JP6709994B2 - ステージ装置 - Google Patents
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Description
図17は、従来例の並進旋回2自由度ステージ装置のテーブルのθ旋回移動を示す図である。
対象物を搭載するテーブルを所定の位置に位置決めするステージ装置において、
中心回りに旋回する前記テーブルの旋回円の中心方向と接線方向にそれぞれ並進自由度を持つ2つの並進自由度部と、1つの回転自由度部と、を有する第1の機構部と、
前記テーブルの旋回移動中心に1つの回転自由度部を有する第2の機構部と、
を備える。
また、ステージ装置は、前記第1の機構部は、前記テーブルの対角線上の両側にそれぞれ配置されており、前記対角線とは別の対角線上の両側にそれぞれ配置されている。
また、ステージ装置は、前記電動機は、前記テーブルの対角線上の異なる位置に配置される前記第1の機構部にそれぞれ設けられる。
また、ステージ装置は、前記第1の機構部の2つの前記並進自由度部のうちの一つを駆動する電動機と、動作指令を受けて前記電動機を制御する制御部と、をさらに備え、前記第1の機構部は、前記制御部に動作指令を与える指令装置を備え、前記制御部は、前記電動機を並進方向に動作させることにより、前記テーブルを並進移動もしくは旋回移動させる。
また、ステージ装置は、前記第1の機構部は、前記機台部の上に設けた第1の並進自由度部と、前記第1の並進自由度部の上に設けた第2の並進自由度部と、前記第2の並進自由度部の上に設けた回転自由度部より構成された。
また、ステージ装置は、被検出体となる前記第1の機構部の移動量を検出する動作量検出部をさらに備え、前記制御部は、前記検出された移動量と前記動作指令における移動量との差をなくすように前記第1の機構部の動作を制御する。
また、ステージ装置は、前記第2の機構部は、前記接線方向と平行な方向に並進可能な1つの並進自由度部を有する。
本発明のステージ装置によると、テーブルと対象物の重量をテーブルの隅を含めた複数点で支持することができるのでテーブルの撓みを最小限に抑えることができる。
本発明のステージ装置によると、1軸駆動並進回転機構の2つの並進自由度部の直動案内ブロックを挟んで回転自由度部を置くことができ、テーブルが回転しても、テーブルから機台までを機構部品で1直線上に連続して支持できるので、テーブルと対象物の重量による1軸駆動並進回転機構の高さ方向の変形を抑制することができる。
本発明のステージ装置によると、1軸駆動並進回転機構の2つの並進自由度部を積み上げた上に回転自由度部を積み上げるため、2つの並進自由度部を一体型の2軸直交直動案内機構で構成することができ、1軸駆動並進回転機構の高さを低く抑えることができる。
また、本発明のステージ装置によると、旋回量を小さく抑えることで、1軸駆動並進回転機構の歪の発生を抑えることができ、テーブルを正確に位置決めできる。
また、本発明のステージ装置によると、並進旋回2自由度ステージ装置において、旋回動作時に、目標位置より僅かに多めに回転させたあとで、微小量逆回転させて目標位置へ位置決めすることにより、大きく旋回したことによって生じた1軸駆動並進回転機構の歪を除去することができ、テーブルを正確に位置決めできる。
また、本発明のステージ装置によると、並進旋回2自由度ステージ装置にさらに1軸並進駆動機構を有するので、XY並進とθ回転の3自由度を持たせることができる。
実施の形態1について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態1における並進旋回2自由度ステージ装置の平面概略図と正面概略図、図2は本発明の実施の形態1における図1のK−K’方向矢視図と1軸駆動並進回転機構の拡大図、図3は本発明の実施の形態1における並進旋回2自由度ステージ装置の制御ブロック図と、1軸駆動並進回転機構、第2の機構部、および、第3の機構部の並進・回転自由度部の概略とを示す図である。
次に、並進旋回2自由度ステージ装置の動作について図4、図5を用いて説明する。
図4は、本発明の実施の形態1における並進旋回2自由度ステージ装置のテーブルのθ旋回移動を示す図である。図5は、本発明の実施の形態1における並進旋回2自由度ステージ装置のテーブルのθ旋回量と、直動案内21の移動量との関係を示す図である。
次に実施の形態2について図面を参照して説明する。図6は、本発明の実施の形態2における並進旋回2自由度ステージ装置の平面概略図と正面概略図、図7は本発明の実施の形態2における図6のK−K’方向矢視図と1軸駆動並進回転機構の拡大図、図8は本発明の実施の形態2における並進旋回2自由度ステージ装置の制御ブロック図と、1軸駆動並進回転機構、第2の機構部、および、第3の機構部の並進・回転自由度部の概略を示す図である。
実施の形態2が実施の形態1と異なる点は、1軸駆動並進回転機構6の構成と、3自由度機構18の構成である。1軸駆動並進回転機構6は、図7に示すように、機台部7側から上に並進駆動部11、並進自由度部12、回転自由度部13が順に配置されて構成されている。また図8に示すように、3自由度機構18は、機台部7から上に並進自由度部12、並進自由度部12、回転自由度部13が順に配置されて構成されている。1軸駆動並進回転機構6と第2の機構部16と第3の機構部18の配置は、実施の形態1と同じである。
次に、実施の形態2の並進旋回2自由度ステージ装置の動作について、図9、図10を用いて説明する。
次に実施の形態3について図面を参照して説明する。
図11の30は並進旋回2自由度ステージ装置であり、本発明の実施の形態1と同じものである。実施の形態1と異なる点は、並進旋回2自由度ステージ装置の機台部7の下に、1軸並進駆動機構24を更に備えた点である。1軸並進駆動機構24は、機台部7の下面とX軸ベース27の間に直動案内21、電動機(リニアモータ)1および動作量検出手段2を設けて、リニアモータ1によって機台部7をX方向に駆動できるように構成する。リニアモータ1には、制御器3が接続されており、制御器3は指令部8からの動作指令を受け取り、リニアモータ1を動作させる。動作量検出手段2はリニアモータ1が駆動する機台部7の移動量を検出する。制御部3は、その移動量と指令部8の動作指令における移動量との差がゼロになるようにリニアモータ1の動作を制御する。
次に、実施の形態3の動作について図13を用いて説明する。図13は本発明の実施の形態3における並進旋回2自由度ステージ装置を用いた3自由度ステージ装置のテーブルのY方向移動を示す図である。
次に実施の形態4について図面を参照して説明する。
図14は、本発明の実施の形態4における並進旋回2自由度ステージ装置を用いた3自由度ステージ装置の平面概略図と正面概略図と側面概略図である。また本発明の実施の形態4における並進旋回2自由度ステージ装置を用いた3自由度ステージ装置の制御ブロック図と、1軸駆動並進回転機構6、第2の機構部16、および、第3の機構部18を備えた並進旋回2自由度ステージ装置30全体をX方向に駆動する1軸並進駆動機構24を更に備えた3自由度ステージ装置の並進・回転自由度部の概略とを示す図は、実施の形態3と同じ図12である。
実施の形態4が実施の形態3と異なる点は、並進旋回2自由度ステージ装置30の機台部7の下に構成する1軸並進駆動機構24の直動案内部に、静圧軸受けガイドを用いる点である。
実施の形態4が実施の形態3と異なる点は、1軸並進駆動機構24の直動案内に、静圧軸受けガイドを用いることで、移動に伴う振動を極小に抑えられることに加えて摺動抵抗が無くなることで位置決め精度を高めることができる。また摺動抵抗が無くなることで、加減速時以外にはリニモータに駆動力を加える必要が無くなり、リニアモータの発熱を少なくできるので、熱変形による位置誤差も小さくできる。
2 動作量検出手段
3 制御器
4 テーブル
5 対象物
6 軸駆動並進回転機構
6a 軸駆動並進回転機構
6b 軸駆動並進回転機構
7 機台部
8 指令部
11 並進駆動部
12 並進自由度部
13 回転自由度部
16 機構部
18 3自由度機構
18a 機構部
21 直動案内
22 直動案内ブロック
23 回転軸受け部
24 軸並進駆動機構
25 電動機制御装置
27 軸ベース
41 ガイドレール
42 浮上用静圧軸受け
43 側面ガイド用静圧軸受け
44 抱え込み用静圧軸受け
45 駆動系ベースブロック
46 静圧軸受け連結部材
101、101a、101b リニアモータ
102a、102b 動作量検出手段
103a、103b 制御器
104 テーブル
105 対象物
106 軸駆動並進回転機構
106a 軸駆動並進回転機構
106b 軸駆動並進回転機構
107 機台部
108 指令部
111 並進駆動部
112、112a、112b、112c、112d、112e 並進自由度部
113、113a、113b、113c、113d、113e 回転自由度部
116 機構部
118 機構部
118a 機構部
121 直動案内
122 直動案内ブロック
123 回転軸受け部
125、125a、125b 電動機制御装置
Claims (8)
- 対象物を搭載するテーブルを所定の位置に位置決めするステージ装置において、
中心回りに旋回する前記テーブルの旋回円の中心方向と接線方向にそれぞれ並進自由度を持つ2つの並進自由度部と、1つの回転自由度部と、を有する第1の機構部と、
前記テーブルの旋回移動中心に1つの回転自由度部を有する第2の機構部と、
を備える、ステージ装置。 - 前記第1の機構部は、前記テーブルの対角線上の両側と、前記対角線とは別の対角線上の両側とにそれぞれ配置されている、
請求項1記載のステージ装置。 - 前記第1の機構部の2つの前記並進自由度部のうちの一つを駆動する電動機と、
動作指令を受けて前記電動機を制御する制御部と、をさらに備え、
前記制御部は、前記電動機を並進方向に動作させることにより、前記テーブルを前記接線方向に並進移動もしくは旋回移動させる、
請求項1または2記載のステージ装置。 - 前記電動機は、前記テーブルの対角線上の両側にそれぞれ配置されている前記第1の機構部に設けられている、
請求項3記載のステージ装置。 - 前記第1の機構部は、機台部の上に設けた第1の並進自由度部と、前記第1の並進自由度部の上に設けた回転自由度部と、前記回転自由度部の上に設けた第2の並進自由度部より構成された請求項1から4のいずれか一項記載のステージ装置。
- 前記第1の機構部は、前記機台部の上に設けた第1の並進自由度部と、前記第1の並進自由度部の上に設けた第2の並進自由度部と、前記第2の並進自由度部の上に設けた回転自由度部より構成された請求項1から4のいずれか一項記載のステージ装置。
- 被検出体となる前記第1の機構部の移動量を検出する動作量検出部をさらに備え、
前記制御部は、前記検出された移動量と前記動作指令における移動量との差をなくすように前記第1の機構部の動作を制御する、請求項4に記載のステージ装置。 - 前記第2の機構部は、前記接線方向と平行な方向に並進可能な1つの並進自由度部を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載のステージ装置。
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