JPS6210024Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6210024Y2 JPS6210024Y2 JP11346082U JP11346082U JPS6210024Y2 JP S6210024 Y2 JPS6210024 Y2 JP S6210024Y2 JP 11346082 U JP11346082 U JP 11346082U JP 11346082 U JP11346082 U JP 11346082U JP S6210024 Y2 JPS6210024 Y2 JP S6210024Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machining
- movable element
- workpiece
- head
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 27
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 4
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 3
Landscapes
- Drilling And Boring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は工作物の多面加工機に関し、その目的
は、異なる２面の加工個所を有する工作物の加工
において、工作物を回転することなく加工可能と
したことである。
は、異なる２面の加工個所を有する工作物の加工
において、工作物を回転することなく加工可能と
したことである。
従来、工作物の第１面側に位置する加工個所を
加工した後に、続いて第１面と直交する第２面側
に位置する加工個所を加工しようとする場合、第
２加工面を加工ヘツドと対向させるべく工作物を
水平軸あるいは垂直線軸回りに回転させていた。
加工した後に、続いて第１面と直交する第２面側
に位置する加工個所を加工しようとする場合、第
２加工面を加工ヘツドと対向させるべく工作物を
水平軸あるいは垂直線軸回りに回転させていた。
ところが、工作物によつては主たる加工個所は
第１面に集中しているが、極く一部の加工個所に
ついては第１面と異なる他の第２面にある場合が
ある。この第２面の加工は工作物の姿勢を変えな
い限り、一般の立形タレツトヘツドでは加工する
ことができない。従つて、治具に工作物を回転さ
せる装置を設けなければならず、それ以外では別
工程で加工せざるを得ない。
第１面に集中しているが、極く一部の加工個所に
ついては第１面と異なる他の第２面にある場合が
ある。この第２面の加工は工作物の姿勢を変えな
い限り、一般の立形タレツトヘツドでは加工する
ことができない。従つて、治具に工作物を回転さ
せる装置を設けなければならず、それ以外では別
工程で加工せざるを得ない。
極く一部の加工のために別工程のマシンを設備
することは不経済であり、また工作物の取付け取
外しの手間も多くなり加工能率上からも不利であ
る。
することは不経済であり、また工作物の取付け取
外しの手間も多くなり加工能率上からも不利であ
る。
一方、治具に回転装置を設けることは、治具の
構成が複雑となり、高価となる欠点がある。
構成が複雑となり、高価となる欠点がある。
本考案は、上記従来の問題を解消するために提
案されたものであり、その特長は、第２面側を加
工する加工ヘツドを第１面の加工ヘツドの第１面
と平行な方向に移動する可動要素上に一体的に設
け、工作物の第１面を、その加工ヘツドに対向さ
せた状態で、第２面側の加工を行うようにしたも
のである。
案されたものであり、その特長は、第２面側を加
工する加工ヘツドを第１面の加工ヘツドの第１面
と平行な方向に移動する可動要素上に一体的に設
け、工作物の第１面を、その加工ヘツドに対向さ
せた状態で、第２面側の加工を行うようにしたも
のである。
以下本考案の実施例を図面により説明する。１
はヘツド、２はヘツド１上に固設された固定台で
ある。この固定台２にはＸ軸線方向の案内面を有
し、これに第１可動要素３が摺動自在に案内され
ている。この第１可動要素３にはＹ軸線方向の案
内面を持ち、これに第２可動要素４が案内されて
いる。さらに、第２可動要素４にはＺ軸方向の案
内面を有し、これに第３可動要素が案内されてい
る。この第３可動要素５には放射方向に多数の工
具スピンドルを有するタレツト状の第１加工ヘツ
ド６が設けられている。７はＸ軸送り用サーボモ
ータ、８はＹ軸送り用サーボモータ、９はＺ軸送
り用サーボモータ、１０は第１加工ヘツド６を軸
線Ｌを中心として割出しする割出し用モータであ
る。
はヘツド、２はヘツド１上に固設された固定台で
ある。この固定台２にはＸ軸線方向の案内面を有
し、これに第１可動要素３が摺動自在に案内され
ている。この第１可動要素３にはＹ軸線方向の案
内面を持ち、これに第２可動要素４が案内されて
いる。さらに、第２可動要素４にはＺ軸方向の案
内面を有し、これに第３可動要素が案内されてい
る。この第３可動要素５には放射方向に多数の工
具スピンドルを有するタレツト状の第１加工ヘツ
ド６が設けられている。７はＸ軸送り用サーボモ
ータ、８はＹ軸送り用サーボモータ、９はＺ軸送
り用サーボモータ、１０は第１加工ヘツド６を軸
線Ｌを中心として割出しする割出し用モータであ
る。
１１は治具であり、ヘツド１上に前記第１加工
ヘツド６と対向的に設置されている。この治具１
１には工作物Ｗをクランプするクランパ１２を装
備しており、第１加工ヘツド６にて加工すべき第
１面W1を上面にしてクランプされる。従つて、
この第１面W1と直交する第２面W2は垂直面で位
置される。
ヘツド６と対向的に設置されている。この治具１
１には工作物Ｗをクランプするクランパ１２を装
備しており、第１加工ヘツド６にて加工すべき第
１面W1を上面にしてクランプされる。従つて、
この第１面W1と直交する第２面W2は垂直面で位
置される。
そこで、本考案は、第１面W1と平行な方向に
移動する可動要素、すなわち、Ｙ軸方向に移動す
る第２可動要素４にブラケツト１３を介して第２
面W2に対向する第２加工ユニツト１４を一体的
に取付けたものである。
移動する可動要素、すなわち、Ｙ軸方向に移動す
る第２可動要素４にブラケツト１３を介して第２
面W2に対向する第２加工ユニツト１４を一体的
に取付けたものである。
本考案は上記の通りの構造であるから、工作物
Ｗの第１面W1側は、第１加工ヘツド６のＸ，
Ｙ，Ｚの軸線方向の移動ならびに軸線Ｌを中心と
する割出しによつて加工され、また、第２面W2
側は、そのままの姿勢で第２加工ヘツド１４にて
加工される。この第２加工ヘツド１４を例えば下
穴加工のドリル工具と、ねじ立て用のタツプ工具
とをそれぞれ備えた周知のユニツトを並列させて
構成した場合、第２可動要素４のＹ軸方向の送り
により第２面W2の加工個所に対し、ドリル工具
を対応位置させ、第１可動要素３のＸ軸方向の送
りによつて穴明け切込み送りを与え、下穴加工後
にはタツプ工具を下穴と対応すべく第２可動要素
４のＹ軸方向の送りで位置を変更させ、第１可動
要素３のＸ軸方向の送りでねじ立ての送りを与え
るものである。尚ドリルユニツトならびにタツピ
ングユニツトにはスピンドルの回転と同時にスピ
ンドルを自動的に軸方向に進退送り移動する自動
送り装置を内蔵したものがある。このような機構
のドリルユニツトならびにタツピングユニツトを
第２加工ユニツト１４として用いる場合には、前
記第１可動要素３によるＸ軸方向の送り移動を与
える必要はなく、第２可動要素のＹ軸方向のみ制
御するだけでよい。
Ｗの第１面W1側は、第１加工ヘツド６のＸ，
Ｙ，Ｚの軸線方向の移動ならびに軸線Ｌを中心と
する割出しによつて加工され、また、第２面W2
側は、そのままの姿勢で第２加工ヘツド１４にて
加工される。この第２加工ヘツド１４を例えば下
穴加工のドリル工具と、ねじ立て用のタツプ工具
とをそれぞれ備えた周知のユニツトを並列させて
構成した場合、第２可動要素４のＹ軸方向の送り
により第２面W2の加工個所に対し、ドリル工具
を対応位置させ、第１可動要素３のＸ軸方向の送
りによつて穴明け切込み送りを与え、下穴加工後
にはタツプ工具を下穴と対応すべく第２可動要素
４のＹ軸方向の送りで位置を変更させ、第１可動
要素３のＸ軸方向の送りでねじ立ての送りを与え
るものである。尚ドリルユニツトならびにタツピ
ングユニツトにはスピンドルの回転と同時にスピ
ンドルを自動的に軸方向に進退送り移動する自動
送り装置を内蔵したものがある。このような機構
のドリルユニツトならびにタツピングユニツトを
第２加工ユニツト１４として用いる場合には、前
記第１可動要素３によるＸ軸方向の送り移動を与
える必要はなく、第２可動要素のＹ軸方向のみ制
御するだけでよい。
以上のように本考案にすると、直交する２つの
面に加工個所を有する工作物の加工において、工
作物を回転させることなく簡単な構成で加工する
ことができ、従来のように、回転装置を有する複
雑な構成の治具を不要とし、あるいは別工程のマ
シンを設備する必要がなくなり、能率的な多面加
工が得られる利点がある。
面に加工個所を有する工作物の加工において、工
作物を回転させることなく簡単な構成で加工する
ことができ、従来のように、回転装置を有する複
雑な構成の治具を不要とし、あるいは別工程のマ
シンを設備する必要がなくなり、能率的な多面加
工が得られる利点がある。
第１図は本考案の側面図、第２図は第１図矢
視平面図、第３図は第１図矢視正面図である。 １…ヘツド、２…固定台、３…第１可動要素、
４…第２可動要素、５…第３可動要素、６…第１
加工ヘツド、１１…治具、１３…ブラケツト、１
４…第２加工ヘツド、Ｗ…工作物、W1…第１
面、W2…第２面。
視平面図、第３図は第１図矢視正面図である。 １…ヘツド、２…固定台、３…第１可動要素、
４…第２可動要素、５…第３可動要素、６…第１
加工ヘツド、１１…治具、１３…ブラケツト、１
４…第２加工ヘツド、Ｗ…工作物、W1…第１
面、W2…第２面。
Claims (1)
- 互いに直交する第１面、第２面側にそれぞれ加
工個所を有する工作物に対し、第１面側の加工個
所を加工する第１加工ヘツドを第１面と平行な方
向に移動可能な可動要素ならびに第１面と直角を
なす方向に移動可能な可動要素によつて前記工作
物に対して移動可能に支持した加工装置におい
て、前記第２面側の加工個所を加工する第２加工
ヘツドを前記第１面と平行な方向に移動する可動
要素上に一体的に取付けたことを特徴とする多面
加工機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11346082U JPS5919207U (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 多面加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11346082U JPS5919207U (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 多面加工機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5919207U JPS5919207U (ja) | 1984-02-06 |
| JPS6210024Y2 true JPS6210024Y2 (ja) | 1987-03-09 |
Family
ID=30262641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11346082U Granted JPS5919207U (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 多面加工機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5919207U (ja) |
-
1982
- 1982-07-28 JP JP11346082U patent/JPS5919207U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5919207U (ja) | 1984-02-06 |
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