JPH0435804A - 複数個加工方法およびその装置 - Google Patents
複数個加工方法およびその装置Info
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- JPH0435804A JPH0435804A JP14405190A JP14405190A JPH0435804A JP H0435804 A JPH0435804 A JP H0435804A JP 14405190 A JP14405190 A JP 14405190A JP 14405190 A JP14405190 A JP 14405190A JP H0435804 A JPH0435804 A JP H0435804A
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- spindle
- spindles
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 2
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 abstract 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 30
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- 241000549194 Euonymus europaeus Species 0.000 description 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
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- Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、例えばアルミサツシ等、ワーク表面にうねり
を生じて表面高さにばらつきのある複数個のワークに対
し或はワークの複数箇所に対し、それぞれのワーク表面
から同−加工深さで同時加工を行うための加工方法およ
びその装置に関する。
を生じて表面高さにばらつきのある複数個のワークに対
し或はワークの複数箇所に対し、それぞれのワーク表面
から同−加工深さで同時加工を行うための加工方法およ
びその装置に関する。
[従来技術]
例えば第6図で示すようなアルミサツシ等の長尺の押し
出し材Wにおいては、加工深さの寸法りはダイス等で正
確に管理されているが、ワーク表面Waは通常長手方向
にうねっており、表面高さにばらつきがある、したがっ
て、ワーク表面Waより一定の加工深さで長手方向の短
かい距離に渡って加工する場合は、例えば−度ワーク表
面W a tツールで接触し、これによる通電等の手段
でワーク表面位置を検出してから正確に上記寸法りの加
工を行う方法が用いられる。
出し材Wにおいては、加工深さの寸法りはダイス等で正
確に管理されているが、ワーク表面Waは通常長手方向
にうねっており、表面高さにばらつきがある、したがっ
て、ワーク表面Waより一定の加工深さで長手方向の短
かい距離に渡って加工する場合は、例えば−度ワーク表
面W a tツールで接触し、これによる通電等の手段
でワーク表面位置を検出してから正確に上記寸法りの加
工を行う方法が用いられる。
この場合1つの加工主軸でワークを1個ずつ加工するこ
とは従来からなされている。しかし、近年、より生産性
を上げるために複数個同時加工する方法が強く要請され
ている。
とは従来からなされている。しかし、近年、より生産性
を上げるために複数個同時加工する方法が強く要請され
ている。
[発明が解決しようとする問題点]
このために、複数本のスピンドルを備えた多軸ヘッドを
用いることにより、複数個加工を行うことができるが、
ワークの表面高さがばらついている場合、それぞれに一
定の加工寸法で加工することは不可能であった。
用いることにより、複数個加工を行うことができるが、
ワークの表面高さがばらついている場合、それぞれに一
定の加工寸法で加工することは不可能であった。
そこで、本発明は、ワーク表面高さにばらつきのあるワ
ークについてワーク表面よりの加工寸法の公差が厳しい
加工を、複数個同時に行うための加工方法およびその装
置を提供することを目的とする。
ークについてワーク表面よりの加工寸法の公差が厳しい
加工を、複数個同時に行うための加工方法およびその装
置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
すなわち、本発明は、同一ヘッド本体に設けた複数のス
ピンドルのうちの第1スピンドルに装着したツールの先
端位置よりも第1スピンドルを除く他のスピンドルに装
着したツールの先端位置を後退させた状態で、まずワー
クに向かってヘッド本体を送り移動させ、第1スピンド
ルがワーク表面位置を検出すると同時にヘッド本体を停
止し、次に他のスピンドルをワークに向かってそれぞれ
送り移動させ、各スピンドルがワーク表面位置を検出す
ると同時にそれぞれのスピンドルの送り移動を停止し、
全スピンドルがワーク表面位置を検出した状態よりヘッ
ド本体を加工送り移動させて複数のスピンドルによる複
数個同時加工を行うことにより、同種ワークの同一加工
を各ワーク表面位置を別々に検出しながら複数個同時加
工を行えるようにし、ワーク表面高さのばらつきに関係
なく、どのワークのどの加工位置においてもワーク表面
よりの一定の加工深さで加工できるようにしたものであ
る。
ピンドルのうちの第1スピンドルに装着したツールの先
端位置よりも第1スピンドルを除く他のスピンドルに装
着したツールの先端位置を後退させた状態で、まずワー
クに向かってヘッド本体を送り移動させ、第1スピンド
ルがワーク表面位置を検出すると同時にヘッド本体を停
止し、次に他のスピンドルをワークに向かってそれぞれ
送り移動させ、各スピンドルがワーク表面位置を検出す
ると同時にそれぞれのスピンドルの送り移動を停止し、
全スピンドルがワーク表面位置を検出した状態よりヘッ
ド本体を加工送り移動させて複数のスピンドルによる複
数個同時加工を行うことにより、同種ワークの同一加工
を各ワーク表面位置を別々に検出しながら複数個同時加
工を行えるようにし、ワーク表面高さのばらつきに関係
なく、どのワークのどの加工位置においてもワーク表面
よりの一定の加工深さで加工できるようにしたものであ
る。
[作用]
ヘッド本体の移動および各スピンドルのそれぞれの送り
移動によって、各スピンドル毎に対応するワークの表面
位置が効率よく短時間で検出され、全スピンドルのワー
ク表面位置検出により、その位置からヘッド本体の移動
のみで同一加工を複数個同時に行う。
移動によって、各スピンドル毎に対応するワークの表面
位置が効率よく短時間で検出され、全スピンドルのワー
ク表面位置検出により、その位置からヘッド本体の移動
のみで同一加工を複数個同時に行う。
[実施例]
以下、本発明の具体的一実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
本実施例では2つのスピンドルを備えた2軸型の加工装
置について説明する。
置について説明する。
第1図は加工装置全体図を示し、第2図はヘッド部分の
上面図、第3図は第2図のA矢視側面図、第4図は同上
B−B矢視断面図、第5図は加工時におけるヘッドの動
作説明図である。
上面図、第3図は第2図のA矢視側面図、第4図は同上
B−B矢視断面図、第5図は加工時におけるヘッドの動
作説明図である。
第1図において、1は固定ベース、2は固定ベース1上
をモータ3によって水平横方向(Z軸)に移動されるX
軸コラム、4はX軸コラム2上をモータ5によって水平
前後方向(Y軸)に移動されるY軸コラム、6はY軸コ
ラム4に対しモータ7によって垂直方向(Z軸)に移動
されるサドル、8はサドル6に一体に固定され2つのス
ピンドルS1、S2を保持するヘッド本体である。9は
F記固定ベース1上に固定されたワーク取付台で、この
ワーク取付台9上にワーククランプ装置10によって2
個のワークW5、W2がそれぞれ取付けられている。
をモータ3によって水平横方向(Z軸)に移動されるX
軸コラム、4はX軸コラム2上をモータ5によって水平
前後方向(Y軸)に移動されるY軸コラム、6はY軸コ
ラム4に対しモータ7によって垂直方向(Z軸)に移動
されるサドル、8はサドル6に一体に固定され2つのス
ピンドルS1、S2を保持するヘッド本体である。9は
F記固定ベース1上に固定されたワーク取付台で、この
ワーク取付台9上にワーククランプ装置10によって2
個のワークW5、W2がそれぞれ取付けられている。
第2図ないし第4図に示すように、ヘッド本体8は第1
スピンドルS1のスピンドルハウジング11を一体に支
持するとともに、第2スピンドルS2のスピンドルハウ
ジング12を支持枠13を介して加工送り方向であるZ
軸と同一方向に移動自在に支持している。すなわち、ヘ
ッド本体8には送り駆動手段としてのモータ14が取り
付けられ、このモータ軸14aと同軸に減速機30を介
して連結した送りねじ15と上記支持枠13に固定した
ナツト部材16との螺合により、スピンドルハウジング
12はリニアガイド17に沿ってZ軸方向に移動される
。また、上記スピンドルハウジング12に設けられたド
グ18は上昇限のオーバートラベル検知用のドグで、ヘ
ッド本体8側に設けた検知スイッチ19に対応している
。
スピンドルS1のスピンドルハウジング11を一体に支
持するとともに、第2スピンドルS2のスピンドルハウ
ジング12を支持枠13を介して加工送り方向であるZ
軸と同一方向に移動自在に支持している。すなわち、ヘ
ッド本体8には送り駆動手段としてのモータ14が取り
付けられ、このモータ軸14aと同軸に減速機30を介
して連結した送りねじ15と上記支持枠13に固定した
ナツト部材16との螺合により、スピンドルハウジング
12はリニアガイド17に沿ってZ軸方向に移動される
。また、上記スピンドルハウジング12に設けられたド
グ18は上昇限のオーバートラベル検知用のドグで、ヘ
ッド本体8側に設けた検知スイッチ19に対応している
。
各スピンドルハウジング11.12内にはそれぞれ第1
スピンドルS1、第2スピンドルS2が軸受20を介し
て回転自在に支承され、かつ各スピンドルS1、S2は
それぞれのスピンドルハウジング11.12に内蔵され
た主軸モータ21.21によりそれぞれ回転駆動される
。さらに、各スピンドルS1、S2内にはそれぞれ先端
にツールクランプ爪22aを有するクランプロッド22
が軸方向に進退自在に挿入され、ツールホルダー23を
各スピンドルs、、S2に対レクランブするものである
。24は上記クランプロッド22の進退駆動用のシリン
ダーである。また25はそのクランプロッド22上端に
設けたクランプ・アンクランプ検知用ドグで、シリンダ
24のケースに設けたクランプ検知用スイッチ26とア
ンクランプ検知用スイッチ27とに対応している。
スピンドルS1、第2スピンドルS2が軸受20を介し
て回転自在に支承され、かつ各スピンドルS1、S2は
それぞれのスピンドルハウジング11.12に内蔵され
た主軸モータ21.21によりそれぞれ回転駆動される
。さらに、各スピンドルS1、S2内にはそれぞれ先端
にツールクランプ爪22aを有するクランプロッド22
が軸方向に進退自在に挿入され、ツールホルダー23を
各スピンドルs、、S2に対レクランブするものである
。24は上記クランプロッド22の進退駆動用のシリン
ダーである。また25はそのクランプロッド22上端に
設けたクランプ・アンクランプ検知用ドグで、シリンダ
24のケースに設けたクランプ検知用スイッチ26とア
ンクランプ検知用スイッチ27とに対応している。
そして、上記各モータ3.5.7.14の駆動は図示し
ないNC装置により行われる。
ないNC装置により行われる。
また、各スピンドルS1、S2とワークW1、W2間に
はそれぞれワーク表面位置検出手段としての通電検知回
路28.29が設けられ、スピンドルS1、S2に装着
されたツールT1、T2のそれぞれのワークW1、W2
どの接触により電流が流れ、それによって通電検知が働
き、ワーク表面位置を検出するようになっている。
はそれぞれワーク表面位置検出手段としての通電検知回
路28.29が設けられ、スピンドルS1、S2に装着
されたツールT1、T2のそれぞれのワークW1、W2
どの接触により電流が流れ、それによって通電検知が働
き、ワーク表面位置を検出するようになっている。
次に作用を説明する。
ワークの加工寸法り七予め制御装置に指定しておき、各
通電検知回路28.29の通電検知によりワーク表面位
置を検出した後、加工開始しZ軸方向ではヘッド本体8
の寸法りの加工送りがなされるように加ニブログラムが
組まれている。
通電検知回路28.29の通電検知によりワーク表面位
置を検出した後、加工開始しZ軸方向ではヘッド本体8
の寸法りの加工送りがなされるように加ニブログラムが
組まれている。
まず、同種ワークW1、W2がワーク取付台9上に2個
取付けられると、ヘッド本体8は第1図の状態からX、
Y輸送りにより、ワークW1、W2の加工位置上方に2
本のツールTi、T2を位置させる(第5図(a))。
取付けられると、ヘッド本体8は第1図の状態からX、
Y輸送りにより、ワークW1、W2の加工位置上方に2
本のツールTi、T2を位置させる(第5図(a))。
通常、2本のツールT1、T2先端は同一高さにあり、
この高さを第2スピンドルS2のヘッド本体8に対する
原位置高さとしている。
この高さを第2スピンドルS2のヘッド本体8に対する
原位置高さとしている。
ここでワークW1、W2への貫通穴加工の場合は、各ワ
ーク表面からの加工深さ指定を必要としないため、それ
ぞれのワークW1、W2についての表面位置の検出は必
要ないが、両ワークW1、W2に上記指定寸法りで同−
加工深さの加工を行う場合には、加ニブログラムに従い
、第5図のようなスピンドルS1、S2の送り動作がな
される。
ーク表面からの加工深さ指定を必要としないため、それ
ぞれのワークW1、W2についての表面位置の検出は必
要ないが、両ワークW1、W2に上記指定寸法りで同−
加工深さの加工を行う場合には、加ニブログラムに従い
、第5図のようなスピンドルS1、S2の送り動作がな
される。
まず、第5図(a)の状態から、モータ14によりスピ
ンドルS2を設定量mだけ上昇させ、スピンドルS、の
ツールT1先端位置を高い位置にセットする(同図(b
))。なお、設定量mは少なくともワーク表面高さのば
らつきの幅またはそれ以上の値に設定する。
ンドルS2を設定量mだけ上昇させ、スピンドルS、の
ツールT1先端位置を高い位置にセットする(同図(b
))。なお、設定量mは少なくともワーク表面高さのば
らつきの幅またはそれ以上の値に設定する。
この(b)の状態から、まずモータ7によりサドル6を
介してヘッド本体8を下降させ2.まずツールT1先端
をワークW1表面に接触させる。この接触により、通電
検知回路28が働き、これと同時にNCのスキップ機能
でモータ7が停止され、ヘッド本体8の下降動作は停止
される(同図(C))。
介してヘッド本体8を下降させ2.まずツールT1先端
をワークW1表面に接触させる。この接触により、通電
検知回路28が働き、これと同時にNCのスキップ機能
でモータ7が停止され、ヘッド本体8の下降動作は停止
される(同図(C))。
この(C)の状態から、次にモータ14によりスピンド
ルS2を下降させ、ツールT2先端をワークW2表面に
接触させる。この接触により、通電検知回路29が働き
、これと同時にモータ14が停止され、スピンドルS2
の下降動作は停止される(同図(d))。
ルS2を下降させ、ツールT2先端をワークW2表面に
接触させる。この接触により、通電検知回路29が働き
、これと同時にモータ14が停止され、スピンドルS2
の下降動作は停止される(同図(d))。
上記両検知回路28と29にて通電検知が確認されると
、(d)の状態から加工開始される。Z軸方向ではモー
タ7により指定寸法りだけヘッド本体8を加工送りさせ
、それぞれのツールT1、T2により両ワークW1、W
2の同−深さの同時加工がなされる。
、(d)の状態から加工開始される。Z軸方向ではモー
タ7により指定寸法りだけヘッド本体8を加工送りさせ
、それぞれのツールT1、T2により両ワークW1、W
2の同−深さの同時加工がなされる。
寸法りの加工が終了すると(同図(e))、モータ7と
14をそれぞれ逆転させヘッド本体8およびスピンドル
S2を上昇移動させ、同図(b)の最初の設定位置に戻
す。
14をそれぞれ逆転させヘッド本体8およびスピンドル
S2を上昇移動させ、同図(b)の最初の設定位置に戻
す。
この後、さらに同一の加工を行うには、同図(b)から
(c)→(d)→(e)→(f)の順で加工′#:II
Iり返す。
(c)→(d)→(e)→(f)の順で加工′#:II
Iり返す。
なお、ワーク表面位置検出を要しない加工の場合紘、同
図(5L)のように第2スピンドルS2を原位置高さに
戻し、検知回路28.29を作動させないで加工を行う
ことができる。
図(5L)のように第2スピンドルS2を原位置高さに
戻し、検知回路28.29を作動させないで加工を行う
ことができる。
[変形例1
上記実施例においては、2本のスピンドルを保持した2
軸型の加工装置について説明したが、本発明は2軸型に
限らず3本以上のスピンドルを保持した3軸以上の多軸
型の加工装置にも十分に応用でき、この場合も同様に第
1スピンドルを除く他のスピンドルをヘッド本体に対し
それぞれ加工送り方向に移動自在に取付け、ワーク表面
位置検出開始時は第1スピンドルのツール先端よりも他
のスピンドルの各ツール先端高さをわずかに高い位置に
おき、この状態からまずヘッド本体を下降させ、第1ス
ピンドルでのワーク表面位置検出後、他のスピンドルを
それぞれ下降させ、全てのワーク表面位置検出を確認し
た時点で、ヘッド本体の送りで同時加工を行うことが可
能である。
軸型の加工装置について説明したが、本発明は2軸型に
限らず3本以上のスピンドルを保持した3軸以上の多軸
型の加工装置にも十分に応用でき、この場合も同様に第
1スピンドルを除く他のスピンドルをヘッド本体に対し
それぞれ加工送り方向に移動自在に取付け、ワーク表面
位置検出開始時は第1スピンドルのツール先端よりも他
のスピンドルの各ツール先端高さをわずかに高い位置に
おき、この状態からまずヘッド本体を下降させ、第1ス
ピンドルでのワーク表面位置検出後、他のスピンドルを
それぞれ下降させ、全てのワーク表面位置検出を確認し
た時点で、ヘッド本体の送りで同時加工を行うことが可
能である。
また、第1スピンドルに対し第2スピンドルを移動自在
にさらに第2スピンドルに対し第3スピンドルを移動自
在にした順次搭載型の構造でもよい。
にさらに第2スピンドルに対し第3スピンドルを移動自
在にした順次搭載型の構造でもよい。
また、第1スピンドルを除く他のスピンドルの送り駆動
用のモータ14は特にNG副制御なくともよい。
用のモータ14は特にNG副制御なくともよい。
さらに本発明は、複数個ワークの同時加工に限らず、1
個のワークに対して複数箇所の同時加工も可能であり、
表面にうねりのあるワークでもどの位置に対しても一定
の加工深さで同時に複数個加工を行うことができる。
個のワークに対して複数箇所の同時加工も可能であり、
表面にうねりのあるワークでもどの位置に対しても一定
の加工深さで同時に複数個加工を行うことができる。
[発明の効果]
本発明によれば、ヘッド本体に設けられた第1スピンド
ルに対し他のスピンドルは加工送り方向に相対移動可能
に設定されるとともに、各スピンドル毎にワーク表面位
置検出が行われるので、各スピンドルに対応するワーク
の表面位置に合わせた加工開始位置が決まり、この位置
よりヘッド本体の移動のみで全スピンドルが同時に加工
送りされる。よって、複数個のワーク或はワークの複数
箇所を同時に同−加工深さでそれぞれ正確な寸法の加工
が行える。
ルに対し他のスピンドルは加工送り方向に相対移動可能
に設定されるとともに、各スピンドル毎にワーク表面位
置検出が行われるので、各スピンドルに対応するワーク
の表面位置に合わせた加工開始位置が決まり、この位置
よりヘッド本体の移動のみで全スピンドルが同時に加工
送りされる。よって、複数個のワーク或はワークの複数
箇所を同時に同−加工深さでそれぞれ正確な寸法の加工
が行える。
よって、例えばアルミサツシのような表面にうねりのあ
るワークに対し、ワーク表面よりの加工寸法の公差が厳
しい加工を行う場合に、複数個のワーク或は複数箇所を
同一ヘッドでしかもワーク表面高さにばらつきがあるに
も拘らずそれぞれ正確な寸法で同時加工でき、ワーク複
数個加工を可能とするため、生産性を著しく高めること
ができる。
るワークに対し、ワーク表面よりの加工寸法の公差が厳
しい加工を行う場合に、複数個のワーク或は複数箇所を
同一ヘッドでしかもワーク表面高さにばらつきがあるに
も拘らずそれぞれ正確な寸法で同時加工でき、ワーク複
数個加工を可能とするため、生産性を著しく高めること
ができる。
また、第1スピンドルでのワーク表面位置検出時は他の
スピンドルのツールがワーク表面より必ず逃げており、
しかも他のスピンドルのワーク表面位置検出は第1スピ
ンドルによるワーク表面位置後であるので、その公地の
スピンドルのワーク表面位置検出のための移動量が短縮
され、各ツールを短時間で加工開始位置に持っていくこ
とができ、さらに、加工時はヘッド本体と一体的に全ス
ピンドルが同時に加工送りされるため、−度に複数個が
同−深さで加工できる。
スピンドルのツールがワーク表面より必ず逃げており、
しかも他のスピンドルのワーク表面位置検出は第1スピ
ンドルによるワーク表面位置後であるので、その公地の
スピンドルのワーク表面位置検出のための移動量が短縮
され、各ツールを短時間で加工開始位置に持っていくこ
とができ、さらに、加工時はヘッド本体と一体的に全ス
ピンドルが同時に加工送りされるため、−度に複数個が
同−深さで加工できる。
第1図は本発明装置の一実施例である2軸型の加工装置
の全体図、第2図はヘッド部分の平面図、第3図は第2
図のA矢視側面図、第4図は同上B−B矢視断面図、第
5図は加工時のヘッドの動作説明図、第6図はワーク例
を示す斜視図である。 8・・ヘッド本体、11.12・・・スピンドルハウジ
ング、14・・・送り駆動手段としてのモータ28.2
9・・・ワーク表面位置検圧手段としての通電検知回路
、Sl、S2・・・第1および第2スピンドル、T1、
T2・・・ツール、Wl、W2・・・ワーク。 特許出願人 株式会社日平トヤマ 第 図 第 図 第2図 第6図 第4図
の全体図、第2図はヘッド部分の平面図、第3図は第2
図のA矢視側面図、第4図は同上B−B矢視断面図、第
5図は加工時のヘッドの動作説明図、第6図はワーク例
を示す斜視図である。 8・・ヘッド本体、11.12・・・スピンドルハウジ
ング、14・・・送り駆動手段としてのモータ28.2
9・・・ワーク表面位置検圧手段としての通電検知回路
、Sl、S2・・・第1および第2スピンドル、T1、
T2・・・ツール、Wl、W2・・・ワーク。 特許出願人 株式会社日平トヤマ 第 図 第 図 第2図 第6図 第4図
Claims (2)
- (1)同一ヘッド本体に保持した複数のスピンドルのう
ちの第1スピンドルに装着したツールの先端位置よりも
第1スピンドルを除く他のスピンドルに装着したツール
の先端位置を後退させた状態で、まずワークに向かつて
ヘッド本体を送り移動させ、第1スピンドルがワーク表
面位置を検出すると同時にヘッド本体を停止し、次に他
のスピンドルをワークに向かつてそれぞれ送り移動させ
、各スピンドルがワーク表面位置を検出すると同時にそ
れぞれのスピンドルの送り移動を停止し、全スピンドル
がワーク表面位置を検出した状態よりヘッド本体を加工
送り移動させて複数のスピンドルによるワークの複数個
同時加工を行うことを特徴とする複数個加工方法。 - (2)加工送り方向に移動されるヘッド本体に第1スピ
ンドルを支承し、第1スピンドルを除く他のスピンドル
のスピンドルハウジングを上記ヘッド本体に加工送り方
向に移動自在に支持するとともに、上記各スピンドルハ
ウジングそれぞれの送り駆動手段を有し、かつ上記各ス
ピンドルそれぞれにワーク表面位置検出手段を設け、ヘ
ッド本体および各スピンドルハウジングの送り移動によ
って別々にワーク表面位置を検出し、ワークの複数個同
時加工を行うことを特徴とする複数個加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14405190A JP2866709B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 複数個加工方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14405190A JP2866709B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 複数個加工方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0435804A true JPH0435804A (ja) | 1992-02-06 |
JP2866709B2 JP2866709B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=15353176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14405190A Expired - Fee Related JP2866709B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 複数個加工方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2866709B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7252466B1 (en) | 2006-09-12 | 2007-08-07 | Roch Gerald V | Tool position referencing for CNC machines |
JP2014133299A (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-24 | Bumotec Sa | 2つのワークスピンドルを備えた機械加工ユニット |
CN110300648A (zh) * | 2016-12-20 | 2019-10-01 | 席尔梅尔机器有限公司 | 用于加工例如窗型材或门型材的棒状工件的设备 |
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