JP4270421B2 - 複合加工機械及び複合加工方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はターンブローチ加工と旋削(ターニング)加工の複合加工が可能な複合加工機械及び複合加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来軸物ワーク(以下単にワークという)の多くは旋盤などの旋削機械を使用して旋削加工しており、荒加工から仕上加工を連続して行うため、複数の工具をタレットに装着して、工具を順次交換しながらワークを加工するタレット旋盤も知られている。
【0003】
一方ワークを荒加工から仕上げ加工までを連続的に行う機械として、旋削ブローチ盤が公知である。
上記従来の旋削ブローチ盤は、円盤状のブローチ工具または直線状のブローチ工具に、荒加工から仕上げ加工までを行う複数のブローチ加工用チップを、円周方向または直線方向に間隔を存して取付け、かつワークを回転させながら、上記ブローチ工具をワークの接線方向へ回転、または直線移動させて、複数のブローチ加工用チップでワークを順次旋削ブローチ加工を行うように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記従来のタレット旋盤では、複数の工具を取付けるタレットが大型となるため、タレットを設置するのに多くのスペースを必要として、機械自体が大型かつ高価となる不具合がある。
【0005】
また上記従来の旋削ブローチ盤では、円盤状または直線状に形成されたブローチ工具に複数のチップを取付けた大きなブローチ工具を使用しているため、タレット旋盤と同様に機械自体が大型かつ高価になると共に、ブローチ工具は大型でかつ重量も重いため、交換するのに時間がかかり、この間加工作業が中断されるため、生産性が悪いなど不具合がある。
【0006】
一方特開昭63−19631号公報や特開昭63−196316号公報、特開昭63−237810号公報などに、工具を直線的に移動しながらワークを旋削加工する旋削機械が記載されている。
【0007】
しかしこれら公報は何れも、軸物ワークの軸線に直角な方向へのみ工具を直線移動させて、ワークをブローチ加工するもので、ワークの長手方向へ工具を移動させながら、ワークを旋削することができず、加工できるワークの種類が制限されて、汎用性に欠けるなどの不具合がある。
【0008】
この発明はかかる従来の不具合を改善するためになされたもので、ワークを回転させながら工具をワークの接線方向へ直線移動させてワークの加工を行うターンブローチ加工と、ワークを回転させながら工具を切込み移動させて、ワークの旋削加工を行うターニング加工を個々に、もしくは適宜組合せて加工することが可能な複合加工機械及び複合加工方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
上記目的を達成するため請求項1記載の発明は、ベッド上に設置され、かつ加工すべきワークの一端側をチャックにより把持してワークを回転させるワーク駆動ユニットと、上記ベッド上に設置され、かつ上記ワーク駆動ユニットのチャックとの間でワークを加工軸線上に支持するテールストックセンタと、X軸駆動手段及びY軸駆動手段により、上記加工軸線と平行するX軸及びX軸と直交するY軸方向へ移動自在な加工ユニットと、上記加工ユニットに設けられ、かつZ軸駆動手段によりワークの接線方向へ直線移動される工具とを具備し、
上記工具は、上記ワークと対向する面に、ワークの接線方向に直線移動しながらワークをターンブローチ加工するブローチ加工用チップと、ワークの接線方向の直線移動を停止させ、かつ加工ユニットをX軸及びY軸の少なくとも一方へ移動させながら、ワークをターニング加工する旋削加工用チップを、その工具の直線移動方向に沿って直線的に配列して設けた構成としたものである。
【0010】
上記構成により、従来のタレット旋盤や、ブローチ盤に比べて工具の小型化が図れるため、機械自体の小型化と、これに伴う価格の低減が図れると共に、工具の交換も短時間で容易に行えるため、生産性の向上が図れる。
また旋削加工用チップとブローチ加工用チップを直線的に配列したことにより、各チップ間の距離を小さくでき、これによってチップの割出し時間を短縮できるため、生産性が向上すると共に、チップの摩耗や欠損などにより、工具を取付けた状態でチップを交換する場合も、各チップ間の距離が短いため、チップの交換が短時間で容易に行えるようになる。
また、ワークを回転させながら加工ユニットをX軸及びY軸の少なくとも一方向へ移動させて、旋削加工用チップでワークを旋削加工するターニング加工に加え、工具をワークの接線方向へ移動させて、ブローチ加工用チップによりワークをブローチ加工するターンブローチ加工が1台の加工機械で行えるため、機械の汎用性が向上すると共に、機械全体の小型化も図れるようになる。
【0011】
上記目的を達成するため請求項2記載の発明は、ベッド上に設置され、かつ加工すべきワークの両端側をチャックにより把持して加工軸線上に支持し、かつワークを回転させる一対のワーク駆動ユニットと、X軸駆動手段及びY軸駆動手段により、上記加工軸線と平行するX軸及びX軸と直交するY軸方向へ移動自在な加工ユニットと、上記加工ユニットに設けられ、かつZ軸駆動手段によりワークの接線方向へ直線移動される工具とを具備し、
上記工具は、上記ワークと対向する面に、ワークの接線方向に直線移動しながらワークをターンブローチ加工するブローチ加工用チップと、ワークの接線方向の直線移動を停止させ、かつ加工ユニットをX軸及びY軸の少なくとも一方へ移動させながら、ワークをターニング加工する旋削加工用チップを、その工具の直線移動方向に沿って直線的に配列して設けた構成としたものである
【0012】
上記構成により、従来のタレット旋盤や、ブローチ盤に比べて工具の小型化が図れるため、機械自体の小型化と、これに伴う価格の低減が図れると共に、工具の交換も短時間で容易に行えるため、生産性の向上が図れる。
またブローチ加工用チップと旋削加工用チップを直線的に配列したことにより、各チップ間の距離を小さくでき、これによってチップの割出し時間を短縮できるため、生産性が向上すると共に、チップの摩耗や欠損などにより、工具を取付けた状態でチップを交換する場合も、各チップ間の距離が短いため、チップの交換が短時間で容易に行えるようになる。
また、ワークを回転させながら加工ユニットをX軸及びY軸の少なくとも一方向へ移動させて、旋削加工用チップでワークを旋削加工するターニング加工に加え、工具をワークの接線方向へ移動させて、ブローチ加工用チップによりワークをブローチ加工するターンブローチ加工が1台の加工機械で行えるため、機械の汎用性が向上すると共に、機械全体の小型化も図れるようになる。
【0013】
上記目的を達成するため請求項3記載の発明は、Z軸駆動手段により工具を上下方向または斜め上下方向へ直線移動自在としたものである。
【0014】
上記構成により、工具のZ軸方向の直線移動が精度よく行えるため、加工精度が向上する。
【0017】
上記目的を達成するため請求項4記載の発明は、請求項1〜3いずれか1項に記載の複合加工機械を用いてワークのターニング加工と、ターンブローチ加工の複合加工を行う複合加工方法であって、上記複合加工機械の工具を、ワークの接線方向へ移動させて、上記旋削加工用チップを加工位置へ位置決めし、その後ワークを回転させながら、工具をX軸及びY軸の少なくとも一方向へ移動させて、ワークを旋削加工するターニング加工工程と、上記工具をワーク軸方向のブローチ加工位置に割出した後、ワークを回転させながら、工具をワークの接線方向へ直線移動させて、工具に設けられたブローチ加工用チップでワークをブローチ加工するターンブローチ加工工程とを別個または適宜組合わせることにより、ワークのターニング加工と、ターンブローチ加工の複合加工を行うようにしたものである。
【0018】
上記方法により、1台の加工機械で、ワークのターニング加工とターンブローチ加工が行えるため、旋削機械とブローチ盤を設置する必要がなく、設備費の大幅な削減が図れると共に、ターニング加工とターンブローチ加工を連続的に行えるため、生産性も向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を図面を参照して詳述する。
図1は複合加工機械の正面図、図2は図1のA方向からの矢視図、図3は複合加工機械に使用する工具の拡大側面図、図4は図3のB方向からの矢視図、図5は図3のC−C線に沿う断面図、図6は複合加工機械の変形例を示す側面図、図7は複合加工機械の変形例を示す正面図である。
【0020】
これら図において1は複合加工機械本体で、X軸方向に長いベッド1aを有しており、このベッド1a上に、ワーク駆動ユニット2と、テールストックセンタ3がX軸方向に離間し、かつX軸方向に移動自在に設置されている。
上記ワーク駆動ユニット2には、X軸と平行する主軸4が回転自在に支承されていて、この主軸4のテールストックセンタ3側端部には、ワーク5の一端を把持するチャック6が取付けられていると共に、主軸4の反対側の端部には、動力伝達手段7を介して図示しない主軸駆動源が接続されていて、この主軸駆動源により主軸4が回転されるようになっている。
【0021】
上記テールストックセンタ3は、上記ワーク駆動ユニット2の主軸4と同一軸線上にセンタ3aが設けられていて、ワーク5の他端に形成されたセンタ孔(図示せず)にセンタ3aを挿入することにより、上記チャック6との間でワーク5を加工軸線a上に支持できるようになっている。
【0022】
一方図中8はベッド1a上にX軸と平行するよう布設されたガイドレール1bに案内されてX軸方向へ移動自在な加工ユニットで、図示しないX軸送り手段によりX軸方向へ移動自在なスライドベース8aを有しており、このスライドベース8a上に、上記X軸と直交するY軸方向に複数のガイドレール8bが布設されていて、これらガイドレール8bにコラム8cが、図示しないY軸駆動手段によりY軸方向へ移動自在に支承されている。
【0023】
上記コラム8cには上下(Z軸)方向に複数のガイドレール8dが布設されていて、これらガイドレール8dに、コラム8c上に設置されたZ軸駆動手段10により昇降自在な刃物台11が支承されている。
そしてこの刃物台11に、ワーク5を旋削加工する工具12が着脱自在に取付られている。
【0024】
上記工具12は、ターンブローチ加工とターニング加工の複合加工が可能な構造で、図3ないし図5に示すように工具12のワーク5と向き合う面に、ワーク5の荒加工から仕上げ加工までを行う複数の旋削加工用チップ12aと、少なくとも1個のブローチ加工用チップ12bが上下方向に間隔を存して直線的かつ着脱自在に取付けられている。
【0025】
次に上記複合加工機械を使用してクランクシャフトのような軸物のワーク5をターニング加工とターンブローチ加工の複合加工を行う方法を説明する。
ターニング加工は、ワーク5を回転させながら工具12をX軸またはY軸、もしくはX軸とY軸方向へ同時に移動させて、工具12の旋削加工用チップ12aでワーク5をターニング加工するもので、主としてワーク5の荒加工に使用する。
【0026】
またターンブローチ加工は、ワーク5を回転させながら、工具12をワーク5の接線方向へ移動させて、工具12に設けた少なくとも1個のブローチ加工用チップ12bでワーク5をターンブローチ加工するもので、主として仕上げ加工に適している。
そこでこの発明の実施の形態では、ターニング加工によりワーク5を荒加工した後、続けてターンブローチ加工によりワーク5の仕上げ加工を行うようにしている。
勿論、ターニング加工とターンブローチ加工を別個に行うようにしてもよい。
【0027】
ワーク5のターニング加工を行う場合は、まず図示しないワーク搬送手段によりワーク5がワーク駆動ユニット2のチャック6と、テールストックセンタ3のセンタ3a間に搬入されたら、チャック6によりワーク5の一端を把持し、テールストックセンタ3のセンタ3aをワーク5他端側のセンタ孔へ挿入して、ワーク5を加工軸線a上に支持する。
【0028】
次にワーク駆動ユニット2によりワーク5を図3に示す矢印b方向へ回転させながら、加工ユニット8のコラム8cをX軸及びY軸駆動手段の少なくとも一方によりワーク5の加工前待機位置まで移動させる。
【0029】
次に待機位置に停止されている工具12を、Z軸駆動手段10により下降させて、工具12に取付けられた旋削加工用チップ12aを加工位置へ位置決めし、同時にX軸及びY軸駆動手段により加工ユニット8をX軸方向、またはY軸方向もしくはX軸及びY軸方向へ同時に移動させて、旋削加工用チップ12aによりワーク5のターニング加工を行う。
【0030】
これによってワーク5は荒加工されるが、荒加工を旋削加工用チップ12aを変えてターニング加工を複数回繰返す場合は、1回目の荒加工が終了したら、Z軸駆動手段10により工具12をZ軸方向へ移動させて、次の旋削加工用チップ12aによりワーク3のターニング加工を行う。
【0031】
以上のようにしてワーク5の荒加工が終了したら、ターンブローチ加工によりワーク5の仕上げ加工をターニング加工に引き続いて行う。ターンブローチ加工は、工具12をX軸及びY軸の少なくとも一方向へ移動させて、所定のブローチ加工位置へ移動させた後、荒加工の完了したワーク5を回転させながら、Z軸駆動手段10により工具12をワーク5の接線方向へ直線移動し、工具12に取付けられた少なくとも1個のブローチ加工用チップ12bによりワーク5をターンブローチ加工する。
以下上記動作を繰返して、ワーク5の全ての加工個所のターニング加工と、ターンブローチ加工を連続的に行うもので、工具12に予め溝加工用チップなどを取付けておくことにより、上記加工工程中に溝加工などを行うこともできる。
【0032】
一方、図6は複合加工機械の変形例を示すもので、次にこれを説明する。
この変形例では、コラム8cのワーク5側面を、前下りの傾斜面として、この傾斜面にガイドレール8dを布設し、これらガイドレール8dに刃物台11を支承したもので、刃物台11に取付けられた工具12は上記実施の形態と同様にZ軸駆動手段10により傾斜面に沿って上下動できるようになっている。
【0033】
この変形例の場合、ターニング加工時工具12は放射線上を移動する必要があるため、ワーク5の端面を加工する場合は補間する必要があるが、それ以外はターニング加工及びターンブローチ加工とも上記実施の形態と同様なので、その説明は省略する。
【0034】
また上記実施の形態では、ワーク駆動ユニット2に設けたチャック6でワーク5の一端を把持し、他端はテールストックセンタ3により支持して、ワーク駆動手段2によりワーク5を回転するようにしたが、図7に示すようにベッド1a上に、チャック6を対向させて一対のワーク駆動手段2を設置し、これらワーク駆動手段2のチャック6間でワーク5の両端を把持して、ワーク5を回転させてもよい。
さらに図示しないが、ワーク5の両端をテールストックセンタ3で支持した状態でワーク駆動ユニット2に設けたケレでワーク5を回転させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になる複合加工機械の正面図である。
【図2】図1のA方向からの矢視図である。
【図3】この発明の実施の形態になる複合加工機械に使用する工具の拡大側面図である。
【図4】図3のB方向からの矢視図である。
【図5】図3のC−C線に沿う断面図である。
【図6】複合加工機械の変形例を示す側面図である。
【図7】複合加工機械の変形例を示す正面図である。1a…ベッド
2…ワーク駆動ユニット
3…テールストックセンタ
5…ワーク
6…チャック
8…加工ユニット
10…Z軸駆動手段
a…加工軸線
12…工具
12a…旋削加工用チップ
12b…ブローチ加工用チップ

Claims (4)

  1. ベッド(1a)上に設置され、かつ加工すべきワーク(5)の一端側をチャック(6)により把持してワーク(5)を回転させるワーク駆動ユニット(2)と、上記ベッド(1a)上に設置され、かつ上記ワーク駆動ユニット(2)のチャック(6)との間でワーク(5)を加工軸線(a)上に支持するテールストックセンタ(3)と、X軸駆動手段及びY軸駆動手段により、上記加工軸線(a)と平行するX軸及びX軸と直交するY軸方向へ移動自在な加工ユニット(8)と、上記加工ユニット(8)に設けられ、かつZ軸駆動手段(10)によりワーク(5)の接線方向へ直線移動される工具(12)とを具備し、
    上記工具(12)は、上記ワーク(5)と対向する面に、ワーク(5)の接線方向に直線移動しながらワーク(5)をターンブローチ加工するブローチ加工用チップ(12b)と、ワーク(5)の接線方向の直線移動を停止させ、かつ加工ユニット(8)をX軸及びY軸の少なくとも一方へ移動させながら、ワーク(5)をターニング加工する旋削加工用チップ(12a)を、その工具(12)の直線移動方向に沿って直線的に配列して設けたことを特徴とする複合加工機械。
  2. ベッド(1a)上に設置され、かつ加工すべきワーク(5)の両端側をチャック(6)により把持して加工軸線(a)上に支持し、かつワーク(5)を回転させる一対のワーク駆動ユニット(2)と、X軸駆動手段及びY軸駆動手段により、上記加工軸線(a)と平行するX軸及びX軸と直交するY軸方向へ移動自在な加工ユニット(8)と、上記加工ユニット(8)に設けられ、かつZ軸駆動手段(10)によりワーク(5)の接線方向へ直線移動される工具(12)とを具備し、
    上記工具(12)は、上記ワーク(5)と対向する面に、ワーク(5)の接線方向に直線移動しながらワーク(5)をターンブローチ加工するブローチ加工用チップ(12b)と、ワーク(5)の接線方向の直線移動を停止させ、かつ加工ユニット(8)をX軸及びY軸の少なくとも一方へ移動させながら、ワーク(5)をターニング加工する旋削加工用チップ(12a)を、その工具(12)の直線移動方向に沿って直線的に配列して設けたことを特徴とする複合加工機械。
  3. Z軸駆動手段(10)により工具(12)を上下方向または斜め上下方向へ直線移動自在としてなる請求項1または2記載の複合加工機械。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載の複合加工機械を用いてワークのターニング加工と、ターンブローチ加工の複合加工を行う複合加工方法であって、
    上記複合加工機械の工具(12)を、ワーク(5)の接線方向へ移動させて、上記旋削加工用チップ(12a)を加工位置へ位置決めし、その後ワーク(5)を回転させながら、工具(12)をX軸及びY軸の少なくとも一方向へ移動させて、ワーク(5)を旋削加工するターニング加工工程と、上記工具(12)をワーク(5)軸方向のブローチ加工位置に割出した後、ワーク(5)を回転させながら、工具(12)をワーク(5)の接線方向へ直線移動させて、工具(12)に設けられたブローチ加工用チップ(12b)でワーク(5)をブローチ加工するターンブローチ加工工程とを別個または適宜組合わせることにより、ワーク(5)のターニング加工と、ターンブローチ加工の複合加工を行うことを特徴とする複合加工方法。
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