JP2002231314A - 非水電解液二次電池 - Google Patents
非水電解液二次電池Info
- Publication number
- JP2002231314A JP2002231314A JP2001360200A JP2001360200A JP2002231314A JP 2002231314 A JP2002231314 A JP 2002231314A JP 2001360200 A JP2001360200 A JP 2001360200A JP 2001360200 A JP2001360200 A JP 2001360200A JP 2002231314 A JP2002231314 A JP 2002231314A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolyte secondary
- secondary battery
- glass cloth
- aqueous electrolyte
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Abstract
あるいは積層してなる極板群と、前記極板群の上部及び
下部に配した絶縁板と非水電解液を電池ケース内に収納
し、封口板により封口された非水電解液二次電池におい
て、過充電時の極板群の変形を防止し、安全性に優れた
非水電解液二次電池を提供する。 【解決手段】 少なくとも上部に配した絶縁板は、ガラ
スクロスを基材とし無機添加剤を含むフェノール樹脂の
積層板にて構成されており、この無機添加剤の平均粒径
としては、ガラスクロスのガラス繊維径よりも小さく、
ガラスクロス、フェノール樹脂及び無機添加剤の構成比
率が、ガラスクロス55〜70wt%、フェノール樹脂
40〜25wt%、、無機添加剤5〜15wt%で、厚
みを0.3〜0.65mmの範囲とする。
Description
池に関し、特にその極板群の少なくとも上部に配した絶
縁板の改良に関するものである。
ポータブル・コードレス機器の普及により、その電源で
ある電池の需要が高まっている。特に、小型・軽量でエ
ネルギー密度が高く、繰り返し充放電が可能な二次電池
の開発が要望されている。このような電池として、非水
電解液二次電池、特に、正極板にコバルト酸リチウムな
どのリチウム含有複合酸化物、負極板に炭素材料などを
用いた非水電解液二次電池の研究、開発が活発に行われ
ている。
液二次電池として、正極板と負極板とをセパレータを介
して巻回あるいは積層した極板群を電池ケースに電解液
とともに収納し、正極板から引き出した正極リードを封
口蓋に接続し、負極板から引き出した負極リードを電池
ケースの内底部に接続し、極板群の上部と下部に絶縁板
を配置し、電池ケースの開口部に電池内圧が一定以上に
なるとその圧を外気に開放する安全弁機構と排気孔を有
する封口蓋を配設して、ガスケットを介してかしめるこ
とによって電池を封口した構成のものが知られている。
極板群が電池ケース内で移動や変形し、正極板もしくは
負極板の一部が他極と接続された電池ケース又は封口蓋
と接触し、内部短絡するのを防止することにある。非水
電解液二次電池の場合、絶縁板の材質は耐電解液性を有
し、打ち抜き加工性に優れたポリエチレン樹脂やポリプ
ロピレン樹脂等のポリオレフィン樹脂を用いるのが一般
的である。
池の高容量化、エネルギー密度の向上が進むにつれて、
容量に寄与しないセパレータを薄くし、正極板と負極板
とをセパレータを介してより強く巻回あるいは積層する
為、正・負極板間の距離が狭くなっている。そして、充
電器の故障、充電制御不能等に起因する過充電によっ
て、正・負極板間が短絡したときの短絡電流も増加して
おり、電池内圧の上昇によって極板群が変形し、その圧
を外気に開放する安全弁機構や排気孔を閉塞してしまう
と、破裂する危険性が増大している。
開平6−163079号公報には、熱硬化性樹脂よりな
る絶縁板を用いる方法が、特開2000−348771
号公報には、大気中での5%重量減少温度が500℃以
上であり、その厚さが1mm以下であり、かつ500℃
において1Kgf/mm2以上の耐圧を有する熱硬化性
樹脂よりなる絶縁板が提案されている。
硬化性樹脂を用いた場合、熱硬化時の硬化収縮によって
厚みが不均一になったり反りを生じ、過充電時の極板群
の変形を防止することが必ずしも十分ではなかった。
くとも上部の絶縁板として、厚みが均一で反りのない絶
縁板を用いることによって、過充電時の極板群の変形を
防止でき、安全性に優れた非水電解液二次電池を提供す
る。
板とをセパレータを介して巻回あるいは積層してなる極
板群と、前記極板群の上部及び下部に配した絶縁板と非
水電解液を電池ケース内に収納し、封口板により封口さ
れた非水電解液二次電池において、少なくとも上部の絶
縁板は、ガラスクロスを基材とし無機添加剤を含むフェ
ノール樹脂の積層板にて構成されていることを特徴と
し、この無機添加剤の平均粒径は、ガラスクロスのガラ
ス繊維径よりも小さいことが好適であり、またガラスク
ロス、フェノール樹脂及び無機添加剤の構成比率が、ガ
ラスクロス55〜70wt%、フェノール樹脂40〜2
5wt%、、無機添加剤5〜15wt%で、厚みが0.
3〜0.65mmの範囲であることが好ましい。そし
て、無機添加剤としては、アルミナ、シリカ、水酸化ア
ルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、
炭酸カルシウムから選ばれた1種以上であることが好ま
しい。
材とし、無機添加剤を含むフェノール樹脂の積層板にて
構成されているので、フェノール樹脂の硬化収縮を抑え
ることができ、特に無機添加剤としてその平均粒径がガ
ラス繊維径よりも小さいものを用いることにより、フェ
ノール樹脂を熱硬化させるために、加熱したときに溶融
流動しても、無機添加剤がガラスクロスの繊維に流動を
阻止されることがないので、組成が均一で、反りのない
フェノール樹脂の積層板を得ることができ、過充電によ
る極板群の変形を防止できるので、安全性に優れた非水
電解液二次電池が得られる。
び無機添加剤の構成比率は、ガラスクロス55〜70w
t%、フェノール樹脂40〜25wt%、、無機添加剤
5〜15wt%で、厚みが0.3〜0.65mmの範囲
であることが、上記過充電による極板群の変形防止性と
打ち抜き加工による絶縁板の生産性の観点から最適であ
る。
て、図面を参照しながら説明する。
図である。上部が開口している有底の電池ケース2には
正極板と負極板とがセパレータを介して渦巻き状に巻回
された極板群1が収納されている。
活物質と結着剤、必要に応じて導電剤、増粘剤を溶剤に
混練分散させたスラリー状の合剤を塗着、乾燥、圧延し
て活物質層を作製し、この活物質層に無地部を設け、正
極リード4を溶接したものである。
箔やラス加工やエッチング処理された厚さ10μm〜6
0μmのアルミニウム製の箔が好ましい。
ではないが、例えば、リチウムイオンをゲストとして受
け入れ得るリチウム含有遷移金属化合物が使用される。
例えば、コバルト、マンガン、ニッケル、クロム、鉄お
よびバナジウムから選ばれる少なくとも一種類の金属と
リチウムとの複合金属酸化物、LiCoO2、LiMn
O2、LiNiO2、LiCoxNi(1-x)O2(0<x<
1)、LiCrO2、αLiFeO2、LiVO2等が好
ましい。
のであれば特に限定されるものではないが、例えば、フ
ッ素系結着剤やアクリルゴム、変性アクリルゴム、スチ
レンーブタジエンゴム(SBR)、アクリル系重合体、
ビニル系重合体等を単独、或いは二種類以上の混合物ま
たは共重合体として用いることができる。フッ素系結着
剤としては、例えば、ポリフッ化ビニリデン、フッ化ビ
ニリデンと六フッ化プロピレンの共重合体やポリテトラ
フルオロエチレン樹脂のディスパージョンが好ましい。
してはアセチレンブラック、グラファイト、炭素繊維等
を単独、或いは二種類以上の混合物が好ましく、増粘剤
としてはエチレン−ビニルアルコール共重合体、カルボ
キシメチルセルロース、メチルセルロースなどが好まし
い。
適切で、有機系結着剤の場合は、N−メチル−2−ピロ
リドン、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロ
フラン、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシ
ド、ヘキサメチルスルホルアミド、テトラメチル尿素、
アセトン、メチルエチルケトン等の有機溶剤を単独また
はこれらを混合した混合溶剤が好ましく、水系結着剤の
場合は水や温水が好ましい。
に、各種分散剤、界面活性剤、安定剤等を必要に応じて
添加することも可能である。
く、上記のように混錬分散させたスラリー状合剤を、例
えば、スリットダイコーター、リバースロールコータ
ー、リップコーター、ブレードコーター、ナイフコータ
ー、グラビアコーター、ディップコーター等を用いて、
容易に塗着することができ、自然乾燥に近い乾燥が好ま
しいが、生産性を考慮すると70℃〜300℃の温度で
5時間〜1分間乾燥させるのが好ましい。
みになるまで、線圧1000〜2000kg/cmで数
回圧延を行うか、線圧を変えて圧延するのが好ましい。
結着剤、必要に応じて導電助剤を有機溶剤に混練分散さ
せたスラリー状の合剤を塗着、乾燥し、集電体の他面に
も塗着、乾燥した後、圧延して活物質層を作製し、この
活物質層に無地部を設け、負極リード3を溶接したもの
である。
加工やエッチング処理された厚さ10μm〜50μmの
銅製の箔が好ましい。
ではないが、例えば、有機高分子化合物(フェノール樹
脂、ポリアクリロニトリル、セルロース等)を焼成する
ことにより得られる炭素材料、コークスやピッチを焼成
することにより得られる炭素材料、或いは人造グラファ
イト、天然グラファイト等を、その形状としては、球
状、鱗片状、塊状のものを用いることができる。
増粘剤としては、正極板と同様の結着剤、増粘剤を用い
ることができ、導電助剤としては正極板と同様の導電剤
を用いることができる。
μmのポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂の単独や
これらをブレンドしたもの、ポリエチレン樹脂とポリプ
ロピレン樹脂を2層、3層積層した微多孔性ポリオレフ
イン系樹脂が好ましい。
溶解することにより、調整することができ、前記非水溶
媒としては、例えば、エチレンカーボネート、プロピレ
ンカーボネート、ブチレンカーボネート、ジメチルカー
ボネート、ジエチルカーボネート、γ−ブチロラクト
ン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジクロロエタ
ン、1,3−ジメトキシプロパン、4−メチル−2−ペ
ンタノン、1,4−ジオキサン、アセトニトリル、プロ
ピオニトリル、ブチロニトリル、バレロニトリル、ベン
ゾニトリル、スルホラン、3−メチル−スルホラン、テ
トラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジメチル
ホルムアミド、リン酸トリメチル、リン酸トリエチル等
を用いることができ、これらの非水溶媒は、単独或いは
二種類以上の混合溶媒として、使用することができる。
えば、電子吸引性の強いリチウム塩を使用し、例えば、
LiPF6、LiBF4、LiClO4、LiAsF6、L
iCF3SO3、LiN(SO2CF3)2、LiN(SO2
C2F5)2、LiC(SO2CF3)3等が挙げられる。こ
れらの電解質は、一種類で使用しても良く、二種類以上
組み合わせて使用しても良い。これらの電解質は、前記
非水溶媒に対して0.5〜1.5Mの濃度で溶解させる
ことが好ましい。
6が、極板群1の下部には下部絶縁板7が配設されてい
る。
無機添加剤を含むフェノール樹脂積層板にて構成する。
ガラスクロスのガラス繊維径は、4〜15μm程度のも
のが強度、配合性、価格などの観点から好ましい。
ラスクロスのガラス繊維径よりも小さいものを用いる。
フェノール樹脂を熱硬化させるために、加熱すると溶融
流動するが、このとき無機添加剤の平均粒径がガラス繊
維径よりも小さいものを用いることにより、無機添加剤
がガラスクロスの繊維に流動を阻止されることがないの
で、組成が均一で、反りのないフェノール樹脂の積層板
を得ることができる。このようなガラスクロスと併用す
ることによってフェノール樹脂の硬化収縮を抑えること
ができる無機添加剤としては、アルミナ、シリカ、水酸
化アルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウ
ム、炭酸カルシウムから選ばれた1種以上であることが
好ましい。
ワニス状のものがあるが、ワニス状のものがガラスクロ
スへの含浸性から好ましい。
添加したフェノールワニスをガラスクロスに含浸したプ
リプレグを作製し、このプリプレグを所定の枚数積層
し、加熱・加圧して作製することができる。このときの
加熱温度は150〜200℃、加圧力は3〜7MPa、
時間は60〜150分の範囲が好ましい。
耐電解液性を有し、打ち抜き加工性に優れたポリエチレ
ン樹脂やポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン樹脂で
あっても良いが、上部絶縁板と同じガラスクロスを基材
とし無機添加剤を含むフェノール樹脂積層板を用いるの
がより好ましい。
5を配設し、絶縁ガスケット9を介在させて電池ケース
2の上端部を内方に折り曲げてかしめることにより、電
池ケース2を封口する。なお、封口蓋5には、電池内圧
が一定圧力以上になると外気に開放する安全弁機構と排
気孔(図示せず)が設けられている。
に説明するが、本発明を具体化した一例であって、本発
明の技術的範囲を限定するものではない。
て作製した。正極活物質としてリチウム含有複合酸化物
であるLiCoO2 の粉末100重量部、導電剤として
アセチレンブラック3重量部、結着剤としてフッ素樹脂
系結着剤であるポリテトラフルオロエチレン樹脂のディ
スパージョン7重量部を混合し、これを増粘剤であるカ
ルボキシメチルセルロース1%水溶液80重量部に混練
分散させてペースト状合剤にした。このペースト状合剤
を厚さ20μmのアルミニウム製の箔からなる集電体の
両面に塗布、乾燥後、ロールプレス機により圧延して活
物質層を作製し、この活物質層に無地部を設け、正極リ
ード4を溶接した。
負極活物質としてコークスを加熱処理した炭素粉末10
0重量部、結着剤としてフッ素樹脂系結着剤であるポリ
テトラフルオロエチレン樹脂のディスパージョン10重
量部を混合し、これを増粘剤であるカルボキシメチルセ
ルロース1%水溶液100重量部に混練分散させてペー
スト状合剤にした。このペースト状合剤を厚さ10μm
の銅製の箔からなる集電体の両面に塗着、乾燥後、ロー
ルプレス機により圧延して活物質層を作製し、この活物
質層に無地部を設け、負極リード3を溶接した。
を厚さ20μmのポリエチレン製微多孔膜のセパレータ
を介して渦巻き状に巻回して極板群1を形成し、ステン
レス鋼板を加工した電池ケース2に収納した。負極リー
ド3は、電池ケース2の内底部にスポット溶接により接
続し、正極リード4は、封口蓋5にスポット溶接により
接続した。
ポリプロピレン樹脂製で厚さが0.3mmのシートを打
ち抜いた円板状の下部絶縁板7を挿入しておいた。
板6を次のようにして作製した。
のアルミナとの重量比率が3:1であるワニス状のフェ
ノール樹脂を、ガラス繊維径が9μmのガラスクロスに
含浸したプリプレグを2枚作製し、加熱温度180℃、
加圧力5MPa、時間90分の条件で、加熱・加圧して
厚さが0.30mmで、ガラスクロス60wt%、フェ
ノール樹脂30wt%、アルミナ10wt%のフェノー
ル樹脂の積層板からなるシートを作製した。このシート
を図2に示すような、中央に電解液を注入するための注
液口6a、この両側に正極リード4を引き出すための対
称形の切欠部6b、さらに作業用の一対の打ち抜き穴6
cを打ち抜くことによって作製した。そして、この上部
絶縁板6は、電池ケース2の溝8の下側段面に上部絶縁
板6の外周部が係合して位置決めされている。
とエチルメチルカーボネートを体積比1:3で混合し、
電解質としてLiPF6 を1mol/l溶解させたもの
を約5cc注液した後、電池ケースの開口部にガスケッ
ト9を介して電池内圧が一定以上になると外気にその圧
を開放する安全弁機構と排気孔を有する封口蓋5を配設
し、前記開口部の上端部を内側に折り曲げてかしめ封口
することによって、円筒形18650サイズで電池容量
が2000mAhの非水電解液二次電池を作製し、電池
Aとした。
たプリプレグの厚み、積層枚数を変えて厚さがそれぞれ
0.45mm、0.65mmのフェノール樹脂積層板か
らなる上部絶縁板6を用いた以外は、実施例1と同様に
して非水電解液二次電池を作製し、電池B、電池Cとし
た。
たプリプレグの積層枚数を変えて厚さがそれぞれ0.1
5mm、0.75mmのフェノール樹脂積層板からなる
上部絶縁板6を作製した以外は、実施例1と同様にして
非水電解液二次電池を作製し、電池L、電池Mとした。
なお、0.75mmのフェノール樹脂積層板からなる上
部絶縁板6は打ち抜き加工時に割れクラック等が発生し
た為、電池Mを作製したが特性評価は行なわなかった。 (実施例3)実施例1と同様にして、フェノール樹脂固
形分と平均粒径が5μmのアルミナとの重量比率を変え
たワニス状のフェノール樹脂をガラス繊維径が12μm
のガラスクロスに含浸したプリプレグを3枚作製し、加
熱温度150℃、加圧力8MPa、時間150分の条件
で、加熱・加圧して厚さが0.50mmで、表1に示す
ガラスクロス、フェノール樹脂、アルミナの重量比率か
らなるフェノール樹脂の積層板シートを作製し、図2に
示す上部絶縁板6と円板状の下部絶縁板7を作成した以
外は実施例1と同様にして非水電解液二次電池を作製
し、電池D、電池E、電池Fとした。
ェノール樹脂、アルミナの重量比率からなるフェノール
樹脂の積層板シートを作製した以外は実施例3と同様に
して非水電解液二次電池を作製し、電池N、電池O、電
池P、電池Qとした。
ェノール樹脂、無機添加剤の種類、重量比率を変えたフ
ェノール樹脂の積層板シートを作製した以外は実施例1
と同様にして非水電解液二次電池を作製し、電池G、電
池H、電池I、電池J、電池Kとした。
粒径が12μmのアルミナとの重量比率が3:1である
ワニス状のフェノール樹脂を、ガラス繊維径が9μmの
ガラスクロスに含浸させたフェノール樹脂の積層板シー
トを作製した以外は実施例1と同様にして非水電解液二
次電池を作製し、電池Rとした。
電池K、比較例の電池L、電池N〜電池Rを各10セル
用い、室温(25℃)にて過充電試験を行なった。試験
条件は、電池容量の3倍に相当する6.0Aで2時間の
連続過充電試験を行ない、その結果を(表1)に示す。
〜電池Kは、連続過充電試験を行なっても電解液の分解
ガスが穏やかに排気孔より外部に放出され、破裂するこ
となく安全性が確認できた。試験後のこれらの電池を分
解して解析しても、極板群の変形は認められなかった。
ルが破裂し、封口蓋及び極板群が電池ケース外に飛散し
た。また、破裂が起こらなかった電池を分解して解析し
たところ、極板群の変形による安全弁機構や排気孔の部
分的な閉塞が認められた。この原因は、上部絶縁板の厚
みが0.15mmと薄く、連続過充電による極板群の変
形に耐えられなかった為と思われる。
これは上部絶縁板の厚みが0.75mmと厚かったこと
によると思われる。
は、比較例の電池Lと同様であった。この原因は、上部
絶縁板を構成するフェノール樹脂成分が少なく、無機添
加剤を添加したフェノール樹脂ワニスのガラスクロスへ
の含浸性が悪く、均一な組成のものが得られず、連続過
充電による極板群の変形に耐えられなかった為と思われ
る。
は、比較例の電池Lと同様であった。この原因は、上部
絶縁板を構成するフェノール樹脂成分が多く、ガラスク
ロス成分が少ないので硬化収縮による反りを生じ、連続
過充電による極板群の変形に耐えられなかった為と思わ
れる。
は、比較例の電池Lと同様であった。この原因は、上部
絶縁板を構成する無機添加剤を添加していないので硬化
収縮による反りを生じ、連続過充電による極板群の変形
に耐えられなかった為と思われる。
は、比較例の電池Lと同様であった。この原因は、上部
絶縁板を構成する無機添加剤が多く、これを添加したフ
ェノール樹脂ワニスのガラスクロスへの含浸性が悪く、
均一な組成のものが得られず、連続過充電による極板群
の変形に耐えられなかった為と思われる。
は、比較例の電池Lと同様であった。この原因は、上部
絶縁板を構成する無機添加剤の平均粒径がガラスクロス
のガラス繊維径が多く、これを添加したフェノール樹脂
ワニスのガラスクロスへの含浸性が悪く、均一な組成の
ものが得られず、連続過充電による極板群の変形に耐え
られなかった為と思われる。
円筒形電池を、極板群として正極板と負極板とをセバレ
ータを介して巻回して構成したものを用いたが、角形電
池であっても、正極板と負極板とをセバレータを介して
積層した極板群であっても同様の効果が得られた。
よれば、極板群の上部の絶縁板がガラスクロスを基材と
し、無機添加剤を含むフェノール樹脂の積層板にて構成
されているので、フェノール樹脂の硬化収縮を抑えるこ
とができ、無機添加剤の平均粒径としてガラス繊維径よ
りも小さいものを用いることにより、フェノール樹脂を
熱硬化させるために、加熱したときに溶融流動しても、
無機添加剤がガラスクロスの繊維に流動を阻止されるこ
とがないので、組成が均一で、反りのないフェノール樹
脂の積層板を得ることができ、過充電による極板群の変
形を防止できるので、安全性に優れた非水電解液二次電
池を得ることができた。
断面図
Claims (4)
- 【請求項1】 正極板と負極板とをセパレータを介して
巻回あるいは積層してなる極板群と、前記極板群の上部
及び下部に配した絶縁板と非水電解液を電池ケース内に
収納し、封口板により封口された非水電解液二次電池に
おいて、少なくとも上部の絶縁板は、ガラスクロスを基
材とし無機添加剤を含むフェノール樹脂の積層板にて構
成されていることを特徴とする非水電解液二次電池。 - 【請求項2】 前記無機添加剤の平均粒径が前記ガラス
クロスのガラス繊維径よりも小さいことを特徴とする請
求項1に記載の非水電解液二次電池。 - 【請求項3】 前記フェノール樹脂の積層板は、ガラス
クロス、フェノール樹脂及び無機添加剤の構成比率が、
ガラスクロス55〜70wt%、フェノール樹脂40〜
25wt%、無機添加剤5〜15wt%で、厚みが0.
3〜0.65mmの範囲であることを特徴とする請求項
1または請求項2のいずれかに記載の非水電解液二次電
池。 - 【請求項4】 前記無機添加剤は、アルミナ、シリカ、
水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネ
シウム、炭酸カルシウムから選ばれた1種以上であるこ
とを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
非水電解液二次電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001360200A JP3686368B2 (ja) | 2000-11-28 | 2001-11-27 | 非水電解液二次電池 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-360436 | 2000-11-28 | ||
JP2000360436 | 2000-11-28 | ||
JP2001360200A JP3686368B2 (ja) | 2000-11-28 | 2001-11-27 | 非水電解液二次電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002231314A true JP2002231314A (ja) | 2002-08-16 |
JP3686368B2 JP3686368B2 (ja) | 2005-08-24 |
Family
ID=26604672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001360200A Expired - Lifetime JP3686368B2 (ja) | 2000-11-28 | 2001-11-27 | 非水電解液二次電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3686368B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011067931A1 (ja) * | 2009-12-04 | 2011-06-09 | パナソニック株式会社 | 密閉型二次電池 |
US8129045B2 (en) | 2006-03-30 | 2012-03-06 | Panasonic Corporation | Electrochemical element |
WO2013046712A1 (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-04 | パナソニック株式会社 | 密閉型二次電池 |
WO2013176273A1 (ja) * | 2012-05-25 | 2013-11-28 | 日本電気株式会社 | 蓄電デバイス |
EP2728658A2 (en) * | 2011-06-30 | 2014-05-07 | LG Chem, Ltd. | Secondary battery having superior productivity and safety |
EP2736111A2 (en) * | 2011-09-27 | 2014-05-28 | Lg Chem, Ltd. | Secondary battery having a superior manufacturing process and stability |
JP2014527705A (ja) * | 2011-09-27 | 2014-10-16 | エルジー・ケム・リミテッド | 優れた製造工程性及び安全性の二次電池 |
WO2019088524A1 (ko) * | 2017-11-01 | 2019-05-09 | 주식회사 엘지화학 | 이차 전지 및 이차 전지용 절연판 |
WO2019146927A1 (ko) * | 2018-01-29 | 2019-08-01 | 주식회사 엘지화학 | 이차 전지용 절연판 및 그의 제조 방법 |
WO2019146926A1 (ko) * | 2018-01-29 | 2019-08-01 | 주식회사 엘지화학 | 이차 전지 및 이차 전지용 절연판 |
CN110870091A (zh) * | 2018-01-29 | 2020-03-06 | 株式会社Lg化学 | 用于二次电池的顶部绝缘体及其制造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102517383B1 (ko) * | 2018-05-31 | 2023-04-04 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 이차전지용 캡 조립체 및 이를 포함하는 이차전지 |
-
2001
- 2001-11-27 JP JP2001360200A patent/JP3686368B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8129045B2 (en) | 2006-03-30 | 2012-03-06 | Panasonic Corporation | Electrochemical element |
CN102549811A (zh) * | 2009-12-04 | 2012-07-04 | 松下电器产业株式会社 | 密闭型二次电池 |
WO2011067931A1 (ja) * | 2009-12-04 | 2011-06-09 | パナソニック株式会社 | 密閉型二次電池 |
EP2728658A2 (en) * | 2011-06-30 | 2014-05-07 | LG Chem, Ltd. | Secondary battery having superior productivity and safety |
EP2728658A4 (en) * | 2011-06-30 | 2014-11-26 | Lg Chemical Ltd | SECONDARY BATTERY WITH SUPERIOR PRODUCTIVITY AND SAFETY |
US9236630B2 (en) | 2011-09-27 | 2016-01-12 | Lg Chem, Ltd. | Secondary battery comprising insulator and reinforcing filler |
EP2736111A2 (en) * | 2011-09-27 | 2014-05-28 | Lg Chem, Ltd. | Secondary battery having a superior manufacturing process and stability |
EP2736111A4 (en) * | 2011-09-27 | 2014-07-09 | Lg Chemical Ltd | SECONDARY BATTERY WITH SUPERIOR MANUFACTURING PROCESS AND STABILITY |
JP2014527272A (ja) * | 2011-09-27 | 2014-10-09 | エルジー・ケム・リミテッド | 優れた製造工程性及び安全性の二次電池 |
JP2014527705A (ja) * | 2011-09-27 | 2014-10-16 | エルジー・ケム・リミテッド | 優れた製造工程性及び安全性の二次電池 |
US9252454B2 (en) | 2011-09-27 | 2016-02-02 | Lg Chem, Ltd. | Secondary battery of excellent productivity and safety |
CN103718334A (zh) * | 2011-09-29 | 2014-04-09 | 松下电器产业株式会社 | 密闭型二次电池 |
WO2013046712A1 (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-04 | パナソニック株式会社 | 密閉型二次電池 |
US9337459B2 (en) | 2011-09-29 | 2016-05-10 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Sealed secondary battery |
WO2013176273A1 (ja) * | 2012-05-25 | 2013-11-28 | 日本電気株式会社 | 蓄電デバイス |
KR20190049206A (ko) | 2017-11-01 | 2019-05-09 | 주식회사 엘지화학 | 이차 전지 및 이차 전지용 절연판 |
WO2019088524A1 (ko) * | 2017-11-01 | 2019-05-09 | 주식회사 엘지화학 | 이차 전지 및 이차 전지용 절연판 |
CN110462874A (zh) * | 2017-11-01 | 2019-11-15 | 株式会社Lg化学 | 二次电池和二次电池的绝缘板 |
EP3598524A4 (en) * | 2017-11-01 | 2020-06-24 | LG Chem, Ltd. | SECONDARY BATTERY AND INSULATING PLATE FOR A SECONDARY BATTERY |
KR102288850B1 (ko) * | 2017-11-01 | 2021-08-12 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 이차 전지 및 이차 전지용 절연판 |
CN110462874B (zh) * | 2017-11-01 | 2022-05-17 | 株式会社Lg化学 | 二次电池的绝缘体和包括其的二次电池 |
US11450910B2 (en) | 2017-11-01 | 2022-09-20 | Lg Energy Solution, Ltd. | Secondary battery and insulator for secondary battery |
WO2019146927A1 (ko) * | 2018-01-29 | 2019-08-01 | 주식회사 엘지화학 | 이차 전지용 절연판 및 그의 제조 방법 |
WO2019146926A1 (ko) * | 2018-01-29 | 2019-08-01 | 주식회사 엘지화학 | 이차 전지 및 이차 전지용 절연판 |
CN110870091A (zh) * | 2018-01-29 | 2020-03-06 | 株式会社Lg化学 | 用于二次电池的顶部绝缘体及其制造方法 |
US11532846B2 (en) | 2018-01-29 | 2022-12-20 | Lg Energy Solution, Ltd. | Secondary battery and top insulator for secondary battery |
US11552358B2 (en) | 2018-01-29 | 2023-01-10 | Lg Energy Solution, Ltd. | Top insulator for secondary battery and method for manufacturing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3686368B2 (ja) | 2005-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101930477B1 (ko) | 다층 구조의 고분자 전해질 및 이를 포함하는 전고체 전지 | |
EP3588613A1 (en) | Electrochemical device | |
CN103311539B (zh) | 一种高电压高能量密度锂离子电池 | |
KR100731240B1 (ko) | 비수계 겔 전해질 전지의 제조 방법 | |
JP4752574B2 (ja) | 負極及び二次電池 | |
JP2012109123A (ja) | 耐熱性微多孔膜および電池用セパレータ | |
JP2002063938A (ja) | 二次電池及びその製造方法 | |
US6534219B1 (en) | Secondary battery | |
KR20160091732A (ko) | 절연 코팅부를 포함하는 양극의 제조 방법 및 이를 사용하여 제조되는 양극 | |
KR20140039305A (ko) | 내열 절연층을 갖는 세퍼레이터 | |
JP2009004289A (ja) | 非水電解質二次電池 | |
WO2001063687A1 (fr) | Element secondaire a electrolyte non-aqueux | |
JPH1186844A (ja) | 電池用電極およびそれを用いた電池 | |
JP2015181110A (ja) | 耐熱性微多孔膜、リチウムイオン二次電池用セパレータ及びリチウムイオン二次電池 | |
JP2007299580A (ja) | 非水電解質角型二次電池 | |
US20130232773A1 (en) | Method for producing lithium-ion battery | |
JP3686368B2 (ja) | 非水電解液二次電池 | |
CN111883765A (zh) | 锂电池正极活性材料及其制备方法和锂电池 | |
US10541453B2 (en) | Battery module for starting a power equipment | |
KR102049438B1 (ko) | 이중층 구조의 전극, 이의 제조방법 및 이를 포함하는 리튬 이차전지 | |
CN112740439A (zh) | 锂离子二次电池及其制造方法、以及锂离子二次电池用正极 | |
KR20220061641A (ko) | 음극 및 음극의 전리튬화 방법 | |
KR20170061622A (ko) | 이차전지의 제조방법 | |
KR101491805B1 (ko) | 전극조립체 및 이를 구비하는 리튬 이차 전지 | |
JP2003223899A (ja) | 負極板の製造方法およびこの負極板を用いたリチウム二次電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050301 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050420 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050517 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050602 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3686368 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080610 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090610 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100610 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100610 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110610 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120610 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120610 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130610 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130610 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610 Year of fee payment: 9 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |