JPH09216137A - 位置決め装置 - Google Patents

位置決め装置

Info

Publication number
JPH09216137A
JPH09216137A JP2436196A JP2436196A JPH09216137A JP H09216137 A JPH09216137 A JP H09216137A JP 2436196 A JP2436196 A JP 2436196A JP 2436196 A JP2436196 A JP 2436196A JP H09216137 A JPH09216137 A JP H09216137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
actuator
guide rail
guide
output shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2436196A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Sato
俊徳 佐藤
Hideki Okaya
秀樹 岡谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2436196A priority Critical patent/JPH09216137A/ja
Publication of JPH09216137A publication Critical patent/JPH09216137A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Units (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度の位置決めが可能で且つ小型化が可能
な位置決め装置を提供する。 【解決手段】 テーブル2の下面には複数の静圧気体軸
受3が固定されて基台1に対向している。該軸受3によ
ってテーブル2は支持される。テーブル2のX方向に延
びる一側部に第1ガイドレール4が平行に固定され、該
第1ガイドレール4に第1直線案内軸受5が移動可能に
設けられる。第1直線案内軸受5に対して第1アクチュ
エータ6の第1の出力軸部材6aを回動可能に連結す
る。テーブル2のY方向に延びる一側部に第2ガイドレ
ール7が平行に固定され、該第2ガイドレール7に第2
直線案内軸受8aと第3直線案内軸受8bとが軸方向に
互いに離間して移動可能に設けられる。第2直線案内軸
受8aに対して第2アクチュエータ9の第2の出力軸部
材9aを回動可能に連結する。第3直線案内軸受8bに
対して第3アクチュエータ9cの第3の出力軸部材9d
を回動可能に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テーブルを平面上
で移動して任意な位置に位置決めを行う位置決め装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の位置決め装置は、二つの
一軸テーブルを直交させた状態で積み重ね、さらにその
上に回動可能なテーブルを重ねた構造が一般的である。
即ち、従来の位置決め装置は、図6及び図7に示すよう
に、X方向にのみ移動可能に規制されたXテーブル50
の上に、Y方向(上記X方向と同一平面で直交する方
向)にのみ移動可能に規制されたYテーブル51が配設
され、さらにその上に回動可能なθテーブル51aが配
設され、θテーブル51aの上面が位置決めすべき位置
決め面を構成する。そして、上記直交するXテーブル5
0及びYテーブル51を個々に進退させることで、上記
θテーブル51a上面の位置決め面が、任意な2次元方
向に移動して所定位置に位置決めされる。
【0003】上記Xテーブル50は、基台53に固定さ
れたX軸用ガイドレール52に支持される。X軸用ガイ
ドレール52は、軸心をX方向に向けて配設されて、上
記Xテーブル50をX方向にのみ移動可能に規制する。
また、上記Xテーブル50には、ボールネジのネジ棒5
4aが固定される。このネジ棒54aは、軸心をX方向
に向けて配置され、ネジ棒54aに螺合するナット部材
がモータ55により回転駆動されることで上記Xテーブ
ル50をX方向に進退させる。ここで、上記ボールネジ
及びモータ55により、上記Xテーブル50を駆動する
アクチュエータが構成される。
【0004】また、上記Xテーブル50の上面には、Y
軸用ガイドレール56が軸心をY方向に向けて固定さ
れ、そのY軸用ガイドレール56上にYテーブル51が
配設される。この結果、当該Yテーブル51はY方向に
のみ移動可能に上記Y軸用ガイドレール56に規制され
る。そのYテーブル51も、上記Xテーブル50用のア
クチュエータと同様な、即ち、Yテーブル51に固定さ
れたボールネジのネジ棒57に螺合するナット部材を回
転駆動するモータ58を有するアクチュエータにより、
Y方向に向けて進退する。ボールネジとモータ58とに
よりYテーブル51を駆動するアクチュエータが構成さ
れる。
【0005】また、上記Yテーブル51の上面には、θ
テーブル51aの回転駆動源として機能するメガトルク
モータ51bがその軸心を上下方向に向けて固定され、
メガトルクモータ51bのハウジングに軸受を介して支
持されたモータ軸にθテーブル51aが固定される。ま
た、上記Xテーブル50のX方向に延在する一方の側面
には、当該X方向に沿ってスケール59が取り付けら
れ、そのスケール59とY方向で水平に対向してX軸用
の位置検出器60が配設される。そして、この位置検出
器60によって、Xテーブル50の位置、ひいてはθテ
ーブル51aのX方向の位置を検出し、その検出結果が
上記X軸用のアクチュエータのコントローラにフィード
バックされる。
【0006】同様に、上記Yテーブル51のY方向に延
在する一方の側面には、当該Y方向に沿ってスケール6
1が設けられ、そのスケール61とX方向で水平に対向
してY軸用の位置検出器62が配設される。そして、こ
の位置検出器62によって、Yテーブル51の位置、ひ
いてはθテーブル51aのY方向の位置を検出し、その
検出結果が上記Y軸用のアクチュエータのコントローラ
にフィードバックされる。
【0007】さらに、精密な位置決めを行うため、上記
各ガイドレール52,56の案内面側には、各テーブル
50,51の進退方向に沿って静圧気体軸受が設けら
れ、その静圧気体軸受によって、上記Xテーブル50及
びYテーブル51は、それぞれ各ガイドレール50,5
1の案内面と非接触状態で支承され、その状態で上記案
内面に沿って移動可能となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の位置決め装置においては、次に示すような問題点
がある。第1に、Xテーブル50上にYテーブル51及
びYテーブル51上にθテーブル51aが積み重ねられ
て支持される構造であるので、基台53から見たθテー
ブル51aの剛性は、Xテーブル50を支承するXテー
ブル50とX軸用ガイドレール52との間の軸受の剛性
KXと、Yテーブル51を支承するYテーブル51とY
軸用ガイドレール56との間の軸受の剛性KYと、θテ
ーブル51aを支承する軸受の剛性Kθとが直列ばねと
なって影響する。この結果、上記位置決め面を構成する
θテーブル51aの軸受の剛性KZは、次式で表される
ような低いものとなる。
【0009】KZ = 1/{(1/KX)+(1/K
Y)+(1/Kθ)} 特に、位置決めの精度を向上させるために、各テーブル
50,51を支承する軸受として静圧気体軸受を採用す
る場合には上記影響はさらに大きくなる。即ち、外部か
らの振動が直列状の増幅されて上記位置決め面に伝達さ
れることで、位置決め精度の悪化に繋がる。
【0010】第2に、Yテーブル51がその移動方向
(Y方向)のストローク端に位置する場合とストローク
中央に位置する場合とでは、Xテーブル50を支承する
軸受に対する荷重負担が変化する。即ち、Xテーブル5
0は上記Yテーブル51及びθテーブル51aの荷重を
受けているので、Yテーブル51がストローク中央に位
置する場合には、Xテーブル50用の軸受には左右均等
に荷重が分散されて負担されるが、Yテーブル51がス
トローク端に位置する場合には、Xテーブル50用の軸
受にはYテーブル51が位置する側に荷重が集中して負
担される。特に、θテーブル51a上に重量物が搭載さ
れた場合には、変化する負担荷重とXテーブル50を支
承する軸受剛性との兼ね合いで、Y軸方向の上下方向の
真直度が悪化する。このため、移動するYテーブル5
1、ひいてはθテーブル51aに所定以上の上下変位が
生じてしまうおそれがある。
【0011】第3に、X方向の位置を検出するためのス
ケールはXテーブル50に取り付けられるので、位置決
めすべきθテーブル51aの上面とX軸用の位置検出器
60との上下方向の距離pが離れてしまう。このため、
アッベの誤差が生じ、その分だけ位置決め精度が悪化す
る。この誤差は、上述した上記θテーブル51aの上下
変位によっても発生する。
【0012】第4に、Yテーブル51を駆動するアクチ
ュエータのモータはYテーブル51、メガトルクモータ
51b及びθテーブル51aの重量に応じた荷重を負担
するのに対して、X軸を駆動するアクチュエータのモー
タは、Xテーブル50、Y軸用ガイドレール56、Yテ
ーブル51、メガトルクモータ51b及びθテーブル5
1aの全重量に応じた荷重を負担するために慣性が大き
くなる。この結果、X軸方向の制御性が低下し、X方向
の位置決め時間が長くなる。また、上記のように各モー
タが負担する荷重が異なるために、X軸用のアクチュエ
ータを駆動する制御とY軸用のアクチュエータを駆動す
る制御とメガトルクモータ51bを駆動する制御とのゲ
イン調整が異なり、3種類の異なったゲイン調整作業が
要求される。
【0013】第5に、X方向に移動するXテーブル50
の上にYテーブル51及びYテーブル51の上にθテー
ブル51aを積み重ねた構造であるために装置を薄くす
るのが困難で小形化に限度がある。本発明は、上記のよ
うな問題点に着目してなされたもので、高精度の位置決
めが可能で且つ小型化が可能な位置決め装置を提供する
ことを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る位置決め装置は、テーブルを、基台に
対してX方向に進退させると共に上記X方向と同一平面
上で直交するY方向に進退させて、当該テーブルを任意
の位置に位置決めする位置決め装置において、上記テー
ブルに固定されてテーブルと基台との間に配置され、当
該テーブルを基台に対して浮上支持する静圧気体軸受
と、上記テーブルに軸心をX方向に向けて固定される第
1可動体と、その第1可動体に対してX方向に移動可能
に設けられる第1案内部材と、第1案内部材に対して回
動可能に連結されて第1案内部材をY方向に進退させる
第1の出力軸部材を有し、且つ、基台に固定された第1
アクチュエータと、上記テーブルに軸心をY方向に向け
て固定される第2可動体と、その第2可動体に対してY
方向に移動可能に設けられる第2案内部材と、第2案内
部材に対して回動可能に連結されて第2案内部材をX方
向に進退させる第2の出力軸部材を有し、且つ、基台に
固定された第2アクチュエータと、第2可動体に対して
Y方向に移動可能に設けられる第3案内部材と、第3案
内部材に対して回動可能に連結されて第3案内部材をX
方向に進退させる第3の出力軸部材を有し、且つ、基台
に固定された第3アクチュエータとを備えたことを特徴
としている。
【0015】本発明の位置決めされるテーブルは、静圧
気体軸受で浮上支持されX方向、Y方向及び回転方向の
二次元方向に移動可能となっている。即ち、位置決めさ
れるテーブルは、従来のように上下に直列状に配置され
た三つの軸受によって支持されることなく、テーブルに
固定した静圧気体軸受が基台に対向する。そして、第1
アクチュエータを駆動して第1案内部材をY方向に進退
させると、その第1案内部材のY方向への進退は、第1
可動体を介してテーブルに伝達され、当該テーブルはY
方向に進退する。
【0016】このとき、第1案内部材は、上記第1可動
体をX方向に移動可能に支持しているので、当該第1案
内部材のY方向への移動量は、そのまま、第1可動体を
介してテーブルに伝達される。また、上記テーブルがY
方向へ移動する際、当該テーブルに固定される第2可動
体が、第2案内部材及び第3案内部材によってY方向に
移動可能に規制されることで、上記テーブルは、確実に
Y方向に進退する。
【0017】同様に、第2アクチュエータ及び第3アク
チュエータを駆動して第2案内部材及び第3案内部材を
X方向に進退させると、その第2案内部材及び第3案内
部材のX方向への進退は、第2可動体を介してテーブル
に伝達され、当該テーブルはX方向に進退する。このと
きも、第2案内部材及び第3案内部材は、上記第2可動
体をY方向に移動可能に支持しているので、当該第2案
内部材及び第3案内部材のX方向への移動量は、そのま
ま、第2可動体を介してテーブルに伝達される。また、
上記テーブルがX方向へ移動する際、当該テーブルに固
定される第1可動体が、第1案内部材によってX方向に
移動可能に規制されることで、上記テーブルは、確実に
X方向に進退する。
【0018】上記テーブルを回動させる場合には、第2
アクチュエータと第3アクチュエータとの駆動量に差を
設ける。このとき、テーブルの回動の角度量は第2アク
チュエータと第3アクチュエータとの各軸線間の距離及
び第2アクチュエータと第3アクチュエータとの駆動量
の差によって決定される。従って、上記第1〜第3のア
クチュエータを駆動することによって、テーブルは平面
上の任意の方向に移動して位置決めされる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
である位置決め装置を説明するための説明的平面図、図
2は該位置決め装置の説明的側面図、図3は図2の部分
的詳細図である。まず構成について説明すると、図1及
び図2に示すように、基台1の平面状の上面と平行にテ
ーブル2が配置され、そのテーブル2の底部には複数の
円板状の静圧気体軸受3が固定されて基台1に対向して
いる。なお、図1では、テーブル2の4隅にそれぞれ静
圧気体軸受3を配設した例を示しているが、設定個数や
位置は、これに限定されるものではない。また、円板状
の静圧気体軸受3に代えて、角形状の静圧気体軸受とし
てもよい。各静圧気体軸受3は、軸受内部に設けられた
絞りを介して下面の平面状の軸受面から下方向、即ち基
台1上面に向けて圧縮空気を噴出可能となっていて、テ
ーブル2の重量と静圧気体軸受3の浮上力とでバランス
される重量バランス形の上下方向軸受を構成する。な
お、テーブル2と基台1とに磁気吸引や真空吸引が作用
されるようにし、これらの力にテーブル2の重量が加わ
った力と静圧気体軸受3の浮上力とがバランスされるよ
うにしても良い。
【0020】これにより、上記テーブル2は、基台1か
ら浮上支持され該基台1上面に沿って移動可能になって
いる。この場合、基台1上面は、テーブル2の移動時の
上下方向の案内面も兼ねるので、平面精度が良好なもの
を使用する。また、上記テーブル2は、平面視,正方形
状の平板部材であって、各辺がそれぞれX方向又はX方
向に直交するY方向を向くように配置される。上記テー
ブル2のX方向に延びる一側面側には、第1ガイドレー
ル4が、上記側面と所定間隙を開け、且つ、軸をX方向
に向けて配設されている。第1ガイドレール4の両端部
は、上記テーブル2の一側面に固定されている。なお、
上記第1ガイドレール4は、軸部材であり、その断面形
状は円形や角形など特に限定されるものではない。ここ
で、本第1ガイドレール4は、本発明の第1可動体を構
成する。
【0021】第1ガイドレール4には、本発明の第1案
内部材を構成する第1直線案内軸受5が嵌合して設けら
れている。第1直線案内軸受5は、静圧気体軸受からな
り、上記第1ガイドレール4に対して軸方向、即ちX方
向に移動可能にされている。本実施の形態では、上記の
ように第1直線案内軸受5を静圧気体軸受で構成するこ
とで、該第1直線案内軸受5を上記第1ガイドレール4
に対して非接触状態にして、該第1ガイドレール4と第
1直線案内軸受5との間に生じるX方向への相対移動時
の抵抗を小さく抑えている。
【0022】上記第1直線案内軸受5には、第1アクチ
ュエータ6の第1出力軸部材6aの先端部が該第1直線
案内軸受5に対して回動可能に連結され、この第1アク
チュエータ6は基台1に固定されている。この第1の出
力軸部材6aは、上記第1ガイドレール4と直交する方
向、即ちY方向に軸心を向けて配設され、そのY方向
(軸方向)にのみ往復移動可能に設定されている。
【0023】図3に示すように、第1直線案内軸受5の
第1の出力軸部材6aの側の部分には連結片16が上下
方向に離間して設けられており、上下の連結片16の間
には第1の出力軸部材6aの先端部に設けられた軸受ボ
ックス14が配置されている。軸受ボックス14はその
軸線を垂直方向に向けて配置されており、該軸受ボック
ス14内には玉軸受15が同心に装着されている。玉軸
受15の内輪には、上下端部が上下の連結片16に止め
輪18を介して固定された連結軸17が挿通されてお
り、これにより、出力軸部材6aの先端部に対して第1
直線案内軸受5ひいてはテーブル2が水平方向に回動可
能に連結される。
【0024】また、上記テーブル2のY方向に延びる一
側面側には、第2ガイドレール7が、上記側面と所定間
隙を開け、且つ、軸をY方向に向けて配設されている。
第2ガイドレール7の両端部は、上記テーブル2の一側
面に固定されている。なお、上記第2ガイドレール7
は、軸部材であり、その断面形状は円形や角形など特に
限定されるものではない。ここで、本第2ガイドレール
7は、本発明の第2可動体を構成する。
【0025】第2ガイドレール7には、本発明の第2案
内部材及び第3案内部材を構成する第2直線案内軸受8
a及び第3直線案内軸受8bが軸方向に所定の間隔Lを
存して2箇所嵌合して並設されている。第2直線案内軸
受8a及び第3直線案内軸受8bはいずれも静圧気体軸
受からなり、上記第2ガイドレール7に対して軸方向、
即ちY方向に移動可能にされている。本実施の形態で
は、上記のように第2直線案内軸受8a及び第3直線案
内軸受8bを静圧気体軸受で構成することで、第2直線
案内軸受8a及び第3直線案内軸受8bを上記第2ガイ
ドレール7に対して非接触状態にして、第2ガイドレー
ル7と第2直線案内軸受8a及び第3直線案内軸受8b
との間に生じるY方向への相対移動時の抵抗を小さく抑
えている。
【0026】また、上記第2直線案内軸受8aには、第
2アクチュエータ9の第2の出力軸部材9aが該第2直
線案内軸受8aに対して回動可能に連結され、第2アク
チュエータ9は基台1に固定されている。第3直線案内
軸受8bには、第3アクチュエータ9cの第3の出力軸
部材9dが該第3直線案内軸受8bに対して回動可能に
連結され、第3アクチュエータ9cは基台1に固定され
ている。第2の出力軸部材9a及び第3の出力軸部材9
dは、共に上記第2ガイドレール7と直交する方向、即
ちX方向に軸心を向けて配設され、そのX方向(軸方
向)にのみ往復移動可能に設定されている。
【0027】図3に示すように、第2及び第3直線案内
軸受8a,8bの第2及び第3の出力軸部材9a,9d
側の部分には、上述した第1直線案内軸受5と同様に、
連結片16が上下方向に離間して設けられており、上下
の連結片16の間には第2及び第3の出力軸部材9a,
9dの先端部に設けられた軸受ボックス14が配置され
ている。
【0028】軸受ボックス14はその軸線を垂直方向に
向けて配置されており、該軸受ボックス14内には玉軸
受15が同心に装着されている。玉軸受15の内輪に
は、上下端部が上下の連結片16に止め輪18を介して
固定された連結軸17が挿通されており、これにより、
第2及び第3の出力軸部材9a,9dの先端部に対して
第2及び第3直線案内軸受8a,8b、ひいてはテーブ
ル2が水平方向に回動可能に連結される。
【0029】上記第1アクチュエータ6、第2アクチュ
エータ9及び第3アクチュエータ9cの構成例を説明す
ると、例えば、ロータリエンコーダでフィードバック制
御されるACサーボモータを用い、そのモータの回転駆
動を直線駆動に変換する機構として、ボールネジを用い
る。即ち、上記モータによってナット部材を回転させる
ことでナット部材に螺合するネジ棒を直線移動させ、そ
のネジ棒を第1〜第3の出力軸部材6a,9a,9dと
して上記各直線案内軸受5,8に連結する。
【0030】勿論、上記第1アクチュエータ6、第2ア
クチュエータ9及び第3アクチュエータ9cの構成は、
上記構成に限定されるものではない。各直線案内軸受
5,8a,8bを所定軸方向に進退可能であれば、リニ
アモータ等を駆動源にするなど、他の周知なリニアアク
チュエータを採用しても構わない。また、上記テーブル
2のX方向に沿った他の側面には、当該側面に沿って位
置決め用のバーミラー(反射鏡)10が取り付けられ、
そのバーミラー10とY方向で対向する位置にX方向用
の位置検出器(レーザ測長器)11が配設されている。
そして、この位置検出器11からの信号によって上記テ
ーブル2のX方向の位置が検出され、検出された位置信
号は、図示しない第2アクチュエータ9用のコントロー
ラに供給される。
【0031】同様に、上記テーブル2のY方向に沿った
他の側面には、当該側面に沿って位置決め用のバーミラ
ー12が取り付けられ、そのバーミラー12とX方向で
対向する位置にY方向用の位置検出器13が配設されて
いる。そして、この位置検出器13からの信号によって
上記テーブル2のY方向の位置が検出され、検出された
位置信号は、図示しない第1アクチュエータ6用のコン
トローラに供給される。
【0032】次に、上記構成の位置決め装置の動作や効
果等について説明する。上記構成の位置決め装置では、
上記テーブル2の上面が位置決めする面を構成し、その
テーブル2上に位置決め制御を行う物体を搭載する。そ
して、上記テーブル2をY方向に進退させるときには、
第1アクチュエータ6の第1の出力軸部材6aを目的の
長さだけ進退させる。すると、第1直線案内軸受5がY
方向に同量だけ進退し、第1ガイドレール4を介してテ
ーブル2がY方向に進退する。
【0033】このとき、第1直線案内軸受5は、上記第
1ガイドレール4に対してX方向に移動可能なので、当
該第1直線案内軸受5のY方向への移動量は、そのま
ま、第1ガイドレール4を介してテーブル2に伝達され
る。この結果、当該テーブル2は、第1アクチュエータ
6の第1の出力軸部材6aの進退量と等しい量だけY方
向に移動する。
【0034】ここで、上記第1直線案内軸受5は静圧気
体軸受であるので、当該第1直線案内軸受5から第1ガ
イドレール4への駆動力の伝達は非接触状態で行われ、
ガタツキ感が低減されるようになっている。また、上記
テーブル2がY方向へ移動する際、当該テーブル2に固
定される第2ガイドレール7が、第2及び第3直線案内
軸受8a,8bによりY方向に移動可能に規制されるこ
とで、上記テーブル2は、確実にY方向に進退する。
【0035】ここで、上記第2及び第3直線案内軸受8
a,8bは静圧気体軸受から構成されるので、第2ガイ
ドレール7がY方向に移動する際に、第2ガイドレール
7は当該第2及び第3直線案内軸受8a,8bから無理
な荷重が負荷されることは回避される。上記テーブル2
をX方向に進退させるときには、第2及び第3アクチュ
エータ9,9bの第2及び第3の出力軸部材9a,9d
を目的の長さだけ同時に進退させる。すると、第2及び
第3直線案内軸受8a,8bがX方向に同量だけ進退
し、第2ガイドレール7を介してテーブル2がX方向に
進退する。
【0036】このとき、第2及び第3直線案内軸受8
a,8bは、上記第2ガイドレール7に対してY方向に
移動可能なので、当該第2及び第3直線案内軸受8a,
8bのX方向への移動量は、そのまま、第2ガイドレー
ル7を介してテーブル2に伝達される。この結果、当該
テーブル2は、第2及び第3アクチュエータ9,9cの
出力軸部材9a,9dの進退量と等しい量だけX方向に
移動する。
【0037】ここで、上記第2及び第3直線案内軸受8
a,8bは静圧気体軸受であるので、当該第2及び第3
直線案内軸受8a,8bから第2ガイドレール7への駆
動力の伝達は非接触状態で行われ、ガタツキ感が低減さ
れるようになっている。また、上記テーブル2がX方向
へ移動する際、当該テーブル2に固定される第1ガイド
レール4が、第1直線案内軸受5によりX方向に移動可
能に規制されることで、テーブル2は、確実にX方向に
進退する。
【0038】ここで、上記第1直線案内軸受5は静圧気
体軸受から構成されるので、第1ガイドレール4がX方
向に移動する際に、第1ガイドレール4は当該第1直線
案内軸受5から無理な荷重が負荷されることは回避され
る。上記テーブル2を回転運動させる場合には、第2の
出力軸部材9aと第3の出力軸部材9dの軸方向の相対
位置を互いに変化させる。例えば、図1においてテーブ
ル2を反時計回り方向(左回り方向)に回転運動、即ち
回動させたいときには、下側の第3アクチュエータ9c
の出力軸部材9dを右側に移動し、反対にテーブル2を
時計回り方向(右回り方向)に回動させたい時には、上
側の第2アクチュエータ9の出力軸部材9aを右側に移
動する。
【0039】このとき、第2,第3直線案内軸受8a,
8b及び第1直線案内軸受5が、それぞれ第2の出力軸
部材9aの先端部、第3の出力軸部材9dの先端部及び
第1の出力軸部材6aの先端部に玉軸受15を介して水
平方向に回動可能に連結されることにより、テーブル2
の回動が許容され、また、テーブル2の回動の角度量は
第2,第3アクチュエータ9,9cの出力軸部材9a,
9dの各軸線間の距離L及び第2,第3アクチュエータ
9,9cの出力軸部材9a,9dの相対位置の変化量に
よって決定される。
【0040】ここで、テーブル2の回動時には、第2及
び第3直線案内軸受8a,8bから第2ガイドレール7
へ駆動力が伝達されるが、第2及び第3直線案内軸受8
a,8bは静圧気体軸受であるので、該駆動力の伝達は
非接触状態で行われてガタツキ感が低減される。また、
第1直線案内軸受5は静圧気体軸受で構成されているの
で、第1ガイドレール4が回動する際に、第1ガイドレ
ール4は第1直線案内軸受5から無理な荷重が負荷され
ることが回避される。
【0041】上述のように、第1〜第3アクチュエータ
6,9,9cは、相互に干渉することなく上記テーブル
2を同時に駆動可能であるので、上記テーブル2は、同
時にX方向、Y方向及び回動方向へ移動させることが可
能となっている。このように本実施の形態の位置決め装
置においては、従来のように二つの一軸テーブルを直交
させた状態で積み重ね、さらにその上にθテーブルを重
ねた構造ではなく、一つのテーブル2を直接,移動させ
る構造であるので、従来よりも装置を薄型にすることが
できる。
【0042】また、テーブル2を浮上支持する軸受3
が、テーブル2の下面に固定されているので、そのテー
ブル2が任意の位置に移動しても当該テーブル2と軸受
3との相対的位置関係は変更されることはない。この結
果、上記軸受3が負担する荷重は常にほぼ一定に維持さ
れ、安定してテーブル2を支持可能となり、もって、真
直度が従来よりも向上する。即ち、テーブル2が移動す
る際に生じる当該テーブル2の上下方向への不要な変動
が小さく抑えられる。
【0043】また、上記テーブル2は、従来のように上
下に直列状に配置された三つの軸受によって支持され
ず、テーブル2に固定された静圧気体軸受3が基台1に
対向する構造であるので、軸受による支持剛性が高くな
り、従来よりも外部からの振動等に対する振動発生が低
減し、耐振動性が向上する。また、各アクチュエータ
6,9,9cの各出力軸部材6a,9a,9dの軸心を
いずれも位置決めすべきテーブル2の高さ方向中央位置
に設定できるために、確実に駆動力を移動方向に沿って
上記テーブル2に伝達可能となる。さらに、テーブル2
のX方向及びY方向の位置検出にしても、X方向及びY
方向ともに、位置検出器11,13の信号検出位置を位
置決めするテーブル2の側面中央に設定されて、位置検
出位置と対象とするテーブル2の上下方向の距離を小さ
くすることが可能となる。この結果、アッベの誤差を従
来よりも小さく抑えることが可能となり、位置決め精度
が向上する。
【0044】また、上記のような装置では、X方向及び
Y方向への駆動のためのガイド機構やアクチュエータの
構成を同一平面上に設定可能となるので、第1アクチュ
エータ6への負荷と第2アクチュエータ9への負荷と第
3アクチュエータへの負荷との差が少ない。この結果、
各アクチュエータ6,9,9cの制御系のゲインが互い
に略同一となり、同種の調整によって各アクチュエータ
6,9,9cの調整作業が可能となる。従って、調整が
容易となり、安定した品質を得ることが可能となる。
【0045】また、X方向及びY方向ともアクチュエー
タ6,9,9cで負担する荷重はテーブル2の重量に応
じた荷重となり、従来のように、一方のアクチュエータ
が負担する荷重が大きいために一方の軸方向の制御性が
低下して位置決め時間が長くなることが回避され、X方
向,Y方向及び回転方向とも同一の短い時間で位置決め
が可能となり、装置全体の制御性やバランス性等が向上
する。
【0046】また、使用するテーブル2が一つになった
り、テーブル2を支持する軸受3も一つのテーブルを支
持する軸受で良いなど、所定の精度が要求される部品数
が従来に比べて大幅に削減できる。このことは、組立を
容易にすると共に、装置の小型化に繋がる。なお、上記
実施の形態では、第1及び第2ガイドレール4,7を可
動体とし、第1、第2及び第3直線案内軸受5,8a,
8bを案内部材としているが、これに限定されるもので
はない。例えば、上記直線案内軸受5,8a,8bを、
軸心をX方向又はY方向に向けた状態でテーブル2に固
定して可動体とし、ガイドレール4,7を、アクチュエ
ータ6,9,9cの出力軸部材6a,9a,9dに連結
して案内部材としても構わない。また、この構成を一方
の軸方向にのみ採用しても構わない。
【0047】また、上記実施の形態では、第2及び第3
直線案内軸受8a,8bと第2及び第3アクチュエータ
9,9cとを図1で左方に並設した場合を例に採った
が、これに限定されず、図1で第2ガイドレール7と第
2及び第3直線案内軸受8a,8bと第2,第3アクチ
ュエータ9,9cとをいずれもテーブル2の右方に設け
ても構わない。
【0048】さらに、上記実施の形態では、第1直線案
内軸受5と第1アクチュエータ6との連結、第2直線案
内軸受8aと第2アクチュエータ9との連結、及び第3
直線案内軸受8bと第3アクチュエータ9cとの連結を
玉軸受15を介して行っているが、これに限定されず、
水平方向に回動可能に連結される限りにおいて、例えば
玉継手やその他の継手を用いて連結しても構わない。
【0049】次に、図4及び図5を参照して、本発明の
第2の実施の形態の位置決め装置について説明する。上
記第1の実施の形態と同様な部材には同一の符号を付し
て説明を省略する。本実施の形態の位置決め装置の基本
構成は、上記第1の実施の形態の装置と同様であり、上
記第1,第2ガイドレール4,7、及び第1〜第3直線
案内軸受5,8a,8bをテーブル2の下側に配置して
いる。
【0050】即ち、テーブル2の左右方向及び前後方向
中央下方位置に、平面視で上記第1及び第2ガイドレー
ル4,7が直交するように配置される。但し、第1ガイ
ドレール4を第2ガイドレール7より下側に変位させて
互いに干渉しないようにしている。そして、各ガイドレ
ール4,7の端部が、テーブル2の下面から下方に突設
している下垂部材20に固定される。なお、図中、21
は、第1〜第3アクチュエータ6,9,9cの本体を基
台1に固定する台である。また、テーブル2の下面には
複数の円柱状の静圧気体軸受3が四隅に取付けられてい
る。
【0051】他の構成は、上記第1の実施の形態と同様
である。この場合には、各アクチュエータ6,9からの
駆動力が、それぞれテーブル2の各移動方向中央位置に
入力されるようになる。他の作用・効果は、上記第1の
実施の形態と同様である。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の位置
決め装置では、位置決めするテーブルを浮上支持する軸
受が、従来のように上下に直列に配置されずに、テーブ
ルに固定された静圧気体軸受が基台に対向するため、静
圧気体軸受による位置決めすべきテーブルの支持剛性が
従来よりも高くなる。従って、従来よりも外部からの振
動に強くなるという効果がある。
【0053】また、上記のように位置決めするテーブル
を浮上支持する軸受が配置されることで、テーブルの位
置変化による各軸受が負担する荷重変動を従来よりも小
さく抑えることが可能となり真直度が向上するという効
果がある。即ち、上記軸受の支持剛性の向上と共に、移
動中のテーブルの上下変動を小さく抑えることが可能と
なる。
【0054】また、X方向、Y方向及び回動方向にも直
接,位置決めするテーブルを移動させる構成であるの
で、テーブル移動のための各アクチュエータの駆動を制
御する位置検出を、直接,位置決めするテーブルの位置
を検出することで実施可能となる。従って、位置検出器
と位置決めすべきテーブルの高さをほぼ同じ高さに設定
可能となって、アッベの誤差を従来よりも小さく抑える
ことが可能となる。
【0055】また、一つのテーブルを支持すればよいた
め、装置を従来よりも薄く且つ小型化することが可能と
なる。さらに、テーブルを浮上支持する軸受等、所定の
精度が要求される部品数が削減可能となると共に、組立
も容易になるという効果がある。また、テーブルをX方
向、Y方向及び回転方向に移動させる各アクチュエータ
への負荷がほぼ同一となるため、各アクチュエータの制
御系のゲインをほぼ同一に設定可能となる。従って、同
種類の調整によって、第1及び第2アクチュエータの調
整が可能となる。このように、装置の調整が容易となる
と共に安定した品質を得ることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である位置決め装置
を説明するための説明的平面図である。
【図2】該位置決め装置の説明的側面図である。
【図3】図2の部分的詳細図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態である位置決め装置
を説明するための説明的側面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】従来の位置決め装置を説明するための説明的平
面図である。
【図7】図6の正面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 テーブル 3 静圧気体軸受 4 第1ガイドレール(第1可動体) 5 第1直線案内軸受(第1案内部材) 6 第1アクチュエータ 6a 第1の出力軸部材 7 第2ガイドレール(第2可動体) 8a 第2直線案内軸受(第2案内部材) 8b 第3直線案内軸受(第3案内部材) 9 第2アクチュエータ 9c 第3アクチュエータ 9a 第2の出力軸部材 9d 第3の出力軸部材 10,12 バーミラー 11,13 位置検出器 14 軸受ボックス 15 玉軸受 16 連結片 17 連結軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブルを、基台に対してX方向に進退
    させると共に上記X方向と同一平面上で直交するY方向
    に進退させて、当該テーブルを任意の位置に位置決めす
    る位置決め装置において、上記テーブルに固定されてテ
    ーブルと基台との間に配置され、当該テーブルを基台に
    対して浮上支持する静圧気体軸受と、上記テーブルに軸
    心をX方向に向けて固定される第1可動体と、その第1
    可動体に対してX方向に移動可能に設けられる第1案内
    部材と、第1案内部材に対して回動可能に連結されて第
    1案内部材をY方向に進退させる第1の出力軸部材を有
    し、且つ、基台に固定された第1アクチュエータと、上
    記テーブルに軸心をY方向に向けて固定される第2可動
    体と、その第2可動体に対してY方向に移動可能に設け
    られる第2案内部材と、第2案内部材に対して回動可能
    に連結されて第2案内部材をX方向に進退させる第2の
    出力軸部材を有し、且つ、基台に固定された第2アクチ
    ュエータと、第2可動体に対してY方向に移動可能に設
    けられる第3案内部材と、第3案内部材に対して回動可
    能に連結されて第3案内部材をX方向に進退させる第3
    の出力軸部材を有し、且つ、基台に固定された第3アク
    チュエータとを備えたことを特徴とする位置決め装置。
JP2436196A 1996-02-09 1996-02-09 位置決め装置 Pending JPH09216137A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2436196A JPH09216137A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2436196A JPH09216137A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09216137A true JPH09216137A (ja) 1997-08-19

Family

ID=12136067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2436196A Pending JPH09216137A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09216137A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9404840B2 (en) 2013-06-24 2016-08-02 Film Sales Tools, Inc. Portable gravel impact damage simulator
JP2017126601A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 日本精工株式会社 テーブル装置、位置決め装置、フラットパネルディスプレイ製造装置、及び精密機械
EP2578352A3 (de) * 2011-10-07 2017-11-22 Ludwig Ehrhardt GmbH Positioniereinrichtung für eine Presseinrichtung

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2578352A3 (de) * 2011-10-07 2017-11-22 Ludwig Ehrhardt GmbH Positioniereinrichtung für eine Presseinrichtung
US9404840B2 (en) 2013-06-24 2016-08-02 Film Sales Tools, Inc. Portable gravel impact damage simulator
JP2017126601A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 日本精工株式会社 テーブル装置、位置決め装置、フラットパネルディスプレイ製造装置、及び精密機械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9898000B2 (en) Planar positioning system and method of using the same
EP0527739B1 (en) Servo guided stage system
US6058618A (en) Coordinate measuring machine
US5760564A (en) Dual guide beam stage mechanism with yaw control
US7271879B2 (en) Decoupled planar positioning system
US8104752B2 (en) Integrated large XY rotary positioning table with virtual center of rotation
EP0327949B1 (en) Alignment stage device
CN100580545C (zh) 用于样本检测和处理的高分辨率动态定位机构
CN104105941A (zh) 具有被约束的配重的坐标测量机
US7504794B2 (en) Planar motor
JP4231486B2 (ja) X−yステージ装置
JP3673169B2 (ja) X−yステージ装置
EP1008419B1 (en) Vertical axis translation mechanism
JPH09216137A (ja) 位置決め装置
US8174154B2 (en) Air bushing linear stage system
JP3098421B2 (ja) 静圧空気軸受け式案内装置
JPH09317767A (ja) 位置決め装置
US6466324B1 (en) Servo guided stage system with yaw sensor
JPH09155665A (ja) 位置決め装置
JP2007054953A (ja) 位置決め装置
JP2008103663A (ja) 摩擦駆動搬送装置
KR100434975B1 (ko) 범용 나노 스테이지의 구동장치 및 그 방법
WO2024149978A1 (en) A machine tool and a rotary machine drive for the machine tool
JPH10154012A (ja) ステージ機構
JPH044168Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040831