JP2002228560A - 有機ハロゲン化物の検出装置及び方法 - Google Patents

有機ハロゲン化物の検出装置及び方法

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JP2002228560A JP2001025130A JP2001025130A JP2002228560A JP 2002228560 A JP2002228560 A JP 2002228560A JP 2001025130 A JP2001025130 A JP 2001025130A JP 2001025130 A JP2001025130 A JP 2001025130A JP 2002228560 A JP2002228560 A JP 2002228560A
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Kiyoshi Tatsuhara
潔 龍原
Masakazu Tateishi
正和 立石
Chisato Tsukahara
千幸人 塚原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理設備又は環境中の例えばPCB、ダイオ
キシン類等の有機ハロゲン化物の検出装置を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 採取ガス11中の有機ハロゲン化物を吸
着する吸着材12を内装してなる固相吸着手段13と、
該固相吸着材12で吸着した有機ハロゲン化物の吸光度
を測定する吸光光度手段14とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理設備又は環境
中の例えばPCB、ダイオキシン類等の有機ハロゲン化
物の検出装置及び方法に関する。
【0002】
【背景技術】近年では、PCB(Polychlorinated biph
enyl, ポリ塩化ビフェニル:ビフェニルの塩素化異性体
の総称)が強い毒性を有することから、その製造および
輸入が禁止されている。このPCBは、1954年頃か
ら国内で製造開始されたものの、カネミ油症事件をきっ
かけに生体・環境への悪影響が明らかになり、1972
年に行政指導により製造中止、回収の指示(保管の義
務)が出された経緯がある。
【0003】PCBは、ビフェニル骨格に塩素が1〜1
0個置換したものであり、置換塩素の数や位置によって
理論的に209種類の異性体が存在し、現在、市販のP
CB製品において約100種類以上の異性体が確認され
ている。また、この異性体間の物理・化学的性質や生体
内安定性および環境動体が多様であるため、PCBの化
学分析や環境汚染の様式を複雑にしているのが現状であ
る。さらに、PCBは、残留性有機汚染物質のひとつで
あって、環境中で分解されにくく、脂溶性で生物濃縮率
が高く、さらに半揮発性で大気経由の移動が可能である
という性質を持つ。また、水や生物など環境中に広く残
留することが報告されている。この結果、PCBは体内
で極めて安定であるので、体内に蓄積され慢性中毒(皮
膚障害、肝臓障害等)を引き起し、また発癌性、生殖・
発生毒性が認められている。
【0004】PCBは、従来からトランスやコンデンサ
などの絶縁油として広く使用されてきた経緯があるの
で、PCBを処理する必要があり、本出願人は先に、P
CBを無害化処理する水熱分解装置を提案した(特開平
11−253796号公報、特開2000−12658
8号公報他参照)。この水熱分解装置の概要の一例を図
3に示す。
【0005】図3に示すように、水熱分解装置120
は、サイクロンセパレータ121を併設した筒形状の一
次反応器122と、PCB、H2OおよびNaOHの処
理液123を加圧する加圧ポンプ124と、当該混合液
を予熱する予熱器125と、配管を巻いた構成の二次反
応器126と、冷却器127および減圧弁128とを備
えてなるものである。また、減圧弁127の下流には、
気液分離器129、活性炭槽130が配置されており、
排ガス(CO2 )131は煙突132から外部へ排出さ
れ、排水(H2 O,NaCl)133は別途、必要に応
じて排水処理される。また、処理液123となるPCB
の配管134には、H2OおよびNaOHがそれぞれ導
入される。また、酸素の配管135は、一次反応器12
5に対して直結している。
【0006】上記装置において、加圧ポンプ124によ
る加圧により一次反応器122内は、26MPaまで昇
圧される。また、予熱器125は、PCB、H2Oおよ
びNaOHの混合処理液123を300℃程度に予熱す
る。また、一次反応器122内には酸素が噴出してお
り、内部の反応熱により380℃〜400℃まで昇温す
る。サイクロンセパレータ121は、一次反応器122
内で析出したNa2CO3の結晶粒子の大きなものを分離
し、Na2CO3の微粒子を二次反応器126に送る。こ
のサイクロンセパレータ121の作用により、二次反応
器126の閉塞が防止される。この段階までに、PCB
は、脱塩素反応および酸化分解反応を起こし、NaC
l、CO2およびH2Oに分解されている。つぎに、冷却
器127では、二次反応器126からの流体を100℃
程度に冷却すると共に後段の減圧弁128にて大気圧ま
で減圧する。そして、気液分離器129によりCO2
よび水蒸気と処理水とが分離され、CO2および水蒸気
は、活性炭槽130を通過して環境中に排出される。
【0007】このような処理装置を用いてPCB含有容
器(例えばトランスやコンデンサ)等を処理すること
で、完全無害化がなされているが、さらにその施設内に
おけるPCB濃度の迅速監視が重要である。従来、ガス
サンプリングを行いPCBを液体に濃縮させ、その濃縮
液を分析する方法が採用されているが、この計測には数
時間から数十時間を要するため、迅速監視ができなかっ
た。
【0008】本発明は、上記問題に鑑み、ガス中のPC
B濃度を監視するに際し、迅速且つ高感度な分析が可能
な有機ハロゲン化物の検出装置及び方法を提供すること
を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の第1の有機ハロゲン化物の検出装置の発明は、ガス
中の有機ハロゲン化物の濃度を検出する検出装置であっ
て、採取ガス中の有機ハロゲン化物を吸着する固相吸着
手段と、該固相吸着手段で吸着した有機ハロゲン化物の
吸光度を測定する吸光光度手段とを備えてなることを特
徴とする。
【0010】第2の発明は、第1の発明において、上記
固相吸着材がシリカゲル、ポーラスポリマービーズ、フ
ロリジル、アルミナ、ゼオライト、活性炭又はイオン交
換樹脂のいずれかからなることを特徴とする。
【0011】第3の有機ハロゲン化物の検出方法の発明
は、ガス中の有機ハロゲン化物の濃度を検出する検出方
法であって、採取ガスを中の有機ハロゲン化物を吸着し
た後、有機ハロゲン化物の吸光度を吸光光度手段で測定
することを特徴とする。
【0012】第4のPCB処理設備監視システムの発明
は、PCB処理設備の環境を監視するPCB処理設備監
視システムであって、PCB処理物を解体する解体設備
内のPCB濃度を計測する請求項1又は2のいずれかの
有機ハロゲン化物の検出装置を備えてなることを特徴と
する。
【0013】第5の発明は、PCBが付着又は含有又は
保存されている被処理物を無害化するPCB処理設備の
環境を監視するPCB処理設備監視システムであって、
被処理物から有害物質を分離する第1の分離手段と、
被処理物を解体する解体手段とのいずれか一方又は両方
を有する前処理手段と、前処理手段において処理された
被処理物を構成する構成材から紙・木・樹脂等の有機物
と金属等の無機物とに分離する第2の分離手段と、前処
理手段で分離した有害物質を分解処理する有害物質分解
処理手段と、上記第1の分離手段、上記解体手段、上記
第2の分離手段又は有害物質分解処理手段から排出され
る排気ガス中のPCB濃度を計測する請求項1又は2の
いずれかの有機ハロゲン化物の検出装置を備えてなるこ
とを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0015】[第1の実施の形態]図1は本実施の形態
にかかる有機ハロゲン化物の検出装置の概略図である。
図1に示すように、本実施の形態にかかる有機ハロゲン
化物の検出装置10は、ガス中の有機ハロゲン化物の濃
度を検出する検出装置であって、採取ガス11中の有機
ハロゲン化物を吸着する吸着材12を内装してなる固相
吸着手段13と、該固相吸着材12で吸着した有機ハロ
ゲン化物の吸光度を測定する吸光光度手段14とを備え
てなるものである。
【0016】上記吸着材12としては、例えばシリカゲ
ル、ポーラスポリマービーズ、フロリジル、アルミナ、
ゼオライト、活性炭又はイオン交換樹脂を挙げることが
できる。
【0017】上記装置において、先ず図1に示すよう
に、排ガス処理設備からの採取ガス11を吸着材12に
吸着させる。次に、該吸着材12を取り出し、紫外線光
源21と検出器22とからなる吸光光度手段14で吸光
度を測定し、演算手段23によりPCB濃度を求める。
なお、固相吸収材12の再生法としては、例えば水系洗
浄剤又は有機系洗浄剤による洗浄や、加熱分解による有
機ハロゲン化物を除去させるようにすればよい。
【0018】また、固相吸着材12は取り出すことな
く、固相吸着手段13に内装したままで吸光光度手段1
4で測定するようにしてもよい。
【0019】測定は紫外領域は300nm以下とくには
200〜300nmとするのが好ましい。
【0020】なお、本実施の形態では光源として紫外光
としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例
えば可視光又は赤外光を光源としてもよい。この場合に
おける赤外光領域の測定では、500〜900cm-1
範囲とするのが好ましい。また、PCBの定量に用いる
場合には、赤外領域では1300〜1700cm-1の範
囲、特に1457cm-1付近にも吸収があるので、赤外
光を用いて測定することもより好ましい。
【0021】この際、PCB類であることを確実とする
ために、複数の波長の測定を同時に行い、総合的に判断
するようにしてもよい。例えば、赤外領域で2波長、紫
外領域で2波長、又は赤外領域と紫外領域との併用等で
ある。
【0022】[第2の実施の形態]次に、本発明の装置
を用いたPCB無害化処理設備における処理設備内の雰
囲気ガス中の監視システムについて図2を参照して説明
する。図2に示すように、本実施の形態のシステムは、
有害物質であるPCBが付着又は含有又は保存されてい
る被処理物を無害化する有害物質処理システムであっ
て、被処理物1001である有害物質( 例えばPCB)1002
を保存する容器1003から有害物質1002を分離する分離手
段1004と、被処理物1001を構成する構成材1001a,b,
…を解体する解体手段1005のいずれか一方又は両方を有
する前処理手段1006と、前処理手段1006において処理さ
れた被処理物を構成する構成材であるコア1001aをコイ
ル1001bと鉄心1001cとに分離するコア分離手段1007
と、分離されたコイル1001bを銅線1001dと紙・木1001
eとに分離するコイル分離手段1008と、上記コア分離手
段1008で分離された鉄心1001cと解体手段1005で分離さ
れた金属製の容器 (容器本体及び蓋等)1003 とコイル分
離手段1008で分離された銅線1001dとを洗浄液1010で洗
浄する洗浄手段1011と、洗浄後の洗浄廃液1012及び前処
理手段で分離した有害物質1002のいずれか一方又は両方
を分解処理する有害物質分解処理手段1013と、PCB処
理設備である有害物質分解処理手段1013から排出する排
水133 中のPCB濃度を計測する排水モニタリング手段
1100と、PCB処理物を解体する前処理手段1006内のP
CB濃度及び有害物質分解処理手段1013から排出する排
ガス131等のPCB濃度を計測する排気ガスモニタリ
ング手段1200と、洗浄手段1011において洗浄された容器
等の部材のPCB付着濃度を計測する付着濃度モニタリ
ング手段1300とを備えてなるものである。
【0023】また、上記有害物質が液体等の場合には、
有害物質分解処理手段1013に直接投入することで無害化
処理がなされ、その保管した容器は構成材の無害化処理
により、処理することができる。
【0024】上記前処理手段1006内の環境及び排気ガス
131のモニタリング手段1200は前述した有機ハロゲン
化物検出装置10を用いることとしている。そして、処
理設備内の環境が適正であるかを監視すると共に、処理
後の排気ガス131については、排気ガスモニタリング
手段1200を用いて、PCBの排出基準以下であることを
確認するようにしている。
【0025】また、処理後の排水については、排水モニ
タリング手段1100を用いて、PCBの排出基準以下であ
ることを確認するようにしている。
【0026】上記有害物質処理手段1013としては、図3
に示した水熱酸化分解処理する水熱酸化分解処理手段の
他に、例えば超臨界水酸化処理する超臨界水酸化処理手
段又はバッチ式の水熱酸化分解手段としてもよい。
【0027】本発明で被処理物としては、例えば絶縁油
としてPCBを用いてなるトランスやコンデンサ、有害
物質である塗料等を保存している保存容器を例示するこ
とができるが、これらに限定されるものではない。
【0028】また、蛍光灯用の安定器においても従来は
PCBが用いられていたので無害化処理する必要があ
り、この場合には、容量が小さいので前処理することな
く、分離手段1009に直接投入することで無害化処理する
ことができる。
【0029】ここで、作業環境基準値は、前処理手段10
06内での作業環境許容濃度が0.1mg/m3 以下である
ことが要求されているが、本発明のシステムによれば、
検出下限値が0.01mg/m3 (10ppb)の分析を
2〜4時間程度で分析でき、従来よりも迅速分析でしか
も簡易な装置によって、十分に対応することができた。
【0030】また、有害物質処理手段1013である水熱酸
化分解装置から排出される排ガス131についてもモニ
タリングをすることで、水熱酸化分解が良好に行われて
いるかを監視することができる。
【0031】また、各種処理設備からの排ガスは集中し
て活性炭槽を経由した後に外部へ排出されるが、その際
のPCB濃度の監視をすることもできる。
【0032】上記計測装置を用い、例えばPCB分解処
理設備内のガスを迅速且つ的確に測定することができ、
この測定結果を基に、処理工程の監視をすることができ
る。
【0033】計測されたPCB濃度は、監視司令室へ送
ると共に、例えばモニタ装置(図示せず)等により外部
へ公表するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上、説明したように第1の発明によれ
ば、ガス中の有機ハロゲン化物の濃度を検出する検出装
置であって、採取ガス中の有機ハロゲン化物を吸着する
固相吸着手段と、該固相吸着手段で吸着した有機ハロゲ
ン化物の吸光度を測定する吸光光度手段とを備えてなる
ので、例えばPCB、ダイオキシン類等の有機ハロゲン
化物の簡易な分析が可能となる。
【0035】第2の発明は、第1の発明において、上記
固相吸着材がシリカゲル、ポーラスポリマービーズ、フ
ロリジル、アルミナ、ゼオライト、活性炭又はイオン交
換樹脂のいずれかからなるので、目的物である有機ハロ
ゲン化物の効率的な保持が可能となる。
【0036】第3の発明は、ガス中の有機ハロゲン化物
の濃度を検出する検出方法であって、ガス中の有機ハロ
ゲン化物の濃度を検出する検出方法であって、採取ガス
を中の有機ハロゲン化物を吸着した後、有機ハロゲン化
物の吸光度を吸光光度手段で測定するので、例えばPC
B、ダイオキシン類等の有機ハロゲン化物の簡易な分析
が可能となる。
【0037】第4のPCB処理設備監視システムの発明
は、PCB処理設備の環境を監視するPCB処理設備監
視システムであって、PCB処理物を解体する解体設備
内のPCB濃度を計測する請求項1又は2のいずれかの
有機ハロゲン化物の検出装置を備えてなるので、PCB
濃度の監視をしつつPCB処理を行うことができる。
【0038】第5の発明は、PCBが付着又は含有又は
保存されている被処理物を無害化するPCB処理設備の
環境を監視するPCB処理設備監視システムであって、
被処理物から有害物質を分離する第1の分離手段と、
被処理物を解体する解体手段とのいずれか一方又は両方
を有する前処理手段と、前処理手段において処理された
被処理物を構成する構成材から紙・木・樹脂等の有機物
と金属等の無機物とに分離する第2の分離手段と、前処
理手段で分離した有害物質を分解処理する有害物質分解
処理手段と、上記第1の分離手段、上記解体手段、上記
第2の分離手段又は有害物質分解処理手段から排出され
る排気ガス中のPCB濃度を計測する請求項1又は2の
いずれかの有機ハロゲン化物の検出装置を備えてなるの
で、PCBを含有したトランス等の処理が一体に連続し
てできると共に、処理に際してPCB濃度の監視をしつ
つ行うことができ、作業環境の安全を図りつつ処理がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる有機ハロゲン化物の
検出装置の概略図である。
【図2】本実施の形態にかかるPCB無害化処理システ
ムの概略図である。
【図3】水熱分解装置の概要図である。
【符号の説明】
10 有機ハロゲン化物の検出装置 11 採取ガス 12 吸着材 13 固相吸着手段 14 吸光光度手段 21 紫外線光源 22 検出器 23 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 21/33 G01N 21/35 Z 21/35 33/00 D 33/00 B09B 5/00 ZABZ (72)発明者 塚原 千幸人 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 Fターム(参考) 2E191 BA13 BB00 BD11 2G052 AB01 AD02 AD22 AD52 ED03 GA11 2G059 AA01 AA05 BB01 CC12 EE01 EE11 HH01 HH02 HH03 HH06 4D004 AA07 AA12 AA16 AA50 AB06 CA02 CA08 CA40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス中の有機ハロゲン化物の濃度を検出
    する検出装置であって、 採取ガス中の有機ハロゲン化物を吸着する固相吸着手段
    と、 該固相吸着手段で吸着した有機ハロゲン化物の吸光度を
    測定する吸光光度手段とを備えてなることを特徴とする
    有機ハロゲン化物の検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記固相吸着材がシリカゲル、ポーラスポリマービー
    ズ、フロリジル、アルミナ、ゼオライト、活性炭又はイ
    オン交換樹脂のいずれかからなることを特徴とする有機
    ハロゲン化物の検出装置。
  3. 【請求項3】 ガス中の有機ハロゲン化物の濃度を検出
    する検出方法であって、 採取ガスを中の有機ハロゲン化物を吸着した後、有機ハ
    ロゲン化物の吸光度を吸光光度手段で測定することを特
    徴とする有機ハロゲン化物の検出方法。
  4. 【請求項4】 PCB処理設備の環境を監視するPCB
    処理設備監視システムであって、 PCB処理物を解体する解体設備内のPCB濃度を計測
    する請求項1又は2のいずれかの有機ハロゲン化物の検
    出装置を備えてなることを特徴とするPCB処理設備監
    視システム。
  5. 【請求項5】 PCBが付着又は含有又は保存されてい
    る被処理物を無害化するPCB処理設備の環境を監視す
    るPCB処理設備監視システムであって、被処理物から
    有害物質を分離する第1の分離手段と、被処理物を解体
    する解体手段とのいずれか一方又は両方を有する前処理
    手段と、 前処理手段において処理された被処理物を構成する構成
    材から紙・木・樹脂等の有機物と金属等の無機物とに分
    離する第2の分離手段と、 前処理手段で分離した有害物質を分解処理する有害物質
    分解処理手段と、 上記第1の分離手段、上記解体手段、上記第2の分離手
    段又は有害物質分解処理手段から排出される排気ガス中
    のPCB濃度を計測する請求項1又は2のいずれかの有
    機ハロゲン化物の検出装置を備えてなることを特徴とす
    るPCB処理設備監視システム。
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