JPH0592335A - 移動案内装置 - Google Patents

移動案内装置

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JPH0592335A
JPH0592335A JP3275041A JP27504191A JPH0592335A JP H0592335 A JPH0592335 A JP H0592335A JP 3275041 A JP3275041 A JP 3275041A JP 27504191 A JP27504191 A JP 27504191A JP H0592335 A JPH0592335 A JP H0592335A
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JP
Japan
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movement
guide device
rolling element
relative
moving
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Pending
Application number
JP3275041A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Inoue
充 井上
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3275041A priority Critical patent/JPH0592335A/ja
Publication of JPH0592335A publication Critical patent/JPH0592335A/ja
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  • Machine Tool Units (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1部材上に非循環転動する転動体を介して
第2部材を支持し、該第2部材を第1部材に設定された
軌道に沿って相対移動させるための移動案内装置におい
て、第2部材の高速かつ高精度な位置決めを可能にす
る。 【構成】 第1部材2a,2bと第2部材1の移動面に
垂直な方向および回転方向の相対変位を阻止するととも
に移動方向に関して第1および第2部材間で非循環転動
する転動体3a,3bと、この転動体の移動を制限する
部材4と、前記転動体と第2部材との相対ずれを修正す
るために該第2部材をその有効ストローク範囲を越えて
駆動する修正駆動手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動案内装置に関し、
特に支持基台などの第1部材上に設定された軌道に沿っ
て試料搬送ステージなどの第2部材を相対移動させるた
めの転がり案内装置に関する。
【0002】本発明は、特に集積回路等の半導体装置の
製造に際して、高速かつ高精度の移動と停止を繰り返す
ステップアンドリピート方式の縮小投影露光装置におけ
る半導体ウエハ等の試料搬送装置に好適な移動案内装置
を提供するものである。
【0003】
【従来の技術】LSIなどの半導体装置の製造に用いら
れる縮小投影露光装置では、100〜200mm外径の
半導体ウエハ上に、レチクルパターンを枡目状に規則正
しく露光するために、半導体ウエハの試料移送装置には
露光するための範囲を移動する有効ストロークを有して
いる。さらに、半導体ウエハの受け渡しや半導体ウエハ
の位置合せのアライメント動作、さらには試料移送装置
の暴走時の緊急停止減速区間の必要性から、通常、有効
ストロークからさらに5〜30mmのストロークを有し
ている。
【0004】従来、転動体が非循環式の有限転動案内装
置として図6に示す構成のものが知られている。同図の
装置は、一対の平行な水平面ガイドレール2a,2bが
固定的に設けられ、そのレール面上には保持器で整列さ
れたローラーベアリング3a,3bの上にテーブル1が
直線移動可能なように載っている。ガイドレール2a,
2bの両端にはローラーベアリング3a,3bの外れど
めのストッパー4が設けられている。なお、図6の例
は、ガイド面が直交した平面で構成されているが、V−
平型、V−V型またはガイド面が円柱のリニアモーショ
ン型またはクロスローラー型等の、転動体が非循環式の
有限転動案内装置も公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、水平面ガイドレール2a,2bとローラーベ
アリング3a,3bの間が水平面ガイドレール2a,2
bの送り方向には拘束されていないため、移動テーブル
1の往復運動により水平面ガイドレール2a,2bから
ローラーベアリング3a,3bが外れてしまう現象が生
じる。このため、水平面ガイドレール2a,2bの端面
にストッパー4を設けていたが、ローラーベアリング3
a,3bがストッパー4に当たると、テーブル1はロー
ラーベアリング3a,3bによって転がり支持されてい
たものがすべり支持となり、これにともない摩擦抵抗が
大きくなり、次のような欠点があった。(1) 位置決め精
度が悪化する。ないしは、位置決め時間が長くなり、高
精度化や高速化の阻害要因となる。(2) 移動テーブルに
対してモーメント力を発生するため、姿勢精度、特にヨ
ーイングの劣化をひきおこす。
【0006】本発明は、上述の従来例における問題点に
鑑みてなされたもので、第1部材上に非循環転動する転
動体を介して第2部材を支持し、該第2部材を第1部材
に設定された軌道に沿って相対移動させるための移動案
内装置において、第2部材の高速かつ高精度な位置決め
を可能にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の移動案内装置は、第1部材に設定された軌
道に沿って第2部材を相対移動させるための移動案内装
置であって、移動面に垂直な方向および回転方向の第1
部材と第2部材の相対変位を阻止するとともに移動方向
に関して第1および第2部材間で非循環転動する転動体
と、この転動体の移動を制限する部材と、前記転動体と
第2部材との相対ずれを修正するために該第2部材をそ
の有効ストローク範囲を越えて駆動する修正駆動手段と
を具備することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、第2部材、例えばテーブルに
対する転動体、例えばリニアローラーの相対位置がずれ
た場合に、リニアローラーをストッパー(転動体の移動
を制限する部材)で移動方向に固定し、テーブルを使用
ストローク以上のストロークで移動させ、リニアローラ
ーに対してテーブルを滑らせるというリニアローラー位
置修正駆動を付加したため、リニアローラーでの転がり
支持の円滑性を確保でき、高速かつ高精度な位置決めを
達成することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0010】図1は、本発明の一実施例に係る移動案内
装置の基本構成を示す図であり半導体製造装置である縮
小投影露光装置の試料移送装置の例である。第1部材と
して固定的に設けられた一対の平行なガイドレール2
a,2bがあり、そのレール面上には保持器で定間隔に
整列させたローラーベアリング(またはリニアローラー
ベアリング)3a,3bが配置されている。このローラ
ーベアリングの上に載るように第2部材としてのテーブ
ル1が設けられており、テーブル1の上に半導体ウエハ
6が載置されていて不図示の駆動機構によってテーブル
が直線往復運動ができるように構成されている。さら
に、本図では直線往復運動ができるような構成を示して
いるが、この基本構成機構を直交して載置することで平
面内運動が可能なような構成することもできる。テーブ
ル1の移動によって、ローラーベアリング3a,3bが
相対すべりをおこして、ガイドレール面から外れてしま
わないように、ガイドレール端部には、ローラーベアリ
ングのストッパー4が固定されており、ここに、ローラ
ーベアリングが相対すべりをおこしてその位置ずれてき
た場合にローラーベアリングの位置を検出するセンサー
5が4か所に設置されている。
【0011】半導体ウエハ6を縮小投影露光装置で露光
するには、図7のように投影露光範囲7を1画角分露光
するたびにテーブル1を所定量移動し、露光とテーブル
1の所定量移動を順次繰り返すことで半導体ウエハ6上
に全面にわたり露光を行う。この露光する際に必要なテ
ーブル1の移動量が有効ストロークである。さらに、半
導体ウエハ6の受け渡しや半導体ウエハ6の位置合せの
アライメント動作のために、テーブル1の可動範囲はこ
の有効ストロークより大きくなっている。
【0012】テーブル2が直線往復運動をくり返すと、
ローラーベアリング3a,3bはガイドレール2a,2
bのガイド面とテーブル2のガイド面との間で、微小な
相対すべりを生じ、やがて図3のようにローラーベアリ
ング3a,3bがストッパー4に衝突するまでのずれ量
となってくるが、このときセンサー5によってこのずれ
を検知する。そして、センサー5のずれ検知信号に基づ
いて、図4のようにテーブル2を有効ストローク外まで
移動させ、テーブル2とローラーベアリング3a,3b
の相対位置を修正する。これにより、テーブル2を有効
ストローク内に戻せば、図2のようにローラーベアリン
グ3がストッパーに衝突することなしにテーブル2を直
線往復運動することができる。
【0013】このため、テーブル2は常にローラーベア
リング3a,3bで転がり支持され、高速・高精度位置
決めを維持できる。
【0014】
【他の実施例】前記実施例では、ローラーベアリングの
ずれ量をセンサーで検知してずれ修正駆動を行ったが、
テーブルを送りねじを介してモーターで駆動したり、リ
ニアモーターで駆動している場合には、モーター駆動電
流によって検出することができる。
【0015】また、上記モーターだけでなく、エアシリ
ンダ、油圧シリンダ、ソレノイドなどで駆動する場合に
は、これらアクチュエータとテーブルの結合部の力をロ
ードセルで検出したり、ひずみ量をひずみゲージで検出
してもよい。
【0016】さらに、リニアローラーのずれは、テーブ
ルの移動距離と相関があるため、テーブルの移動距離を
積算し、所定のずれ量になるまでの移動距離になったな
らば、ずれ修正駆動を行うようにしてもよい。
【0017】同様に、半導体製造装置の縮小投影露光装
置の試料移送装置などテーブルの移動距離が、1タクト
当たり決まったものならば、一定タクト毎に修正駆動を
行ってもよい。図5にそのフローチャートの1例を示
す。図5においては、ワークを搭載したテーブルを1タ
クトの最初に一方のストロークエンドまで移動してテー
ブルとベアリングのずれ量を修正し、かつ該タクトの最
後に他方のストロークエンドまで移動してテーブルとベ
アリングのずれ量を再修正している。
【0018】このように、積算移動距離によって修正駆
動を行えばセンサーが不要となり、コスト的に有利にな
る。
【0019】また、上記実施例中では、ローラを転動体
としたものについて説明したがボールであってもかまわ
ない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ストッパーを有する第1部材(例えば水平面ガイドレー
ル)上を転がる転動体(例えばリニアローラー)によっ
て支持された第2部材(例えばテーブル)において、転
動体の位置がずれた場合に、第2部材をその有効ストロ
ーク範囲を越えて駆動することによって、容易に高速・
高精度位置決めを可能とする移動案内装置を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る移動案内装置を示す
斜視図である。
【図2】 図1の装置の正常状態を示す側面図である。
【図3】 図1の装置においてリニアローラーがずれた
状態を示す側面図である。
【図4】 図1の装置のリニアローラーずれを修正する
ための駆動を示す側面図である。
【図5】 本発明の他の実施例におけるリニアローラー
ずれを一定タクト毎に行う動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】 従来例の移動案内装置を示す斜視図である。
【図7】 縮小投影露光装置で露光された半導体ウエハ
で移動装置の可動域と有効ストロークを示す図である。
【符号の説明】
1:テーブル、2a,2b:水平面ガイドレール、3
a,3b:リニアローラー、4:ストッパー、5:セン
サー、6:半導体ウエハ、7:投影露光範囲。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1部材に設定された軌道に沿って第2
    部材を相対移動させるための移動案内装置であって、移
    動面に垂直な方向および回転方向の第1部材と第2部材
    の相対変位を阻止するとともに移動方向に関して第1お
    よび第2部材間で非循環転動する転動体と、この転動体
    の移動を制限する部材と、前記転動体と第2部材との相
    対ずれを修正するために該第2部材をその有効ストロー
    ク範囲を越えて駆動する修正駆動手段とを具備すること
    を特徴とする移動案内装置。
  2. 【請求項2】 前記修正駆動手段は、前記第2部材を前
    記有効ストローク範囲を越えて駆動することにより前記
    転動体を前記移動制限部材に突き当てて該転動体と前記
    第2部材との相対ずれを修正することを特徴とする請求
    項1記載の移動案内装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2部材と転動体の相対
    ずれを検出する手段を有し、前記修正駆動手段は、該検
    出手段が所定の相対ずれを検出したときに前記有効スト
    ローク範囲を越える駆動を行なうことを特徴とする請求
    項1記載の移動案内装置。
  4. 【請求項4】 前記第1部材と第2部材間の相対移動距
    離を積算する手段と、単位相対移動距離当たりの第1お
    よび第2部材と転動体の相対ずれ量から許容相対移動距
    離を算出する手段を有し、前記修正駆動手段は、積算相
    対移動距離がこの許容相対移動距離に達した場合に前記
    有効ストローク範囲を越える駆動を行なうことを特徴と
    する1〜2項のいずれか記載の移動案内装置。
  5. 【請求項5】 前記第1部材と第2部材間の相対移動を
    一定タクトで移動する手段を有し、この一定タクト毎に
    有効ストローク範囲を越えて駆動することを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか1つに記載の移動案内装置。
JP3275041A 1991-09-27 1991-09-27 移動案内装置 Pending JPH0592335A (ja)

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ID=17550042

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Cited By (3)

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JP2010058174A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Hiwin Mikrosystem Corp ダブルドライバー同期移動位置決めプレートフォーム用相対位置誤差吸収手段
CN108843687A (zh) * 2018-09-06 2018-11-20 江苏品德机电科技有限公司 一种滚珠丝杠导轨机构

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