JP2023177006A - 複合加工機 - Google Patents
複合加工機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023177006A JP2023177006A JP2022089659A JP2022089659A JP2023177006A JP 2023177006 A JP2023177006 A JP 2023177006A JP 2022089659 A JP2022089659 A JP 2022089659A JP 2022089659 A JP2022089659 A JP 2022089659A JP 2023177006 A JP2023177006 A JP 2023177006A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- axis direction
- spindle
- axis
- tail stock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002131 composite material Substances 0.000 title abstract 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 8
- 230000008859 change Effects 0.000 claims abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q37/00—Metal-working machines, or constructional combinations thereof, built-up from units designed so that at least some of the units can form parts of different machines or combinations; Units therefor in so far as the feature of interchangeability is important
- B23Q37/005—Modular base frames
Abstract
【課題】大きな動力源を必要とすることなくテールストックユニットを移動させることができ、装置全体の小型化を図ることが可能な複合加工機を提供する。【解決手段】本発明にかかる複合加工機の構成は、工具112を交換可能に取り付けられる工具主軸110と、ワークWを交換可能に取り付けられるワーク主軸120と、ワーク主軸120をワークWの回転軸方向であるZ軸方向に移動させるZ軸駆動機構140と、Z軸方向に移動可能なテールストックユニット130と、ワーク主軸120とテールストックユニット130とを、Z軸方向における相対的な間隔を変更自在に接続するパイロットバー160と、パイロットバー160をZ軸方向に進退させて相対的な間隔を変更するクランプ駆動源170と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、工具主軸とワーク主軸とテールストックユニットとを備えた複合加工機に関する。
近年では、例えばNC旋盤のような旋削加工が可能な装置と、穴あけ加工やギヤスカイビング加工が可能な装置とが一体化された複合加工機が実用化されている。複合加工機では、ワークがワーク主軸とテールストックとによって保持される場合がある。
ワークをワーク主軸とテールストックとにより保持する一例として、厳密には複合加工機ではないが、例えば特許文献1に「ベッドと、ベッド上に装備される主軸台と、ベッド上に配設されるリニアガイドレールと、ガイドレールにより案内される刃物台を有するキャリッジと、リニアガイドレールにより案内されるテールストックと、キャリッジを駆動する手段」を備える旋盤が開示されている。
特許文献1の旋盤のテールストックは、リニアガイドレールに係合されるリニアガイドブロックと、リニアガイドブロックを昇降させる油圧装置と、リニアガイドレール上に当接される面を有している。特許文献1ではテールストックは、移動時にはリニアガイドブロックのみでリニアガイドレールにより案内され、クランプ時には油圧装置によりテールストックがリニアガイドレールの上面に押し出されるとしている。
特許文献1では、ワーク主軸の回転軸方向(以下、Z軸方向という)に移動可能な刃物台を移動制御することによって、テールストックをZ軸方向に移動させている。しかしながら、刃物台すなわち工具軸は、高い加工精度を得るために高剛性が必要であり、重量が極めて重い。すると、重量が重い工具軸を移動させるためには、当然にして大きな動力源が必要となる。このため、特許文献1の旋盤では装置全体が必然的に大型化してしまう。
本発明は、このような課題に鑑み、大きな動力源を必要とすることなくテールストックユニットを移動させることができ、装置全体の小型化を図ることが可能な複合加工機を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる複合加工機の代表的な構成は、工具を交換可能に取り付けられる工具主軸と、ワークを交換可能に取り付けられるワーク主軸と、ワーク主軸をワークの回転軸方向であるZ軸方向に移動させるZ軸駆動機構と、Z軸方向に移動可能なテールストックユニットと、ワーク主軸とテールストックユニットとを、Z軸方向の相対的における間隔を変更自在に接続するパイロットバーと、パイロットバーをZ軸方向に進退させて相対的な間隔を変更するクランプ駆動源と、を備える。
本発明によれば、大きな動力源を必要とすることなくテールストックユニットを移動させることができ、装置全体の小型化を図ることが可能な複合加工機を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態にかかる複合加工機100の全体の構成を概略的に示す図である。図2は、図1の複合加工機におけるワークのアンクランプ状態を示す図である。図1は、ワークWがクランプ状態の複合加工機100を例示する図である。図2は、ワークWがアンプランプ状態の複合加工機100を例示する図である。
図1および図2に示すように本実施形態の複合加工機100は、工具主軸110、ワーク主軸120およびテールストックユニット130を備える。工具主軸110に、工具112が交換可能に取り付けられる。工具主軸110は、B方向に回動可能である。また工具主軸110は、X軸方向(図中前後方向)およびY軸方向(図中上下方向)に移動可能であり、且つA方向(X軸中心と平行な軸回り回動)に旋回可能である。
ワーク主軸120に、ワークWが交換可能に取り付けられる。ワーク主軸120は、C方向に回動可能であり、且つ後述するZ軸駆動機構140によってワークWの回転軸R方向であるZ軸方向(図中左右方向。以下、単にZ軸方向と称する。)に移動可能である。本実施形態ではワーク主軸120は、その下方に配置されたZ軸テーブル102に固定されている。
テールストックユニット130は、ワークWをクランプまたはアンクランプする装置であり、Z軸方向に移動可能である。テールストックユニット130のワークWと対向する面には、ワークWをワーク主軸120に押し付けるように心押しセンタ132が設けられている。本実施形態の複合加工機100は、図1に示すようにワーク主軸120に取り付けられたワークWをテールストックユニット130によってクランプし、かかるワークWを工具主軸110に取り付けられた工具によって加工する。
また本実施形態の複合加工機100は更に、Z軸駆動機構140、第1レール152、第2レール154(後述するように、第1レール152と第2レール154とが連続して一体となっていてもよい)、パイロットバー160およびクランプ駆動源170を備える。Z軸駆動機構140は、Z軸駆動モータ142およびZ軸駆動ボールネジ144を含んで構成され、ワーク主軸120(Z軸テーブル102)をワークWのZ軸方向に移動させる。
Z軸駆動モータ142は、Z軸方向に沿って設けられたZ軸駆動ボールネジ144を回動させるための駆動源であり、ベッド104上に固定されている。Z軸駆動ボールネジ144は、Z軸駆動モータ142に一端が固定され、ベッド104上に配置されたストッパ146に他端が固定されている。
第1レール152は、ベッド104上に配置されていて、ワーク主軸120のZ軸方向の移動を案内する。第2レール154は、ベッド104上に配置されていて、テールストックユニット130のZ軸方向の移動を案内する。
パイロットバー160は、ワーク主軸120とテールストックユニット130とを、Z軸方向における相対的な間隔を変更自在に接続する部材である。これにより、ワーク主軸120は、パイロットバー160によってZ軸テーブル102を介してテールストックユニット130に接続されている。したがってワーク主軸120が移動すると、テールストックユニット130がワーク主軸120に追従して同じ方向に移動する。
クランプ駆動源170は、パイロットバー160を進退させることでワーク主軸120とテールストックユニット130との相対的な間隔を変更する。クランプ駆動源170としては、例えば油圧シリンダやモータを例示することができるが、これに限定するものではなく、他の既知の装置を用いてもよい。
以下、図1および図2に示す複合加工機100の動作を説明する。本実施形態の複合加工機100では、Z軸駆動機構140によってワーク主軸120をワークWのZ軸方向に移動させ、クランプ駆動源170によってワーク主軸120とテールストックユニット130との相対的な間隔を変更することにより、ワークWをクランプまたはアンクランプする。
詳細には図1に示すようにワークWがクランプされている状態では、ワークWは、ワーク主軸120に取り付けられ、テールストックユニット130の心押しセンタ132によって矢印D1方向に付勢されることにより、それらに挟持されている。
本実施形態の複合加工機100では、ワークWを加工する際にまずZ軸駆動モータ142を駆動する。これにより、Z軸駆動ボールネジ144が回転することでZ軸テーブル102が第1レール152を走行し、ひいてはワーク主軸120がZ軸方向に移動する。ワーク主軸120はパイロットバー160によってテールストックユニット130と接続されているため、テールストックユニット130は、ワーク主軸120に追従して第2レール154上を走行してZ軸方向に移動する。その結果、ワーク主軸120およびテールストックユニット130はワークWを挟持した状態でZ軸方向に移動し、ワークWは、工具主軸110に取り付けられた工具112に対して相対的に移動する。
上記構成によれば、ワーク主軸120を移動させる動力源であるZ軸駆動モータ142によってワーク主軸120と連動してテールストックユニット130を移動させることができる。したがって従来のように工具主軸110にZ軸方向への駆動源を持たせる場合に比して、大きな動力源を必要とすることなく工具主軸110およびテールストックユニット130を移動させることができる。したがって複合加工機100の小型化を図ることが可能である。
ワークWを交換する場合等、ワークWをアンクランプする際には、まずクランプ駆動源170を駆動する。これにより、パイロットバー160がテールストックユニット130に向かって前進する。換言すれば、テールストックユニット130はパイロットバー160によってワーク主軸120から離間する方向(D2方向)に付勢され、第2レール154上を走行する。その結果、図2に示すようにテールストックユニット130の心押しセンタ132がワークWから離れた状態となり、ワークWがアンクランプされた状態となる。
ワークWの交換等の作業が完了したら、クランプ駆動源170を再度駆動する。そしてパイロットバー160をワーク主軸120に向かって後退させる。これにより、テールストックユニット130はパイロットバー160によってワーク主軸120に近接する方向(D1方向)に付勢され、第2レール154上を走行する。その結果、図1に示すようにテールストックユニット130の心押しセンタ132がワークWに接触した状態となり、ワークWがクランプされた状態となる。
上記説明したように本実施形態の複合加工機100によれば、クランプ駆動源170によってパイロットバー160を進退させることでワーク主軸120とテールストックユニット130との相対的な間隔を変更することができる。したがって、ワークWのクランプおよびアンクランプを容易に行うことが可能である。
またパイロットバー160はねじが切ってあり、テールストックユニット130はパイロットバー160に対して位置調整可能となっている。これにより、ワークWのサイズに応じて大まかにテールストックユニット130の位置を合わせておき、クランプ駆動源170は短いストロークでクランプとアンクランプを行うことが可能である。
なお本実施形態の複合加工機100では第1レール152と第2レール154とを別体とする構成を例示したが、これに限定するものではない。第1レール152と第2レール154とが一体となった構成であっても、上記と同様の効果を得ることが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は斯かる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、工具主軸とワーク主軸とテールストックユニットとを備えた複合加工機として利用することができる。
100…複合加工機、102…Z軸テーブル、104…ベッド、110…工具主軸、112…工具、120…ワーク主軸、130…テールストックユニット、132…心押しセンタ、140…Z軸駆動機構、142…Z軸駆動モータ、144…Z軸駆動ボールネジ、146…ストッパ、152…第1レール、154…第2レール、160…パイロットバー、170…クランプ駆動源、R…回転軸、W…ワーク
Claims (1)
- 工具を交換可能に取り付けられる工具主軸と、
ワークを交換可能に取り付けられるワーク主軸と、
前記ワーク主軸を前記ワークの回転軸方向であるZ軸方向に移動させるZ軸駆動機構と、
前記Z軸方向に移動可能なテールストックユニットと、
前記ワーク主軸と前記テールストックユニットとを、前記Z軸方向における相対的な間隔を変更自在に接続するパイロットバーと、
前記パイロットバーを前記Z軸方向に進退させて前記相対的な間隔を変更するクランプ駆動源と、
を備えたことを特徴とする複合加工機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022089659A JP2023177006A (ja) | 2022-06-01 | 2022-06-01 | 複合加工機 |
CN202310638934.7A CN117140190A (zh) | 2022-06-01 | 2023-06-01 | 复合加工机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022089659A JP2023177006A (ja) | 2022-06-01 | 2022-06-01 | 複合加工機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023177006A true JP2023177006A (ja) | 2023-12-13 |
Family
ID=88885061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022089659A Pending JP2023177006A (ja) | 2022-06-01 | 2022-06-01 | 複合加工機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023177006A (ja) |
CN (1) | CN117140190A (ja) |
-
2022
- 2022-06-01 JP JP2022089659A patent/JP2023177006A/ja active Pending
-
2023
- 2023-06-01 CN CN202310638934.7A patent/CN117140190A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN117140190A (zh) | 2023-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5313694A (en) | Machine tool for non-circular and other machining | |
KR101927767B1 (ko) | 5축 가공기 | |
US7137939B2 (en) | Machine tool and boring bar magazine | |
CN1312746A (zh) | 具有冷车削附件的磨床 | |
JP4572133B2 (ja) | 中空ワークの内面加工装置 | |
JP5380963B2 (ja) | レスト装置を備える工作機械およびレスト装置を用いる加工方法 | |
US3731566A (en) | Rest apparatus for preventing bending of a workpiece | |
KR20200068039A (ko) | Cnc 싱글 터릿-듀얼 스핀들-2배의 가공 효율을 가진 금속 가공기 | |
JP6768154B2 (ja) | 工作機械の工具交換制御方法 | |
JP2023177006A (ja) | 複合加工機 | |
KR20220124534A (ko) | 내부를 절삭가공하기 위한 가공장치 | |
JP4460351B2 (ja) | クランプ機能付き送り駆動装置、および工作機械 | |
KR101975208B1 (ko) | 가공장치의 제어방법 | |
JP7100491B2 (ja) | 加工負荷再現治具および工作機械の加工負荷測定方法 | |
JP2590593Y2 (ja) | 工作機械のワーク振れ止め装置 | |
KR20140012470A (ko) | 선반의 주축 브레이크 장치 | |
JP2002103115A (ja) | 複合加工用工作機械 | |
JPS6034206A (ja) | 円筒切削盤 | |
KR20190082185A (ko) | 내부를 절삭가공하기 위한 가공장치 | |
JPS62255065A (ja) | ジグ研削盤のクイル軸移動装置 | |
KR200227468Y1 (ko) | 다중가공을위한수치제어선반의공작물푸싱장치 | |
JP3759253B2 (ja) | ピストンリングの加工装置 | |
KR20190019406A (ko) | 내부를 절삭가공하기 위한 가공장치 | |
JP2001198703A (ja) | 複合移動軸を備えた数値制御工作機械及びこの数値制御工作機械による加工方法 | |
JPH0288102A (ja) | Nc切削加工装置 |