機能部であ
る。
【0023】トルク推定部10は、電動機のd軸電流I
d、q軸電流Iq、d軸電圧Vd、q軸電圧Vq、角周波数
ωに基づいて、現在の電動機のトルク(以下、このトル
クをトルク演算値TmCALと呼ぶ。)を演算・推定する。
PI演算部20は、トルク演算値TmCALとトルクの目標
値であるトルク指令値Tm *との偏差をPI制御によって
補償する機能部である。このトルク推定部10およびP
I演算部20により、トルクFB制御のための制御値が
算出される。
【0024】PI演算部20により算出された制御値に
は、さらに係数KTFBが乗算される。この係数KTFBによ
って、トルクFF・FB併用制御の切換が行われる。即
ち、係数KTFBは、角周波数ωの関数として、図2に示
すような関数として定義される。図2において、係数K
TFBは、ω≦ω0の場合にはKTFB=0、ω1≦ωの場合に
はKTFB=1、ω0<ω<ω1の場合にはKTFBが0から1
へ直線的に変化する関数である。
【0025】従って、角速度ωが閾値ω0以下(電動機
(即ち電気車)の速度が所定値以下)の場合にはKTFB
が0のため、トルク推定部10及びPI演算部20によ
る演算値は無効とされる。即ち、トルクFB制御が行わ
れず、この間はトルクFF制御が行われることとなる。
【0026】一方、角速度ωが閾値ω1以上(電動機
(即ち電気車)の速度が所定値以上)の場合には、K
TFBが1となり、トルク推定部10及びPI演算部20
による演算値のみ、即ちトルクFF制御を行わずに、ト
ルクFB制御のみが行われることとなる。
【0027】そして、角速度ωが閾値ω0〜ω1の間の場
合には、トルクFF制御及びトルクFB制御の併用制御
となる。
【0028】尚、図2および上記説明においては、角速
度ωがω0〜ω1間で推移するに従って係数KTFBが0〜
1へ変化することとして説明したが、角速度ωがω0
時に、係数KTFBが0から1(或いは1から0)へステ
ップ状に変化することとし、角速度ωがω0未満の場合
にはKTFB=0、角速度ωがω0以上の場合にはKTFB
1といった関数として、トルクFF・FB併用制御の切
換を行うこととしてもよい。
【0029】フィードフォーワード演算部30は、電動
機の界磁磁束の目標値である磁束指令値φ*に基づいて
q軸電流のフィードフォーワード分を算出する機能部で
あり、このフィードフォーワード演算部30によって算
出された補正値に、PI演算部20の出力値に係数K
TFBが乗算された値が加算され、最終的なq軸電流の指
令値Iq *が決定される。
【0030】次に、トルク推定部10について詳細に説
明する。図3は、トルク推定部10内の機能ブロックを
示す図である。トルク推定部10には、低速用トルク推
定部12と、高速用トルク推定部14と、推定トルク切
換部16とから構成される。低速用トルク推定部12が
行う演算は以下の式(1)に示すものである。 推定トルクTm1=p{φf+(Ld−Lq)Id}Iq ・・・(1) ここで、pは電動機の極対数、φfは界磁磁束、Ldはd
軸インダクタンス、Lqはq軸インダクタンスであり、
これらの値は電動機固有の値であって既知である。
【0031】また高速用トルク推定部14が行う演算は
以下の式(2)に示すものである。 推定トルクTm2=pη(Idd+Iqq)/ω ・・・(2) ここで、ηは電動機効率であり、所与の値として予め設
定されるものである。
【0032】尚、(1)式は永久磁石同期電動機の電圧
方程式から求まる式であり、(2)式は上述した電気学
会論文誌D(産業応用部門誌:Trans.IEE of Japan, Vo
l.119-D, No.10, Oct., 1999)に開示されているトルク
フィードバック制御方法の提案式である。両式ともトル
クの推定演算式であるが、あくまで推定演算であるが故
に制御誤差が生じる。詳細に説明すると、本来は電動機
の出力値を回転数で除算することによりトルクを求める
ことができる。しかし、電動機の出力値を正確に求め難
いため、(2)式においては、電動機の出力値を(入力
値×効率)で代用している。このため、特に低速域にお
いては、鉄損や機械損等を含む損失(ロス)によって、
(2)式で算出されるトルクの推定精度が落ちる。従っ
て、(2)式は低速域で推定精度が落ちることとなる。
また、(1)式は、上記論文誌において指摘されている
通り、磁気飽和の影響が低減されることによるインダク
タンス値変動のため、高速域での推定には不適である。
このことを換言すると、(1)式は低速域で、(2)式
は高速域で演算誤差が少ないこととなる。
【0033】推定トルク切換部16は、推定トルクTm1
及びTm2と、角速度ωとに基づいて、最終的なトルク演
算値TmCALを決定する機能部である。推定トルク切換部
16が行う演算は以下の式(3)に示すものである。 トルク演算値TmCAL={Tm1×(1−Ksh)}+{Tm2×Ksh} ・・・(3 ) ここで、係数Kshは図4に示す角速度ωの関数である。
即ち、図4に示す通り、角速度ωが閾値ωsh未満の場合
にはKsh=0、閾値ωsh以上の場合にはKsh=1となる
ステップ状の関数である。
【0034】尚、係数Kshを定める関数はステップ状の
関数に限らず、一次関数として直線状に変化する関数で
あってもよいし、二次関数を用いた関数であってもよ
い。そのような場合には、係数Kshは、角速度ωの値に
応じて0〜1の間の値をとることとなる。
【0035】上記のように、トルク推定部10を構成す
ることにより、電気車の速度、即ち電動機の角速度が低
速域の場合には低速域に適したトルク推定を、高速域の
場合には高速域に適したトルク推定を行うことが可能と
なり、精度の良い電動機のトルク制御が可能となる。
【0036】以上説明した本実施の形態においては、電
動機の角速度ωに応じたトルクFF・FB併用制御の切
換を行うこととして説明したが、トルクFB制御のみを
行い、トルク推定のみを角速度ωに応じて切り換えるこ
ととしてもよい。
【0037】さらに、トルク推定部10の高速用トルク
推定部14が行う推定演算は以下の式(4)であっても
よい。 Tm2=pη{(Idd+Iqq)−R(Id 2+Iq 2)}/ω ・・・(4) ここでRは、制御誤差低減用の損失(配線抵抗や機械
損、鉄損等を含む)の推定抵抗であり、このRに係る値
を減算することによって、より正確なトルク推定を行い
得る。尚、このRの値は、角速度ωに応じて一義的に定
まる関数としてもよい。
【0038】また、トルク推定部10内のトルク推定に
係る機能部としては、低速用トルク推定部12と高速用
トルク推定部14の2つとして図示・説明したが、他の
推定方式による機能部を具備することとし、推定トルク
切換部16が複数の推定トルクを切り換えることとして
もよい。即ち、例えば、図5に示すように、磁束モデル
により演算される磁束および電動機の検出電流に基づい
て、推定トルクを演算する演算方法を、トルク推定部1
0内の機能部として加えることとしてもよい。この場合
には、過渡的なトルクの推定をも行うことが可能とな
る。尚、図5において、Tm3は推定トルク、φdはd軸
の界磁磁束、φqはq軸の界磁磁束、rmは電機子巻線抵
抗を示す。
【0039】また、オブザーバにより電流および磁束を
求め、それに基づいて推定トルクを演算する機能部をさ
らに加えることとしてもよい。この場合には、過渡的な
トルクの推定が可能な上、電動機の定数変動の補償をも
可能とすることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、永久磁石同期電動機の
適用状況(速度や電流等)に応じて最適な演算結果を用
いることが可能となるため、永久磁石同期電動機の駆動
範囲全般に渡って、正確なトルクを求めることが可能と
なる。また、正確なトルクを求め得るために、精度の良
いトルクフィードバック制御を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トルク演算部の機能ブロック図。
【図2】角速度ωに対する係数KTFBの値の変化を表す
図。
【図3】トルク推定部の機能ブロック図。
【図4】角速度ωに対する係数Kshの値の変化を表す
図。
【図5】トルク推定部の他の例を示す図。
【符号の説明】
1 トルク演算部 10 トルク推定部 12 低速用トルク推定部 14 高速用トルク推定部 16 推定トルク切換部 20 PI演算部 30 フィードフォーワード演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 孝一 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 中澤 洋介 東京都港区芝浦1−1−1 株式会社東芝 内 (72)発明者 高波 渉 東京都港区芝浦1−1−1 株式会社東芝 内 Fターム(参考) 5H560 AA08 BB12 DA14 DC03 DC12 EB01 GG04 XA01 XA13 5H576 AA01 BB06 DD02 DD07 EE01 EE19 FF07 FF08 GG02 GG04 JJ04 JJ06 JJ24 LL01 LL22 LL24 LL28 LL38

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トルクのフィードバック制御を行う永久磁
    石同期電動機の制御装置であって、 複数種類の演算により前記トルクの値を複数求める演算
    手段と、 前記複数種類の演算結果を切り換える切換手段と、 を備え、前記切換手段によって切り換えられた演算結果
    に基づいてフィードバック制御を行うことを特徴とする
    永久磁石同期電動機の制御装置。
  2. 【請求項2】前記演算手段による複数種類の演算には、
    前記永久磁石同期電動機の電動機定数を用いて前記トル
    クの値を演算する第1の演算と、前記永久磁石同期電動
    機の速度相当値を用いて前記トルクの値を演算する第2
    の演算とが含まれることを特徴とする請求項1記載の永
    久磁石同期電動機の制御装置。
  3. 【請求項3】前記第2の演算は、電力損失量を算出し、
    算出した電力損失量を考慮して、前記トルクの値を演算
    する演算であることを特徴とする請求項2記載の永久磁
    石同期電動機の制御装置。
  4. 【請求項4】前記電力損失量の演算は、前記永久磁石同
    期電動機の速度相当値に基づいて行われることを特徴と
    する請求項3記載の永久磁石同期電動機の制御装置。
  5. 【請求項5】前記切換手段は、前記永久磁石同期電動機
    の速度相当値に応じて切り換えを行うことを特徴とする
    請求項1から4のいずれか記載の永久磁石同期電動機の
    制御装置。
  6. 【請求項6】前記切換手段は、前記複数種類の演算結果
    に、前記永久磁石同期電動機の速度相当値に応じた所与
    の重み付けを加味することにより、前記演算結果を徐々
    に切り換えることを特徴とする請求項1から5のいずれ
    か記載の永久磁石同期電動機の制御装置。
  7. 【請求項7】前記永久磁石同期電動機は電気車駆動用の
    電動機であることを特徴とする請求項1から6のいずれ
    か記載の永久磁石同期電動機の制御装置。
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