JP2002231689A - 基板のスピン洗浄・乾燥装置および洗浄・乾燥方法 - Google Patents

基板のスピン洗浄・乾燥装置および洗浄・乾燥方法

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JP2002231689A JP2001028948A JP2001028948A JP2002231689A JP 2002231689 A JP2002231689 A JP 2002231689A JP 2001028948 A JP2001028948 A JP 2001028948A JP 2001028948 A JP2001028948 A JP 2001028948A JP 2002231689 A JP2002231689 A JP 2002231689A
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三郎 関田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の洗浄、スピン乾燥に要する
時間の短縮。 【解決手段】 第1基板保持手段の複数の保持ロ
−ラ83に端面を保持され、水平方向に回転されている
基板W'の上面および下面に洗浄液を供給しつつ回転す
るブラシを当接して基板をスクラブ洗浄した後、基板の
回転を止め、ブラシ9を基板面より後退させた後、保持
ロ−ラの一部を後退させて基板端面の保持ロ−ラによる
抑えを開放し、ついで第2基板保持手段を上昇させ、治
具70のア−ム71先端に起立している把持具72,7
3に基板の端面を当接させて基板をア−ムより浮かして
保持し、第2基板保持手段の把持具に保持された基板を
回転させ、回転している基板の上面および下面に乾燥気
体供給機構11a,11bより空気を供給して基板をス
ピン乾燥させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板、ガラ
ス基板、磁気ディスク基板等の製造過程において、研削
された基板あるいは研磨された基板を洗浄して基板表面
より残砥粒や研削、研磨屑をスクラブ洗浄し、ついで基
板をスピン乾燥させることが1台の装置で可能な洗浄・
乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】基板をスクラブ洗浄し、ついでスピン乾
燥をなす洗浄・乾燥方法としては、例えば次ぎの方法が
知られており、かつ、実用化されている。 一台の洗浄・乾燥装置を用い、回転軸に軸承されたポ
−ラスセラミック置台上に基板を載せ、回転軸を回転さ
せることにより回転する基板の上面または基板の下面を
ブラシでスクラブ洗浄し、ついで乾燥空気を基板表面に
吹き付けてスピン乾燥させる方法(特開平7−1150
78号、特開2000−188274号、同2000−
208461号)。
【0003】図10で示す両面スクラブ洗浄装置(月
刊 Semiconductor World 1997年3月号:89−
91頁)を用い、端面に当接して基板を保持しつつ回転
することができ、回転駆動源によって駆動される駆動ロ
−ラを少なくとも1つ含む3つの保持ロ−ラを含む基板
保持手段に端面を保持された基板の上面および下面に洗
浄液を供給しつつ、回転するブラシを基板の上下面に当
接して基板をスクラブ洗浄し、ついでブラシを基板面よ
り後退させ、搬送ロボットで基板をスピン乾燥装置に移
送し、端面を保持された基板の上下面に乾燥空気を吹き
付けながら基板をスピン乾燥する2台の装置を用いる方
法。
【0004】上記の方法において、両面スクラブ洗
浄装置とスピン乾燥装置の間に第2の基板表面洗浄装置
を設け、両面スクラブ洗浄装置で基板両面をスクラブ洗
浄した後、基板を第2の基板表面洗浄装置のスピンチャ
ッグに移送し、保持させて基板上面をスクラブ洗浄し、
ついで基板をスピン乾燥装置に移送して基板をスピン乾
燥する3台の装置を用いる方法(特開平10−3031
70号)。
【0005】上記の方法は、一台の洗浄・乾燥装置を
用いるので、フットプリント(FootPrint)が狭くできる
利点を有するが、ポ−ラスセラミック置台に接していた
基板部分の洗浄、乾燥が充分でない欠点がある。
【0006】両面スクラブ洗浄装置とスピン乾燥装置を
併用する上記およびの方法は、洗浄効果よく、か
つ、スピン乾燥時間が短い利点を有するが、2台以上の
装置を並設するため、フットプリント(Foot Print)を
広くとる欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】両面スクラブ洗浄装置
とスピン乾燥装置が一体化した洗浄・スピン装置である
とフットプリント(Foot Print)を狭くすることができ
る。しかし、従来の両面スクラブ洗浄装置に空気吹き付
けノズルを付属させるのでは、基板スピン乾燥時の基板
のスピン(回転)が基板端面に当接する保持ロ−ラの駆
動回転数が30min−1と遅い故に、スピン乾燥時間
が長くなる。本発明は、スピン乾燥時間が短くて済む両
面スクラブ洗浄装置とスピン乾燥装置が一体化した洗浄
・スピン装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、装
置の中央に設けられた水平方向に回転可能で上下方向に
昇降可能な回転軸、該回転軸の頭頂部に設けられた複数
のア−ムを有する治具の前記ア−ム先端に起立して設け
られた把持具に基板の少なくとも3箇所の端面を当接さ
せて基板をア−ムより浮かして保持する第2基板保持手
段、端面に当接して基板を保持しつつ回転することがで
き、回転駆動源によって駆動される駆動ロ−ラを少なく
とも1つ含む少なくとも3つの保持ロ−ラを含む第1基
板保持手段、第1基板保持手段に端面を保持された基板
の上面および下面をスクラブ洗浄する両面洗浄手段、両
面洗浄手段のブラシを基板面に移動および基板面より後
退させる移動手段、第1基板保持手段に端面を保持され
た基板の上面および下面に洗浄液を供給する洗浄液供給
機構、および、第2基板保持手段に端面を保持された基
板の上面および下面に気体を供給する乾燥気体供給機
構、(ただし、第2基板保持手段の複数のア−ムを有す
る治具を上下に昇降させた際、治具の複数のア−ムは、
第1基板保持手段の保持ロ−ラに衝突しない空間を通過
する。)を備える基板のスピン洗浄・乾燥装置を提供す
るものである。
【0009】両面スクラブ洗浄時は第1基板保持手段に
保持されていた基板を、第2基板保持手段を上昇させる
ことにより第2基板保持手段の把持具で保持し、これを
回転軸を回転(回転数は1000〜6000mi
−1)させることにより基板のスピン乾燥時間が短縮
できる。
【0010】本発明の請求項2は、上記基板のスピン洗
浄・乾燥装置において、第1基板保持手段の保持ロ−ラ
は、一対の駆動ロ−ラと、一対の遊転抑えロ−ラと、基
板の中心点とロ−ラの中心点を結ぶ線上を移動できる一
対の遊転抑えロ−ラよりなることを特徴とする。
【0011】第1基板保持手段の一対の遊転抑えロ−ラ
を基板の端面より1〜10mm後退させて抑えロ−ラに
より基板の拘束を開放することにより、第2基板保持手
段の把持具による基板の保持を容易とすることができ
る。
【0012】本発明の請求項3は、前記の基板のスピン
洗浄・乾燥装置を用い、次ぎの1)から4)の工程を経
て基板を洗浄、ついで基板を乾燥する方法を提供するも
のである。 1)第1基板保持手段に端面を保持され、水平方向に回
転されている基板の上面および下面に洗浄液を供給しつ
つ回転するブラシを当接して基板をスクラブ洗浄する。 2)洗浄液の供給および基板の回転を止め、ブラシを基
板面より後退させた後、保持ロ−ラの一部を後退させて
基板端面の保持ロ−ラによる抑えを開放する。 3)第2基板保持手段を上昇させ、治具のア−ム先端に
起立している把持具に基板の端面を当接させて基板をア
−ムより浮かして保持する。 4)回転軸を回転させることにより第2基板保持手段の
把持具に保持された基板を回転させ、回転している基板
の上面および下面に乾燥気体供給機構より気体を供給し
て基板をスピン乾燥させる。
【0013】1台のスピン洗浄・乾燥装置で基板の両面
スクラブ洗浄、スピン乾燥を行うことができ、基板の研
削または研磨における洗浄・乾燥工程のスル−プット時
間を短縮することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下、図面を用いて本発明のスピン洗浄・乾
燥装置を詳細に説明する。図1は、スピン洗浄・乾燥装
置の平面図、図2は図1におけるI−I断面図、図3は
第2基板保持手段の部分拡大断面図、図4は、第1基板
保持手段の駆動ロ−ラ頭部部分の断面図、図5は第1基
板保持手段の駆動ロ−ラ駆動部分の断面図、図6は第1
基板保持手段の一対の遊転抑えロ−ラの平面図、図7は
その遊転抑えロ−ラ頭部部分の断面図、図8はその遊転
抑えロ−ラの移動手段の断面図、図9は移動手段の一構
成要素であるピコテ−ブルの平面図である。
【0015】図1、図2および図3に示すスピン洗浄・
乾燥装置1おいて、2はスピン洗浄・乾燥装置が据え付
けられるベ−スで、図示されていない研削盤または研磨
盤もこのベ−スに据え付けられる。3はスピン洗浄・乾
燥装置1の中央に設けられた回転軸、3aは筒状の回転
軸カバ−、4はサ−ボモ−タで前記回転軸3を水平方向
に回転させる。4aはブレ−キである。
【0016】5はエアシリンダで、固定プレ−ト5aに
シャフト5bを介して固定され、ロッド5bにボルトで
固定された移動プレ−ト5cの昇降により移動プレ−ト
5cにボルト固定されたシャフト5dを昇降(実線部分
は上昇位置を、仮想線部分は待機時の下降位置を示す)
させることにより前記回転軸3を上下方向に昇降させ
る。5fはスライダ機構で、ブラケット5gに固定され
ている。シャフト5dは略円板状のトッププレ−ト5h
に固定され、トッププレ−ト5hを突き抜けた頭部5i
は筒状の外套上部6aを支持板5jで固定し、外套上部
6aも昇降可能となっている。この外套上部6aの下端
部は前記トッププレ−ト5hにボルト5kで固定された
支持板5lに固定される円筒状の下部固定外套6b内に
嵌る構造となっている。
【0017】7は第2基板保持手段で、前記回転軸3の
頭頂部3bにフランジ3cとトップカバ−3dにより固
定された3個の支持ア−ム71,71,71を有する治
具70の前記支持ア−ム先端に円筒状の基台73を起立
し、その上に設けられた把持具72,72,72に基板
の少なくとも3箇所の端面を当接させて基板(図1で円
板状の仮想線で示されるw、図2で仮想線で示される
w'')をア−ム71,71,71より浮かして保持す
る。3eはベアリングである。
【0018】8は第1基板保持手段で、基板端面に当接
して基板(図1で円板状の仮想線で示されるw、図2で
仮想線で示されるw')を保持しつつ、回転駆動源によ
って駆動される駆動ロ−ラ81,81と、一対の遊転抑
えロ−ラ82,82と、基板の中心点とロ−ラの中心点
を結ぶ線上を移動できる一対の遊転抑えロ−ラ83,8
3を含む。前記第2基板保持手段7の複数のア−ムを有
する治具70を上下に昇降させた際、治具の複数のア−
ム71,71,71は、第1基板保持手段8の保持ロ−
ラ81,82,83に衝突しない空間を通過するような
位置に第1基板保持手段は設けられる。
【0019】9は基板両面スクラブ洗浄手段(図1では
仮想線で示す)で、図10に示すブラシ9c,9cを装
着する把持部9a,9aとブラシを回転させるモ−タ9
b,9bと基板両面スクラブ洗浄手段のブラシを基板上
下面に移動もしくは上下面より後退させる移動手段(図
示されていない)を備える。ブラシの移動は、前後方向
移動であっても振り子状揺動であってもよい。ブラシ素
材としてはポリビニルアルコ−ルスポンジ、ウレタン発
泡スポンジ等が使用できる。
【0020】10は洗浄液供給ノズルで、基板の上面に
洗浄液を供給する上ノズル10aと、基板の下面に洗浄
液を供給する下ノズル10bよりなる。上ノズル10
a、下ノズル10bとも複数個設けてもよい。洗浄液と
しては、純水が一般に使用される。洗浄液供給ノズルに
切り替え弁を付属させ、フッ酸水やアルカリ水の薬剤を
基板に供給して薬剤洗浄した後、弁を切り替えて純水を
基板に供給し、基板をリンス洗浄してもよい。また、複
数のノズルを使用し、薬液洗浄と純水によるリンス洗浄
を振り分けてもよい。
【0021】11は気体供給ノズルで、基板の上面に気
体を吹き付ける上ノズル11aと、基板の下面に気体を
吹き付ける下ノズル11bよりなる。上ノズル11a、
下ノズル11bとも複数個設けてもよい。気体は、ベ−
ス2を刳り貫いた空所に設けられた配管11eにメイル
コネクタ11dを介して結合されたパイプ11cより供
給される。配管11eの先は、図示されていないコンプ
レッサに接続され、圧縮気体が供給され、基板の乾燥を
促進する。気体は、空気、ヘリウム、アルゴン、窒素ガ
ス、炭酸ガス等が使用でき、一般には安価な空気が使用
される。
【0022】前記第1基板保持手段8の基板の中心点と
ロ−ラの中心点を結ぶ線上を移動できる一対の駆動ロ−
ラ81,81は基板の端面に当接して基板に水平方向の
回転力を付与するもので、図4および図5に示すように
基板の端面に当接する円柱部81aとこの円柱部を支え
る台形錘状部81bを有し、このロ−ラ81,81の台
形錘状部81b中央は、ロ−ラ軸811,811に支持
され、ロ−ラ軸811の下部には歯車812,812が
装着され、歯車812,812にはシャフト813上部
に備え付けられた駆動歯車814が噛み合わされてい
る。これら歯車812,812,814はギヤボックス
815内に収納されている。シャフト813は円筒状シ
ャフトカバ−817に保護され、シャフト813下部は
カップリング材818を介してレバ−シブルモ−タ81
9の駆動軸819aに接続されている。レバ−シブルモ
−タ819の駆動力をシャフト813に装着された駆動
歯車814を介して歯車812,812に伝達し、駆動
ロ−ラ81,81は回転し、基板を水平方向に回転させ
る。
【0023】前記第1基板保持手段8の基板の中心点と
ロ−ラの中心点を結ぶ線上を移動できる一対の遊転抑え
ロ−ラ83,83は、上記一対の駆動ロ−ラ81,81
の駆動により回転する基板の回転力を受けて連れ回りす
るもので、図6,図7,図8および図9に示すように基
板の端面に当接する円柱部83aとこの円柱部を支える
台形錘状部83bを有し、このロ−ラ83,83の台形
錘状部83b中央は、ボルト831,831によりロ−
ラア−ム832,832に固定され、ロ−ラア−ム83
2,832はボルト833,833を介してブラケット
834に固定されている。
【0024】このブラケット834の端部の底面は鉛直
方向に起立する固定シャフト835の上端部に固定さ
れ、固定シャフト835の下端部はブラケット836を
介してNOKエフテック株式会社販売のピコテ−ブル8
37に固定される。ピコテ−ブル837は、小型エアシ
リンダ839を備えたアクチュエ−タで小型リニアガイ
ド838上を1〜15mm程度スライドする構造を採
る。836aはカバ−である。
【0025】前記ブラケット834の端部からは引張バ
ネ840を固定するポスト841,841を起立して設
け、引張バネ840の端部を固定する。引張バネ840
の一方の端部はロ−ラア−ム832,832の端部に設
けたH型窪みの上部に設けた孔842に引っ掛けて固定
する。ロ−ラア−ム832,832はボルト833,8
33を支点として円弧状に移動でき、それ故、ロ−ラ8
3,83の中心点は図6でrで示す円弧上を移動でき
る。引っ張りバネ640によりロ−ラア−ム832,8
32は装置の中心に向く力を受けるので、基板は円柱部
の端面に当接する。基板の端面をロ−ラ83,83の端
面より離れさすには、ピコテ−ブル837をリニアガイ
ド上に1〜15mm、好ましくは引っ張りバネの張力の
影響を受けない5〜10mm程度装置の中心より遠ざか
る方向に移動させる。
【0026】他の遊転抑えロ−ラ82,82は、上記遊
転抑えロ−ラ83,83において、ピコテ−ブルと引っ
張りバネによる移動機構を設けない外は同様な構造を採
るので詳細な説明を省く。
【0027】かかる本発明のを用いて、研削または研磨
処理された基板を洗浄・乾燥させるには、次ぎの1)か
ら4)の工程を経て行う。
【0028】1)図示されていない搬送ロボットによ
り、洗浄・乾燥装置1の基板保持手段8のロ−ラ81,
81,82,82,83,83の台形錐上に基板を搬送
し、載せ、ピコテ−ブル838を装置1の中心部方向に
スライドさせて基板w端面をロ−ラ81,81,82,
82,83,83の円柱部に当接させてることにより保
持する。ついで、レバ−シブルモ−タ819を駆動させ
て駆動ロ−ラ81を回転させることにより基板を水平方
向に回転させ、この基板の上面および下面に洗浄液をノ
ズル10a,10bより供給しつつ回転するブラシ9
c,9cを基板に当接して基板両面をスクラブ洗浄す
る。
【0029】2)洗浄液の供給および基板の回転を止
め、ブラシを基板面より後退させた後、ピコテ−ブル8
38を装置1の中心部から遠ざかる方向にスライドさせ
ることによりロ−ラ83,83を後退させて基板w端面
をロ−ラ83,83より引き離し、基板端面の保持ロ−
ラによる抑えを開放する。
【0030】3)第2基板保持手段7をシリンダ5によ
り上昇させ、治具70のア−ム71,71,71先端に
起立している把持具72,72,72に基板の端面を当
接させて基板をア−ムより浮かして保持する。
【0031】4)サ−ボモ−タ4を駆動し、回転軸3を
回転させることにより第2基板保持手段7の把持具7
2,72,72に保持された基板を回転させ、回転して
いる基板の上面および下面に乾燥気体供給ノズル11
a,11bより気体を供給して基板をスピン乾燥させ
る。
【0032】以上により洗浄、乾燥の行われた後、サ−
ボモ−タ4の駆動を停止し、図示されていないアンロ−
ド搬送ロボッドにより基板は次ぎの工程(例えばエッチ
ング工程、研磨工程あるいは、ダイシング工程)に搬
送、または収納カセット内に搬入される。第2基板保持
手段7をシリンダ5により図2に仮想線Wで示す位置
まで下降させ、次ぎの新しい基板の搬入を待つ。
【0033】
【発明の効果】本発明の基板の洗浄・乾燥装置1は、1
台の装置で基板の両面スクラブ洗浄、スピン乾燥を行う
ことができるので、フットプリントをコンパクトにする
ことができる。また、基板のスピン乾燥は、従来のスピ
ンチャックをモ−タで1000〜6000min−1
回転させるスピン乾燥装置と同様の回転数で回転させて
短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スピン洗浄・乾燥装置の平面図である。
【図2】 図1におけるI−I断面図である。
【図3】 第2基板保持手段の部分拡大断面図である。
【図4】 第1基板保持手段の駆動ロ−ラ頭部部分の断
面図である。
【図5】 第1基板保持手段の駆動ロ−ラ駆動部分の断
面図である。
【図6】 第1基板保持手段の一対の遊転抑えロ−ラの
平面図である。
【図7】 遊転抑えロ−ラ頭部部分の断面図である。
【図8】 遊転抑えロ−ラの移動手段の断面図である。
【図9】 移動手段の一構成要素であるピコテ−ブルの
平面図である。
【図10】 公知の基板両面スクラブ洗浄装置の部分斜
視図である。
【符号の説明】
1 スクラブ洗浄・スピン乾燥装置 3 回転軸 4 モ−タ 5 エアシリンダ 7 第2基板保持手段 70 治具 71 ア−ム 72 把持具 8 第1基板保持手段 81 駆動ロ−ラ 82 遊転ロ−ラ 83 遊転ロ−ラ 819 リバ−シブルモ−タ 838 ピコテ−ブル(スライダ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B116 AA01 AB33 BA02 BA12 BB24 CC01 CC03 3B201 AA02 AA03 AB08 AB33 AB47 BA02 BB24 BB90 BB93 BB98 CC01 CC12 CC13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の中央に設けられた水平方向に回転
    可能で上下方向に昇降可能な回転軸、 該回転軸の頭頂部に設けられた複数のア−ムを有する治
    具の前記ア−ム先端に起立して設けられた把持具に基板
    の少なくとも3箇所の端面を当接させて基板をア−ムよ
    り浮かして保持する第2基板保持手段、 端面に当接して基板を保持しつつ回転することができ、
    回転駆動源によって駆動される駆動ロ−ラを少なくとも
    1つ含む少なくとも3つの保持ロ−ラを含む第1基板保
    持手段、 第1基板保持手段に端面を保持された基板の上面および
    下面をスクラブ洗浄する両面洗浄手段、 両面洗浄手段のブラシを基板面に移動および基板面より
    後退させる移動手段、 第1基板保持手段に端面を保持された基板の上面および
    下面に洗浄液を供給する洗浄液供給機構、および、 第2基板保持手段に端面を保持された基板の上面および
    下面に気体を供給する乾燥気体供給機構、を備える基板
    のスピン洗浄・乾燥装置。(ただし、第2基板保持手段
    の複数のア−ムを有する治具を上下に昇降させた際、治
    具の複数のア−ムは、第1基板保持手段の保持ロ−ラに
    衝突しない空間を通過する。)
  2. 【請求項2】 第1基板保持手段の保持ロ−ラは、一対
    の駆動ロ−ラと、一対の遊転抑えロ−ラと、基板の中心
    点とロ−ラの中心点を結ぶ線上を移動できる一対の遊転
    抑えロ−ラよりなることを特徴とする、請求項1に記載
    の基板のスピン洗浄・乾燥装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の基板のスピン洗浄・乾
    燥装置を用い、次ぎの1)から4)の工程を経て基板を
    洗浄、ついで基板を乾燥する方法。 1)第1基板保持手段に端面を保持され、水平方向に回
    転されている基板の上面および下面に洗浄液を供給しつ
    つ回転するブラシを当接して基板をスクラブ洗浄する。 2)洗浄液の供給および基板の回転を止め、ブラシを基
    板面より後退させた後、保持ロ−ラの一部を後退させて
    基板端面の保持ロ−ラによる抑えを開放する。 3)第2基板保持手段を上昇させ、治具のア−ム先端に
    起立している把持具に基板の端面を当接させて基板をア
    −ムより浮かして保持する。 4)回転軸を回転させることにより第2基板保持手段の
    把持具に保持された基板を回転させ、回転している基板
    の上面および下面に乾燥気体供給機構より気体を供給し
    て基板をスピン乾燥させる。
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