JP2002227837A - 有限型ころがり案内のずれ補正方法および装置 - Google Patents

有限型ころがり案内のずれ補正方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ころがり案内と移動体の相対的な位置ずれが
大きくなると、これを検知して正規の位置に復帰させる
補正動作を自動的に行えるようにする。 【解決手段】 前記移動体の往復方向両端部のうち、前
記移動体の移動方向の一端部の下にころがり案内の有る
か否かを検知し、ころがり案内が無いことが検知された
場合には、前記移動体を他端部側の方向に低速で移動さ
せ、ころがり案内の列をストローク端付近で強制的に停
止させながら移動体をストローク端まで移動させること
により、前記移動体ところがり案内の相対的な位置ずれ
を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械のテーブ
ルやサドルなどの移動体を案内する有限型ころがり案内
に係り、特に、移動体の運動が長時間継続する間に移動
体と有限型ころがり案内との相対的位置が変化して次第
にころがり案内がずれた場合に、移動体ところがり案内
の相対的な位置関係を正規の位置に復帰させる補正を行
うための有限型ころがり案内のずれ補正方法および装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械において、テーブルやサドルな
どの移動体の案内には、滑り案内、空気静圧案内、油圧
静圧案内、有限型ころがり案内などがある。このうち、
有限型ころがり案内は、機械の剛性を確保することがで
き、また、静圧案内に比べて付帯設備の必要がなく機械
の省スペース化に有効であり、超精密機械要素として効
果的である。このため、小型の超精密加工機の案内機械
要素として多く利用されている。
【0003】そこで、従来の有限型ころがり案内の例を
図7に示す。図7において、工作機械のベッド1にはV
溝2が形成され、このV溝2の斜面にそってころがり案
内3が設けられている。一方、移動体であるテーブル4
の下面には、V溝2に対応した形状のスライド部5が形
成され、このスライド部5がころがり案内3に接触する
ようになっている。
【0004】この種の有限型ころがり案内3は、保持器
ところを組み合わせた軸受けからなっている。そして、
有限型ころがり案内3は、V溝2に対しては固定されず
に、単に、V溝2に載っているだけであるのが普通であ
る。
【0005】このため、テーブル4が移動すると、ころ
がり案内3は全体としてテーブル4の移動方向とは反対
側に少しずつ移動する現象が生じる。テーブル4の往復
運動が長時間にわたって継続すると、テーブル4ところ
がり案内3との間の相対的な位置関係のずれは次第に大
きくなる。この位置ずれをそのままに放置しておくと、
最後には、テーブル4がころがり案内3の上から脱落す
るに至ることがある。
【0006】このようなころがり案内3の位置ずれを防
止するために、オペレータが機械の運転を監視しなが
ら、ころがり案内3の位置ずれがある程度大きくなった
ところで、一度、運転を止めてテーブル4を手動で動か
しながら、ころがり案内3とテーブル4との相対的的な
位置関係を正規の位置に戻す調整をすることが行われて
いる。また、V溝に沿ってころがり案内の位置を調整で
きるような機械的な位置調整機構を設けたものも知られ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ころが
り案内3の位置ずれをオペレータが手動で調整するので
は、1つのワークの加工に長時間かかる超精密加工で
は、常にオペレータを機械に配置しなければならず、無
人運転を行うことができないという問題がある。
【0008】また、ころがり案内が利用されている超精
密加工機では、高効率化の要請に伴になって、テーブル
などの移動体の送り速度が高速化している。近年では、
送り速度が10m/minくらいの速度は普通になって
いる。ところが、移動体の往復では、往路の速度は高速
であるが、復路の速度は低速であるため、大きな速度差
によって、ころがり案内3の位置ずれが従来にも増して
大きくなっている。
【0009】さらに、ころがり案内3の位置調整機構を
設ける場合、この位置調整機構は、ラック、ピニオンや
動滑車などを必要とし、位置調整の際に大きな振動を発
生することから、超精密加工機には適用できないという
問題がある。
【0010】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、ころがり案内と移動体の相対的
な位置ずれが大きくなると、これを検知して正規の位置
に復帰させる補正動作を自動的に行えるようにした有限
型ころがり案内のずれ補正方法および装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、移動体の往復運動を案内する有限型こ
ろがり案内と、前記移動体との相対的な位置関係を補正
する有限型ころがり案内のずれ補正方法であって、前記
移動体の往復方向両端部のうち、前記移動体の移動方向
の一端部の下にころがり案内の有るか否かを検知し、前
記ころがり案内が無いことが検知された場合には、前記
移動体を他端部側の方向に低速で移動させ、前記ころが
り案内の列をストローク端付近で強制的に停止させなが
ら移動体をストローク端まで移動させることにより、前
記移動体ところがり案内の相対的な位置ずれを補正する
ことを特徴とするものである。
【0012】また、本発明は、移動体の往復運動を案内
する有限型ころがり案内と、前記移動体との相対的な位
置関係を補正する有限型ころがり案内のずれ補正装置で
あって、前記移動体の往復方向両端部にそれぞれ配置さ
れ、前記移動体の移動方向の一端部の下にころがり案内
の有るか否かを検知する検知手段と、前記ころがり案内
が無いことが検知された場合に、前記移動体を他端部側
の方向に低速で移動させる移動体送り制御手段と、前記
ころがり案内の列をストローク端付近で強制的に停止さ
せるショックアブソーバーと、を具備することを特徴と
するものである。
【0013】
【発明の実施形態】以下、本発明による有限型ころがり
案内のずれ補正方法および装置の一実施形態について、
添付の図面を参照しながら説明する。図1は、本発明が
適用される数値制御精密立形加工機10を示す。この数
値制御精密立形加工機10は、精密金型、光学部品、電
子部品などの精密部品を超精密に加工するための工作機
械である。11はコラムで、12は、コラム11に取り
付けられた主軸頭12である。13は主軸である。
【0014】図1に示されるように、機械座標系は、デ
ーブル14の制御軸がX軸、サドル15の制御軸がY
軸、主軸頭12の制御軸がZ軸である。この数値制御精
密立形加工機10では、テーブル14を送るX軸の案内
と、サドル15を送るY軸の案内として、有限型ころが
り案内が採用されている。
【0015】そこで、図2に、テーブル14の送り機構
と有限型ころがり案内を示す。図2において、16は、
X軸サーボモータである。このX軸サーボモータ16に
は、ボールねじ17が連結されており、このボールねじ
17は、図3に示されるように、テーブル14の底に固
定されているボールナット18に螺合している。したが
って、X軸サーボモータの回転は、ボールねじ17とボ
ールナット18によって、送り直線運動に転換されてテ
ーブル14に伝達されるようになっている。
【0016】サドル15の上面には、2つのV溝19
a、19bがX軸に平行に延びており、このV溝19
a、19bには、ころ軸受からなる有限型ころがり案内
20が配設されている。この有限型ころがり案内20
は、複数の円筒状のころをリテーナーで保持したものを
V溝19a、19bの長さ方向に多数配列したもので、
従来のものと同じ有限型ころがり案内として構成されて
いる。また、図3に示されるように、テーブル14の底
部には、V溝19a、19bに対応した形状のスライド
部21が形成され、このスライド部21がころがり案内
20に接触するようになっている。
【0017】テーブルSは、テーブル14の往復ストロ
ークである。テーブル14の上には、テーブルストロー
クの左右端部の近傍に、それぞれ一対のショックアブソ
ーバー22a、22b、23a、23bが設けられてい
る。
【0018】テーブル14の往復運動方向の左右両端部
には、それぞれ、左端近接スイッチ24a、24bおよ
び右端近接スイッチ25a、25bが設けられている。
なお、この実施形態では、これらの近接スイッチは、そ
の下にころがり案内20が有るか否かを検知するための
もので、V溝19a、19bのうち、V溝19a方を前
側、V溝19bの方を後側として区別するのに対応させ
て、左端近接スイッチ24aを左前近接スイッチ、左端
近接スイッチ24bを左後近接スイッチとして区別し、
同じように、右端近接スイッチ25aを右前近接スイッ
チ、右端近接スイッチ25bを右後近接スイッチとして
区別する場合がある。これらの近接スイッチ24a、2
4b、25a、25bの出力信号は、プログラムコント
ローラを利用したずれ補正制御部26に導入される。
【0019】なお、図2において、参照符号27は、数
値制御装置で、28は、数値制御装置27から与えられ
る位置指令に従ってX軸サーボモータ16を制御するX
軸サーボコントローラである。
【0020】次に、図4は、テーブル14と有限型ころ
がり案内20との相対的な位置関係が正常な場合で、図
4(a)は、テーブル14がストローク中央位置にある
場合、図4(b)は、テーブル14がストロークの右側
端部まで移動した状態を示している。テーブル14と有
限型ころがり案内20の相対的な位置関係が正常ある状
態、つまり、有限ころがり案内20の列の上にテーブル
14が適正に載っている場合には、左端近接スイッチ2
4a、24bおよび右端近接スイッチ25a、25bの
下には、必ず、ころがり案内20があるために、これら
の近接スイッチはオンになっている。
【0021】一方、図5(a)は、テーブル14と有限
型ころがり案内20の相対的な位置関係か不正常な場合
を示す。すなわち、テーブル14の往復運動が繰り返さ
れるにつれて、次第に有限型ころがり案内20のずれが
大きくなり、テーブル14がころがり案内20の右端に
寄り過ぎてしまった状態を示す。このような状態になる
と、右端近接スイッチ25a、25bの下には、ころが
り案内20が存在しないので、右端近接スイッチ25
a、25bはオフに切り替わる。
【0022】このようにして、右端近接スイッチ25
a、25bがオフに切り替わり、ころがり案内の位置ず
れが大きくなったことをずれ補正制御部26が検知する
と、図5(b)に示されるように、ずれ補正制御部26
は、テーブル14を早送りで、点線で示す位置Aまで移
動させる。次いで、送り速度を低速に切り替えて、位置
Aからさらにストローク左端まで移動させる。このよう
なテーブル14の高速送り、低速送りに追随して、有限
型ころがり案内20の列もいっしょに左側に移動し、そ
の一端はショックアブソーバ22a、22bを当接しな
がら、円滑に停止する。そして、テーブル14を低速送
りでストロークエンドまで移動させることにより、テー
ブル14と有限型ころがり案内20の相対的位置関係を
正規の状態に復帰させることができる。このようにし
て、テーブル14を移動するだけでころがり案内20の
位置ずれを補正できるため、従来のように、ころがり案
内の位置を修正する機械的な機構などが不要となるとと
もに、本実施形態のような超精密加工機の有限型ころが
り案内に好適に適用することができる。
【0023】なお、テーブル14がころがり案内20の
列の左端に寄り過ぎてしまった場合も、テーブル14の
送り方向が逆になる以外は、そのずれ補正動作は全く同
様である。
【0024】次に、図6は、以上のようなずれ補正動作
をNCプログラム中のコマンドとして組み込んだマクロ
プログラムの例を示している。NCプログラム中の適当
なところにずれ補正動作のコマンドを入れておけば、加
工が所定時間継続したときには、以下のようにして、自
動的にテーブル14ところがり案内20の相対的な位置
ずれを修正することが可能となる。
【0025】まず、ずれ補正動作のコマンドが実行され
ると、ころがり案内20がずれて左端近接スイッチ2
4、24bおよび右端近接スイッチ25a、25bのい
ずれかのスイッチの下から無くなっていないかどうかが
判断される(ステップS10)。いずれのスイッチもオ
ンのままであれば(ステップS10のno)、ころがり
案内の「無し」はなく、位置ずれが生じていないとし
て、ずれ補正動作は終了する一方、例えば、図5(a)
に示したように、ころがり案内の列が左側に寄りすぎた
結果、右端前の近接スイッチ25aと、右端後の近接ス
イッチ25bがオフになっている場合には、ステップS
11からステップS12に、ステップS13からステッ
プS14に進み、右ずれ有レジスタに1がセットされ
る。次いで、ころがり案内のずれが検知されたテーブル
14の位置を記憶する(ステップS19)。
【0026】そして、続くステップS20では、右ずれ
有りレジスタの値が1になっているので、図5(b)に
示されるように、ずれ補正制御部26は、テーブル14
を早送りで、点線で示す位置Aまで移動させる。次い
で、送り速度を低速に切り替えて、位置Aからさらにス
トローク左端まで移動させる。以上のようにして、ころ
がり案内20の列とテーブル14との相対的な位置関係
が正規の状態に修正された後、図5(a)の位置ずれ修
正動作前の位置にテーブル14を復帰させる。
【0027】同じようにして、ころがり案内の列が右側
に寄りすぎたため、左端前の近接スイッチ24aと、左
端後の近接スイッチ24bがオフになっている場合に
は、ステップS15からステップS16に、ステップS
17からステップS18に進み、左ずれ有レジスタに1
がセットされる。次いで、ころがり案内20のずれが検
知されたテーブル14の位置を記憶する(ステップS1
9)。
【0028】そして、続くステップS23では、左ずれ
有りレジスタの値が1になっているので、ずれ補正制御
部26は、テーブル14を早送りで、ストロークの右端
手前まで移動させる。次いで、送り速度を低速に切り替
えて、さらにストローク右端まで移動させる。これによ
り、ころがり案内20の列とテーブル14との相対的な
位置関係が正規の状態に修正される。なお、以上のよう
なプログラムによれば、例えば、前側のV溝19aのこ
ろがり案内20の列のみが位置ずれした結果、右側前の
近接スイッチのみがオフになった場合でも、同様に位置
ずれの修正動作が行われるようになっている。
【0029】以上のようにして、位置ずれ修正動作を行
われるコマンドとして加工プログラム中に組み込んでい
くことにより、オペレータが監視することなく、ずれが
生じると自動的に正規の位置に復帰させる修正動作がな
されるので、1つのワークの加工に長時間のかかる超精
密加工であっても、ころがり案内のずれを心配すること
なく、無人での自動加工が可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ころがり案内と移動体の相対的な位置ずれが
大きくなると、これを検知して正規の位置に復帰させる
補正動作を自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による有限型ころがり案内のずれ補正方
法および装置が適用される工作機械の例を示す斜視図。
【図2】有限型ころがり案内が設けられたテーブルの送
り機構を示す図。
【図3】図2におけるテーブルの断面図。
【図4】テーブルと有限型ころがり案内の相対的な位置
関係を示す説明図。
【図5】有限型ころがり案内の位置ずれの補正動作を示
す図。
【図6】有限型ころがり案内の位置ずれの補正動作を行
わせるためプログラムの例を示すフローチャート。
【図7】従来の有限型ころがり案内を示す図。
【符号の説明】 11 コラム 12 主軸頭 13 主軸 14 テーブル 15 サドル 17 ボールねじ 18 ボールナット 19 V溝 20 有限型ころがり案内 22、23 ショックアブソーバ 24、25 近接スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月14日(2001.2.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図7】
【図5】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川 津 和 司 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社内 Fターム(参考) 3J104 AA12 AA25 AA36 AA65 AA67 AA70 AA76 BA69 BA73 DA13 EA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体の往復運動を案内する有限型ころが
    り案内と、前記移動体との相対的な位置関係を補正する
    有限型ころがり案内のずれ補正方法であって、 前記移動体の往復方向両端部のうち、前記移動体の移動
    方向の一端部の下にころがり案内の有るか否かを検知
    し、 前記ころがり案内が無いことが検知された場合には、前
    記移動体を他端部側の方向に低速で移動させ、 前記ころがり案内の列をストローク端付近で強制的に停
    止させながら移動体をストローク端まで移動させること
    により、前記移動体ところがり案内の相対的な位置ずれ
    を補正することを特徴とする有限型ころがり案内のずれ
    補正方法。
  2. 【請求項2】移動体の往復運動を案内する有限型ころが
    り案内と、前記移動体との相対的な位置関係を補正する
    有限型ころがり案内のずれ補正装置であって、 前記移動体の往復方向両端部にそれぞれ配置され、前記
    移動体の移動方向の一端部の下にころがり案内の有るか
    否かを検知する検知手段と、 前記ころがり案内が無いことが検知された場合に、前記
    移動体を他端部側の方向に低速で移動させる移動体送り
    制御手段と、 前記ころがり案内の列をストローク端付近で強制的に停
    止させるショックアブソーバーと、を具備することを特
    徴とする有限型ころがり案内のずれ補正装置。
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