JP2002233039A - バスダクト接続方式 - Google Patents

バスダクト接続方式

Info

Publication number
JP2002233039A
JP2002233039A JP2001026266A JP2001026266A JP2002233039A JP 2002233039 A JP2002233039 A JP 2002233039A JP 2001026266 A JP2001026266 A JP 2001026266A JP 2001026266 A JP2001026266 A JP 2001026266A JP 2002233039 A JP2002233039 A JP 2002233039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
conductor
bus duct
bus
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001026266A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiko Yamada
幸彦 山田
Shigeru Washisaki
茂 鷲崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyodo Ky Tec Corp
Original Assignee
Kyodo Ky Tec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyodo Ky Tec Corp filed Critical Kyodo Ky Tec Corp
Priority to JP2001026266A priority Critical patent/JP2002233039A/ja
Publication of JP2002233039A publication Critical patent/JP2002233039A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスダクト相互間の寸法に調整しながらの接
続を、低コストで、又優れた施工性で行うことができる
バスダクト接続方式を提供する。 【解決手段】 接続すべきバスダクトの同相の導体端部
間を導電性接続部材を介して電気的に接続可能な接続ユ
ニットを用い、接続する複数のバスダクトの各端部に、
導電性接続部材と導体端部が導通するように接続ユニッ
トを各々設け、各接続ユニットの各導電性接続部材間を
電気的に接続する接続導体を配設することを特徴とする
バスダクト接続方式。接続ユニットには、接続空間に挿
入された導体に導電性接続部材を押圧して電気的に接続
する構成のものを用いると好適であり、また接続導体に
は直線導体の他、変形導体や相変換導体を用いることが
可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスダクトの接続
方式に係り、特にバスダクトの敷設寸法を調整可能なバ
スダクト接続方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バスダクトの敷設寸法を調整可能
なバスダクト接続装置として、特開平10−70816
号に開示されているバスダクトの2連接続部がある。前
記2連接続部は、相対して接続するバスダクトを直線接
続することなく、バスダクトの接続中心を必要寸法だけ
離して対向させ、この対向部間を接続導体及びダクト継
手連結板で連結し、接続導体の左右には各々相間とアー
ス間を絶縁する絶縁スペーサを配し、このように構成さ
れた2連のバスダクト接続部を各々接続ボルトで締結し
てなるものであって、前記接続導体の長さを現地での切
断等により調整し、2連接続部の長さを可変とすること
ができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記2連接続
部では、接続導体及びダクト継手連結板に接続ボルトで
締結するための長穴が開口されており、そのための穴開
け加工が必要とされることから、製造コストがアップす
ることとなる。更に長穴を利用した寸法調整では、長穴
が開口している箇所以外では接続することができない、
或いは長穴の寸法が不足する等により、寸法調整可能な
範囲が狭いという不具合があり応用性に欠けている。
【0004】また、バスダクトと前記接続導体及びダク
ト継手連結板を接続する際には、接続ボルトを一旦全て
外してから再度接続する必要があるため、接続作業が困
難であると共に、一度目の寸法調整が失敗した場合の取
外作業や取付作業が困難である。同時にかかる作業に於
いて、接続部の部品(絶縁セパレータ等)が落下或いは
紛失してしまう可能性も生じてくる。
【0005】また、接続すべきバスダクトと接続導体と
を重ね合わせて電気的に接続する前記2連接続部の実施
例の場合、3相式のバスダクトの場合であっても中心の
導体に段差を付ける必要があるため、バスダクト自体に
方向性が生じてしまう。そのため、寸法調整を行う箇所
には特殊なバスダクトを使用する必要が生じ、コストア
ップに繋がるという不具合がある。
【0006】また、前記2連接続部は、バスダクトを直
線接続する場合を前提にして寸法調整を行うものである
ため、例えば接続すべきバスダクトに上下左右にずれを
生じている場合、或いは相が違っている場合等には、新
たにレベル合わせ用のバスダクト、或いは相変換用のバ
スダクトを電気幹線路内に接続する必要があり、施工作
業に多大な労力を要し、細心の注意を払う必要がある。
【0007】本発明は上記不具合を解消するためになさ
れたものであって、バスダクト相互間の寸法に調整しな
がらの接続を、低コストで、又優れた施工性で行うこと
ができるバスダクト接続方式を提供することを目的とす
る。また、他の目的は、多様なバスダクトや敷設された
バスダクトの多様な状態に対応して、バスダクト相互間
の寸法に調整しながらの接続を行うことができるバスダ
クト接続方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のバスダクト接続
方式は、接続すべきバスダクトの同相の導体端部間を導
電性接続部材を介して電気的に接続可能な接続ユニット
を用い、接続する複数のバスダクトの各端部に、導電性
接続部材と導体端部が導通するように接続ユニットを各
々設け、各接続ユニットの各導電性接続部材間を電気的
に接続する接続導体を配設することを特徴とする。
【0009】例えば接続すべきバスダクトの導体端部の
同相間を導電性接続部材を介して電気的に接続可能な接
続ユニットを所定寸法離して配設し、接続ユニット間に
接続導体と側板継ぎ板を配設して接続ユニット間を連結
し、バスダクトの導体端部と接続導体が接続ユニットを
介して接続される。バスダクトが突き合わされる場合に
は、接続ユニットが所定寸法離して対向配置され、接続
ユニットを介してバスダクトの導体端部と接続導体の導
体端部を突き合わせて接続する。
【0010】更に、本発明のバスダクト接続方式は、上
記バスダクト接続方式に於いて、前記接続ユニットが異
相間で絶縁され、導電性接続部材が設けられている接続
空間を有し、該接続空間に挿入された導体に該導電性接
続部材を押圧して電気的に接続する構成であることを特
徴とする。接続ユニットを、例えば同相の導体を電気的
に接続する導電性接続部材と、異相の導電性接続部材間
及び最外側の導電性接続部材とダクト側板継ぎ板とを絶
縁する絶縁セパレータと、これらを一括緊締する締着具
とを備えるものとし、絶縁セパレータ間の接続空間に接
続すべきバスダクトの導体端部と接続導体端部を挿入し
て導電性接続部材に添わせ、締着具を一括緊締すること
によりバスダクト等の接続が可能な構成とする。
【0011】更に、本発明のバスダクト接続方式は、上
記バスダクト接続方式に於いて、前記接続導体が変形導
体であることを特徴とする。即ち、接続導体を直線導体
とする他に、変形導体としてもよい。
【0012】更に、本発明のバスダクト接続方式は、上
記バスダクト接続方式に於いて、前記接続導体が相変換
導体であることを特徴とする。例えば接続導体を異相の
導体を跨いで相変換する相変換導体とするものである。
【0013】更に、本発明のバスダクト接続方式は、上
記バスダクト接続方式に於いて、前記接続導体が可撓性
を有する可撓導体であることを特徴とする。尚、本発明
に於いては、直線導体、変形導体、相変換導体、若しく
は可撓導体がそれぞれ有する形状、機能、特性等を組み
合わされた導体を、接続導体として使用することが可能
である。
【0014】更に、本発明のバスダクト接続方式は、上
記バスダクト接続方式に於いて、前記接続導体に、所要
の接続導体が選択されて用いられることを特徴とする。
例えば接続導体を直線導体、変形導体、相変換導体、若
しくは可撓導体、若しくはこれらの形状、機能、特性等
を組み合わされた導体などから適宜選択して接続可能な
構成とするものである。
【0015】
【作用】本発明のバスダクト接続方式は、接続する複数
のバスダクトの各端部に接続ユニットを各々設け、各接
続ユニットの各導電性接続部材間を電気的に接続する接
続導体を配設するものであるから、バスダクト自体の方
向性を必要とせず、寸法調整のための特殊なバスダクト
を製造する必要がなくなるため、コストダウンを図るこ
とができる。また所要の接続導体を用いることができる
ので、バスダクトやその敷設状態の多様性や調整すべき
寸法に容易に対応することができ汎用性に優れる。また
バスダクトの端部に接続ユニットを設け、接続ユニット
間に接続導体を配設する構成であるから、容易に施工す
ることができる。
【0016】また本発明のバスダクト接続方式に於ける
接続ユニットを、異相間で絶縁され、導電性接続部材が
設けられている接続空間を有するものとし、接続空間に
挿入された導体に導電性接続部材を押圧して電気的に接
続する構成とすることにより、バスダクトの導体端部及
び接続導体自体の穴開け加工が不要となり、コストダウ
ンに繋げられると共に、穴を考慮する必要がないため広
範囲に亘って寸法を調整することが可能となる。従っ
て、ある程度長めの接続導体を用意しておけば、現場で
切断加工するのみで寸法調整が可能である。
【0017】また本発明のバスダクト接続方式の接続導
体には、接続すべきバスダクトの配置等に対応して直線
導体、変形導体、相変換導体、可撓導体などを用いるこ
とができ、好適にはこれらの接続導体を選択して使用す
ることが可能な構成とすることにより、寸法調整箇所以
外での相変換や変形が不要或いは殆ど必要なくなると共
に、特殊なバスダクトの製造を無くす或いは減少するこ
とができるため、コストダウンを図ることができる。ま
た、例えば直線バスダクトを接続し、最終的に寸法調整
箇所で相が違っている場合は相変換を使用し、上下左右
にずれている場合、或いは向きあっていない場合などは
変形導体により寸法調整を兼ねて接続すること等が可能
となり、寸法調整箇所以外の施工に神経を使う必要が無
くなって施工性が向上する。また、接続導体に可撓導体
を使用する場合は、より施工に伴う誤差を確実に、且つ
簡単に調整することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のバスダクト接続方
式の実施例を図面に基づき説明する。図1から図5まで
は本発明のバスダクト接続方式の第1実施例を示し、図
1はバスダクトを接続した状態を示す正面図、図2は図
1の平面説明図、図3は分離した状態を示す斜視図、図
4は接続前の状態を示す斜視図、図5は接続後の状態を
示す斜視図である。
【0019】第1実施例のバスダクト接続方式は、図1
乃至図3に示すように、接続する一対のバスダクト10
・10の対向して突き合わされた各端部に接続ユニット
20・20をそれぞれ設け、各接続ユニット20はその
導電性接続部材21と取り付けたバスダクト10の導体
端部11aとが導通するように設けられ、2つの接続ユ
ニット20・20は所定寸法離して対向配置されてい
る。そして、対向する接続ユニット20・20間には、
接続ユニット20・20の導電性接続部材21・21間
を電気的に接続する接続導体30が配設されていると共
に、接続導体30の外方に側板継ぎ板31が配設され、
接続ユニット20・20間を接続導体30及び側板継ぎ
板31で連結する構成である。
【0020】即ち、施工を行った結果、最終接続箇所で
通常のバスダクト接続ができない程度の間隔が形成さ
れ、且つ前記間隔に規格化された長さのバスダクト10
を挿入できない場合に、バスダクト10の各端部に接続
ユニット20を電気的に接続して設け、その接続ユニッ
ト20・20間を接続導体30及び側板継ぎ板31で連
結し、間隔が形成されたバスダクト10・10の各端部
間を電気的に接続するようになっている。
【0021】バスダクト10は、3枚の略平板状導体の
各々が絶縁被覆された絶縁被覆導体11が並設され、絶
縁被覆導体11の端部は絶縁被覆を除かれた露出した導
体端部11aになっている。絶縁被覆導体11はハウジ
ング12で被覆され、バスダクト10の端部では導体端
部11aが突出しており、導体端部11aの導体厚さ方
向の両外側には各々バスダクト側板13が配設されてい
る。13aはボルトやビスを挿入する等で固定するため
の穴である。尚、本発明に於けるバスダクト10の構成
は本実施例に限定されるものではない。
【0022】接続ユニット20は、バスダクト10の導
体端部11aを挿入可能な接続空間を形成するように所
定間隔を置いて略平板状の絶縁セパレータ22が配設さ
れ、絶縁セパレータ22・22の相互間の接続空間の両
側には導電性接続部材21が設けられ、導電性接続部材
21は絶縁セパレータ22に添設されており、絶縁セパ
レータ22と導電性接続部材21とを両外側からダクト
側板継ぎ板23・23で狭持している。導電性接続部材
21、絶縁セパレータ22、ダクト側板継ぎ板23には
全て絶縁スリーブ(図示せず)で被覆されたボルト24
1が挿通されており、使用前に於いてはボルト241、
ナット242等の締着具24で一括して仮締着されてい
る。尚、前記絶縁スリーブの断面外形形状を非円形とす
ると、締着具24の締付による絶縁セパレータ22や導
電性接続部材21等の共回りを防止することが可能とな
って好適である。
【0023】絶縁セパレータ22は、平面視面積の大き
い絶縁板22aと平面視面積の小さい絶縁板22bを接
着剤或いは別体の固定部材等により積層固着して形成さ
れ、バスダクト10の異相導体端部11a・11a間の
延面距離を十分に確保することが可能な構成である。本
実施例では3線式のバスダクト10を採用しているた
め、導体端部11a・11a間に位置する絶縁セパレー
タ22が2枚、最外側の導体端部11aとダクト側板継
ぎ板23間に位置する絶縁セパレータ22が2枚で、計
4枚使用されている。
【0024】導体端部11a・11a間に位置する絶縁
セパレータ22は、平面視面積の小さい絶縁板22bが
平面視面積の大きい絶縁板22aを狭持するように添設
されたものであり、最外側の導体端部11aとダクト側
板継ぎ板23との間の絶縁セパレータ22は、最外側に
平面視面積の小さい絶縁板22bが配設され、この平面
視面積の小さい絶縁板22bの内側面に平面視面積の大
きい絶縁板22aが添設されてなるものである。また絶
縁セパレータ22の略中央部には、絶縁スリーブに挿通
して被覆されたボルト241を挿通可能な挿通穴(図示
せず)が形成されている。前記挿通穴も前記絶縁スリー
ブの断面外形形状より僅かに大きい非円形など類似形で
形成すると好適である。
【0025】導電性接続部材21は、平面視面積の大き
な絶縁板22aに添設され、絶縁板22aと導体端部1
1aとの間に介在し、導体端部11aを厚さ方向の両側
から狭持する構成である。本実施例では3線式のバスダ
クト10を採用しているため、6枚の導電性接続部材2
1が介在している。尚、導電性接続部材21の枚数や構
成等は本実施例に限定されるものではなく、導体端部1
1aに1枚の導電性接続部材21が添う構成等であれば
良い。また導電性接続部材21の略中央部には、絶縁ス
リーブに挿通して被覆されたボルト241を挿通可能な
挿通穴(図示せず)が形成されている。前記挿通穴も前
記絶縁スリーブの断面外形形状より僅かに大きい非円形
など類似形で形成すると好適である。
【0026】ダクト側板継ぎ板23は、略中央に外側面
が凹部、内側面が凸部となる内向き凸部23aが形成さ
れ、その略中央には締着具を挿通可能な挿通穴(図示せ
ず)が形成されており、所定箇所にねじ止め或いはビス
止め用の穴23bが穿設されている。内向き凸部23a
により最外側の絶縁セパレータ22とダクト側板継ぎ板
23との間に空隙部25が形成され、前記空隙部25に
は接続すべきバスダクト10のバスダクト側板13及び
後述する側板継ぎ板31を挿入可能である。前記挿入状
態に於いては、少なくともバスダクト側板13の先端部
が内向き凸部23aの側面に当接し、バスダクト10の
端部の挿入寸法が所定距離に規制されるようになってお
り、また側板継ぎ板31の端縁も内向き凸部23aの側
面に当接する構成としてもよい。
【0027】締着具24にはボルト241、ナット24
2及び皿バネ243が含まれ、締着具24による締着
は、各ダクト側板継ぎ板23の外側に押さえ部材244
を配置し、前記押さえ部材244の外側に皿バネ243
を配置し、皿バネ243とダクト側板継ぎ板23との間
に押さえ部材244を介在させ、一方の皿バネ243か
ら他方の皿バネ243へダクト側板継ぎ板23、絶縁セ
パレータ22、導電性接続部材21を貫通してボルト2
41を挿通し、他方の皿バネ243の外側から挿通した
ボルト241にナット242を螺合して締着する構成で
ある。前記押さえ部材244は断面略コ字形で、ダクト
側板継ぎ板23との接触面により力が加わるように押さ
え凸部244aが形成され、押さえ凸部244aにより
導電性接続部材21と導体端部11aとの接触面の導通
をより確実に行える構成である。
【0028】接続導体30は、本実施例では直線の平板
状であり、絶縁被覆部30aの両側から絶縁被覆が除か
れて露出した導体端部30bが突出している。接続導体
30の両端の導体端部30b・30bは、各々絶縁セパ
レータ22・22相互間の導電性接続部材21・21間
の接続空間に挿入され、接続ユニット20の締着具24
の押圧により導体端部30bと導電性接続部材21とが
接触して電気的に接続される構成である。また側板継ぎ
板31は本実施例では平板状であり、両側の接続ユニッ
ト20・20の空隙部25・25に両端を挿入されてダ
クト側板継ぎ板23に固定され、3線並設された接続導
体30の厚さ方向両側に配設される。
【0029】次に、本発明のバスダクト接続方式による
接続過程について説明する。
【0030】先ず、図3及び図4に示すように、接続す
べきバスダクト10・10を所定寸法離して対向配置
し、各バスダクト10の端部から突出する導体端部11
aが絶縁セパレータ22・22間の導電性接続部材21
・21間に挿入され、バスダクト側板13が最外側の絶
縁セパレータ22とダクト側板継ぎ板23との間に形成
された空隙部25間に挿入されるように接続ユニット2
0を配置し、バスダクト10の端部に接続ユニット20
を設ける。前記接続ユニット20は、接続すべきバスダ
クト10のバスダクト側板13の端縁がダクト側板継ぎ
板23に形成された内向き凸部23aの側部に当接する
まで挿入され、ダクト側板継ぎ板23及びバスダクト側
板13に形成されたボルト締め或いはビス止めのための
穴23b、13aにボルトやビスを挿入する等で固定さ
れる。この状態では、接続ユニット20の締着具24は
仮締着されている。
【0031】前記のように接続すべきバスダクト10と
接続ユニット20とを仮接続し、接続ユニット20・2
0を所定間隔離れた状態で対向配置した後、この対向配
置した各接続ユニット20のバスダクト10の導体端部
11aが挿入されていない側に於ける絶縁セパレータ2
2・22間の導電性接続部材21・21間に接続導体3
0を各々挿入し、接続ユニット20の締着具24を締着
して、対向配置した接続ユニット20・20間を接続導
体30で連結する。
【0032】本工程により、一方のバスダクト10の導
体端部11aから一方の接続ユニット20の導電性接続
部材21、接続導体30、他方の接続ユニット20の導
電性接続部材21をそれぞれ介して他方のバスダクト1
0の導体端部11aへ電気的に接続され、接続すべきバ
スダクト10・10の導体端部11a・11a間は電気
的に接続された状態となる。尚、接続導体30は接続ユ
ニット20・20相互間の距離により様々な寸法を用意
する、或いは現場で切断する、或いは現場で寸法を計っ
た後に工場で製造することにより、様々な状態のバスダ
クト10の接続に対応することが可能である。また、本
実施例の如く、必要に応じて接続導体30の中心付近を
絶縁被覆する。
【0033】上記のように電気的接続が完了した後に、
対向配置された接続ユニット20・20のダクト側板継
ぎ板23・23間を側板継ぎ板31により連結する。側
板継ぎ板31は、ダクト側板継ぎ板23のバスダクト1
0が接続されていない側に於いて、最外側の絶縁セパレ
ータ22及びダクト側板継ぎ板23との間に形成されて
いる空隙部25に挿入して配置し、ダクト側板継ぎ板2
3とビス止めする等により固定する。尚、側板継ぎ板3
1も前記接続導体30と同様に、接続ユニット20・2
0相互間の距離により様々な寸法を用意する、現場で切
断する或いは、現場で計測した後に工場等で製造するこ
とにより、様々な状態のバスダクト10の接続に対応す
ることが可能である。
【0034】前記工程の後に、図4及び図5に示すよう
に、導体11、導電性接続部材21、接続導体30の幅
方向両側の開口部分に、断面略コ字形のカバー部材40
を凹部を内側にして被せて被覆し、カバー部材40をビ
スやボルトなどの固定具41でバスダクト10に固定
し、バスダクト10の接続作業が完了する。尚、カバー
部材40も、接続導体30及び側板継ぎ板31と同様
に、接続ユニット20・20相互間の距離により様々な
寸法を用意する、現場で切断する、或いは現場で計測後
に工場等で製造することにより、様々な状態のバスダク
ト10の接続に対応することが可能である。また、カバ
ー部材40を計測後に工場等で製造する場合等には、必
要に応じて分岐用のプラグイン開口部を形成してもよ
く、前記プラグイン開口部はノックアウト構成、或いは
カバー部材を被覆してなる構成等適宜である。
【0035】第1実施例のバスダクト接続方式を使用す
ることにより、設計図面と実際の施工での誤差を容易に
修正することが可能となると共に、現場での切断作業等
によって様々な状態のバスダクト10の接続に対応する
ことができる。また、接続導体30に穴開け加工が不要
であり、製造コストを削減することが可能となる。ま
た、穴開け加工が不要で、穴の位置を考慮せずに接続導
体30を接続することが可能であるから、接続ユニット
20・20間の所定寸法の範囲に関して広範囲に対応す
ることが可能となる。
【0036】また、通常のバスダクト10・10同士を
単独で用いられて接続する接続ユニット20を使用する
ことができるので、特殊な接続ユニットが不要となると
共に、バスダクト10自体も本接続方式の為に新たに特
殊なバスダクトを製造する必要がないため、より製造コ
ストを削減することが可能となる。また、バスダクト1
0の導体端部11aと接続導体30の導体端部30bを
突き合わせ、導電性接続部材21を添わせることによ
り、電気的接続が可能な構成であるため、バスダクト自
体に方向性を持たせる必要がなくなり、その施工性も向
上する。また、接続作業中に接続ユニット20を解体す
る必要がないため、部品の紛失等が極力防止できると共
に、より施工性が向上する。
【0037】次に、本発明の第2実施例のバスダクト接
続方式について、第1実施例と異なる箇所を中心に説明
する。図6から図11までは本発明の第2実施例のバス
ダクト接続方式を示し、図6はバスダクトを接続した状
態を示す正面図、図7は図6の平面説明図、図8は図6
の縦断面図、図9は分離した状態を示す斜視図、図10
は接続前の状態を示す斜視図、図11は接続導体を示す
斜視図である。
【0038】第2実施例のバスダクト接続方式では、図
6から図11に示すように、3線式のバスダクト10、
接続ユニット20、側板継ぎ板31及びカバー部材40
の構成は第1実施例と同様であり、接続導体301のみ
異なる構成となっている。接続導体301は両外側の導
体の相が入れ替わって相変換するもので、接続すべき一
方のバスダクト10の相と他方のバスダクト10の相と
が入れ替わって異なる状態で配置された場合に、接続導
体301でバスダクト10・10間の接続を行う。
【0039】接続導体301に於いて、バスダクト10
の外側の導体端部11aと電気的に接続状態となる外側
の接続導体301a若しくは接続導体301cの端部よ
りも外方に位置して、各々接続導体301a、301c
と導通した架橋導体301a1、301c1が設けら
れ、架橋導体301a1若しくは301c1は、一方の
外側に位置する接続導体301a若しくは301cから
異相の接続導体301b及び301c若しくは301a
を跨いで接続導体301の幅方向外方で架橋され、他方
の外側に位置する相変換された接続導体301a若しく
は301cに連設されている。架橋導体301a1若し
くは301c1は、接続導体301a、301cの幅方
向各端縁から溶接接続或いは一体形成で設けられてお
り、接続導体301a、301cは通電方向に捻転して
設けられている構成である。また中間の接続導体301
bは第1実施例と同様に直線の導体である。
【0040】架橋導体301a1により、一方の外側の
接続導体301aが逆側の接続導体301aへ電気的に
接続され、他方の外側の接続導体301cが逆側の接続
導体301cへ電気的に接続され、外側の両相が入れ替
わり各々相変換される。相変換された接続導体301
a、301cの各端部に連設された架橋導体301a
1、301c1には段差部301a2や架橋導体301
c1に対応する段差部が形成され、接続導体301a、
301cの端部と相変換された接続導体301a、30
1cの端部とが略直線状に位置し、略直線状態でのバス
ダクト10・10間の突き合わせ接続が可能な構成にな
っている。
【0041】各接続導体301の端部は、対向配置され
た接続ユニット20の絶縁セパレータ22・22間の導
電性接続部材21・21間にそれぞれ挿入されて、バス
ダクト10・10間の接続ユニット20・20間を電気
的に接続することになるが、一方の接続ユニット20に
は外側の接続導体301a、301cの端部が挿入さ
れ、他方の接続ユニット20には、相変換された接続導
体301a、301cの端部が挿入される。
【0042】本実施例のバスダクト接続方式を採用する
ことにより、接続すべきバスダクト10・10の相が違
う場合でも容易に対応して接続することができる。また
図11に示すように、段差部301a2等を有しない側
の接続導体301a、301cを長めに形成しておくこ
とにより、現場で接続ユニット20・20間の距離に応
じて切断する等の処置をするだけで、容易に相の異なる
バスダクト10・10間の接続或いはその端部に設けら
れた接続ユニット20・20間の接続を行うことができ
る。また、別途に相変換用バスダクトを製造する必要が
なくなるため、コストダウンに繋がる。また、相変換と
寸法調整とを同時に行うことができるため、より施工作
業性が向上し、コストダウンに繋げられる。尚、接続導
体301も、第1実施例と同様に、複数種類の長さから
なる接続導体301を用意する、或いは接続ユニット2
0・20間の寸法を計測して工場で製造する等により、
様々な状態のバスダクト10の接続に対応することがで
きる。
【0043】次に、本発明の様々な実施例のバスダクト
接続方式について、第1、2実施例と異なる箇所を中心
に説明する。図12から図15までは他の実施例を示
し、図12は第3実施例のバスダクト接続方式でバスダ
クトを接続した状態を示す正面図、図13は第4実施例
のバスダクト接続方式でバスダクトを接続した状態を示
す正面図、図14は第5実施例のバスダクト接続方式で
バスダクトを接続した状態を示す平面説明図、図15は
第6実施例のバスダクト接続方式でバスダクトを接続し
た状態を示す平面説明図である。
【0044】第3実施例では、図12に示すように、正
面視略Z字形の接続導体302、正面視略Z字形の側板
継ぎ板312、正面視略Z字形のカバー部材402が設
けられて接続されており、これらは所定寸法計測後に工
場等で製造する。従って、バスダクト10・10間等の
多様な寸法に対応することができると共に、接続すべき
バスダクト10・10が導体幅方向で上下にずれている
場合にも対応することができる。また前記上下方向への
ズレを予め認知している場合等は、バスダクト10の導
体幅方向への長さを一定とし、バスダクト10の導体長
さ方向へある程度長さに余裕を持たせた接続導体30
2、側板継ぎ板312、カバー部材402を用意してお
けば、現場でバスダクト10の導体長さ方向のみを切断
する等で対応することが可能となり、施工性がより向上
する。
【0045】第4実施例では、図13に示すように、正
面視略L字形の接続導体303、正面視略L字形の側板
継ぎ板313、正面視略L字形のカバー部材403が設
けられて接続されており、これらは所定寸法計測後に工
場等で製造する。従って、バスダクト10・10間等の
多様な寸法に対応することができると共に、垂直配置さ
れたバスダクト10と水平配置されたバスダクト10と
を接続する場合も対応することができる。また略L字形
に屈曲する屈曲部分からある程度長さに余裕を持たせた
接続導体303、側板継ぎ板313、カバー部材403
を用意しておけば、現場で切断する等で対応することが
可能となり、施工性がより向上する。
【0046】第5実施例では、図14に示すように、断
面略Z字形の接続導体304、断面略Z字形の側板継ぎ
板314、平面視略Z字形のカバー部材404が設けら
れて接続されており、これらは所定寸法計測後に工場等
で製造する。従って、バスダクト10・10間等の多様
な寸法に対応することができると共に、接続すべきバス
ダクト10・10が導体厚さ方向にずれている場合も対
応することが可能である。また導体厚さ方向へのズレを
予め認知している場合等は、バスダクト10の導体厚さ
方向への長さを一定とし、バスダクト10の導体長さ方
向へある程度長さに余裕を持たせた接続導体304、側
板継ぎ板314、カバー部材404を用意しておけば、
現場でバスダクト10の導体長さ方向のみを切断する等
で対応することが可能となり、施工性がより向上する。
【0047】第6実施例では、図15に示すように、断
面略L字形の接続導体305、断面略L字形の側板継ぎ
板315、平面視略L字形のカバー部材405が設けら
れて接続されており、これらは所定寸法計測後に工場等
で製造する。従って、バスダクト10・10間等の多様
な寸法に対応することができると共に、接続すべきバス
ダクト10・10がバスダクト10の導体厚さ方向に略
直交する方向に配置されている場合にも対応することが
できる。また略L字形に屈曲する屈曲部分からある程度
長さに余裕を持たせた接続導体305、側板継ぎ板31
5、カバー部材405を用意しておけば、現場で切断す
る等で対応することが可能となり、施工性がより向上す
る。
【0048】以上、本発明の第1実施例から第5実施例
のついて説明したが、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、次のような拡張及び変形をすることが可
能である。
【0049】例えば接続導体の構成として、図16及び
図17に示すように、断面或いは正面視略T字形の接続
導体306、側板継ぎ板316、及びこれらに対応する
直線状のカバー部材406aや略L字状のカバー部材4
06bや、断面或いは正面視略十字形の接続導体30
7、側板継ぎ板317、及びこれらに対応する略L字状
のカバー部材407等も含まれ、それぞれ交差部分から
所定寸法余裕を持たせた状態で施工現場に用意し、施工
現場で切断等することにより、接続すべきバスダクト1
0の多様な敷設状態に対応することが可能となる。また
第1〜5実施例と同様に、所定寸法計測後に工場等で製
造する等で対応することも可能である。
【0050】また、上記各実施例を組合せ、接続導体、
側板継ぎ板、カバー部材を選択して使用し、状況に応じ
たバスダクト接続方式を構成してもよい。また、バスダ
クトの構成は上記実施例のバスダクト10に限定され
ず、2線式或いは4線式以上のバスダクトであってもよ
い。また、接続ユニットの構成、バスダクトと接続ユニ
ットの接続構成等も、上記実施例に限定されるものでは
なく、接続ユニットによりバスダクト導体端部を突き合
わせ接続などで接続を行うものであれば全て含まれる。
【0051】例えば、図18及び図19に示すように、
バスダクト10と接続ユニット20の接続に関して、ダ
クト側板継ぎ板23の外側に外向き凸部231を形成
し、バスダクト側板13をダクト側板継ぎ板23の外側
面に添わせた状態で、且つ外向き凸部231に当接する
まで挿入することにより、バスダクト10の接続位置決
めを行うようにしてもよく、この場合に、側板継ぎ板3
1も同様にダクト側板継ぎ板23の外側面に接触して添
わせるように配置すると好適である。側板継ぎ板31も
外向き凸部231に当接させてもよい。尚、26はボル
ト241を被覆する絶縁スリーブである。
【0052】また、バスダクト側板13の端縁近傍及び
側板継ぎ板31の端部近傍を、接続ユニット20の締着
具24である皿バネ243とダクト側板継ぎ板23とで
狭持して接続する構成としてもよい。例えば、皿バネ2
43の外形よりも狭い外向き凸部231が形成され、皿
バネ243の内側面とダクト側板継ぎ板23の外側面と
の間に外向き凸部231で空隙部が形成され、前記空隙
部にバスダクト側板13の端部或いは側板継ぎ板31の
端部が挿入される。また、図示の通り、絶縁セパレータ
22を1枚の絶縁板22cで形成してもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明のバスダクト接続方式は、バスダ
クト相互間の寸法に調整しながらの接続を低コストで行
うことができ、又寸法を調整して接続する箇所の接続作
業や接続方式の取り外し作業を容易に行うことができ、
施工性に優れる。また、多様なバスダクトや敷設された
バスダクトの多様な状態に対応して、バスダクト相互間
の寸法に調整しながらの接続を行うことができる。
【0054】例えばバスダクト自体に方向性を持たせる
ことを要せずに、バスダクト相互間の寸法を調整しなが
らの接続を行うことが可能で、特殊なバスダクトを製造
する必要がないことから、コストダウンを図ることがで
きる。また、寸法調整を行う箇所及びそれ以外の箇所に
特殊なバスダクトや接続ユニットを必要としない、或い
は極力減少させることが可能であることから、コストダ
ウンを図れることに加え、施工性が向上し、在庫管理等
も容易となる。
【0055】また、例えばバスダクトの施工時に精密な
レベル合わせ等を行わずに、最終接続箇所(寸法調整箇
所)のみで慎重にレベル合わせ(所定寸法計測)等を行
えば良い、即ち、レベル合わせを寸法調整と同時に行え
ば良いことから、施工性に優れている。また、例えばバ
スダクトの相位置等を考慮せずに施工を行うことがで
き、最終接続箇所(寸法調整箇所)で相位置を考慮し、
相変換或いは相合わせを寸法調整と同時に行えばよいこ
とから、施工性に優れている。
【0056】また、本発明に於ける接続導体に可撓導体
を使用することによって、より施工に伴う誤差を確実
に、且つ簡単に調整することが可能となる。
【0057】また、本発明のバスダクト接続方式では、
寸法調整箇所に対して様々なバスダクト接続方式の中か
ら状態にあったものを選択することが可能であるため、
寸法調整箇所以外のバスダクトの施工時には、あまり神
経を使わずに施工作業を行うことができ、施工作業が容
易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のバスダクト接続方式に関
し、バスダクトを接続した状態を示す正面図。
【図2】図1の平面説明図。
【図3】第1実施例のバスダクト接続方式に関し、分離
した状態を示す斜視図。
【図4】第1実施例のバスダクト接続方式に関し、接続
前の状態を示す斜視図。
【図5】図4の接続後の状態を示す斜視図。
【図6】本発明の第2実施例のバスダクト接続方式に関
し、バスダクトを接続した状態を示す正面図。
【図7】図6の平面説明図。
【図8】図6の縦断面図。
【図9】第2実施例のバスダクト接続方式に関し、分離
した状態を示す斜視図。
【図10】第2実施例のバスダクト接続方式に関し、接
続前の状態を示す斜視図。
【図11】第2実施例の接続導体を示す斜視図。
【図12】本発明の第3実施例のバスダクト接続方式に
関し、バスダクトを接続した状態を示す正面図。
【図13】本発明の第4実施例のバスダクト接続方式に
関し、バスダクトを接続した状態を示す正面図。
【図14】本発明の第5実施例のバスダクト接続方式に
関し、バスダクトを接続した状態を示す平面説明図。
【図15】本発明の第6実施例のバスダクト接続方式に
関し、バスダクトを接続した状態を示す平面説明図。
【図16】本発明の第7実施例のバスダクト接続方式に
関し、バスダクトを接続した状態を示す正面図。
【図17】本発明の第8実施例のバスダクト接続方式に
関し、バスダクトを接続した状態を示す正面図。
【図18】他の実施構成のバスダクト及び接続ユニット
を使用した場合の本発明のバスダクト接続方式に関し、
バスダクトを接続した状態を示す正面図。
【図19】図18の一部断面平面説明図。
【符号の説明】
10 バスダクト 11 絶縁被覆導体 11a 導体端部 12 ハウジング 13 バスダクト側板 20 接続ユニット 21 導電性接続部材 22 絶縁セパレータ 23 ダクト側板継ぎ板 30、301、301a、301b、301c、30
2、303、304、305、306、307 接続導
体 301a1、301c1 架橋導体 301a2 段差部 31、312、313、314、315、316、31
7 側板継ぎ板 40、402、403、404、405、406a、4
06b、407 カバー部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続すべきバスダクトの同相の導体端部
    間を導電性接続部材を介して電気的に接続可能な接続ユ
    ニットを用い、接続する複数のバスダクトの各端部に、
    導電性接続部材と導体端部が導通するように接続ユニッ
    トを各々設け、各接続ユニットの各導電性接続部材間を
    電気的に接続する接続導体を配設することを特徴とする
    バスダクト接続方式。
  2. 【請求項2】 前記接続ユニットが異相間で絶縁され、
    導電性接続部材が設けられている接続空間を有し、該接
    続空間に挿入された導体に該導電性接続部材を押圧して
    電気的に接続する構成であることを特徴とする請求項1
    記載のバスダクト接続方式。
  3. 【請求項3】 前記接続導体が変形導体であることを特
    徴とする請求項1又は2記載のバスダクト接続方式。
  4. 【請求項4】 前記接続導体が相変換導体であることを
    特徴とする請求項1又は2記載のバスダクト接続方式。
  5. 【請求項5】 前記接続導体が可撓性を有する可撓導体
    であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の
    バスダクト接続方式。
  6. 【請求項6】 前記接続導体に、所要の接続導体が選択
    されて用いられることを特徴とする請求項1又は2記載
    のバスダクト接続方式。
JP2001026266A 2001-02-02 2001-02-02 バスダクト接続方式 Pending JP2002233039A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001026266A JP2002233039A (ja) 2001-02-02 2001-02-02 バスダクト接続方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001026266A JP2002233039A (ja) 2001-02-02 2001-02-02 バスダクト接続方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002233039A true JP2002233039A (ja) 2002-08-16

Family

ID=18891108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001026266A Pending JP2002233039A (ja) 2001-02-02 2001-02-02 バスダクト接続方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002233039A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100996067B1 (ko) 2008-10-07 2010-11-22 엘에스전선 주식회사 가변형 부스덕트 연결장치
KR200452072Y1 (ko) * 2008-12-31 2011-02-01 엘에스산전 주식회사 부스 관로 장치
KR200452433Y1 (ko) * 2008-12-31 2011-02-28 엘에스산전 주식회사 상 전환 유니트를 포함한 버스 관로
CN102222834A (zh) * 2011-04-01 2011-10-19 成都振中电气有限公司 具有抗腐蚀连接片的装置
JP2014056838A (ja) * 2009-03-24 2014-03-27 Raytheon Co 母線コネクタ
JP2014117158A (ja) * 2014-02-13 2014-06-26 Kyodo Ky Tec Corp 寸法調整接続構造
CN108683141A (zh) * 2018-06-15 2018-10-19 国家电网公司 开关柜用二次小母线装配槽
CN114284968A (zh) * 2021-12-20 2022-04-05 镇江市长江机电设备厂有限公司 一种基于自锁结构的耐火型母线槽

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100996067B1 (ko) 2008-10-07 2010-11-22 엘에스전선 주식회사 가변형 부스덕트 연결장치
KR200452072Y1 (ko) * 2008-12-31 2011-02-01 엘에스산전 주식회사 부스 관로 장치
KR200452433Y1 (ko) * 2008-12-31 2011-02-28 엘에스산전 주식회사 상 전환 유니트를 포함한 버스 관로
JP2014056838A (ja) * 2009-03-24 2014-03-27 Raytheon Co 母線コネクタ
JP2016028388A (ja) * 2009-03-24 2016-02-25 レイセオン カンパニー 母線コネクタ
CN102222834A (zh) * 2011-04-01 2011-10-19 成都振中电气有限公司 具有抗腐蚀连接片的装置
JP2014117158A (ja) * 2014-02-13 2014-06-26 Kyodo Ky Tec Corp 寸法調整接続構造
CN108683141A (zh) * 2018-06-15 2018-10-19 国家电网公司 开关柜用二次小母线装配槽
CN114284968A (zh) * 2021-12-20 2022-04-05 镇江市长江机电设备厂有限公司 一种基于自锁结构的耐火型母线槽

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6176720B1 (en) Electrical distribution system having an improved bus coupler
JP2002233039A (ja) バスダクト接続方式
JP4849977B2 (ja) バスダクト接続部
JPS62104417A (ja) フロアパネルの配線装置
JP4315519B2 (ja) バスダクト接続部
JP4401505B2 (ja) バスダクト接続部
JP4346279B2 (ja) 絶縁構造及びバスダクトの分岐ユニット並びに接続ユニット
JP4218927B2 (ja) 寸法調整接続ユニット
JP4828990B2 (ja) バスダクト接続部の施工方法
JP4392923B2 (ja) バスダクト接続部
EP1342397B1 (en) Circuit structure for electrical connection box and method of forming circuit thereof
JP3593449B2 (ja) バスダクト接続装置
JP2019080484A (ja) バスダクト幹線における一部構造、他のバスダクト構造、バスダクトシステム及びバスダクトシステムの接続方法。
JP4259907B2 (ja) バスダクト分岐構造
CN220914933U (zh) 一种分线盒组件
JP2001327054A (ja) バスダクト接続装置
JP2018046657A (ja) バスダクト分岐システム及び分岐装置
JP2840568B2 (ja) バスダクト用の導体接続ユニット、該ユニットを用いたバスダクトの接続構造及び該接続構造を用いたバスダクトの設置方法
JP4418601B2 (ja) 垂直分岐用バスダクト接続ユニット
JP2011187167A (ja) 薄板積層導体用接続端子、薄板積層導体用接続構造及び薄板積層導体用接続方法
JPH038003Y2 (ja)
JP2002291141A (ja) バスダクトのフィードインシステム及びそのフィードイン部
JP3266036B2 (ja) ブスバー配線板
JPH0546222Y2 (ja)
KR20200138047A (ko) 부스덕트 접속장치 및 이를 구비하는 부스덕트 전력 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090812

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100113